JP5599199B2 - 油性化粧料 - Google Patents

油性化粧料 Download PDF

Info

Publication number
JP5599199B2
JP5599199B2 JP2010038135A JP2010038135A JP5599199B2 JP 5599199 B2 JP5599199 B2 JP 5599199B2 JP 2010038135 A JP2010038135 A JP 2010038135A JP 2010038135 A JP2010038135 A JP 2010038135A JP 5599199 B2 JP5599199 B2 JP 5599199B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
mol
cellulose
mass
hours
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010038135A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011173818A (ja
Inventor
英子 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2010038135A priority Critical patent/JP5599199B2/ja
Publication of JP2011173818A publication Critical patent/JP2011173818A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5599199B2 publication Critical patent/JP5599199B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Description

本発明は、油性化粧料に関する。
油性化粧料は油を連続相とする化粧料で、***や皮膚に塗布されて、乾燥を防ぎ、滑らかな感触を付与するものである。また、顔料を含有させて、口紅、アイシャドウ、ファンデーション等のメイクアップ化粧料として用いることができる。メイクアップ化粧料は、色味や質感を付与する化粧料であり、その仕上がりが長時間持続することが求められる。また、衣服やカップ等へ二次付着しないことも強く要望されている。
近年、化粧持続性を向上させ、二次付着を防止するため、皮膜形成剤や揮発油剤、水分ゲル化剤を用いる傾向にある(例えば、特許文献1〜7)。
特開平7-267826号公報 特開平8−225432号公報 特開平9−48709号公報 特開2000−53530号公報 特開平5−178722号公報 特開平6−305933号公報 特開平7−25728号公報
しかしながら、皮膜形成剤を用いる場合は使用感の悪化、皮膜感、違和感が伴い、揮発油剤を用いると、経時でのツヤの低下や口紅がやせる問題があった。一方、水分ゲル化剤を用いると、油性基材中での分散性が悪化し、配合時の顔料凝集による外観の悪化の問題があった。これらの問題はこれまでにも改善されてきているが、充分と言えるものではなかった。また、これらの方法による化粧持続性向上は、顔料等の色材のみが皮膚の荒れた部分に選択的に残存したり、皺に入り込んだりするなどの問題が生じ、美しい化粧仕上がりの持続性とは言えなかった。
本発明は、美しい化粧仕上がりの持続性となめらかな感触の持続性とが高度に両立する油性化粧料を提供することを課題とする。
本発明者は、非イオン性親水基を分子中に0.1〜50質量%含有するシリコーンを、特定のセルロース誘導体と共に用いることにより、美しい化粧仕上がりの持続性に優れ、且つなめらかな感触が持続する油性化粧料が得られることを見出した。
本発明は、次の成分(A)及び(B):
(A)主鎖にセルロース骨格を有し、全水酸基の67mol%以上が基−O−M−R(MはCH2又はカルボニル基C=Oを示し、Rは炭素数3〜40の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示す)で置換されているセルロース誘導体 0.1〜15質量%、
(B)非イオン性親水基を分子中に0.1〜50質量%含有するシリコーン 0.1〜50質量%
を含有する油性化粧料を提供するものである。
本発明の油性化粧料は、皮膚の荒れた部分や皺などに色材が凝集して残ることがなく、美しい化粧仕上がりの持続性に優れ、しかも、違和感のない、なめらかな感触や、乾燥感のなさが持続するものである。
本発明で用いる成分(A)のセルロース誘導体は、主鎖にセルロース骨格を有するものであれば特に限定されないが、原料セルロース誘導体としては、セルロースを含むほか、アセチルセルロース、アセチルブチルセルロース等の短鎖アシル化セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース等の短鎖アルキルエーテル化セルロース、ヒドロキシアルキル基、グリセリルエーテル基、(モノ)アルキルグリセリルエーテル基で変性されたセルロースが好ましい。より具体的には、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、グリセリルセルロース、メチルグリセリルセルロース等が挙げられる。
更には、原料セルロース誘導体としては、以下の構成単位を有するものが好ましい。
Figure 0005599199
(式中、R'は炭素数2〜8の直鎖又は分岐鎖のアルキレン基を示し、nはグルコース単位当たりのR'Oの平均付加モル数が0.1〜10となる数を示す)
当該構成単位において、R'としては、直鎖又は分岐鎖の炭素数2〜4のアルキレン基が好ましく、更には、エチレン基及びプロピレン基が好ましい。またnとしては、グルコース単位当たりのR'Oの平均付加モル数が0.3〜5となる数が好ましく、0.5〜4.5となる数がより好ましく、1〜4となる数が更に好ましい。
原料セルロース誘導体の好ましいものとしては、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等が挙げられ、特に、ヒドロキシプロピルセルロースが好ましい。
また、原料セルロース誘導体の重量平均分子量(Mw)は、油剤への溶解性、及び感触の点から、好ましくは1万〜400万、より好ましくは10万〜300万、更に好ましくは50万〜200万である。
原料セルロース誘導体の水酸基の置換基である基−O−M−R中、MはCH2又はカルボニル基C=Oを示し、Rは炭素数3〜40の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基である。
(i)直鎖のアルキル基としては、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、イコシル基、ヘンイコシル基、ドコシル基、トリコシル基、テトラコシル基、ペンタコシル基、ヘキサコシル基、ヘプタコシル基、オクタコシル基、ノナコシル基、トリアコンチル基、ヘントリアコンチル基、ドトリアコンチル基、トリトリアコンチル基、テトラトリアコンチル基、ペンタトリアコンチル基、ヘキサトリアコンチル基、ヘプタトリアコンチル基、オクタトリアコンチル基、ノナトリアコンチル基及びテトラコンチル基が挙げられる。
(ii)分岐鎖のアルキル基としては、メチルペンチル基、メチルヘキシル基、メチルヘプチル基、メチルオクチル基、メチルノニル基、メチルウンデシル基、メチルヘプタデシル基、エチルヘキサデシル基、メチルオクタデシル基、プロピルペンタデシル基、2−ヘキシルデシル基、2−オクチルドデシル、2−ヘプチルウンデシル基、2−デシルテトラデシル基、2−ドデシルヘキサデシル基、2−テトラデシルオクタデシル基、2−ヘキサデシルイコシル基等が挙げられる。
(iii)直鎖のアルケニル基としては、ドデセニル、トリデセニル、テトラデセニル、ペンタデセニル、ヘキサデセニル、ヘプタデセニル、オクタデセニル、ノナデセニル、イコセニル、ヘンイコセニル、ドコセニル、トリコセニル、テトラコセニル、ペンタコセニル、ヘキサコセニル、ヘプタコセニル、オクタコセニル等が挙げられる。
(iv)分岐鎖のアルケニル基としては、イソトリデセニル、イソオクタデセニル、イソトリアコンテニル、2−ブチルオクテニル、2−ヘキシルデセニル、2−オクチルドデセニル、2−デシルテトラデセニル、2−ドデシルヘキサデセニル等が挙げられる。
これらのうち、油性化粧料の塗布時の滑らかさ付与の観点から、直鎖アルキル基が好ましい。更には、伸ばしやすさ、密着性の良さから、炭素数9〜21が好ましく、更に、炭素数11〜17、特に15が好ましい。
水酸基の基−O−M−R置換率は、67mol%以上であり、特に70mol%以上が好ましく、80mol%以上100mol%がより好ましい。基−O−M−Rの置換率は、油剤への溶解性を高める観点からは高い方が好ましいが、うるおい感やすべり性の観点からは、90mol%以下が好ましい。また、水酸基が適当に残留していることが、ざらつきのなさの点で好ましい。好ましい水酸基量は2〜33mol%、より好ましくは、5〜20mol%である。
成分(A)のセルロース誘導体の重量平均分子量は、10万以上、更には20万以上が好ましく、400万以下、更には300万以下が好ましい。特に、溶解性、滑らかな感触が持続する点で、50万〜200万が好ましい。
なお、重量平均分子量(Mw)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(クロロホルム溶媒、直鎖ポリスチレンを標準として定められた較正曲線、屈折率検出器を用いる)測定によって求められるものである。
このようなセルロース誘導体は、原料セルロース誘導体と、炭素数3〜40の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を有する酸ハライドとを反応させ、原料セルロース誘導体の全水酸基の67mol%以上を置換することにより製造される。
また、MがCH2であるものは、塩基存在下に、セルロース誘導体と対応するアルキルハライドあるいはアルキルメシラート等のスルホン酸エステルを反応させることによって製造することができる。主鎖がセルロース骨格からなるものは、アセチルセルロースのエステル交換反応(アシドーリシス)によっても得ることができる。この方法によれば、水酸基の残留量が極めて低いセルロースエステル誘導体が得られる。
具体的には、ヒドロキシエチルセルロースラウリン酸エステル、ヒドロキシエチルセルロースミリスチン酸エステル、ヒドロキシエチルセルロースパルミチン酸エステル、ヒドロキシエチルセルロースステアリン酸エステル、ヒドロキシエチルセルロースベヘン酸エステル;ヒドロキシプロピルセルロースラウリン酸エステル、ヒドロキシプロピルセルロースミリスチン酸エステル、ヒドロキシプロピルセルロースパルミチン酸エステル、ヒドロキシプロピルセルロースステアリン酸エステル、ヒドロキシプロピルセルロースベヘン酸エステル;ヒドロキシエチルメチルセルロースラウリン酸エステル、ヒドロキシエチルメチルセルロースミリスチン酸エステル、ヒドロキシエチルメチルセルロースパルミチン酸エステル、ヒドロキシエチルメチルセルロースステアリン酸エステル、ヒドロキシエチルメチルセルロースベヘン酸エステル;ヒドロキシプロピルメチルセルロースラウリン酸エステル、ヒドロキシプロピルメチルセルロースミリスチン酸エステル、ヒドロキシプロピルメチルセルロースパルミチン酸エステル、ヒドロキシプロピルメチルセルロースステアリン酸エステル、ヒドロキシプロピルメチルセルロースベヘン酸エステル等が挙げられる。中でも、ヒドロキシプロピルセルロースラウリン酸エステル、ヒドロキシプロピルセルロースミリスチン酸エステル、ヒドロキシプロピルセルロースパルミチン酸エステル、ヒドロキシプロピルセルロースステアリン酸エステル、ヒドロキシプロピルセルロースベヘン酸エステルが好ましく、ヒドロキシプロピルセルロースパルミチン酸エステルが特に好ましい。
成分(A)のセルロース誘導体は、1種以上用いることができ、皮膚への塗布しやすさの観点から、本発明の油性化粧料中に0.1〜15質量%含有される。更に、0.2質量%以上、特に0.5質量%以上含有するのが好ましく、更に15質量%以下、特に10質量%以下が好ましい。この範囲であれば、後述の油剤との組み合わせから、塗布後のなめらかさがより持続する。
本発明で用いる成分(B)の非イオン性親水基を分子中に0.1〜50質量%含有するシリコーンの骨格は、主鎖にシリコーン骨格を有するものであれば特に限定されないが、以下の構造式(2)で表されるものが好ましい。
Figure 0005599199
(式中、R1〜R9は同一でも異なっていても良く、炭素数1〜32の直鎖又は分岐鎖の炭化水素基を示し、Qは非イオン性親水基を有する置換基を示す。1≦m≦500、1≦n≦50である)
式(2)において、R1〜R9で示される、炭素数1〜32の直鎖又は分岐鎖の炭化水素基としては、炭素数1〜22の直鎖又は分岐鎖の炭化水素基が好ましく、更に炭素数1〜18の直鎖又は分岐鎖の炭化水素基が好ましい。Qは非イオン性親水基を有するものであれば特に限定されず、例えばポリオキシアルキレン基、(ポリ)グリセリル基、糖残基、ポリアミド基、ポリウレタン基等が挙げられる。ポリオキシアルキレン基、アルキルグリセリルエーテル基が好ましく、特に、−(CH2a−O−(C24O)b−(C36O)d−R10で表されるポリオキシアルキレン基、又は−(CH2e−O−CH2−CH(OR11)−CH2OR12で表されるアルキルグリセリルエーテル基が好ましい(aは1〜18の数を示し、b、dは平均数であって、1〜50の数を示し、eは3〜20の数を示す。R10、R11、R12は水素原子、又は炭素数1〜18の直鎖若しくは分岐鎖の炭化水素基を示す)。Qで示される非イオン性親水基を有する置換基は、分子中に0.1〜50質量%、好ましくは5〜25質量%含有される。
また、mは、1≦m≦500であり、好ましくは5≦m≦200、特に好ましくは20≦m≦100である。nは、1≦n≦50であり、好ましくは2≦n≦30、特に好ましくは3≦n≦20である。
式(2)で表される成分(B)のシリコーンとしては、ポリオキシアルキレン変性シリコーン、アルキルグリセリルエーテル変性シリコーンが好ましい。
ポリオキシアルキレン変性シリコーンとしては、例えば、東レ・ダウコーニング社製のSH3771M、SH3772M、SH3773M、SH3775M、SH3749や、信越化学工業社製のKF−6011、KF−6012、KF−6013、KF−6015、KF−6016、KF6017、KF−6004等が挙げられる。
アルキルグリセリルエーテル変性シリコーンは、式(2)において、Qが−(CH2e−O−CH2−CH(OR11)−CH2OR12で表されるものが好ましく、R11とR12は同一でも異なっていても良く、水素原子又は炭素数1〜5の炭化水素基が好ましく、特に水素原子が好ましい。
このようなアルキルグリセリルエーテル変性シリコーンは、例えば特開平4−134013号公報に記載の方法に従って、少なくとも1個のケイ素−水素結合を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンに、対応するアルケニルグリセリルエーテルを反応させることにより製造することができる。
成分(B)のシリコーンは、1種以上用いることができ、本発明の油性化粧料中に0.1〜50質量%含有され、好ましくは1〜20質量%含有される。0.1質量%未満では、化粧持続性等の効果が十分ではなく、50質量%を超えると、感触、顔料の分散性の点で好ましくない。
本発明の油性化粧料は、前記成分(A)及び(B)に加え、成分(C)として、25℃で液状のエステル油を含有するのが、溶解性の点で好ましい。
かかるエステル油としては、通常の化粧料に用いられるものであれば制限されず、例えば、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソプロピル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ステアリン酸ブチル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸オレイル、リシノレイン酸オクチルドデシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、エルカ酸オクチルドデシル、ヒドロキシステアリン酸オクチル、マカデミアナッツ油、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、アボガド油、ヒマワリ油、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル等が挙げられる。
成分(C)のエステル油としては、特に、分岐脂肪酸エステルが、成分(A)のセルロース誘導体を溶解しやすい点で好ましい。
分岐脂肪酸エステルとしては、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソプロピル、リンゴ酸ジイソステアリル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、オレイン酸オクチルドデシル、エルカ酸オクチルドデシル等が挙げられる。特に、分岐脂肪酸分岐アルコールエステルが好ましく、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシルがより好ましく、更に、イソノナン酸イソトリデシルが好ましい。
成分(C)のエステル油は、1種以上用いることができ、成分(A)のセルロース誘導体の溶解性と油性化粧料の使用感(伸び、馴染み)の観点から、本発明の油性化粧料中に10〜80質量%、特に20〜60質量%含有されるのが好ましい。
本発明の油性化粧料は、更に、感触調整剤として、分岐脂肪酸、高級アルコール、シリコーン油を含有することができる。分岐脂肪酸としては、炭素数10〜32のもので、イソノナン酸、イソステアリン酸等が挙げられ、高級アルコールとしては、炭素数10〜30のもので、ラウリルアルコール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等が挙げられる。シリコーン油としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジメチルシクロポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等が挙げられる。
また、本発明の油性化粧料は、保形剤として、ワックス成分を含有することができる。かかるワックス成分としては、例えば、キャンデリラロウ、ライスワックス、カルナウバロウ、木ロウ等の植物性ワックス;ミツロウ、鯨ロウ等の動物性ワックス;モンタンワックス、オゾケライト、セレシン等の鉱物系ワックス;マイクロクリスタリンワックス、パラフィン等の石油系ワックス;硬化ひまし油、水素添加ホホバ油、12−ヒドロキシステアリン酸、ステアリン酸アミド、無水フタル酸イミド、シリコーンワックス等の合成ワックス;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、ラノリン脂肪酸等の脂肪酸などが挙げられる。
このほか、色材として、体質顔料、着色顔料、パール顔料等を用いることができる。
体質顔料としては、例えば、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、タルク、セリサイト、マイカ、カオリン、クレー、ベントナイト、オキシ塩化ビスマス、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等の無機顔料及びこれらの複合粉体が挙げられる。
着色顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、黄酸化鉄、ベンガラ、黒酸化鉄、酸化クロム、水酸化クロム等の金属酸化物、マンガンバイオレット、チタン酸コバルト等の金属錯体、更にカーボンブラック等の無機顔料、タール系色素、レーキ顔料等の有機顔料、カルミン等の天然色素などが挙げられる。
パール顔料としては、雲母、合成金雲母、ガラス等の表面を酸化チタン、酸化鉄、酸化ケイ素、紺青、酸化クロム、カルミン、有機顔料等の着色剤で被覆したものなどを用いることができる。
これらの色材は、通常の方法により、撥水処理、撥水・撥油化処理等の各種表面処理を施して用いても良い。
さらに、本発明の油性化粧料は、前記成分以外に、通常の化粧料に用いられる成分、例えば、界面活性剤、低級アルコール、多価アルコール、成分(A)及び成分(B)以外の高分子化合物、紫外線吸収剤、酸化防止剤、染料、香料、色素、防汚剤、保湿剤、水等を含有することができる。
本発明の化粧料は、粘弾性測定において、法線応力を示す。法線応力とは、材料にせん断を与えた際に、せん断面に垂直方向に発生する面を押し広げるように働く応力である。具体的には、化粧料をガラスシャーレ中でスパチュラを用いて押しつぶし、ダマがなくなるまで、練りまぜた後、回転式粘弾性測定装置(例えば、アントンパール社製、MCR−301)を用い、直径25mmコーンプレート(CP25-2)、30℃にて、ずり速度0.001s-1から1000s-1までの間を対数軸で等分して19点を低ずり速度側から測定するとき、ずり速度1000s-1までに10Pa以上の第1法線応力差N1を示す。好ましい方線応力の範囲は1000s-1において、50〜10000Pa、更に100〜5000Pa、特に300〜3000Paである。法線応力が10Pa以下では、滑らかな感触が低下し、突っ張り感を感じる傾向がある。一方、法線応力が10000Pa以上では、感触が重くなったり、糸引きを生じたりする場合がある。
本発明の油性化粧料は、通常の方法により製造することができ、その剤型としては、固形、半固形、ゲル、液状等のいずれでも良い。
本発明の油性化粧料は、皮膚、***、睫毛、爪、毛髪に使用され、油剤を連続相とする化粧料である。口紅、リップグロス、リップライナー等の***化粧料や、マスカラ、アイライナー、アイシャドウ、チークカラー、ファンデーション、コンシーラー等のメイクアップ化粧料、クリーム、乳液、美容液、マッサージ剤、デオドラント、サンスクリーン、育毛剤、ヘアカラー、ヘアワックス、ヘアフォームなどとすることができ、特に、***化粧料として好適である。
製造例1(セルロース誘導体1の製造)
窒素下クロロホルム中室温で10g(16.6×10-6mol)のヒドロキシプロピルセルロース(セルニーM;日本曹達社製)に、100gのピリジン(1.26mol)を加えて溶解させた。50g(0.172mol)の塩化パルミトイルを0.5時間かけて滴下した。その後50℃で15時間反応させ、メタノール中で沈殿させて精製し、乾燥させると、ヒドロキシプロピルセルロースパルミチン酸エステルが得られた。(重量平均分子量87万、平均アシル置換度は全水酸基の85mol%)
(重量平均分子量の測定)
重合体の平均分子量(Mw)は、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)によって測定した。示差屈折検出器、カラムはGMHHR-Hを接続したものを用いた。サンプルは、溶離液で0.5g/100mLの濃度に調整し、20μLを用いた。溶離液には、1mmol/Lのジメチルラウリルアミンを含むクロロホルムを使用した。カラム温度は40℃で、流速は1.0mL/分で行った。
(平均アシル(エステル)置換度の測定)
セルロース誘導体を約0.5g精秤し、5N水酸化ナトリウム4mL及びエタノール25mLを加え、約90℃で5時間還流し、完全にエステルを加水分解した。水を30g加え、約90℃で5時間還流した後、リン酸で中和し、完全に中和されていることをpH試験紙で確認した。テトラヒドロフラン70gを加え30分撹拌、3時間室温で静置した後に、上澄み液を、日立L-7000型高速液体クロマトグラフィーを使用し、脂肪酸の量を測定した。検出器は日立L-7400(UV測定)を用い、210nmの波長で測定し、溶離液にはTHF:水:リン酸=60:39:1を使用した。
製造例2(セルロース誘導体2の製造)
窒素下クロロホルム中室温で10g(16.6×10-6mol)のヒドロキシプロピルセルロース(セルニーM;日本曹達社製)に、100gのピリジン(1.26mol)を加えて溶解させた。35.5g(0.172mol)の塩化カプロイルを0.5時間かけて滴下した。その後50℃で15時間反応させ、メタノール中で沈殿させて精製し、乾燥させると、ヒドロキシプロピルセルロースカプリン酸エステルが得られた。(重量平均分子量70万、平均アシル置換度は全水酸基の85mol%)
製造例3(セルロース誘導体3の製造)
窒素下クロロホルム中室温で10g(16.6×10-6mol)のヒドロキシプロピルセルロース(セルニーM;日本曹達社製)に、100gのピリジン(1.26mol)を加えて溶解させた。64.4g(0.172mol)の塩化ベヘノイルを0.5時間かけて滴下した。その後50℃で15時間反応させ、メタノール中で沈殿させて精製し、乾燥させると、ヒドロキシプロピルセルロースベヘン酸エステルが得られた。(重量平均分子量100万、平均アシル置換度は全水酸基の80mol%)
製造例4(セルロース誘導体4の製造)
窒素下クロロホルム中室温で10g(10×10-5mol)のヒドロキシプロピルセルロース(セルニーSL;日本曹達社製)に、100gのピリジン(1.26mol)を加えて溶解させた。50g(0.172mol)の塩化パルミトイルを0.5時間かけて滴下した。その後50℃で15時間反応させ、メタノール中で沈殿させて精製し、乾燥させると、ヒドロキシプロピルセルロースパルミチン酸エステルが得られた。(重量平均分子量15万、平均アシル置換度は全水酸基の80mol%)
製造例5(セルロース誘導体5の製造)
窒素下クロロホルム中室温で10g(10×10-6mol)のヒドロキシプロピルセルロース(セルニーH;日本曹達社製)に、100gのピリジン(1.26mol)を加えて溶解させた。55g(0.189mol)の塩化パルミトイルを0.5時間かけて滴下した。その後50℃で15時間反応させ、メタノール中で沈殿させて精製し、乾燥させると、ヒドロキシプロピルセルロースパルミチン酸エステルが得られた。(重量平均分子量150万、平均アシル置換度は全水酸基の70mol%)
製造例6(シリコーンポリマー2の製造)
Figure 0005599199
式(3)で示されるオルガノハイドロジェンシロキサン15g(4.4mmol)、10-ウンデセニルグリセリルエーテル8.1g(33mmol)、酢酸カリウムの10%エタノール溶液0.65g(0.66mmol)及びイソプロピルアルコール50gを仕込み、これに塩化白金酸の2%イソプロピルアルコール溶液0.17g(6.6×10-3mmol)を加え、加熱して昇温した。内容物の温度を40℃に保ち、2.5時間撹拌した。溶媒を留去し、活性炭処理を行った後、減圧蒸留により、未反応の10−ウンデセニルグリセリルエーテルを留去し、褐色高粘稠物を得た。得られた生成物は、IR及びH-NMRスペクトルにより下記の式で表される化合物(シリコーンポリマー2)であることが確認された。1H-NMRより、SiHが定量的にウンデシルグリセリル基に変換されていることを確認した。アルキルグリセリルエーテル基含有率17質量%であった。
Figure 0005599199
IR(液膜、cm-1):3420(-OH), 2968, 2932, 2860(C-H), 1264(Si-CH3), 1096, 1026, 842(Si-O-Si)
H-NMR[δppm, CDCl3中、CHCl3標準(7.28ppm)]:
0.00(s, 約390H) Si-CH 3
0.35-0.50(m, 8H) Si-CH 2
1.08-1.39(br, 64H) -CH 2-
1.39-1.62(br, 8H) CH 2-CH2-O
1.96-2.29(br, 4H) CH2-OH
2.43-2.68(br, 4H) CH-OH
3.38-3.50(m, 16H) CH 2-O
3.50-3.70(m, 8H) CH 2-OH
3.70-3.86(m, 4H) CH-OH
実施例1〜11、比較例1〜3
表1に示す組成の口紅を製造し、法線応力の測定、バルクの測色(顔料分散性)をするとともに、各口紅を塗布したときの伸ばしやすさ、馴染みの良さ、仕上がりの綺麗さ、光沢感、違和感のなさ、滑らかさ、乾燥感のなさ、突っ張り感のなさ、塗布30分後カップへの移りにくさ、塗布後3時間経過後、縦ジワや荒れた部分への顔料の残り方、光沢感、違和感のなさ、滑らかさ、乾燥感のなさ、突っ張り感のなさを評価した。結果を表1に併せて示す。
(製造方法)
基剤原料(色材以外)を80℃で加熱融解して均一に混合した。次に、これに色材原料を加えて加熱状態でディスパーザーにて均一に分散させ、脱泡した後、型に流し込んで、口紅を得た。
(評価方法)
(1)法線応力:
サンプルの調製;口紅をガラスシャーレ中でスパチュラを用いて押しつぶし、ダマがなくなるまで、練りまぜた。
測定機器;回転式粘弾性測定装置(アントンパール社製 MCR−301)。
冶具;直径25mmコーンプレート、(CP25-2)。
測定温度;30℃。
サンプルをプレート間に挟みこみ、ずり速度0.001s-1から1000s-1までの間を対数軸で等分して19点測定した。ずり速度1000s-1の場合の第1法線応力差N1を求めた。
(2)顔料分散性(測色):
透明の容器に口紅バルクを80℃で流し入れ、底面側の測色を行った(分光色差計 Spectro Color Meter SE2000、日本電色工業社製)。セルロース誘導体(A)とシリコーンポリマー(B)を含有しない場合の測色値を基準として、L値、a値、b値の差を取り、差分の2乗を足し合わせた平方根をΔEとした。ΔEは小さい程良いが、10以下が好ましく、5以下が更に好ましい。
(3)伸ばしやすさ(官能評価):
専門パネラー10名により、各口紅を塗布したとき、伸ばしやすさを官能評価した。良好である(伸ばしやすい)と評価したパネラーの人数で示した。
(4)塗布時の馴染みの良さ(官能評価):
専門パネラー10名により、各口紅を塗布したときのなじみの良さ(唇への密着感)を官能評価した。良好であると評価したパネラーの人数で示した。
(5)塗布時の仕上がりの綺麗さ(官能評価):
専門パネラー10名により、各口紅を塗布したときの仕上がりの綺麗さ(顔料のムラがない)を官能評価した。良好であると評価したパネラーの人数で示した。
(6)塗布後3時間後の仕上がり(官能評価):
専門パネラー10名により、各口紅を塗布して3時間経過後、顔料や色材が皺や荒れた部分に汚く残っていないかを官能評価した。良好である(汚い残り方をしていない)と評価したパネラーの人数で示した。
(7)カップへの色移りのしにくさ(官能評価):
専門パネラー10名により、各口紅を塗布して30分経過後、カップへの色移りのしにくさを官能評価した。良好であると評価したパネラーの人数で示した。
(8)光沢感(官能評価):
専門パネラー10名により、各口紅を塗布したとき、塗布直後及び3時間後の光沢感を官能評価した。良好である(光沢感がある)と評価したパネラーの人数で示した。
(9)違和感のなさ(官能評価):
専門パネラー10名により、各口紅を塗布したとき、塗布直後及び3時間後の違和感のなさを官能評価した。良好である(違和感がない)と評価したパネラーの人数で示した。
(10)なめらかさ(官能評価):
専門パネラー10名により、各口紅を塗布したとき、塗布直後及び3時間後のなめらかさを官能評価した。良好である(なめらかである)と評価したパネラーの人数で示した。
(11)乾燥感のなさ(官能評価):
専門パネラー10名により、各口紅を塗布したとき、塗布直後及び3時間後の乾燥感のなさを官能評価した。良好である(乾燥感がない)と評価したパネラーの人数で示した。
(12)突っ張り感のなさ(官能評価):
専門パネラー10名により、各口紅を塗布したとき、塗布直後及び3時間後の突っ張り感のなさを官能評価した。良好である(突っ張り感がない)と評価したパネラーの人数で示した。
Figure 0005599199

Claims (3)

  1. 次の成分(A)、及び(B):
    (A)主鎖にセルロース骨格を有し、全水酸基の67mol%以上が基−O-M-R (MはCH2又はカルボニル基C=Oを示し、Rは炭素数3〜40の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示す)で置換されているセルロース誘導体 0.1〜15質量%、
    (B)非イオン性親水基を分子中に0.1〜50質量%含有するシリコーン 20質量%
    を含有する油性化粧料。
  2. 成分(B)の非イオン性親水基が、ポリオキシアルキレン基又はアルキルグリセリルエーテル基である請求項1記載の油性化粧料。
  3. 更に、(C)25℃で液状のエステル油を含有する請求項1又は2記載の油性化粧料。
JP2010038135A 2010-02-24 2010-02-24 油性化粧料 Active JP5599199B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010038135A JP5599199B2 (ja) 2010-02-24 2010-02-24 油性化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010038135A JP5599199B2 (ja) 2010-02-24 2010-02-24 油性化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011173818A JP2011173818A (ja) 2011-09-08
JP5599199B2 true JP5599199B2 (ja) 2014-10-01

Family

ID=44687046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010038135A Active JP5599199B2 (ja) 2010-02-24 2010-02-24 油性化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5599199B2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6026164B2 (ja) * 2012-07-18 2016-11-16 花王株式会社 ***化粧料
JP6018827B2 (ja) * 2012-07-24 2016-11-02 花王株式会社 油性化粧料
JP6244125B2 (ja) * 2013-07-03 2017-12-06 花王株式会社 ***化粧料
JP6196891B2 (ja) * 2013-11-25 2017-09-13 花王株式会社 油性化粧料
JP6309825B2 (ja) * 2014-05-28 2018-04-11 花王株式会社 油性化粧料
JP6614642B2 (ja) * 2015-07-23 2019-12-04 株式会社ダイセル メイクアップ化粧料用組成物
JP6730800B2 (ja) * 2015-11-27 2020-07-29 花王株式会社 油性化粧料
JP6829581B2 (ja) 2015-11-27 2021-02-10 花王株式会社 油性化粧料
JP6886276B2 (ja) * 2016-11-30 2021-06-16 花王株式会社 ***化粧料
JP7067871B2 (ja) * 2017-03-31 2022-05-16 花王株式会社 油性化粧料
JP6933504B2 (ja) * 2017-05-26 2021-09-08 花王株式会社 油性化粧料
JP7106350B2 (ja) * 2017-05-26 2022-07-26 花王株式会社 油性化粧料
JP7022535B2 (ja) * 2017-08-28 2022-02-18 花王株式会社 油性化粧料
WO2024090223A1 (ja) * 2022-10-26 2024-05-02 株式会社 資生堂 油性***化粧料

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63260955A (ja) * 1987-04-20 1988-10-27 Shin Etsu Chem Co Ltd シリコ−ン組成物
JP2754108B2 (ja) * 1991-12-26 1998-05-20 花王株式会社 油性固形化粧料
CA2087488A1 (en) * 1992-01-27 1993-07-28 Thomas G. Majewicz Oil soluble polysaccharides
JP3389271B2 (ja) * 1992-11-13 2003-03-24 株式会社コーセー 化粧料
JP3477222B2 (ja) * 1993-04-21 2003-12-10 花王株式会社 油性固型化粧料
JP3160427B2 (ja) * 1993-07-09 2001-04-25 花王株式会社 油性化粧料
JP2003508472A (ja) * 1999-09-03 2003-03-04 ロレアル ソシエテ アノニム 特定のポリサッカライド樹脂を含む化粧品組成物
FR2883470B1 (fr) * 2005-03-24 2011-03-25 Oreal Kit de maquillage et/ou de soin susceptible de procurer un effet volumateur

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011173818A (ja) 2011-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5599199B2 (ja) 油性化粧料
JP5651307B2 (ja) 油性化粧料
JP5708221B2 (ja) 皮膜形成性重合体を含む化粧料
CN101868505B (zh) 凝胶组合物和化妆品
JP5239122B2 (ja) オルガノポリシロキサン粉体処理剤及び該処理剤により処理された粉体並びに該粉体を含有する化粧料
JP5795281B2 (ja) 化粧料
JP5436113B2 (ja) 油性化粧料
JP4993508B2 (ja) 皮膜形成性重合体を含む化粧料
WO2004024798A1 (ja) 新規なオルガノポリシロキサン重合物及びペースト状組成物並びにその組成物を用いた化粧料
EP1578387A1 (en) Transparent or translucent care and/or make-up cosmetic composition structured with silicone polymers
JP6196891B2 (ja) 油性化粧料
JP6309825B2 (ja) 油性化粧料
WO2004110393A1 (ja) 化粧料
JP7360541B2 (ja) 化粧品組成物
KR20110059834A (ko) 유성 화장료
TW201936724A (zh) (甲基)丙烯酸矽酮接枝聚合體及其製造方法、以及化妝料
JP2002363445A (ja) オルガノポリシロキサン粉体処理剤及びそれを用いて処理された表面処理粉体、並びにこの表面処理粉体を含有する化粧料
JP2011079746A (ja) 油性化粧料
JP2009132638A (ja) 化粧料
JP5651308B2 (ja) 油性化粧料
JP6037715B2 (ja) 口紅組成物
JP7240345B2 (ja) 化粧料
JP6224316B2 (ja) ***化粧料
CN108289826B (zh) 油性化妆品
JP5765847B2 (ja) シリコーンリン酸トリエステルを含有する粉体分散剤、粉体分散体及びそれを含有する化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140722

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140812

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5599199

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250