JP5595252B2 - 連携支援装置、プログラム、連携支援方法、連携支援システム及び通信装置 - Google Patents
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Description
2つのアプリケーションを連携させるには、例えば、第1のアプリケーションの出力データの種別と第2のアプリケーションの入力データの種別が一致するといったような一定の条件を満たすことが必要である。そこで、連携させるアプリケーションの選択を支援するための技術が提案されている。例えば、特許文献1では、アプリケーションから出力されたデータの項目と連携サーバ装置に保持された条件(他のアプリケーションの入力データの項目)とを比較することによって、当該アプリケーションと連携可能なアプリケーションを抽出する技術が提案されている。特許文献2では、アプリケーションで指定されたデータの項目とデータ連携装置に保持された条件(他のアプリケーションが受信又は送信するデータの項目)とを比較することによって、当該アプリケーションと連携可能なアプリケーションを抽出する技術が提案されている。
本発明は、連携させるアプリケーションの選択を容易にすることを目的とする。
請求項2に係る連携支援装置は、請求項1に記載の連携支援装置において、前記特定手段は、前記連携候補リスト作成手段によって作成された連携候補リストから選択されたアプリケーションの入力データの種別を特定し、前記連携候補リスト作成手段は、前記特定手段により特定された入力データの種別と同じ種別の出力データを出力するアプリケーションを前記アプリケーションデータベースから抽出し、抽出したアプリケーションのうち、前記第1のアプリケーションに該当するアプリケーション、又は、前記第1のアプリケーションの出力データと同じ種別のデータを入力データとして入力するアプリケーションの優先度を他のアプリケーションの優先度よりも高くすることを特徴とする。
請求項4に係る連携支援装置は、複数のアプリケーションを連携させる場合に最初に実行する第1のアプリケーションを識別するための第1のアプリケーション識別子と、最後に実行する第2のアプリケーションを識別するための第2のアプリケーション識別子とを受信する受信手段と、アプリケーションを識別するためのアプリケーション識別子と、当該アプリケーションの入力データの種別と、当該アプリケーションの出力データの種別とを対応付けて記憶したアプリケーションデータベースにより、前記第1のアプリケーションの出力データの種別と前記第2のアプリケーションの入力データの種別とを特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された出力データ及び入力データの種別と、前記アプリケーションデータベースの記憶内容とに基づいて、前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションに連携させるアプリケーションの候補を示すデータである連携候補リストを作成し、作成した連携候補リストを前記第1及び第2のアプリケーション識別子の送信元に送信する連携候補リスト作成手段と、前記連携候補リストから選択されたアプリケーションを示すアプリケーション識別子を前記送信元から受信し、当該アプリケーション識別子と前記第1及び第2のアプリケーション識別子を含むデータである連携ルールを作成する連携ルール作成手段とを有し、前記アプリケーションデータベースは、アプリケーションが最初に実行されるアプリケーションの候補であるか否かを示す情報をアプリケーション識別子と対応付けて記憶し、前記連携候補リスト作成手段は、前記連携候補リストから選択されたアプリケーションが最初に実行されるアプリケーションの候補でなく、且つ、当該アプリケーションが入力データの入力を要するアプリケーションである場合に、当該アプリケーションの入力データの種別を前記特定手段によって特定し、特定された入力データの種別と、前記アプリケーションデータベースの記憶内容とに基づいて、前記連携候補リストを作成することを特徴とする。
請求項6に係る連携支援方法は、通信部が、複数のアプリケーションを連携させる場合に最初に実行する第1のアプリケーションを識別するための第1のアプリケーション識別子と、最後に実行する第2のアプリケーションを識別するための第2のアプリケーション識別子とを受信する第1ステップと、制御部が、アプリケーションを識別するためのアプリケーション識別子と、当該アプリケーションの入力データの種別と、当該アプリケーションの出力データの種別とを対応付けて記憶したアプリケーションデータベースにより、前記第1のアプリケーションの出力データの種別と前記第2のアプリケーションの入力データの種別とを特定する第2ステップと、前記制御部が、前記第2ステップによって特定された出力データ及び入力データの種別と、前記アプリケーションデータベースの記憶内容とに基づいて、前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションに連携させるアプリケーションの候補を示すデータである連携候補リストを作成し、前記通信部が、作成した連携候補リストを前記第1及び第2のアプリケーション識別子の送信元に送信する第3ステップと、前記通信部が、前記連携候補リストから選択されたアプリケーションを示すアプリケーション識別子を前記送信元から受信し、前記制御部が、当該アプリケーション識別子と前記第1及び第2のアプリケーション識別子を含むデータである連携ルールを作成する第4ステップとを有し、前記第3ステップにおいて、前記制御部は、前記連携候補リストを表示する場合の各候補の優先度を含む連携候補リストを作成し、前記第2ステップにおいて特定された入力データと同じ種別の出力データを出力するアプリケーションを前記アプリケーションデータベースから抽出し、抽出したアプリケーションのうち、前記第1のアプリケーションに該当するアプリケーション、又は、前記第1のアプリケーションの出力データと同じ種別のデータを入力データとして入力するアプリケーションの優先度を他のアプリケーションの優先度よりも高くすることを特徴とする。
本発明の実施形態について説明する。
(1.1)構成
図1は、本実施形態の構成の全体を示す図である。本実施形態の主な構成要素は、通信装置100、移動通信網200、通信網400、アプリケーション管理装置500、連携支援装置600及び履歴管理装置700である。
通信装置100は、例えばIMT-2000(International Mobile Telecommunication 2000)方式の通信規格に従って通信を行う携帯電話機である。移動通信網200は、基地局210及び交換機220を有し、通信装置100による通話及びパケット通信を実現する。通信網400は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)やHTTP(HyperText Transfer Protocol)等の通信プロトコルに従って通信を行うための通信網である。ゲートウェイサーバ300は、移動通信網200と通信網400との間の通信プロトコルの変換を行う。実際には、図示した以外にも多数の通信装置100、基地局210、交換機220が設けられているが、図示は省略した。
パケット通信部103は、通信装置100を移動通信網200に接続してパケット通信を行うための通信インターフェイスである。パケット通信部103は、CPU101から供給されたデータに基づいてパケットを生成し、このパケットをアンテナ109を介して基地局210に送信する。また、基地局から送信されたパケットがアンテナ109によって受信されると、パケット通信部103は、このパケットをつなぎ合わせてCPU101に供給する。
操作部107は、通信装置100を操作するための操作子群であり、電源の投入/切断、通話の開始/終了、番号/記号/文字の入力、表示部108に表示されたメニューの選択等のための操作子を有する。
表示部108は、例えば液晶表示装置であり、制御部101から供給された画像データに基づく画像を表示する。
GPS(Global Positioning System)受信部112は、GPS衛星が発信するGPS信号を受信し、受信したGPS信号を制御部101に供給する。
アプリケーション識別子は、アプリケーションを一意に識別するための識別子である。
アプリケーション名は、アプリケーションに付けられた名称である。
入力データの種別は、アプリケーションを実行する場合に当該アプリケーションへの入力を要するデータの種別である。
出力データの種別は、アプリケーションを実行した場合に当該アプリケーションが出力するデータの種別である。
Eventアプリケーションは、連携させる複数のアプリケーションのうち、最初に実行するアプリケーションである。そのため、Eventアプリケーションは、電子メールの着信、GPS信号の受信、表示部108の表示状態の遷移等、特定の事象の発生を契機として他のアプリケーションに情報を引き渡すアプリケーションでなければならない。従って、例えば、他のアプリケーションからデータを受け取って動作するアプリケーションは、最初に実行するアプリケーションになり得ないから、Eventアプリケーションの候補ではない。
本実施形態では、連携させるアプリケーションの数は2つ以上であればいくつであってもよい。つまり、N個(Nは2以上の整数)のアプリケーションを連携させる場合、N番目に実行するアプリケーションがActionアプリケーションである。
Actionアプリケーション候補欄は、当該アプリケーションがActionアプリケーションの候補であるか否かを表し、Actionアプリケーションの候補である場合が○、候補でない場合が×である。
備考は、アプリケーションの機能の説明文である。
地図アプリは、位置情報を出力するアプリケーションから位置情報を受け取り、この位置情報で表される位置を中心として一定の範囲の地図を表示部108に表示させるアプリケーションである。従って、地図アプリは、Eventアプリケーションの候補ではないが、Actionアプリケーションの候補である。
次に、新着メールチェッカーは、通信装置100に電子メールが着信すると、当該電子メールの件名、本文及び送信者のメールアドレスを他のアプリケーションに引き渡すアプリケーションである。ただし、新着メールチェッカーは、件名、本文及びメールアドレスの表示は行わない。従って、新着メールチェッカーは、Eventアプリケーションの候補であるが、Actionアプリケーションの候補ではない。
次に、乗換案内アプリは、発駅、着駅、所要時間を出力するアプリケーションからこれらの情報を受け取り、受け取った情報を検索条件として乗換駅を検索し、検索結果を表示部108に表示させるともに、検索結果を他のアプリケーションに引き渡すアプリケーションである。従って、乗換案内アプリは、Eventアプリケーションの候補ではないが、Actionアプリケーションの候補である。
次に、現在位置取得アプリは、通信装置100が受信したGPS信号に基づいて通信装置100の現在位置を表す位置情報を他のアプリケーションに引き渡すアプリケーションである。ただし、現在位置取得アプリは、位置情報の表示は行わない。従って、現在位置取得アプリは、Eventアプリケーションの候補であるが、Actionアプリケーションの候補ではない。
次に、翻訳アプリは、テキストを出力するアプリケーションからテキストを受け取り、このテキストを指定された言語のテキストに翻訳し、翻訳後のテキストを他のアプリケーションに引き渡すアプリケーションである。ただし、翻訳アプリは、翻訳後のテキストの表示は行わない。従って、翻訳アプリは、Eventアプリケーションの候補でもなく、Actionアプリケーションの候補でもない。ただし、翻訳アプリは、3つ以上のアプリケーションを連携させる場合に、EventアプリケーションとActionアプリケーションとの間に実行するアプリケーションの候補になり得る。
次に、レストラン検索アプリは、位置情報を出力するアプリケーションから位置情報を受け取り、この位置情報で表される位置から一定の範囲内にあるレストランの店名を表示部108に表示させるアプリケーションである。従って、レストラン検索アプリは、Eventアプリケーションの候補ではないが、Actionアプリケーションの候補である。
以上が、アプリケーションデータベースDB−1の内容である。制御部501は、連携支援装置600からアプリケーションの検索要求を受信すると、この検索要求に従ってアプリケーションデータベースDB−1を検索し、検索結果を連携支援装置600に送信する。
連携支援装置600は、使用者が指定したEventアプリケーションとActionアプリケーションとに連携させるアプリケーションの候補となる連携候補を使用者に提示し、使用者が指定したアプリケーションの実行の順番を示す連携ルールを作成する。この連携ルールは、連携させるアプリケーションの実行順にアプリケーション識別子を記したデータである。
記憶部702は、連携支援装置600が作成した連携ルールを蓄積する履歴データベースDB−2を記憶する。特定のEventアプリケーションとActionアプリケーションの組み合わせを含む連携ルールの検索要求を連携支援装置600から受信すると、制御部701は、当該検索要求に従って履歴データベースDB−2を検索し、検索結果を連携支援装置600に送信する。
図7は、本実施形態の動作を示す図である。
通信装置100の制御部101がブラウザプログラムを実行し、アプリケーション管理装置500の制御部501がアプリケーション管理プログラムP−1を実行し、連携支援装置600の制御部601が連携支援プログラムP−2を実行し、履歴管理装置700の制御部701が履歴管理プログラムP−3を実行している。
ステップS101では、使用者がアプリケーションの連携ルールの作成指示をブラウザに入力すると、通信装置100の制御部101が、連携ルールの作成要求を連携支援装置600に送信する。
ステップS102では、連携支援装置600の制御部601が作成要求を受信し、Eventアプリケーション候補とActionアプリケーション候補の検索要求をアプリケーション管理装置500に送信する。
ステップS104では、連携支援装置600の制御部601が、アプリケーション管理装置500から受信したレコードを記憶部602に記憶させるとともに、このレコードを通信装置100に転送する。
ステップS107では、連携支援装置600の制御部601が、Eventアプリケーションの出力データの種別と、Actionアプリケーションの入力データの種別とを、ステップS104で記憶部602に記憶したレコードに基づいて特定する。新着メールチェッカーの出力データの種別は、テキストとアドレスであり、テキスト読み上げアプリの入力データの種別は、テキストである。
ステップS109では、制御部501が、アプリケーションデータベースDB−1から検索要求に対応するレコードを抽出し、抽出されたレコードを含む連携候補リストを作成し、この連携候補リストを連携支援装置600に送信する。この例では、テキストを出力データとするアプリケーションのレコードが連携候補リストに書き込まれる。
ステップS201では、制御部601が、ステップS105で指定されたEventアプリケーションが連携候補リストに含まれているか否かを判定し、含まれている場合には(ステップS201:YES)、ステップS202に進み、当該連携候補の優先度に1を加算する。Eventアプリケーションが連携候補リストに含まれない場合には(ステップS201:NO)、優先度はそのままである。この例では、Eventアプリケーションとして指定された新着メールチェッカーが連携候補リストに含まれるから、新着メールチェッカーの優先度が1となる。
ステップS207では、制御部601が、検索結果を受信し、ステップS105で指定されたEventアプリケーションとActionアプリケーションの組み合わせを有する連携ルールが検索結果に含まれている否かを判定する。該当する連携ルールが含まれている場合には(ステップS207:YES)、ステップS208に進み、当該連携ルールに含まれるアプリケーションのうち、EventアプリケーションとActionアプリケーションを除くアプリケーションの優先度に1を加算する。該当する連携ルールが検索結果に含まれていない場合には(ステップS207:NO)、優先度はそのままである。
以上が、制御部601がステップS110で実行する処理の内容である。
ステップS112では、通信装置100の制御部101が、受信した連携候補リストを表示部108に表示させる。図10(a)は、表示部108に表示される画像を示す図である。制御部101は、各アプリケーション名の左隣りに優先度の値に応じた数の★印を表示させる。使用者がいずれかの連携候補を指定すると、ステップS113に進み、制御部101が、指定された連携候補に対応するアプリケーション識別子を連携支援装置600に送信する。ここでは、翻訳アプリが指定されたとする。
ステップS119では、制御部601が、使用者が指定した連携候補の入力データの種別を連携候補リストによって特定する。この例では、翻訳アプリの入力データの種別は、テキストである。以上の処理が完了したならば、ステップS108に戻る。
以上が、本実施形態の動作である。
以下に示す変形例は、互いに組み合わせてもよい。
(2.1)変形例1
連携支援装置600が、アプリケーション管理装置500の機能を兼ね備えていてもよい。すなわち、記憶部602にアプリケーション管理プログラムP−1とアプリケーションデータベースDB−1を記憶し、制御部601がアプリケーション管理プログラムP−1を実行するようにしてもよい。
連携支援装置600が、履歴管理装置700の機能を兼ね備えていてもよい。すなわち、記憶部602に履歴管理プログラムP−3と履歴データベースDB−2を記憶し、制御部601が履歴管理プログラムP−3を実行するようにしてもよい。
通信装置100が、連携支援装置600の機能を兼ね備えていてもよい。すなわち、記憶部102に連携支援プログラムP−2を記憶し、制御部101が連携支援プログラムP−2を実行するようにしてもよい。さらに、通信装置100が、アプリケーション管理装置500、履歴管理装置700のうち少なくとも1つの装置の機能を兼ね備えていてもよい。
ステップS110における処理のうち、ステップS201及びS202を省略してもよい。
また、ステップS110における処理のうち、ステップS203及びS204を省略してもよい。
また、ステップS110における処理のうち、ステップS205乃至S208を省略してもよい。
また、ステップS110を省略してもよい。
実施形態では、連携候補の優先度を★印の数によって示したが、他の形態で示してもよい。例えば、優先度を示す数字をアプリケーション名と対応付けて表示してもよい。あるいは、優先度が高い順にアプリケーション名を上から並べて表示するようにしてもよい。
実施形態では、ステップS108において、Actionアプリケーションに連携させるアプリケーションとして指定されたアプリケーションの入力データの種別を特定し、これと同じ種別の出力データを出力するアプリケーションを連携候補として抽出する例を示したが、Eventアプリケーションに連携させるアプリケーションとして指定されたアプリケーションの出力データの種別を特定し、これと同じ種別の入力データを入力するアプリケーションを連携候補として抽出するようにしてもよい。この場合、ステップS201では、制御部601が、ステップS105で指定されたActionアプリケーションが連携候補リストに含まれているか否かを判定し、ステップS203では、制御部601が、ステップS105で指定されたActionアプリケーションの入力データと同じ種別のデータを出力データとして出力するアプリケーションが連携候補リストに含まれているか否かを判定すればよい。また、ステップS114では、制御部601が、使用者が指定した連携候補がActionアプリケーション候補であるか否かを判定し、ステップS115では、制御部601が、使用者が指定した連携候補が出力データを出力しないアプリケーションであるか否かを判定すればよい。
実施形態では、各装置の制御部がプログラムを実行することによって上記の機能を実現する例を示したが、同様の機能をハードウェアで各装置に実装してもよい。また、かかるプログラムを、光ディスク等の記録媒体に記録した形態で提供してもよいし、通信網を介してコンピュータにダウンロードさせるようにしてもよい。
通信装置100は、携帯電話機以外の装置であってもよい。例えば、電話機能を備えていない携帯通信端末、自動車用ナビゲーション装置、パーソナルコンピュータ、インターネットに接続する機能を有するテレビジョン受像機、画面に接触した指先の挙動に応じて動作するタブレット式のパーソナルコンピュータ等、データ通信機能を有する装置であればいかなる装置でもよい。
Claims (8)
- 複数のアプリケーションを連携させる場合に最初に実行する第1のアプリケーションを識別するための第1のアプリケーション識別子と、最後に実行する第2のアプリケーションを識別するための第2のアプリケーション識別子とを受信する受信手段と、
アプリケーションを識別するためのアプリケーション識別子と、当該アプリケーションの入力データの種別と、当該アプリケーションの出力データの種別とを対応付けて記憶したアプリケーションデータベースにより、前記第1のアプリケーションの出力データの種別と前記第2のアプリケーションの入力データの種別とを特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された出力データ及び入力データの種別と、前記アプリケーションデータベースの記憶内容とに基づいて、前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションに連携させるアプリケーションの候補を示すデータである連携候補リストを作成し、作成した連携候補リストを前記第1及び第2のアプリケーション識別子の送信元に送信する連携候補リスト作成手段と、
前記連携候補リストから選択されたアプリケーションを示すアプリケーション識別子を前記送信元から受信し、当該アプリケーション識別子と前記第1及び第2のアプリケーション識別子を含むデータである連携ルールを作成する連携ルール作成手段と
を有し、
前記連携候補リスト作成手段は、前記連携候補リストを表示する場合の各候補の優先度を含む連携候補リストを作成し、前記特定手段によって特定された入力データと同じ種別の出力データを出力するアプリケーションを前記アプリケーションデータベースから抽出し、抽出したアプリケーションのうち、前記第1のアプリケーションに該当するアプリケーション、又は、前記第1のアプリケーションの出力データと同じ種別のデータを入力データとして入力するアプリケーションの優先度を他のアプリケーションの優先度よりも高くする
ことを特徴とする連携支援装置。 - 前記特定手段は、前記連携候補リスト作成手段によって作成された連携候補リストから選択されたアプリケーションの入力データの種別を特定し、
前記連携候補リスト作成手段は、前記特定手段により特定された入力データの種別と同じ種別の出力データを出力するアプリケーションを前記アプリケーションデータベースから抽出し、抽出したアプリケーションのうち、前記第1のアプリケーションに該当するアプリケーション、又は、前記第1のアプリケーションの出力データと同じ種別のデータを入力データとして入力するアプリケーションの優先度を他のアプリケーションの優先度よりも高くする
ことを特徴とする請求項1に記載の連携支援装置。 - 複数のアプリケーションを連携させる場合に最初に実行する第1のアプリケーションを識別するための第1のアプリケーション識別子と、最後に実行する第2のアプリケーションを識別するための第2のアプリケーション識別子とを受信する受信手段と、
アプリケーションを識別するためのアプリケーション識別子と、当該アプリケーションの入力データの種別と、当該アプリケーションの出力データの種別とを対応付けて記憶したアプリケーションデータベースにより、前記第1のアプリケーションの出力データの種別と前記第2のアプリケーションの入力データの種別とを特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された出力データ及び入力データの種別と、前記アプリケーションデータベースの記憶内容とに基づいて、前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションに連携させるアプリケーションの候補を示すデータである連携候補リストを作成し、作成した連携候補リストを前記第1及び第2のアプリケーション識別子の送信元に送信する連携候補リスト作成手段と、
前記連携候補リストから選択されたアプリケーションを示すアプリケーション識別子を前記送信元から受信し、当該アプリケーション識別子と前記第1及び第2のアプリケーション識別子を含むデータである連携ルールを作成する連携ルール作成手段と
を有し、
前記連携候補リスト作成手段は、前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションを含む連携ルールが過去に作成された場合には、当該連携ルールで前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションに連携させるアプリケーションとして指定されたアプリケーションの優先度を他のアプリケーションの優先度よりも高くする
ことを特徴とする連携支援装置。 - 複数のアプリケーションを連携させる場合に最初に実行する第1のアプリケーションを識別するための第1のアプリケーション識別子と、最後に実行する第2のアプリケーションを識別するための第2のアプリケーション識別子とを受信する受信手段と、
アプリケーションを識別するためのアプリケーション識別子と、当該アプリケーションの入力データの種別と、当該アプリケーションの出力データの種別とを対応付けて記憶したアプリケーションデータベースにより、前記第1のアプリケーションの出力データの種別と前記第2のアプリケーションの入力データの種別とを特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された出力データ及び入力データの種別と、前記アプリケーションデータベースの記憶内容とに基づいて、前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションに連携させるアプリケーションの候補を示すデータである連携候補リストを作成し、作成した連携候補リストを前記第1及び第2のアプリケーション識別子の送信元に送信する連携候補リスト作成手段と、
前記連携候補リストから選択されたアプリケーションを示すアプリケーション識別子を前記送信元から受信し、当該アプリケーション識別子と前記第1及び第2のアプリケーション識別子を含むデータである連携ルールを作成する連携ルール作成手段と
を有し、
前記アプリケーションデータベースは、アプリケーションが最初に実行されるアプリケーションの候補であるか否かを示す情報をアプリケーション識別子と対応付けて記憶し、
前記連携候補リスト作成手段は、前記連携候補リストから選択されたアプリケーションが最初に実行されるアプリケーションの候補でなく、且つ、当該アプリケーションが入力データの入力を要するアプリケーションである場合に、当該アプリケーションの入力データの種別を前記特定手段によって特定し、特定された入力データの種別と、前記アプリケーションデータベースの記憶内容とに基づいて、前記連携候補リストを作成する
ことを特徴とする連携支援装置。 - コンピュータを、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の連携支援装置として機能させるためのプログラム。
- 通信部が、複数のアプリケーションを連携させる場合に最初に実行する第1のアプリケーションを識別するための第1のアプリケーション識別子と、最後に実行する第2のアプリケーションを識別するための第2のアプリケーション識別子とを受信する第1ステップと、
制御部が、アプリケーションを識別するためのアプリケーション識別子と、当該アプリケーションの入力データの種別と、当該アプリケーションの出力データの種別とを対応付けて記憶したアプリケーションデータベースにより、前記第1のアプリケーションの出力データの種別と前記第2のアプリケーションの入力データの種別とを特定する第2ステップと、
前記制御部が、前記第2ステップによって特定された出力データ及び入力データの種別と、前記アプリケーションデータベースの記憶内容とに基づいて、前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションに連携させるアプリケーションの候補を示すデータである連携候補リストを作成し、前記通信部が、作成した連携候補リストを前記第1及び第2のアプリケーション識別子の送信元に送信する第3ステップと、
前記通信部が、前記連携候補リストから選択されたアプリケーションを示すアプリケーション識別子を前記送信元から受信し、前記制御部が、当該アプリケーション識別子と前記第1及び第2のアプリケーション識別子を含むデータである連携ルールを作成する第4ステップと
を有し、
前記第3ステップにおいて、前記制御部は、前記連携候補リストを表示する場合の各候補の優先度を含む連携候補リストを作成し、前記第2ステップにおいて特定された入力データと同じ種別の出力データを出力するアプリケーションを前記アプリケーションデータベースから抽出し、抽出したアプリケーションのうち、前記第1のアプリケーションに該当するアプリケーション、又は、前記第1のアプリケーションの出力データと同じ種別のデータを入力データとして入力するアプリケーションの優先度を他のアプリケーションの優先度よりも高くする
ことを特徴とする連携支援方法。 - 通信装置と、連携支援装置とを有し、
前記通信装置は、
複数のアプリケーションを連携させる場合に最初に実行する第1のアプリケーションを識別するための第1のアプリケーション識別子と、最後に実行する第2のアプリケーションを識別するための第2のアプリケーション識別子を前記連携支援装置に送信する送信手段を有し、
前記連携支援装置は、
前記通信装置から前記第1のアプリケーション識別子と前記第2のアプリケーション識別子とを受信し、アプリケーションを識別するためのアプリケーション識別子と、当該アプリケーションの入力データの種別と、当該アプリケーションの出力データの種別とを対応付けて記憶したアプリケーションデータベースにより、前記第1のアプリケーションの出力データの種別と前記第2のアプリケーションの入力データの種別とを特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された出力データ及び入力データの種別と、前記アプリケーションデータベースの記憶内容とに基づいて、前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションに連携させるアプリケーションの候補を示すデータである連携候補リストを作成し、作成した連携候補リストを前記通信装置に送信する連携候補リスト作成手段
を有し、
前記通信装置は、
前記連携支援装置から受信した連携候補リストを表示する表示手段を有し、
前記連携候補リストから選択されたアプリケーションを示すアプリケーション識別子を前記送信手段により前記連携支援装置に送信し、
前記連携支援装置は、
前記通信装置から受信したアプリケーション識別子と前記第1及び第2のアプリケーション識別子を含むデータである連携ルールを作成する連携ルール作成手段を有し、
前記連携ルール作成手段によって作成された連携ルールを前記通信装置に送信し、
前記連携候補リスト作成手段は、前記連携候補リストを表示する場合の各候補の優先度を含む連携候補リストを作成し、前記特定手段によって特定された入力データと同じ種別の出力データを出力するアプリケーションを前記アプリケーションデータベースから抽出し、抽出したアプリケーションのうち、前記第1のアプリケーションに該当するアプリケーション、又は、前記第1のアプリケーションの出力データと同じ種別のデータを入力データとして入力するアプリケーションの優先度を他のアプリケーションの優先度よりも高くする
ことを特徴とする連携支援システム。 - 複数のアプリケーションを連携させる場合に最初に実行する第1のアプリケーションを識別するための第1のアプリケーション識別子と、最後に実行する第2のアプリケーションを識別するための第2のアプリケーション識別子を指定する指定手段と、
アプリケーションを識別するためのアプリケーション識別子と、当該アプリケーションの入力データの種別と、当該アプリケーションの出力データの種別とを対応付けて記憶したアプリケーションデータベースにより、前記第1のアプリケーションの出力データの種別と前記第2のアプリケーションの入力データの種別とを特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された出力データ及び入力データの種別と、前記アプリケーションデータベースの記憶内容とに基づいて、前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションに連携させるアプリケーションの候補を示すデータである連携候補リストを作成する連携候補リスト作成手段と、
前記連携候補リストを表示する表示手段と、
前記指定手段により前記連携候補リストから選択されたアプリケーションを示すアプリケーション識別子と前記第1及び第2のアプリケーション識別子を含むデータである連携ルールを作成する連携ルール作成手段と
を有し、
前記連携候補リスト作成手段は、前記連携候補リストを表示する場合の各候補の優先度を含む連携候補リストを作成し、前記特定手段によって特定された入力データと同じ種別の出力データを出力するアプリケーションを前記アプリケーションデータベースから抽出し、抽出したアプリケーションのうち、前記第1のアプリケーションに該当するアプリケーション、又は、前記第1のアプリケーションの出力データと同じ種別のデータを入力データとして入力するアプリケーションの優先度を他のアプリケーションの優先度よりも高くする
ことを特徴とする通信装置。
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