JP5594881B2 - 米飯供給装置 - Google Patents

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本発明は、供給される米飯を板状に圧縮移送し、分割して供給する米飯供給装置に係り、特に押し寿司等の製造に適した米飯供給装置に関するものである。
従来の米飯供給装置は、板状に圧縮して移送される米飯を分割し、この分割された板状米飯を例えば海苔シート上に供給して海苔巻き等を製造する用途などに利用されている。
従来、この種の米飯供給装置に関連する技術としては、本出願人の出願に係る特開2004−49170号公報等が挙げられる。
特開2004−49170号公報に係る技術は、米飯圧縮移送装置の各送りローラの長さおよびその両側の米飯案内板の間隔をワンタッチで簡単かつ迅速に変更できるようにして供給される板状米飯の横幅の変更を可能とすることを課題とし、米飯圧縮移送装置を前後部に対向配置された2個一対の送りローラを上下方向に複数段配設すると共に、各送りローラの左右両端に米飯の案内板を対向配置した構成とした米飯供給装置において、前記各送りローラを本体ローラおよび外径が本体ローラと同径の長さ調整ローラにて形成し、該長さ調整ローラを本体ローラの左右両側に、本体ローラ両端面に当接する位置と、前記案内板が介挿できる隙間を保持する位置に各固定されるようスライド自在に設けて構成するようにしている。
特開2004−49170号公報
ところで、米飯供給装置によって供給される板状の米飯については、海苔巻きの製造以外に、押し寿司(米飯と具材(例えば、鯖や穴子など)とを重ねて一定時間にわたって力をかけて押して作製する寿司)にも適用したいという要望がある。
即ち、押し寿司の作製に用いる押し寿司器(型枠)等に投入するのに適したサイズや分量の板状の米飯を供給することができれば、押し寿司の作製に要する手間や時間が低減され、効率的に押し寿司を製造することができる。
しかしながら、上記従来技術に係る米飯供給装置は、海苔巻き等の作製に適した比較的長尺の板状の米飯を供給するように構成されているため、押し寿司の作製に適したサイズや分量の米飯を供給できないという不都合があった。
本発明は、上述の技術的背景からなされたものであって、押し寿司等の製造効率を向上させることのできる米飯供給装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係る米飯供給装置は、米飯を上方より下方へ圧縮して板状にしながら搬送する米飯圧縮搬送手段と、前記米飯圧縮搬送手段によって搬送される米飯を搬送方向と直交する方向に分割する分割手段と、該分割手段で分割された米飯を受け、排出側に搬送する搬送トレイと、板状の米飯が2以上の組に分割され、分割された前記板状の米飯の各組の間に隙間が形成され、さらに分割された前記板状の米飯が2以上の組で1セットとなって前記搬送トレイ上に載置されるように前記米飯圧縮搬送手段、前記分割手段および前記搬送トレイの駆動を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2の発明に係る米飯供給装置は、請求項1に記載の発明について、前記制御手段は、前記米飯圧縮搬送手段によって搬送される米飯を前記分割手段で分割した後、前記搬送トレイを所定距離だけ搬送方向に移動させ、その後に次の米飯の分割動作を行って前記板状の米飯の各組の間に隙間が形成されるように前記米飯圧縮搬送手段、前記分割手段および前記搬送トレイの駆動を制御することを特徴とする。
請求項3の発明に係る米飯供給装置は、請求項1または請求項2の何れかに記載の発明について、前記制御手段は、分割された前記板状の米飯の各組が同サイズとなるように前記米飯圧縮搬送手段、前記分割手段および前記搬送トレイの駆動を制御することを特徴とする。
請求項4の発明に係る米飯供給装置は、請求項1から請求項3の何れかに記載の発明について、前記米飯圧縮搬送手段で搬送される前記米飯の厚さを設定する厚さ設定手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項5の発明に係る米飯供給装置は、請求項1から請求項4の何れかに記載の発明について、前記板状の米飯の分割数を設定する分割数設定手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項6の発明に係る米飯供給装置は、請求項1から請求項5の何れかに記載の発明について、前記分割手段で分割される前記板状の米飯の排出方向の長さを設定する長さ設定手段をさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば以下の効果を奏することができる。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、押し寿司等の作製に適した板状の米飯を供給することができるという効果がある。これにより、作製された押し寿司の側面に米飯と具材の層をきれいに見せることができる。また、型枠(押し寿司器等)の寸法とほぼ同じ寸法の板状の米飯を供給できるので、具材のはみ出しを抑制できる。また、型枠に米飯を引き延ばす手間を省くことができ、押し寿司を作製するのに要する時間を短縮することができる。
また、板状の米飯の各組の間に隙間が形成されるように制御するので、各組の米飯が密着することがなく、調理を行う者による米飯の取り扱いがより容易になるという効果がある。
請求項2に記載の発明によれば、板状の米飯の各組の間に隙間が形成されるように制御するので、各組の米飯が密着することがなく、調理を行う者による米飯の取り扱いがより容易になるという効果がある。
請求項3に記載の発明によれば、板状の米飯の各組が同サイズとなるように制御するので、押し寿司等の製造効率をより向上させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、米飯の厚さを設定する厚さ設定手段をさらに備えるので、押し寿司等の作製により適した厚さの米飯を供給することができる。また、一定の厚みの米飯を供給することで、作製された押し寿司の米飯と具材の積層面がほぼ水平になり、きれいに見せることができる。
請求項5に記載の発明によれば、板状の米飯の分割数を設定する分割数設定手段をさらに備えるので、各種の押し寿司に容易に対応することができる。
請求項6に記載の発明によれば、板状の米飯の排出方向の長さを設定する長さ設定手段をさらに備えるので、各種の押し寿司に容易に対応することができる。
実施の形態に係る米飯供給装置M1の機能構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態に係る米飯供給装置M1の外観を示す斜視図である。 実施の形態に係る米飯供給装置M1の構成を示す説明図である。 実施の形態に係る米飯供給装置M1による米飯Rの分割状態を示す説明図である。 実施の形態に係る米飯供給装置M1による米飯Rの他の分割状態を示す説明図である。 実施の形態に係る米飯供給装置M1により供給される米飯Rを用いた押し寿司の作製例を示す説明図である。 実施の形態に係る米飯供給装置M1に適用される分割シャッターの構成例を示す斜視図である。 実施の形態に係る米飯供給装置M1に適用される分割シャッターの動作例を示す説明図である。
以下、本発明の一例としての実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
図1から図8を参照して、本発明についての実施の形態に係る米飯供給装置M1について説明する。
まず、図1を参照して、本実施の形態に係る米飯供給装置M1の機能構成について説明する。
図1の機能ブロック図に示すように、本実施の形態に係る米飯供給装置M1は、米飯を一時的に貯留する貯留手段としての米飯ホッパー1と、米飯ホッパー1から供給された米飯を解す解し手段としての米飯解し部2と、米飯解し部2で解された米飯を上方より下方へ圧縮しながら搬送する米飯圧縮搬送手段としての米飯圧縮搬送部4と、米飯圧縮搬送部4によって搬送される連続状の米飯を搬送方向と直交する方向に板状に分割する分割手段としての分割シャッター6と、分割シャッター6で分割された板状の米飯を受け、排出側に搬送する搬送トレイ8と、板状の米飯が2以上の組に分割されるように米飯圧縮搬送部4、分割シャッター6および搬送トレイ8の駆動を制御するマイクロコンピュータ等で構成される制御手段としての制御装置102とを備える。
また、本実施の形態では、米飯圧縮搬送部4で搬送される米飯の厚さを設定するタッチパネル等で構成される厚さ設定手段としての米飯厚さ設定部103を備えている。
さらに、本実施の形態では、板状の米飯の分割数を設定するタッチパネル等で構成される分割数設定手段としての分割数設定部104を備えている。
そして、本実施の形態では、板状の米飯の長さを設定するタッチパネル等で構成される長さ設定手段としての米飯長さ設定部100を備えている。
但し、米飯厚さ設定部103、分割数設定部104、米飯長さ設定部100は必須ではなく、例えば工場出荷時等に各設定値を予め設定し、ユーザが変更できないようにすることもできる。
また、米飯圧縮搬送部4が備えるローラの回転角度、駆動時間あるいは駆動速度の制御により、米飯の分量を間接的に調整するようにしてもよい。
ここで、本実施の形態では、制御装置102は、分割された板状の米飯の各組が同サイズとなるように米飯圧縮搬送部4、分割シャッター6および搬送トレイ8の駆動を制御するようにしている。
また、本実施の形態では、制御装置102は、分割された板状の米飯の各組の間に隙間が形成されるように分割シャッター6および搬送トレイ8の駆動を制御するようにしている。
次に、図2〜図5を参照して、本実施の形態に係る米飯供給装置M1の構成について説明する。
図2および図3に示すように、米飯供給装置M1は、米飯ホッパー1、米飯解し部2、米飯圧縮搬送部4、分割シャッター6および搬送トレイ8を上方から下方に向かって配置することにより構成されている。
なお、米飯供給装置M1の前面側上方には、長さ設定部100、米飯厚さ設定部103および分割数設定部104を構成する液晶表示部を備えるタッチパネル200が設けられている。
米飯ホッパー1には、炊飯され酢や砂糖等の調味料が混合された米飯が投入されるようになっている。
米飯解し部2は、複数の解し羽根3を有しており、解し羽根3の回転によって米飯ホッパー1からの米飯を解しながら米飯圧縮搬送部4に供給するようになっている。
米飯圧縮搬送部4は、複数対のローラ5が米飯Rの供給方向に沿って配置されている。 複数対のローラ5は、米飯供給方向の上流側から下流側に向かって間隔が徐々に狭められるように配置されており、米飯Rを圧縮しながら下方に移送する。
そして、長さ設定部100、米飯厚さ設定部103および分割数設定部104による設定に基づいて、分割シャッター6は、連続状の米飯Rを所定の数の組に分割する。
分割された各組の米飯Rは、搬送トレイ8上に落下して載置され、排出側(図3では矢印A方向)に搬送される。
ここで、図4および図5を参照して、米飯Rの分割の仕方の例について説明する。
図4の(a)は、分割数設定部104で米飯Rの組の分割数を「2」に設定した場合で、各組の間に隙間を生じないように制御した場合の例である。
この場合には、2分割された米飯R1とR2とが隣接した状態で搬送トレイ8上に載置される。
また、図4の(b)は、分割数設定部104で米飯Rの組の分割数を「2」に設定した場合で、各組の間に隙間を生じるように制御した場合の例である。
この場合には、2分割された米飯R1とR2が隙間S1を設けた状態で搬送トレイ8上に載置される。
図5の(a)は、分割数設定部104で米飯Rの組の分割数を「3」に設定した場合で、各組の間に隙間を生じないように制御した場合の例である。
この場合には、3分割された米飯R1、R2、R3とが隣接した状態で搬送トレイ8上に載置される。
また、図5の(b)は、分割数設定部104で米飯Rの組の分割数を「3」に設定した場合で、各組の間に隙間を生じるように制御した場合の例である。
この場合には、3分割された米飯R1、R2、R3が隙間S1、S2を設けた状態で搬送トレイ8上に載置される。
隙間S1、S2を形成する制御方法は、特には限定されないが、例えば、分割シャッター6で米飯R1を分割した後、搬送トレイ8を所定距離だけ矢印A方向(図3参照)に移動させ、その後に米飯R2の分割動作を行うなどが考えられる。
なお、上記実施例では、米飯Rの組の分割数を「2」または「3」に設定する場合について述べたがこれに限定されず、4つ以上に分割するように設定してもよい。
また、分割数設定部104による分割数の設定に加えて、長さ設定部100による米飯Rの長さ設定、米飯厚さ設定部103による厚さ設定を行うことにより、各種の長さ、厚さの米飯Rを所望の組数で分割することができる。
図6には、米飯供給装置M1によって供給される米飯R(R1、R2、R3)を用いて押し寿司を作製する例を示す。
作業者は、まず、木製あるいは樹脂製の型枠300に下板301を入れた後、図5の(a)または(b)のように3分割された米飯R1、R2、R3から一番手前の米飯R1を手で取って型枠300内に平らに入れる。
なお、この際に、図5の(a)のように米飯R1、R2、R3が隙間を置かずに隣接する場合に比して、図5の(b)のように米飯R1、R2、R3の間に隙間S1、S2を設けた場合の方が、隣接する米飯Rの組が粘着せずにスムーズに取ることができ、より効率化を図ることができる。
次いで、米飯R1の上に所望の具材400を置いた後、2番目の米飯R2を取って具材400の上に平らに敷き詰める。
続いて、米飯R2の上に所望の具材401を置いた後、3番目の米飯R3を取って具材401の上に平らに敷き詰める。
次に、米飯R3の上に所望の具材402を置いた後、上板302を載せて、上から所定時間にわたって圧力を加える。
圧力の加え方は、特には限定されず、手動式の押し寿司装置や電動式の自動押し寿司装置等を用いてもよい。
なお、上述の押し寿司を作製手順は、これに限定されず、逆の手順等で作成する場合などであってもよい。
このようにして、本実施の形態に係る米飯供給装置M1によって供給される米飯Rを用いて押し寿司を製造する場合には、作製された押し寿司の側面に米飯R1、R2、R3と具材400、401、402の層をきれいに見せることができ、型枠300の寸法とほぼ同じ寸法の板状の米飯を供給できるので具材400、401、402のはみ出しを抑制でき、型枠300に米飯Rを引き延ばす手間を省くことができ、押し寿司を作製するのに要する時間を短縮することができるといった種々の効果を得ることができる。
なお、本実施の形態では、制御装置102は、分割された板状の米飯の各組が同サイズとなるように米飯圧縮搬送部4、分割シャッター6および搬送トレイ8の駆動を制御しているので、押し寿司等の作製により適したサイズや長さの2以上の組に分割した板状の米飯を供給することができ、押し寿司等の製造効率をより向上させることができる。
また、本実施の形態では、制御装置102は、分割された板状の米飯の各組の間に隙間が形成されるように分割シャッター6および搬送トレイ8の駆動を制御しているので、各組の米飯が密着することがなく、調理を行う者による米飯の取り扱いがより容易になるという効果が得られる。
また、本実施の形態では、米飯圧縮搬送部4で搬送される米飯の厚さを設定するタッチパネル等で構成される厚さ設定手段としての米飯厚さ設定部103を備えているので、押し寿司等の作製により適した厚さの米飯を供給することができる。また、一定の厚みの米飯を供給することで、作製された押し寿司の米飯と具材の積層面がほぼ水平になり、きれいに見せることができるという効果も得られる。
さらに、本実施の形態では、板状の米飯の分割数を設定するタッチパネル等で構成される分割数設定手段としての分割数設定部104を備えているので、サイズの異なる各種の押し寿司に容易に対応することができるという効果も得られる。
また、本実施の形態では、板状の米飯の長さを設定するタッチパネル等で構成される長さ設定手段としての米飯長さ設定部100を備えているので、サイズの異なる各種の押し寿司に容易に対応することができるという効果も得られる。
なお、米飯厚さは、ローラ5の距離を可変することにより調整することができる。
ここで、特に限定されないが、分割シャッター6の構成例を図7および図8を参照して簡単に説明する。
分割シャッター6は、揺動される分割刃6aを備えている。
なお、分割刃6aは、プラスチック材等によって成形することができる。
分割刃6aを揺動させる機構は、特には限定されないが、例えば図7に示すような構成を採用することができる。
図7に示す構成例では、電動モータ6bに接続されるクランク機構6cを備えている。
クランク機構6cは、分割刃6aの旋回中心となる軸6e、アーム部材6dを介して分割刃6aに接続されている。
そして、電動モータ6bが所定のタイミングで駆動されると、クランク機構6cの作用により分割刃6aは矢印B方向に往復揺動されるようになっている。
なお、分割刃6aの先端は、下方側への揺動が最大になった位置において米飯Rを下方に滑らせる下板7の表面に接触するようになっている。
次に、図8を参照して分割シャッター6の動作例について説明する。
図8の(a)に示すように、圧縮された板状の米飯Rがローラ5により搬送された状態において、分割シャッター6が駆動されると、分割刃6aが矢印C方向に揺動され、板状の米飯Rの分割を開始する。
次いで、図8の(b)に示すように、分割刃6aの下方側への揺動が最大になった位置で先端は、下板7の表面に一旦接触し、その後、クランク機構6cの作用により矢印D方向に戻って行く。
これにより、分割シャッター6による板状の米飯Rの一回分の分割動作が完了し、次の分割まで待機することとなる。
以上の分割動作を上述のように設定された回数だけ繰り返すことにより、板状の米飯Rを所望の数に分割することが可能となる。
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、本実施の形態に係る米飯供給装置M1は、押し寿司を作製するのに適した米飯R(例えばR1〜R3)を供給するように構成されているが、これと併せて、海苔巻き等の作製に適した米飯を供給するようにしてもよい。
具体的には、タッチパネル200上で、用途に合わせた米飯の種類を選択できるようにし、その選択条件に合わせて米飯の長さや厚さ等の条件等を変更することで、複数の用途に適した米飯を供給できるようにしてもよい。
本発明による米飯供給装置は、押し寿司等の製造に適用することができる。
M1 米飯供給装置
1 米飯ホッパー
2 米飯解し部
3 解し羽根
4 米飯圧縮搬送部
5 ローラ
6 分割シャッター
6a 分割刃
6b 電動モータ
6c クランク機構
6d アーム部材
6e 軸
7 下板
8 搬送トレイ
100 米飯長さ設定部
102 制御装置
103 米飯厚さ設定部
104 分割数設定部
200 タッチパネル
300 型枠
301 下板
302 上板
400、402、403 具材
R(R1、R2、R3) 米飯
S1、S2 隙間

Claims (6)

  1. 米飯を上方より下方へ圧縮して板状にしながら搬送する米飯圧縮搬送手段と、
    前記米飯圧縮搬送手段によって搬送される米飯を搬送方向と直交する方向に分割する分割手段と、
    該分割手段で分割された米飯を受け、排出側に搬送する搬送トレイと、
    板状の米飯が2以上の組に分割され、分割された前記板状の米飯の各組の間に隙間が形成され、さらに分割された前記板状の米飯が2以上の組で1セットとなって前記搬送トレイ上に載置されるように前記米飯圧縮搬送手段、前記分割手段および前記搬送トレイの駆動を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする米飯供給装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記米飯圧縮搬送手段によって搬送される米飯を前記分割手段で分割した後、前記搬送トレイを所定距離だけ搬送方向に移動させ、その後に次の米飯の分割動作を行って前記板状の米飯の各組の間に隙間が形成されるように前記米飯圧縮搬送手段、前記分割手段および前記搬送トレイの駆動を制御することを特徴とする請求項1に記載の米飯供給装置。
  3. 前記制御手段は、
    分割された前記板状の米飯の各組が同サイズとなるように前記米飯圧縮搬送手段、前記分割手段および前記搬送トレイの駆動を制御することを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載の米飯供給装置。
  4. 前記米飯圧縮搬送手段で搬送される前記米飯の厚さを設定する厚さ設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の米飯供給装置。
  5. 前記板状の米飯の分割数を設定する分割数設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の米飯供給装置。
  6. 前記分割手段で分割される前記板状の米飯の排出方向の長さを設定する長さ設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の米飯供給装置。
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