JP5592896B2 - 無段変速機 - Google Patents

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H9/125Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members characterised by means for controlling the geometrical interrelationship of pulleys and the endless flexible member, e.g. belt alignment or position of the resulting axial pulley force in the plane perpendicular to the pulley axis
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Description

本発明は、駆動シャフトに係合した1次プーリと被駆動シャフトに係合した2次プーリとからなり、前記それぞれのプーリは、周縁の溝を画定する傾斜したシーブ面を持つ2つの円錐形プーリシーブを有し、前記溝の中に無端変速機ベルトが可変の径方向位置において保持される、無段(連続可変)変速機に関するものである。
このタイプの変速機の設計及び動作は、例えば特許文献1において周知であり、その文献は無端変速機ベルトの1つの公知のタイプを記載している。この無端変速機ベルトはファンドーネルズプッシュベルトとして一般的に知られ、例えば特許文献2に詳細に記載されている。
このような無段変速機の更なる事例は、特許文献3に開示されている。この特に自動車用に意図された公知の変速機では、所望の変速比が、1つのプーリのV字型溝が広がり、他の1つのプーリのV字型溝が狭まるように、同時に1次プーリと2次プーリのV字型溝の幅を変化させることにより調整可能である。この結果無端変速機ベルトの径方向位置が両方のプーリで変化し、それにより変速比が変化する。無端変速機ベルトの径方向位置の変化は、無端変速機ベルトの軸方向の偏移を伴う。
一般的に1次プーリにおける無端変速機ベルトの軸方向の偏移は、2次プーリにおけるそれとは、変速機の幾何学的構成と無端変速機ベルトの固定の長さに起因して同一ではない。その結果無端変速機ベルトは、特定の変速比又は変速機ベルトが一直線になる2−3の変速比、即ち、1次プーリと2次プーリのV字型溝の中心が一直線上にアライメントされる変速比、を除き常に一直線上のアライメントから外れる。
前述の特許文献3は更に、アライメントのずれは、変速機と無端変速機ベルトの負荷と寿命の観点から望ましくないと教えている。この特許文献3において、1:1即ち中間変速比において、1次プーリのV字型溝の中心を2次プーリのV字型溝の中心に対して軸方向に、2次プーリの可動ディスクの方向に既定の距離だけ偏移させ、それにより中間変速比と,変速機により提供される最大の変速比(i=imax)即ちロー変速比との質的に中間のある変速比において中央線のアライメントが起こるようにさせることにより、発生する最大のアライメントずれの値を制限することが提案されている。
しかし、この既知のプーリアライメントの修正が変速機全体と別個の無端変速機ベルトの両方の負荷寿命に不十分な効果しかもたらさないため、異なるプーリアライメントの修正が特許文献4で提案されている。この文献では1次プーリの中心線の軸方向偏移の距離は、所謂「トップ」変速比即ち、作動中1次プーリから2次プーリに最大の力が伝達される変速比(i)でアライメントが起こるように設定される。この方策は、動作寿命の中の大部分では動作中の変速機は、中間変速比(i=1)と変速機に提供される最小変速比(i=imin,即ちオーバードライブ変速比;変速比(i)は無端変速機ベルトの1次プーリにおける駆動シャフトからの径方向距離に対する無端変速機ベルトの2次プーリにおける被駆動シャフトからの径方向距離により定義される)との間の変速比にあり,そしてこの範囲特に上記「トップ」変速比でのアライメントは、変速機と無端変速機ベルトの改善された負荷パターンとより長い寿命をもたらす、ということが判ったた実施された。
上記の従前の変速機では、それぞれのプーリは直線的なシーブ面(即ち、シーブ面は径方向に対し一定の鋭角で伸長する)を持つプーリシーブからなる。しかし近年の無段可変変速機の開発によって、変速機ベルト、詳細にはプッシュベルトがその間に挟まれプーリシーブの表面が曲面である、例えば凸面に曲がったプーリシーブ面をもつプーリシーブが適用されている。一般的にプーリシーブ面は、1次プーリと2次プーリのシーブ面の間に形成される溝の間のアライメントのずれを最小化し、完全に除去するという観点で、径方向に曲がっている。適切に設計された場合、シーブ面の曲面はアライメントのずれを減少させる。しかし、変速機ベルトの摩耗、特にプッシュベルトタイプの変速機ベルトの横断要素の摩耗、及び/又はプーリシーブ面の摩耗は、曲面のプーリシーブ面を持つ後者のタイプの変速機設計に関しては問題あり、それらの寿命を短くすることが判った。
欧州特許 EP1218654B1 欧州特許 EP1221563A1 米国特許 US4596536 欧州特許 EP0291129A1
本発明の1つの目的は、曲面のプーリシーブ面を持つ無段可変変速機を更に開発することである。
本発明の更なる目的は、より長寿命の、摩耗し難い改良された無段可変変速機を提供することである。
本発明の第1の局面によれば、本発明の上記目的の少なくとも1つは、
無段可変変速機であって、
駆動シャフトに係合された1次プーリと、被駆動シャフトに係合された2次プーリとからなり、
それぞれのプーリは、径方向に湾曲したシーブ面を持つ2つの円錐形のプーリシーブを有し、
シーブ面は、シーブ面の周縁からなる溝を画定し、
溝の中に無端変速機ベルトが径方向可変位置で支持され;
1次プーリは、駆動シャフトに固定された第1シーブと、駆動シャフトに対し軸方向に可動な第2シーブとを有し、それにより第1シーブと第2シーブは第1中心線を持つ溝を取り囲み;
2次プーリは、被駆動シャフトに固定された第1シーブと、被駆動シャフトに対し軸方向に可動な第2シーブとを有し、それにより2つのシーブは第2中心線を持つ湾曲した溝を取り囲み;
ここにおいて駆動シャフトと被駆動シャフトは、ある径方向距離離れて軸方向に平行に位置し、
ここにおいて1次プーリの第1シーブと2次プーリの第1シーブとの相対的軸方向位置は、変速機ベルトが最大の力を1次プーリから2次プーリに転送可能である最大力変速比より小さい変速比で変速機が作動している場合に、第1中心線と第2中心線とはアライメントがずれており、
変速比は、1次プーリ内の無端変速機ベルトの駆動シャフトからの径方向距離に対する2次プーリ内の無端変速機ベルト(11)の被駆動シャフトからの径方向距離として定義される、
ことを特徴とする変速機、において達成される。
上記の従来技術は、耐摩耗性を改良し、変速機ベルトとプーリの寿命を延長するため、1次プーリと2次プーリの中心線の間のアライメントのずれを防止することを教授しているが、本発明の局面によれば、変速機の作動中に最も頻繁に使用される変速比の範囲において、及び/又はベルトが最大の負荷を印加され、即ち、変速機が最大力変速比(「トップ」)より小さな(及び最小変速比(オーバードライブ)より大きい)変速比で作動する場合において、プーリは意図的にアライメントを外される。変速機は例えば中間変速比、即ち、無端変速機ベルトの1次プーリにおける駆動シャフトからの径方向距離無端変速機ベルトの2次プーリにおける被駆動シャフトからの径方向距離が等しい無端変速機ベルトの位置、でアライメントされてよい。
発明者は驚くべきことに、特定の条件下では1次プーリと2次プーリのアライメントを維持することは、変速機ベルトの、より詳細には、横断要素の、及び/又はプーリシーブの、摩耗の減少よりむしろ増加につながることを発見した。この摩耗の増加の原因は完全には判明していない。可能性のある1つの説明は、アライメントされた状態で走行する変速機ベルトの横断要素は、プーリの可動シーブの接触面と固定シーブの接触面に同時に、又は少なくとも極端に速い継承で接触するという事実によって、増加した摩耗が引き起こされるという説明である。変速機ベルトの1つ以上の横断要素の僅かな偏移、又は回転した位置、例えば横断要素の変速機ベルトの中心に対する小さな軸方向偏移、及び/又は横断要素の変速機ベルトの径方向及び/又は長手(径)方向に対する小さな回転、は幾分瞬間的なものであり、可動と固定の両方のプーリシーブの接触面によって強制的に修正される。横断要素のこのような偏移と回転した位置が上記接触により完全には修正されず、溝内に位置しプーリシーブによりクランプされている時にでも、アライメントされない位置にある、ことさえ起こり得る。このことは比較的大きな摩擦力をもたらし、摩耗の速度を速める原因となりうる。
駆動ベルト内に発生した増加した摩耗は、一定の、典型的には11°の角度のプーリシーブ面と横断要素のプーリ接触面を備える従来型設計の変速機ベルトには存在しない(又は有意に少ない)ことを述べておく。このような従来型の変速機ベルトでは、横断要素とプーリシーブ面の間には点接触よりはむしろ線接触が存在する。横断要素とプーリシーブ面の間の線接触は、横断要素を、少なくとも長手方向に自動的にアライメントさせる。
更に駆動ベルト内に発生した増加した摩耗はまた、変速機チェーンには存在しない(又は有意に少ない)。一般的に変速機チェーンには、チェーンの他の部分に対し軸方向に偏移し又は回転するタイプの横断要素はない。
また更に発明者は、変速機ベルトがアライメントから外れた状態で作動する場合、変速機ベルト及び/又は変速機のプーリの摩耗が有意に減少することを発見した。これは恐らく、走行する変速機ベルトの1つ以上の横断要素のこのような僅かに偏移又は回転した位置は、シーブの接触面の一方だけに接触するようになった横断要素により最初に修正されるという現象に起因する。この片方での接触により、横断要素が他方の接触面とも接触する前に、従ってプーリのシーブ間にしっかりとクランプされる前に、横断要素の位置がより徐々に修正される。
好ましい実施形態では、変速機は、1次プーリ(1)の第1シーブ(2)と2次プーリ(6)の第1シーブ(7)との相対的軸方向位置によってライメントのずれ即ち第1中心線と第2中心線の間のずれの量が、変速比が最小変速比又はオーバードライブから最大力変速比(トップ)に向かって増加するに従って、減少するように設計される。この実施形態では、最大力変速比(「トップ」)でのアライメントのずれは相対的に小さい。このことは特に変速機ベルトが最大限度まで負荷を掛けられた場合の変速比において、一方では上記の耐摩耗性を向上させ、他方では変速機ベルトの耐負荷性能を増大させる。
ある実施形態では、変速機が1:1変速比(「中間」)より小さな変速比で作動する場合、第1プーリの第1シーブと第2プーリの第1シーブの相対的軸方向位置は、第1中心線と第2中心線がアライメントからずれた位置にある。この実施形態によれば、速機ベルトの速度が速い、従って摩耗レベルが高いリスクが相対的に大きい、これらの変速比では、変速機はアライメントされない。結果的に変速機ベルト及び/又はシーブの摩耗は更に減少可能である。
ある実施形態では、1次プーリの第1シーブと2次プーリの第1シーブとの相対的軸方向位置は、全ての変速比においてアライメントからずれている、即ち端変速機ベルトの1次プーリの駆動シャフトからの径方向距離が最大であり、端変速機ベルトの2次プーリの被駆動シャフトからの径方向距離は最小であ、最小変速比又はオーバードライブと、無端変速機ベルトの1次プーリの駆動シャフトからの径方向距離が最小であり、端変速機ベルトの2次プーリの被駆動シャフトからの径方向距離が最大である、最大変速比又はロー間の可能な全ての変速比に対してアライメントから外れている。どのような変速比でも完全なアライメントが起こらない。最大変速比(ロー)でも変速機はアライメントからずれたままである。
結果的にこの実施形態では、変速機ベルトの横断要素の偏移及び/又は回転によりもたらされ摩耗の減少、最小変速比(オーバードライブ)と最大変速比(ロー
との間の変速比で実現可能である。
ある実施形態では、変速機がアライメントからずれている場合、1次プーリと2次プーリ溝の中心線相対的軸方向偏移が閾値を超え
更なる実施形態では、閾値は約0.05mmであり、また別の実施形態では0.1mmである。アライメントのずれがこの閾値より小さい場合、変速機ベルトの横断要素の偏移又は回転位置は十分に修正されない可能性が有り、従って摩耗のレベルは比較的大きいままである。しかし、アライメントのずれがこの閾値を超えると、横断要素の偏移又は回転位置はより良く修正されるため、明確な(更なる)摩耗レベルの減少がある。
ある実施形態では、変速機がアライメントからずれている場合、1次プーリと2次プーリの周縁からなる溝の中心線相対的軸方向偏移が約0.75mm以下であり、少なくとも最大力変速比(トップ)において、約0.4mm以下である。
本発明の実施形態では、変速機ベルトは断要素を有するプッシュベルト型変速機ベルトであり、その横断要素は、駆動ベルトの引張要素に沿って可動可能に保持され、少なくとも変速機の作動中、第1プーリと第2プーリのプーリシーブの間で番にクランプされる。
本発明の更なる利点、特性及び詳細は以下の好適な実施形態の記載により明確になるであろう。記載においては以下の図が参照される。
本発明による、アライメント修正幅Cの中間位置にある無段可変変速機の概略図である。 既存技術による実施形態の、横断要素の正面図である。 図2Aによる2つの連続する横断要素の側面図である。 変速機が第1の実施形態に従ってアライメントされた場合の、変速機のアライメントのずれ(S)の傾向を変速比(i)の関数としてしめす図である。 変速機が第2の実施形態に従ってアライメントされた場合の、変速機のアライメントのずれ(S)の傾向を変速比(i)の関数としてしめす図である。 変速機が第3の実施形態に従ってアライメントされた場合の、変速機のアライメントのずれ(S)の傾向を変速比(i)の関数としてしめす図である。 変速機が第4の実施形態に従ってアライメントされた場合の、変速機のアライメントのずれ(S)の傾向を変速比(i)の関数としてしめす図である。 変速機が第5の実施形態に従ってアライメントされた場合の、変速機のアライメントのずれ(S)の傾向を変速比(i)の関数としてしめす図である。
図1の無段可変変速機は、駆動シャフト5、例えば自動車又は他の車両の駆動シャフト、に係合する1次プーリ1を有する。1次プーリ1は、シャフト5に固定された1つの第1円錐形円板又はシーブ2と、シャフト上を軸方向に移動可能な第2円錐形円板又はシーブ3を有する。軸方向に可動な円板3は、シャフト5に固定されたプレート4と共に、密閉されたシリンダ室4’を有するシリンダ−ピストン組立体を形成する。変速機1はまた、被駆動シャフト10を伴う2次プーリ6を有する。2次プーリ6は、シャフト10に固定された1つの円錐形円板又はシーブ7と、シャフト上を軸方向に移動可能な1つの円錐形円板又はシーブ8を有する。軸方向に可動な円板8は、シャフト10に固定されたプレート9と共に、密閉されたシリンダ室9’を有するシリンダ−ピストン組立体を形成する。
それぞれのシーブ2,3;7,8の円錐シーブ傾斜面14−17は断面で見て湾曲している、より詳細には、径方向に凸面をなしている。
さらにシャフト5と10は、既定の径方向距離で軸方向に平行に配置される。1次プーリ1と2次プーリ6の円錐形円板は、それぞれ溝を有し、その中に無端変速機ベルト11が配置される。無端変速機ベルト11は、従来型のプッシュベルトでよい。従来型のプッシュベルトの例を図2に示す。プッシュ型変速機ベルトは、横断要素28及び1つの無端キャリア29からなる。横断要素は、そのキャリアに沿って滑動自由に配置され、先き細りの径方向内側の要素部分30と、ノッチ状突起20を持つ前側主要面18と穴状窪み21を持つ後側主要面19とを有する、径方向に傾斜した要素部分31と、前側主要面と後側主要面との遷移部分を形成し、隣り合う横断要素が相互に揺動縁22上の接触線26の周りを回転する、揺動縁22と、からなる。前側主要面18から伸長するノッチ状突起20は、穴状窪み21と相互作用し、2つの隣接する横断要素28を相互に整列させ、及び/又は位置決めする。横断要素28は更に、横方向側面27を有し、それは作動中1次プーリと2次プーリのそれぞれのシーブ14−17にクランプされかつ摩擦接触する。
無段変速機の変速比は、2次プーリ6の溝内の無端変速機ベルト11の径方向位置と、1次プーリ1の溝内の無端変速機ベルト11の径方向位置との間の比率に依存する。詳細には、変速比は、ベルトと2次プーリ6のシャフト10の中心線との距離(R)をベルトと1次プーリ1のシャフト5の中心線との距離(R)で除した値で定義される。
変速機の変速比は、一方のプーリの溝の幅を増加させ、他方のプーリの溝の幅を減少させることにより、変更可能である。その後無端変速機ベルト11は溝内を径方向に移動し、その結果、変速比が変更される。溝の拡大と縮小は通常、シリンダ室4´内の油圧媒体の制御圧を減少又は増大させることにより行われ、一方シリンダ室9´では、それぞれ高めの及び低めの引張圧が油圧媒体により印加される。圧は十分な引張力が常に無端変速機ベルト11に印加されることを確実にする。
上記のように、変速機の特定の幾何学的構成、詳細には、プーリのシーブの形状は、無端変速機ベルト11が径方向に移動した場合、ベルトに軸方向の偏移をもたらす。
一般的に、無端変速機ベルトの軸方向偏移は1次プーリ1と2次プーリ6で異なり、無端変速機ベルトは、変速機がアライメントされる変速比、即ち、1次プーリ1の溝の中心線12が2次プーリ6の中心線13と一直線上に並ぶ変速比を除き、常にアライメントから外れる。
本発明の第1の実施形態における、変速比(i)の関数としてのアライメントずれSを表わす曲線40の1つの事例が図3に示される。図3は、変速比(i)が、最小変速比又はオーバードライブ比から、変速機で伝達される力が最大のトップ変速比を経由し、ベルト11とシャフト5の中心線径方向距離とベルト11とシャフト10の中心線の径方向距離が等しい、中間変速比を経由し、ローとも呼ばれる最大変速比までの値をとることを示す。線41はアライメント線であり、1次プーリと2次プーリが完全にアライメントされている状態(即ち、アライメントずれがゼロ)を表わす。図は、この特定の実施例においては、変速機はトップ変速比でアライメントされるように構成されることを示す、何故ならばアライメント線41が曲線40をトップ変速比において横切っているからである。
動中の変速機は、作動時間大部分が、間(i=1)と、一般的にマニュアル変速機の3番目、4番目及び5番目のギアに相当するオーバードライブの位置の間の変速比にあることが判っている。従って、上述の、変速機がアライメントから外れた場合に変速機ベルト及び/又はプーリシーブの摩耗が減少するという観点から、図3の実施形態では、オーバードライブ変速比とトップ変速比の間の変速比範囲で、変速機はアライメントから外れるように構成される。言い換えれば、アライメントはオーバードライブ変速比とトップ変速比の間を除くどの変速比でも起こってもよい。
このことは、図3において、「禁止領域(P)」と「許容領域(A)」で示される。この実施例では、2つの許容領域(A1,A2)が存在し、1つの領域はアライメント線41以下であり、他の1つはアライメント線42より上方にある。変速機は、図3に示すように、変速比禁止領域(P)にアライメントが無い限り、例えばトップ変速比でアライメントされていてもよく、又はより高い変速比、例えば中間変速比でアライメントされていてもよい。言い換えれば、アライメント線41は、曲線40を禁止領域(P)で横切らない限り、上方又は下方に偏移可能である。プーリ1,6をシャフト5,10上に搭載し、そして例えば中間位置からスタートする場合、必要なアライメントずれを得るためには、完全なアライメントの線が2つの許容領域(A1,A2)のいずれかに留まる限り、第1プーリ1の溝の第1中心線12を第2プーリ6の溝の中心線13に対して軸方向に移動さればよい。
図4では、他の実施形態におけるアライメントずれ(S)が示されている。この実施例では、最小変速比(オーバードライブ)と最大変速比(ロー)の間の可能な全ての変速比において、第1中心線12と第2中心線13がアライメントを外れている。図4は1つの禁止領域(P2)と2つの許容領域A3,A4を示す。結果としてこの実施例では、変速機ベルトの横断要素の偏移及び/又は回転によりもたらされる摩耗の減少が全ての変速比に対して得られ、それにより変速機のさらなる寿命の延長がもたらされる。
図5ではまたさらに異なる実施形態におけるアライメントずれ(S)が示されている。この実施例では、第1中心線12と第2中心線13がアライメントを外れ、オーバードライブ変速比とトップ変速比の間の領域でのアライメントずれ(S)は既定の閾値、例えば0.05mm又は0.1mmより大きい。図3と図5を比べると、図5の禁止領域P3は図3の禁止領域Pより大きい。
図6では別の実施形態におけるアライメントずれ(S)が示されている。ある実施形態では第1中心線12と第2中心線13がアライメントを外れ、最小と最大の変速比間の全ての変速比においてアライメントずれ(S)が閾値、例えば0.75mmよりも小さい。図6は結果としての禁止領域P4,P5を示す。もし他の実施形態において、追加としてオーバードライブ変速比とトップ変速比の間の領域P(図3)でアライメントずれが起こらない場合、2つの(1つの代わりに)許容領域A7,A8が存在する。
図6と図7では他の1つの実施形態におけるアライメントずれ(S)が示されている。図6で示された実施形態から出発して、更なる必要条件として、最大力(トップ)変速比においてアライメントずれ、更なる閾値、例えば破線45で示すように0.4よりも小さくなければならない。線45が禁止領域P4を定める線44より上に位置する場合、許容領域は変わらない、即ちA7である。この状況は図6に示される。図7に示すように線45が線44より下に位置すると、許容領域はA9に制限される。
本発明は特定の実施形態に関して記載されているが、本発明はこれら実施形態に限定されない。またここに記載されたシステムや方法の変更及び修正は、本発明から離脱することなく可能である。請求される権利は請求項に記載される。
1:1次プーリ 2:第1シーブ 3:第2シーブ
4:プレート 5:シャフト 6:2次プーリ
7:固定シーブ 8:可動シーブ 9:固定プレート
10:シャフト 11:無端変速機ベルト
12:1次プーリの中心線 13:2次プーリの中心線
18:前側主要面 19:後側主要面 20:ノッチ状突起
21:穴状窪み 22:揺動縁 26:接触線
27:横方向側面 28:横断要素 30:径方向内側の要素部分
31:径方向に傾斜した要素部分
4’,9’:シリンダ室

Claims (10)

  1. 無段可変変速機であって、
    駆動シャフト(5)に係合された1次プーリ(1)と、被駆動シャフト(10)に係合された2次プーリ(6)とからなり、
    それぞれの前記プーリは、径方向に湾曲したシーブ面(14−17)を持つ2つの円錐形のプーリシーブ(2,3;7,8)を有し、
    前記シーブ面は、前記シーブ面の周縁からなる溝を画定し、
    前記溝の中に無端変速機ベルト(11)が径方向に可変な位置で支持され;
    前記1次プーリ(1)は、前記駆動シャフトに固定された第1シーブ(2)と、前記駆動シャフトに対し軸方向に可動な第2シーブ(3)とを有し、それにより前記第1シーブと前記第2シーブは第1中心線(12)を持つ溝を取り囲み;
    前記2次プーリ(6)は、前記被駆動シャフトに固定された第1シーブ(7)と、前記被駆動シャフトに対し軸方向に可動な第2シーブ(8)とを有し、それにより前記2つのシーブは第2中心線(13)を持つ湾曲した溝を取り囲み;
    ここにおいて前記駆動シャフト(5)と前記被駆動シャフト(10)は、ある径方向距離離れて軸方向に平行に位置し、
    ここにおいて前記1次プーリ(1)の前記第1シーブと前記2次プーリ(6)の前記第1シーブとの相対的軸方向位置は、前記変速機ベルト(11)が最大の力を前記1次プーリ(1)から前記2次プーリ(6)に転送可能である最大力変速比(トップ)より小さい変速比で変速機が作動している場合に、前記第1中心線と前記第2中心線とがアライメントから外れており、
    前記変速比(i)は、前記1次プーリ内の前記無端変速機ベルト(11)の前記駆動シャフトからの径方向距離に対する前記2次プーリ内の前記無端変速機ベルト(11)の前記被駆動シャフトからの径方向距離として定義される、
    ことを特徴とする変速機。
  2. 前記1次プーリ(1)の前記第1シーブ(2)と前記2次プーリ(6)の前記第1シーブ(7)との相対的軸方向位置は、全ての変速比においてアライメントから外れている、ことを特徴とする請求項1に記載の変速機。
  3. 前記1次プーリ(1)の前記第1シーブ(2)と前記2次プーリ(6)の前記第1シーブ(7)との相対的軸方向位置は、前記変速比が最小変速比から前記最大力変速比(トップ)に向かって増加するに従って、前記アライメントのずれの量が減少する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の変速機。
  4. 前記変速機がアライメントから外れている場合、前記1次プーリと前記2次プーリの前記周縁からなる溝の前記中心線の間の相対的軸方向偏移の値が閾値を超える、ことを特徴とする請求項1−3のいずれかに記載の変速機。
  5. 前記1次プーリの前記第1シーブと前記2次プーリの前記第1シーブとの相対的軸方向位置は、前記変速機の最小変速比であるオーバードライブ変速比と前記最大力変速比(トップ)との間の変速比領域で作動する場合、前記第1中心線と前記第2中心線が閾値より大きい値だけアライメントを外れる、ことを特徴とする請求項1−4のいずれかに記載の変速機。
  6. 前記閾値0.05mmであ、ことを特徴とする請求項4又は5に記載の変速機。
  7. 前記変速機がアライメントから外れている場合、前記1次プーリと前記2次プーリの前記周縁からなる溝の前記中心線の間の相対的軸方向偏移0.75mm以下である、ことを特徴とする請求項1−6のいずれかに記載の変速機。
  8. 少なくとも前記最大力変速比(トップ)において、前記相対的軸方向偏移0.4mm以下である、ことを特徴とする請求項7に記載の変速機。
  9. 前記駆動シャフト上の前記固定シーブと前記可動シーブの軸方向位置関係は、前記被駆動シャフト上の前記固定シーブと前記可動シーブの軸方向位置関係と逆の関係にある、ことを特徴とする請求項1−8のいずれかに記載の変速機。
  10. 前記無端変速機ベルト(11)は、横断要素(28)を有し、前記横断要素は、前記無端変速機ベルト(11)の引張要素に沿って移動可能に保持され、少なくとも前記変速機の作動中に、前記横断要素の横側面の場所において前記1次プーリ(1)と前記2次プーリ(6)のプーリシーブの間に順番にクランプされる、ことを特徴とする請求項1−9のいずれかに記載の変速機。
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