JP5591650B2 - 駅務システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、駅務システムに関する。
鉄道の駅には、各種の駅務処理を行なう駅務機器が設置されている。駅務機器は、例えば、改札機、券売機、精算機、または窓口端末などである。これらの駅務機器は、入場券、定期券、及び乗車券などに対して種々の処理を行う。
例えば、入場券、定期券、及び乗車券などは、例えば所定の情報が記憶される磁気券により構成されるものがある。また、例えば、入場券、定期券、及び乗車券などは、所定の情報が記憶されるICカードなどにより構成されるものがある。またさらに、ICカードは、利用者の所持する携帯電話などに内蔵されるものも一般的に知られている。また、例えばストアードフェアカードなどの料金券も一般に利用されている。
特開2004−348329号公報
より利便性の高い駅務システムを提供することを目的とする。
一実施形態に係る駅務システムは、乗車券を発行する発行装置と、サーバ装置と、改札処理を行う改札機とを備える。前記発行装置は、利用者の操作入力に応じて乗車券情報を発行する発行部と、前記利用者の第1の顔画像を取得する第1の顔画像取得部と、前記第1の顔画像取得部により取得した第1の顔画像を前記サーバ装置に送信するように制御する第1の制御部と、を具備する。前記サーバ装置は、前記発行装置から受信する第1の顔画像を前記改札機に配信するように制御する第2の制御部を具備する。前記改札機は、前記サーバ装置から配信される第1の顔画像を記憶する記憶部と、当該改札機を通行する利用者の第2の顔画像を取得する第2の顔画像取得部と、前記第2の顔画像取得部により取得する第2の顔画像と、前記記憶部により記憶されている第1の顔画像との照合を行う照合部と、前記照合部において、前記第1の顔画像と前記第2の顔画像とが一致すると判定する場合、前記利用者の通行を許可するように制御を行う通行制御部と、を具備する。
図1は、一実施形態に係る駅務システムについて説明するための説明図である。 図2は、一実施形態に係る駅務システムについて説明するための説明図である。 図3は、一実施形態に係る駅務システムについて説明するための説明図である。 図4は、一実施形態に係る駅務システムについて説明するための説明図である。 図5は、一実施形態に係る駅務システムについて説明するための説明図である。 図6は、一実施形態に係る駅務システムについて説明するための説明図である。
以下、図面を参照しながら駅務システムについて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、一実施形態に係る駅務システム100について説明するための説明図である。
図1に示す駅務システム100は、種々の駅務機器を備える。駅務システム100は、例えば、券売機110、センタサーバ130、及び改札機140などを備える。また、駅務システム100は、利用者の所持する携帯電子装置(例えば携帯電話)120に対しても処理を行うことができる。
券売機110は、例えば利用者により入力される操作に基づいて入場券、定期券、乗車券、及び料金券(総じて乗車券と称する)などを発行する。券売機110は、制御部、通信部、操作部、表示部、発行部、及び現金処理部などを備える。
制御部は、券売機110の動作を制御する。通信部は、他の駅務機器とデータの送受信を行う。操作部は、利用者による操作入力に基づいて操作信号を生成する。表示部は、制御部の制御に基づいて種々の情報を表示する。発行部は、制御部の制御に基づいて乗車券を発行する。現金処理部は、利用者により投入される紙幣、及び/または貨幣などを処理する。
券売機110は、利用者に例えば乗車区間、または料金区間などの入力操作を行わせるように表示部に表示を行う。乗車区間及び料金区間は、当該乗車券により利用することが出来る駅の区間を示す情報である。券売機110は、例えば、利用者による操作入力に基づいて乗車券を発行する際に磁気券またはICカードに記憶する情報(乗車券情報)を生成する。
さらに、券売機110は、カメラ111を備える。カメラ111は、画像を取得する。カメラ111は、券売機110を操作する利用者の顔を撮像できるように設置される。即ち、カメラ111は、券売機110を操作する利用者の顔の画像(顔画像)を取得する。券売機110は、利用者が乗車券を購入する場合、カメラ111により利用者の顔画像を取得する。
券売機110は、カメラ111により取得した顔画像から顔特徴情報を生成する。顔特徴情報は、例えば、顔画像の濃淡情報である。しかし、顔特徴情報は、一般的に用いられている手法により抽出するものであれば如何なるものであってもよい。
券売機110は、乗車権利、特急利用またはグリーン席等の施設利用の権利購入時に、購入者(利用者)の顔画像の照合用特徴データ(顔特徴情報)をセンタサーバ130に登録する。即ち、券売機110は、生成した顔特徴情報と、乗車券情報とを通信部によりセンタサーバ130に送信する。
携帯電子装置120は、制御部、操作部、表示部、無線通信部などを備える。制御部は、携帯電子装置120の動作を制御する。操作部は、利用者による操作入力に基づいて操作信号を生成する。表示部は、制御部の制御に基づいて種々の情報を表示する。無線通信部は、無線通信によりセンタサーバ130に情報を送信する。
携帯電子装置120は、例えば利用者により入力される操作に基づいて乗車券情報を生成する。即ち、利用者は、携帯電子装置120により乗車券を購入することができる。
さらに、携帯電子装置120は、カメラ121を備える。カメラ121は、画像を取得する。カメラ121は、携帯電子装置120を操作する利用者の顔を撮像できるように設置される。即ち、カメラ121は、携帯電子装置120を操作する利用者の顔の画像(顔画像)を取得する。携帯電子装置120は、利用者が乗車券を購入する場合、カメラ121により利用者の顔画像を取得する。
携帯電子装置120は、カメラ121により取得した顔画像から顔特徴情報を生成する。
携帯電子装置120は、乗車権利、特急利用またはグリーン席等の施設利用の権利購入時に、購入者(利用者)の顔画像の照合用特徴データ(顔特徴情報)をセンタサーバ130に登録する。即ち、携帯電子装置120は、生成した顔特徴情報と、乗車券情報とをセンタサーバ130に送信する。
センタサーバ130は、種々の情報を格納する。センタサーバ130は、制御部、通信部及び記憶部を備える。制御部は、センタサーバ130の動作を制御する。通信部は、他の駅務機器とデータの送受信を行う。記憶部は、券売機110、または携帯電子装置120から送信される顔特徴情報と乗車券情報とを対応付けて記憶する。
また、センタサーバ130は、購入情報から入場、出場予定の改札機に顔画像の照合用特徴データを送信する。即ち、センタサーバ130は、記憶部に記憶されている乗車券情報に基づいて利用者が通行を予定している駅を特定する。
センタサーバ130は、特定した駅に設置されている改札機140に顔特徴情報を送信する。即ち、センタサーバ130は、駅の特定に用いた乗車券情報に対応付けられている顔特徴情報を特定した駅に設置されている改札機140に送信する。
改札機140は、駅の改札口などに設置される。改札機140は、改札口で利用者に対して改札処理を行う。これにより、改札機140は、利用者の通行の可否を判断する。改札機140は、制御部、通信部、記憶部、通行制御部、及び券処理部などを備える。
制御部は、改札機140の動作を制御する。通信部は、他の駅務機器とデータの送受信を行う。記憶部は、センタサーバ130から送信される顔特徴情報を記憶する。通行制御部は、制御部の制御に基づいて、利用者の通行を抑制するためのドアなどの動作を制御する。券処理部は、利用者が所持する乗車券から情報を読み取る。また、券処理部は、乗車券がICカードである場合、情報の書き込みを行う。
さらに、改札機140は、カメラ141を備える。カメラ141は、画像を取得する。カメラ141は、改札機140を通行する利用者の顔を撮像できるように設置される。即ち、カメラ141は、改札機140を通行する利用者の顔の画像(顔画像)を取得する。改札機140は、利用者が改札機140を通行する場合、カメラ141により利用者の顔画像を取得する。
改札機140は、カメラ141により取得した顔画像から顔特徴情報を生成する。改札機140は、生成した顔特徴情報と、記憶部に記憶されている顔特徴情報との照合を行う。改札機140は、例えば、生成した顔特徴情報と、記憶部に記憶されている顔特徴情報との類似度を算出する。改札機140は、算出した類似度があらかじめ設定される閾値以上である場合、生成した顔特徴情報と一致する顔特徴情報が記憶部に記憶されていると判定する。
改札機140は、一致の判定結果を得た場合、利用者の通行を促すように通行制御部によりドアを制御する。また、改札機140は、一致の判定結果が得られなかった場合、利用者の通行を制止するように通行制御部によりドアを制御する。
また、改札機140は、利用者が改札機140を通行したことを示す情報(通行情報)をセンタサーバ130に通知する。
例えば、改札機140が、改札口の入場側に設置されているとする。この場合、改札機140は、入場者の顔画像を撮像し、受信した顔画像の照合用特徴データとの照合を行い、一致した場合に入場処理を行い、センタサーバ130に該当の購入者が入場したことを通知する。
また、例えば、改札機140が、改札口の出場側に設置されているとする。この場合、改札機140は、出場者の顔画像を撮像し、受信した顔画像の照合用特徴データとの照合を行い、特徴データが一致し、且つ購入した範囲の駅で入場していることが確認できたら、出場処理を行う。
センタサーバ130は、例えば、改札機140から送信される通行情報を上記の乗車券情報、及び顔特徴情報と対応付けて記憶することができる。
上記したように、本実施形態に係る駅務システム100は、乗車券の発行時に利用者の顔特徴情報を取得する。さらに、駅務システム100は、取得した顔特徴情報を利用者が通行する予定の改札機140に格納する。改札機140は、利用者の通行時に利用者の顔特徴情報を取得する。改札機140は、取得した顔特徴情報と、格納されている顔特徴情報とに基づいて、利用者に対する改札処理を行う。
即ち、本実施形態の駅務システム100は、乗車券、または料金券の替わりに顔照合を使用する。これにより、利用者は、乗車券を所持することなく改札機を通行することができる。この結果、より利便性の高い駅務システム、及び駅務機器を提供することができる。特に、利用者がより簡易に改札処理を受けることができる駅務システム、及び駅務機器を提供することができる。
(第2の実施形態)
図2は、一実施形態に係る駅務システム200について説明するための説明図である。なお、図1に示す構成と同じ構成には同じ参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図2に示す駅務システム200は、種々の駅務機器を備える。駅務システム200は、例えば、券売機110、及び改札機140などを備える。また、駅務システム200の各駅務機器は、利用者の所持する乗車券150に対して処理を行う。
券売機110は、例えば利用者により入力される操作に基づいて乗車券150を発行する。例えば、券売機110は、定期券、乗車券、または料金券を発行するための入力操作を行わせるように表示部に表示を行う。券売機110は、例えば、利用者による操作入力に基づいて乗車券150を発行する際に磁気券またはICカードに記憶する情報(乗車券情報)を生成する。
さらに、券売機110は、利用者が乗車券150を購入する場合、カメラ111により利用者の顔画像を取得する。券売機110は、カメラ111により取得した顔画像から顔特徴情報を生成する。
券売機110は、定期券、乗車券、または料金券などの購入時に、購入者の顔画像の照合用特徴データを購入券にエンコードする。即ち、券売機110は、生成した顔特徴情報をエンコードする。なお、エンコードの手法はいかなる方法であってもよい。
券売機110は、エンコードした顔特徴情報と、乗車券情報と磁気券またはICカードに記憶し、乗車券150を発行する。即ち、乗車券150は、乗車券情報とエンコードされた顔特徴情報とを記憶する。
改札機140は、改札口で利用者が提示する乗車券150に対して改札処理を行う。即ち、改札機140は、利用者が所持する乗車券150に記憶されている情報を読み取る。例えば、改札機140は、乗車券150からエンコードされた顔特徴情報、及び乗車券情報を読み取る。
また、改札機140は、利用者が乗車券150を改札機140に翳す場合、カメラ141により乗車券150を所持する利用者の顔画像を取得する。さらに、改札機140は、カメラ141により取得した顔画像から顔特徴情報を生成する。
例えば、改札機140が、改札口の入場側に設置されているとする。この場合、改札機140は、入場者の顔画像を撮像し、エンコードされている顔画像の照合用特徴データとの照合を行う。改札機140は、通常のエンコードによる判定だけではなく、顔画像の特徴データが一致しなければ、入場処理をNGと判定する。
また、例えば、改札機140が、改札口の出場側に設置されているとする。この場合、改札機140は、出場者の顔画像を撮像し、エンコードされている顔画像の照合用特徴データとの照合を行う。改札機140は、通常のエンコードによる判定だけではなく、顔画像の特徴データが一致しなければ、出場処理をNGと判定する。
即ち、改札機140は、乗車券150から読み取ったエンコードされた顔特徴情報を出コードする。改札機140は、デコードされた顔特徴情報と、生成した顔特徴情報との照合を行う。改札機140は、例えば、生成した顔特徴情報と、デコードされた顔特徴情報との類似度を算出する。改札機140は、算出した類似度があらかじめ設定される閾値以上である場合、生成した顔特徴情報とデコードされた顔特徴情報とが一致すると判定する。
またさらに、改札機140は、乗車券150から読み取る乗車券情報に基づいて、通行判定を行う。即ち、改札機140は、乗車券情報が当該駅の改札機140を通行可能な乗車券情報であるか否か判定する。改札機140は、通行判定が可であり、且つ、生成した顔特徴情報とデコードされた顔特徴情報とが一致すると判定した場合、乗車券150を所持する利用者の通行を許可する。
改札機140は、通行を許可する場合、利用者の通行を促すように通行制御部によりドアを制御する。また、改札機140は、通行が不許可である場合、利用者の通行を制止するように通行制御部によりドアを制御する。
上記したように、本実施形態に係る駅務システム200は、乗車券150の発行時に利用者の顔特徴情報を取得し、発行する乗車券150に顔特徴情報を記憶する。さらに、駅務システム200の改札機140は、利用者の通行時に利用者の顔特徴情報を取得し、乗車券150から顔特徴情報を読み取る。改札機140は、取得した顔特徴情報と、乗車券150から読み取った顔特徴情報との照合を行い、照合結果に基づいて、利用者の改札機140の通行の可否を判定する。
即ち、本実施形態の駅務システム200は、乗車券150を購入した人物と、改札機140を通行する人物とが一致しない場合、利用者の改札機140の通行を拒否する。即ち、駅務システム200は、乗車券150を所持している人物が本人であることを顔照合により確認する。これにより、駅務システム200は、乗車券150を購入した人物以外による乗車券150の使用を防止することができる。この結果、この結果、より利便性の高い駅務システム、及び駅務機器を提供することができる。特に、よりセキュリティ性の高い駅務システム、及び駅務機器を提供することができる。
なお、上記の実施形態では、顔特徴情報をエンコードして乗車券150に記憶する構成であるとして説明したが、この構成に限定されない。駅務システム200は、顔画像の特徴データを乗車券150にエンコードして記憶するのではなく、券売機110からセンタサーバ130に顔特徴情報を送信し、センタサーバ130から該当の駅に設置される改札機140に顔特徴情報を配信する構成であってもよい。
また、券売機110は、乗車券150を使用する人物の顔画像、または顔特徴情報を利用者に入力させ、入力された情報を乗車券150に記憶する構成であってもよい。これにより、券売機110は、乗車券150を所持する人物を利用者の任意で設定することができる。
(第3の実施形態)
図3は、一実施形態に係る駅務システム300について説明するための説明図である。なお、図1及び図2に示す構成と同じ構成には同じ参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図3に示す駅務システム300は、種々の駅務機器を備える。駅務システム300は、例えば、センタサーバ130、改札機140、及び窓口端末160などを備える。これらの駅務機器は、券売機により発行された乗車券に対して駅務処理を行う。また、駅務システム300は、乗車券情報を記憶する携帯電子装置(例えば携帯電話)に対しても処理を行うことができる。
改札機140は、改札口で利用者が提示する乗車券に対して改札処理を行う。即ち、改札機140は、利用者が所持する乗車券に記憶されている情報を読み取る。例えば、改札機140は、乗車券から乗車券情報を読み取る。
例えば、改札機140が、改札口の入場側に設置されているとする。この場合、改札機140は、入場者の顔画像を撮像し、撮像した顔画像をセンタサーバ130に送信する。
即ち、改札機140は、利用者が乗車券を改札機140に翳す場合、カメラ141により乗車券を所持する利用者の顔画像を取得する。さらに、改札機140は、カメラ141により取得した顔画像から顔特徴情報を生成する。改札機140は、生成した顔特徴情報をセンタサーバ130に送信する。
センタサーバ130は、種々の情報を格納する。センタサーバ130は、改札機140から送信される顔特徴情報を記憶する。また、センタサーバ130は、顔特徴情報を送信した改札機140が設置されている駅(駅名)を特定する。センタサーバ130は、特定した駅名を示す情報(駅名情報)と、顔特徴情報とを対応付けて記憶する。なお、改札機140が自身が設置されている駅名を示す情報をセンタサーバ130に送信する構成であってもよい。
窓口端末160は、窓口の係員が操作する端末である。窓口端末160は、係員により入力される操作に基づいて種々の処理を行う。窓口端末160は、制御部、通信部、操作部、及び表示部162などを備える。
制御部は、窓口端末160の動作を制御する。通信部は、他の駅務機器とデータの送受信を行う。操作部は、係員による操作入力に基づいて操作信号を生成する。表示部162は、制御部の制御に基づいて種々の情報を表示する。
また、窓口端末160は、カメラ161を備える。カメラ161は、画像を取得する。例えば、乗車券を紛失したという申請が利用者からある場合、窓口の係員は、窓口端末160を操作することにより利用者の乗入場駅を確認することができる。カメラ161は、窓口を訪れる利用者の顔を撮像できるように設置される。即ち、窓口端末160は、窓口を訪れる利用者の顔の画像(顔画像)をカメラ161により取得する。
窓口端末160は、カメラ161により取得した顔画像から顔特徴情報を生成する。窓口端末160は、生成した顔特徴情報をセンタサーバ130に送信する。
センタサーバ130は、窓口端末160から受信する顔特徴情報と一致する顔特徴情報を記憶している顔特徴情報から検索する。センタサーバ130は、検索した顔特徴情報に対応付けられている駅名情報を窓口端末160に送信する。
なお、窓口端末160が検索を行う構成であってもよい。この場合、窓口端末160は、センタサーバ130にアクセスし、窓口を訪れた利用者の顔特徴情報と一致する顔特徴情報をセンタサーバ130に記憶されている顔特徴情報から検索する。さらに、窓口端末160は、検索した顔特徴情報に対応付けられている駅名情報を取得する。これにより、窓口端末160は、利用者が入場した駅を特定することができる。
窓口端末160は、利用者が入場した駅と、窓口端末160が設置されている当該駅とに基づいて、運賃の算出を行う。これにより、係員は、正確な精算額を知ることができる。
上記したように、本実施形態に係る駅務システム300の改札機140は、利用者の入場時に利用者の顔特徴情報を取得し、センタサーバ130に送信する。センタサーバ130は、顔特徴情報と利用者が入場した入場駅を示す情報を対応付けて記憶する。駅務システム300の窓口端末160は、窓口を訪れた利用者の顔特徴情報を取得し、取得した顔特徴情報と一致するものをセンタサーバ130から検索する。
即ち、駅務システム300は、窓口を訪れた利用者が入場した駅を特定することができる。これにより、駅務システム300は、利用者が利用した駅の区間を特定することができるため、正確な精算額を算出することができる。また、例えば、駅務システム300は、乗車券に正確に入場情報が記憶されていなかった場合でも正確な精算額を算出することができる。この結果、この結果、より利便性の高い駅務システム、及び駅務機器を提供することができる。特に、この結果、より正確性の高い駅務システム、及び駅務機器を提供することができる。
(第4の実施形態)
図4は、一実施形態に係る駅務システム400について説明するための説明図である。なお、図1乃至図3に示す構成と同じ構成には同じ参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図4に示す駅務システム400は、種々の駅務機器を備える。駅務システム400は、例えば、センタサーバ130、改札機140、及び窓口端末160などを備える。これらの駅務機器は、券売機により発行された乗車券に対して駅務処理を行う。また、駅務システム400は、乗車券情報を記憶する携帯電子装置(例えば携帯電話)に対しても処理を行うことができる。
改札機140は、改札口で利用者が提示する乗車券に対して改札処理を行う。即ち、改札機140は、利用者が所持する乗車券に記憶されている情報を読み取る。例えば、改札機140は、乗車券から乗車券情報を読み取る。
例えば、改札機140が、改札口の入場側に設置されているとする。この場合、改札機140は、入場者の顔画像を撮像し、撮像した顔画像をセンタサーバ130に送信する。
即ち、改札機140は、利用者が乗車券を改札機140に翳す場合、カメラ141により乗車券を所持する利用者の顔画像を取得する。さらに、改札機140は、カメラ141により取得した顔画像から顔特徴情報を生成する。改札機140は、生成した顔特徴情報をセンタサーバ130に送信する。
センタサーバ130は、種々の情報を格納する。また、センタサーバ130は、顔特徴情報を入力する入力部と、入力部により入力される顔特徴情報を記憶する記憶部とをさらに備える。これにより、センタサーバ130には、予め任意の人物の顔特徴情報が登録される。
センタサーバ130は、改札機140から送信される顔特徴情報と、記憶部により記憶されている顔特徴情報とで照合を行う。即ち、センタサーバ130は、あらかじめ入力部により入力される顔特徴情報と、改札機140から送信される顔特徴情報との照合を行う。
例えば、センタサーバ130は、改札機140から送信される顔特徴情報と、記憶部により記憶されている顔特徴情報との類似度を算出する。センタサーバ130は、算出した類似度があらかじめ設定される閾値以上である場合、改札機140から送信される顔特徴情報と、記憶部により記憶されている顔特徴情報とが一致すると判定する。
センタサーバ130は、改札機140から送信される顔特徴情報と一致する顔特徴情報が記憶部により記憶されていると判定する場合、顔特徴情報を送信した改札機140が設置されている駅(駅名)を特定する。また、センタサーバ130は、予め登録された人物が入場したことを示す情報(報知情報)を生成する。センタサーバ130は、特定した駅名を示す情報(駅名情報)と、生成した報知情報とを各駅に設置されている窓口端末160に送信する。なお、改札機140が自身が設置されている駅名を示す情報をセンタサーバ130に送信する構成であってもよい。
また、センタサーバ130は、改札機140から送信された顔特徴情報を報知情報に付加して送信する構成であってもよい。
窓口端末160は、表示部162を備える。センタサーバ130から送信される駅名情報、及び報知情報を表示部162に表示する。また、窓口端末160は、報知情報に顔特徴情報が付加されている場合、顔特徴情報を表示部162に表示する。
さらに、窓口端末160は、音声を再生するスピーカを備えていてもよい。窓口端末160は、報知情報を受信する場合、スピーカにより音声を再生する。これにより、窓口端末160は、係員に登録者が入場したことを効率的に報知することができる。
上記したように、本実施形態に係る駅務システム400のセンタサーバ130は、予め作成される不審者の顔画像(顔特徴情報)を含むデータベースを記憶する。駅務システム400の改札機140は、入場時に利用者の顔画像を撮像し、センタサーバ130に送信する。センタサーバ130は、改札機140から受信する顔画像とデータベースに含まれている顔画像とを照合する。センタサーバ130は、データベースに記憶されている顔画像と一致する照合結果が得られた場合、各駅の窓口端末160に報知する。
この結果、より利便性の高い駅務システム、及び駅務機器を提供することができる。特に、セキュリティ性の高い駅務システム、及び駅務機器を提供することができる。
なお、センタサーバ130は、電話回線、またはネットワークなどを介してさらに他の施設に報知情報を報知する構成であってもよい。これにより、駅務システム400は、ブラックリストに登録されているテロリストや犯罪者を入場時にチェックすることができる。さらに、リストに登録されている人物が改札機140を通過したことを適切な公的機関に報知することができる。
(第5の実施形態)
図5は、一実施形態に係る駅務システム500について説明するための説明図である。なお、図1乃至図4に示す構成と同じ構成には同じ参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図5に示す駅務システム500は、種々の駅務機器を備える。駅務システム500は、例えば、センタサーバ130、改札機140、及び携帯端末170などを備える。これらの駅務機器は、券売機により発行された乗車券に対して駅務処理を行う。また、駅務システム500は、乗車券情報を記憶する携帯電子装置(例えば携帯電話)に対しても処理を行うことができる。
なお、本実施形態における乗車券は、指定席に乗車する為の指定座席券であり、指定席情報を記憶しているとする。
改札機140は、改札口で利用者が提示する乗車券に対して改札処理を行う。即ち、改札機140は、利用者が所持する乗車券に記憶されている情報を読み取る。例えば、改札機140は、乗車券から指定席情報を読み取る。
例えば、改札機140が、改札口の入場側に設置されているとする。この場合、改札機140は、入場者の顔画像を撮像し、撮像した顔画像をセンタサーバ130に送信する。
即ち、改札機140は、利用者が乗車券を改札機140に翳す場合、カメラ141により乗車券を所持する利用者の顔画像を取得する。さらに、改札機140は、カメラ141により取得した顔画像から顔特徴情報を生成する。改札機140は、生成した顔特徴情報と、乗車券から読み取った指定席情報とをセンタサーバ130に送信する。
センタサーバ130は、種々の情報を格納する。センタサーバ130は、改札機140から送信される顔特徴情報と指定席情報とを受信する。センタサーバ130は、指定席情報に基づいて、車両(及び列車)を特定する。センタサーバ130は、特定した車両(指定席)の車掌の持つ携帯端末170に顔画像(顔特徴情報)及び指定席情報を送信する。
例えば、センタサーバ130は、車両に乗っている係員が所持している携帯端末170を識別するための情報(識別情報)と、車両(及び列車)を示す情報とを対応付けて予め記憶している。これにより、センタサーバ130は、指定席情報に基づいて、顔画像及び指定席情報を送信する携帯端末170を特定することができる。
携帯端末170は、係員(例えば車掌)が操作する端末である。携帯端末170は、係員により入力される操作に基づいて種々の処理を行う。携帯端末170は、制御部、通信部、操作部、及び表示部172などを備える。
制御部は、携帯端末170の動作を制御する。通信部は、他の駅務機器とデータの送受信を行う。操作部は、係員による操作入力に基づいて操作信号を生成する。表示部172は、制御部の制御に基づいて種々の情報を表示する。
携帯端末170は、センタサーバ130から送信される顔画像と指定席情報とを表示部172に表示する。これにより、携帯端末170は、指定席情報が示す座席の利用者の顔画像を係員に報知することができる。これにより、係員は、指定席の利用者の顔を知ることができる。即ち、係員は、携帯端末170に表示される顔画像を見て車内検札を行うことができる。
上記したように、本実施形態に係る駅務システム500のセンタサーバ130は、改札機140から送信される顔特徴情報及び指定席情報を、適切な携帯端末170に伝送する。これにより、指定席を利用する利用者の顔画像を携帯端末170を所持する係員に知らせることができる。これにより、係員は、例えば、指定席を利用している利用者が所持する乗車券を確認せずに、利用者の顔を視認することにより、車内検札を行うことができる。
この結果、より利便性の高い駅務システム、及び駅務機器を提供することができる。特に、利用者がより簡易に車内検札を受けることができる駅務システム、及び駅務機器を提供することができる。
(第6の実施形態)
図6は、一実施形態に係る駅務システム600について説明するための説明図である。なお、図1乃至図5に示す構成と同じ構成には同じ参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図6に示す駅務システム600は、種々の駅務機器を備える。駅務システム600は、例えば、センタサーバ130、改札機140、及び車両180に搭載されるカメラ181などを備える。これらの駅務機器は、券売機により発行された乗車券に対して駅務処理を行う。また、駅務システム600は、乗車券情報を記憶する携帯電子装置(例えば携帯電話)に対しても処理を行うことができる。
なお、本実施形態における乗車券は、指定席に乗車する為の指定座席券であり、指定席情報を記憶しているとする。
改札機140は、改札口で利用者が提示する乗車券に対して改札処理を行う。即ち、改札機140は、利用者が所持する乗車券に記憶されている情報を読み取る。例えば、改札機140は、乗車券から指定席情報を読み取る。
例えば、改札機140が、改札口の入場側に設置されているとする。この場合、改札機140は、入場者の顔画像を撮像し、撮像した顔画像をセンタサーバ130に送信する。
即ち、改札機140は、利用者が乗車券を改札機140に翳す場合、カメラ141により乗車券を所持する利用者の顔画像を取得する。さらに、改札機140は、カメラ141により取得した顔画像から顔特徴情報を生成する。改札機140は、生成した顔特徴情報と、乗車券から読み取った指定席情報とをセンタサーバ130に送信する。
センタサーバ130は、種々の情報を格納する。センタサーバ130は、改札機140から送信される顔特徴情報と指定席情報とを受信する。センタサーバ130は、受信する顔特徴情報と指定席情報とを対応付けてデータベースとして記憶する。
カメラ181は、画像を取得する。カメラ181は、利用者が車両に乗車場合に利用者の顔を撮像することができるように車両180内に設置される。例えば、カメラ181は、車両180の戸口に設置される。即ち、カメラ181は、車両180に乗車する利用者の顔の画像(顔画像)を取得する。
なお、車両180は、カメラ181の動作を制御する制御部、及び他の駅務機器と通信を行うための通信部などを有する車載装置(車両制御装置)を備える。
車両180の制御部は、カメラ181により取得した顔画像から顔特徴情報を生成する。車両180の通信部は、生成した顔特徴情報をセンタサーバ130に送信する。
センタサーバ130は、車両180から送信される顔特徴情報と、データベースとして記憶部により記憶されている顔特徴情報とで照合を行う。即ち、センタサーバ130は、入場時に改札機140により取得した顔特徴情報と、乗車時に車両180に搭載されているカメラ181により取得した顔特徴情報との照合を行う。
例えば、センタサーバ130は、改札機140から送信される顔特徴情報と、車両180から送信される顔特徴情報との類似度を算出する。センタサーバ130は、算出した類似度があらかじめ設定される閾値以上である場合、改札機140から送信される顔特徴情報と、車両180から送信される顔特徴情報とが一致すると判定する。
センタサーバ130は、車両180から送信される顔特徴情報と一致する顔特徴情報がデータベースに含まれていると判定する場合、一致した顔特徴情報と、この顔特徴情報に対応付けられている指定席情報とをデータベースから削除する。
また、センタサーバ130は、車両(列車)毎に時刻表を予め保持している。センタサーバ130は、ある車両の発車時刻を過ぎたと判定する場合、当該車両の指定席情報をデータベースから抽出する。
上記したように、利用者の乗車が確認される場合、センタサーバ130は、データベースから指定席情報を削除する。この為、発車時刻を過ぎた後にデータベースに残っている指定席情報は、乗車しなかった利用者の指定席であると判断することができる。即ち、空席であると判断することができる。
即ち、センタサーバ130は、データベースに含まれる情報と車両の発車時刻とに基づいて、空席(空席情報)を抽出する。例えば、空席の再販を行う為に、さらに上位のサーバ、または、各駅の窓口端末などに抽出した空席情報を伝送する。これにより、空席の再販が可能になる。
上記したように、本実施形態に係る駅務システム600のセンタサーバ130は、改札機140から送信される顔特徴情報及び指定席情報に基づいてデータベースを作成する。また、駅務システム600は、車両180に搭載されるカメラ181により車両180に乗車する利用者の顔特徴を取得し、センタサーバ130に送信する。
センタサーバ130は、車両180から送信される顔特徴情報と一致する顔特徴情報及びこの顔特徴情報に対応付けられている指定席情報をデータベースから削除する。センタサーバ130は、車両の発車時刻を過ぎた場合にデータベースに残っている指定席情報により示される席を、使用されていない空席と判断する。
これにより、利用者が乗車しなかった指定席(空席)を再販することができる。この結果、より利便性の高い駅務システム、及び駅務機器を提供することができる。特に、効率的に列車を利用することができる駅務システム、及び駅務機器を提供することができる。
上記したように、第1の実施形態に係る駅務システム100は、乗車権利、及び特急利用またはグリーン席等の施設利用の権利購入時に購入者の顔画像の照合用特徴データを取得し、センタ(センタサーバ130)に登録する。センタシステム(センタサーバ130)は、上記購入情報から入場、及び出場予定の改札機140に顔画像の照合用特徴データを送信する。入場用の改札機140は、入場者の顔画像を撮像し、受信した顔画像の照合用特徴データとの照合を行い、一致した場合に入場処理を行い、センタに該当の購入者が入場したことを通知する。また、出場用の改札機140は、出場者の顔画像を撮像し、受信した顔画像の照合用特徴データとの照合を行い、特徴データが一致し購入した範囲の駅で入場していることが確認できたら、出場処理を行う。
即ち、駅務システム100は、乗車券、または料金券などの替わりに顔照合を使用する。これにより、乗車券及び料金券などを不要とした改札システムを作成することができる。なお、乗車権利、特急利用またはグリーン席等の施設利用の権利の購入に用いられる機器は、例えばカメラを備える券売機110でも、カメラを備える携帯電子装置120でも良い。
また、上記したように、第2の実施形態に係る駅務システム200は、乗車券、及び料金券購入時に購入者の顔画像の照合用特徴データを取得し、購入券にエンコードする。入場用の改札機140は、入場者の顔画像を撮像し、エンコードされている顔画像の照合用特徴データとの照合を行う。改札機140は、通常のエンコードによる判定だけではなく、顔画像の特徴データが一致しなければ、入場処理をNGと判定する。また、出場用の改札機140は、出場者の顔画像を撮像し、エンコードされている顔画像の照合用特徴データとの照合を行う。改札機140は、通常のエンコードによる判定だけではなく、顔画像の特徴データが一致しなければ、出場処理をNGと判定する。
即ち、駅務システム200は、乗車券、料金券を所持している人物が本人であることの確認に顔照合を使用する。これにより、購入者以外による乗車券、料金券の使用を防止することができる。なお、駅務システム200は、顔画像の特徴データを乗車券、または料金券にエンコードするのではなく、センタシステムに送信し、センタから該当の改札機140に配信するようにしても良い。
また、上記したように、第3の実施形態に係る駅務システム300は、旅客の入場時に顔画像を撮像し、センタに送信する。駅務システム300は、乗車券、または料金券を紛失した旅客の申請に基づき、入場時の顔画像を検索して、入場駅を確認する。即ち、駅務システム300は、該当者の乗車駅の特定を人物検索により行う。これにより、乗車券、または料金券を紛失した旅客からの乗車駅の申告の確認し、不正申告を特定することができる。
また、上記したように、第4の実施形態に係る駅務システム400は、センタシステムに不審者の顔画像データベースを作成する。駅務システム400は、入場時に改札機140で旅客の顔画像を撮像し、センタに送信する。センタは、受信した顔画像データを顔画像データベースと照合し、一致した場合、関係省庁、及び/または駅に通知する。即ち、駅務システム400は、乗車時に登録不審者の照合を行う。これにより、ブラックリストに登録されているテロリストや犯罪者を入場時にチェックすることができる。
また、上記したように、第5の実施形態に係る駅務システム500は、入場時に改札機140で旅客の顔画像を撮像し、センタに送信する。センタは、該当車両(指定席)の車掌の持つ携帯端末170に顔画像を送信する。車掌は、携帯端末170に表示される顔画像を見て車内検札を行う。これにより、旅客の所持する指定席券(料金券、乗車券を含む)を確認しないで車内検札を行うことができる。
また、上記したように、第6の実施形態に係る駅務システム600は、入場時に改札機140で旅客の顔画像を撮像し、顔画像の特徴データをセンタに送信する。また、車両180に利用者が乗車する際に、戸口にあるカメラ181で旅客の顔画像を撮像し、顔画像の特徴データをセンタに送信する。センタは、改札機140で撮像した顔画像の特徴データと車両180で撮像した顔画像の特徴データを照合し、指定席の消し込みを行う。これにより、指定席の車両に乗車したかどうか確認を行い、発車時刻後に指定席が使用されていなければ、再販を行うことができる。
なお、上述の各実施の形態で説明した機能は、ハードウエアを用いて構成するに留まらず、ソフトウエアを用いて各機能を記載したプログラムをコンピュータに読み込ませて実現することもできる。また、各機能は、適宜ソフトウエア、ハードウエアのいずれかを選択して構成するものであっても良い。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
100…駅務システム、110…券売機、111…カメラ、120…携帯電子装置、121…カメラ、130…センタサーバ、140…改札機、141…カメラ、150…乗車券、160…窓口端末、161…カメラ、162…表示部、170…携帯端末、172…表示部、180…車両、181…カメラ、200…駅務システム、300…駅務システム、400…駅務システム、500…駅務システム、600…駅務システム。

Claims (5)

  1. 乗車券を発行する発行装置と、サーバ装置と、改札処理を行う改札機とを備え、
    前記発行装置は、
    利用者の操作入力に応じて乗車券情報を発行する発行部と、
    前記利用者の第1の顔画像を取得する第1の顔画像取得部と、
    前記第1の顔画像取得部により取得した第1の顔画像を前記サーバ装置に送信するように制御する第1の制御部と、
    を具備し、
    前記サーバ装置は、
    前記発行装置から受信する第1の顔画像を前記改札機に配信するように制御する第2の制御部を具備し、
    前記改札機は、
    前記サーバ装置から配信される第1の顔画像を記憶する記憶部と、
    当該改札機を通行する利用者の第2の顔画像を取得する第2の顔画像取得部と、
    前記第2の顔画像取得部により取得する第2の顔画像と、前記記憶部により記憶されている第1の顔画像との照合を行う照合部と、
    前記照合部において、前記第1の顔画像と前記第2の顔画像とが一致すると判定する場合、前記利用者の通行を許可するように制御を行う通行制御部と、
    を具備する、
    駅務システム。
  2. 利用者の所持する乗車券に対して改札処理を行う改札機と、サーバ装置と、窓口端末とを備え、
    前記改札機は、
    乗車券に記憶されている情報に基づいて改札処理を行う改札処理部と、
    当該改札機を通行する乗車券を所持する利用者の第1の顔画像を取得する第1の顔画像取得部と、
    前記第1の顔画像取得部により取得した第1の顔画像を前記サーバ装置に送信するように制御する第1の制御部と、
    を具備し、
    前記サーバ装置は、
    前記改札機から受信する第1の顔画像と、前記改札機が設置される駅を示す駅名情報とを対応付けて記憶する記憶部を具備し、
    前記窓口端末は、
    利用者の第2の顔画像を取得する第2の顔画像取得部と、
    前記顔画像取得部により取得する第2の顔画像と一致する顔画像を前記サーバ装置の記憶部から検索し、検索した顔画像に対応付けられている駅名情報に基づいて前記利用者が入場した駅を特定するように制御する第2の制御部と、
    を具備する、
    駅務システム。
  3. 利用者の所持する乗車券に対して改札処理を行う改札機と、サーバ装置と、窓口端末とを備え、
    前記改札機は、
    乗車券に記憶されている情報に基づいて改札処理を行う改札処理部と、
    当該改札機を通行する乗車券を所持する利用者の第1の顔画像を取得する顔画像取得部と、
    前記顔画像取得部により取得した第1の顔画像を前記サーバ装置に送信するように制御する第1の制御部と、
    を具備し、
    前記サーバ装置は、
    予め入力される第2の顔画像を記憶する記憶部と、
    前記改札機から受信する第1の顔画像と一致する第2の顔画像を前記記憶部から検索し、一致する第2の顔画像が検索された場合、報知情報を生成し、前記第1の顔画像と、前記報知情報とを前記窓口端末に送信するように制御する第2の制御部と、
    を具備し、
    前記窓口端末は、
    前記サーバ装置から受信する報知情報と前記第1の顔画像とを表示する表示部を具備する、
    駅務システム。
  4. 利用者の所持する乗車券に対して改札処理を行う改札機と、サーバ装置と、係員の所持する携帯端末とを備え、
    前記改札機は、
    乗車券に記憶されている指定席情報に基づいて改札処理を行う改札処理部と、
    当該改札機を通行する乗車券を所持する利用者の顔画像を取得する顔画像取得部と、
    前記顔画像取得部により取得した顔画像と、前記乗車券に記憶されている指定席情報とを前記サーバ装置に送信するように制御する第1の制御部と、
    を具備し、
    前記サーバ装置は、
    前記改札機から受信する指定席情報に基づいて、携帯端末を特定し、特定した携帯端末に前記指定席情報と前記改札機から受信する前記顔画像とを特定した携帯端末に送信するように制御する第2の制御部を具備し、
    前記携帯端末は、
    前記サーバ装置から受信する顔画像と指定席情報とを表示する表示部
    を具備する、
    駅務システム。
  5. 利用者の所持する乗車券に対して改札処理を行う改札機と、車両に設置される撮像装置と、サーバ装置とを備え、
    前記改札機は、
    乗車券に記憶されている指定席情報に基づいて改札処理を行う改札処理部と、
    当該改札機を通行する乗車券を所持する利用者の第1の顔画像を取得する第1の顔画像取得部と、
    前記第1の顔画像取得部により取得した第1の顔画像と、前記乗車券に記憶されている指定席情報とを前記サーバ装置に送信するように制御する第1の制御部と、
    を具備し、
    前記撮像装置は、
    前記車両に乗車する利用者の第2の顔画像を取得する第2の顔画像取得部と、
    前記第2の顔画像取得部により取得した第2の顔画像を前記サーバ装置に送信するように制御する第2の制御部と、
    を具備し、
    前記サーバ装置は、
    前記改札機から受信する第1の顔画像と指定席情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記撮像装置から受信する第2の顔画像と一致する第1の顔画像を前記記憶部から検索し、一致する第1の顔画像が検索された場合、検索した第1の顔画像に対応付けられている指定席情報を前記記憶部から削除するように制御する第3の制御部と、
    前記車両の発車時刻を過ぎる場合、前記記憶部により記憶されている指定席情報に基づいて空席を特定する第4の制御部と、
    を具備する、
    駅務システム。
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