JP6783532B2 - 改札管理装置、および自動改札機システム - Google Patents

改札管理装置、および自動改札機システム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、改札管理装置、および自動改札機システムに関する。
駅務機器は、乗車券から情報を読み取った場合に、読み取った情報を上位装置に送信し、上位装置から受信した判定結果に基づいて駅務処理を行っている。駅務装置は、上位装置による判定処理を行っている期間において待機する必要があり、乗車券から情報を読み取ってから駅務処理を完了するまでの処理時間が長くなる場合があった。
特開2011−8588号公報
本発明が解決しようとする課題は、駅務処理の処理時間を短縮することができる改札管理装置、および自動改札機システムを提供することである。
実施形態の改札管理装置は、通信部と、記憶部とを持つ。通信部は、乗車券の識別情報を読み取る複数の自動改札機と通信する。記憶部は、前記乗車券の識別情報と、前記乗車券に対応付けられてチャージされた電子マネーの残高情報を含む効力情報とを対応づけて記憶する。改札管理装置は、前記通信部が前記複数の自動改札機のうち入場側自動改札機から前記乗車券の識別情報および前記入場側自動改札機の設置駅の情報を含む第1の判定要求情報を受信した場合、前記記憶部に記憶された前記残高情報に基づいて、前記入場側自動改札機に対して前記乗車券を提示した利用者の入場可否を示す情報を送信すると共に、前記複数の自動改札機の一部または全部が設置された出場駅となり得る駅ごとに、前記残高情報と前記入場側自動改札機の設置駅の情報とに基づいて前記乗車券を提示した利用者の出場可否を示す情報であって前記乗車券の識別情報が出場可否に対応付けられた情報を生成して前記記憶部に記憶させ、前記通信部が前記複数の自動改札機のうち出場側自動改札機から前記乗車券の識別情報および前記出場側自動改札機の設置駅の情報を含む第2の判定要求情報を受信した場合、前記乗車券の識別情報および前記出場側自動改札機の設置駅の情報を用いて前記記憶部を検索し、検索結果を、前記通信部を用いて前記出場側自動改札機に送信する。
第1の実施形態の自動改札機システム1の一例を示す図。 第1の実施形態のICカード10の一例を示す図。 第1の実施形態のセンターサーバ100の一例を示すブロック図。 第1の実施形態のサーバ側記憶部130に記憶されるアカウントIDデーターベース132の一例を示す図。 第1の実施形態のサーバ側記憶部130に記憶される出場可否データーベース134の一例を示す図。 第1の実施形態の自動改札機300を上方から見た図である。 第1の実施形態の自動改札機300の一例を示すブロック図。 第1の実施形態の発券機400の一例を示すブロック図。 第1の実施形態のICカード10、センターサーバ100、入場側自動改札機300A、および出場側自動改札機300Bの動作の流れの一例を示す図。 第1の実施形態のICカード10、センターサーバ100、入場側自動改札機300A、および出場側自動改札機300Bの動作の流れの他の一例を示す図。 第1の実施形態の自動改札機300に記憶する情報340Aの一例を示す図。 第2の実施形態の自動改札機システム1Aの一例を示す図。 第2の実施形態のICカード10、センターサーバ100Aおよび100B、入場側自動改札機300a、および出場側自動改札機300bの動作の流れの他の一例を示す図。
以下、実施形態の改札管理装置、および自動改札機システムを、図面を参照して説明する。
実施形態の自動改札機システムの説明では、「乗車券」の一例として交通系のIC(Integrated Circuit)カードを例示するが、「乗車券」は、交通系のICカードと同様の決済機能を有する携帯端末などの電子媒体であってもよい。また、乗車券は、ICカードのように情報を記憶し、および情報を書き込み可能なものに限られない。乗車券は、情報が読み取り可能であって、情報が書き込み可能でなくてもよい。さらに、乗車券は、無線通信により情報を通信してもよいが、これに限定されず、磁気的に情報が読み取り可能な媒体であってもよく、バーコードやQRコード(登録商標)などの表示オブジェクトにより情報が読み取り可能な媒体であってもよい。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の自動改札機システム1の一例を示す図である。自動改札機システム1は、例えば、センターサーバ100と、複数の中継装置200−1、・・・200−Nと、複数の自動改札機300−1、・・・300−Nと、発券機400とを含む。図1におけるMおよびNは任意の自然数である。以下の説明において、中継装置を他の中継装置と区別しない場合には「中継装置200」と記載し、自動改札機を他の自動改札機と区別しない場合には「自動改札機300」と記載する。
中継装置200−1、自動改札機300−1、および発券機400は、例えば駅(1)に設置され、中継装置200−2〜200−N、および自動改札機300−2〜300−Nは、例えば駅(2)〜駅(N)に設置される。以下、駅(1)は入場駅であるものとし、駅(2)〜(N)は出場駅の候補であるものとして説明する。
中継装置200、自動改札機300、および発券機400は、例えば、センターサーバ100と通信可能な駅務機器である。センターサーバ100は、例えば、通信可能な中継装置200、自動改札機300、および発券機400と通信回線を介して接続される。通信回線は、例えば、WAN(Wide Area Network)や、VPN(Virtual Private Network)等などのネットワークである。
中継装置200は、例えば、通信インターフェース回路と、自動改札機300などの状態を監視する監視盤とを含む。中継装置200の通信インターフェース回路は、例えば、センターサーバ100と通信するWANやVPNなどのインターフェースと、自動改札機300または発券機400と通信する例えばLAN(Local Area Network)などのインターフェースとを含む。
中継装置200は、通信回線を介してセンターサーバ100と通信を行うと共に、自動改札機300および発券機400と通信を行う。なお、図1において、中継装置200に自動改札機300および発券機400が接続されてよいが、これに限定されない。中継装置200には、自動改札機300および発券機400の他に精算機、電子マネーチャージ機、定期券発行機などの駅務機器のうち一部が接続されていればよい。
図2は、第1の実施形態のICカード10の一例を示す図である。ICカード10は、例えば、樹脂などのカード基材にICチップ(ICモジュール)が埋め込まれた媒体である。ICカード10は、RFID(Radio Frequency Identifier)技術によって、自動改札機300および発券機400により識別情報が読み取られる。ICカード10は、例えば、カード側通信部12、カード側記憶部14、およびカード側制御部16を含む。
カード側記憶部14には、識別情報としてアカウントID14Aが記憶されている。アカウントID14Aは、ICカード10を一意に特定する識別情報である。カード側制御部16は、カード側通信部12によって受信されたコマンドに応答して、カード側通信部12を用いて、アカウントID14Aを送信する。また、カード側制御部16は、カード側通信部12によってアカウントIDの書き込み要求を受信した場合、アカウントID14Aをカード側記憶部14に書き込む。アカウントID14Aは、ICカード10の識別情報がエンコードされた情報である。エンコードとは、情報を、符号化、記号化、その他の手法により、人が内容を直接的に認識できない状態に変換することをいう。
図3は、第1の実施形態のセンターサーバ100の一例を示すブロック図である。センターサーバ100は、例えば、サーバ側通信部110と、サーバ側制御部120と、サーバ側記憶部130とを含む。センターサーバ100は、改札管理装置の一例である。
サーバ側制御部120は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアにより実現されてもよい。サーバ側制御部120は、センターサーバ100の動作を統括的に制御する。
サーバ側通信部110は、通信回線および中継装置200を介して自動改札機300および発券機400と通信を行う。サーバ側通信部110は、自動改札機300および発券機400により送信された情報を受信した場合、受信した情報をサーバ側制御部120に出力する。また、サーバ側通信部110は、サーバ側制御部120により自動改札機300および発券機400に送信する情報が供給された場合に、自動改札機300および発券機400に情報を送信する。
サーバ側記憶部130は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、またはRAM(Random Access Memory)等により実現される。また、サーバ側記憶部130には、アプリケーションプログラムなどの各種プログラム、サーバ側通信部110による処理結果などが記憶される。
サーバ側記憶部130には、例えば、アカウントID130Aと、効力情報130Bとを対応づけたアカウントIDデーターベース132が記憶されている。図4は、第1の実施形態のサーバ側記憶部130に記憶されるアカウントIDデーターベース132の一例を示す図である。アカウントID130Aは、ICカード10を一意に特定する情報である。効力情報130Bは、自動改札機300および発券機400が動作するために必要な情報である。効力情報130Bは、例えば、乗車券情報と残額情報とを含む。乗車券情報は、ICカード10の効力を示す。すなわち、乗車券情報は、ICカード10の利用可能な範囲を規定する情報である。乗車券情報は、例えば利用区間および日付、利用可能金額、入場駅と出場駅といったように、様々に設定される。残額情報は、ICカード10の電子マネーのチャージ残高などを含む。
更に、サーバ側記憶部130には、アカウントID130Aに、出場駅情報130Cおよび通過可否の判定結果130Dを対応づけた出場可否データーベース134が記憶されている。図5は、第1の実施形態のサーバ側記憶部130に記憶される出場可否データーベース134の一例を示す図である。出場駅情報130Cおよび通過可否の判定結果130Dは、アカウントID130Aごとにサーバ側記憶部130に記憶される。出場駅情報130Cは、センターサーバ100が管轄する領域内において自動改札機300が設置された複数の駅のうち、入場駅を除いた出場駅候補の駅(2)〜(N)を特定する情報である。通過可否の判定結果130Dは、アカウントID130AのICカード10を保持した利用者が出場駅候補の駅(2)〜(N)に設置された自動改札機300(2)〜(N)を通過できるか否かを判定した結果を表す情報である。通過可否の判定結果130Dは、例えば、許可を表す情報、拒否を表す情報、または許可に乗り越し精算額を付加した情報である。
以下、自動改札機300について説明する。図6は、第1の実施形態の自動改札機300を上方から見た図である。図7は、第1の実施形態の自動改札機300の一例を示すブロック図である。自動改札機300は、例えば、図6に示すように、通路を挟んで対向配置される主機302と、補機304とを含む。主機302は、例えば、CPU312と、ID読取部330と、扉部372と、上面表示部352および正面表示部354と、を含む。また、補機304は、扉部374を含む。自動改札機300は、図6に示したものに加えて、例えば、図7に示すように、改札側制御部310、改札側通信部320と、改札側記憶部340と、音声出力部360と、扉駆動部370とを含む。
改札側制御部310は、例えばCPU312などのプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI、ASIC、またはFPGAなどのハードウェアにより実現されてもよい。改札側制御部310は、自動改札機300の各部を統括的に制御する。改札側制御部310は、自動改札機300の各部を用いて、利用者の通過を許可または拒否する。
改札側通信部320は、LANなどの通信インターフェース回路である。改札側通信部320は、中継装置200を介してセンターサーバ100と通信を行う。改札側通信部320は、ID読取部330により読み取られたアカウントID14Aをセンターサーバ100に送信する。改札側通信部320は、センターサーバ100により送信された情報を受信した場合、受信した情報を改札側制御部310に出力する。
ID読取部330は、例えば、アンテナおよび通信回路などを備える無線通信装置である。ID読取部330は、図6の進入方向に通過しようとする利用者によって翳されたICカード10に記憶されたアカウントID14Aを読み取って、読み取ったアカウントID14Aを改札側制御部310に送信する。なお、ID読取部330は、ICカード10のアカウントID14Aを読み取るものであってもよいが、これに限定されず、乗車券が磁気券である場合には磁気的にアカウントID14Aを読み取り、または乗車券が表示オブジェクトを撮像および解析してアカウントID14Aを読み取る。
改札側記憶部340は、例えば、HDD、フラッシュメモリ、EEPROM、ROM、またはRAMなどにより実現される。また、改札側記憶部340には、ファームウェアやアプリケーションプログラムなどの各種プログラム、各種機能部による処理結果などが記憶される。また、改札側記憶部340には、ID読取部330により読み取られたアカウントID14Aや、改札側通信部320により受信した情報が記憶されている。
表示部350には、上面表示部352および正面表示部354が含まれる。上面表示部352は、ID読取部330にICカード10が翳された場合に、改札側制御部310によって処理された結果を表示する。正面表示部354は、図6の進行方向に通過可能であるか否かを示すマークや図形、文字などの画像を表示する。正面表示部354の表示内容または表示の有無は、改札側制御部310によって決定される。
音声出力部360は、利用者に通知する各種の音声、およびブザー音を出力する。扉駆動部370は、改札側制御部310の制御に従って、扉部372および扉部374を動作させる。扉部372および扉部374は、利用者の通過を拒否する場合に、閉動作する。
図8は、第1の実施形態の発券機400の一例を示すブロック図である。発券機400は、例えば、発券側制御部410と、発券側通信部420と、ID読取部430と、発券側記憶部440と、表示部450と、操作部460と、金銭処理部470と、印刷部480とを含む。
発券側制御部410は、例えばCPUなどのプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI、ASIC、またはFPGAなどのハードウェアにより実現されてもよい。発券側制御部410は、発券機400の各部を用いて、乗車券としてのICカード10を発行する。
発券側通信部420は、LANなどの通信インターフェース回路である。発券側通信部420は、中継装置200を介してセンターサーバ100と通信を行う。発券側通信部420は、ID読取部430により読み取られたアカウントID14Aをセンターサーバ100に送信する。改札側通信部320は、センターサーバ100により送信された情報を受信した場合、受信した情報を発券側制御部410に出力する。
ID読取部430は、例えば、アンテナおよび通信回路などを備える無線通信装置である。ID読取部430は、挿入口(不図示)に挿入されたICカード10に記憶されたアカウントID14Aを読み取って、読み取ったアカウントID14Aを発券側制御部410に送信する。なお、ID読取部430は、ICカード10のアカウントID14Aを読み取るものであってもよいが、これに限定されず、乗車券が磁気券である場合には磁気的にアカウントID14Aを読み取り、または乗車券に表示オブジェクトが印刷されている場合には表示オブジェクトを撮像および解析してアカウントID14Aを読み取る。
発券側記憶部440は、例えば、HDD、フラッシュメモリ、EEPROM、またはRAMなどにより実現される。また、発券側記憶部440には、ファームウェアやアプリケーションプログラムなどの各種プログラム、各種機能部による処理結果などが記憶される。また、発券側記憶部440には、ID読取部430により読み取られたアカウントID14Aや、発券側通信部420により受信した情報が記憶されている。
表示部450は、例えば、液晶ディスプレイである。表示部450は、発券処理の指示を受け付けるための画像などを表示する。表示部450は、ボタンやタッチパネルなどの操作デバイスである。表示部450は、利用者の操作を受け付けて、操作内容を示す情報を発券側制御部410に出力する。金銭処理部470は、例えば、投入された紙幣や硬貨をカウントし、発券の代金を超過した釣銭を紙幣や硬貨として購入者に返却する。
印刷部480は、ICカード10の券面に形成された染料を加熱するヒータなどを含む。印刷部480は、発券側制御部410の制御に従って動作する。印刷部480は、ICカード10の券面に、利用期間および利用区間などの情報を印刷する。
発券機400は、乗車券を発行する場合、利用者の操作に基づいて、発券要求および発券条件を受け付ける。発券条件は、例えば、乗車券の利用期間および利用区間を含む。発券側制御部410は、発券要求および発券条件を受け付けた場合、発券側通信部420を用いて、発券要求および発券条件をセンターサーバ100に送信する。
以下、第1の実施形態の自動改札機システム1おいて、センターサーバ100により自動改札機300からアカウントIDおよび入場駅の情報を受信した場合に、効力情報130Bに基づいて、複数の自動改札機300の一部または全部についてICカード10を提示した利用者の通過の可否を判定する処理について説明する。図9は、第1の実施形態のICカード10、センターサーバ100、入場側自動改札機300A、および出場側自動改札機300Bの動作の流れの一例を示す図である。以下、入場駅に設置された自動改札機300を「入場側自動改札機300A」と記載し、出場駅に設置された自動改札機300を「出場側自動改札機300B」と記載する。
入場側自動改札機300Aは、乗車券としてのICカード10がID読取部330に翳されることでID読取部330によりICカード10を検知したか否かを判定する(ステップS100)。改札側制御部310は、ICカード10を検知した場合、ID読取部330を用いて、ICカード10のカード側記憶部14に記憶されたアカウントID14Aを要求するコマンドを送信する。改札側制御部310は、ID読取部330を用いて、ICカード10からアカウントID14Aを含む応答を受信する。次に、改札側制御部310は、改札側通信部320を用いて、入場側自動改札機300Aの設置駅およびアカウントID14Aを含む通過可否の判定要求情報(第1の判定要求情報)をセンターサーバ100に送信する。
センターサーバ100は、入場側自動改札機300Aから通過可否の判定要求情報を受信した場合、入場判定処理を行う(ステップS102)。サーバ側制御部120は、通過可否の判定要求情報に含まれるアカウントID14Aに基づいて、サーバ側記憶部130に含まれるアカウントID130Aに対応する効力情報130Bを抽出する。サーバ側制御部120は、抽出した効力情報130Bが入場条件を満たすか否かを判定する。サーバ側制御部120は、例えば、自動改札機300の設置駅が乗車券情報の利用区間に含まれ、且つ現在の日時が乗車券情報の利用期間内である場合、または残額情報が所定の金額以上である場合、入場条件を満たすと判定する。サーバ側制御部120は、自動改札機300の設置駅が乗車券情報の利用区間に含まれない、または現在の日時が乗車券情報の利用期間内ではない場合、または残額情報が所定の金額よりも少ない場合、入場条件を満たないと判定する。
サーバ側制御部120は、サーバ側通信部110を用いて、アカウントIDおよび入場判定結果を入場側自動改札機300Aに送信する。入場側自動改札機300Aは、改札側通信部320を用いてアカウントIDおよび入場判定結果を受信した場合、入場判定結果に基づいて利用者の通過を許可または拒否する(ステップS104)。
次にセンターサーバ100は、出場判定処理を行う(ステップS106)。サーバ側制御部120は、予め設定された複数の自動改札機300の一部または全部について、入場が許可された利用者が出場条件を満たすか否かを判定する。予め設定された自動改札機300は、例えば、センターサーバ100が管轄する領域内の駅に設置されている自動改札機300の一部または全部である。これにより、センターサーバ100は、自動改札機システム1における複数の自動改札機300の一部または全部についてセンターサーバ100を提示した利用者の通過可否を判定する(判定部)。
サーバ側制御部120は、入場判定処理により入場が許可されたアカウントIDに対応する乗車券情報をアカウントIDデーターベース132から抽出する。サーバ側制御部120は、例えば、出場駅が乗車券情報の利用区間に含まれ、且つ本日が乗車券情報の利用期間である場合、または残額情報が所定の金額以上である場合、出場条件を満たすと判定する。サーバ側制御部120は、出場駅が乗車券情報の利用区間に含まれない、または現在の日時が乗車券情報の利用期間内ではない場合、または残額情報が所定の金額よりも少ない場合、入場条件を満たないと判定する。サーバ側制御部120は、アカウントID130Aに出場駅情報130Cおよび通過可否の判定結果130Dを対応づけて記憶することで、出場可否データーベース134を作成する。
次に、第1の実施形態の自動改札機システム1において、出場側自動改札機300BからアカウントIDおよび出場駅の情報を含む通過可否の判定要求情報を受信した場合、アカウントIDおよび出場駅情報130Cに対応する通過可否の判定結果130Dを、自動改札機300に送信する処理について説明する。
出場側自動改札機300Bは、乗車券としてのICカード10がID読取部330に翳されることでID読取部330によりICカード10を検知したか否かを判定する(ステップS200)。改札側制御部310は、ICカード10を検知した場合、ID読取部330を用いて、ICカード10のカード側記憶部14に記憶されたアカウントID14Aを要求するコマンドを送信する。改札側制御部310は、ID読取部330を用いて、ICカード10からアカウントID14Aを含む応答を受信する。次に、改札側制御部310は、改札側通信部320を用いて、出場側自動改札機300Bの設置駅の情報およびアカウントID14Aを含む通過可否の判定要求情報(第2の判定要求情報)をセンターサーバ100に送信する。
センターサーバ100は、サーバ側通信部110を用いて、出場側自動改札機300Bにより送信された設置駅およびアカウントID14Aを含む通過可否の判定要求情報を受信する。サーバ側制御部120は、出場側自動改札機300Bの設置駅およびアカウントID14Aに基づいて、検索処理を行う(ステップS202)。サーバ側制御部120は、出場可否データーベース134から、受信したアカウントID14Aおよび出場駅に関する通過可否の判定結果130Dを検索する。サーバ側制御部120は、検索結果としての出場駅に関する通過可否の判定結果130Dを、サーバ側通信部110を用いて、通過可否の判定要求情報の送信元の出場側自動改札機300Bに送信する。
出場側自動改札機300Bは、改札側通信部320を用いて出場駅に関する通過可否の判定結果130Dを受信した場合、出場駅に関する通過可否の判定結果130Dに基づいて利用者の通過を許可または拒否する(ステップS204)。
以上説明した第1の実施形態のセンターサーバ100によれば、入場側自動改札機300AからアカウントID14Aおよび入場駅の情報を受信した場合、効力情報130Bに基づいて、複数の自動改札機300の一部または全部について利用者の通過の可否を判定し、出場側自動改札機300BからアカウントID14Aおよび出場駅の情報を受信した場合、出場駅に関する通過可否の判定結果130Dを出場側自動改札機300Bに送信する。これにより、センターサーバ100によれば、出場側自動改札機300Bから通過可否の判定要求情報を受信した場合に、通過可否判定処理を行うことなく、出場駅に関する通過可否の判定結果130Dを出場側自動改札機300Bに送信することができる。この結果、センターサーバ100によれば、通過可否の判定要求情報を受信してから出場駅に関する通過可否の判定結果130Dを送信するまでの時間を短縮することができるので、出場側自動改札機300BにおいてICカード10を検知してから通過可否の制御を行うまでの時間を短縮することができる。
また、センターサーバ100によれば、効力情報130Bに基づいて複数の自動改札機300の一部または全部ついて利用者の通過の可否を判定して出場可否データーベース134を作成し、出場側自動改札機300BからアカウントID14Aおよび出場駅の情報を受信した場合、アカウントID14Aおよび出場駅に対応する通過可否の判定結果130Dを出場可否データーベース134から検索し、検索した出場駅に関する通過可否の判定結果130Dを出場側自動改札機300Bに送信する。これにより、センターサーバ100によれば、判定要求情報に対して検索処理を行うだけで出場駅に関する通過可否の判定結果130Dを得ることができ、通過可否判定処理を行うよりも通過可否の判定要求情報を受信してから出場駅に関する通過可否の判定結果130Dを送信するまでの時間を短縮することができる。
以下、出場側自動改札機300Bが設置された複数の自動改札機300の一部または全部についての通過可否の判定結果130Dを、センターサーバ100が管轄する領域内の自動改札機300に送信することについて説明する。図10は、第1の実施形態のICカード10、センターサーバ100、入場側自動改札機300A、および出場側自動改札機300Bの動作の流れの他の一例を示す図である。
センターサーバ100は、出場側自動改札機300Bが設置された複数の自動改札機300の一部または全部について出場判定処理を行った後(ステップS106)、複数の自動改札機300の一部または全部についての通過可否の判定結果130Dを入場側自動改札機300Aおよび出場側自動改札機300Bに配信する配信処理を行う。サーバ側制御部120は、複数の自動改札機300の一部または全部についての通過可否の判定結果130Dを、複数の自動改札機300にブロードキャスト通信を用いて送信する。自動改札機300は、複複数の自動改札機300の一部または全部についての通過可否の判定結果130Dを受信した場合、受信した通過可否の判定結果130Dを改札側記憶部340に記憶する(ステップS200)。これにより、自動改札機300は、センターサーバ100に記憶された出場可否データーベース134を改札側記憶部340に記憶する。
センターサーバ100は、出場判定処理を行った後に通過可否の判定結果130Dを自動改札機300に配信してもよいが、これに限定されず、任意のタイミングでサーバ側記憶部130を送信すればよい。センターサーバ100は、例えば、自装置において入出場の判定処理および入場判定結果などの送信処理が行われていなく、自装置の処理負荷が低いタイミングで通過可否の判定結果130Dを送信してもよい。
サーバ側制御部120は、センターサーバ100が管轄する領域内の全ての自動改札機300に、通過可否の判定結果130Dを、ブロードキャスト通信を用いて送信してもよいが、これに限定されない。サーバ側制御部120は、複数の自動改札機300の一部または全部についての通過可否の判定結果130Dのうち、出場駅に設置された自動改札機300に、当該自動改札機300が設置された通過可否の判定結果130Dを選択して送信してもよい。この場合、自動改札機300は、アカウントID130Aに通過可否の判定結果130Dを対応付けて記憶する。図11は、第1の実施形態の自動改札機300に記憶する情報340Aの一例を示す図である。
出場側自動改札機300Bは、乗車券としてのICカード10がID読取部330に翳されることでID読取部330によりICカード10を検知した場合(ステップS200)、ICカード10からアカウントID14Aを受信する。出場側自動改札機300Bは、ステップS120において記憶した通過可否の判定結果130Dのうち、出場駅に関する通過可否の判定結果130Dに基づいて、利用者の通過を許可または拒否する(ステップS210)。
センターサーバ100は、複数の自動改札機300の一部または全部についての通過可否の判定結果130Dの全部を自動改札機300に配信してもよいが、これに限定されない。センターサーバ100は、例えば、通過可否の判定結果130Dのうち、利用者の出場が許可された通過可否の判定結果130Dを自動改札機300に配信してもよい。この場合、出場側自動改札機300Bは、通過可否の判定要求情報に含まれるアカウントIDが改札側記憶部340に記憶されているアカウントIDに一致した場合に利用者の通過を許可し、通過可否の判定要求情報に含まれるアカウントIDが改札側記憶部340に記憶されているアカウントIDに一致しない場合に利用者の通過を拒否する。
以上説明した第1の実施形態のセンターサーバ100によれば、効力情報130Bに基づいて複数の出場駅の一部または全部について利用者の通過の可否を判定した通過可否の判定結果130Dを自動改札機300に配信する。これにより、自動改札機300は、ICカード10を検知した場合に、センターサーバ100から配信された通過可否の判定結果130Dに基づいて利用者の通過を許可または拒否することができる。これにより、自動改札機システム1によれば、自動改札機300によりICカード10を検知してから利用者の通過を許可または拒否するまでの時間を短縮することができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の自動改札機システム1Aは、通信回線を介してセンターサーバ100同士で通信を行い、それぞれのセンターサーバ100の管轄する領域内の自動改札機300が設置された出場駅について通過可否を判定する点で、第1の実施形態の自動改札機システム1とは異なる。以下、この点を中心に説明し、第1の実施形態の自動改札機システム1と同じ部分についての説明を省略する。
図12は、第2の実施形態の自動改札機システム1Aの一例を示す図である。自動改札機システム1Aは、センターサーバ100Aとセンターサーバ100Bとが通信回線を介して通信を行う。センターサーバ100Aには、中継装置200A−1〜200A−Nを介して複数の自動改札機300a−1〜300a−Nが接続される。複数の自動改札機300a−1〜300a−Nは、センターサーバ100Aの管轄する領域内の自動改札機300に相当する。センターサーバ100Bには、中継装置200B−1〜200B−Nを介して複数の自動改札機300b−1〜300b−Nが接続される。複数の自動改札機300b−1〜300b−Nは、センターサーバ100Aの管轄する領域内の自動改札機300に相当する。センターサーバ100Aおよびセンターサーバ100Bの管轄する領域内は、例えば、事業者が管理する路線内の駅、またはエリアに含まれる路線内の駅であってもよい。
図13は、第2の実施形態のICカード10、センターサーバ100Aおよび100B、入場側自動改札機300a、および出場側自動改札機300bの動作の流れの他の一例を示す図である。図13の説明において、入場側自動改札機を、センターサーバ100Aが管轄する領域内に含まれる「入場側自動改札機300a」と記載し、出場側自動改札機を、センターサーバ100Bが管轄する領域内に含まれる「出場側自動改札機300b」と記載する。
センターサーバ100Aは、自装置に記憶されているアカウントIDデーターベース132をセンターサーバ100Bに送信する。これにより、センターサーバ100Bは、センターサーバ100Aに記憶されているアカウントIDデーターベース132をサーバ側記憶部130に記憶する。センターサーバ100Bは、自装置に記憶されているアカウントIDデーターベース132をセンターサーバ100Aに送信する。これにより、センターサーバ100Aは、センターサーバ100Bに記憶されているアカウントIDデーターベース132をサーバ側記憶部130に記憶する。
入場側自動改札機300aは、乗車券としてのICカード10を検知した場合(ステップS100a)、ID読取部330を用いて、ICカード10からアカウントID14Aを含む応答を受信する。次に、改札側制御部310は、改札側通信部320を用いて、入場側自動改札機300aの設置駅およびアカウントID14Aを含む通過可否の判定要求情報をセンターサーバ100Aに送信する。
センターサーバ100Aは、入場側自動改札機300aから通過可否要求を受信した場合、設置駅およびアカウントID14Aを含む通過可否の判定要求情報(第3の通過可否の判定要求情報)をセンターサーバ100Bに送信する。センターサーバ100Bは、センターサーバ100Aから設置駅およびアカウントID14Aを受信した場合、出場判定処理を行う(ステップS106b)。センターサーバ100Bは、予め設定された複数の自動改札機300の一部または全部について、入場が許可された利用者の出場を許可するか否かを判定する。予め設定された複数の出場駅は、例えば、センターサーバ100Bの管轄する領域内の自動改札機300b−1〜300b−Nが設置された駅である。これにより、センターサーバ100は、自動改札機システム1における複数の自動改札機300の一部または全部についてセンターサーバ100を提示した利用者の通過可否を判定する(判定部)。
センターサーバ100Bは、通過可否の判定要求情報に含まれるアカウントID14Aに対応する乗車券情報を、センターサーバ100Aから受信したアカウントIDデーターベース132から抽出する。センターサーバ100Bは、乗車券情報の利用区間および利用期間、または残額情報に基づいて、出場条件を満たすか否かを判定する。センターサーバ100Bは、アカウントID130Aに出場駅情報130Cおよび通過可否の判定結果130Dを対応づけて記憶することで、出場可否データーベース134を作成する。
センターサーバ100Aは、入場側自動改札機300aから通過可否の判定要求情報を受信した場合、入場判定処理を行う(ステップS102a)。センターサーバ100Aは、サーバ側通信部110を用いて、アカウントIDおよび入場判定結果を入場側自動改札機300aに送信する。入場側自動改札機300aは、改札側通信部320を用いてアカウントIDおよび入場判定結果を受信した場合、入場判定結果に基づいて利用者の通過を許可または拒否する(ステップS104b)。次にセンターサーバ100Aは、出場判定処理を行う(ステップS106a)。センターサーバ100Aは、予め設定された複数の自動改札機300の一部または全部について、入場が許可された利用者が出場条件を満たすか否かを判定する。予め設定された複数の出場駅は、例えば、センターサーバ100Aの管轄する領域内の自動改札機300a−1〜300a−Nが設置された駅である。これにより、センターサーバ100Bは、アカウントID130Aに出場駅情報130Cおよび通過可否の判定結果130Dを対応づけて記憶することで、出場可否データーベース134を作成する。
次に、第2の実施形態の自動改札機システム1Aにおいて、センターサーバ100Bが出場側自動改札機300bからアカウントIDおよび出場駅の情報を含む通過可否の判定要求情報を受信した場合、センターサーバ100Bは、アカウントIDおよび出場駅情報130Cに対応する通過可否の判定結果130Dを、出場側自動改札機300bに送信する処理について説明する。
出場側自動改札機300bは、乗車券としてのICカード10を検知した場合(ステップS200b)、ID読取部330を用いて、アカウントID14Aを含む応答を受信する。次に、出場側自動改札機300bは、出場側自動改札機300bの設置駅の情報およびアカウントID14Aを含む通過可否の判定要求情報をセンターサーバ100Bに送信する。
センターサーバ100Bは、出場側自動改札機300bにより送信された設置駅およびアカウントID14Aを受信した場合、出場側自動改札機300Bの設置駅およびアカウントID14Aに基づいて、出場駅に関する通過可否の判定結果130Dの検索処理を行う(ステップS202b)。センターサーバ100Bは、出場可否データーベース134から検索した出場駅に関する通過可否の判定結果130Dを、出場側自動改札機300Bに送信する。
出場側自動改札機300bは、センターサーバ100Bから出場駅に関する通過可否の判定結果130Dを受信した場合、出場駅に関する通過可否の判定結果130Dに基づいて利用者の通過を許可または拒否する(ステップS204b)。
なお、センターサーバ100Aが入場側自動改札機300aから設置駅およびアカウントID14Aを含む通過可否の判定要求情報を受信した場合に、センターサーバ100Bが出場可否データーベース134を作成する処理を説明したが、これに限らず、センターサーバ100Bが自動改札機300bから通過可否の判定要求情報を受信した場合に、センターサーバ100Aが出場可否データーベース134を作成する処理を行うことができる。
以上説明した第2の実施形態のセンターサーバ100Aは、入場側自動改札機300aからアカウントIDおよび入場駅の情報を含む通過可否の判定要求情報を受信した場合、受信した通過可否の判定要求情報を、センターサーバ100Bに送信する。また、センターサーバ100Aは、センターサーバ100Bから通過可否の判定要求情報を受信した場合、自動改札機300a−1〜300a−Nが設置された出場駅に関する利用者の通過の可否を判定して、出場可否データーベース134を作成する。第2の実施形態のセンターサーバ100によれば、自装置が管轄する領域な範囲を超えて出場可否データーベース134を作成することができ、他のセンターサーバ100が管轄する領域の自動改札機300を通過した利用者について出場の可否を判定することができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、サーバ側通信部110が複数の自動改札機300のうち一つからアカウントIDおよび第1の判定要求情報を受信した場合、サーバ側記憶部130に記憶された効力情報130Bに基づいて、複数の自動改札機300の一部または全部についてICカード10を提示した利用者の通過可否を判定する判定部(120)と、サーバ側通信部110が複数の自動改札機300のうち一つからアカウントIDおよび第2の判定要求情報を受信した場合、アカウントID、および第2の判定要求情報に含まれる出場駅の情報に関する通過可否の判定結果を、サーバ側通信部110を用いて第2の判定要求情報の送信元の自動改札機300に送信するサーバ側制御部120を持つことにより、出場側自動改札機300Bから通過可否の判定要求情報を受信した場合に、判定処理を行うことなく通過可否の判定結果を出場側自動改札機300Bに送信することができる。この結果、少なくともひとつの実施形態によれば、通過可否の判定要求情報を受信してから通過可否の判定結果を送信するまでの時間を短縮することができるので、出場側自動改札機300BにおいてICカード10を検知してから通過可否の制御を行うまでの時間を短縮することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1、1A…自動改札機システム、10…ICカード、12…カード側通信部、14…カード側記憶部、16…カード側制御部、100…センターサーバ、110…サーバ側通信部、120…サーバ側制御部、130…サーバ側記憶部、130B…効力情報、130C…出場駅情報、130D…通過可否の判定結果、132…アカウントIDデーターベース、134…出場可否データーベース、300…自動改札機、310…改札側制御部、320…改札側通信部、330…ID読取部、340…改札側記憶部、400…発券機

Claims (5)

  1. 乗車券の識別情報を読み取る複数の自動改札機と通信する通信部と、
    前記乗車券の識別情報と、前記乗車券に対応付けられてチャージされた電子マネーの残高情報を含む効力情報とを対応づけて記憶する記憶部と、を備え、
    前記通信部が前記複数の自動改札機のうち入場側自動改札機から前記乗車券の識別情報および前記入場側自動改札機の設置駅の情報を含む第1の判定要求情報を受信した場合、前記記憶部に記憶された前記残高情報に基づいて、前記入場側自動改札機に対して前記乗車券を提示した利用者の入場可否を示す情報を送信すると共に、前記複数の自動改札機の一部または全部が設置された出場駅となり得る駅ごとに、前記残高情報と前記入場側自動改札機の設置駅の情報とに基づいて前記乗車券を提示した利用者の出場可否を示す情報であって前記乗車券の識別情報が出場可否に対応付けられた情報を生成して前記記憶部に記憶させ、
    前記通信部が前記複数の自動改札機のうち出場側自動改札機から前記乗車券の識別情報および前記出場側自動改札機の設置駅の情報を含む第2の判定要求情報を受信した場合、前記乗車券の識別情報および前記出場側自動改札機の設置駅の情報を用いて前記記憶部を検索し、検索結果に基づく出場可否を示す情報を、前記通信部を用いて前記出場側自動改札機に送信する、
    改札管理装置。
  2. 乗車券の識別情報を読み取る複数の自動改札機と通信する通信部と、
    前記乗車券の識別情報と、前記乗車券に対応付けられてチャージされた電子マネーの残高情報を含む効力情報とを対応づけて記憶する記憶部と、を備え、
    前記通信部が前記複数の自動改札機のうち入場側自動改札機から前記乗車券の識別情報および前記入場側自動改札機の設置駅の情報を含む第1の判定要求情報を受信した場合、前記記憶部に記憶された前記残高情報に基づいて、前記入場側自動改札機に対して前記乗車券を提示した利用者の入場可否を示す情報を送信すると共に、前記複数の自動改札機の一部または全部が設置された出場駅となり得る駅ごとに、前記残高情報と前記入場側自動改札機の設置駅の情報とに基づいて前記乗車券を提示した利用者の出場可否を示す情報であって前記乗車券の識別情報が出場可否に対応付けられた情報を生成し、前記生成した情報を、任意のタイミングで前記複数の自動改札機の一部または全部に送信する、
    改札管理装置。
  3. 前記通信部は、自装置とは異なる他の改札管理装置と通信をし、
    前記第1の判定要求情報を受信した場合、自身の管轄する領域内の自動改札機について、前記乗車券を提示した利用者の出場可否を示す情報を生成すると共に、自身の管轄する領域外の自動改札機についての第3の判定要求情報を、前記通信部を用いて前記他の改札管理装置に送信し、
    前記通信部により前記他の改札管理装置から前記第3の判定要求情報が受信された場合、前記第3の判定要求情報に基づいて、自身の管轄する領域内の自動改札機の一部または全部について前記乗車券を提示した利用者の出場可否を示す情報を生成する、
    請求項1または2に記載の改札管理装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の改札管理装置と、
    前記改札管理装置と通信する自動改札機側通信部と、前記乗車券から識別情報を読み取る読取部と、前記読取部により読み取った前記識別情報および自装置の設置駅の情報を、前記自動改札機側通信部を用いて前記改札管理装置に送信すると共に、前記自動改札機側通信部により前記改札管理装置から受信された入場可否または出場可否の判定結果に基づいて利用者の通過を許可または拒否する自動改札機側制御部と、を有する自動改札機と、
    を備える、自動改札機システム。
  5. 前記自動改札機は、自動改札機側記憶部を備え、
    前記自動改札機側制御部は、前記自動改札機側通信部により前記改札管理装置から受信した前記乗車券の識別情報および前記出場可否の判定結果を前記自動改札機側記憶部に記憶させ、前記読取部により読み取られた前記識別情報が前記自動改札機側記憶部に記憶された前記乗車券の識別情報と一致した場合に、前記識別情報が一致した前記乗車券を提示した利用者の出場を許可する、
    請求項4に記載の、自動改札機システム。
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