JP5590138B2 - 無線通信方法、中継局、移動局および移動通信システム - Google Patents

無線通信方法、中継局、移動局および移動通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP5590138B2
JP5590138B2 JP2012541664A JP2012541664A JP5590138B2 JP 5590138 B2 JP5590138 B2 JP 5590138B2 JP 2012541664 A JP2012541664 A JP 2012541664A JP 2012541664 A JP2012541664 A JP 2012541664A JP 5590138 B2 JP5590138 B2 JP 5590138B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
station
information
channel
handover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012541664A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2012059994A1 (ja
Inventor
一央 大渕
義博 河▲崎▼
好明 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPWO2012059994A1 publication Critical patent/JPWO2012059994A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5590138B2 publication Critical patent/JP5590138B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0007Control or signalling for completing the hand-off for multicast or broadcast services, e.g. MBMS
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/155Ground-based stations
    • H04B7/15528Control of operation parameters of a relay station to exploit the physical medium
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0055Transmission or use of information for re-establishing the radio link
    • H04W36/0072Transmission or use of information for re-establishing the radio link of resource information of target access point
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/04Large scale networks; Deep hierarchical networks
    • H04W84/042Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems
    • H04W84/047Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems using dedicated repeater stations

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、無線通信方法、中継局、移動局および移動通信システムに関する。
現在、携帯電話システムなどの移動通信システムが広く利用されている。また、無線通信の更なる高速化・大容量化を図るべく、次世代の移動通信技術について継続的に活発な議論が行われている。例えば、国際標準化団体の3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、LTE(Long Term Evolution)と呼ばれる規格が提案されている(例えば、非特許文献1〜3参照)。また、LTEを拡張したLTE−A(Long Term Evolution - Advanced)と呼ばれる規格も提案されている(例えば、非特許文献4参照)。
移動通信システムでは、基地局と移動局との間で通信を中継する中継局を設けることがある。中継局を設けることで、セル範囲の拡張やスループットの向上などを図ることができる。ただし、中継局では、受信信号と自局の送信信号との間で干渉(自己干渉)が生じる可能性がある。例えば、基地局・中継局間に用いる周波数帯域と中継局・移動局間に用いる周波数帯域とが重複している場合、移動局に対して送信した無線信号が自局の受信回路に回り込み、基地局から無線信号を正常に受信できなくなるおそれがある。そこで、中継局が、基地局と通信を行うタイミングと移動局と通信を行うタイミングとを調整して、自己干渉を抑制することが提案されている(例えば、非特許文献4の第9節参照)。
また、移動通信システムでは、移動局が待ち受け状態にあるとき、基地局から無線信号を受信するタイミングを限定することで、移動局の省電力化を図る方法がある。例えば、移動局は、基地局が送信するページングチャネルを、基地局との間で予め合意されたタイミングで定期的に受信し、それ以外のタイミングでは受信処理を停止する。基地局は、移動局に対する呼び出しを行う場合、呼び出し先の移動局を示すページング情報をページングチャネルで送信する。移動局は、ページングチャネルを受信して自局の呼び出しを検出すると、データ通信を再開する(例えば、非特許文献3の第5.3.2節参照)。
3rd Generation Partnership Project, "Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation", 3GPP TS 36.211 V9.1.0, 2010-03. 3rd Generation Partnership Project, "Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical layer procedures", 3GPP TS 36.213 V9.1.0, 2010-03. 3rd Generation Partnership Project, "Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Radio Resource Control (RRC); Protocol specification", 3GPP TS 36.331 V9.2.0, 2010-03. 3rd Generation Partnership Project, "Feasibility study for Further Advancements for E-UTRA", 3GPP TR 36.912 V9.0.0, 2009-09.
ところで、基地局と移動局とが中継局を介して通信を行う移動通信システムにおいて、中継局が接続先の基地局を切り替えるハンドオーバを行う場合が考えられる。例えば、中継局が列車や自動車などの車両に搭載され、移動局が当該車両の乗客により携帯されており中継局を介して通信を行う場合、移動局の接続先を切り替えるハンドオーバは発生しないが中継局の接続先を切り替えるハンドオーバが発生するという状況が考えられる。
しかし、その場合、中継局のハンドオーバが、間欠的に受信処理を行う状態にある移動局に与える影響が問題となる。例えば、移動局が受信すべきページングチャネルの送信タイミングは、基地局によって異なることがある。このため、中継局がハンドオーバを行うと、移動局にページングチャネルを転送するタイミングも変化し得る。間欠受信状態にある移動局は、中継局でハンドオーバが発生した後は、ハンドオーバ前と同様のタイミングでページングチャネルを受信しようとしても受信に失敗する可能性がある。ページングチャネルの受信に失敗した移動局は、例えば、中継局の圏外に移動したと判断してセルサーチなどの処理をやり直すことが考えられる。よって、移動局は、ページングチャネルを間欠的に受信する状態に戻るまでに時間を要し、消費電力が増大するという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、中継局がハンドオーバを行うことによる移動局の通信への影響を抑制することができる無線通信方法、中継局、移動局および移動通信システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、移動局が中継局を介して第1または第2の基地局により送信されるチャネルを間欠的に受信する移動通信システムの無線通信方法が提供される。この無線通信方法では、中継局が、自局の接続先を第1の基地局から第2の基地局に切り替えるハンドオーバの実行前に、第2の基地局についての情報を送信する。移動局が、ハンドオーバの前に中継局から受信した第2の基地局についての情報に基づいて、ハンドオーバの後に中継局からチャネルを受信するタイミングを制御する。
また、第1および第2の基地局と移動局との間で通信を中継する中継局が提供される。この中継局は、送信部と制御部とを有する。送信部は、第1の基地局により送信されるチャネルを第1の基地局に応じたタイミングで転送し、自局の接続先を第1の基地局から第2の基地局に切り替えるハンドオーバが実行された後、第2の基地局により送信されるチャネルを第2の基地局に応じたタイミングで転送する。制御部は、ハンドオーバの前に、第2の基地局についての情報を、チャネルを間欠的に受信する移動局に通知する。
また、受信部と制御部とを有する移動局が提供される。受信部は、第1または第2の基地局に接続する中継局を介して、第1または第2の基地局により送信されるチャネルを間欠的に受信する。制御部は、中継局の接続先を第1の基地局から第2の基地局に切り替えるハンドオーバが実行される前に、中継局から第2の基地局についての情報を取得し、第2の基地局についての情報に基づいて、ハンドオーバの後に中継局からチャネルを受信するタイミングを制御する。
また、所定のチャネルを異なるタイミングで送信する第1および第2の基地局と、第1または第2の基地局に接続し接続先の基地局により送信されるチャネルを接続先の基地局に応じたタイミングで転送する中継局と、中継局からチャネルを間欠的に受信する移動局とを有する移動通信システムが提供される。中継局は、接続先の基地局を第1の基地局から第2の基地局に切り替えるハンドオーバの実行前に、第2の基地局についての情報を送信する。移動局は、ハンドオーバの前に中継局から受信した第2の基地局についての情報に基づいて、ハンドオーバの後に中継局からチャネルを受信するタイミングを制御する。
上記無線通信方法、中継局、移動局および移動通信システムによれば、中継局がハンドオーバを行うことによる移動局の通信への影響を抑制できる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
第1の実施の形態の移動通信システムを示す図である。 第2の実施の形態の移動通信システムを示す図である。 無線フレームの構造例を示す図である。 中継局の通信タイミングの例を示す図である。 ページングチャネルの送信例を示す図である。 基地局を示すブロック図である。 中継局を示すブロック図である。 中継局を示すブロック図(続き)である。 移動局を示すブロック図である。 基地局のハンドオーバ制御を示すフローチャートである。 中継局のハンドオーバ制御を示すフローチャートである。 移動局のハンドオーバ制御を示すフローチャートである。 ハンドオーバ情報の例を示す図である。 ハンドオーバ制御の流れを示す第1のシーケンス図である。 ハンドオーバ制御の流れを示す第2のシーケンス図である。 ページングチャネルの受信タイミングの例を示す図である。
以下、本実施の形態を、図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態の移動通信システムを示す図である。第1の実施の形態の移動通信システムは、基地局10,10a、中継局20および移動局30を有する。移動局30は、中継局20に接続する。中継局20は、基地局10または基地局10aに接続して、移動局30の通信を中継する。中継局20は、例えば、移動型の無線装置である。
中継局20は、送信部21および制御部22を有する。送信部21は、基地局10により送信されるチャネルを基地局10に応じたタイミングで転送する。また、中継局20の接続先を基地局10から基地局10aに切り替えるハンドオーバが実行されると、基地局10aにより送信されるチャネルを基地局10aに応じたタイミングで転送する。上記チャネルは、例えば、移動局30の呼び出しに用いられるページングチャネルである。制御部22は、ハンドオーバの前に、基地局10aについての情報を送信するよう制御する。基地局10aについての情報は、例えば、基地局10aの報知情報に含まれている。
移動局30は、受信部31および制御部32を有する。受信部31は、中継局20を介して、基地局10または基地局10aにより送信されるチャネル(例えば、ページングチャネル)を間欠的に(例えば、定期的に)受信する。制御部32は、上記ハンドオーバが実行される前に、中継局20から基地局10aについての情報を取得する。基地局10aについての情報には、例えば、チャネルを受信するフレームを特定するために用いる情報が含まれる。制御部32は、取得した基地局10aについての情報に基づいて、ハンドオーバの後に中継局20からチャネルを受信するタイミングを制御する。
なお、中継局20は、基地局10aについての情報を、ハンドオーバが決定されてからハンドオーバが実行されるまでの間に、報知チャネルで送信(報知)してもよい。その場合、中継局20は、報知チャネルで伝送される情報が変化したことを示す通知情報を、上記チャネルで送信してもよい。上記チャネルを間欠的に受信する移動局30は、通知情報を検出すると、報知チャネルを受信して基地局10aについての情報を抽出する。また、中継局20は、ハンドオーバの前、基地局10aについての情報を、基地局10の報知情報と多重化して報知チャネルで送信してもよい。中継局20は、基地局10aについての情報を、基地局10aから無線で受信しても、基地局10経由で取得してもよい。
このような第1の実施の形態の移動通信システムでは、中継局20が、自局の接続先を基地局10から基地局10aに切り替えるハンドオーバの実行前に、基地局10aについての情報を送信する。移動局30が、ハンドオーバの前に中継局20から受信した基地局10aについての情報に基づいて、ハンドオーバの後に中継局20からチャネルを受信するタイミングを制御する。
これにより、中継局20がハンドオーバを行っても、チャネルを間欠的に受信する移動局30への影響を抑制できる。すなわち、移動局30は、ハンドオーバ前に基地局10aについての情報を中継局20から取得できるため、ハンドオーバにより中継局20が上記チャネルを転送するタイミングが変化しても、変化後のタイミングを容易に算出することができる。よって、移動局30は、基地局10aにより送信されるチャネルを間欠的に受信する状態に迅速に移行することができ、移動局30の消費電力を抑制できる。
[第2の実施の形態]
図2は、第2の実施の形態の移動通信システムを示す図である。第2の実施の形態の移動通信システムは、基地局100,100a、中継局200および移動局300を含む。移動局300は、中継局200を介して基地局100,100aと通信を行う。
基地局100,100aは、中継局200と無線通信を行う無線通信装置である。基地局100,100aは、有線ネットワーク(図示せず)に接続されている。基地局100,100aは、有線ネットワークと中継局200との間で、移動局300が送信または受信するデータを転送する。また、基地局100,100aは、移動局300の呼び出しを行う場合、ページングチャネル(PCH:Paging Channel)で呼び出し情報を送信する。なお、第2の実施の形態では、基地局100と基地局100aとが、異なるタイミングでフレームやシンボルを送信する場合を考える。
中継局200は、基地局100または基地局100aに接続し、接続先の基地局と移動局300との間で通信を中継する無線通信装置である。中継局200は、接続先の基地局に同期し、基地局側の同期状態に応じたタイミングで移動局300にフレームやシンボルを送信する。中継局200は、接続先の基地局と移動局300との間で、データやPCHを転送する。なお、第2の実施の形態では、中継局200は移動型の中継局(例えば、列車や自動車などの車両に搭載された中継局)であり、接続先を基地局100から基地局100aに切り替えるハンドオーバを行う場合を考える。
移動局300は、中継局200に接続し、中継局200経由で基地局100,100aと通信を行う無線端末装置である。移動局300として、例えば、携帯電話機や携帯情報端末装置を用いることができる。移動局300は、中継局200に同期し、中継局200へのデータ送信や中継局200からのデータの受信を行う。また、データ通信を行っていない待ち受け状態では、移動局300は、中継局200からPCHを周期的に受信する。そして、自局の呼び出しを示す呼び出し情報を受信すると、待ち受け状態を解除する。
なお、移動局300がPCHを受信すべきフレームは、基地局100,100aが送信する報知情報に含まれるパラメータと、移動局300に付与された識別情報とに基づいて算出される。PCHを受信するフレームの算出に用いられるパラメータは、PCHを送信する基地局によって異なる可能性がある。すなわち、中継局200が基地局100に接続するか基地局100aに接続するかによって、移動局300が中継局200からPCHを受信するフレームが異なる可能性がある。
また、中継局200は、LTE−AにおいてType1と呼ばれる中継局として実装することができる。すなわち、中継局200は、レイヤ3までのプロトコル処理を行い、移動局300に対して基地局100,100aと同様にアクセス可能な無線通信装置として振る舞う。基地局・中継局間の無線通信に用いる周波数帯域と、中継局・移動局間の無線通信に用いる周波数帯域とは、少なくとも一部が重複している。
図3は、無線フレームの構造例を示す図である。図3に示すような無線フレームが、基地局100,100aから移動局300への方向の通信リンク(下りリンク(DL:Downlink))、および、移動局300から基地局100,100aへの方向の通信リンク(上りリンク(UL:Uplink))それぞれで伝送される。第2の実施の形態では、複信方式として周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)を用いる場合を考える。ただし、時分割複信(TDD:Time Division Duplex)を用いることも可能である。
10ms幅の無線フレームは、1ms幅の10個のサブフレーム(サブフレーム#0〜#9)を含む。サブフレームの無線リソースは、周波数方向および時間方向に細分化されて管理される。周波数方向の最小単位はサブキャリアであり、時間方向の最小単位はシンボルである。細分化された無線リソースが、各種のチャネルに割り当てられる。データや制御情報の送信のスケジューリングは、サブフレーム単位で行われる。
DL無線フレームでは、物理チャネルとして、下りリンク物理共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)、下りリンク物理制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)、物理報知チャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)などが送信される。PDSCHは、データを送信するためのチャネルである。PDCCHは、物理レイヤの制御信号を送信するためのチャネルである。PDCCHには、サブフレームの先頭の数シンボル(1〜3シンボル)が割り当てられる。PBCHは、システム情報などの報知情報を送信するためのチャネルである。
また、DL無線フレームでは、トランスポートチャネルであるPCHが、PDSCHにマッピングされて送信される。また、無線フレームでは、参照信号(RS:Reference Signal)などのパイロット信号が送信される。パイロット信号は、受信電力レベルや無線回線品質の測定、同期確立などのために参照される。
図4は、中継局の通信タイミングの例を示す図である。中継局200は、自己干渉を抑制するため、基地局100,100aからの無線信号の受信と移動局300への無線信号の送信とを同時に行わないよう制御する。
すなわち、中継局200は、基地局100,100aから無線信号を受信するサブフレームを設定する。そして、設定した当該サブフレームでは移動局300への無線信号の送信を停止し、設定した当該サブフレーム以外のサブフレームで移動局300に無線信号を送信する。ただし、中継局200は、基地局100,100aから無線信号を受信するサブフレームであっても、PDCCHに割り当てられる制御用のリソース領域では、移動局300に無線信号を送信してもよい。
なお、中継局200は、基地局100,100aから無線信号を受信するサブフレームを、予め基地局100,100aと合意しておく。また、中継局200は、UL通信においてもDL通信と同様に、移動局300からの無線信号の受信と基地局100,100aへの無線信号の送信とを同時に行わないよう制御する。
図5は、ページングチャネルの送信例を示す図である。図5では、中継局200が基地局100に接続している場合を考える。基地局100,100aは、PCHを継続的に送信する。中継局200は、基地局100からPCHを受信し、DLサブフレームで転送する。移動局300は、待ち受け状態では、基地局100により送信されるPCHの一部を周期的(例えば、2.56秒毎)に中継局200から受信する。
移動局300がPCHを受信する周期およびサブフレームは、前述の通り、基地局100が送信する報知情報に含まれるパラメータと移動局300に付与された識別情報とから算出される。移動局300が、基地局100の送信するPCHの一部のみを受信することで、移動局300の省電力化を図ることができる。基地局100の報知情報は、中継局200が基地局100から受信してDL無線フレームのPBCHで送信する。
PCHでは、前述の通り、移動局300の呼び出しを示す呼び出し情報が送信される。移動局300は、PCHを受信して自局の呼び出しを検出すると、待ち受け状態を解除しデータ通信が可能な状態になる。一方、自局の呼び出しを検出しない場合、次にPCHを受信するタイミング(例えば、2.56秒後)まで、受信回路の動作を停止させる。ただし、PCHでは、報知情報が更新されたことを示す通知情報が送信されることがある。移動局300は、報知情報の更新を検出すると、受信回路の動作を停止させる前に中継局200からPBCHを受信する。そして、報知情報に含まれるパラメータが変化している場合、PCHを受信する周期やサブフレームを再計算する。
図6は、基地局を示すブロック図である。基地局100は、無線受信部111、復調部112、同期確立部113、フレーム分解部114、復号部115、多重分離部121、制御情報処理部122、符号化部131、パイロット生成部132、フレーム生成部133、変調部134および無線送信部135を有する。基地局100aも、基地局100と同様のブロック構成によって実現することができる。
無線受信部111は、基地局100が備えるアンテナから取得した受信信号を無線信号処理し、高周波数の無線信号から低周波数のベースバンド信号への変換(ダウンコンバート)を行う。無線受信部111は、例えば、低雑音増幅器(LNA:Low Noise Amplifier)、直交復調器、ADC(Analog to Digital Converter)などの回路を備える。無線受信部111は、得られたベースバンド信号を復調部112に出力する。
復調部112は、無線受信部111から取得したベースバンド信号を、ディジタル復調する。復調は、所定の変調符号化方式(MCS:Modulation and Coding Scheme)または適応的に選択されるMCSに対応する方法で行う。そして、復調部112は、復調されたベースバンド信号をフレーム分解部114に出力する。また、復調部112は、復調されたベースバンド信号からパイロット信号を抽出し、同期確立部113に出力する。
同期確立部113は、復調部112から取得した既知のパイロット信号に基づいて、中継局200からUL無線フレームやシンボルを受信するタイミングを検出し、中継局200と同期を確立する。そして、基地局100の受信処理のタイミングを制御する。
フレーム分解部114は、復調部112から取得したベースバンド信号から、UL無線フレームに含まれる各種チャネルのベースバンド信号を分離して抽出する。そして、抽出したチャネル毎のベースバンド信号を復号部115に出力する。
復号部115は、フレーム分解部114から取得した各種チャネルのベースバンド信号を誤り訂正復号する。復号は、所定のMCSまたは適応的に選択されるMCSに対応する方法で行う。そして、復号されたベースバンド信号を多重分離部121に出力する。
多重分離部121は、復号部115から取得したベースバンド信号に含まれるデータと制御情報とを分離する。分離されたデータは、パケット化されて有線ネットワークに出力される。分離された制御情報は、制御情報処理部122に出力される。また、多重分離部121は、移動局300に送信するデータと制御情報処理部122から取得した制御情報とを多重化し、符号化部131に出力する。
制御情報処理部122は、多重分離部121からULの制御情報を取得し中継局200との通信を制御する。ULの制御情報には、ハンドオーバ要求が含まれる。制御情報処理部122は、中継局200が送信したハンドオーバ要求を取得すると、中継局200の接続先を基地局100から基地局100aに切り替えるハンドオーバの制御を行う。また、制御情報処理部122は、DLの制御情報を生成して多重分離部121に出力する。DLの制御情報には、中継局200にハンドオーバの実行を指示するためのハンドオーバ命令が含まれる。また、DLの制御情報には、報知情報やPCHの呼び出し情報が含まれる。
符号化部131は、多重分離部121から取得した各種チャネルのベースバンド信号を誤り訂正符号化する。符号化は、所定のMCSまたは適応的に選択されるMCSを用いて行う。そして、符号化されたベースバンド信号をフレーム生成部133に出力する。
パイロット生成部132は、RSなどの既知のパイロット信号を生成し、生成したパイロット信号をフレーム生成部133に出力する。
フレーム生成部133は、符号化部131から取得したベースバンド信号とパイロット生成部132から取得したパイロット信号とを、DL無線フレームにマッピングする。そして、DL無線フレームのベースバンド信号を、変調部134に出力する。
変調部134は、フレーム生成部133から取得したベースバンド信号をディジタル変調する。変調は、所定のMCSまたは適応的に選択されるMCSを用いて行う。そして、変調部134は、変調されたベースバンド信号を無線送信部135に出力する。
無線送信部135は、変調部134から取得したベースバンド信号を無線信号処理し、低周波数のベースバンド信号から高周波数の無線信号へ変換(アップコンバート)する。無線送信部135は、例えば、DAC(Digital to Analog Converter)、直交変調器、電力増幅器などの回路を備える。無線送信部135は、得られた送信信号を、基地局100が備えるアンテナに出力する。
図7は、中継局を示すブロック図である。図7は、基地局100,100a側のブロック構造を示している。中継局200は、無線受信部211、復調部212、同期確立部213、フレーム分解部214、復号部215、多重分離部221、制御情報処理部222、バッファ223、符号化部231、パイロット生成部232、フレーム生成部233、変調部234および無線送信部235を有する。
無線受信部211は、中継局200が備えるアンテナから取得した高周波数の無線信号を低周波数のベースバンド信号へダウンコンバートし、復調部212に出力する。
復調部212は、無線受信部211から取得したベースバンド信号を、ディジタル復調してフレーム分解部214に出力する。また、復調部212は、復調されたベースバンド信号からパイロット信号を抽出し、同期確立部213に出力する。
同期確立部213は、復調部212から取得したパイロット信号に基づいて、基地局100,100aからDL無線フレームやシンボルを受信するタイミングを検出し、基地局100または基地局100aと同期を確立する。そして、中継局200の受信処理のタイミングを制御する。また、同期確立部213は、セルサーチを行う。すなわち、パイロット信号に基づいて各セルの受信電力レベルを測定し、接続先の基地局の候補を検出する。なお、中継局200がハンドオーバを行うとき、ハンドオーバ先の基地局からの受信タイミングは、セルサーチによりハンドオーバの実行前に既に検出されている。よって、同期確立部213は、ハンドオーバの前に、ハンドオーバ先の基地局と同期を取る準備を行う(仮に同期を確立する)ことが可能である。
フレーム分解部214は、復調部212から取得したベースバンド信号から、DL無線フレームに含まれる各種チャネルのベースバンド信号を分離して抽出し、チャネル毎のベースバンド信号を復号部215に出力する。
復号部215は、フレーム分解部214から取得した各種チャネルのベースバンド信号を誤り訂正復号し、復号されたベースバンド信号を多重分離部221に出力する。
多重分離部221は、復号部215から取得したベースバンド信号に含まれるデータと制御情報とを分離する。分離されたDLのデータは、バッファ223に格納される。分離されたDLの制御情報は、制御情報処理部222に出力される。また、多重分離部221は、バッファ223に格納されたULのデータと制御情報処理部222から取得したULの制御情報とを多重化し、符号化部231に出力する。
制御情報処理部222は、多重分離部221からDLの制御情報を取得し基地局100,100aとの通信を制御する。DLの制御情報には、ハンドオーバ命令が含まれる。制御情報処理部222は、ハンドオーバ命令を取得すると、中継局200の接続先を基地局100から基地局100aに切り替える。また、DLの制御情報には、基地局100,100aの報知情報やPCHの呼び出し情報が含まれる。また、制御情報処理部222は、移動局300との通信の制御に用いられる制御情報をバッファ223に格納する。また、制御情報処理部222は、ULの制御情報を生成して多重分離部221に出力する。ULの制御情報には、ハンドオーバ要求が含まれる。
符号化部231は、多重分離部221から取得した各種チャネルのベースバンド信号を誤り訂正符号化し、符号化されたベースバンド信号をフレーム生成部233に出力する。
パイロット生成部232は、既知のパイロット信号を生成し、生成したパイロット信号をフレーム生成部233に出力する。
フレーム生成部233は、符号化部231から取得したベースバンド信号とパイロット生成部232から取得したパイロット信号とをUL無線フレームにマッピングし、UL無線フレームのベースバンド信号を変調部234に出力する。
変調部234は、フレーム生成部233から取得したベースバンド信号をディジタル変調し、変調されたベースバンド信号を無線送信部235に出力する。
無線送信部235は、変調部234から取得した低周波数のベースバンド信号を高周波数の無線信号へアップコンバートし、中継局200が備えるアンテナに出力する。
図8は、中継局を示すブロック図(続き)である。図8は、移動局300側のブロック構造を示している。中継局200は、更に、多重分離部224、制御情報処理部225、無線受信部241、復調部242、同期確立部243、フレーム分解部244、復号部245、符号化部251、パイロット生成部252、フレーム生成部253、変調部254および無線送信部255を有する。なお、符号化部251、フレーム生成部253、変調部254および無線送信部255の集合は、第1の実施の形態の送信部21の一例と見ることができる。また、制御情報処理部225は、制御部22の一例と見ることができる。
多重分離部224は、復号部245から取得したベースバンド信号に含まれるデータと制御情報とを分離する。分離されたULのデータは、バッファ223に格納される。分離されたULの制御情報は、制御情報処理部225に出力される。また、多重分離部224は、バッファ223に格納されたDLのデータと制御情報処理部225から取得したDLの制御情報とを多重化し、符号化部251に出力する。
制御情報処理部225は、ULの制御情報を多重分離部224から取得すると共に、制御情報処理部222からバッファ223を介してDLの制御情報を取得し、移動局300との通信を制御する。また、制御情報処理部225は、移動局300に送信するDLの制御情報を生成して多重分離部224に出力する。移動局300に送信する制御情報には、基地局100,100aから受信された報知情報やPCHの呼び出し情報が含まれる。
例えば、制御情報処理部225は、中継局200が基地局100に接続しているとき、基地局100から受信された報知情報をPBCHで転送するようにする。また、中継局200が基地局100aに接続しているとき、基地局100aから受信された報知情報をPBCHで転送するようにする。ただし、制御情報処理部225は、中継局200が基地局100から基地局100aにハンドオーバを行う際は、ハンドオーバ情報をPBCHで送信するようにする。ハンドオーバ情報には、基地局100の報知情報と、基地局100aの報知情報の少なくとも一部と、ハンドオーバ前後の通信タイミングの差を示すタイミング差情報とが含まれる。通信タイミングの差は、同期確立部213で検出される。
無線受信部241は、中継局200が備えるアンテナから取得した高周波数の無線信号を低周波数のベースバンド信号へダウンコンバートし、復調部242に出力する。
復調部242は、無線受信部241から取得したベースバンド信号を、ディジタル復調してフレーム分解部244に出力する。また、復調部242は、復調されたベースバンド信号からパイロット信号を抽出し、同期確立部243に出力する。
同期確立部243は、復調部242から取得したパイロット信号に基づいて、移動局300からUL無線フレームやシンボルを受信するタイミングを検出し、移動局300と同期を確立する。そして、中継局200の受信処理のタイミングを制御する。
フレーム分解部244は、復調部242から取得したベースバンド信号から、UL無線フレームに含まれる各種チャネルのベースバンド信号を分離して抽出し、チャネル毎のベースバンド信号を復号部245に出力する。
復号部245は、フレーム分解部244から取得した各種チャネルのベースバンド信号を誤り訂正復号し、復号されたベースバンド信号を多重分離部224に出力する。
符号化部251は、多重分離部224から取得した各種チャネルのベースバンド信号を誤り訂正符号化し、符号化されたベースバンド信号をフレーム生成部253に出力する。
パイロット生成部252は、RSなどの既知のパイロット信号を生成し、生成したパイロット信号をフレーム生成部253に出力する。
フレーム生成部253は、符号化部251から取得したベースバンド信号とパイロット生成部252から取得したパイロット信号とをDL無線フレームにマッピングし、DL無線フレームのベースバンド信号を変調部254に出力する。
変調部254は、フレーム生成部253から取得したベースバンド信号をディジタル変調し、変調されたベースバンド信号を無線送信部255に出力する。
無線送信部255は、変調部254から取得した低周波数のベースバンド信号を高周波数の無線信号へアップコンバートし、中継局200が備えるアンテナに出力する。
図9は、移動局を示すブロック図である。移動局300は、無線受信部311、復調部312、同期確立部313、フレーム分解部314、復号部315、多重分離部321、制御情報処理部322、符号化部331、パイロット生成部332、フレーム生成部333、変調部334および無線送信部335を有する。なお、無線受信部311、復調部312、フレーム分解部314および復号部315の集合は、第1の実施の形態の受信部31の一例と見ることができる。また、制御情報処理部322は、第1の実施の形態の制御部32の一例と見ることができる。
無線受信部311は、移動局300が備えるアンテナから取得した高周波数の無線信号を低周波数のベースバンド信号へダウンコンバートし、復調部312に出力する。
復調部312は、無線受信部311から取得したベースバンド信号を、ディジタル復調してフレーム分解部314に出力する。また、復調部312は、復調されたベースバンド信号からパイロット信号を抽出し、同期確立部313に出力する。
同期確立部313は、復調部312から取得したパイロット信号に基づいて、中継局200からDL無線フレームやシンボルを受信するタイミングを検出し、中継局200と同期を確立する。そして、移動局300の受信処理のタイミングを制御する。また、同期確立部313は、セルサーチを行う。すなわち、パイロット信号に基づいて各セルの受信電力レベルを測定し、接続先の中継局(または、基地局)の候補を検出する。また、同期確立部313は、中継局200がハンドオーバを行う前に、制御情報処理部322からタイミング差情報を取得する。そして、タイミング差情報に基づいて、ハンドオーバ実行後の中継局200と同期を取る準備を行い、ハンドオーバの後に迅速に同期を確立する。
フレーム分解部314は、復調部312から取得したベースバンド信号から、DL無線フレームに含まれる各種チャネルのベースバンド信号を分離して抽出し、チャネル毎のベースバンド信号を復号部315に出力する。
復号部315は、フレーム分解部314から取得した各種チャネルのベースバンド信号を誤り訂正復号し、復号されたベースバンド信号を多重分離部321に出力する。
多重分離部321は、復号部315から取得したベースバンド信号に含まれるデータと制御情報とを分離する。分離されたDLのデータは、上位レイヤのデータ処理部(図示せず)に渡される。分離されたDLの制御情報は、制御情報処理部322に出力される。また、多重分離部321は、ULのデータと制御情報処理部322から取得したULの制御情報とを多重化し、符号化部331に出力する。
制御情報処理部322は、多重分離部321からDLの制御情報を取得し、中継局200との通信を制御する。DLの制御情報には、報知情報やPCHの呼び出し情報が含まれる。制御情報処理部322は、中継局200から受信された報知情報に含まれるパラメータと移動局300に付与された識別情報とから、移動局300がPCHを受信すべき周期およびサブフレームを算出する。そして、移動局300が待ち受け状態にあるとき、周期的にPCHを受信するよう制御する。
また、制御情報処理部322は、中継局200からハンドオーバ情報が受信されると、ハンドオーバ情報に含まれるタイミング差情報を同期確立部313に通知する。また、ハンドオーバの実行後のPCHを受信する周期およびサブフレームを算出し、ハンドオーバの後も継続してPCHを間欠受信できるようにする。また、制御情報処理部322は、ULの制御情報を生成して多重分離部321に出力する。
符号化部331は、多重分離部321から取得した各種チャネルのベースバンド信号を誤り訂正符号化し、符号化されたベースバンド信号をフレーム生成部333に出力する。
パイロット生成部332は、既知のパイロット信号を生成し、生成したパイロット信号をフレーム生成部333に出力する。
フレーム生成部333は、符号化部331から取得したベースバンド信号とパイロット生成部332から取得したパイロット信号とをUL無線フレームにマッピングし、UL無線フレームのベースバンド信号を変調部334に出力する。
変調部334は、フレーム生成部333から取得したベースバンド信号をディジタル変調し、変調されたベースバンド信号を無線送信部335に出力する。
無線送信部335は、変調部334から取得した低周波数のベースバンド信号を高周波数の無線信号へアップコンバートし、移動局300が備えるアンテナに出力する。
図10は、基地局のハンドオーバ制御を示すフローチャートである。ここでは、ハンドオーバ元の基地局100で実行される処理を考える。以下、図10に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(ステップS11)制御情報処理部122は、中継局200からハンドオーバ要求を取得したか判断する。ハンドオーバ要求を取得した場合、処理をステップS12に進める。取得していない場合、ステップS11の処理を繰り返す。
(ステップS12)制御情報処理部122は、ハンドオーバ先の基地局100aに、基地局100aが中継局200のハンドオーバ先に決定されたことを示すハンドオーバ通知を、有線ネットワークを介して通知する。
(ステップS13)制御情報処理部122は、基地局100aから、中継局200の受け入れが可能であることを示すハンドオーバ応答を取得する。基地局100aから取得するハンドオーバ応答には、基地局100aの報知情報が含まれている。
(ステップS14)制御情報処理部122は、レイヤ3の制御情報として、ハンドオーバの実行を指示するためのハンドオーバ命令を生成する。ハンドオーバ命令には、ステップS13で取得した基地局100aの報知情報が含まれる。無線送信部135は、中継局200にハンドオーバ命令を送信する。
図11は、中継局のハンドオーバ制御を示すフローチャートである。ここでは、移動局300が待ち受け状態であり、中継局200が基地局100から基地局100aにハンドオーバする場合を考える。以下、図11に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(ステップS21)制御情報処理部222は、基地局100からDLサブフレームを受信するタイミングであるか判断する。受信するタイミングである場合、処理をステップS22に進める。受信しないタイミングである場合、処理をステップS24に進める。
(ステップS22)同期確立部213は、基地局100,100aから受信されたパイロット信号に基づいて、周辺セルの受信電力レベルを測定する。
(ステップS23)制御情報処理部222は、ステップS22の測定結果から、基地局100のセルより受信電力レベルが高い他のセルが存在するか判断する。存在する場合、処理をステップS26に進める。存在しない場合、処理をステップS21に進める。
(ステップS24)制御情報処理部225は、基地局100により送信されるPCHを転送するタイミングであるか判断する。転送するタイミングである場合、処理をステップS25に進める。転送するタイミングでない場合、処理をステップS21に進める。
(ステップS25)制御情報処理部225は、基地局100から受信された呼び出し情報を出力する。無線送信部255は、PCHを移動局300に送信する。そして、処理をステップS21に進める。
(ステップS26)制御情報処理部222は、ハンドオーバ要求を生成する。無線送信部235は、ハンドオーバ要求を基地局100に送信する。無線受信部211は、基地局100からハンドオーバ命令を受信する。制御情報処理部222は、ハンドオーバ命令に含まれる基地局100aの報知情報を抽出する。
(ステップS27)制御情報処理部225は、ハンドオーバが実行されることを検知すると、PBCHの報知情報が変更されたことを示す変更通知を生成する。無線送信部255は、変更通知をPCHで送信する。
(ステップS28)同期確立部213は、基地局100と基地局100aとの間のフレームやシンボルの受信タイミングの差を算出する。基地局100aの受信タイミングは、ステップS22で、パイロット信号を受信する処理を通じて既に検出されている。制御情報処理部225は、ハンドオーバ情報を生成する。ハンドオーバ情報には、基地局100の報知情報と、ステップS26で取得された基地局100aの報知情報の少なくとも一部と、受信タイミング差を示すタイミング差情報とを含む。無線送信部255は、PBCHでハンドオーバ情報を送信する。
(ステップS29)制御情報処理部222は、接続先を基地局100から基地局100aに切り替えるハンドオーバを実行する。
(ステップS30)同期確立部213は、ステップS22で検出されている受信タイミングに基づいて、基地局100aと同期を確立する。
図12は、移動局のハンドオーバ制御を示すフローチャートである。ここでは、移動局300が待ち受け状態である場合を考える。以下、図12に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(ステップS31)制御情報処理部322は、中継局200からPCHを受信するタイミングであるか判断する。受信するタイミングである場合、処理をステップS32に進める。受信するタイミングでない場合、ステップS31の処理を繰り返す。
(ステップS32)制御情報処理部322は、PCHで変更通知が受信されたか判断する。変更通知が受信された場合、処理をステップS33に進める。変更通知が受信されなかった場合、処理をステップS35に進める。
(ステップS33)無線受信部311は、中継局200からPBCHを受信する。
(ステップS34)制御情報処理部322は、PBCHでハンドオーバ情報が受信されたか判断する。ハンドオーバ情報が受信された場合、処理をステップS39に進める。受信されなかった場合、処理をステップS31に進める。
(ステップS35)制御情報処理部322は、自局の呼び出しを示す呼び出し情報がPCHで受信されたか判断する。受信された場合、処理をステップS36に進める。受信されなかった場合、処理をステップS37に進める。
(ステップS36)制御情報処理部322は、待ち受け状態を解除し、データ通信が可能な状態に移行する。そして、処理を終了する。
(ステップS37)同期確立部313は、受信されたパイロット信号に基づいて、周辺セルの受信電力レベルを測定する。
(ステップS38)制御情報処理部322は、ステップS37の測定結果から、中継局200のセルより受信電力レベルが高い他のセルが存在するか判断する。存在する場合、処理をステップS39に進める。存在しない場合、処理をステップS31に進める。
(ステップS39)同期確立部313は、フレームやシンボルの受信タイミングが変更になると、再度同期を確立する。その際、同期確立部313は、中継局200のハンドオーバにより受信タイミングが変更される場合は、ハンドオーバ前の受信タイミングとハンドオーバ情報に含まれるタイミング差情報とに基づいて、ハンドオーバ後の受信タイミングを算出する。一方、移動局300のハンドオーバにより受信タイミングが変更される場合は、ステップS37で検出されている受信タイミングに基づいて、同期を確立する。
(ステップS40)制御情報処理部322は、ハンドオーバ先に関する報知情報を取得済みか判断する。取得済みの場合、処理をステップS42に進める。未取得の場合、処理をステップS41に進める。
(ステップS41)無線受信部311は、新たな接続先からPBCHを受信する。制御情報処理部322は、PBCHの報知情報を抽出する。
(ステップS42)制御情報処理部322は、取得済みの報知情報に含まれるパラメータと移動局300の識別情報とから、PCHを受信する周期およびサブフレームを算出する。中継局200のハンドオーバにより受信タイミングが変更される場合は、ハンドオーバ情報に含まれる基地局100aの報知情報を用いて算出する。そして、制御情報処理部322は、PCHの受信タイミングを設定する。
図13は、ハンドオーバ情報の例を示す図である。前述の通り、中継局200がPBCHで送信するハンドオーバ情報には、基地局100の報知情報と基地局100aの報知情報の少なくとも一部とタイミング差情報とが含まれる。ここで、中継局200は、基地局100aの報知情報の全部を送信してもよい(図13の(A))。また、基地局100aの報知情報の中から、基地局100の報知情報と異なる部分(差分)を抽出して送信してもよい(図13の(B))。中継局200は、差分を抽出することで、ハンドオーバ情報のデータ量を抑制することができる。
図14は、ハンドオーバ制御の流れを示す第1のシーケンス図である。図14の処理をステップ番号に沿って説明する。
(ステップS51)基地局100は、PCHを送信する。中継局200は、基地局100が送信したPCHを転送する。移動局300は、基地局100の報知情報を中継局200から受信してPCHの受信タイミングを算出し、PCHを周期的に受信する。
(ステップS52)基地局100,100aは、それぞれパイロット信号を送信する。中継局200は、パイロット信号に基づいて、受信電力レベルを測定する。
(ステップS53)中継局200は、基地局100aのセルの受信電力レベルが基地局100のセルより大きいことを検出し、ハンドオーバ要求を基地局100に送信する。
(ステップS54)基地局100は、ハンドオーバ通知を基地局100aに送信する。
(ステップS55)基地局100aは、中継局200を受け入れ可能であることを確認し、基地局100aの報知情報を含むハンドオーバ応答を基地局100に送信する。
(ステップS56)基地局100は、ステップS55で取得した基地局100aの報知情報を含むハンドオーバ命令を、中継局200に送信する。
(ステップS57)中継局200は、ハンドオーバ命令を受信してからハンドオーバを実行するまでの間、PBCHの変更を示す変更通知をPCHに挿入して送信する。
(ステップS58)中継局200は、ハンドオーバ命令を受信してからハンドオーバを実行するまでの間、基地局100aの報知情報の少なくとも一部やタイミング差情報を含むハンドオーバ情報を、PBCHで送信する。移動局300は、PCHを受信して変更通知を検出すると、PBCHを受信してハンドオーバ情報を抽出する。
(ステップS59)移動局300は、受信したハンドオーバ情報に基づいて、中継局200がハンドオーバを実行した後のPCHの受信タイミングを算出する。
(ステップS60)中継局200は、接続先を基地局100から基地局100aに切り替えるハンドオーバを行う。基地局100aは、PCHを送信する。中継局200は、基地局100aが送信したPCHを転送する。移動局300は、ステップS59で算出したタイミングでPCHを受信する。
なお、中継局200は、ハンドオーバを実行したことを移動局300に通知してもよいし通知しなくてもよい。前者の場合、移動局300は、中継局200からの通知を受けてPCHの受信タイミングを切り替える。後者の場合、移動局300は、例えば、ハンドオーバ前のタイミングでPCHを受信しようとして受信に失敗すると、ハンドオーバが実行されたと判断し、PCHの受信タイミングを切り替える。
以上の説明では、中継局200は、ハンドオーバ先である基地局100aの報知情報を基地局100から受信することとした。ただし、中継局200は、基地局100aの報知情報を基地局100aから直接受信することも可能である。
図15は、ハンドオーバ制御の流れを示す第2のシーケンス図である。図15のシーケンス図は、中継局200が基地局100aの報知情報を直接受信する場合を示している。この第2のシーケンス例では、図14に示した第1のシーケンス例のステップS54とステップS57の間に、以下のステップS55a,S56a,S56bが実行される。
(ステップS55a)基地局100aは、中継局200を受け入れ可能であることを確認し、ハンドオーバ応答を基地局100に送信する。
(ステップS56a)基地局100は、ハンドオーバ命令を中継局200に送信する。
(ステップS56b)基地局100aは、PBCHで報知情報を送信する。中継局200は、基地局100aから報知情報を受信する。中継局200は、基地局100aから受信した報知情報を用いて、ステップS58で送信するハンドオーバ情報を生成する。
図16は、ページングチャネルの受信タイミングの例を示す図である。基地局100,100aは、異なるタイミングでそれぞれPCHを継続的に送信する。中継局200は、基地局100に接続しているとき、基地局100からPCHを受信してDLサブフレームで転送する。また、基地局100aに接続しているとき、基地局100aからPCHを受信してDLサブフレームで転送する。移動局300は、待ち受け状態では、中継局200からPCHを周期的(例えば、2.56秒毎)に受信する。
ここで、中継局200は、接続先を基地局100から基地局100aに切り替えるハンドオーバを実行する前に、PBCHの変更通知をPCHに挿入して送信する。移動局300は、PCHを受信して変更通知を検出すると、中継局200からPBCHを受信する。そして、PBCHで伝送されるハンドオーバ情報に基づいて、ハンドオーバの後のPCHの受信タイミングを算出する。移動局300は、中継局200のPCHの転送タイミングが変更されると、ハンドオーバ前に算出した受信タイミングでPCHを受信する。これにより、移動局300は、PCHを間欠的に受信する待ち受け状態を継続できる。
このような第2の実施の形態の移動通信システムによれば、中継局200がハンドオーバを行っても、PCHを間欠受信する移動局300への影響を抑制できる。すなわち、移動局300は、ハンドオーバ前に基地局100aの報知情報を中継局200から取得できるため、ハンドオーバにより中継局200がPCHを転送するタイミングが変化しても、変化後の受信タイミングを容易に算出することができる。よって、移動局300は、基地局100aにより送信されるPCHを間欠受信する待ち受け状態に迅速に移行することができ、移動局300の消費電力を抑制できる。
上記については単に本発明の原理を示すものである。更に、多数の変形や変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応する全ての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
10,10a 基地局
20 中継局
21 送信部
22,32 制御部
30 移動局
31 受信部

Claims (9)

  1. 移動局が中継局を介して第1または第2の基地局により送信されるチャネルを間欠的に受信する移動通信システムの無線通信方法であって、
    前記中継局が、自局の接続先を前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替えるハンドオーバの前に、前記第2の基地局についての情報を報知チャネルで送信し、前記報知チャネルで伝送される情報が変化したことを示す通知情報を前記チャネルに挿入し、
    前記移動局が、前記チャネルに前記通知情報が含まれていることを検出したとき、前記報知チャネルを受信して前記第2の基地局についての情報を抽出し、抽出した前記第2の基地局についての情報に基づいて、前記ハンドオーバの後に前記中継局から前記チャネルを受信するタイミングを制御する、
    ことを特徴とする無線通信方法。
  2. 前記第2の基地局についての情報には、前記移動局が前記チャネルを受信するフレームを特定するために用いる情報が含まれる
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信方法。
  3. 前記中継局は、前記ハンドオーバの前に、前記第1の基地局と前記第2の基地局との間のフレームタイミングのずれを示す時間差情報を更に送信し、
    前記移動局は、前記ハンドオーバの前に前記中継局から受信した前記時間差情報に基づいて、前記ハンドオーバを実行した後の前記中継局と同期を取る、
    ことを特徴とする請求項2記載の無線通信方法。
  4. 前記中継局は、前記ハンドオーバの前は、前記第1の基地局の報知情報と前記第2の基地局についての情報とを多重化して前記報知チャネルで送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信方法。
  5. 前記中継局は、前記第2の基地局についての情報を、前記第2の基地局から受信するかまたは前記第1の基地局経由で取得する
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信方法。
  6. 前記チャネルは、前記移動局の呼び出しに用いられるページングチャネルである
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信方法。
  7. 第1および第2の基地局と移動局との間で通信を中継する中継局であって、
    前記第1の基地局により送信されるチャネルを前記第1の基地局に応じたタイミングで転送し、自局の接続先を前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替えるハンドオーバが実行された後、前記第2の基地局により送信される前記チャネルを前記第2の基地局に応じたタイミングで転送する送信部と、
    前記ハンドオーバの前に、前記第2の基地局についての情報を、前記チャネルを間欠的に受信する前記移動局に報知チャネルで通知し、前記報知チャネルで伝送される情報が変化したことを示す通知情報を前記チャネルに挿入する制御部と、
    を有し、
    前記移動局において、前記チャネルに前記通知情報が含まれていることが検出されたとき、前記報知チャネルが受信されて前記第2の基地局についての情報が抽出され、抽出された前記第2の基地局についての情報に基づいて、前記ハンドオーバの後に自局から前記チャネルを受信するタイミングが制御される
    とを特徴とする中継局。
  8. 第1または第2の基地局に接続する中継局を介して、前記第1または第2の基地局により送信されるチャネルを間欠的に受信する受信部と、
    前記中継局の接続先を前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替えるハンドオーバが実行される前に、前記中継局から前記第2の基地局についての情報を取得し、前記第2の基地局についての情報に基づいて、前記ハンドオーバの後に前記中継局から前記チャネルを受信するタイミングを制御する制御部と、
    を有し、
    前記第2の基地局についての情報は前記ハンドオーバの前に前記中継局により報知チャネルで送信され、前記チャネルには前記報知チャネルで伝送される情報が変化したことを示す通知情報が前記中継局により挿入され、
    前記制御部は、前記チャネルに前記通知情報が含まれていることを検出したとき、前記報知チャネルを受信して前記第2の基地局についての情報を抽出することで、前記中継局から前記第2の基地局についての情報を取得する
    ことを特徴とする移動局。
  9. 所定のチャネルを異なるタイミングで送信する第1および第2の基地局と、
    前記第1または第2の基地局に接続し、接続先の基地局により送信される前記チャネルを前記接続先の基地局に応じたタイミングで転送する中継局と、
    前記中継局から前記チャネルを間欠的に受信する移動局と、を有し、
    前記中継局は、前記接続先の基地局を前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替えるハンドオーバの前に、前記第2の基地局についての情報を報知チャネルで送信し、前記報知チャネルで伝送される情報が変化したことを示す通知情報を前記チャネルに挿入し、
    前記移動局は、前記チャネルに前記通知情報が含まれていることを検出したとき、前記報知チャネルを受信して前記第2の基地局についての情報を抽出し、抽出した前記第2の基地局についての情報に基づいて、前記ハンドオーバの後に前記中継局から前記チャネルを受信するタイミングを制御する、
    ことを特徴とする移動通信システム。
JP2012541664A 2010-11-04 2010-11-04 無線通信方法、中継局、移動局および移動通信システム Expired - Fee Related JP5590138B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2010/069581 WO2012059994A1 (ja) 2010-11-04 2010-11-04 無線通信方法、中継局、移動局および移動通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2012059994A1 JPWO2012059994A1 (ja) 2014-05-12
JP5590138B2 true JP5590138B2 (ja) 2014-09-17

Family

ID=46024124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012541664A Expired - Fee Related JP5590138B2 (ja) 2010-11-04 2010-11-04 無線通信方法、中継局、移動局および移動通信システム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9565597B2 (ja)
EP (1) EP2637431A4 (ja)
JP (1) JP5590138B2 (ja)
WO (1) WO2012059994A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5365738B2 (ja) * 2010-03-12 2013-12-11 富士通株式会社 通信区間設定方法、中継局、移動通信システム
JP6404453B2 (ja) * 2014-09-15 2018-10-10 インテル アイピー コーポレーション ミリ波キャリアアグリゲーションを用いる中継バックホーリングの装置、システムおよび方法
KR101967299B1 (ko) * 2017-12-19 2019-04-09 엘지전자 주식회사 방송 신호를 수신하는 차량용 수신 장치 및 방송 신호를 수신하는 차량용 수신 방법
US20220077922A1 (en) * 2020-09-09 2022-03-10 Qualcomm Incorporated Synchronization signal block forwarding

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001061174A (ja) * 1999-08-23 2001-03-06 Ntt Docomo Inc 無線通信システム、ハンドオーバ方法及び無線中継装置
JP2009542100A (ja) * 2006-06-20 2009-11-26 インターデイジタル テクノロジー コーポレーション Lte無線通信システムにおけるハンドオーバ
JP2010147976A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Toshiba Corp 無線通信装置及びその制御方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09121188A (ja) * 1995-10-26 1997-05-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 移動体通信システム
JP2001128208A (ja) * 1999-10-25 2001-05-11 Matsushita Electric Works Ltd 無線通信システム
US6718160B2 (en) * 1999-12-29 2004-04-06 Airnet Communications Corp. Automatic configuration of backhaul and groundlink frequencies in a wireless repeater
KR101084147B1 (ko) * 2006-01-02 2011-11-17 엘지전자 주식회사 릴레이 스테이션을 이용한 핸드오버 제어 방법
WO2008060021A1 (en) * 2006-11-14 2008-05-22 Electronics And Telecommunications Research Institute Handover method with mobile relay station
KR100973670B1 (ko) * 2007-03-21 2010-08-04 삼성전자주식회사 중계 방식의 광대역 무선통신 시스템에서 중계 링크 운용장치 및 방법
JPWO2009123105A1 (ja) * 2008-03-31 2011-07-28 シャープ株式会社 通信システム、基地局装置および移動局装置
JP4796103B2 (ja) * 2008-08-28 2011-10-19 京セラ株式会社 通信システム
KR101258140B1 (ko) 2008-08-28 2013-04-25 교세라 가부시키가이샤 리피터, 통신 시스템, 기지국, 무선 단말 및 관리 서버
EP2180741A1 (en) * 2008-10-27 2010-04-28 Nokia Siemens Networks OY Apparatus and method for dynamically deploying a network node
WO2010057521A1 (en) * 2008-11-18 2010-05-27 Nokia Corporation Relaying in a communication system
US8811935B2 (en) * 2010-01-12 2014-08-19 Blackberry Limited Emergency services in home cells system and method
JP2010161792A (ja) * 2010-02-24 2010-07-22 Kyocera Corp レピータ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001061174A (ja) * 1999-08-23 2001-03-06 Ntt Docomo Inc 無線通信システム、ハンドオーバ方法及び無線中継装置
JP2009542100A (ja) * 2006-06-20 2009-11-26 インターデイジタル テクノロジー コーポレーション Lte無線通信システムにおけるハンドオーバ
JP2010147976A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Toshiba Corp 無線通信装置及びその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2637431A4 (en) 2017-03-15
WO2012059994A1 (ja) 2012-05-10
JPWO2012059994A1 (ja) 2014-05-12
US9565597B2 (en) 2017-02-07
EP2637431A1 (en) 2013-09-11
US20130223328A1 (en) 2013-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9198086B2 (en) Radio communication method, relay station, mobile station, and mobile communication system
US8971269B2 (en) Uplink control signal design for wireless system
JP6047491B2 (ja) ハンドオーバ制御方法、無線通信端末及び無線通信装置
JP5598535B2 (ja) 移動通信システム、無線中継装置、移動通信装置および無線通信方法
US20220070829A1 (en) Communication device and communication method
US20180132299A1 (en) Network apparatus and user terminal
JP2021503249A (ja) 無線通信システムにおける端末のチャネル状態情報送信方法及び前記方法を利用する端末
US20210352599A1 (en) Communication device, communication method, and program
JP2015033124A (ja) ユーザ端末、セルラ基地局、及びプロセッサ
WO2012176319A1 (ja) 移動体通信システム、移動局装置、基地局装置及び測定方法
JP5590138B2 (ja) 無線通信方法、中継局、移動局および移動通信システム
JP6479823B2 (ja) 基地局、プロセッサ及びネットワーク装置
JP6501711B2 (ja) 通信制御方法、ネットワーク装置、及び基地局
US20130143582A1 (en) Transmitting radio configuration parameters from a base station to a relay node
US8971232B2 (en) Apparatus and method for supporting heterogeneous systems in multi-hop relay broadband wireless communication system
JP7391179B2 (ja) 通信制御方法及びユーザ装置
EP2410667A1 (en) Processing method, apparatus and system in a relay system
WO2014157397A1 (ja) 通信制御方法、ユーザ端末、及び基地局
WO2023013750A1 (ja) 通信装置及び通信方法
WO2023013744A1 (ja) 通信装置、基地局及び通信方法
WO2015141726A1 (ja) 通信制御方法、基地局及びユーザ端末
GB2507437A (en) Handover from a relay node
KR101579149B1 (ko) 중계방식을 사용하는 무선통신시스템에서 프레임 구성 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140401

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140701

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140714

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5590138

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees