JP5588248B2 - 安全回路ユニット付き低挿入力コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、雄雌両コネクタの嵌合操作と両コネクタ間の回路の断続のための安全回路ユニットの嵌合操作とを駆動レバーの操作で行わせる安全回路ユニット付き低挿入力コネクタに関するものである。
従来、雄雌両コネクタを低力でスムーズに嵌合接続させるために、種々の低挿入力コネクタが提案されている。
例えば特許文献1には、例えばハイブリッドカーのモータとインバータとを電気的に接続させるために、レバーの矢印方向の回動操作で相手コネクタ(図示せず)を引き寄せて嵌合させる低挿入力コネクタが記載されている。
この低挿入力コネクタでは、コネクタハウジングの側面の軸部にレバーが回動自在に係合し、レバーには相手コネクタの従動突起(図示せず)をスライド自在に係合させるカム溝が設けられ、レバーを起立した状態から後方へ回動させることで、相手コネクタが引き込まれて嵌合し、逆に前方へ回動起立させることで両コネクタが離脱する。
また、特許文献2には、コネクタハウジング内に螺旋溝を有するカムボルトを挿入し、相手コネクタの突起を螺旋溝に進入させ、カムボルトを操作用ハンドルで回して両コネクタを嵌合・離脱させる低挿入力コネクタが記載されている。
特開2005−294038号公報(図4) 実公平7−41103号公報(第1図)
しかしながら、上記従来の低挿入力コネクタにあっては、車両のメンテナンス等において例えばハイブリッドカー等の機器であるモータとインバータとをコネクタで断続させる際に、作業者に感電等の危険が及ばないように安全回路を設ける必要があるが、その場合に安全回路の断続操作を作業性良く確実に行わせる必要があった。
本発明は、上記した点に鑑み、コネクタ用の安全回路の断続操作を作業性良く確実に行わせることのできる安全回路ユニット付き低挿入力コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る安全回路ユニット付き低挿入力コネクタは、一方のコネクタに回動自在に軸支され、円弧状のギア部と、該ギア部に続く円弧状の切欠部と、軸中心から同一半径で形成された円弧状のカム溝と、該カム溝に続く真直溝部とを有する駆動レバーと、該ギア部に歯合する歯車部と、螺旋溝とを有して該一方のコネクタに装着されるギア部材と、他方のコネクタに設けられ、該螺旋溝に係合する第一の従動突起と、該一方のコネクタにコネクタ嵌合方向移動自在に設けられた安全回路ユニットの一方の小コネクタと、該一方の小コネクタ側に設けられた第二の従動突起と、該他方のコネクタに固定して設けられた他方の小コネクタとを備え、該ギア部と該歯車部との歯合で該一方と他方のコネクタが嵌合し、該コネクタの嵌合時に該カム溝に沿って該第二の従動突起が移動し、該歯車部が該切欠部に進入した際に、該第二の従動突起が該真直溝部に係合することを特徴とする。
上記構成により、他方のコネクタの第一の従動突起をギア部材のカム溝の始端に進入させ、安全回路ユニットの第二の従動突起を駆動レバーの螺旋溝の始端に進入させたセット状態において、駆動レバーを回動させることで、ギア部が歯車部を回転させ、第一の従動突起が螺旋溝に引き込まれて、他方のコネクタが一方のコネクタに嵌合し、この際、第二の従動突起は軸中心から同一半径の円弧状のカム溝内を移動して、安全回路ユニットの一方の小コネクタを移動させずにセット位置に維持させる。一方と他方のコネクタが完全嵌合した後、第二の従動突起が真直溝部に進入して、駆動レバーの回動で一方の小コネクタと一体にコネクタ嵌合方向に移動(駆動)され、一方の小コネクタが他方の小コネクタに嵌合接続され、一方と他方のコネクタの通電がなされる。安全回路ユニットの嵌合時に歯車部は切欠部内に位置して回動されず、一方と他方のコネクタの更なる不要な嵌合が阻止される。コネクタ及び安全回路ユニットの離脱操作は上記とは逆の操作で行われる。
請求項2に係る安全回路ユニット付き低挿入力コネクタは、請求項1記載の安全回路ユニット付き低挿入力コネクタにおいて、前記切欠部に続く円弧状のロック用の第二のギア部を前記駆動レバーが有し、前記螺旋溝に続くコネクタ嵌合直交方向の第二の真直溝部を前記ギア部材が有し、該第二のギア部材が前記歯車部に歯合した際に、前記第一の従動突起が該第二の真直溝部に進入することを特徴とする。
上記構成により、一方と他方のコネクタが完全嵌合した後、さらに駆動レバーを回動させることで、第二のギア部が歯車部を回動させ、ギア部材の螺旋溝の終端から第二の真直溝部に他方のコネクタの第一の従動突起が進入して、コネクタ嵌合方向とは直交する方向にロックされ、一方と他方のコネクタの不意な離脱が阻止される。
請求項1記載の発明によれば、一方と他方のコネクタの嵌合離脱操作と安全回路ユニットの嵌合離脱操作とを一つの駆動レバーの回動操作で順次行うことができるから、コネクタ用の安全回路の断続操作を作業性良く確実に行わせることができる。
請求項2記載の発明によれば、一方と他方のコネクタ嵌合後の駆動レバーの回動操作で両コネクタのロックを行わせて、不意なコネクタの離脱を阻止して安全性を高めることができる。
本発明に係る安全回路ユニット付き低挿入力コネクタの一実施形態を示すコネクタ嵌合時の分解斜視図である。 同じく安全回路ユニット付き低挿入力コネクタを示すコネクタ非嵌合時の分解斜視図である。 上側のコネクタに装着されるギア部材の一形態を示す斜視図である。 上側のコネクタに装着される駆動レバーと安全回路ユニットの上側の小コネクタの一形態を示す分解斜視図である。 駆動レバーとギア部材とを示す背面図である。 駆動レバーとギア部材の歯合状態を示す斜視図である。 安全回路ユニット付き低挿入力コネクタの作用を示すセット(初期)状態の斜視図である。 同じく上下の両コネクタの嵌合途中の状態を示す斜視図である。 同じく両コネクタの嵌合が完了し、安全回路ユニットの嵌合を開始した状態を示す斜視図である。 同じく安全回路ユニットの嵌合途中の状態を示す斜視図である。 同じく安全回路ユニットの嵌合完了状態を示す斜視図である。
図1〜図6は、本発明に係る安全回路ユニット付き低挿入力コネクタの一実施形態を示すものである。
図1,図2の如く、この安全回路ユニット付き低挿入力コネクタは、上側の一方のコネクタ2と、一方のコネクタ2に嵌合する下側の他方のコネクタ3と、上側のコネクタ2の水平な軸部4に回動自在に装着される駆動レバー5と、上側のコネクタ2内に回動自在に設けられ、駆動レバー5の外周のギア部6で駆動される略円柱状のギア部材(図3)8と、ギア部材8の螺旋溝9に係合した下側のコネクタ3の従動突起11(図2の第一の従動突起)と、下側のコネクタ3に固定して設けられた安全回路ユニット12の下側の他方の小コネクタ14と、上側のコネクタ2に昇降自在に設けられ、従動突起(第二の従動突起)15を駆動レバー5のカム溝16に係合させる安全回路ユニット12の上側の一方の小コネクタ13とを備えたものである。
図1の如く、上側のコネクタ2の絶縁樹脂製のコネクタハウジング(符号2で代用)の垂直な前壁18に膨出壁19が設けられ、膨出壁19の垂直な前壁部20に水平な短円柱状の軸部4が設けられ、軸部4は上向きの鍔部4aを有し、駆動レバー5の中央の円形の孔部21(図4)が軸部4に係合し、孔部21に続く矩形の切欠孔21a(図4)に鍔部4aが挿通されて、図2の如く駆動レバー5が仮想垂直面上を左右方向回動自在に装着される。
軸部4の左側において膨出壁19の前壁部20に垂直なスリット溝22が下から上に真直に設けられ、スリット溝22の下端は膨出壁19の周壁23の下部側において開口し、スリット溝22内に安全回路ユニット12の上側のコネクタ13の上向きの垂直な突出壁24(図4)が昇降自在に係合し、突出壁24の前端上部に設けられた短円柱状の水平な従動突起(第二の従動突起)22がスリット溝22から前方に突出する。周壁23には駆動レバー5を案内する円弧状のガイド壁23aが突出されている。
図1,図2の如く、下側のコネクタ3の絶縁樹脂製のコネクタハウジング(符号3で代用)の下端の鍔部25と垂直な周壁26との前端側に略半円筒状のガイド周壁27が垂直に一体に設けられ、ガイド周壁27の上部内面に左右一対の(一つでもよい)水平な短円柱状の従動突起11が一体に設けられ、上側のコネクタハウジング2の膨出壁19の下側において前壁18に略半円筒状の小径な収容壁28(図2)が一体に設けられ、収容壁28の下端は開口され、収容壁28の内側に図3のギア部材8が収容され、ギア部材8の螺旋溝9に従動突起11が摺接自在に係合する。
収容壁28は一対の従動突起11を昇降自在に案内する左右一対の垂直なガイドスリット29を有し、スリット29の下端は外部に開口され、収容壁28の下部に周方向の水平なスリット孔30を有している。従動突起11が一対の場合、螺旋溝9(図3)は二条であり、従動突起11が一つの場合、螺旋溝9は一条である。
図3のギア部材8は上端に水平な歯車部10を一体に有し、歯車部10に図1,図4〜図6の駆動レバー5の外周のギア部6,7が歯合する。ギア部材8の螺旋溝9は下端側の垂直で真直な入口部9aと、上端側(終端側)の水平な真直溝(ギア部材8の中心軸線と直交する方向の溝部分)9bとを有している。歯車部10は円柱状のギア部材本体8aよりもやや小径に形成され、上端の受け面8bを経てギア部材本体8aの外周面に続いている。ギア部材8は例えば図2の水平なスリット孔30内に装着したリング(図示せず)で下端面を支持されて抜け落ちを阻止される。
図4〜図6の如く、駆動レバー5は、略扇状の中間板部31と、中間板部31の略半円状の外周に立ち上げられた円弧状壁部32と、中間板部31の幅狭側に続く細幅の操作板部33とを備えている。中間板部31の略中央に円形の孔部21と矩形状に切欠孔21aとで成る軸受孔が設けられている。
中間板部31の半円状の外周に円弧状の周方向に長い第一のギア部6と、円弧状の周方向に短い第二のギア部7と、両ギア部6,7の間のギアなしの円弧状の切欠部34とが設けられている。切欠部34の周方向長さは第二のギア部7よりも短い。円形の孔部21の中心(図5)mすなわち軸部4(図1)の中心から各ギア部6,7までの半径は等しくギア部全長に渡って均一であり、円形の孔部21の中心からギアなしの切欠部34までの半径はギア部6,7までの半径よりも少し小さい。
第一の長いギア部6の終端寄りから切欠部34を経て第二の短いギア部7の終端にかけて、孔部21と各ギア部6,7との間に円弧状のカム溝16が中間板部31に設けられ、円弧状のカム溝16から孔部21の中心までの半径は円弧状のカム溝16の全長に渡って均一であり、円弧状のカム溝16は第二のギア部7の終端から操作板部33の方向に真直に延長された短い真直溝部(第一の真直溝部)17に続いている。真直溝部17の長さは切欠部34の長さよりも少し短い。第一のギア部6の始端6a(図5)は中間板部31の略くの字状の屈曲側面31aと長い傾斜側面31bを経て操作板部33に続き、第二のギア部7の終端7bは中間板部31の短い傾斜側面31cを経て操作板部33に続いている。
図3,図5のギア部材8の螺旋溝9の終端の水平な真直溝部(第二の真直溝部)9bはギア部材本体8aの外周の略1/4周程度の長さで形成されている。螺旋溝9には図2の下側のコネクタ3の従動突起11がスライド自在に係合する。
図4の安全回路ユニット12の上側の小コネクタ13の従動突起22は駆動レバー5のカム溝16にスライド自在に係合する。従動突起22は垂直な板状の突出壁24の前面上部に設けられ、突出壁24は小コネクタ13の絶縁樹脂製のコネクタハウジング(符号13で代用)の右側の側壁13aの上部に一体に設けられている。
小コネクタ13内には略逆U字状のショート端子(図示せず)が収容され、下側の小コネクタ14(図2)の絶縁ハウジング内において、ショート端子に接触する一対の端子(図示せず)が垂直な絶縁板14aに設けられ、一対の端子は細い各電線35(図2)に接続され、電線35は上下のコネクタ2,3内の各端子(図示せず)と各端子に続く電線36ないしバスバー37(図1)といったメイン回路の断続を制御させる制御部(図示せず)に続く。上下の小コネクタ13,14で安全回路ユニット12が構成される。
図4〜図6の長い第一のギア部6がギア部材8の歯車部10(図5)を回転駆動させ、ギア部材8の螺旋溝9が下側のコネクタ3の従動突起11を昇降駆動させ、それにより上下のコネクタ2,3の嵌合又は離脱が行われ、その間、駆動レバー5の円弧状のカム溝16内を上側の小コネクタ13の従動突起22が一定位置で摺動し(駆動レバー5の軸部中心mから円弧状のカム溝16までの半径が円弧状のカム溝16の全長に渡って均一であるので、円弧状のカム溝16のみが回動して従動突起22は昇降しない)、第一と第二のギア部6,7の中間の切欠部34で歯車部10が停止してギア部材8の回転が止まり、小コネクタ13の従動突起22(図4)がカム溝16の真直溝部17に進入することで、従動突起22が昇降して上下の小コネクタ13,14の嵌合又は離脱が行われ、第二のギア部7に歯車部10が歯合することで、上下のコネクタ2,3のロック(固定)が行われ、その間、下側のコネクタ3の従動突起11(図2)はギア部材8の螺旋溝9の終端の水平な真直溝部9bに進入することで、上下のコネクタ2,3の昇降動作すなわち嵌合離脱動作は行われない。
図5において、円弧状のカム溝16は軸部4(図2)を中心とする円弧であるので、安全回路ユニット12の従動突起22の引き込みは行われず、安全回路は上側の雌コネクタ2に固定されたままとなる。また、ギア部6,7間の切欠部34は中立であり、上下の雌雄コネクタ2,3の完全嵌合後に、安全回路ユニット12を引き込む間に下側の雄コネクタ3を引き込まないようにしている。また、カム溝16の終端側の真直溝17は、上下のコネクタ2,3の嵌合完了後に、安全回路ユニット12の従動突起22を係合させて、安全回路ユニット12の嵌合を開始する。また、ギア部材8の上端の水平な真直溝部9bは、駆動レバー5の第二のギア部7に歯車部10が歯合しても、下側のコネクタ3の従動突起11を引き込まないようにしている。これら作用については図7〜図11で詳述する。
図2の如く、下側のコネクタ3は、コネクタハウジングの周壁26の内側に複数(本例で三つ)の端子収容部38を並列に有し、各端子収容部38内に雄端子を有し、雄端子はバスバー37(図1,図7)に一体に続き、バスバー37は機器内の回路(図示せず)に接続され、コネクタ3の下端の鍔部25は機器(図示せず)にボルト締めで固定され、コネクタ3は機器直付けコネクタとして作用する。
上側のコネクタ2はコネクタハウジング内に複数(三つ)の雌端子(図示せず)を収容し、各雌端子はシールド電線36に接続され、電線36はハウジング筒状部39において絶縁性のホルダ40内のゴム栓(図示せず)で防水されている。下側のコネクタ3を上側のコネクタ2と同様に電線とそれに接続される雄端子とを有するものとすることも可能である。電線36はシールド電線に限るものではない。
また、上側の電線36を上向きではなく後向きに水平に導出させ、駆動レバー5を前壁23ではなくハウジング上壁41に水平に配設し、駆動レバー5のギア部6で前壁18の垂直な収容壁28内のギア部材8の歯車部10を駆動させることも可能である(この構成は本出願人が先に特願2010−108084で提案しており、それと本発明との相違は、駆動レバー5のギア部6,7間の切欠部34とカム溝16の真直溝部17とギア部材8の上端の水平な真直溝部9bとの有無である)。
以下に上記安全回路ユニット付き低挿入力コネクタ1の作用を説明する。
先ず、図7の如く、上下のコネクタ2,3の嵌合前及び安全回路ユニット12の嵌合前の状態で、駆動レバー5の操作部33が右側に傾倒し、第一のギア部6の始端が図6の如く収容壁28内のギア部材8の歯車部10に歯合し、カム溝16は、駆動レバー5の左側において円弧状溝部(符号16で代用)の始端16aが下側に、真直溝部17の終端17aが上側にそれぞれ位置して、右上がりに傾斜し、円弧状溝部16の下端16aに安全回路ユニット12の上側の小コネクタ13の従動突起22が係合して位置する。そのセット状態から作業者が駆動レバー5の操作部33を矢印の如く反時計回りに右側に回動させる。
図8の如く、駆動レバー5の第一のギア部6がギア部材8の歯車部10を回して、ギア部材8の螺旋溝9に下側のコネクタ3のガイド壁27内の従動突起11(図2)を引き込んで下側のコネクタ3と共に上昇させ、下側のコネクタ3が、駆動レバー5とギア部材8を有する上側のコネクタ2に引き込まれて嵌合していく。駆動レバー5の操作部33が起立した状態で上下のコネクタ2,3は嵌合途中にあり、安全回路ユニット12は図7の状態から下側の小コネクタ14が下側のコネクタ3と一体に上昇するものの未だ嵌合は始まっていない。安全回路ユニット12の従動突起22はカム溝(円弧状溝部)16の途中(ほぼ中央)に位置し、従動突起11は上昇することなく図7と同じセット位置にある。カム溝16は操作部33と同様に上下方向に位置する。
図9の如く、さらに駆動レバー5の回動を続けることで、駆動レバー5の第一のギア部6でギア部材8の歯車部10を回し終えて、上下のコネクタ2,3が完全に嵌合する。上下のコネクタ2,3内の各端子は接続されるが、安全回路ユニット12が未嵌合であるので、上下のコネクタ2,3の各端子間の通電は未だ行われない。次いで歯車部10が駆動レバー5の切欠部34内に入り、歯車部10の駆動が解除され、安全回路ユニット12の従動突起22がカム溝16の真直溝部17に進入し、安全回路ユニット12の嵌合が開始される。真直溝部17は左上がりに傾斜して位置する。
図10の如く、さらに駆動レバー5の回動を続けることで、安全回路ユニット12の従動突起22が真直溝部17にスライド係合しつつ上側の小コネクタ13と一体に駆動レバー5で下向きに押し下げられることで、上側の小コネクタ13が下側の小コネクタ14に嵌合して、安全回路ユニット12が嵌合途中の状態となる。ギア部材8の歯車部10は駆動レバー5の切欠部34内に非回転で位置する。
図11の如く、さらに駆動レバー5の回動を続けることで、操作部33が左側でほぼ水平(少し左上がり)に位置し、安全回路ユニット12の従動突起22が真直溝部17の終端に位置して、上側の小コネクタ13の押し下げが完了して、安全回路ユニット12の嵌合接続が完了する。安全回路ユニット12すなわち安全回路が電気的に接続されたことで、制御部を介して上下のコネクタ2,3の端子間が電気的に接続されてメイン回路が通電する。
図11の状態から、あるいは図11の状態で、第二のギア部7(図6)が歯車部10を少し回転させ、ギア部材8の螺旋溝16の上端の水平な真直溝部9bに下側のコネクタ3の従動突起11(図2)が進入することで、上下のコネクタ2,3がロックされ、下側のコネクタ3は上昇せずにコネクタ完全嵌合位置を維持する。図11の状態からロック操作が行われる場合は、図11で従動突起22は真直溝部17の終端の間近に位置し、ギア部7の回動と共に従動突起22の押し下げ(安全回路ユニット12の嵌合)が少し行われる。
上下のコネクタ2,3の離脱操作は、上記とは逆の操作で行われる。すなわち、図11において操作部33を時計回りに回すことで上下のコネクタ2,3のロックが解除され、図10で安全回路ユニット12が離脱途中となり、図9で安全回路ユニット12がほぼ離脱されつつ、上下のコネクタ2,3の離脱が開始され、図8で安全回路ユニット12が完全に離脱(離間)され、上下のコネクタ2,3が離脱途中となり、図7で上下のコネクタ2,3が完全に離脱される。安全回路ユニット12が離脱されてメイン回路がオフ(通電が解除される)となった後に、上下のコネクタ2,3が離脱されるので、上下のコネクタ2,3の離脱時の端子間のスパーク等の発生が防止され、安全性が高まる。
前述の特願2010−108084で提案した低挿入力用コネクタ(図示せず)においては、安全回路ユニットの嵌合離脱操作を作業者が手作業で行ったが、本発明の安全回路ユニット付き低挿入力コネクタ1によって、駆動レバー5の回動操作のみで上下のコネクタ2,3の嵌合離脱と安全回路ユニット12の嵌合離脱操作との両方を行わせることができるので、作業者の負担が軽減する。
本発明に係る安全回路ユニット付き低挿入力コネクタは、駆動レバーの回動操作で両コネクタの嵌合離脱操作と、安全回路ユニットの嵌合離脱すなわち両コネクタ間のメイン回路の断続操作とを作業性良く行わせて、例えばハイブリッドカーを含む電気自動車の回路のコネクタの接続離脱作業を迅速且つ安全に行わせるために利用することができる。
1 安全回路ユニット付き低挿入力コネクタ
2 一方のコネクタ
3 他方のコネクタ
5 駆動レバー
6 第一のギア部(ギア部)
7 第二のギア部
8 ギア部材
9 螺旋溝
9b 第二の真直溝部
10 歯車部
11 第一の従動突起
12 安全回路ユニット
13 一方の小コネクタ
14 他方の小コネクタ
16 カム溝
17 真直溝部
22 第二の従動突起
34 切欠部
m 軸中心

Claims (2)

  1. 一方のコネクタに回動自在に軸支され、円弧状のギア部と、該ギア部に続く円弧状の切欠部と、軸中心から同一半径で形成された円弧状のカム溝と、該カム溝に続く真直溝部とを有する駆動レバーと、
    該ギア部に歯合する歯車部と、螺旋溝とを有して該一方のコネクタに装着されるギア部材と、他方のコネクタに設けられ、該螺旋溝に係合する第一の従動突起と、該一方のコネクタにコネクタ嵌合方向移動自在に設けられた安全回路ユニットの一方の小コネクタと、該一方の小コネクタ側に設けられた第二の従動突起と、該他方のコネクタに固定して設けられた他方の小コネクタとを備え、
    該ギア部と該歯車部との歯合で該一方と他方のコネクタが嵌合し、該コネクタの嵌合時に該カム溝に沿って該第二の従動突起が移動し、該歯車部が該切欠部に進入した際に、該第二の従動突起が該真直溝部に係合することを特徴とする安全回路ユニット付き低挿入力コネクタ。
  2. 前記切欠部に続く円弧状のロック用の第二のギア部を前記駆動レバーが有し、前記螺旋溝に続くコネクタ嵌合直交方向の第二の真直溝部を前記ギア部材が有し、該第二のギア部材が前記歯車部に歯合した際に、前記第一の従動突起が該第二の真直溝部に進入することを特徴とする請求項1記載の安全回路ユニット付き低挿入力コネクタ。
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