JP5586507B2 - レーダ装置 - Google Patents
レーダ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5586507B2 JP5586507B2 JP2011058005A JP2011058005A JP5586507B2 JP 5586507 B2 JP5586507 B2 JP 5586507B2 JP 2011058005 A JP2011058005 A JP 2011058005A JP 2011058005 A JP2011058005 A JP 2011058005A JP 5586507 B2 JP5586507 B2 JP 5586507B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency modulation
- pulse width
- bandwidth
- frequency
- waveforms
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
また、複数の信号を受信した後にビーム合成処理を行うため、ドップラ周波数によるレンジシフト量及び位相シフト量が一定であることが求められる。
例えば、以下の非特許文献1には、符号変調を施すレーダ装置が開示されているが、このレーダ装置では、ドップラ周波数を持つ目標に対して、レンジサイドローブレベルが劣化することがある。
このレーダ装置では、ドップラ周波数によるレンジシフト量が中心周波数とパルス幅に比例し、そのレンジシフト量がチャープ帯域幅に反比例する特性を利用し、その中心周波数とパルス幅、もしくは、その中心周波数とチャープ帯域幅を調整することにより、レンジシフト量が等しい波形を生成するようにしている。
また、信号間の中心周波数が等しい場合、レンジシフト量が等しければ、位相シフト量も等しく、同位相でのビーム合成を行うことが可能であるが、各変調波形の傾きが等しくなる。
そのため、各信号間の相互相関値が高くなり、各信号を相関処理によって分離することができなくなることがある。
このレーダ装置は、線形周波数変調と比較して、波形の自由度が高いため、相互相関値を低減することが可能である。
しかし、非線形周波数変調は、変調波形の形状によって、ドップラ周波数によるレンジサイドローブの劣化や、レンジシフト量及び位相シフト量の変動が、顕著になることがある。
そのため、複数の信号を送受信して、ビーム合成を行う場合には、変調波形形状の選定が困難である。
図1はこの発明の実施の形態1によるレーダ装置を示す構成図である。
図1において、変調波形選択部1はパルスの中心部と端部におけるチャープ率が異なる複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量ΔRが等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択する処理を実施する。
即ち、変調波形選択部1は全体のパルス幅T0、全体の帯域幅B0、中心部のパルス幅T及び端部のパルス幅dtが同一で、中心部の帯域幅B及び端部の帯域幅dfが異なっている複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量ΔRが等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択する処理を実施する。なお、変調波形選択部1は変調波形選択手段を構成している。
図1の例では、周波数変調部2が3台の周波数変調器2a,2b,2cから構成されているので、ドップラ周波数によるレンジシフト量ΔRが等しくなる3組の非線形周波数変調波形を選択する。
周波数変調部2の周波数変調器2a,2b,2cは変調波形選択部1により選択された非線形周波数変調波形を用いて送信信号を周波数変調し、変調後の送信信号である変調信号を送信機3a,3b,3c及び相関処理器7a等に出力する処理を実施する。
なお、周波数変調部2は周波数変調手段を構成している。
送信処理部3の送信機3a,3b,3cは周波数変調器2a,2b,2cから出力された変調信号を送信アンテナ4a,4b,4cに供給することで、送信アンテナ4a,4b,4cから変調信号を送信RF信号として空間に放射させる処理を実施する。
送信アレーアンテナ4の送信アンテナ4a,4b,4cは送信機3a,3b,3cから出力された変調信号を送信RF信号として空間に放射する。
なお、送信処理部3及び送信アレーアンテナ4から信号送信手段が構成されている。
受信アレーアンテナ5の受信アンテナ5a,5b,5cにより受信される反射RF信号は、3種類のRF信号が合成されている信号であり、すべて同一の信号である。
受信処理部6の受信機6a,6b,6cは受信アンテナ5a,5b,5cにより受信された反射RF信号を受信信号として相関処理器7a〜7c,7d〜7f,7g〜7iに出力する処理を実施する。
なお、受信アレーアンテナ5及び受信処理部6から信号受信手段が構成されている。
相関処理部7の相関処理器7a〜7iは受信信号と参照信号との相関処理を実施して、その相関処理結果のピーク値をビーム合成器8に出力する処理を実施する。
ビーム合成器8は相関処理器7a〜7iから出力された複数のピーク値を加算することで、ビーム合成結果を得る処理を実施する。
なお、相関処理部7及びビーム合成器8からビーム合成手段が構成されている。
図2はパルスの中心部と端部におけるチャープ率が異なる非線形周波数変調波形を示す説明図である。
図2の例では、−0.5〜0.5で正規化しているパルス幅を横軸に表し、送信周波数を中心にして、−0.5〜0.5で正規化している帯域幅を縦軸に表している。
また、tは時刻、Tはパルス幅T0の全体に対するパルス中心部のパルス幅が占める割合、Bは帯域幅B0の全体に対するパルス中心部の帯域幅が占める割合、dtはパルス幅T0の全体に対するパルス端部のパルス幅が占める割合、df帯域幅B0の全体に対するパルス端部の帯域幅が占める割合である。
即ち、全体のパルス幅T0、全体の帯域幅B0、中心部のパルス幅T及び端部のパルス幅dtが同一で、中心部の帯域幅B及び端部の帯域幅dfが異なっている複数の非線形周波数変調波形を生成する。
ここで、図3はパルスの中心部と端部におけるチャープ率が異なる複数の非線形周波数変調波形の一例を示す説明図である。
即ち、変調波形選択部1は、ある非線形周波数変調波形で変調を行った信号と、その非線形周波数変調波形で変調を行った信号に想定されるドップラ周波数が加算された信号との相関処理結果を求め、相関処理結果がピークとなるレンジシフト量ΔRを求め、レンジシフト量ΔRが等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択する。
変調波形選択部1は、各々の非線形周波数変調波形について、参照信号と受信信号との相関処理を実施すると、各々の非線形周波数変調波形に係る相関処理結果の中で、ピーク値をとる振幅に対応するレンジビンをレンジシフト量ΔRとして特定する。
レンジシフト量ΔRは、ドップラ周波数がfdである場合、非線形周波数変調波形による変調後の送信信号である参照信号と、空間に存在している目標に反射して戻ってきた反射RF信号である受信信号との相関処理結果の中で、ピークの値をとるレンジビンが、ドップラ周波数が0である場合と比較して、何ビンシフトしているかを示すものである。
図1の例では、周波数変調部2が、3台の周波数変調器2a,2b,2cから構成されているので、レンジシフト量ΔRが等しくなる3組の非線形周波数変調波形を選択する。
したがって、周波数変調部2が2台の周波数変調器から構成されていれば、レンジシフト量ΔRが等しくなる2組の非線形周波数変調波形を選択し、周波数変調部2が4台以上の周波数変調器から構成されていれば、レンジシフト量ΔRが等しくなる4組以上の非線形周波数変調波形を選択する。
図5は変調波形選択部1により選択されるレンジシフト量ΔRが等しい非線形周波数変調波形の一例を示す説明図である。
即ち、周波数変調部2の周波数変調器2aは、変調波形選択部1により選択された非線形周波数変調波形を用いて送信信号を周波数変調し、変調後の送信信号である変調信号を送信機3aに出力するとともに、その変調信号を参照信号として相関処理器7a,7d,7gに出力する。
また、周波数変調器2bは、変調波形選択部1により選択された非線形周波数変調波形を用いて送信信号を周波数変調し、変調後の送信信号である変調信号を送信機3bに出力するとともに、その変調信号を参照信号として相関処理器7b,7e,7hに出力する。
また、周波数変調器2cは、変調波形選択部1により選択された非線形周波数変調波形を用いて送信信号を周波数変調し、変調後の送信信号である変調信号を送信機3cに出力するとともに、その変調信号を参照信号として相関処理器7c,7f,7iに出力する。
即ち、送信処理部3の送信機3aは、周波数変調器2aから出力された変調信号を送信アンテナ4aに供給することで、送信アンテナ4aから変調信号を送信RF信号として空間に放射させる。
また、送信機3bは、周波数変調器2bから出力された変調信号を送信アンテナ4bに供給することで、送信アンテナ4bから変調信号を送信RF信号として空間に放射させる。
また、送信機3cは、周波数変調器2cから出力された変調信号を送信アンテナ4cに供給することで、送信アンテナ4cから変調信号を送信RF信号として空間に放射させる。
なお、受信アレーアンテナ5の受信アンテナ5a,5b,5cにより受信される反射RF信号は、送信アンテナ4a,4b,4cから放射された3種類のRF信号が目標に反射され、3種類のRF信号が合成された信号であるため、受信アンテナ5a,5b,5cにより受信される反射RF信号は、すべて同一の信号である。
即ち、受信処理部6の受信機6aは、受信アンテナ5aにより受信された反射RF信号を受信信号として相関処理器7a〜7cに出力する。
また、受信機6bは、受信アンテナ5bにより受信された反射RF信号を受信信号として相関処理器7d〜7fに出力する。
また、受信機6cは、受信アンテナ5cにより受信された反射RF信号を受信信号として相関処理器7g〜7iに出力する。
即ち、相関処理部7の相関処理器7aは、受信機6aから出力された受信信号と、周波数変調器2aから出力された参照信号との相関処理を実施して、その相関処理結果のピーク値をビーム合成器8に出力する。
相関処理器7bは、受信機6aから出力された受信信号と、周波数変調器2bから出力された参照信号との相関処理を実施して、その相関処理結果のピーク値をビーム合成器8に出力する。
相関処理器7cは、受信機6aから出力された受信信号と、周波数変調器2cから出力された参照信号との相関処理を実施して、その相関処理結果のピーク値をビーム合成器8に出力する。
相関処理器7eは、受信機6bから出力された受信信号と、周波数変調器2bから出力された参照信号との相関処理を実施して、その相関処理結果のピーク値をビーム合成器8に出力する。
相関処理器7fは、受信機6bから出力された受信信号と、周波数変調器2cから出力された参照信号との相関処理を実施して、その相関処理結果のピーク値をビーム合成器8に出力する。
相関処理器7hは、受信機6cから出力された受信信号と、周波数変調器2bから出力された参照信号との相関処理を実施して、その相関処理結果のピーク値をビーム合成器8に出力する。
相関処理器7iは、受信機6cから出力された受信信号と、周波数変調器2cから出力された参照信号との相関処理を実施して、その相関処理結果のピーク値をビーム合成器8に出力する。
なお、相関処理自体は公知の技術であるため詳細な説明は省略するが、相関処理器7a〜7iにおける相関処理結果のピーク値をとるレンジシフト量ΔRは全て同一な周波数変調波形を選択している。
上記実施の形態1では、変調波形選択部1が、全体のパルス幅T0、全体の帯域幅B0、中心部のパルス幅T及び端部のパルス幅dtが同一で、中心部の帯域幅B及び端部の帯域幅dfが異なっている複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量ΔRが等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択するものを示したが、図6に示すように、全体のパルス幅T0、全体の帯域幅B0、中心部の帯域幅B及び端部の帯域幅dfが同一で、中心部のパルス幅T及び端部のパルス幅dtが異なっている複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量ΔRが等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択するようにしても、同様の効果を奏することができる。
図16はこの発明の実施の形態3によるレーダ装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
変調波形選択部10はパルスの中心部と端部におけるチャープ率が異なる複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量ΔRが等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択する処理を実施する。
即ち、変調波形選択部10はsin関数と周波数変化率が一定である線形チャープ関数とが加算された関数の逆数で表される非線形周波数変調波形であって、その線形チャープ関数に対するsin関数の重みが異なっている複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量ΔRが等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択する処理を実施する。なお、変調波形選択部10は変調波形選択手段を構成している。
図16の例では、周波数変調部2が3台の周波数変調器2a,2b,2cから構成されているので、ドップラ周波数によるレンジシフト量ΔRが等しくなる3組の非線形周波数変調波形を選択する。
変調波形選択部10以外は、上記実施の形態1と同様であるため、変調波形選択部10の処理内容だけを説明する。
図17はsin関数と線形チャープ関数とが加算された関数の逆数で表される非線形周波数変調波形を示す説明図である。
図17の例では、−0.5〜0.5で正規化しているパルス幅を横軸に表し、送信周波数を中心にして、−0.5〜0.5で正規化している帯域幅を縦軸に表している。
式(4)において、kは線形チャープ関数に対するsin関数の重みパラメータであり、fは送信周波数である。
この実施の形態3では、変調波形選択部10が、重みパラメータkを変更して、非線形性の強弱を調節することで、パルスの中心部と端部におけるチャープ率が異なる複数の非線形周波数変調波形を生成する。
図18は変調波形選択部10により選択されるレンジシフト量ΔRが等しい非線形周波数変調波形の一例を示す説明図である。
図19はこの発明の実施の形態4によるレーダ装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
変調波形選択部20はパルスの中心部と端部におけるチャープ率が異なる複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量ΔRが等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択する処理を実施する。
即ち、変調波形選択部20はtan関数がパルス幅と帯域幅で規格化されている関数で表される非線形周波数変調波形であって、tan関数の位相パラメータβが異なっている複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量ΔRが等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択する処理を実施する。なお、変調波形選択部20は変調波形選択手段を構成している。
図19の例では、周波数変調部2が3台の周波数変調器2a,2b,2cから構成されているので、ドップラ周波数によるレンジシフト量ΔRが等しくなる3組の非線形周波数変調波形を選択する。
変調波形選択部20以外は、上記実施の形態1と同様であるため、変調波形選択部20の処理内容だけを説明する。
図20はtan関数がパルス幅と帯域幅で規格化されている関数で表される非線形周波数変調波形を示す説明図である。
図20の例では、−0.5〜0.5で正規化しているパルス幅を横軸に表し、送信周波数を中心にして、−0.5〜0.5で正規化している帯域幅を縦軸に表している。
式(5)において、βはtan関数の位相パラメータである。
この実施の形態4では、変調波形選択部20が、位相パラメータβを変更して、非線形性の強弱を調節することで、パルスの中心部と端部におけるチャープ率が異なる複数の非線形周波数変調波形を生成する。
図21は変調波形選択部20により選択されるレンジシフト量ΔRが等しい非線形周波数変調波形の一例を示す説明図である。
図22はこの発明の実施の形態5によるレーダ装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
変調波形選択部30はパルスの中心部と端部におけるチャープ率が異なる複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量ΔRが等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択する処理を実施する。
即ち、変調波形選択部30は端部が双曲線関数と周波数変化率が一定である線形チャープ関数とが加算された関数で表され、中心部が上記線形チャープ関数で表される非線形周波数変調波形であって、その双曲線関数の占めるパルス幅及び帯域幅が異なっている複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量ΔRが等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択する処理を実施する。なお、変調波形選択部30は変調波形選択手段を構成している。
図22の例では、周波数変調部2が3台の周波数変調器2a,2b,2cから構成されているので、ドップラ周波数によるレンジシフト量ΔRが等しくなる3組の非線形周波数変調波形を選択する。
変調波形選択部30以外は、上記実施の形態1と同様であるため、変調波形選択部30の処理内容だけを説明する。
図23は端部が双曲線関数と線形チャープ関数とが加算された関数で表され、中心部が上記線形チャープ関数で表される非線形周波数変調波形を示す説明図である。
図23の例では、−0.5〜0.5で正規化しているパルス幅を横軸に表し、送信周波数を中心にして、−0.5〜0.5で正規化している帯域幅を縦軸に表している。
図24に示す双曲線関数では、比例定数χの双曲線の中から、定義域の幅がdt、値域の幅がdfとなる範囲を切り出し、その切り出した範囲の値域が[0,df]、定義域が[T/2−dt,T/2]となるように平行移動させたものである。
図25に示す双曲線関数では、比例定数χの双曲線の中から、定義域の幅がdt、値域の幅がdfとなる範囲を切り出し、その切り出した範囲の値域が[−df,0]、定義域が[−T/2,−T/2+dt]となるように平行移動させたものである。
図26は変調波形選択部30により選択されるレンジシフト量ΔRが等しい非線形周波数変調波形の一例を示す説明図である。
Claims (18)
- パルスの中心部と端部におけるチャープ率が異なる複数の非線形周波数変調波形の中から、中心周波数が等しく、かつ、ドップラ周波数によるレンジシフト量が等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択する変調波形選択手段と、上記変調波形選択手段により選択された各々の非線形周波数変調波形を用いて送信信号を周波数変調することで、複数の変調信号を生成する周波数変調手段と、上記周波数変調手段により生成された複数の変調信号を空間に放射する信号送信手段と、上記信号送信手段から空間に放射されたのち、空間に存在している目標に反射して戻ってきた複数の変調信号を受信信号として受信する信号受信手段と、上記信号受信手段により受信された複数の受信信号と上記周波数変調手段により生成された複数の変調信号である参照信号との相関処理を実施し、各々の相関処理結果のピーク値を加算するビーム合成手段とを備えたレーダ装置。
- 上記変調波形選択手段は、全体のパルス幅、全体の帯域幅、中心部のパルス幅及び端部のパルス幅が同一で、中心部の帯域幅及び端部の帯域幅が異なっている複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量が等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択することを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
- 上記変調波形選択手段は、全体のパルス幅、全体の帯域幅、中心部の帯域幅及び端部の帯域幅が同一で、中心部のパルス幅及び端部のパルス幅が異なっている複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量が等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択することを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
- 上記変調波形選択手段は、全体のパルス幅、中心部のパルス幅、中心部の帯域幅及び端部のパルス幅が同一で、全体の帯域幅及び端部の帯域幅が異なっている複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量が等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択することを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
- 上記変調波形選択手段は、全体のパルス幅、中心部のパルス幅、端部のパルス幅及び端部の帯域幅が同一で、全体の帯域幅及び中心部の帯域幅が異なっている複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量が等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択することを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
- 上記変調波形選択手段は、全体のパルス幅、中心部の帯域幅及び端部の傾きが同一で、全体の帯域幅及び中心部のパルス幅が異なっている複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量が等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択することを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
- 上記変調波形選択手段は、全体の帯域幅、中心部のパルス幅、中心部の帯域幅及び端部の帯域幅が同一で、全体のパルス幅及び端部のパルス幅が異なっている複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量が等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択することを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
- 上記変調波形選択手段は、全体の帯域幅、中心部のパルス幅及び端部の傾きが同一で、全体のパルス幅及び中心部の帯域幅が異なっている複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量が等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択することを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
- 上記変調波形選択手段は、全体の帯域幅、中心部の帯域幅及び端部の傾きが同一で、全体のパルス幅及び中心部のパルス幅が異なっている複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量が等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択することを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
- 上記変調波形選択手段は、中心部の傾き、端部の傾き、端部のパルス幅及び端部の帯域幅が同一で、中心部のパルス幅及び中心部の帯域幅が異なっている複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量が等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択することを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
- 上記変調波形選択手段は、中心部のパルス幅、中心部の帯域幅及び端部の傾きが同一で、端部のパルス幅及び端部の帯域幅が異なっている複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量が等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択することを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
- 上記変調波形選択手段は、全体のパルス幅及び全体の帯域幅が同一で、中心部のパルス幅、中心部の帯域幅、端部のパルス幅及び端部の帯域幅の中で少なくとも2つが異なっている複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量が等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択することを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
- 上記変調波形選択手段は、sin関数と周波数変化率が一定である線形チャープ関数とが加算された関数の逆数で表される非線形周波数変調波形であって、上記線形チャープ関数に対する上記sin関数の重みが異なっている複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量が等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択することを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
- 上記変調波形選択手段は、sin関数と周波数変化率が一定である線形チャープ関数とが加算された関数の逆数で表される非線形周波数変調波形であって、上記線形チャープ関数に対する上記sin関数の重みが異なっている複数の非線形周波数変調波形と、請求項2から請求項13のうちのいずれか1項に記載されている複数の非線形周波数変調波形との中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量が等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択することを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
- 上記変調波形選択手段は、tan関数がパルス幅と帯域幅で規格化されている関数で表される非線形周波数変調波形であって、上記tan関数の位相パラメータが異なっている複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量が等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択することを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
- 上記変調波形選択手段は、tan関数がパルス幅と帯域幅で規格化されている関数で表される非線形周波数変調波形であって、上記tan関数の位相パラメータが異なっている複数の非線形周波数変調波形と、請求項2から請求項13のうちのいずれか1項に記載されている複数の非線形周波数変調波形との中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量が等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択することを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
- 上記変調波形選択手段は、端部が双曲線関数と周波数変化率が一定である線形チャープ関数とが加算された関数で表され、中心部が上記線形チャープ関数で表される非線形周波数変調波形であって、上記双曲線関数の占めるパルス幅及び帯域幅が異なっている複数の非線形周波数変調波形の中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量が等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択することを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
- 上記変調波形選択手段は、端部が双曲線関数と周波数変化率が一定である線形チャープ関数とが加算された関数で表され、中心部が上記線形チャープ関数で表される非線形周波数変調波形であって、上記双曲線関数の占めるパルス幅及び帯域幅が異なっている複数の非線形周波数変調波形と、請求項2から請求項13のうちのいずれか1項に記載されている複数の非線形周波数変調波形との中から、ドップラ周波数によるレンジシフト量が等しくなる非線形周波数変調波形の組み合わせを選択することを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011058005A JP5586507B2 (ja) | 2011-03-16 | 2011-03-16 | レーダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011058005A JP5586507B2 (ja) | 2011-03-16 | 2011-03-16 | レーダ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012194043A JP2012194043A (ja) | 2012-10-11 |
JP5586507B2 true JP5586507B2 (ja) | 2014-09-10 |
Family
ID=47086080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011058005A Active JP5586507B2 (ja) | 2011-03-16 | 2011-03-16 | レーダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5586507B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6279212B2 (ja) * | 2013-02-07 | 2018-02-14 | 日本無線株式会社 | Mimoレーダシステム、及び信号処理装置 |
JP6011746B1 (ja) * | 2015-12-03 | 2016-10-19 | 三菱電機株式会社 | 合成開口レーダ装置および信号処理装置 |
WO2017195297A1 (ja) * | 2016-05-11 | 2017-11-16 | 三菱電機株式会社 | レーダ処理装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05312939A (ja) * | 1992-05-14 | 1993-11-26 | Toshiba Corp | レーダ装置 |
JP4005947B2 (ja) * | 2003-06-18 | 2007-11-14 | 株式会社東芝 | パルスレーダ装置とその信号処理方法 |
JP2010043958A (ja) * | 2008-08-12 | 2010-02-25 | Tokyo Keiki Inc | レーダ装置 |
JP5369350B2 (ja) * | 2009-08-14 | 2013-12-18 | 東京計器株式会社 | パルス圧縮における送信波形生成方法、送信波形生成プログラム及び送信波形生成方法によって製造されたパルス圧縮装置 |
-
2011
- 2011-03-16 JP JP2011058005A patent/JP5586507B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012194043A (ja) | 2012-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10594017B2 (en) | Antenna device and method for transmitting and/or receiving a signal | |
US9070972B2 (en) | Wideband beam forming device; wideband beam steering device and corresponding methods | |
US7199752B2 (en) | Phased null radar | |
US9692139B2 (en) | Methods and apparatus for orbital angular momentum (OAM) system | |
JP6537624B2 (ja) | フェイズドアレイアンテナ | |
JP6453614B2 (ja) | Dbfレーダ装置及びそのレーダ信号処理方法 | |
US20170201303A9 (en) | Control device for multiplexing antenna and beam forming device including the same | |
JP5586507B2 (ja) | レーダ装置 | |
US11283168B2 (en) | Device for optically receiving a signal coming from a phased antenna array and associated antenna system | |
JP2010243237A (ja) | 目標検出方法及びレーダ装置並びにアレーアンテナ装置 | |
KR20200006060A (ko) | 위상 노이즈 보상 방법 및 장치 | |
JP5417187B2 (ja) | 相関受信処理装置 | |
JP2023502357A (ja) | レーダビート信号の多重化 | |
JP7182929B2 (ja) | レーダシステム及び信号処理方法 | |
WO2020226793A3 (en) | Transceiver phase shift for beamforming | |
US11303326B2 (en) | Method and apparatus for handling antenna signals for transmission between a base unit and a remote unit of a base station system | |
KR101772739B1 (ko) | Rf 빔포밍 방법, 및 이를 수행하는 장치들 | |
FR3056762B1 (fr) | Procede de modulation d'une onde hyperfrequence, systeme d'emission mettant en oeuvre ce procede et radar comportant un tel systeme | |
JP2020036222A (ja) | アンテナシステム、送受信システム及び信号処理方法 | |
JP2016118431A (ja) | 合成開口レーダシステム | |
JP6502218B2 (ja) | 送受信モジュールおよびアクティブフェーズドアレーアンテナ | |
KR102020240B1 (ko) | 송신신호 변조를 이용한 fmcw 레이더 다중화 장치 및 그 방법 | |
KR102426705B1 (ko) | 단일 광원을 이용한 포토닉스 기반 다중대역 송수신기 및 이를 포함하는 주파수 변조 연속파 레이다 | |
CN108845305B (zh) | 一种宽带正交线性调频波光生成***及方法 | |
JP5312177B2 (ja) | アンテナ測定装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131031 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140327 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140408 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140604 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140624 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140722 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5586507 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |