JP5578931B2 - 船舶用高揚力舵 - Google Patents

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本発明は船舶用高揚力舵に関する。
従来、船舶の操縦性を向上させる一手段として、図6〜図7に示すように、推進プロペラ1の後方に高揚力舵2を配設するものがある。高揚力舵2は舵ブレード3の頂端部と底端部にそれぞれ左右両舷側に張り出した平板状の頂端板4と底端板5を設けており、底端板5は両側縁部が下方に若干屈曲する形状をなし、舵ブレード3に舵軸2aを接続し、舵軸2aを舵取り機2bに接続している。
頂端板4と底端板5は推進プロペラ後流を効果的に舵ブレード3の側面に取り込み、舵ブレード3の頂端部と底端部における翼端面影響を減少させて高い揚力を発生させるとともに、高揚力舵2に流入する推進プロペラ1の後流を整流して舵効きを良くし、また、推進効率を高めるものである。
舵ブレード3はその水平断面の輪郭が前方へ半円形状に突出させた前縁部6と前縁部6に連続して流線型に幅を最大幅部まで増大させた後に最小幅部7aに向けて徐々に幅を減少させた中間部7と中間部7に連続して所定幅の後方端8aに向けて徐々に幅を増大させた魚尾後縁部8とからなる形状を有している。
この構成により、舵ブレード3を例えば左舷側に転舵すると推進プロペラ1の後流は舵ブレード3の左舷側の面に当たり、流線型部において翼としての揚力を発生させ、あるいは水流の直圧力が舵ブレード3の左舷側の面に作用するとともに、魚尾後縁部8の左舷側の面に沿って後方に流れるときの水流の屈折の反力が作用して、舵ブレード3には流線型をなすだけの普通舵に比べて高い揚力が発生する。
また、図8〜図9に示すように、推進プロペラ1の後方に2枚の高揚力舵2を配設する構成もある。先行技術文献としては特許文献1がある。
特開2007−326502号公報
ところで、推進プロペラが後方から見て時計方向に回転(右回転)する場合には、推進プロペラ後流の流束は右に回転しながら後方に流れることが知られている。この推進プロペラ後流の流束の回転エネルギーを舵によって前進方向成分を推力として利用できるような揚力に変換すれば推進効率が向上する。
本発明は上記した課題を解決するものであり、推進プロペラ後流の流束の回転エネルギーを舵によって揚力に効率良く変換し、その前進方向成分を推力として利用できるようにする船舶用高揚力舵を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明の船舶用高揚力舵は、推進プロペラの後方で推進プロペラ軸心上に配設する1枚の舵ブレードを有し、舵ブレードは、水平断面において翼断面形状を有するとともに、最大幅部より前側の前縁領域が推進プロペラ軸心を含む水平面を境として上部前縁領域と下部前縁領域とに別れ、上部前縁領域における前記翼断面形状と下部前縁領域における前記翼断面形状とが鉛直面に対して面対称をなし、上部前縁領域および下部前縁領域は推進プロペラ軸心廻りの一方から他方へ回転する推進プロペラの回転方向において回転方向一方側が抗力面をなし、回転方向他方側が揚力面をなし、上部前縁領域および下部前縁領域に続いて中間部を有し、中間部は舵幅の最大幅部から最小幅部に向けて徐々に幅を減少させた水平断面の輪郭を有し、中間部に続いて魚尾後縁部を有し、魚尾後縁部は所定幅の後方端に向けて徐々に幅を増大させた水平断面の輪郭をなすことを特徴とする。
本発明の船舶用高揚力舵は、推進プロペラの後方で推進プロペラ軸心の両側に配設する左右一対の舵ブレードを有し、舵ブレードは、水平断面において翼断面形状を有するとともに、最大幅部より前側の前縁領域が推進プロペラ軸心を含む水平面を境として上部前縁領域と下部前縁領域とに別れ、上部前縁領域における前記翼断面形状と下部前縁領域における前記翼断面形状とが鉛直面に対して面対称をなし、上部前縁領域および下部前縁領域は推進プロペラ軸心廻りの一方から他方へ回転する推進プロペラの回転方向において回転方向一方側が抗力面をなし、回転方向他方側が揚力面をなし、上部前縁領域および下部前縁領域に続いて中間部を有し、中間部は舵幅の最大幅部から最小幅部に向けて徐々に幅を減少させた水平断面の輪郭を有し、中間部に続いて魚尾後縁部を有し、魚尾後縁部は所定幅の後方端に向けて徐々に幅を増大させた水平断面の輪郭をなすことを特徴とする。
本発明の船舶用高揚力舵は、推進プロペラの後方で推進プロペラ軸心上に配設する1枚の舵ブレードを有し、舵ブレードは、水平断面において翼断面形状を有するとともに、最大幅部より前側の前縁領域が推進プロペラ軸心を含む水平面を境として上部前縁領域と下部前縁領域とに別れ、上部前縁領域における前記翼断面形状と下部前縁領域における前記翼断面形状とが鉛直面に対して面対称をなし、上部前縁領域および下部前縁領域は推進プロペラ軸心廻りの一方から他方へ回転する推進プロペラの回転方向において回転方向一方側が抗力面をなし、回転方向他方側が揚力面をなし、上部前縁領域および下部前縁領域に続いて中間部を有し、中間部は舵幅の最大幅部から最小幅部に向けて徐々に幅を減少させた水平断面の輪郭を有し、中間部に続いて魚尾後縁部を有し、魚尾後縁部は所定幅の後方端に向けて徐々に幅を増大させた水平断面の輪郭をなし、舵ブレードの頂端部と底端部にそれぞれ頂端板と底端板を有することを特徴とする。
本発明の船舶用高揚力舵は、推進プロペラの後方で推進プロペラ軸心の両側に配設する左右一対の舵ブレードを有し、舵ブレードは、水平断面において翼断面形状を有するとともに、最大幅部より前側の前縁領域が推進プロペラ軸心を含む水平面を境として上部前縁領域と下部前縁領域とに別れ、上部前縁領域における前記翼断面形状と下部前縁領域における前記翼断面形状とが鉛直面に対して面対称をなし、上部前縁領域および下部前縁領域は推進プロペラ軸心廻りの一方から他方へ回転する推進プロペラの回転方向において回転方向一方側が抗力面をなし、回転方向他方側が揚力面をなし、上部前縁領域および下部前縁領域に続いて中間部を有し、中間部は舵幅の最大幅部から最小幅部に向けて徐々に幅を減少させた水平断面の輪郭を有し、中間部に続いて魚尾後縁部を有し、魚尾後縁部は所定幅の後方端に向けて徐々に幅を増大させた水平断面の輪郭をなし、舵ブレードの頂端部と底端部にそれぞれ頂端板と底端板を有することを特徴とする。
上記した構成により、推進プロペラが推進プロペラ軸心廻りの一方から他方へ回転する場合、例えば推進プロペラが後方から見て時計方向に回転(右回転)する場合に、上部前縁領域と下部前縁領域の揚力面において前進方向成分を有する揚力が発生し、この前進方向成分とこれに対抗する抗力の成分との差分だけ推進力に寄与し、乱流状態にある推進プロペラ後流を整流するように作用して推進効率を向上させる。
以上述べたように本発明によれば、推進プロペラの軸心を含む水平面を境とする上部前縁領域における前記翼断面形状と下部前縁領域において回転方向一方側が抗力面をなし、回転方向他方側が揚力面をなすことにより、推進プロペラ後流の回転エネルギーを効率よく前進推力に変換することができ、高揚力舵固有の高い操縦性を維持しながら推進効率も高い舵を提供できる。
本発明の実施の形態における船舶用高揚力舵を示す側面図 同船舶用高揚力舵の正面図 同船舶用高揚力舵の図2におけるA−A矢視断面図 本発明の実施の形態における船舶用高揚力舵を示す正面図 同船舶用高揚力舵の図4におけるA−A矢視断面図 従来の船舶用高揚力舵を示す側面図 同船舶用高揚力舵の図6におけるA−A矢視断面図 従来の船舶用高揚力舵を示す側面図 同船舶用高揚力舵の図8におけるA−A矢視断面図
実施例1
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3において、推進プロペラ101は推進プロペラ軸心廻りの一方から他方へ回転し、ここでは後方から見て時計方向に回転(右回転)する。推進プロペラ101が後方から見て時計方向に回転(右回転)する場合には、推進プロペラ後流の流束は右に回転しながら後方に流れる。
船舶用高揚力舵100は、推進プロペラ101の後方で推進プロペラ軸心上に1枚の舵ブレード102を配設しており、舵ブレード102の頂端部と底端部にそれぞれ頂端板103と底端板104を有している。頂端板103と底端板104はそれぞれ左右両舷側に張り出した平板状をなし、底端板104は両側縁部が下方に若干屈曲する形状をなし、舵ブレード102に舵軸105を接続し、舵軸105を舵取り機106に接続している。
舵ブレード102は水平断面において翼断面形状を有しており、最大幅部102aより前側の前縁領域が推進プロペラ軸心を含む水平面を境として上部前縁領域102bと下部前縁領域102cとに別れている。
上部前縁領域102bにおける翼断面形状と下部前縁領域102cにおける翼断面形状とは鉛直面に対して面対称をなしている。上部前縁領域102bおよび下部前縁領域102cは推進プロペラ101の回転方向において回転方向一方側が抗力面をなし、回転方向他方側が揚力面をなす。つまり、図2に示すように、推進プロペラ101が後方から見て時計方向に回転(右回転)する場合に、上部前縁領域102bは左舷側が抗力面をなして右舷側が揚力面をなし、下部前縁領域102cは左舷側が揚力面をなして右舷側が抗力面をなす。
舵ブレード102は、上部前縁領域102bおよび下部前縁領域102cに続いて中間部102dを有し、中間部102dは舵幅の最大幅部から最小幅部102e向けて徐々に幅を減少させた水平断面の輪郭を有し、中間部102dに続いて魚尾後縁部102fを有し、魚尾後縁部102fは所定幅の後方端102gに向けて徐々に幅を増大させた水平断面の輪郭をなす。
上記した構成により、推進プロペラ101が推進プロペラ軸心廻りの一方から他方へ回転する場合、例えば推進プロペラが後方から見て時計方向に回転(右回転)する場合に、上部前縁領域102bと下部前縁領域102cの揚力面において前進方向成分を有する揚力が発生し、この前進方向成分とこれに対抗する抗力の成分との差分だけ推進力に寄与し、乱流状態にある推進プロペラ後流を整流するように作用して推進効率を向上させる。
実施例2
図4および図5において、実施例1と同様の構成要素には同符号を付して説明する。推進プロペラ101(図1参照)は推進プロペラ軸心廻りの一方から他方へ回転し、ここでは後方から見て時計方向に回転(右回転)する。推進プロペラ101が後方から見て時計方向に回転(右回転)する場合には、推進プロペラ後流の流束は右に回転しながら後方に流れる。
船舶用高揚力舵100は、推進プロペラ101の後方で推進プロペラ軸心の両側に左右一対の舵ブレード120、130を配設しており、各舵ブレード120、130の頂端部と底端部にそれぞれ頂端板123、133と底端板124、134を有している。頂端板123、133と底端板124、134はそれぞれ左右両舷側に張り出した平板状をなし、底端板124、134は両側縁部が下方に若干屈曲する形状をなし、各舵ブレード120、130に舵軸(図示省略)を接続している。
各舵ブレード120、130は水平断面において翼断面形状を有しており、最大幅部120a、130aより前側の前縁領域が推進プロペラ軸心を含む水平面を境として上部前縁領域120b、130bと下部前縁領域120c、130cとに別れている。
上部前縁領域120b、130bにおける翼断面形状と下部前縁領域120c、130cにおける翼断面形状とは鉛直面に対して面対称をなしている。上部前縁領域120b、130bおよび下部前縁領域120c、130cは推進プロペラ101の回転方向において回転方向一方側が抗力面をなし、回転方向他方側が揚力面をなす。
つまり、図4に示すように、推進プロペラ101が後方から見て時計方向に回転(右回転)する場合に、上部前縁領域120b、130bは左舷側が抗力面をなして右舷側が揚力面をなし、下部前縁領域120c、130cは左舷側が揚力面をなして右舷側が抗力面をなす。
舵ブレード120、130は、上部前縁領域120b、130bおよび下部前縁領域120c、130cに続いて中間部120d、130dを有し、中間部120d、130dは舵幅の最大幅部から最小幅部120e、130e向けて徐々に幅を減少させた水平断面の輪郭を有し、中間部120d、130dに続いて魚尾後縁部120f、130fを有し、魚尾後縁部120f、130fは所定幅の後方端120g、130gに向けて徐々に幅を増大させた水平断面の輪郭をなす。
上記した構成により、推進プロペラ101が推進プロペラ軸心廻りの一方から他方へ回転する場合、例えば推進プロペラが後方から見て時計方向に回転(右回転)する場合に、上部前縁領域120b、130bと下部前縁領域120c、130cの揚力面において前進方向成分を有する揚力が発生し、この前進方向成分とこれに対抗する抗力の成分との差分だけ推進力に寄与し、乱流状態にある推進プロペラ後流を整流するように作用して推進効率を向上させる。
上述した実施例1および2においては、舵ブレード102の頂端部と底端部にそれぞれ頂端板103と底端板104を有し、あるいは各舵ブレード120、130の頂端部と底端部にそれぞれ頂端板123、133と底端板124、134を有しているが、頂端板103、123、133と底端板104、124、134を設けない構成とすることも可能である。
また、実施例1および2においては、中間部102dに続いて魚尾後縁部102fを有し、あるいは中間部120d、130dに続いて魚尾後縁部120f、130fを有しているが、舵幅の最大幅部から後方端102g、120g、130gに向けて徐々に幅を減少させた水平断面の輪郭とすることも可能である。
100 船舶用高揚力舵
101 推進プロペラ
102 舵ブレード
102a 最大幅部
102b 上部前縁領域
102c 下部前縁領域
102d 中間部
102e 最小幅部
102f 魚尾後縁部
102g 後方端
103 頂端板
104 底端板
105 舵軸
106 舵取り機
120、130 舵ブレード
123、133 頂端板
124、134 底端板
120a、130a 最大幅部
120b、130b 上部前縁領域
120c、130c 下部前縁領域
120d、130d 中間部
120e、130e 最小幅部
120f、130f 魚尾後縁部
120g、130g 後方端

Claims (4)

  1. 推進プロペラの後方で推進プロペラ軸心上に配設する1枚の舵ブレードを有し、舵ブレードは、水平断面において翼断面形状を有するとともに、最大幅部より前側の前縁領域が推進プロペラ軸心を含む水平面を境として上部前縁領域と下部前縁領域とに別れ、上部前縁領域における前記翼断面形状と下部前縁領域における前記翼断面形状とが鉛直面に対して面対称をなし、上部前縁領域および下部前縁領域は推進プロペラ軸心廻りの一方から他方へ回転する推進プロペラの回転方向において回転方向一方側が抗力面をなし、回転方向他方側が揚力面をなし、上部前縁領域および下部前縁領域に続いて中間部を有し、中間部は舵幅の最大幅部から最小幅部に向けて徐々に幅を減少させた水平断面の輪郭を有し、中間部に続いて魚尾後縁部を有し、魚尾後縁部は所定幅の後方端に向けて徐々に幅を増大させた水平断面の輪郭をなすことを特徴とする船舶用高揚力舵。
  2. 推進プロペラの後方で推進プロペラ軸心の両側に配設する左右一対の舵ブレードを有し、舵ブレードは、水平断面において翼断面形状を有するとともに、最大幅部より前側の前縁領域が推進プロペラ軸心を含む水平面を境として上部前縁領域と下部前縁領域とに別れ、上部前縁領域における前記翼断面形状と下部前縁領域における前記翼断面形状とが鉛直面に対して面対称をなし、上部前縁領域および下部前縁領域は推進プロペラ軸心廻りの一方から他方へ回転する推進プロペラの回転方向において回転方向一方側が抗力面をなし、回転方向他方側が揚力面をなし、上部前縁領域および下部前縁領域に続いて中間部を有し、中間部は舵幅の最大幅部から最小幅部に向けて徐々に幅を減少させた水平断面の輪郭を有し、中間部に続いて魚尾後縁部を有し、魚尾後縁部は所定幅の後方端に向けて徐々に幅を増大させた水平断面の輪郭をなすことを特徴とする船舶用高揚力舵。
  3. 推進プロペラの後方で推進プロペラ軸心上に配設する1枚の舵ブレードを有し、舵ブレードは、水平断面において翼断面形状を有するとともに、最大幅部より前側の前縁領域が推進プロペラ軸心を含む水平面を境として上部前縁領域と下部前縁領域とに別れ、上部前縁領域における前記翼断面形状と下部前縁領域における前記翼断面形状とが鉛直面に対して面対称をなし、上部前縁領域および下部前縁領域は推進プロペラ軸心廻りの一方から他方へ回転する推進プロペラの回転方向において回転方向一方側が抗力面をなし、回転方向他方側が揚力面をなし、上部前縁領域および下部前縁領域に続いて中間部を有し、中間部は舵幅の最大幅部から最小幅部に向けて徐々に幅を減少させた水平断面の輪郭を有し、中間部に続いて魚尾後縁部を有し、魚尾後縁部は所定幅の後方端に向けて徐々に幅を増大させた水平断面の輪郭をなし、舵ブレードの頂端部と底端部にそれぞれ頂端板と底端板を有することを特徴とする船舶用高揚力舵。
  4. 推進プロペラの後方で推進プロペラ軸心の両側に配設する左右一対の舵ブレードを有し、舵ブレードは、水平断面において翼断面形状を有するとともに、最大幅部より前側の前縁領域が推進プロペラ軸心を含む水平面を境として上部前縁領域と下部前縁領域とに別れ、上部前縁領域における前記翼断面形状と下部前縁領域における前記翼断面形状とが鉛直面に対して面対称をなし、上部前縁領域および下部前縁領域は推進プロペラ軸心廻りの一方から他方へ回転する推進プロペラの回転方向において回転方向一方側が抗力面をなし、回転方向他方側が揚力面をなし、上部前縁領域および下部前縁領域に続いて中間部を有し、中間部は舵幅の最大幅部から最小幅部に向けて徐々に幅を減少させた水平断面の輪郭を有し、中間部に続いて魚尾後縁部を有し、魚尾後縁部は所定幅の後方端に向けて徐々に幅を増大させた水平断面の輪郭をなし、舵ブレードの頂端部と底端部にそれぞれ頂端板と底端板を有することを特徴とする船舶用高揚力舵。
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