JP5578686B2 - 二輪車のスタンド - Google Patents

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本発明は二輪車のスタンドに係り、たとえば両立スタンド等の二輪車のスタンドに関する。
たとえば自転車等の二輪車のスタンドは、たとえば、二輪車の車体に取り付けられるブラケットと、少なくとも一端が前記ブラケットに軸支されるスタンド支柱と、スタンド支柱のブラケットに近接する位置に軸支されるロック片と、該ロック片の先端と前記ブラケットとの間に取付けられたスプリングと、前記ロック片に取り付けられたローラと、を備えて構成されたものが知られている。
このようなスタンドにおいて、ロック片は、スプリングによってスタンド支柱が立脚位置の時には立脚位置を維持するように附勢されるとともに、前記スプリングの附勢に抗して揺動された後にスタンド支柱とともに跳上位置にまで跳ね上げられ、ローラは、ロック片の前記跳上位置と前記立脚位置の間を揺動する際に、ブラケットのカム面に当接し該カム面に沿って転動するようになっている。
この種の構成からなるスタンドはたとえば下記特許文献1に開示がなされている。
特開昭64-1669号公報
しかし、このように構成された二輪車のスタンドにおいて、ロック片の揺動がブラケットのカム面に沿ってなされるように、該ロック片に取り付けられ該カム面に転動されるローラは、該ロック片のスタンド支柱を挟む2つの軸受片の延長部で軸支される構成のため、該ロック片の形状の複雑化や組み立てが煩雑になるという不都合を有していた。
また、ローラを軸受片に片持ちで軸支させることにより簡易な構成とするスタンドも開示されているが軸支する部分の機械的強度が不十分のため、ロック片の揺動を伴うスタンド支柱の跳上位置と立脚位置の間の回動動作を長期に渡って滑らかに行うことが困難であることが判明するに至った。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な構成で、ブラケットのカム面に転動するローラを軸支する部分の機械的強度の向上を図り、スタンド支柱の跳上位置と立脚位置の間の回動動作を長期に渡って滑らかに行い得る二輪車のスタンドを提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明は、ローラを、該ローラに挿通された軸体が、その一端においてロック片に軸支され、他端においてロック片に接続片を介して取り付けられた軸受片に軸支させ、該接続片は、ブラケットに対してローラを挟んだ反対側に位置づけるように形成させるようにしたものである。
本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明の二輪車のスタンドは、二輪車の車体に取り付けられるブラケットと、少なくとも一端が前記ブラケットに軸支されるスタンド支柱と、前記スタンド支柱の前記ブラケットに近接する位置に軸支されるロック片と、前記ロック片に取り付けられたローラと、を具備し、前記ローラは、前記ロック片の跳上位置と立脚位置の間を揺動する際に、前記ブラケットのカム面に当接し該カム面に転動するように構成された二輪車のスタンドであって、前記ローラは、該ローラに挿通された軸体が、その一端において前記ロック片に軸支され、他端において前記ロック片に接続片を介して取り付けられた軸受片に軸支され、前記接続片は、前記ブラケットに対してローラを挟んだ反対側に位置するように形成されていることを特徴とする。
(2)本発明の二輪車のスタンドは、(1)の構成において、前記軸体は前記ローラを兼ねた構成となっていることを特徴とする。
(3)本発明の二輪車のスタンドは、(1)あるいは(2)の構成において、前記軸体は前記ロック片に対して回転することなく軸支されていることを特徴とする。
(4)本発明の二輪車のスタンドは、(1)から(3)までのいずれかの構成において、前記軸受片は、前記スタンド支柱が前記跳上位置にまで跳ね上げされた際に、前記スタンド支柱に当接することを特徴とする。
(5)本発明の二輪車のスタンドは、(1)から(3)までのいずれかの構成において、前記ローラは、前記スタンド支柱が前記跳上位置にまで跳ね上げされた際に、前記スタンド支柱に当接することを特徴とする。
(6)本発明の二輪車のスタンドは、(4)あるいは(5)の構成において、前記当接は衝撃的になされることを特徴とする。
このように構成された二輪車のスタンドによれば、簡易な構成で、ブラケットのカム面に転動するローラを軸支する部分の機械的強度の向上を図り、スタンド支柱の跳上位置と立脚位置の間の回動動作を長期に渡って滑らかに行うことができる。
本発明の二輪車のスタンドの実施形態を示す斜視図で、(a)は、図2の方向と同じ方向から観た図、(b)は、その反対の方向から観た図である。 本発明に係る二輪車のスタンドが該二輪車に取り付けられた状態を示した説明図である。 (a)は、ロック片の一部を示した平面図、(b)は(a)のb−b線における断面図である。 本発明の二輪車のスタンドのいわゆる立脚位置のロック状態を示した図である。 本発明の二輪車のスタンドのいわゆる立脚時のロック解除状態を示した図である。 本発明の二輪車のスタンドのいわゆる跳ね上げ方向作動中の初期状態を示した図である。 本発明の二輪車のスタンドのいわゆる跳ね上げ方向作動中の状態を示した図である。 本発明の二輪車のスタンドのいわゆる乗車時の状態を示した図である。 本発明の二輪車のスタンドの立脚位置への作動中の状態を示した図である。 本発明の二輪車のスタンドの跳上位置におけるブラケットとロック片の結合部を拡大して示した斜視図である。 本発明の二輪車のスタンドのロック片に取り付けられたローラを拡大して示した斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態という)について詳細に説明する。
(実施形態1)
<両立スタンドの構成>
図2は、本発明に係る二輪車(たとえば自転車)のスタンドが該自転車に取り付けられた状態を示した説明図である。スタンドとしてはたとえば両立スタンドを例に挙げて示している。
図2では、自転車の後輪1を示しており、該後輪1の車軸部2に両立スタンド10が取り付けられている。図2に示す両立スタンド10は、いわゆる立脚位置に位置づけられ、かつ、ロック状態となっている。なお、図2において、図中x方向は自転車の前方方向に、図中y方向は自転車の幅方向に、図中z方向は自転車の高さ方向に、それぞれ対応づけて示している。
図2において、両立スタンド10は、後輪1の車軸部2の両側にそれぞれ固定されたブラケット20A、20Bと、一端がブラケット20Aに軸支され後輪1を回り込んだ後に他端がブラケット20Bに軸支されて配置されるスタンド支柱30と、スタンド支柱30のブラケット20Aに近接する位置に軸支されるロック片40と、このロック片40の先端とブラケット20Aとの間に取り付けられた引っ張りバネからなるスプリング50Aと、ブラケット20Bとこのブラケット20Bに近接するスタンド支柱30との間に取付けられた引っ張りバネからなるスプリング50Bとで構成されている。
図1(a)、(b)は、立脚位置での両立スタンド10を示した斜視図である。図1(a)は、図2の方向と同じ方向から観た図であり、図1(b)は、自転車に対して図1(a)に示す方向と反対の方向から観た図である。
図1(a)、(b)において、ブラケット20A、20Bは、それらを自転車の幅方向(図中y方向)から観た場合、互いにほぼ重なり合うよう構成され、いずれも、後輪1の車軸部2の両側に固定され、該車軸部2から自転車の後方へ地面側にほぼ45°の角度で延在されて形成されている。ブラケット20Aにおけるスタンド支柱30の軸支は軸体21Aによってなされるとともに、ブラケット20Bにおけるスタンド支柱30の軸支は軸体21Bによってなされるようになっている。また、ブラケット20Aは、その延在部の周辺において、後述のロック片40に取り付けられるローラ60が当接して転動される第1カム面22、および第2カム面23が形成されている。
スタンド支柱30は、自転車の後輪1を跨る部分となって地面に当接され得る底部31を有して構成され、ブラケット20A側の一端(軸体21Aの支軸部)から該底部31に接続される部分とブラケット20B側の他端(軸体21Bの支軸部)から該底部31に接続される部分は、それらを自転車の幅方向(図中y方向)から観た場合、互いにほぼ重なり合うよう構成されている。ここで、スタンド支柱30の一端から該底部31に接続される部分は、軸体21Aの支軸部から自転車の前方部(図中x方向)へ若干の屈曲部32Aを介して延在された後に底部31に至るように形成されている。スタンド支柱30の底部31は、自転車の後方部に水平に延在した後に、自転車の幅方向(図中y方向)に屈曲され、自転車の後輪1を跨る部分において、地面から離間する方向へ若干湾曲するようにして形成されている。なお、スタンド支柱30は、後輪1が位置づけられる部分に干渉しないように、底部31とこの底部31以外の部分を連結するようにしてたとえば4個の補強部33、34、35、36が形成されている。
ロック片40は、その一端がブラケット20Aに近接するスタンド支柱30に貫通される軸体38Aを中心に回動し得るように取り付けられ、立脚位置では、他端が自転車の前方部へ延在するようにして構成されている。ロック片40の前記軸体38Aの周辺は、スタンド支柱30を立脚位置においてスタンド支柱30の前方方向から跨ぐように配置される軸受片41(図1(b)参照)を具備し、前記軸体38Aは、その両端において、ロック片40と該軸受片41によって軸支されるようになっている。また、ロック片40と前記軸受片41とを接続する接続片42において、ブラケット20Aと当接する部分を有し、この部分は、前記ロック片40が後述するスプリング50Aによって所定の位置以上に回動(図中A方向)するのを規制する係止部42A(図3(a)参照)を構成するようになっている。さらに、ロック片40の前記軸体38Aの軸支部の周辺であって自転車の後方部側(スタンド支柱30に対して後方側)にはローラ60が取り付けられている。このローラ60は、いわゆる両持ち構造によってロック片40に取り付けられるようになっている。このローラ60は、ロック片40の前記スタンド支柱30の立脚位置から跳上位置までの移動にともなう揺動の際に、ブラケット20Aのカム面22に当接し該カム面22に沿って転動し、また跳上位置から立脚位置までの移動にともなう揺動の際には、ブラケット20Aのカム面23に当接し該カム面23に沿って転動するようになっている。
図3(a)、(b)は、ロック片40のブラケット20Aに近接する側の部分を示した図で、図3(a)は、前記ローラ60が取り付けられている側から観た平面図、図3(b)は、図3(a)のb−b線における断面図である。
なお、図3(a)に示すローラ60は、たとえば図11の斜視図のようにロック片40と後述する軸受片63との間に挟持されることによって目視されていないが、その箇所を矢印で示している。以下の図5ないし図9の場合においても同様である。
図3(a)に示すように、ロック片40のブラケット20A側の端部は、該ロック片40の延在方向にほぼ直交する方向へ延在する直線状の端面44が形成され、この端面44の一端側にはローラ60(図3(b)参照)を挿通させた軸体61が立設されている。そして、ロック片40の軸体61に近接する周辺からは垂直方向に延在して接続片62を構成した後、ロック片40と平行に延在し、前記軸体61の他端部を支持する軸受片63が形成されている。これにより、ローラ60を挿通させた軸体61は、ロック片40と軸受片63によっていわゆる両持ち構造となっている。これにより、ローラ60のロック片40に対する支軸構造は、その機械的強度が増大するように構成することができる。また、ロック片40に形成される接続片62は、該ロック片40を両立スタンド10に組み立てた場合、該ロック片40の前記ブラケット20Aに対してローラ60を挟んだ反対側に位置するようになっている。これにより、接続片62は、ロック片40とブラケット20Aとの対向部分を回避させて構成でき、該ロック片40の動作に影響を与えることなく、ローラ60のロック片40との取付けにおける強度を増大できる効果を奏する。
なお、ロック片40の前記端面44の他端側にはロック片40の周辺から垂直方向に延在部42が形成され、この延在部42によって前記係止部42Aが形成されるようになっている。また、図3(a)、(b)には、ロック片40とこのロック片40に一体に形成された軸受片41の間にスタンド支柱30を軸支するための軸体38Aを挿入させる孔45が示されている。
図1に戻り、スプリング50Aは、一端がブラケット20Aに係止され、他端がロック片40の先端部(軸体38Aと反対側の端部)に係止されている。両立スタンド10が立脚位置でロック状態にあるときは、スプリング50Aは、ロック片40の軸体38Aよりも自転車の前方側に位置づけられるようになっている。ここで、ロック片40は、その先端部がスプリング50Aによって図中A方向に附勢されるようになっているが、ロック片40の上部の周辺に形成した係止部42Aがブラケット20Aの周辺に形成された切り欠き25(図5(b)、図6(b)等参照)に当接されることによって、図中の位置で停止されるようになっている。
スプリング50Bは、一端がブラケット20Bに係止され、他端が該ブラケット20Bに軸支されるスタンド支柱30の近傍に係止されている。スプリング50A、スプリング50Bは、それらを自転車の幅方向(図中y方向)から観た場合、互いにほぼ重なり合うように配置されている。
<両立スタンドの動作>
以下、上述のように構成された両立スタンドの動作について、図4ないし図9を用いて説明をする。なお、図4ないし図9において、それぞれ、(a)は、両立スタンド10をロック片40の表側から観た図であり、(b)は、両立スタンド10をロック片40の裏側から観た図である。
図4は、いわゆる立脚位置でロック状態を示した図である。ロック片40は、その先端がスプリング50Aによって図中A方向に引っ張られ、この際、ロック片40に形成されている係止部42Aはブラケット20Aに係止されており、ロック片40は、図中に示す状態を維持するようになっている。この場合、スプリング50Aは、ロック片40の支軸部(軸体38A)に対して自転車の前方方向にあり、ロック片40は、図中A方向と反対側に比較的大きな力を加えない限り、図中に示す状態を維持できるようになっている。
図5は、いわゆる立脚時のロック解除状態を示した図である。このロック解除は、自転車の操作者がたとえば足でスプリング50Aの附勢力に抗してロック片40を図中B方向へ揺動させることによって行う。ロック片40の図中B方向の揺動によって、該ロック片40に形成されている係止部42Aのブラケット20Aへの係止が外れるようになる。また、この際、ロック片40に取り付けられたローラ60は、ブラケット20Aの第1カム面22に当接する。この場合、スプリング50Aは、ロック片40の支軸部(軸体38A)に重なるよう位置づけられている。
図6は、いわゆる跳ね上げ方向作動中の初期状態を示した図である。この場合、該ロック片40に取り付けられたローラ60は、ブラケット20Aの第1カム面22を転動し、ブラケット20Aの前記第1カム面22から外れる手前まで至るようになる。
図7は、いわゆる跳ね上げ方向作動中の状態を示した図である。この場合、ロック片40に取り付けられたローラ60は、ブラケット20Aの前記第1カム面22から外れている。スプリング50Aは、スタンド支柱30の支軸部(軸体21A)に対して自転車の後方方向にあり、ロック片40とともにスタンド支柱30を跳ね上げ方向に附勢している。
図8は、いわゆる乗車時の状態を示し、スタンド支柱30は跳上位置にあるようになっている。ブラケット20Aに対して、ロック片40、スタンド支柱30が、図中B方向へ揺動し、スタンド支柱30は、図10に示すように、ブラケット20Aの周側面26に当接することにより、スタンド支柱30が跳上位置で止まるようになっている。なお、図10は、スタンドの跳上位置におけるブラケットとロック片の結合部を拡大して示した斜視図である。スプリング50Aは、ロック片40の支軸部(軸体38A)よりも自転車の後方に位置づけられるようになる。
この場合、図8(b)に示すように、ロック片40の軸受片63の端面63Aは、スタンド支柱30の跳上位置での上面39(図10参照)に当接し、軸受片63は、ロック片40(スタンド支柱30)がスプリング50Aによって跳上位置にまで跳ね上げられた際に、該跳上位置以上にロック片40が図中B方向に回動するのを抑止する機能をも有する。このため、ロック片40がスプリング50Aによって跳上位置にまで跳ね上げられた際に、軸受片63とスタンド支柱30との当接は衝撃的になされ、ローラ60の近傍はもちろんのこと、ロック片40に付着している泥等が該衝撃によって容易に取り除かれるという効果を奏するようになる。
図9は、自転車を両立スタンド10によって支持するため、スタンド支柱30を図中A方向へ移動させるようにする場合の立脚位置への作動中の状態を示した図である。自転車の操作者がたとえば足でスプリング50Aの附勢力に抗してスタンド支柱30を図中A方向へ移動させる場合、ロック片40に取り付けられたローラ60は、ブラケット20Aの第2カム面23に当接し、該第2カム面23上を転動する。その後は、スタンド支柱30がさらに図中A方向に移動することにより、スプリング50Aが軸体38Aを越えて自転車の前方方向に位置すると、スプリング50Aの附勢力によりロック片30は自動でロック状態まで回動することになり、図4に示した状態に戻るようになる。
このように構成された自転車のスタンドにおいて、ロック片40に取り付けられるローラ60は、該ローラ60に挿通された軸体61が、その一端において前記ロック片40に軸支され、他端において前記ロック片40に接続片62を介して取り付けられた軸受片63に軸支され、前記接続片62は、前記ロック片40の前記ブラケット20Aに対してローラを挟んだ反対側の周辺に形成され、いわゆる両持ち構造で取り付けられたものとなっている。このため、ローラ60のロック片40に対する支軸構造は、簡易な構成で、その機械的強度が増大し、ロック片40の揺動を伴うスタンド支柱30の跳上位置と立脚位置の間の回動動作を長期に渡って滑らかに行うことができるようになる。
(実施形態2)
実施形態1では、いわゆる両立スタンド10について説明したものである。しかし、これに限定されることはなく、たとえばスポーツ車等に取り付けられる1本スタンドにも適用できることはもちろんである。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1……後輪(自転車の)、2……車軸部、10……両立スタンド、20A、20B……ブラケット、21A……軸体、22……第1カム面、23……第2カム面、25……切欠き、26……周側面(ブラケット20Aの)、30……スタンド支柱、31……底部、32A、32B……屈曲部、33、34、35、36……補強部、38A……軸体、40……ロック片、41……軸受片、42……接続部、42A……係止部、44……端面、45……孔、50A、50B……スプリング、60……ローラ、61……軸体、62……接続片、63A……端面(軸受片63の)、63……軸受片。

Claims (6)

  1. 二輪車の車体に取り付けられるブラケットと、少なくとも一端が前記ブラケットに軸支されるスタンド支柱と、前記スタンド支柱の前記ブラケットに近接する位置に軸支されるロック片と、前記ロック片に取り付けられたローラと、を具備し、
    前記ローラは、前記ロック片の跳上位置と立脚位置の間を揺動する際に、前記ブラケットのカム面に当接し該カム面に転動するように構成された二輪車のスタンドであって、
    前記ローラは、該ローラに挿通された軸体が、その一端において前記ロック片に軸支され、他端において前記ロック片に接続片を介して取り付けられた軸受片に軸支され、前記接続片は、前記ブラケットに対してローラを挟んだ反対側に位置するように形成されていることを特徴とする二輪車のスタンド。
  2. 前記軸体は前記ローラを兼ねた構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の二輪車のスタンド。
  3. 前記軸体は前記ロック片に対して回転することなく軸支されていることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の二輪車のスタンド。
  4. 前記軸受片は、前記スタンド支柱が前記跳上位置にまで跳ね上げされた際に、前記スタンド支柱に当接することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の二輪車のスタンド。
  5. 前記ローラは、前記スタンド支柱が前記跳上位置にまで跳ね上げされた際に、前記スタンド支柱に当接することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の二輪車のスタンド。
  6. 前記当接は衝撃的になされることを特徴とする請求項4あるいは5に記載の二輪車のスタンド。
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