JP5577929B2 - 湯水混合水栓 - Google Patents
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Description
図15は従来の湯水混合水栓100を正面斜め左上から見た外観図であり、湯水混合水栓100は、鋳造又は鍛造により十の字形に一体成形された金属製の栓本体101を有し、この栓本体101において下方に延びる脚部102が流し台等に設置され、栓本体101において水平方向に延びる円筒状のアーム部103の左側に浄水バルブ104が取り付けられ、右側に湯水バルブ105が取り付けられ、栓本体101において上方に延びるネック部106に金属製パイプからなるホルダ107が左右に回動可能に取り付けられ、ホルダ107の先端にノズル108が離脱可能に取り付けられている。このノズル108はホルダ107内に収納されたシャワーホース(図示略)に接続されていて、ノズル108をホルダ107から外し、ノズル108に接続された前記シャワーホースをホルダ107から引き出して使用することができるようになっている。
図17は、湯水混合水栓100を下方から見た底面図であり、脚部102の内側底部に、シャワーホース挿通孔110、湯水混合吐出路111、給湯路112、給水路113、浄水器給水路114が開口している。
請求項1に係る発明は、上下方向に貫通する貫通孔を有する栓本体の左右に第1、第2切換部を備え、この第1、第2切換部を操作することにより浄水器を通さない湯、水、湯水混合水、および前記浄水器を通して浄化した浄水を、前記貫通孔に挿通された吐水管部を介して吐水可能な湯水混合水栓であって、
前記栓本体は、軸方向を水平にして左右に延びる円筒状のコア部を備え、該コア部の前後方向中央には上下方向に貫通する前記貫通孔が設けられ、
前記貫通孔と前記コア部の左右いずれか一方の端部との間に、軸線をいずれも上下方向に延ばした給湯路と給水路と湯水混合吐出路と浄水器給水路が設けられ、
前記コア部の前記一方の端部には、前記給湯路に接続された湯入口ポートと、前記給水路に接続された第1水入口ポートと、前記湯水混合吐出路に接続された湯水混合出口ポートが形成されていて、前記コア部の前記一方の端部側に設けられた前記第1切換部によって、前記第1水入口ポートと前記湯入口ポートの一方または両方を前記湯水混合出口ポートに連通可能および遮断可能であり、
前記コア部の他方の端部には、前記浄水器給水路に接続された浄水器給水ポートと、前記給水路に接続された第2水入口ポートが形成されていて、前記コア部の前記他方の端部側に設けられた前記第2切換部によって、前記浄水器給水ポートと前記第2水入口ポートが連通・遮断可能であり、
前記湯水混合吐出路および前記浄水器の浄水出口が前記吐水管部に接続される湯水混合水栓である。
また、貫通孔をコア部の前後方向中央に配置したので、湯水混合水栓の前後の重量バランスがよくなり、意匠性も向上する。さらに、貫通孔をコア部の前後方向中央に配置させつつ、コア部の直径を小さくすることができ、湯水混合水栓を小型、軽量にすることができる。
請求項2に係る発明によれば、コア部の直径をより小さくすることができる。
請求項3に係る発明によれば、給湯路と給水路の間に湯水混合吐出路と浄水器給水路を配置することで、給湯路と給水路を前後方向に離れて配置することができる。
請求項4に係る発明によれば、給湯路と湯入口ポート、および、給水路と第1水入口ポート、および、湯水混合吐出路と湯水混合出口ポート、および、浄水器給水路と浄水器給水ポートを、それぞれ最短距離で接続することができるとともに、加工が容易になる。
請求項5に係る発明によれば、ホースをホルダから引き出して使用することができ、使い勝手が向上する。
請求項6に係る発明によれば、第1切換部に操作レバーを設けた場合に、湯水混合水栓の後方側の設置スペースが狭い場所にも設置可能となるとともに、操作性も向上する。
図1は実施例における湯水混合水栓1を正面斜め右上から見た外観斜視図であり、図1において、矢印X1−X2は左右方向、矢印Y1−Y2は前後方向、矢印Z1−Z2は上下方向を示しており、以下の説明において方向についての記載はこれに準ずるものとする。
栓本体2は、軸方向を水平にして左右に延びる円筒状の金属製のコア部10と、このコア部10の下部における左右方向ほぼ中央に連結固定された中空筒状の金属製の脚部11とから構成されており、脚部11が例えば流し台の上に設置される。前述したホルダ3はコア部10の上部に取り付けられ、湯水バルブ4はコア部10の右端部に設けられ、浄水バルブ5はコア部10の左端部に設けられている。
前述の如く湯水バルブ4を開弁するように操作レバー4aを右方に傾転させた状態を保持して、操作レバー4aを図3において二点鎖線Aで示す位置まで後方に回動すると、第1水入口ポート22が閉塞されて湯入口ポート21と湯水混合出口ポート23が連通し、図3において二点鎖線Bで示す位置まで前方に回動すると、湯入口ポート21が閉塞されて第1水入口ポート22と湯水混合出口ポート23が連通する。また、A,B間に操作レバー4aを位置させると、湯入口ポート21と第1水入口ポート22の両方が湯水混合出口ポート23と連通し、A,B間における停止位置に応じて湯と水の混合比を調節することができる。
浄水バルブ5の操作部5aは前後方向に回動可能になっていて、操作部5aの突起部5bを図1に示すように上方に向けた状態において、第2水入口ポート31と浄水器給水ポート32とが連通されて浄水バルブ5は開弁となり、この状態から前方に90度回転して、突起部5bを図2、および図4において実線で示すように前方に向けると、第2水入口ポート31と浄水器給水ポート32とは遮断されて浄水バルブ5は閉弁となる。
まず、浄水器70を通さずに水または湯または湯水混合水を吐水する場合には、浄水バルブ5を閉弁して、湯水バルブ4だけを開弁し、所望する吐水温度に応じて操作レバー4aを前後方向へ回動する。浄水バルブ5を閉弁すると、浄水バルブ5によって第2水入口ポート31と浄水器給水ポート32が遮断されるので、建物の水配管52から供給された水は浄水器70には供給されなくなる。
さらに、コア部10の右側端部とシャワーホース挿通孔14との間に、シャワーホース挿通孔14の外周に沿って、給湯路18と給水路15と湯水混合吐出路17と浄水器給水路16を配置しているので、シャワーホース挿通孔14をコア部10の前後方向中央に配置させつつ、コア部10の直径を小さくすることができ、湯水混合水栓を小型、軽量にすることができる。その結果、コストダウンを図ることができる。
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、前述した実施例では、コア部の貫通孔をシャワーホース挿通孔とし、シャワーホースを挿通可能にガイドするホルダを設け、ホルダからシャワーホースを引き出して使用可能としているが、吐水管路にシャワーホースを用いず、屈曲不能な管路を用いることも可能である。
前述した実施例では、コア部の右端部に湯水バルブ、左端部に浄水バルブを配置したが、コア部の右端部に浄水バルブ、左端部に湯水バルブを配置することも可能である。
また、前述した実施例では、湯水バルブ4の回動操作範囲を、後方10度から前方90度の範囲としたが、この角度に限定されるものではなく、適宜の角度に設定可能である。
2 栓本体
3 ホルダ
4 湯水バルブ(第1切換部)
5 浄水バルブ(第2切換部)
10 コア部
14 シャワーホース挿通孔(貫通孔)
15 給水路
16 浄水器給水路
17 湯水混合吐出路
18 給湯路
21 湯入口ポート
22 第1水入口ポート
23 湯水混合出口ポート
24,25,26 直線路(直線通路)
31 第2水入口ポート
32 浄水器給水ポート
34 直線路(直線通路)
40 シャワーホース(吐水管部、ホース)
70 浄水器
72 浄水出口
Claims (6)
- 上下方向に貫通する貫通孔を有する栓本体の左右に第1、第2切換部を備え、この第1、第2切換部を操作することにより浄水器を通さない湯、水、湯水混合水、および前記浄水器を通して浄化した浄水を、前記貫通孔に挿通された吐水管部を介して吐水可能な湯水混合水栓であって、
前記栓本体は、軸方向を水平にして左右に延びる円筒状のコア部を備え、該コア部の前後方向中央には上下方向に貫通する前記貫通孔が設けられ、
前記貫通孔と前記コア部の左右いずれか一方の端部との間に、軸線をいずれも上下方向に延ばした給湯路と給水路と湯水混合吐出路と浄水器給水路が設けられ、
前記コア部の前記一方の端部には、前記給湯路に接続された湯入口ポートと、前記給水路に接続された第1水入口ポートと、前記湯水混合吐出路に接続された湯水混合出口ポートが形成されていて、前記コア部の前記一方の端部側に設けられた前記第1切換部によって、前記第1水入口ポートと前記湯入口ポートの一方または両方を前記湯水混合出口ポートに連通可能および遮断可能であり、
前記コア部の他方の端部には、前記浄水器給水路に接続された浄水器給水ポートと、前記給水路に接続された第2水入口ポートが形成されていて、前記コア部の前記他方の端部側に設けられた前記第2切換部によって、前記浄水器給水ポートと前記第2水入口ポートが連通・遮断可能であり、
前記湯水混合吐出路および前記浄水器の浄水出口が前記吐水管部に接続される湯水混合水栓。 - 前記給湯路と前記給水路と前記湯水混合吐出路と前記浄水器給水路は、前記貫通孔の外周に沿って配置されている請求項1に記載の湯水混合水栓。
- 前記湯水混合吐出路と前記浄水器給水路は、前後方向において前記給湯路と前記給水路の間に配置されている請求項1または請求項2に記載の湯水混合水栓。
- 前記給湯路と前記湯入口ポートは直線通路によって接続され、前記給水路と前記第1水入口ポートは直線通路によって接続され、前記湯水混合吐出路と前記湯水混合出口ポートは直線通路によって接続され、前記浄水器給水路と前記浄水器給水ポートは直線通路によって接続されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の湯水混合水栓。
- 前記吐水管部は前記貫通孔を挿通可能なホースであり、該ホースを挿通させる筒状のホルダが前記コア部に設置されている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の湯水混合水栓。
- 前記第1切換部は前記コア部の軸回りに前後方向に回動操作するように構成されており、その回動操作範囲が後方側よりも前方側に大きい請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の湯水混合水栓。
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