JP5577919B2 - 電子機器及びその製造方法 - Google Patents

電子機器及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5577919B2
JP5577919B2 JP2010172901A JP2010172901A JP5577919B2 JP 5577919 B2 JP5577919 B2 JP 5577919B2 JP 2010172901 A JP2010172901 A JP 2010172901A JP 2010172901 A JP2010172901 A JP 2010172901A JP 5577919 B2 JP5577919 B2 JP 5577919B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
light
contact member
touch pad
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010172901A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012033063A (ja
Inventor
大輔 三原
元樹 安田
開悟 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2010172901A priority Critical patent/JP5577919B2/ja
Priority to US13/186,590 priority patent/US8692146B2/en
Publication of JP2012033063A publication Critical patent/JP2012033063A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5577919B2 publication Critical patent/JP5577919B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/1613Constructional details or arrangements for portable computers
    • G06F1/1633Constructional details or arrangements of portable computers not specific to the type of enclosures covered by groups G06F1/1615 - G06F1/1626
    • G06F1/1684Constructional details or arrangements related to integrated I/O peripherals not covered by groups G06F1/1635 - G06F1/1675
    • G06F1/169Constructional details or arrangements related to integrated I/O peripherals not covered by groups G06F1/1635 - G06F1/1675 the I/O peripheral being an integrated pointing device, e.g. trackball in the palm rest area, mini-joystick integrated between keyboard keys, touch pads or touch stripes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0354Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
    • G06F3/03547Touch pads, in which fingers can move on a surface
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Description

本発明は、操作入力手段としてタッチパッドを備えた電子機器の筐体技術に関し、例えば、筐体の一部に窓部を設け、この窓部において、タッチパッド部と筐体とを接合する電子機器及びその製造方法に関する。
利用者の指等の接触を検知し、その検知位置や接触動作等に応じて表示部に表示されたカーソル等を操作するタッチパッドを備えた電子機器として、例えば携帯型のPC等が知られている。このような電子機器では、操作側の筐体部の一部からタッチパッドを露出させている。
このようなタッチパッドに対し、例えば、デザイン性や接触センサの保護、操作性等を高めるため、タッチパッド上に他の部材を積層して露出させるものや、タッチパッドを露出させる筐体部の周面部分を傾斜させるものがある。更に、デザイン性を高めるため、タッチパッドの一部や全部を発光させるものがある。
操作部を発光させるものとして、透明な樹脂により成形したスイッチボタンの背後に導光板を設置し、光源からの光を導く導光部材を配置することが知られている(例えば、特許文献1)。また、部材の接合について、閉塞キャップに形成された接着部が、シールド部の周縁ウェブに対向する面に沿って密着して並んでいることや、接触側との間の空間に充填されるものが知られている(例えば、特許文献2)。
特開平9−231853公報 特表2009−515098公報
ところで、筐体カバーの傾斜部分で接触部材と接合する場合、筐体カバーや接触部材の端面部分が鋭角状に形成されるので、部材の成形が困難になるとともに、斜面部分に生じた隙間が電子機器の操作者から目立つようになっていた。そこで、カバー部や接触部材の接合部分を斜面部分以外に設ける必要があり、タッチパッド部の形状が制約されることになる。
斯かる要求や課題について、特許文献1、2にはその開示や示唆はなく、それを解決する構成等についての開示や示唆はない。
そこで、本開示の電子機器又はその製造方法の目的は、接触部材と筐体カバーとを傾斜面で接合可能にし、傾斜面での隙間の発生を抑えるとともに、隙間の視認性を低下させることにある。
上記目的を達成するため、本開示の電子機器は、カバー部と、タッチパッド部と、接触部材とを備える。カバー部は、周面の内側を傾斜させた傾斜部を備えた窓部を有し、該窓部から操作部を露出させる。タッチパッド部は、発光素子と該発光素子の光を導光する導光部材とを備え、前記窓部内に配置され、接触を検知し、接触した位置、又は動作に応じて操作入力を行う。接触部材は、前記導光部材による導光を前記窓部から照光する照光窓部と、前記カバー部に対する接合部を有し、前記タッチパッド部に積層して前記窓部から露出される。そして、該接触部材の前記接合部を前記カバー部の傾斜部に対して突出させ、前記カバー部と一連の傾斜面を構成し、前記発光素子の光を前記導光部材により前記接触部材の前記照光窓部に導光し、前記照光窓部にて照光する。斯かる構成により、上記目的が達成される。
また、上記目的を達成するため、本開示の電子機器の製造方法は、カバー部形成工程と、タッチパッド部配置工程と、接触部材配置工程と、傾斜面形成工程とを含む。カバー部形成工程は、周面の内側を傾斜させた傾斜部を備えた窓部を有するカバー部を形成する。タッチパッド部配置工程は、発光素子と該発光素子の光を導光する導光部材とを備え、接触した位置、又は動作に応じて操作入力を行うタッチパッド部を前記窓部内に配置する。接触部材配置工程は、前記導光部材により導光された前記発光素子の光を前記窓部から照光する照光窓部と前記カバー部に対する接合部を有する接触部材を、前記タッチパッド部に積層して前記窓部から露出させて配置する。傾斜面形成工程は、該接触部材の前記接合部を前記カバー部の傾斜部に対して突出させ、前記カバー部と一連の傾斜面を形成する。
本開示の電子機器又はその製造方法によれば、次のいずれかの効果が得られる。
(1) タッチパッド部において、筐体カバーと接触部材との密着性を向上させ、隙間の発生を抑制することができる。
(2) 生じた隙間について、ユーザへの視認性を低下させることができるとともに、発光時に発光状態の視認性を向上させることができる。
(3) 筐体カバーや接触部材の接合部の加工性を向上させるとともに、電子機器の組立性を向上させることができる。
第1の実施の形態に係る電子機器のタッチパッド部分の構成例を示す断面図である。 上側筐体カバーと接触部材との接合面の一例を示す拡大図である。 タッチパッド部の構成例を示す図である。 第2の実施の形態に係るPCの構成例を示す図である。 タッチパッド部の構成例を示す断面図である。 発光素子を備えたタッチパッド部の接合部分を示す拡大図である。 窓部に構成した傾斜角度及び接合角度の一例を示す図である。 発光素子を備えたタッチパッド部の他の接合部分を示す拡大図である。 照光窓部の他の例を示す図である。 PCの構成例を示す分解図である。 上側筐体カバーの内側の構成例を示す図である。 タッチパッド部の構成例を示す図である。 タッチパッド部の背面側の構成例を示す図である。 タッチパッド部を照光させた状態の一例を示す図である。 利用者から見たタッチパッド部の照光原理の一例を示す図である。 第3の実施の形態に係る電子機器の製造処理の一例を示すフローチャートである。 他の実施の形態に係る上側筐体カバーと接触部材との接合面の一例を示す断面図である。 他の実施の形態に係るタブレットの構成例を示す図である。 他の実施の形態に係るPDAの構成例を示す図である。 他の実施の形態に係る携帯電話機の構成例を示す図である。
〔第1の実施の形態〕
第1の実施の形態について、図1、図2及び図3を参照する。図1は、第1の実施の形態に係る電子機器のタッチパッド部分の構成例を示す断面図、図2は、カバー部と接触部材との接合面の一例を示す拡大図、図3は、タッチパッド部の構成例を示す図である。図1〜図3に示す構成は一例であって、これに限定されない。
この電子機器2は、本開示の電子機器の一例であって、接触により操作を行うタッチパッド部4を備えている。このタッチパッド部4は、例えば、電子機器2の本体筐体部6の上側筐体カバー8の一部に設けられた窓部10から露出され、それへの接触を検知している。
このタッチパッド部4は、例えば、図1に示すように、電子機器2の上側筐体カバー8内に、タッチパッド12、中間部材14、接触部材16を積層している。窓部10から露出した接触部材16に利用者の指等が接触して、操作入力が行われる。
タッチパッド12は、接触検知に応じてカーソル操作等を行う操作手段の一例であって、所謂ポインティングデバイスである。このタッチパッド12は、例えば、感圧式のセンサや静電容量式のセンサ等を備えている。センサによって検知された指等が接触した位置、接触動作等に応じて、電子機器2の操作が行われる。
中間部材14は、タッチパッド12と利用者の指等が直接接触する接触部材16との間に積層した機能部材の一例であり、例えば、タッチパッド12に備えた発光素子が発した光を導光する導光部材等で構成している。その他、例えば、タッチパッド12に対する保護機能等を備える部材が積層されてもよく、接触部材16に加えられた圧力等がタッチパッド12側に伝導される構造であればよい。
尚、この中間部材14を備えず、接触部材16を直接、タッチパッド12に積層してもよい。
接触部材16は、電子機器2の利用者の指等を接触させる接触部の一例であって、樹脂製の板状部品で構成している。この接触部材16は、例えば、タッチパッド部4に対する操作性を高めたり、タッチパッド部4に対する着色を実現する他、発光素子からの光を放射するための表面部材を構成する。また、この接触部材16は、上側筐体カバー8の窓部10の周縁部分に接合する接合部18を備えている。この接合部18は、例えば、上側筐体カバー8との接触部分が頂点となるように、盛り上げて成形されている。
上側筐体カバー8は、本開示のカバー部の一例であって、図示しない下側筐体カバーと接合して本体筐体部6を構成する。本体筐体部6は、タッチパッド部4等の機能部品を収納する。上側筐体カバー8に形成された窓部10の周縁部分には、窓部10内部に向けて下降させた傾斜部20が形成されている。
接触部材16の接合部18は、図2に示すように、上側筐体カバー8の窓部10に形成した傾斜部20に対して、一連の傾斜面となるように傾斜している。即ち、接触部材16の接合部18と上側筐体カバー8とは、傾斜部分において接合される構成である。この場合、カバー部8の接合面部22と、接触部材16の接合面部24とは、例えば、窓部10に対して所定の角度で接合するように形成すればよい。このように傾斜部分で接合を行うことで、例えば、窓部10の周面側を利用して操作を行った場合でも、指等が窓部10の端部に接触する等を防ぐことができる。また、傾斜させた部材を接合することで、接触面積を大きく取れる等により、接合の精度を高められ、隙間25を小さくすることができる。また、接合面の角度により、隙間25が利用者から小さく見える。
また、例えば、図3に示すように、タッチパッド12と中間部材14とを接着等により接合し、一部材として形成してもよい。更に、このタッチパッド部4には、複数の操作入力手段を構成してもよい。複数の操作入力手段は、例えば、同一のタッチパッド12及び中間部材14を利用してもよい。この場合、接触部材16には、他の操作入力手段に対応して、上側筐体カバー8に接合する接合部27を形成している。この接合部27は、既述の接合部18と同様に、上側筐体カバー8に形成された窓部26の傾斜部28に向けて一連の傾斜面を構成するように傾斜させればよい。そして、上側筐体カバー8の窓部10の位置に合わせて接触部材16、中間部材14、タッチパッド12を配置し、接合させればよい。
斯かる構成によれば、タッチパッド部において、筐体カバーと接触部材との密着性を向上させ、隙間の発生を抑制することができる。また、筐体カバーと接触部材との間に生じた隙間について、ユーザへの視認性を低下させることができる。タッチパッド部を発光させる場合に発光状態の視認性を向上させることができる。更に、筐体カバーや接触部材の接合部の加工性を向上させるとともに、電子機器の組立性を向上させることができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態について、図4を参照する。図4は、第2の実施の形態に係るPCの構成例を示す図である。図4に示す構成は一例であって、これに限られない。
このPC(Personal Computer )30は、本開示の電子機器の一例であって、操作部32として、タッチパッド部34、36を備えている。このPC30は、例えば、本体筐体部38と表示側筐体部40とをヒンジ部42により開閉可能に接続している。
本体筐体部38は、既述の本体筐体部6の一例であって、上側筐体カバー44と下側筐体カバー46とを接合して構成される。本体筐体部38は、その内部に例えば、操作部32、ODD(Optical Disc Drive)装置等のドライブ装置、制御基板等の制御部品を備えている。上側筐体カバー44は、本開示のカバー部の一例であって、タッチパッド部34、36を配置した窓部50、52が形成されている。
タッチパッド部34、36は、操作部32を構成しており、既述のタッチパッド部4の一例であって、利用者の指等の接触動作に応じて、表示部48のカーソルに対する移動操作入力を行う手段である。そして、タッチパッド部34は、例えば、指のスライド動作に応じてカーソルを移動させたり、短い押打入力によりマウス等のクリックに対応した入力操作を行うことができる。また、タッチパッド部36は、例えば、指のスライド動作に応じて、PC30に起動させたアプリケーションの表示やWebページ等に対するスクロール動作を行うことができる。更に、このタッチパッド部34、36は、内部に設置した発光素子により、PC30の動作に応じた照光機能を備えている。
表示側筐体部40は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display) 等で構成された表示部48を備えている。
次に、筐体内部に設置したタッチパッド部の配置構成について、図5、図6、図7、図8及び図9を参照する。図5は、タッチパッド部の構成例を示す断面図、図6は、発光素子を備えたタッチパッド部の接合部分を示す拡大図、図7は、窓部に構成した傾斜角度及び接合角度の一例を示す図、図8は、発光素子を備えたタッチパッド部の他の接合部分を示す拡大図、図9は、照光窓部の他の例を示す図である。図5〜図9に示す構成は一例であって、これに限定されない。図5〜図9において、図4と同一部分には同一符号を付してある。
タッチパッド部34、36は、図5に示すように、上側筐体カバー44内に積層されたタッチパッド54、導光部材56、塗装層58、接触部材60で構成している。タッチパッド54は、既述のタッチパッド12の一例であり、窓部50又は窓部52内に対する利用者の入力動作を検出する手段である。このタッチパッド54は、例えば、窓部50、52側に向けた表面側に、電極や抵抗等のセンサ部材が設置され、この電極は通電状態となっている。また、裏面側には、表面の電極や抵抗等に流れる電流値や静電容量等の変化を検出する基板等が構成されている。更に、タッチパッド54の表面側には、所定位置に発光素子として、LED(Light Emitting Diode) 62を備えている。
導光部材56は、既述の中間部材14の一例であって、LED62が発した光を導光する手段である。この導光部材56は、例えば、ポリカーボネートやABS樹脂等の光伝搬機能を持つ部材で構成され、タッチパッド54に接着して、一体の部品として構成してもよい。そして、LED62が発光することにより、導光部材56はその光をタッチパッド部34、36上に導光して、照光させることができる。
塗装層58は、窓部50、52に露出させる接触部材60に対する着色部分の一例であって、例えば、接触部材60に対する塗料を吹き付け等により形成する。この塗装層58は、例えば、窓部50、52の周面部分に合わせて塗装処理を行わない照光窓部64、66を備えている。即ち、この塗装層58の着色部分では、導光部材56により導光された光について、窓部50、52からその光を照光させず、また、照光窓部64、66では、導光された光を窓部50、52から照光させる。従って、照光窓部64、66の配置構成に応じて、タッチパッド部34、36の照光によるデザインが決まる。
接触部材60は、既述の接触部材16の一例であり、上側筐体カバー44の窓部50、52から外部に向けて露出されている。この接触部材60は、窓部50、52の周面部に構成した傾斜部68、70に対して一連の傾斜面を形成するように盛り上げて構成した接合部72、74を備えている。
接触部材60は、図6に示すように、上側筐体カバー44に対し、傾斜部分において接合される。接触部材60の接合部72と上側筐体カバー44の傾斜部68との各接合面部76、78は、窓部50に形成した傾斜面に対して、所定の角度を持つように接合している。この接触部材60の接合部72は、例えば、図7に示すように、窓部50の周縁側に配置される部分の一部分を頂点とした所定の角度θ1 の山型に成形加工されている。そして、一方の側面の傾斜角度は、上側筐体カバー44の傾斜部68の傾斜角度である、水平面に対して所定の角度θ2 に合わせて加工されている。また、接合面部76側は、上側筐体カバー44の接合面部78に対応した角度を持つように、例えば、垂直基準面Yに対して所定の角度θ3 となるように成形されている。
また、上側筐体カバー44は、角度θ2 で傾斜した傾斜部68を周面とする窓部50を成形するとともに、その端部を所定の角度θ4 のテーパ状に成形されている。この場合、接触部材60の接合部72の角度θ1 は、例えば、上側筐体カバー44又は接触部材60の傾斜面の基準面Xに対して、90度以上に傾斜されて形成している。そして、この基準面Xに対して、角度θ4 は、(180−θ1 )〔°〕となる。
また、この角度θ1 、θ4 は、垂直基準面Yに対し、各接合面部76、78の角度を決める角度θ3 に応じて変化する。そこで、例えば、傾斜面Xに対して、角度θ1 、θ4 が90〔°〕になるように形成してもよい。また、接合部72の角度θ1 を大きく取るとともに、上側筐体カバー44の角度θ4 を小さくすると、角度θ4 で構成する接合部分の隙間がより水平方向に傾斜して形成される。この場合、上側筐体カバー44の傾斜部68は、より細くテーパ状にする成型が必要となる。また、逆に、接合部72の角度θ1 を小さく取るとともに、上側筐体カバー44の角度θ4 を大きくすると、接合部分の隙間がより垂直方向に傾斜して形成される。
このように、上側筐体カバー44に形成した傾斜部68に対して、接触部材60にも同様に角度θ2 の傾斜角を持たせることにより、窓部50の周面側を利用して操作を行った場合でも、指等が上側筐体カバー44の端部に接触する等を防ぐことができる。また、接合面部76、78同士を傾斜させて接合することで、接触面積を大きく取れる等、接合の精度が高められ、接合部分の隙間を小さくすることができる。また、接合面の角度により、隙間を利用者に対して小さく見せることができる。
また、図6に示すように、塗装層58に形成した照光窓部64は、接触部材60に形成した接合部72及び接合面部76の位置に合わせて構成されている。これにより、窓部50に露出したタッチパッド部34(図5)の周面側を発光させることができる。照光窓部64から照光された光は、接触部材60の内部に仮想された照光経路80を透過して、接合部72の傾斜面に導光される。このように、傾斜して形成した接合部72や、接合面部76、78によって傾斜して形成した隙間から照光させることで、PC30の利用者に対して、発光状態の視認性が良くなるとともに、接合により生じた隙間を目立たなくすることができる。
タッチパッド部36は、図8に示すように、窓部52の周面に向けて接触部材60に接合部74が構成されている。この接合部74は、窓部50側と同様に、上側筐体カバー44に形成された傾斜部70の傾斜角度に合せて、一連の傾斜面を構成するように盛り上げて形成する。また、接合部74の接合面部82と上側筐体カバー44の接合面部84の傾斜角度についても、接合面部76、78と同様に設定すればよい。
塗装層58には、照光手段として照光窓部66が形成される。この照光窓部66は、既述の照光窓部64と同様に、接触部材60の接合部74の位置に合せて形成している。タッチパッド54のLED62は、例えば、上側筐体カバー44の位置に合せて設置されており、窓部50、52から直接その設置位置を把握させない。即ち、LED62を窓部50、52の直下に配置せず、発光素子が発した光を導光部材56を通じ、照光窓部64、66及び照光経路80、86により選択的に照光させる。これにより、各タッチパッド部34、36の発光状態に斑を生じさせないとともに、発光素子部分を目玉状に光らせることが無い。その他、発光素子や導光部材が共用され、部品数の削減を図ることもできる。
また、上記の構成に対し、例えば、図9に示すように、塗装層58を、接触部材60の上面側に構成してもよい。この場合、例えば、窓部50から塗装面が露出され、利用者の指がそれに接触する。そして、接触部材60の接合部72の部分に照光窓部65を構成し、窓部50の周面に沿って接合部72等からLED62の光を照光させる。これにより、例えば、照光経路80を透過させた光に対し、照光部分である接合部72の直前で照光部分を選択することができ、接触部材60の他の部分への光拡散を防ぐことができる。
次に、PCの構成について、図10、図11、図12、図13を参照する。図10は、PCの構成例を示す分解図、図11は、上側筐体カバーの内側の構成例を示す図、図12は、タッチパッド部の構成例を示す図、図13は、タッチパッド部の背面側の構成例を示す図である。図10〜図13に示す構成は一例であって、これに限定されない。
PC30の本体筐体部38は、図10に示すように、操作部32、上側筐体カバー44、制御基板83、下側筐体カバー46等を積層して構成する。
操作部32は、タッチパッド部34、36の他、例えば、樹脂性のキーパッド87等が配置されており、キーパッド87の押下による操作入力の検知信号をコネクタケーブル88を通じて制御基板83側に送信する。制御基板83は、この検知信号に応じて、文字入力や表示部48(図4)に表示されたカーソル等の操作を行う。
上側筐体カバー44には、既述のように、タッチパッド部34、36を外部に露出させるための窓部50、52を備える。この窓部50、52に合せて接触部材60や導光部材56を備えたタッチパッド54等が設置される。その他、上側筐体カバー44には、例えば、金属製の補強板90が備えられ、この補強板90の一部をキーパッド87を載置する載置部として利用する。この補強板90は、上側筐体カバー44の内側に固定されており、PC30に内蔵する制御基板83や、タッチパッド部34、36等を保護する。
制御基板83は、例えば、マザーボード等で構成されており、磁気媒体を利用するODD装置85、記憶部であるHDD等、タッチパッド54、コネクタケーブル88等を接続する。また、PC30を制御するCPUやRAM等を備える。
下側筐体カバー46は、制御基板83を所定位置に載置して保持する複数の保持部92を備えている。また、下側筐体カバー46の側面側にはODD装置85等を搭載させる窓部94を備えている。下側筐体カバー46は、例えば、樹脂製材料で構成すればよい。
その他、上側筐体カバー44、下側筐体カバー46には、ヒンジ部42を保持するヒンジカバー96、98やその他の機能部品等を搭載可能に構成すればよい。
上側筐体カバー44の裏面側、即ち、PC30の内部側には、図11に示すように、窓部50、52に合せてタッチパッド54や接触部材60等を載置する載置部100が構成されている。この載置部100には、接触部材60を所定位置に配置させるとともに、指等の接触により位置が移動するのを防止するために、複数の保持部102や立壁部104が構成されている。そして、上側筐体カバー44に設置した補強板90は、タッチパッド54等の設置位置の周囲を囲っている。この補強板90は、例えば、設置されたタッチパッド54や接触部材60の一部を保持するようにしてもよい。
タッチパッド54は、図12に示すように、導光部材56を積層するとともに、その導光部材56を避けて、単数又は複数のLED62が配置されている。このLED62は、例えば、上側筐体カバー44の窓部50、52から露出させないため、タッチパッド部34とタッチパッド部36との間に配置している。この配置位置は、接触部材60に塗布された塗装層58によって覆われており、LED62の発光を直接、接触部材60から照光させない。
また、塗装層58は、接触部材60の略全面に形成されており、既述のように、接合部72、74に合せて窓部50、52の周面に配置される部分に照光窓部64、66が構成されている。接触部材60は、例えば、周面部分に上側筐体カバー44の保持部102に係止させるための係止孔106を複数個備えるとともに、立壁部104に接触保持させる当接部108を備えている。
また、タッチパッド54は、その背面側に、その前面側に構成された図示しないセンサ部側で検出した電流値等の解析処理を行うプロセッサ110、その解析結果やその結果に基づく制御信号を制御基板83等に伝達するためのコネクタ112を備えている。また、接触部材60の背面側には、既述のように、窓部50に接合する接合部72の位置に合せて塗装層58に形成した照光窓部64を備える。
尚、図13に示すように、タッチパッド部36側は、照光窓部66を備えないようにしてもよい。
次に、タッチパッド部の照光状態について、図14、図15を参照する。図14は、タッチパッド部を照光させた状態の一例を示す図、図15は、利用者から見た照光原理の一例を示す図である。図14、図15に示す構成は一例であって、これに限定されない。
タッチパッド部34を光らせる場合について説明する。
上側筐体カバー44の窓部50の周面に対して、接触部材60の接合部72を一連の傾斜面に構成し、その接合部72に塗装層58の照光窓部64を形成している。そして、LED62を発光させると、図14に示すように、照光窓部64から傾斜部68に沿って照光し、例えば、照光窓部64は明るく照光するとともに、その周辺部分は放射状に薄暗く照光する。
窓部50の端面側と接合部72との間に形成された隙間は、既述のように、傾斜部68に対して所定の角度を備えている。これにより、PC30の利用者から見て、奥側に位置する傾斜部68に生じる隙間は、LED62を発光させた場合、その放射光114により明るく見え、その隙間を目立たなくさせることができる。また、逆に、利用者に対して手前側の傾斜部68に生じる隙間は、利用者側から見え難い角度となっており、発光させた場合でも、その放射光116は、薄暗く見える。
このタッチパッド部の傾斜面や隙間、及び発光中の光の見え方について、図15を参照する。
利用者120は、PC30に備えたタッチパッド部34を斜め方向から見ることになる。例えば、利用者120に対して奥側を傾斜部68A、接合部72A、手前側を傾斜部68B、接合部72Bとする。この場合、LED62から発光された光は、導光部材56内で、例えば、塗装層58とタッチパッド54との間で反射等を繰り返してタッチパッド54上の全体に導光される。そして、塗装層58の照光窓部64を通過した光122は、照光経路80を透過して、接触部材60の接合部72A、72B側に導かれる。導光部材56及び照光窓部80内では、導光する経路が同一であるので、この光122は、同等の明るさを持つ。
そして、接触部材60に達した光122は、接合部72A、72Bを通じて窓部50から照光される。この時、接合部72A側は、傾斜面及び接合により生じた隙間が利用者120側に向いており、これにより利用者120が視認する光114の量は多くなる。これに対し、接合部72B側は、傾斜面及び接合による隙間が利用者120に向いていないため、利用者120から隙間が見え難くなるとともに、視認する光116の量が少なくなる。
斯かる構成によれば、筐体カバー及び接触部材を一定の傾斜を持たせることで、接合部分の密着性を向上させ、隙間の発生を抑制することができる。また、筐体カバーと接触部材との間に生じた隙間について、ユーザへの視認性を低下させることができる。タッチパッド部を発光させる場合に発光状態の視認性を向上させることができる。更に、筐体カバーや接触部材の接合部の加工性を向上させるとともに、PCの組立性を向上させることができる。
〔第3の実施の形態〕
次に、第3の実施の形態について、図16を参照する。図16は、第3の実施の形態に係る電子機器の製造処理の一例を表すフローチャートである。図16に示す処理内容、処理手順等は一例であって、これに限定されない。
この製造方法は、本開示の電子機器の製造方法の一例である。この製造方法は、例えば、上側筐体カバーを形成する工程(ステップS1)と、タッチパッド部を上側筐体カバーの窓部に合せて配置する工程(ステップS2)を含む。また、接触部材をタッチパッド部に積層する工程(ステップS3)と、接触部材の接合部に傾斜面を形成する工程(ステップS4)とを含む。
上側筐体カバーを形成する工程は、窓部を形成するとともに、その窓部の周面を内側に傾斜させた上側筐体カバーを形成する(ステップS1)。この上側筐体カバー44は、例えば、樹脂材料を成形し、タッチパッド部34、36を配置する窓部50、52、タッチパッド54等を載置する載置部100、複数の保持部102、立壁部104を形成する。この窓部50、52は、周面の内側を傾斜させた傾斜部68、70が形成されている。また、上側筐体カバー44の内側に補強板90を設置する。
タッチパッド部を上側筐体カバーの窓部に合せて配置する工程は、例えば、導光部材56を備えたタッチパッド54を載置部100の保持部102、立壁部104に合せて設置する(ステップS2)。
接触部材をタッチパッド部に積層する工程は、接触部材60の一部に接合部72、74を形成し、この接触部材60に塗装層58を塗布して載置部100の保持部102、立壁部104に合せ、窓部50、52から露出させて配置する(ステップS3)。
接触部材の接合部に傾斜面を形成する工程は、接触部材60の接合部72、74を上側筐体カバー44の傾斜部68、70に対して一連の傾斜面となるように形成して、接合させる(ステップS4)。この場合、既述のように、例えば、上側筐体カバー44と接触部材60とを接合する接合面部76、78を構成する。そして、接触部材60の接合部72又は上側筐体カバー44の何れかが、傾斜基準面に対して、90〔°〕以上になるように、接合面部76、78を傾斜させて形成する。
斯かる構成によれば、タッチパッド部の接触面部を傾斜させ、窓部と一連の面に構成でき、タッチパッド操作に対する操作性を向上させることができる。また、接触部材と上側筐体カバーとの接合面を傾斜させることで、組立性を向上させることができ、接合精度が高められる。更に、接合面部に生じた隙間は、利用者から視認し難い角度に形成できる。
〔第1、第2及び第3の実施の形態の利点、特徴事項及び他の実施の形態〕
(1) カバー部である上側筐体カバー44と接触部材60との接合部分を傾斜面の途中に設け、カバー部と接触部材を、例えば、約45〔°〕で接合させる。
(2) タッチパッド部34やスクロール操作用のタッチパッド部36の接触部分を上側筐体カバー44とは別の部材で構成するのは、例えば、塗装処理等の手間が掛からず、コストを抑えることができるためである。導光板等の導光部材56を利用し、接触部分を照光させるため、例えば、上側筐体カバー44を透明にし、PCの全体を塗装するのは困難である。
(3) 接触部材69と上側筐体カバー44とを別部材とする場合、接合により生じる隙間は狭い方がよい。そこで、接合部分を傾斜面にし、そり斜面と反対方向のテーパ部とを当接面とすることで、隙間と指の感触を向上させることができる。即ち、テーパ面の方が接合精度を上げやすい。
(4) 傾斜面を構成することで、傾斜部分から照光し、窓部の枠側が光ることで、デザイン的な視認性を有利にできる。
(5) カバー部と接合部材を斜面の途中で、それぞれの部品端面を鋭利にしないで接合することができ、部品接合箇所を制約することなく、デザイン性の自由度も向上させることができる。
(6) カバー部と接合部材との接合部分に生じる隙間が、操作者から見え難くすることができる。
(7) 上記実施の形態では、接触部材16と上側筐体カバー8とを窓部10の傾斜部分で接合したが、これに限られず、例えば、図17に示すように、接触部材16の接合部140のみで傾斜部分を構成し、窓部10の端部側で接触部材16と上側筐体カバー8とを接合してもよい。この場合、既述のように、接触部材16の接合面部24と上側筐体カバー8の接合面部22を例えば、垂直基準面に対して傾斜させるように接合部140及び上側筐体カバー8を形成する。斯かる構成によっても、接合部分の隙間を傾斜させることで、利用者からの見え難くすることができ、上記目的を達成できる。
(8) 上記の実施の形態では、接合部分の角度について、上側筐体カバー8を鋭角状にする場合を示したが、これに限られず、例えば、接合部分を水平面に対して垂直、又はそれ以上の角度となるように形成してもよい。これにより、上側筐体カバー8はテーパ状にせず、逆に、接合部18をテーパ状に形成してもよい。
(9) 上記実施の形態では、電子機器の一例として、PC30を示したが、これに限られず、例えば、図18に示すように、電子機器2に対する外部接続による入力手段として、タブレット(Tablet)200を利用してもよい。このタブレット200は、例えば、筐体部202やタッチパネル部204を備えており、PC等の電子機器にUSB(Universal Serial Bus)等で接続し、指やスタイラス等をタッチパネル部204にスライドさせることで入力操作を行う。そして、例えば、タッチパネル部204を露出させる筐体部202の周面部に傾斜部206を形成するとともに、タッチパネル部204の周面部分に傾斜部208を形成して接合してもよい。
(10)その他、電子機器2として、例えば、図19に示すように、傾斜部304、306を形成したタッチパネル式の表示部302を備える携帯情報端末機(PDA:Personal Digital Assistant)300や、図20に示すように、傾斜部404、406を形成したタッチパネル式の表示部402を備える携帯電話機400に利用してもよい。
次に、以上述べた実施例を含む実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。以下の付記に本発明が限定されるものではない。
(付記1) 周面の内側を傾斜させた傾斜部を備えた窓部を有し、該窓部から操作部を露出させるカバー部と、
前記窓部内に配置され、接触を検知し、接触した位置、又は動作に応じて操作入力を行うタッチパッド部と、
前記カバー部に対する接合部を有し、前記タッチパッド部に積層して前記窓部から露出される接触部材と、
を備え、該接触部材の前記接合部を前記カバー部の前記傾斜部に対して突出させ、前記カバー部と一連の傾斜面を構成したことを特徴とする電子機器。
(付記2) 前記接合部及び前記傾斜部は、前記接合部と前記傾斜部とを接合する接合面部を有し、前記接合部又は前記傾斜部の何れかが前記カバー部の傾斜基準面に対して、90度以上になるように該接合面部を傾斜させたことを特徴とする、付記1に記載の電子機器。
(付記3) 前記タッチパッド部は、
発光素子と、
該発光素子の光を前記接触部材の一部又は全部に導光する導光部材とを備え、
前記接触部材は、該導光部材による導光を前記窓部から照光する照光窓部を備えることを特徴とする、請求項1に記載の電子機器。
(付記4) 前記接合面部は、前記カバー部及び前記接触部材の傾斜部分で接触させることを特徴とする、付記2に記載の電子機器。
(付記5) 前記照光窓部は、傾斜させた前記接合部に形成したことを特徴とする、付記3に記載の電子機器。
(付記6) 周面の内側を傾斜させた傾斜部を備えた窓部を有するカバー部を形成する工程と、
接触した位置、又は動作に応じて操作入力を行うタッチパッド部を前記窓部内に配置する工程と、
前記カバー部に対する接合部を有する接触部材を、前記タッチパッド部に積層して前記窓部から露出させて配置する工程と、
該接触部材の前記接合部を前記カバー部の傾斜部に対して突出させ、前記カバー部と一連の傾斜面を形成する工程と、
を含むことを特徴とする電子機器の製造方法。
(付記7) 前記接合部及び前記傾斜部は、前記接合部と前記傾斜部とを接合する接合面部を有し、前記接合部又は前記傾斜部の何れかが前記カバー部の傾斜基準面に対して、90度以上になるように該接合面部を傾斜させて配置する工程を含むことを特徴とする、付記6に記載の電子機器の製造方法。
以上説明したように、本開示の電子機器又はその製造方法の好ましい実施の形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
2 電子機器
4、34、36 タッチパッド部
6、38 本体筐体部
8、44 上側筐体カバー
10、26、50、52 窓部
12、54 タッチパッド
14 中間部材
16、60 接触部材
18、27、72、74 接合部
20、28、68、70 傾斜部
22、24、76、78、82、84 接合面部
25 隙間
30 PC
32 操作部
48 表示部
56 導光部材
58 塗装層
62 LED
64、66 照光窓部
80、86 照光経路
110 プロセッサ
112 コネクタ
114、116 放射光

Claims (6)

  1. 周面の内側を傾斜させた傾斜部を備えた窓部を有し、該窓部から操作部を露出させるカバー部と、
    前記窓部内に配置され、発光素子と該発光素子の光を導光する導光部材とを備え、接触を検知し、接触した位置、又は動作に応じて操作入力を行うタッチパッド部と、
    前記導光部材による導光を前記窓部から照光する照光窓部と、前記カバー部に対する接合部を有し、前記タッチパッド部に積層して前記窓部から露出される接触部材と、
    を備え、該接触部材の前記接合部を前記カバー部の前記傾斜部に対して突出させ、前記カバー部と一連の傾斜面を構成し、前記発光素子の光を前記導光部材により前記接触部材の前記照光窓部に導光し、前記照光窓部にて照光することを特徴とする電子機器。
  2. 前記接合部及び前記傾斜部は、前記接合部と前記傾斜部とを接合する接合面部を有し、
    前記接合部又は前記傾斜部の何れかが前記カバー部の傾斜基準面に対して、90度以上になるように該接合面部を傾斜させたことを特徴とする、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記接触部材は、前記導光部材による導光を前記窓部から照光させない塗装部を有し、
    前記発光素子を前記塗装部に合わせて配置させることで、前記発行素子の光を前記導光部材により前記接触部材の前記塗装部から前記照光窓部に導光することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記照光窓部は、傾斜させた前記接合部に形成したことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電子機器。
  5. 周面の内側を傾斜させた傾斜部を備えた窓部を有するカバー部を形成する工程と、
    発光素子と該発光素子の光を導光する導光部材とを備え、接触した位置、又は動作に応じて操作入力を行うタッチパッド部を前記窓部内に配置する工程と、
    前記導光部材により導光された前記発光素子の光を前記窓部から照光する照光窓部と前記カバー部に対する接合部を有する接触部材を、前記タッチパッド部に積層して前記窓部から露出させて配置する工程と、
    該接触部材の前記接合部を前記カバー部の傾斜部に対して突出させ、前記カバー部と一連の傾斜面を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする電子機器の製造方法。
  6. 前記接触部材が前記導光部材による導光を前記窓部から照光させない塗装部を有し、
    前記発光素子を前記塗装部に合わせて配置する工程を含むことを特徴とする、請求項5に記載の電子機器の製造方法。
JP2010172901A 2010-07-30 2010-07-30 電子機器及びその製造方法 Expired - Fee Related JP5577919B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010172901A JP5577919B2 (ja) 2010-07-30 2010-07-30 電子機器及びその製造方法
US13/186,590 US8692146B2 (en) 2010-07-30 2011-07-20 Touchpad of an electronic apparatus and method for manufacturing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010172901A JP5577919B2 (ja) 2010-07-30 2010-07-30 電子機器及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012033063A JP2012033063A (ja) 2012-02-16
JP5577919B2 true JP5577919B2 (ja) 2014-08-27

Family

ID=45526561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010172901A Expired - Fee Related JP5577919B2 (ja) 2010-07-30 2010-07-30 電子機器及びその製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8692146B2 (ja)
JP (1) JP5577919B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWM396988U (en) * 2010-06-15 2011-01-21 Wistron Corp Touch-board fix apparatus and electronic equipment containing the same
TWI508838B (zh) * 2012-06-29 2015-11-21 Elan Microelectronics Corp 以塑料射出成形之輸入模組的製造方法
TWM459666U (zh) * 2013-01-22 2013-08-11 Acer Inc 觸控板模組與電子裝置
JP6443762B2 (ja) * 2015-08-19 2018-12-26 富士通クライアントコンピューティング株式会社 情報処理装置及びベース部材
WO2022054578A1 (ja) * 2020-09-14 2022-03-17 ホシデン株式会社 センサユニット及びセンサユニットと取付対象との取付構造

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3507135B2 (ja) * 1994-07-08 2004-03-15 同和鉱業株式会社 光学的検出装置
JPH09231853A (ja) 1996-02-23 1997-09-05 Toyoda Gosei Co Ltd 一体型スイッチボタン
US6188391B1 (en) * 1998-07-09 2001-02-13 Synaptics, Inc. Two-layer capacitive touchpad and method of making same
JP3995410B2 (ja) * 2000-10-23 2007-10-24 アルプス電気株式会社 液晶表示装置
JP3554864B2 (ja) * 2001-10-10 2004-08-18 日本航空電子工業株式会社 光学式タッチパネル装置
US6897852B2 (en) 2002-03-28 2005-05-24 Symbol Technologies, Inc. Information input display device
JP3808000B2 (ja) * 2002-04-03 2006-08-09 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 入力装置及びノートパソコン
DE10333578B3 (de) 2003-07-24 2004-10-14 A. Raymond & Cie Abdeckkappe
TWI282069B (en) * 2004-03-15 2007-06-01 Toppoly Optoelectronics Corp Light-blocking structure of touch panel
JP4394562B2 (ja) * 2004-11-09 2010-01-06 株式会社東海理化電機製作所 ポインティングデバイス
JP4716956B2 (ja) * 2005-08-30 2011-07-06 エルジー電子株式會社 タッチキーアセンブリ及びこれを備えた移動通信端末機
JP2006126853A (ja) * 2005-11-09 2006-05-18 Toshiba Tec Corp 表示装置
JP2008077508A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Murata Mach Ltd 操作パネル及び画像形成装置
JP4965324B2 (ja) * 2007-04-24 2012-07-04 ポリマテック株式会社 加飾シート、加飾成形体及び加飾キーシート並びに加飾シートの製造方法
TW200918279A (en) * 2007-10-23 2009-05-01 Tpk Touch Solutions Inc Touch module which is formed in mold
US7642479B2 (en) * 2007-11-01 2010-01-05 Sentalic Corporation Touch pad structure

Also Published As

Publication number Publication date
US20120026739A1 (en) 2012-02-02
JP2012033063A (ja) 2012-02-16
US8692146B2 (en) 2014-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8253712B2 (en) Methods of operating electronic devices including touch sensitive interfaces using force/deflection sensing and related devices and computer program products
US8493364B2 (en) Dual sided transparent display module and portable electronic device incorporating the same
US9367151B2 (en) Touch pad with symbols based on mode
US8310351B2 (en) Apparatuses, methods, and systems for an electronic device with a detachable user input attachment
JP4613979B2 (ja) タッチパネル、入力機能付き表示装置、および電子機器
US8666456B2 (en) Handheld electronic apparatus
US8072420B2 (en) Input device equipped with illumination mechanism
US20060289284A1 (en) Touch input device
US8039779B2 (en) Electronic device
JP4551923B2 (ja) 電子機器
JP5577919B2 (ja) 電子機器及びその製造方法
AU2013255116B2 (en) Mounting structure for circuit boards in electronic device
JP2009245359A (ja) 電子機器
JP4908567B2 (ja) ポインティングデバイス
US20200057514A1 (en) Touch panel and design structure provided with same
JP2011192271A (ja) タッチスクリーン装置
US8339288B2 (en) Light guide having a capacitive sensing grid for a keypad and related methodology
CN103207700B (zh) 用于便携式终端的触摸屏装置、数码设备以及便携式终端
JP2013061854A (ja) キーボード装置およびこのキーボード装置を用いた情報処理装置
JP5760358B2 (ja) 携帯端末装置
US11861079B1 (en) Luminous touch pad module
WO2011067845A1 (ja) 電子機器
TWM447522U (zh) 可攜式電子裝置
KR100991217B1 (ko) 터치 센서 디바이스
JP2011154563A (ja) キーボード装置及びこれを用いた電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130604

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140610

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140623

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5577919

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees