JP5572454B2 - Led点灯装置 - Google Patents

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Description

本発明は,発光ダイオード(以下,LEDと記す)の点灯装置に関する。
LEDは,環境性に優れた光源として注目されており,スポット照明,自動車の車内照明やヘッドライト,信号機,液晶ディスプレイのバックライトなど幅広い製品に利用されている。また,住宅やオフィス向けの一般照明において,蛍光ランプなどの従来光源からLEDへの置き換えが始まっている。
LEDの光出力は,LEDに流れる電流(以下,LED電流と記す)によって決まる。したがって,LED点灯装置は,LED電流を一定に制御することによって,LEDの光出力を一定に制御する機能を備えることが望ましい。
そのような機能を備えるLED点灯装置として,例えば特許文献1に記載の装置がある。同装置は,直流電源から降圧チョッパを介してLEDに給電する構成であり,降圧チョッパのスイッチング素子に流れる電流のピーク値が一定になるように,かつ,降圧チョッパが電流臨界モードで動作するようにスイッチング素子をオン・オフさせる自励式駆動回路を備える。これによって,LED電流は一定に制御され,さらに,スイッチング素子のターンオン損失がほとんど発生しないため,電力変換に際して高い効率を実現できる。
特開2005−294063号公報
LEDは,発光に際して発熱を伴う。また,多くの場合,LED点灯装置は,LEDの近くで,かつ,筺体内部などの密閉された空間に配置される。したがって,LED点灯装置が周囲温度によらずLED電流を一定に制御すると,周囲温度が高温であるときにLED及びLED点灯装置(以下,LEDも含めてLED点灯装置として記す)の温度は相当に高くなり,これらの短寿命化が問題になる。なお,周囲温度とは,上記したようなLED製品に触れる外気の温度であり,また,LED製品がそれを取り付ける器具や壁面によって密閉される場合は,密閉された空間の温度が周囲温度である。
上記の問題を解決するためには,周囲温度が高温であるときにLED点灯装置の電力を減少させ,LED点灯装置の温度上昇を低く抑える過熱保護機能を備えたLED点灯装置が望ましい。
本発明のLED点灯装置によれば,周囲温度が高温であるときにはLED点灯装置の電力が減少し,LED点灯装置の温度上昇が低く抑えられるため,LED及び点灯装置の短寿命化を回避できる。
本発明の第1実施形態におけるLED点灯装置のブロック図である。 本発明の第1実施形態におけるLED点灯装置の構成である。 本発明の第1実施形態における第1の感温回路の構成である。 本発明の第1実施形態におけるLED点灯装置の温度特性である。 本発明の第1実施形態におけるLED点灯装置の動作波形である。 本発明の第1実施形態におけるLED点灯装置の構成である。 本発明の第1実施形態における第1の感温回路の構成である。 本発明の第1実施形態における第1の感温回路の構成である。 本発明の第1実施形態におけるLED点灯装置の構成である。 本発明の第2実施形態におけるLED点灯装置のブロック図である。 本発明の第2実施形態におけるLED点灯装置の構成である。 本発明の第2実施形態における第2の感温回路の構成である。 本発明の第2実施形態におけるLED点灯装置の温度特性である。 本発明の第2実施形態におけるLED点灯装置の動作波形である。 本発明の第2実施形態におけるLED点灯装置の温度特性である。 本発明の第2実施形態におけるLED点灯装置の動作波形である。 本発明の第2実施形態におけるLED点灯装置の構成である。 本発明のLED点灯装置における感温素子の実装形態である。 本発明のLED点灯装置における感温素子の実装形態である。 本発明の第2実施形態におけるLED点灯装置の構成である。 本発明の第1実施形態におけるLED点灯装置の構成である。
本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
<第1実施形態>
図1は,本発明の第1実施形態におけるLED点灯装置のブロック図である。LED点灯装置は,電源100から供給される電力を,スイッチング素子を備える電力変換回路103によって変換して,LED負荷104に給電する。ここで,電源100は,外部から供給される交流電源をAC−DC変換回路によって変換して得られる直流電源を含む。LED負荷104について,LEDの個数や接続形態は問わず,また,保護用素子などを内蔵したLEDモジュールを含んでもよい。
LED点灯装置は,電力変換回路103を制御するための制御回路105を備える。制御回路105において,オフ時間可変回路107は,感温素子を備える第1の感温回路109の出力に基づいて,スイッチング素子のオフ時間を可変する。また,オン時間可変回路108は,検出した電力変換回路103の電流に基づいて,スイッチング素子のオン時間を可変する。駆動回路106は,オフ時間可変回路107が決めるオフ時間と,オン時間可変回路108が決めるオン時間に従って,電力変換回路103のスイッチング素子を駆動する。
なお,オフ時間可変回路107は,スイッチング素子のスイッチング周波数を可変する周波数可変回路であってもよい。ただし,オフ時間可変回路と周波数可変回路とで,結果として得られるLED点灯装置の動作は同じであるため,以下の説明及び図面ではオフ時間可変回路に統一して記す。
図2は,本発明の第1実施形態におけるLED点灯装置である。図2において,外部から供給される交流電源101,ダイオードブリッジ110による全波整流回路,コンデンサ111によって構成される直流電源が,図1の電源100に相当する。また,ダイオード112,スイッチング素子であるパワーMOSFET113,チョークコイル114,コンデンサ115によって構成される降圧チョッパが,図1の電力変換回路103に相当する。電流検出手段116は,パワーMOSFET113の電流を検出してオン時間可変回路108にフィードバックする。
図2において,パワーMOSFET113の代わりに,バイポーラトランジスタといった他種のスイッチング素子を用いてもよい。全波整流回路の代わりに,倍電圧整流回路など,他方式の整流回路を用いてもよい。降圧チョッパの代わりに,昇降圧チョッパなどのチョッパ回路全般や,フライバックコンバータのようにトランスを備える種のコンバータ回路など,他方式の電力変換回路を用いてもよい。コンデンサ111と115の使用は任意である。ヒューズなどの回路保護部品,コンデンサやチョークコイルなどのノイズ対策部品を追加してもよい。なお,これらの代案及び追加項目は,本発明の全ての実施形態に対して適用可能である。
図2において,抵抗117,感温素子として感温抵抗であるPTCサーミスタ118,コンデンサ119の直列体として構成され,電圧源120に接続されるRC回路が,図1における第1の感温回路109に相当する。なお,上記の感温抵抗とは,サーミスタのように温度によって抵抗値が変化する抵抗素子を意味する。コンデンサ119の電圧は,図1における第1の感温回路109の出力に相当し,オフ時間可変回路107に入力される。RC回路の構成として,図3(a)のように抵抗117とPTCサーミスタ118が並列に接続される構成であってもよい。また,感温素子として,感温抵抗の他にも,温度によって静電容量が変化するコンデンサ(以下,感温コンデンサと記す)を用いてもよい。例えば,積層セラミックコンデンサであれば,X7R種などを感温コンデンサとして利用できる。この場合,図3(b)に示すように感温コンデンサ140を含む感温回路を構成できる。抵抗,感温素子,コンデンサの個数及び接続形態は任意であり,特に,感温素子として感温抵抗を用いる場合,抵抗の使用は任意であり,感温素子として感温コンデンサを用いる場合,コンデンサの使用は任意である。なお,電圧源120について,図1では省略しており,また,以下の説明においても断りなく出現する。電圧源120の生成手段は問わないが,例えば,全波整流回路の直流出力から,レギュレータを介して生成できる。
オフ時間可変回路107は,パワーMOSFET113がオン状態である期間において,コンデンサ119の電圧を強制的に略ゼロにしておき,パワーMOSFET113がターンオフした時点から,電圧源120によってコンデンサ119が充電されるように構成される。
なお、コンデンサ119の電圧を略ゼロと記載したのは、通常は電圧がゼロであるが、ノイズや多少オフセット電圧が乗った場合を考慮して略ゼロとした。
充電が開始されると,コンデンサ119の電圧は,抵抗117とPTCサーミスタ118の抵抗値,及び,コンデンサ119の静電容量で決まるRC時定数に従って上昇する。オフ時間可変回路107は,コンデンサ119の電圧が所望の設定値に達した時点でパワーMOSFET113をターンオンさせる。したがって,パワーMOSFET113のオフ時間はRC時定数によって管理され,RC時定数が大きいほどオフ時間が長くなる。以上のように動作するオフ時間可変回路107について,具体的な構成は問わないが,コンパレータ,スイッチング素子,基準電圧源などの要素によって構成できる。
PTCサーミスタ118の抵抗値は,その温度に対して図4のように変化する。なお,図4では,LED点灯装置の電力とPTCサーミスタ118の温度との関係を破線で示したが,これについては後で説明する。一般に,PTCサーミスタでは,ある温度(図4のTc)より低温においては,抵抗値は温度に依らず略一定であるが,ある温度(図4のTc)より高温においては,温度上昇と共に抵抗値が急激に増大する。以下の説明では,PTCサーミスタ118の温度がTcになるときの周囲温度を,第1の基準温度として定義する。周囲温度が第1の基準温度よりも低温または高温であるとき,PTCサーミスタ118の温度は,例えば図4に示す温度TaまたはTbとなる。
周囲温度が第1の基準温度より低温(以下,単に低温と記す)であるとき,PTCサーミスタ118の抵抗値は温度によらず略一定であるため,上記のRC時定数ひいてはオフ時間も略一定となる。一方,周囲温度が第1の基準温度より高温(以下,単に高温と記す)であるとき,周囲温度が高いほどPTCサーミスタ118の抵抗値が増大するため,RC時定数ひいてはオフ時間も増大する。第1の基準温度を何度に設定するかについては,LED製品の仕様(特に電力や構造)に依存するものであり,この仕様に応じて最適な温度特性を有するPTCサーミスタを選定する。
パワーMOSFET113がターンオンすると,パワーMOSFET113には電流が流れ始め,この電流は後記の要領で時間と共に増大する。オン時間可変回路108は,電流検出手段116によってパワーMOSFET113の電流を検出し,パワーMOSFET113の電流が所望の設定値に達した時点でパワーMOSFET113をターンオフさせる。以上のように動作するオン時間可変回路108について,具体的な構成は問わないが,コンパレータ,基準電圧源などの要素によって構成できる。
以上の結果,周囲温度が低温または高温であり,PTCサーミスタ118の温度が例えば図4のTaまたはTbであるとき,パワーMOSFET113のオン・オフ状態(SW),コンデンサ119の電圧(VC),パワーMOSFET113の電流(IQ)の動作波形は,それぞれ図5(a)または同図(b)となる。図5には,ダイオード112の電流(ID),チョークコイル114の電流(IL),LED負荷104の電流(ILED)の波形も合わせて示した。なお,コンデンサ115の静電容量は十分大きく,ILEDはILの直流成分になると仮定した。
図5を用いて,降圧チョッパの動作を簡単に説明する。まず,パワーMOSFET113がオンのとき,降圧チョッパには,LED負荷104とコンデンサ115の並列体,チョークコイル114,パワーMOSFET113,電流検出手段116の経路で電流が流れる。図5のIQとILの波形のように,この電流は時間と共に直線的に増大し,その傾きは電源100の電圧,LED負荷104の電圧,チョークコイル114の自己インダクタンスによって決まる。オン時間可変回路108は上記に従い,この電流が所望の設定値に達した時点でパワーMOSFET113をターンオフさせる。
パワーMOSFET113がオフになると,降圧チョッパの電流は経路を変え,チョークコイル114,ダイオード112,LED負荷104とコンデンサ115の並列体の経路に電流が流れる。図5のIDとIL波形のように,この電流は時間と共に直線的に減少し,その傾きはLED負荷104の電圧とチョークコイル114の自己インダクタンスによって決まる。ここで,LED負荷104の電圧は,LEDの個数や接続形態で決まる略一定の電圧であるため,電流IDとILの傾きも略一定と考えてよい。オフ時間可変回路107は,上記の要領でオフ時間を決定し,ターンオフからこのオフ時間が経過した時点でパワーMOSFET113を再びターンオンさせる。図5のILとILEDの波形から分かるように,オフ時間を略一定に制御することで,ILの直流成分であるILEDを略一定に制御できる。
低温において,オフ時間は温度によらず略一定であるため,動作波形は図5(a)の状態から温度によって変化せず,ILEDも温度によらず略一定に制御される。これによって,図4に示したように,LED点灯装置の電力も温度によらず略一定となる。また,図5(a)に示すように,ILまたはIDがゼロまで減少する時間とオフ時間を一致させると,降圧チョッパは電流臨界モードで動作する。このとき,パワーMOSFET113のターンオン損失が発生しないため,降圧チョッパの変換効率が向上する。ただし,降圧チョッパの制御方式についてはこの限りでなく,低温において電流連続または不連続モードで動作させても構わない。
低温から高温になると,パワーMOSFET113のオフ時間が長くなるため,動作波形は図5(a)から同図(b)へと変化し,ILの直流成分であるILEDは小さくなる。ILEDが減少する分だけLED点灯装置の電力も減少し,LED点灯装置の温度は,電力を減少させない場合と比べて低下する。これによって,LED及びLED点灯装置の短寿命化を回避できる。なお,高温では,温度が高いほどオフ時間が長くなるため,図4に示すように,温度が高いほどLED点灯装置の電力は小さくなる。
第1実施形態におけるLED点灯装置は,市販の駆動用ICを用いて構成でき,例えば,サンケン電気株式会社製のLED駆動用ICであるLC5200シリーズを利用すれば,図6に示すLED点灯装置を構成できる。駆動用IC121には,制御回路のうち第1の感温回路を除いた部分と,スイッチング素子が内蔵されている。PWMピンがオフ時間可変回路への入力ピン,Regピンが電圧源の出力ピンであるため,図6のように抵抗117,PTCサーミスタ118,コンデンサ119を接続すればよい。駆動用IC121に内蔵されたスイッチング素子に流れる電流は,Senピンに取り付ける検出用抵抗122によって検出する。なお,駆動用IC121に内蔵されているオン時間可変回路では,抵抗123と124から構成される分圧回路によって電流の設定値を生成し,Refピンに入力できる。
感温素子の実装について説明する。以上に説明したLED点灯装置は電子回路であり,LED点灯装置の各部品は回路基板上に実装される。ただし,LED負荷104については回路基板とは別の基板(以下,LED基板と記す)に実装され,回路基板とLED基板はケーブルなどで電気的に接続されることが多い。LED点灯装置の中で,熱的に厳しい使用条件を強いられ,過熱保護の対象となるべき部品として,スイッチング素子またはLED負荷が挙げられる。これらの部品については,使用上限温度が明確に示されることが多く,例えば,大概のスイッチング素子では,ジャンクション部の温度を150℃以下に保つ必要がある。そこで,これらの部品の温度を検知し易い位置に感温素子を配置することは,感温素子の選定など,感温回路の設計にとって有効である。
図18(a)〜(d)は,図2のLED点灯装置について,スイッチング素子であるパワーMOSFET113と感温素子であるPTCサーミスタ118を回路基板300に実装するときの断面図である。図18(a)(c)では,パワーMOSFET113がTO−220パッケージのようなリード部品である場合,同図(b)(d)では,パワーMOSFET113がDPAKパッケージのような面実装品である場合を想定しており,また,同図(a)〜(d)の全てにおいて,PTCサーミスタ118は面実装品であるとした。図18(a)では,パワーMOSFET113の樹脂パッケージと回路基板300でPTCサーミスタ118を挟み込むようにして,パワーMOSFET113とPTCサーミスタ118を接触させている。これによって,PTCサーミスタ118はパワーMOSFET113の温度を直接検知できる。
パワーMOSFETの樹脂パッケージ部から電極がむき出しになっており,パワーMOSFET113とPTCサーミスタ118との絶縁確保が必要な場合は,絶縁用シートのみを間に挟めばよい。図18(b)では,パワーMOSFET113の樹脂パッケージ部とPTCサーミスタ118とが隣接するように配置することで,パワーMOSFET113とPTCサーミスタ118を接触させている。また,図18(c)(d)のように,回路基板300のみを間に挟んだ状態で,パワーMOSFET113の樹脂パッケージとPTCサーミスタ118を接触させる方法も考えられる。
図18(a)〜(d)に示した実装は,図6のLED点灯装置のようにスイッチング素子を内蔵する駆動用IC121を用いる場合についても適用できる。図18(e)(f)はその一例であり,図18(e)では駆動用IC121がDIPパッケージのようなリード部品である場合,同図(f)では駆動用IC121がSOPパッケージのような面実装品である場合を想定している。実装の詳細については,図18(a)〜(d)の場合と同様であるため,説明を省略する。ここで,図18(e)のように,PTCサーミスタ118を駆動用IC121の電極ピンの直近に配置することで,PTCサーミスタ118は同ピンからの放熱を通してパワーMOSFET113の温度をより検知し易くなる。これは,図6のLED点灯装置のように,PTCサーミスタ118と駆動用IC121のいずれかの電極ピンとが電気的に接続している場合において特に有効であり,この場合,PTCサーミスタ118と駆動用IC121の電極ピンを接触させてもよい。
図19(a)(b)は,図2などのLED点灯装置について,感温素子であるPTCサーミスタ118をLED基板301に実装する場合の断面図である。同図において,LED負荷104として,砲丸形状のLEDモジュールが複数搭載されることを想定したが,LEDモジュールの形状や個数については問わない。図19(a)ではLED負荷104と同じ面に,同図(b)ではLED負荷104と反対の面にPTCサーミスタ118を実装したが,いずれの方式においても,PTCサーミスタ118がLED負荷104の温度を検知し易くなる。
なお,以上で説明した感温素子の実装方式は,以下で説明する全ての実施形態に対して適用可能である。
<第1実施形態の別例>
第1実施形態の別例について説明する。まず,第1の感温回路の別例について,図2や図3に示した以外の例を挙げる。図2や図3で説明した感温回路では,PTCサーミスタなどの感温素子がRC回路に含まれる。一方,感温素子がRC回路に含まれない例として,例えば,図7(a)(b)や図8に示す感温回路がある。
図7(a)の感温回路では,シャントレギュレータ125を用いて電圧源120の電圧を変換するRC回路用電源回路があり,シャントレギュレータ125の設定値(リファレンス)ピンに接続される抵抗分圧回路の中に,感温素子であるPTCサーミスタ129が含まれる。RC回路用電源回路の出力は,抵抗117とコンデンサ119から構成されるRC回路に接続される。コンデンサ119の電圧は,感温回路の出力としてオフ時間可変回路107に接続される。なお,図7(b)は,PTCサーミスタ129ではなくNTCサーミスタ130を用いる例であり,その動作は同図(a)と変わらない。また,図7(b)では,NTCサーミスタの代わりにCTRサーミスタを用いることもできる。RC回路用電源回路について,感温素子を備えており,温度に基づいて出力電圧を可変する効果が同じであれば,具体的な構成については問わない。また,図7(a)(b)では,RC回路用電源回路を電圧源120に接続したが,電源100の出力に直接接続してもよい。
図7(a)(b)に共通して,高温においてサーミスタの抵抗値が変化すると,シャントレギュレータ125の設定値ピンの電位が上がり,RC回路用電源回路の出力電圧は低下する。このとき,RC回路に印加される電圧が低くなるため,パワーMOSFET113がターンオフしてからコンデンサ119の電圧が設定値に達する時間が長くなり,パワーMOSFET113のオフ時間を長くする効果が得られる。
図8の感温回路では,抵抗117,コンデンサ119,コンデンサ135の直列体として構成されるRC回路が電圧源120に接続され,コンデンサ135と並列に補助スイッチング素子であるトランジスタ134が接続される。トランジスタ134のベースには,トランジスタ134のオン・オフ状態を制御する補助駆動回路として,感温素子であるPTCサーミスタ133を備えた抵抗分圧回路が接続される。コンデンサ119の電圧は,感温回路の出力としてオフ時間可変回路107に接続される。詳細な説明と図面は省略するが,図7に示した例と同じ要領で,PTCサーミスタの代わりにNTCサーミスタやCTRサーミスタを用いることもできる。
高温においてPTCサーミスタ133の抵抗値が増大すると,トランジスタ134がオンする。直列接続されたコンデンサ119と135のうち,コンデンサ135の端子間が短絡されることで,コンデンサ119と135の合成容量が増大する。これによって,RC回路のRC時定数が増大し,パワーMOSFET113のオフ時間を長くする効果が得られる。この方式の別例として,RC回路の中に抵抗が2個直列に接続される場合,そのうち1個の抵抗と並列にスイッチング素子を接続してもよい。この場合,高温においてスイッチング素子がオフになるように,感温素子を含む分圧回路を構成する。これによって,高温時にRC回路の抵抗値が増大し,RC時定数が増大してオフ時間が長くなる。
以上の別例のように,感温素子を備えており,高温時にパワーMOSFET113のオフ時間を長くするための信号をオフ時間可変回路107に出力するのであれば,どのような構成の感温回路でもよい。
駆動用ICによっては,抵抗のみを外付けすることによって,スイッチング素子のオフ時間を可変できる。次に,このような駆動用ICに対して本発明の第1実施形態を適用することについて説明する。例えば,米国スーパーテックス社のLED駆動用ICであるHV9910Bを利用すれば,図9に示すLED点灯装置を構成できる。図9において,駆動用IC136には,オフ時間可変回路と定電圧源が内蔵されており,RTピンがオフ時間可変回路への入力ピンに,VDDピンが定電圧源の出力ピンである。オフ時間可変回路は,その内部に発振回路を備えており,RTピンに接続される抵抗回路の抵抗値によって決まる略一定の周波数でパワーMOSFET113をターンオンさせる。具体的には,抵抗値が大きいほど周波数が低くなり,パワーMOSFET113のオフ時間は長くなる。そこで,図9のように抵抗137と感温抵抗であるPTCサーミスタ138の直列体を感温回路として接続すれば,高温時においてPTCサーミスタ138の抵抗値が増大し,オフ時間を長くすることができる。なお,感温回路について,抵抗の個数と接続形態は問わない。
駆動用ICによっては,コンデンサを外付けすることによって,オフ時間を可変できる。この場合,感温コンデンサと任意でコンデンサとを備えるコンデンサ回路を,感温回路として接続すればよい。
最後に,図2に示したLED点灯装置の別例として,図21のLED点灯装置について説明する。図21では,チョークコイル114に補助巻線141を施し,補助巻線141によって電流臨界モードを実現する回路を応用している。補助巻線141の端子間には,抵抗117,感温素子として感温抵抗であるPTCサーミスタ118,コンデンサ119の直列体として構成されるRC回路が,感温回路として接続される。コンデンサ119の電圧は,感温回路の出力としてオフ時間可変回路107に接続される。
パワーMOSFET113がオフの状態において,パワーMOSFET113に流れる電流がゼロになると,補助巻線141に発生する電圧の極性が反転する。オフ時間可変回路107は,内部にコンパレータ回路を備えるなどして,電圧の反転を検知した時点でパワーMOSFET113をターンオンさせる。ここで,図21のようにRC回路を設けることで,オフ時間可変回路107が電圧の反転を検知するタイミングを,RC回路のRC時定数で決まる時間だけ遅らせることができる。高温時にPTCサーミスタ118の抵抗値が増大すると,RC時定数が増大してオフ時間が長くなる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態について以下に説明するが,第1実施形態と同様の点については説明を省略する。
図10は,本発明の第2実施形態におけるLED点灯装置のブロック図である。制御回路205において,オン時間可変回路208は,検出した電力変換回路103の電流だけでなく,感温素子を備える第2の感温回路209の出力に基づいて,スイッチング素子のオン時間を可変する。すなわち,オフ時間可変回路107とオン時間可変回路208の両者に対して,それぞれ異なる感温回路109と209とを備える。それ以外については,図1に示した第1実施形態と同様である。
図11は,本発明の第2実施形態におけるLED点灯装置である。図11において,抵抗223と224,及び,感温素子として感温抵抗であるPTCサーミスタ225の直列体として構成され,電圧源120に接続される抵抗分圧回路が,図10における第2の感温回路209に相当する。抵抗224の電圧は,図10における第2の感温回路209の出力に相当し,オン時間可変回路208に電流の設定値として入力される。ここで,抵抗分圧回路を構成する抵抗の個数やその接続形態は問わない。また,PTCサーミスタ225の代わりに,高温時に抵抗値が減少するNTCサーミスタやCTRサーミスタを利用して,図12のような抵抗分圧回路を構成することもできる。また,抵抗分圧回路ではなくコンデンサ分圧回路を利用してもよく,この場合,感温抵抗の代わりに感温コンデンサを用いる。
オン時間可変回路208は,第1実施形態と同様に,パワーMOSFET113の電流が設定値に達した時点でパワーMOSFET113をターンオフさせる。電流の設定値は抵抗分圧回路の分圧比によって決まり,以下の説明では,抵抗224の電圧が高い程,電流の設定値が増大すると考える。このように動作するオン時間可変回路208は,コンパレータを用いて簡単に構成できる。なお,オフ時間可変回路107は,第1実施形態と同様に動作するものであり,これに接続される第1の感温回路の構成は,以上で説明した何れでもよい。
図13のように,PTCサーミスタ118と225の抵抗値が,同じ温度特性を持つ場合について説明する。図13では,第2実施形態における点灯装置の電力とPTCサーミスタの温度との関係を破線で示し,また,図4に示した第1実施形態における同関係も重ねて示した。図13において,温度Ta,Tb,Tcの定義は,図4と同様である。なお,説明の都合上,PTCサーミスタ118と225の温度はほぼ同じであると仮定する。周囲温度が上記の第1の基準温度より低温(以下,単に低温と記す)であるとき,PTCサーミスタ118と225の抵抗値は温度に依らず略一定であり,オフ時間を決めるRC時定数や,オン時間を決める電流の設定値も略一定となる。周囲温度が第1の基準温度より高温(以下,単に高温と記す)であるとき,温度が高いほどPTCサーミスタ118と225の抵抗値は大きくなる。これによって,温度が高いほどRC時定数は大きくなり,また,電流の設定値は小さくなる。
周囲温度が低温または高温であり,PTCサーミスタの温度が例えば図13のTaまたはTbであるときの動作波形を,それぞれ図14(a)または同図(b)に示す。以下では,図14(a)の低温における動作波形は,図5(a)と同様になる。低温から高温になるとき,図5(b)ではパワーMOSFET113のオフ時間が長くなるだけであったが,図14(b)では加えてIQの設定値が小さくなる。その結果,ILの直流成分であるILEDは,第1実施形態の場合と比べてさらに減少し,LED点灯装置の電力も第1実施形態と比べてさらに減少する。以上から,図13のように,第2実施形態では第1実施形態に比べて,温度上昇に対する電力減少の傾きをより急にすることができる。これは,LED点灯装置の温度を下げて短寿命化を避けるために,より急激に電力を減少させる必要がある場合に有効である。
次に,図15のように,PTCサーミスタ118と225が異なる温度特性を持つ場合について説明する。具体的には,PTCサーミスタ225では,PCTサーミスタ118に比べて,抵抗値の増大し始める温度が高い場合である。PTCサーミスタの抵抗値が上がり始める温度を,PTCサーミスタ118については第1実施形態と同様にTcと,PTCサーミスタ225についてはTc’とそれぞれ定義する。このとき,先の説明からTc’>Tcである。以下の説明では,PTCサーミスタ225の温度がTc’になるときの周囲温度を,第2の基準温度として定義する。言うまでもなく,第2の基準温度は,第1の基準温度より高温である。周囲温度が第2の基準温度より高温であるとき,PTCサーミスタの温度は,例えば図15におけるTb’となる。
周囲温度が第1の基準温度より低温であるとき,PTCサーミスタ118と225の抵抗値は温度に依らず略一定であり,RC時定数と電流の設定値も略一定となる。第1の基準温度より高温かつ第2の基準温度より低温であるとき,PTCサーミスタ118の抵抗値は温度が高いほど大きくなるが,PTCサーミスタ225の抵抗値は温度に依らず略一定である。したがって,RC時定数は温度が高いほど増大する一方で,電流の設定値は温度に依らず略一定である。第2の基準温度より高温であるとき,温度が高いほどPTCサーミスタ118と225の抵抗値は大きくなるため,温度が高いほどRC時定数は大きくなり,また,電流の設定値は小さくなる。
図16(a)は,周囲温度が第1の基準温度より低温であるときの,同図(b)は,第1の基準温度より高温かつ第2の基準温度より低温であるときの,同図(b’)は,第2の基準温度より高温であるときの動作波形であり,縦軸の定義などは図5または図14に示した動作波形と同様である。以下では,図16(a),(b),(b’)の状態を単に低温,高温,超高温とそれぞれ記す。図16において,(a)低温から(b)高温になるとき,図5に示した第1実施形態と同様に,パワーMOSFET113のオフ時間が長くなる。その結果,LED点灯装置の電力は第1実施形態と同様に減少する。次に,(b)高温から(b’)超高温になるとき,オフ時間がさらに長くなり,加えてIQの設定値が小さくなる。その結果,ILED及びLED点灯装置の電力は急激に減少する。以上から,図15のように,第2の基準温度より低温の場合と高温の場合とで,温度上昇に対する電力低下の傾きを変えることができ,超高温において電力低下の傾きをより急にすることができる。
なお,図13と図14を用いて説明した実施形態は,第1の基準温度と第2の基準温度が等しい場合であると言える。また,詳細な説明については省略するが,第2の基準温度が第1の基準温度より低い実施形態も考えられる。
第2実施形態における点灯装置は,サンケン電気株式会社製のLED駆動用ICであるLC5200シリーズを利用して,図17のように構成できる。駆動用IC121には,制御回路のうち第1の感温回路と第2の感温回路を除いた部分と,スイッチング素子が内蔵されている。詳細な説明については省略するが,感温素子を含む分圧回路を,電流の設定値を入力するためのRefピンに接続すればよい。図17では,この分圧回路を,抵抗223と224,PTCサーミスタ225から構成される抵抗分圧回路とした。なお,図17では,図10における電力変換回路103に相当する回路を昇降圧チョッパとして構成した。また,ヒューズ400,ノイズ対策用のコンデンサ401,403,404,ノイズ対策用のチョークコイル402,LED負荷104と並列に接続される抵抗405を追加した。
最後に,第2実施形態の別例として,図11における電流検出手段116は第2の感温回路の一部になり得ると考え,電流検出手段に感温素子を備えさせる例を示す。図20のLED点灯装置では,抵抗122と感温抵抗であるPTCサーミスタ227から構成される抵抗回路によって,パワーMOSFET113の電流を検出する。すなわち,パワーMOSFET113の電流を検出する抵抗回路が,第2の感温回路となっている。
高温時では,低温時に比べてPTCサーミスタ227の抵抗値が増大し,抵抗122とPTCサーミスタ227の合成抵抗もまた増大する。パワーMOSFET113の電流が同じであれば,高温時の方がオン時間可変回路208にフィードバックされる電流検出値は大きくなる。したがって,高温時では,パワーMOSFET113の電流がより小さい状態において,オン時間可変回路208は同電流が設定値に達したとみなす。言い換えれば,高温時では電流の設定値が減少することになり,結果として図14と同様の動作波形が得られる。
なお,感温回路の具体的な構成については問わず,例えば,抵抗122とPTCサーミスタ227を直列に接続してもよい。
100…直流電源
101…交流電源
103…電力変換回路
104…LED負荷
105…制御回路
205…制御回路
106…駆動回路
107…オフ時間可変回路
108…オン時間可変回路
208オン時間可変回路
109…感温回路
209…感温回路
110…ダイオードブリッジ
111…コンデンサ
115…コンデンサ
119…コンデンサ
135…コンデンサ
139…コンデンサ
401…コンデンサ
403…コンデンサ
404…コンデンサ
112…ダイオード
113…パワーMOSFET
114…チョークコイル
402…チョークコイル
116…電流検出手段
117…抵抗
122…抵抗
123…抵抗
124…抵抗
126…抵抗
127…抵抗
128…抵抗
131…抵抗
132…抵抗
137…抵抗
223…抵抗
224…抵抗
405…抵抗
118…PTCサーミスタ
129…PTCサーミスタ
133…PTCサーミスタ
138…PTCサーミスタ
225…PTCサーミスタ
227…PTCサーミスタ
120…電圧源
121…駆動用IC
136…駆動用IC
125…シャントレギュレータ
130…NTCサーミスタ
226…NTCサーミスタ
134…トランジスタ
140…感温コンデンサ
141…チョークコイルの補助巻線
300…回路基板
301…LED基板
400…ヒューズ

Claims (7)

  1. 電源から供給される電力を変換して発光ダイオード(以下、LEDと記す)に給電する電力変換回路と、該電力変換回路が備えるスイッチング素子を駆動する制御回路とを備えたLED点灯装置であって、
    前記制御回路は、感温素子を備える第1の感温回路と、該第1の感温回路の出力に基づいて前記スイッチング素子のオフ時間を決定するオフ時間可変回路とを備え
    前記第1の感温回路は、周囲温度が第1の基準温度より高温であるときには周囲温度が前記第1の基準温度より低温であるときと比べ、前記スイッチング素子のオン時間は変化させず、オフ時間を長くするための信号を前記オフ時間可変回路に出力することを特徴とするLED点灯装置。
  2. 請求項1に記載のLED点灯装置において、
    前記第1の感温回路は、周囲温度が前記第1の基準温度より低温であるときには、前記スイッチング素子のオフ時間を略一定とするための信号を前記オフ時間可変回路に出力し、周囲温度が前記第1の基準温度より高温であるときには、周囲温度が高いほど前記スイッチング素子のオフ時間を長くするための信号を前記オフ時間可変回路に出力することを特徴とするLED点灯装置。
  3. 請求項1又は2に記載のLED点灯装置において、
    前記制御回路は、感温素子を備える第2の感温回路とオン時間可変回路とを備え、
    前記第2の感温回路は、電流設定値を前記オン時間可変回路に出力し、周囲温度が第2の基準温度より低温であるときには、前記電流設定値を略一定とし、周囲温度が前記第2の基準温度より高温であるときには、周囲温度が高いほど前記電流設定値を減少させ、
    該オン時間可変回路は、前記電力変換回路に流れる電流を検出し、該電流が前記電流設定値に達した時点で前記スイッチング素子をターンオフさせることを特徴とするLED点灯装置。
  4. 請求3に記載のLED点灯装置において、
    電圧源に接続される分圧回路の構えをした前記第2の感温回路は、前記感温素子としての感温抵抗を備え、前記電圧源の電圧を分圧した電圧を前記電流設定値として前記オン時間可変回路に出力することを特徴とするLED点灯装置。
  5. 請求項1から4の何れかに記載のLED点灯装置において、
    電圧源に接続されるRC回路の構えをした前記第1の感温回路は、前記感温素子としての感温抵抗と、コンデンサと、抵抗とを備え、
    前記第1の感温回路は、前記感温抵抗と前記抵抗の抵抗値と、前記コンデンサの静電容量とによって決まるRC時定数で上昇する電圧を前記オフ時間可変回路に出力し、
    前記オフ時間可変回路は、前記スイッチング素子がオン状態である期間において、前記第1の感温回路の出力を強制的に略ゼロとし、前記スイッチング素子がオフ状態である期間において、前記第1の感温回路の出力が設定値に達した時点で前記スイッチング素子をターンオンさせることを特徴とするLED点灯装置。
  6. 請求項1から5の何れかに記載のLED点灯装置において、
    前記電源は、外部から供給される交流電源をAC−DC変換回路によって変換して得られる直流電源であり、
    前記電力変換回路は、ダイオードと前記スイッチング素子に相当するパワーMOSFETとチョークコイルとを備えるチョッパ回路であり、
    前記制御回路は、前記直流電源からレギュレータを介して前記電圧源を生成する生成手段を有することを特徴とするLED点灯装置。
  7. 請求項1又は2に記載のLED点灯装置において、
    前記電源は、外部から供給される交流電源をAC−DC変換回路によって変換して得られる直流電源であり、
    前記電力変換回路は、前記スイッチング素子とダイオードとチョークコイルとを備えるチョッパ回路あり、前記チョークコイルは,前記チョッパ回路を電流臨界モードで動作させるための補助巻線を備え、
    前記補助巻線に接続されるRC回路の構えをした前記第1の感温回路は、前記感温素子としての感温抵抗と、コンデンサとを備え、
    前記オフ時間可変回路は、前記スイッチング素子がオフ状態である期間において、前記第1の感温回路の出力が設定値に達した時点で前記スイッチング素子をターンオンさせることを特徴とするLED点灯装置。
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