JP5526095B2 - Led点灯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光ダイオード(以下、LEDと記す)の点灯装置に関する。
LEDは、環境性に優れた光源として注目されており、LED照明として住宅やオフィスの一般照明としても利用されるようになった。LED照明の中に、白熱電球と同様の口金を備え、白熱電球用の器具に取り付けて利用する電球形LED照明がある。また、白熱電球の調光手段として用いられてきた位相制御方式の調光器に対応する製品も見られる。
LEDの光出力は、LEDに流れる電流(以下、LED電流と記す)によって決まる。LED点灯装置は、LED電流を制御することによって、LEDの光出力を制御する。
LEDは、発光に際して発熱を伴う。また、多くの場合、LED点灯装置は、LEDの近くで、かつ、筺体内部などの密閉された空間に配置される。したがって、LED点灯装置が周囲温度によらずLED電流を一定に制御すると、周囲温度が高温であるときにLED及びLED点灯装置(以下、LEDも含めてLED点灯装置として記す)の温度は相当に高くなり、これらの短寿命化が問題になる。なお、周囲温度とは、上記のLED照明に触れる外気の温度であり、また、LED照明がそれを取り付ける器具や壁面によって密閉される場合は、密閉された空間の温度が周囲温度である。
上記の問題を解決するためには、周囲温度が高温であるときにLED電流を減少させ、LED点灯装置の温度上昇を低く抑える過熱保護機能を備えたLED点灯装置が望ましい。過熱保護機能を備えるLED点灯装置として、例えば特許文献1に記載の装置がある。特許文献1に記載の装置では、LEDに給電する主回路としてリニア方式の定電流回路を挙げており、電源から定電流回路を介してLEDに給電する構成であり、感温素子であるサーミスタを備えた周辺回路によって定電流回路の電流を制御する。周囲温度が高温であるときには、サーミスタの抵抗値が変化し、LED電流が減少する構成となっている。
特開2010−62349号公報
しかし、定電流回路の方式としては、特許文献1に記載のリニア方式に限らず、より効率の高いスイッチング方式の回路も考えられる。したがって、幅広い主回路方式に対応できる汎用性の高い過熱保護機能が必要になる。
また、本発明では、位相制御方式の調光器を利用する場合についても考える。調光器を接続する場合、調光器内の半導体素子がターンオンした直後に、LED点灯装置に突入電流が流れ込む。この突入電流によって、突入電流防止抵抗、入力フィルタ用チョークコイル、入力平滑用コンデンサといった部品の発熱が増大し、これらの短寿命化が問題になる。したがって、調光器を接続した場合においてもLED点灯装置の短寿命化を防ぐためには、調光器を接続しない場合と比べてLED電流の減少分をより大きくする必要がある。もちろん、LED電流の減少分を大きくすれば、LEDの光出力も減少してしまう。
ここで、調光器に対応するとしても、調光器に接続されずに使用される場合も考えられる。また、調光器に対応する製品と対応しない製品とで、LED点灯装置の構成や使用部品を極力共通化したいという要求も考えられる。調光器の接続有無に対応し、短寿命化の回避と光出力の確保を両立させたい場合、過熱保護機能の中でも、調光器を接続した場合では、接続しない場合と比べてLED電流の減少分がより大きくなる機能を実現することが望ましい。
本発明は、LED点灯装置の短寿命化を回避する過熱保護機能のうち、幅広い主回路方式に適用できる汎用性の高い過熱保護機能であって、また、調光器の接続有無に応じて電力の減少分を変えることによって、短寿命化の回避と光出力の確保を両立した過熱保護機能を実現するLED点灯装置の提供を目的とする。
上記の問題を解決するために本発明は、交流電源電圧を直流電圧に変換する整流回路と、前記直流電圧を変換してLED負荷に給電するDC−DC変換回路と前記直流電圧を検出して電圧検出信号を出力する電圧検出回路と感温素子を備え、前記電圧検出信号に基づいて前記DC−DC変換回路の電流設定値を出力する感温回路と、を備えたLED点灯装置であって、前記電圧検出回路は、前記直流電圧が所望の閾値より高いときにHレベルとなり、前記直流電圧が前記閾値より低いときにLレベルとなるような前記電圧検出信号を出力し、前記感温回路は、前記感温素子を含むRCフィルタを構成し、周囲温度が高温であるときに、前記RCフィルタの時定数が変化し、前記電流設定値を減少させることを特徴とするLED点灯装置を構成する。
本発明のLED点灯装置によれば、周囲温度が高温であるときにLED点灯装置の電力を減少させ、LED点灯装置の短寿命化を回避する過熱保護機能のうち、幅広い主回路方式に適用できる汎用性の高い過熱保護機能であって、また、調光器の接続有無に応じて電力の減少分を変えることによって、短寿命化の回避と光出力の確保を両立した過熱保護機能を実現できる。
本発明におけるLED点灯装置のブロック図である。 本発明におけるLED点灯装置のブロック図(調光器接続)である。 電圧検出信号の一例である。 本発明におけるLED点灯装置(感温回路の具体例)である。 本発明におけるLED点灯装置の温度特性である。 本発明におけるLED点灯装置の動作波形(調光器接続)である。 本発明におけるLED点灯装置の動作波形(調光器なし)である。 電圧検出信号の一例である。 本発明におけるLED点灯装置(DC−DC変換回路などの具体例)である。 本発明におけるLED点灯装置(DC−DC変換回路などの具体例)である。 感温回路の別例である。 感温回路の別例である。 感温回路の別例である。 感温回路の別例である。 感温回路の別例である。 感温回路の別例である。
本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明におけるLED点灯装置のブロック図である。図1において、整流回路101から右側が本発明のLED点灯装置である。本発明のLED点灯装置は、整流回路101とDC−DC変換回路102とLED負荷103と電圧検出回路104と感温回路105とから構成されている。交流電源100と整流回路101は接続されており、交流電源100から供給される交流電源電圧を、整流回路101によって直流電圧に変換する。整流回路101によって変換された直流電圧を整流回路101と接続されたDC−DC変換回路102によって変換して、DC−DC変換回路102と接続されたLED負荷103に給電する。整流回路が出力する直流電圧を、以下では整流電圧と記す。LED負荷103について、LEDの個数や接続形態は問わず、また、保護用素子などを内蔵したLEDモジュールを含んでもよい。
図2は、図1のLED点灯装置において、交流電源100と整流回路101の間に調光器106を接続したものである。図2においても、整流回路101から右側が本発明のLED点灯装置である。図2では、調光器106の出力電圧が交流電源電圧となって、LED点灯装置に供給される。調光器106は、位相制御方式の調光器と呼ばれるものであり、半導体素子のオン・オフ制御によって交流電源100と整流回路101との間の導通・非導通を制御する。
電圧検出回路104は、整流回路101の直流出力側に接続されており、整流回路101が生成した整流電圧を検出し、電圧検出信号を出力する。電圧検出回路104の具体的な動作、及び、それによって決まる電圧検出信号として複数が考えられる。例えば、整流電圧が閾値である略ゼロより高くなる期間においてHレベルとなり、整流電圧が閾値である略ゼロより低くなる期間においてLレベルとなる信号を、電圧検出信号として出力する構成が考えられる。
図3(a)は、図2のように調光器106が接続される場合の、整流電圧と電圧検出信号の波形である。図3(a)のように、電圧検出信号は、調光器106のオン期間においてHレベルとなるような矩形波信号となる。このような電圧検出信号を適宜平滑化するなどしてDC−DC変換回路102の電流設定値とすれば、調光器106のオン期間に応じたLED電流の制御、すなわち調光が可能になる。
図3(b)は、図1のように調光器が接続されない場合の、整流電圧と電圧検出信号の波形である。上記のように閾値を略ゼロとすれば、電圧検出信号は常にHレベルになる。特に、DC−DC変換回路102の入力側にコンデンサを入れるなどして平滑要素とすれば、電圧検出信号は常にHレベルになる。また、電圧検出回路104の入力部にコンデンサを入れて、わずかに平滑する機能を持たせてもよい。
電圧検出回路104の別例を説明する。まず、上記の閾値は必ずしも略ゼロである必要はなく、所望の電圧値であってもよい。このような電圧検出回路104は、コンパレータを用いて簡単に実現できるが、詳細な回路構成については問わない。電圧検出回路の動作としては他にも考えられる。例えば、図8のように整流電圧を所望の電圧値でクランプする回路であってもよいし、整流電圧を分圧する回路であってもよい。また、これまでに上げた閾値との比較、クランプ、分圧などを組み合わせた回路であってもよい。
感温回路105は、感温素子を備えた回路であって、前記電圧検出回路104に接続される。また、感温回路105は、DC−DC変換回路102の電流設定値を出力する。感温素子の例として、PTCサーミスタやNTCサーミスタなどの感温抵抗や、温度によって静電容量が変化するコンデンサ(以下、感温コンデンサと記す)などがある。周囲温度が高温である場合に感温回路がDC−DC変換回路102の電流設定値を減少させることで、LED電流ひいてはLED点灯装置の電力が減少し、過熱保護の効果が発生する。
図4は、図2に示したブロック図のうち、感温回路105を具体的に示したものである。なお、感温回路105のうち、平滑回路107の有無は任意である。電流設定値を平滑する平滑回路107があることによって、電流設定値は交流電源の一周期にわたって略一定となり、ちらつきの原因となるLED電流の脈動を抑制できる。平滑回路の他に、電圧値調整のための分圧回路や増幅回路を接続することも任意である。また、調光器106を接続せず、図1のように交流電源100を直接整流回路101に接続してもよい。以下では、調光器106を接続する場合と接続しない場合の両方について説明する。電圧検出回路104の動作としては、上記のように複数考えられるが、以下の説明では図3に示した動作とする。
図4の感温回路105について説明する。電圧検出回路104の出力端とグラウンド(GND)の間に、ダイオード109と抵抗110と抵抗111の直列体がこの順番となるよう接続されており、抵抗110と抵抗111との接点が平滑回路107に接続される。このとき、ダイオード109のカソードが電圧検出回路104側を向くように接続する。ダイオード109と抵抗110の直列体と並列に、感温素子であるPTCサーミスタ108が接続される。抵抗111と並列にコンデンサ112が接続される。平滑回路107が無い場合は、抵抗110と抵抗111の接点が感温回路105の出力となる。
感温回路105のうち、平滑回路107より前段に接続される回路は、RCフィルタと分圧の2つの機能を備える。まず、PTCサーミスタ108とダイオード109と抵抗110とコンデンサ112によってRCフィルタが構成される。ダイオード109があるために、このRCフィルタの時定数は、電圧検出信号の立ち上がりと立ち下がりで異なる。電圧検出信号の立ち上がりでは、PTCサーミスタ108とコンデンサ112によって時定数が決まる。一方、電圧検出信号の立ち下がりでは、PTCサーミスタ108と抵抗110とコンデンサ112によって時定数が決まる。次に、PTCサーミスタ108と抵抗111によって抵抗分圧回路が構成され、電圧検出信号が分圧される。
PTCサーミスタ108の抵抗値は、その温度に対して図5のように変化する。なお、図5では、LED点灯装置の電力とPTCサーミスタ108の温度との関係を破線で示したが、これについては後で説明する。一般に、PTCサーミスタでは、ある温度(図5のTc)より低温においては、抵抗値は温度に依らず略一定であるが、ある温度(図5のTc)より高温においては、温度上昇と共に抵抗値が急激に増大する。以下の説明では、PTCサーミスタ108の温度がTcになるときの周囲温度を、基準温度として定義する。周囲温度が基準温度よりも低温(以下、単に低温と記す)または高温(以下、単に高温と記す)であるとき、PTCサーミスタ108の温度は、例えば図5に示す温度TaまたはTbとなる。基準温度を何度に設定するかについては、LED照明製品の仕様(特に電力や構造)に依存するものであり、この仕様に応じて最適な温度特性を有するPTCサーミスタを選定する。例えば、Ta=80℃、Tb=120℃、Tc=100℃などが考えられ、この場合でも消費電力、放熱構造、回路の部品配置などによりそれぞれ±20℃くらいは変わる可能性がある。
位相制御方式の調光器が接続され、かつ周囲温度が低温または高温であり、PTCサーミスタ108の温度が例えば図5のTaまたはTbであるときの電圧検出信号、平滑回路107の入力信号、DC−DC変換回路の電流設定値は、それぞれ図6(a)または(b)となる。上記から、平滑回路107の入力信号とは抵抗111の電圧であり、この平均値が電流設定値になる。図6において、平滑回路107の入力信号と電流設定値については、電圧検出信号を破線で重ねて示した。図6のように、平滑回路107の入力信号は、電圧検出信号が分圧され、かつ、RCフィルタの時定数にしたがって立ち上がりと立ち下がりが遅れた波形となる。低温から高温になり、PTCサーミスタ108の抵抗値が増大すると、PTCサーミスタ108と抵抗111による分圧比が変化し、平滑回路107の入力信号の平均値、すなわち電流設定値が減少する。また、電圧検出信号の立ち上がりにおいて、RCフィルタの時定数が増大することによって電流設定値はさらに減少する。すなわち、分圧比の変化と、RCフィルタ時定数の増大という2つの効果によって電流設定値が減少する。
図7は、調光器を接続しない場合の電圧検出信号、平滑回路107の入力信号、電流設定値である。このとき、図3でも示したように、電圧検出信号は常にHレベルとなるため、RCフィルタとしての効果は現れず、PTCサーミスタ108と抵抗111による分圧比が変化する効果のみによって電流設定値が減少する。したがって、図6に示すように、調光器が接続される場合と比較すると、電流設定値ひいては電力の減少分が小さくなる。以上によって、調光器の接続有無に応じて電力の減少分が変わる過熱保護機能を実現でき、短寿命化の回避と光出力の確保を両立することができる。
図9は、図4に示したLED点灯装置のうち、整流回路101やDC−DC変換回路102の構成を具体的に示したものである。図9にて、ダイオードブリッジ115を備える全波整流回路が図4の整流回路101に相当し、ダイオード116、コンデンサ117、電流制御回路118、ダイオード119、スイッチング素子であるMOSFET120、チョークコイル121、コンデンサ122、抵抗123から構成される降圧チョッパ回路が図4のDC−DC変換回路102に相当する。なお、図4では省略した要素として、突入電流防止用の抵抗113と入力フィルタ用チョークコイル114を示した。この他にも、ヒューズやフィルタ用のコンデンサなどを追加してもよい。LED負荷103の電圧によっては、降圧チョッパ回路ではなく昇降圧チョッパ回路や昇圧チョッパ回路といったチョッパ回路全般、また、絶縁が必要であればフライバックコンバータなど、他の回路を用いてもよい。スイッチング素子として、MOSFETに限らずバイポーラトランジスタやIGBTなど他種の素子を用いてもよい。
図9において、電流制御回路118は、抵抗123から検出されるMOSFET120の電流を平滑回路107が出力する電流設定値にしたがって制御するように、MOSFET120を駆動する。具体的には、MOSFET120の電流が、電流設定値に達するまでMOSFET120をオンにする制御が考えられる。このような電流制御回路118は、市販されているLED向け制御ICを用いて簡単に構成できる。もちろん、制御ICを用いず、コンパレータなどのディスクリート部品を組み合わせて構成してもよい。
本発明は、上記したスイッチング方式のDC−DC変換回路だけでなく、リニア方式のDC−DC変換回路にも対応できる。図10は、MOSFET120、抵抗123、オペアンプ124で構成されるリニア方式の定電流回路を用いる場合の図である。このように、本発明の過熱保護機能は、広範なDC−DC変換回路に適用できる汎用性の高いものである。ただし、回路効率の点では、上記のチョッパ回路が有利であると考えられる。
ここで、感温回路105のうち、平滑回路107より前段に接続される回路についての別例を示す。まず、図11のように、図4の回路に対して、PTCサーミスタ108と直列に抵抗125を挿入した回路が考えられる。また、図示はしないが、PTCサーミスタ108と並列に抵抗を接続してもよい。このように抵抗を追加することは、部品点数では不利になるものの、抵抗値の調整が可能になる点で有効である。もちろん、PTCサーミスタ108に限らず、抵抗110や抵抗111についても、抵抗値を調整するための抵抗を直列または並列に接続してよい。なお、以下で説明する全ての回路について、同じ要領で抵抗を接続することができる。また、図14のように、図4の回路にダイオード126を追加した回路であってもよい。
次に、図12のように、図4の回路から抵抗111を削除した回路が考えられる。抵抗111を削除したことにより図12の回路には、図4の回路のように抵抗分圧比の変化によって電力を低下させる機能はない。したがって、調光器を接続せず、電圧検出信号が常にHレベルになる場合では、過熱保護の効果が現れない。調光器を接続し、LED点灯装置に突入電流が流れる場合にのみ、電力を低下させたい場合に有効である。また、図4の回路に比べて部品点数が少なく済む。
次に、図13のように、図4の回路からダイオード109と抵抗110とコンデンサ112を削除した回路が考えられる。図13の回路には、図4の回路のようにRCフィルタの時定数変化によって電力を低下させる機能はなく、抵抗分圧比の変化によってのみ電力を低下させる。したがって、調光器の有無によらず、同程度の電力低下を実現したい場合に有効である。また、図4や図12の回路と比べて、部品点数が少なく済む。
以上で説明した感温回路では、感温素子としてPTCサーミスタを利用したが、NTCサーミスタを利用してもよい。NTCサーミスタは、温度上昇に対して抵抗値が減少する特性を有する感温素子である。図15の回路では、PTCサーミスタの代わりにNTCサーミスタが利用されており、低温から高温になると、電圧検出信号の立ち下がりにおいてRCフィルタの時定数が減少し、電流設定値が減少する。また、図16の回路においてもNTCサーミスタが利用されており、低温から高温になると、抵抗110とNTCサーミスタ128による分圧比が変化し、電流設定値が減少する。
以上、感温回路の別例を説明したが、高温時において電流設定値を減少させる回路であれば、具体的な回路構成については問わない。
100 交流電源
101 整流回路
102 DC−DC変換回路
103 LED負荷
104 電圧検出回路
105 感温回路
106 調光器
107 平滑回路
108 PTCサーミスタ
109 ダイオード(116、119、126も同様)
110 抵抗(111、113、123、125も同様)
112 コンデンサ(117、122も同様)
114 チョークコイル(121も同様)
115 ダイオードブリッジ
118 電流制御回路
120 MOSFET
124 オペアンプ
127 NTCサーミスタ(128も同様)

Claims (5)

  1. 交流電源電圧を直流電圧に変換する整流回路と、
    前記直流電圧を変換してLED負荷に給電するDC−DC変換回路と
    前記直流電圧を検出して電圧検出信号を出力する電圧検出回路と
    感温素子を備え、前記電圧検出信号に基づいて前記DC−DC変換回路の電流設定値を出力する感温回路と、を備え、
    前記電圧検出回路は、前記直流電圧が所望の閾値より高いときにHレベルとなり、前記直流電圧が前記閾値より低いときにLレベルとなるような前記電圧検出信号を出力し、
    前記感温回路は、前記感温素子を含むRCフィルタを構成し、周囲温度が高温であるときに、前記RCフィルタの時定数が変化し、前記電流設定値を減少させることを特徴とするLED点灯装置。
  2. 請求項1に記載のLED点灯装置において、
    前記感温回路は、所望の温度を基準温度として、周囲温度が前記基準温度より低温であるとき、前記電流設定値を略一定とし、周囲温度が前記基準温度より高温であるとき、周囲温度が高いほど前記電流設定値を減少させることを特徴とするLED点灯装置。
  3. 請求項1又は2に記載のLED点灯装置において,
    前記感温回路は、周囲温度が高温であるときに,前記電圧検出信号の立ち上がりにおける前記RCフィルタの時定数が増大することを特徴とするLED点灯装置。
  4. 請求項1乃至の何れか1項に記載のLED点灯装置において、
    前記感温回路は、前記電圧検出回路の出力端子に接続されるダイオードと第1の抵抗と第2の抵抗の直列体と、前記ダイオードと前記第1の抵抗の直列体と並列に接続される前記感温素子としての感温抵抗と、前記第2の抵抗と並列に接続されるコンデンサとを備えることを特徴とするLED点灯装置。
  5. 交流電源電圧を直流電圧に変換する整流回路と、前記直流電圧を変換してLED負荷に給電するDC−DC変換回路とを備えたLED点灯装置であって、
    前記直流電圧を検出して電圧検出信号を出力する電圧検出回路と、該電圧検出回路に接続される感温回路とを備え、
    該感温回路は、感温素子を備え、前記DC−DC変換回路の電流設定値を出力し、周囲温度が高温であるときに前記電流設定値を減少させ、
    前記感温回路は、前記電圧検出回路の出力端子に接続されるダイオードと第1の抵抗と第2の抵抗の直列体と、前記ダイオードと前記第1の抵抗の直列体と並列に接続される前
    記感温素子としての感温抵抗と、前記第2の抵抗と並列に接続されるコンデンサとを備えることを特徴とするLED点灯装置。
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