JP5572194B2 - 製造管理システム、製造管理方法、および製造管理プログラム - Google Patents

製造管理システム、製造管理方法、および製造管理プログラム Download PDF

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Description

後述する実施形態は、概ね、製造管理システム、製造管理方法、および製造管理プログラムに関する。
製品の製造管理においては、各製造工程毎にデータを収集し、収集されたデータを作業者が集計して製造管理に必要となる履歴データを作成している。そのため、履歴データの作成に時間を要し、且つ、人為的ミスによる誤集計が発生するおそれがあった。そこで、全製品の全工程遷移記録をデータベース化し、データベース化された工程遷移記録に基づいて履歴データを作成する技術が提案されている。
しかしながら、この様な技術では、データベースの巨大化を招くことになる。また、工程遷移記録に基づいて全行程を順番に追跡することになるため、工程数以上のクエリーが必要となり製造管理システムの負荷が大きくなる。また、履歴データの作成に必要なデータが一部の工程のデータであったとしても全行程の追跡が必要となるため、効率が低くなる。
そのため、高効率、且つ、適切な製造管理を行うことができる技術の開発が望まれていた。
特開2004−220588号公報
本発明が解決しようとする課題は、高効率、且つ、適切な製造管理を行うことができる製造管理システム、製造管理方法、および製造管理プログラムを提供することである。
実施形態に係る製造管理システムは、対象となる製品を特定するためのデータに基づいて、前記製品に関する基準時刻を含む基準データを作成する基準データ作成部と、部品の受入検査に関するデータと、前記製品の組立に関するデータと、を格納する第1データ格納部と、前記製品の製造における検査に関するデータを格納する第2データ格納部と、前記製品の製造における最終検査の後に行われる品質保証検査に関するデータと、客先における受入検査のデータと、を格納する第3データ格納部と、前記製品のN回目の前記基準時刻以前における最新の前記部品の受入検査に関するデータと、最新の前記製品の組立に関するデータとを、前記第1データ格納部に格納された前記データから抽出する第1データ抽出部と、前記製品のN−1回目の前記基準時刻以降でN回目の前記基準時刻以前における最新の前記製品の製造における検査に関するデータを前記第2データ格納部に格納された前記データから抽出する第2データ抽出部と、前記製品のN回目の前記基準時刻以降でN+1回目の前記基準時刻以前における最新の前記品質保証検査に関するデータと、最新の前記客先における受入検査のデータと、を前記第3データ格納部に格納された前記データから抽出する第3データ抽出部と、前記第1データ抽出部により抽出されたデータ、前記第2データ抽出部により抽出されたデータ、前記第3データ抽出部により抽出されたデータ、からなる群より選ばれた少なくとも1種から履歴データを作成する履歴データ作成部と、を備えている。
第1の実施形態に係る製造管理システム100を例示するためのブロック図である。 履歴データの作成について例示するための検査工程図である。 第2の実施形態に係る製造管理システム110を例示するためのブロック図である。 第3の実施形態に係る製造管理方法を例示するためのフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る製造管理システム100を例示するためのブロック図である。
図1に示すように、製造管理システム100には、入力部1、基準データ作成部2、基準データ保存部3、第1データ抽出部4、第2データ抽出部5、第3データ抽出部6、履歴データ作成部7、出力部8、データ格納部9、第1データ格納部10、第2データ格納部11、第3データ格納部12が設けられている。
入力部1は、対象となる製品を特定するためのデータを入力するためのものである。
対象となる製品を特定するためのデータは、例えば、製造番号や出荷番号などである。 入力部1は、例えば、キーボードやバーコードリーダなどの各種のデータ入力機器とすることができる。
入力部1は、対象となる製品を特定するためのデータを基準データ作成部2に提供する。
基準データ作成部2は、対象となる製品を特定するためのデータに基づいて基準データを作成する。
基準データは、対象となる製品に関する基準時刻を含んでいる。対象となる製品に関する基準時刻は、例えば、対象となる製品の最終検査の終了時刻や、対象となる製品の出荷時刻などである。対象となる製品に関する基準時刻は、後述する各タイムバンドの形成の際に用いることができる。基準データには、対象となる製品の製造番号や出荷番号などを含めることができる。
対象となる製品の最終検査の終了時刻は、データ格納部9に格納されているデータから抽出することができる。
最終検査は、例えば、製造工程における最終検査、製造工程における最終検査の後に行われる品質保証検査、および、客先における受入検査のいずれかとすることができる。
この様に、基準データ作成部2は、対象となる製品を特定するためのデータに基づいて、製品に関する基準時刻を含む基準データを作成する。
そして、基準データ作成部2は、作成された基準データを基準データ保存部3に提供する。
基準データ保存部3は、作成された基準データを一時的に保存する。
そして、基準データ保存部3は、基準データを第1データ抽出部4、第2データ抽出部5、第3データ抽出部6に提供する。
ここで、対象となる製品を特定するためのデータの1つに対して、最終検査の終了時刻や出荷時刻などが複数存在する場合がある。例えば、後述する図2の場合は、3つの製造工程における最終検査(最終検査1〜最終検査3)の終了時刻が存在することになる。
そのため、前述した基準データには、基準時刻が複数含まれる場合がある。
なお、以下の説明においては、最終検査の終了時刻を過去から現在に向けて順にN=1、2、3、・・・、kとしている。N、kは自然数である。
また、一例として、基準時刻を製造工程における最終検査(以下、単に最終検査と称する)の終了時刻として説明する。
第1データ抽出部4、第2データ抽出部5、第3データ抽出部6は、基準データに基づいて、それぞれのタイムバンドを形成し、それぞれのタイムバンドにおける所定のデータを抽出する。
第1データ抽出部4は、対象となる製品のN回目の最終検査の終了時刻以前(第1タイムバンド51)における最新の部品の受入検査に関するデータと、最新の製品の組立に関するデータとを第1データ格納部10に格納されているデータから抽出する。
この場合、N回目の最終検査の終了時刻から初めての最終検査1の終了時刻以前の所定の時間(例えば、10年)までの間におけるデータを抽出することができる。
第1データ格納部10に格納されているデータは、例えば、部品の受入検査に関するデータや製品の組立に関するデータなどである。部品の受入検査に関するデータとしては、例えば、部品の製造日、部品の製造メーカー名などを例示することができる。製品の組立に関するデータとしては、例えば、組み立て工程名、部品のロット番号、組立時刻、組立装置、作業者の名前などを例示することができる。
すなわち、第1データ抽出部4は、基準データに基づいて第1タイムバンド51を形成し、第1データ格納部10に格納されたデータから第1タイムバンド51における最新の部品の受入検査に関するデータと、最新の製品の組立に関するデータとを抽出する。
第2データ抽出部5は、対象となる製品のN−1回目の最終検査の終了時刻以降でN回目の最終検査の終了時刻以前(第2タイムバンド52)における最新の製品の製造における検査に関するデータを第2データ格納部11に格納されているデータから抽出する。
なお、Nが1の時には、N−1が0となるので、初めての最終検査1の終了時刻以前の所定の期間(例えば、10年間)における最新のデータを抽出するようにすることができる。
第2データ抽出部5に格納されているデータは、例えば、製品の製造における検査に関するデータなどである。製品の製造における検査に関するデータとしては、例えば、検査時刻、合否の結果、異常の内容、検査値、検査装置名などを例示することができる。
すなわち、第2データ抽出部5は、基準データに基づいて第2タイムバンド52を形成し、第2データ格納部11に格納されたデータから第2タイムバンド52における最新の製品の製造における検査に関するデータを抽出する。
複数の部品からなる製品においては、各部品の検査結果が合格であても、各部品を組み立てた製品の検査結果が不合格になる場合がある。この場合、各部品の相性により不合格となる場合もある。また、不合格となった製品には使用可能な部品が含まれており、部品自体が高価な場合もある。
そのため、製品の製造工程における検査において不合格となった製品を修理する場合がある。
例えば、ハードディスクドライブ(HDD;Hard disk drive)のように高価な部品を用いた製品の製造においては、製品の製造工程における検査において不合格となった製品を修理する要求が高くなる。
そのため、製品の製造工程においては、図2に例示をしたように同じ検査が複数回行われる場合がある。
この場合、製品の全工程遷移記録をデータベース化し、データベース化された工程遷移記録に基づいて履歴データを作成することもできるが、データベースの巨大化を招くことになる。また、工程遷移記録に基づいて全行程を順番に追跡することになるため、工程数以上のクエリーが必要となり製造管理システムの負荷が大きくなる。また、履歴データの作成に必要なデータが一部の工程のデータであったとしても全行程の追跡が必要となるため、効率が低くなる。
そこで、本実施の形態に係る製造管理システムにおいては、基準データに基づいて所望のタイムバンドを形成し、形成されたタイムバンドにおける最新のデータを抽出するようにしている。
そのため、高効率、且つ、適切な製造管理を行うことができる。
第3データ抽出部6は、対象となる製品のN回目の最終検査の終了時刻以降でN+1回目の最終検査の終了時刻以前(第3タイムバンド53)における最新の品質保証検査に関するデータと、最新の客先における受入検査のデータと、最新の戻り入れに関するデータとを、第3データ格納部12に格納されているデータから抽出する。
この場合、N+1回目の最終検査が行われない場合などには、対象となる製品のN回目の最終検査の終了時刻以降の所定の期間(例えば、10年間)における最新のデータを抽出するようにすることができる。
第3データ格納部12に格納されているデータは、例えば、品質保証検査に関するデータ、客先における受入検査のデータ、戻り入れに関するデータなどである。
品質保証検査に関するデータとしては、例えば、検査時刻、合否の結果、異常の内容、検査値、検査装置名などを例示することができる。
客先における受入検査のデータとしては、例えば、検査時刻、合否の結果、異常内容、検査値、検査装置名、客先名などを例示することができる。
戻り入れに関するデータは、客先における受入検査で不合格となった製品の戻り入れに関するデータである。戻り入れに関するデータとしては、例えば、戻り入れ受付時刻、不具合内容、品種などを例示することができる。
すなわち、第3データ抽出部6は、基準データに基づいて第3タイムバンド53を形成し、第3データ格納部12に格納されたデータから第3タイムバンド53における最新の品質保証検査に関するデータと、最新の客先における受入検査のデータと、最新の戻り入れに関するデータとを抽出する。
なお、最新の戻り入れに関するデータは、必要に応じて抽出するようにすることができる。
第1データ抽出部4により抽出されたデータ(最新の部品の受入検査に関するデータと、最新の製品の組立に関するデータ)、第2データ抽出部5により抽出されたデータ(最新の製品の製造における検査に関するデータ)、第3データ抽出部6により抽出されたデータ(最新の品質保証検査に関するデータと、最新の客先における受入検査のデータと、最新の戻り入れに関するデータ)は、履歴データ作成部7に提供される。
履歴データ作成部7は、第1データ抽出部4により抽出されたデータ、第2データ抽出部5により抽出されたデータ、第3データ抽出部6により抽出されたデータ、からなる群より選ばれた少なくとも1種から履歴データを作成する。
なお、履歴データの作成に関する詳細は後述する。
出力部8は、履歴データを外部の機器に向けて出力する。
出力部8は、例えば、表示装置やプリンタなどの各種のデータ出力機器とすることができる。
データ格納部9は、基準データの作成に必要となるデータを格納する。データ格納部9は、例えば、最終検査に関するデータ、品質保証検査に関するデータ、客先における受入検査に関するデータ、製品の製造番号や出荷番号に関するデータなどを格納する。
第1データ格納部10は、例えば、部品の受入検査に関するデータや、製品の組立に関するデータなどを格納する。
第2データ格納部11は、例えば、製品の製造における検査に関するデータなどを格納する。
第3データ格納部12は、例えば、品質保証検査に関するデータ、客先における受入検査のデータ、戻り入れに関するデータなどを格納する。
次に、履歴データの作成についてさらに例示する。
図2は、履歴データの作成について例示するための検査工程図である。
図2に例示をしたものは、以下の過程を経た場合である。
製造工程における検査1〜4の後に行われた1回目の最終検査1で合格したが1回目の品質保証検査1で不合格となり、製造工程における修理と検査1〜4の後に行われた2回目の最終検査2と2回目の品質保証検査2で合格となり出荷された。しかしながら、客先における受入検査で不合格となり、製造工程における再度の修理と検査1〜4の後に行われた3回目の最終検査3と3回目の品質保証検査3で合格した場合である。
この場合、最終検査1〜3は全品検査であり、品質保証検査1〜3は抜き取り検査である。
また、検査1〜4の内容は任意のものとすることができる。また、検査の数も4に限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、図2は、最終検査の終了時刻を基準として第1タイムバンド51、第2タイムバンド52、第3タイムバンド53を求めた場合である。なお、品質保証検査の終了時刻または開始時刻、客先における受入検査の終了時刻または開始時刻、製品の出荷時刻などを基準として第1タイムバンド51〜第3タイムバンド53を求めることもできる。
図2中のAにおける履歴データは、製造工程における異常原因の特定などに用いることができる。そのため、図2中のAにおける履歴データは、製造工程における歩留まりの向上などの作業改善に役立てることができる。
統計分析を用いて、製造工程における異常原因を特定するためには、合格に関するデータと、製造工程における異常原因に基づく不合格に関するデータと、がありのままの割合で含まれたデータが必要となる。
この場合、図2中のAにおける履歴データには、合格に関するデータと、製造工程における異常原因に基づく不合格に関するデータと、がありのままの割合で含まれている。そのため、図2中のAにおける履歴データを用いて統計分析すれば、製造工程における異常原因を特定することができる。例えば、異常の態様と予め求められた故障モードとを相関分析などすることで、製造工程における異常原因を特定することができる。
図2中のAにおける履歴データは、Nが1の時の第1タイムバンド51aにおいて、第1データ抽出部4により抽出されたデータ(最新の部品の受入検査に関するデータと、最新の製品の組立に関するデータ)と、Nが1の時の第2タイムバンド52aにおいて、第2データ抽出部5により抽出されたデータ(最新の製品の製造における検査に関するデータ)と、Nが1の時の第3タイムバンド53aにおいて、第3データ抽出部6により抽出されたデータ(最新の品質保証検査に関するデータ)と、により求めることができる。
図2中のBにおける履歴データは、客先における受入検査が不合格となった原因が他の製品に及ぶ範囲などを特定するために用いることができる。図2中のBにおける履歴データは、出荷直前のデータであり、且つ、客先における受入検査で不合格となった原因が含まれている。そのため、図2中のBにおける履歴データを統計分析などすれば、客先における受入検査が不合格となった原因を特定することができる。例えば、異常の態様と予め求められた故障モードとを相関分析などすることで、客先における受入検査が不合格となった原因を特定することができる。その結果、客先における受入検査において同じ原因により不合格となることが予想される出荷前の製品を特定することができる。つまり、客先における受入検査において不合格となるおそれの高い製品の出荷を停止することが可能となる。また、出荷が停止された製品の修理や、客先における受入検査で不合格とならないように検査条件の改善などを行うことも可能となる。
図2中のBにおける履歴データは、Nが2の時の第1タイムバンド51bにおいて、第1データ抽出部4により抽出されたデータ(最新の部品の受入検査に関するデータと、最新の製品の組立に関するデータ)と、Nが2の時の第2タイムバンド52bにおいて、第2データ抽出部5により抽出されたデータ(最新の製品の製造における検査に関するデータ)と、Nが2の時の第3タイムバンド53bにおいて、第3データ抽出部6により抽出されたデータ(最新の品質保証検査に関するデータと、最新の客先における受入検査のデータ)と、により求めることができる。
図2に示すように、検査1〜4で不合格となるたびに製品の修理が行われ、修理が行われた製品に対して前に不合格となった検査1〜4が再度行われている。そのため、同じ内容の検査1〜4に関するデータや品質保証検査に関するデータが複数含まれる場合がある。この場合、製品の修理が行われると、修理前における検査1〜4に関するデータや品質保証検査に関するデータの重要性が低下することになる。また、含まれるすべてのデータを抽出して分析すれば、抽出と分析に必要となる労力や負荷が過大なものとなる。そこで、本実施の形態においては、第2のタイムバンド52b、第3のタイムバンド53bを求めることで、最新の製品の製造における検査に関するデータと、最新の品質保証検査に関するデータと、最新の客先における受入検査のデータとが求められるようにしている。
この場合、第2タイムバンド52bにおける「最新の検査1〜4のデータ」以外の検査1〜4のデータは、修理の適否の判断に用いることができる。例えば、修理の条件や方法などが不適切であると、同じ検査1〜4と修理が繰り返し行われることになる。そのため、第2タイムバンド52bにおける「最新の検査1〜4のデータ」以外の検査1〜4のデータを統計分析すれば、修理の適否を判断することが可能となる。例えば、異常の態様と予め求められた故障モードとを相関分析などすることで、修理の適否を判断することができる。
図2中のCにおける履歴データは、出荷した製品に対する品質保証などに用いることができる。
図2中のCにおける履歴データは、客先における受入検査が合格、あるいは、合格品として受け入れられた製品に関する出荷直前のデータとなる。そのため、出荷した製品に対する品質保証のために保存しておく必要がある。また、仮に、客先において不具合が発生した場合には、図2中のCにおける履歴データを分析することで、客先における不具合の原因を知ることができる。
図2中のCにおける履歴データは、Nが3の時の第1タイムバンド51cにおいて、第1データ抽出部4により抽出されたデータ(最新の部品の受入検査に関するデータと、最新の製品の組立に関するデータ)と、Nが3の時の第2タイムバンド52cにおいて、第2データ抽出部5により抽出されたデータ(最新の製品の製造における検査に関するデータ)と、Nが3の時の第3タイムバンド53cにおいて、第3データ抽出部6により抽出されたデータ(最新の品質保証検査に関するデータ)と、により求めることができる。
なお、図2中のAにおけるデータと、Cにおけるデータとの場合は、一例として、繰り返し修理が行われなかった場合を例示したが、これらの場合においても繰り返し修理が行われる場合がある。そして、繰り返し修理が行われた場合には、同じ内容の検査1〜4に関するデータが複数含まれることになる。そのため、繰り返し修理が行われた場合には、第2タイムバンド52a、52cにおける「最新の検査1〜4のデータ」をそれぞれ用いるようにする。
また、繰り返し修理が行われた場合には、「最新の検査1〜4のデータ」以外の検査1〜4のデータは、修理の適否の判断に用いることができる。
次に、製造管理システム100の作用について例示をする。
まず、入力部1に対象となる製品を特定するためのデータが入力される。
対象となる製品を特定するためのデータは、例えば、製造番号や出荷番号などである。
次に、基準データ作成部2は、入力された対象となる製品を特定するためのデータに基づいて基準データを作成する。
基準データは、例えば、対象となる製品の最終検査の終了時刻と、対象となる製品の製造番号や出荷番号などである。
対象となる製品の最終検査の終了時刻は、データ格納部9に格納されているデータから抽出される。
なお、終了時刻の代わりに開始時刻を使っても良い。
次に、基準データ保存部3は、作成された基準データを一時的に保存し、基準データを第1データ抽出部4、第2データ抽出部5、第3データ抽出部6に提供する。
次に、第1データ抽出部4、第2データ抽出部5、第3データ抽出部6は、作成された基準データに基づいて、それぞれのタイムバンドにおける所定のデータを抽出する。
例えば、第1データ抽出部4は、対象となる製品のN回目の最終検査の終了時刻以前における最新の部品の受入検査に関するデータと、最新の製品の組立に関するデータとを第1データ格納部10に格納されているデータから抽出する。
第2データ抽出部5は、対象となる製品のN−1回目の最終検査の終了時刻以降でN回目の最終検査の終了時刻以前における最新の製品の製造における検査に関するデータを第2データ格納部11に格納されているデータから抽出する。
第3データ抽出部6は、対象となる製品のN回目の最終検査の終了時刻以降でN+1回目の最終検査の終了時刻以前における最新の品質保証検査に関するデータと、最新の客先における受入検査のデータと、最新の戻り入れに関するデータとを、第3データ格納部12に格納されているデータから抽出する。
次に、履歴データ作成部7は、第1データ抽出部4により抽出されたデータ、第2データ抽出部5により抽出されたデータ、第3データ抽出部6により抽出されたデータからなる群より選ばれた少なくとも1種から履歴データを作成する。
なお、履歴データの作成は、前述したものと同様とすることができるので詳細な説明は省略する。
次に、出力部8は、作成された履歴データを外部の機器に向けて出力する。
本実施の形態に係る製造管理システム100によれば、基準データに基づいて所望のタイムバンドを形成し、形成されたタイムバンドにおける最新のデータを抽出することができる。
そのため、高効率、且つ、適切な製造管理を行うことができる。
[第2の実施形態]
図3は、第2の実施形態に係る製造管理システム110を例示するためのブロック図である。
図3に示すように、製造管理システム110には、入力部16、基準データ作成部2、基準データ保存部3、第1データ抽出部4、第2データ抽出部5、第3データ抽出部6、履歴データ作成部7、出力部8、データ格納部9、第1データ格納部10、第2データ格納部11、第3データ格納部12が設けられている。
入力部16には、入力条件選択部13、製品データ取得部14、製品データ保存部15が設けられている。
入力条件選択部13は、対象となる製品を選択するためのデータを入力するためのものである。
対象となる製品を選択するためのデータとしては、例えば、品種、型番、製造期間、部品ロット番号、検査プログラムバージョンなどを例示することができる。
入力条件選択部13は、対象となる製品を選択するためのデータを製品データ取得部14に提供する。
製品データ取得部14は、対象となる製品を選択するためのデータに基づいて、対象となる製品を特定するためのデータを取得する。
対象となる製品を特定するためのデータは、例えば、データ格納部9、第1データ格納部10、第2データ格納部11、第3データ格納部12に格納されている製造番号や出荷番号などである。
製品データ取得部14は、取得した対象となる製品を特定するためのデータを製品データ保存部15に提供する。
製品データ保存部15は、対象となる製品を特定するためのデータを一時的に保存する。そして、製品データ保存部15は、要求などに応じて、対象となる製品を特定するためのデータを基準データ作成部2に提供する。
基準データ作成部2、基準データ保存部3、第1データ抽出部4、第2データ抽出部5、第3データ抽出部6、履歴データ作成部7、出力部8、データ格納部9、第1データ格納部10、第2データ格納部11、第3データ格納部12は、前述したものと同様とすることができる。
次に、製造管理システム110の作用について例示をする。
例えば、特定のロット番号の部品が使用された製品の不良率が高かったり、特定のバージョンの検査プログラムを用いて検査された製品の不良率が高かったりする場合がある。この様な場合には、そのロット番号や、その検査プログラムバージョンを入力条件選択部13に入力する。入力条件選択部13は、入力されたデータを製品データ取得部14に提供する。
製品データ取得部14は、入力されたロット番号の部品が使用された製品や、入力されたバージョンの検査プログラムを用いて検査された製品に関するデータ(例えば、製造番号や出荷番号など)を、データ格納部9、第1データ格納部10、第2データ格納部11、第3データ格納部12から取得する。製品データ取得部14は、取得したデータを製品データ保存部15に提供する。
製品データ保存部15は、製品データ取得部14により取得されたデータを一時的に格納し、格納されたデータを基準データ作成部2に提供する。
この様にすることで、不良となる可能性が高い製品や製品群を特定することができる。 この場合、特定された製品や製品群のうち出荷がされていないものがあれば、出荷を差し止めることができるので、客先において不良が発生するのを防止することができる。また、特定された製品や製品群のうち出荷がされているものがあれば、どの客先に、どの程度の数の製品が出荷されているのかを把握することができるので、その客先に対する適切な対応策を迅速に立案することが可能となる。
なお、履歴データの作成などは、前述したものと同様とすることができるので、詳細な説明は省略する。
本実施の形態に係る製造管理システム110によれば、基準データに基づいて所望のタイムバンドを形成し、形成されたタイムバンドにおける最新のデータを抽出することができる。
そのため、高効率、且つ、適切な製造管理を行うことができる。
また、不良となる可能性が高い製品や製品群を特定することができる。
そのため、さらに適切な製造管理を行うことができる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態に係る製造管理方法について例示する。
なお、一例として、図2に例示をした場合について説明する。
図4は、第3の実施形態に係る製造管理方法を例示するためのフローチャートである。 まず、対象となる製品を特定するためのデータに基づいて、製品に関する基準時刻を含む基準データを作成する(ステップS1)。
次に、基準データに基づいて、対象となる製品のN回目の最終検査の終了時刻以前(第1タイムバンド51)における最新の部品の受入検査に関するデータと、最新の製品の組立に関するデータとを抽出する(ステップS2a)。
また、基準データに基づいて、対象となる製品のN−1回目の最終検査の終了時刻以降でN回目の最終検査の終了時刻以前(第2タイムバンド52)における最新の製品の製造における検査に関するデータを抽出する(ステップS2b)。
また、基準データに基づいて、対象となる製品のN回目の最終検査の終了時刻以降でN+1回目の最終検査の終了時刻以前(第3タイムバンド53)における最新の品質保証検査に関するデータと、最新の客先における受入検査のデータと、最新の戻り入れに関するデータと、を抽出する(ステップS2c)。
次に、ステップS2aにおいて抽出されたデータ、ステップS2bにおいて抽出されたデータ、ステップS2cにおいて抽出されたデータ、からなる群より選ばれた少なくとも1種から履歴データを作成する(ステップS3)。
例えば、製造工程における異常原因などの特定を行う際には、ステップS2aにおいてNが1の時の第1タイムバンド51aにおける最新の部品の受入検査に関するデータと、最新の製品の組立に関するデータと、を抽出する。
また、ステップ2bにおいて、Nが1の時の第2タイムバンド52aにおける最新の製品の製造における検査に関するデータを抽出する。
また、ステップ2cにおいて、Nが1の時の第3タイムバンド53aにおける最新の品質保証検査に関するデータを抽出する。
そして、履歴データを作成する工程において、抽出されたこれらのデータから履歴データを作成することができる。
また、例えば、客先における受入検査で不合格となった原因が他の製品に及ぶ範囲などを特定する際には、ステップS2aにおいてNが2の時の第1タイムバンド51bにおける最新の部品の受入検査に関するデータと、最新の製品の組立に関するデータと、を抽出する。
また、ステップS2bにおいて、Nが2の時の第2タイムバンド52bにおける最新の製品の製造における検査に関するデータを抽出する。
また、ステップS2cにおいてNが2の時の第3タイムバンド53bにおける最新の品質保証検査に関するデータと、最新の客先における受入検査のデータと、を抽出する。
そして、履歴データを作成する工程において、抽出されたこれらのデータから履歴データを作成することができる。
また、例えば、出荷した製品に対する品質保証をする際には、ステップS2aにおいてNが3の時の第1タイムバンド51cにおける最新の部品の受入検査に関するデータと、最新の製品の組立に関するデータと、を抽出する。
また、ステップS2bにおいてNが3の時の第2タイムバンド52cにおける最新の製品の製造における検査に関するデータを抽出する。
また、ステップS2cにおいてNが3の時の第3タイムバンド53cにおける最新の品質保証検査に関するデータを抽出する。
そして、履歴データを作成する工程において、抽出されたこれらのデータから履歴データを作成することができる。
その他、目的に応じてタイムバンドを設定し、設定されたタイムバンドにおける最新のデータを抽出することで任意の履歴データを作成することができる。
なお、各工程における内容は、前述したものと同様とすることができるので、詳細な説明は省略する。
[第4の実施形態]
次に、第4の実施形態に係る製造管理プログラムについて例示する。
本実施の形態に係る製造管理プログラムは、例えば、製造管理システム100や製造管理システム110において前述した製造管理方法を実行させるものとすることができる。 一連の処理を実行させるために、そのソフトウェアを構成するプログラムが、例えば、製造管理システム100や製造管理システム110に設けられた図示しない格納部に格納される。プログラムは、例えば、図示しない記録媒体に格納された状態で製造管理システム100や製造管理システム110に供給され、読み出されることで製造管理システム100や製造管理システム110の図示しない格納部に格納される。なお、プログラムは、通信手段などを介して、製造管理システム100や製造管理システム110の図示しない格納部に格納されるようにすることもできる。
そして、このプログラムを実行することで、製造管理システム100や製造管理システム110において前述した製造管理方法が実行される。
例えば、コンピューターに、対象となる製品を特定するためのデータに基づいて、前記製品に関する基準時刻を含む基準データを演算させることと、前記製品のN回目の前記基準時刻以前における最新の部品の受入検査に関するデータと、最新の前記製品の組立に関するデータと、を抽出することを演算させることと、前記製品のN−1回目の前記基準時刻以降でN回目の前記基準時刻以前における最新の前記製品の製造における検査に関するデータを抽出することを演算させることと、前記製品のN回目の前記基準時刻以降でN+1回目の前記基準時刻以前における最新の品質保証検査に関するデータと、最新の客先における受入検査のデータと、を抽出することを演算させることと、を実行させる。
さらに、前述した製造管理システム100、製造管理システム110、製造管理方法において例示をした他の作用をも実行させるものとすることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 入力部、2 基準データ作成部、3 基準データ保存部、4 第1データ抽出部、5 第2データ抽出部、6 第3データ抽出部、7 履歴データ作成部、8 出力部、9 データ格納部、10 第1データ格納部、11 第2データ格納部、12 第3データ格納部、13 入力条件選択部、14 製品データ取得部、15 製品データ保存部、16 入力部、100 製造管理システム、110 製造管理システム

Claims (11)

  1. 対象となる製品を特定するためのデータに基づいて、前記製品に関する基準時刻を含む基準データを作成する基準データ作成部と、
    部品の受入検査に関するデータと、前記製品の組立に関するデータと、を格納する第1データ格納部と、
    前記製品の製造における検査に関するデータを格納する第2データ格納部と、
    前記製品の製造における最終検査の後に行われる品質保証検査に関するデータと、客先における受入検査のデータと、を格納する第3データ格納部と、
    前記製品のN回目の前記基準時刻以前における最新の前記部品の受入検査に関するデータと、最新の前記製品の組立に関するデータとを、前記第1データ格納部に格納された前記データから抽出する第1データ抽出部と、
    前記製品のN−1回目の前記基準時刻以降でN回目の前記基準時刻以前における最新の前記製品の製造における検査に関するデータを前記第2データ格納部に格納された前記データから抽出する第2データ抽出部と、
    前記製品のN回目の前記基準時刻以降でN+1回目の前記基準時刻以前における最新の前記品質保証検査に関するデータと、最新の前記客先における受入検査のデータと、を前記第3データ格納部に格納された前記データから抽出する第3データ抽出部と、
    前記第1データ抽出部により抽出されたデータ、前記第2データ抽出部により抽出されたデータ、前記第3データ抽出部により抽出されたデータ、からなる群より選ばれた少なくとも1種から履歴データを作成する履歴データ作成部と、
    を備えた製造管理システム。
  2. 前記第3データ格納は、戻り入れに関するデータをさらに格納し、
    前記第3データ抽出部は、前記製品のN回目の前記基準時刻以降でN+1回目の前記基準時刻以前における最新の前記戻り入れに関するデータを、前記第3データ格納部に格納された前記データからさらに抽出する請求項1記載の製造管理システム。
  3. 前記履歴データ作成部は
    前記第1データ抽出部により抽出された前記最新の部品の受入検査に関するデータと、前記最新の製品の組立に関するデータと、
    前記第2データ抽出部により抽出された前記最新の製品の製造における検査に関するデータと、
    前記第3データ抽出部により抽出された前記最新の品質保証検査に関するデータと、前記最新の客先における受入検査のデータと、から前記履歴データを作成し、
    前記履歴データを分析して客先における受入検査が不合格となった原因を特定するとともに、客先における受入検査において同じ原因により不合格となることが予想される出荷前の製品を特定することにより、客先における受入検査で不合格となった原因が他の製品に及ぶ範囲を特定する請求項記載の製造管理システム。
  4. 前記履歴データ作成部は
    前記第1データ抽出部により抽出された前記最新の部品の受入検査に関するデータと、前記最新の製品の組立に関するデータと、
    前記第2データ抽出部により抽出された前記最新の製品の製造における検査に関するデータと、
    前記第3データ抽出部により抽出された前記最新の品質保証検査に関するデータと、から前記履歴データを作成し、
    前記履歴データにもとづいて、異常の態様と予め求められた故障モードとを分析することにより、製造工程における異常原因を特定する請求項記載の製造管理システム。
  5. 前記品質保証検査は、抜き取り検査であり、
    前記履歴データ作成部は
    前記第1データ抽出部により抽出された前記最新の部品の受入検査に関するデータと、前記最新の製品の組立に関するデータと、
    前記第2データ抽出部により抽出された前記最新の製品の製造における検査に関するデータと、
    前記第3データ抽出部により抽出された前記最新の品質保証検査に関するデータと、から前記履歴データを作成し、
    前記履歴データを分析して客先における受入検査が不合格となった原因を特定するとともに、客先における受入検査において同じ原因により不合格となることが予想される出荷前の製品を特定することにより、出荷した製品のうちで、前記不合格となることが予想されない前記製品に対する品質保証をする請求項記載の製造管理システム。
  6. 対象となる製品を特定するためのデータに基づいて、前記製品に関する基準時刻を含む基準データを作成する工程と、
    前記製品のN回目の前記基準時刻以前における最新の部品の受入検査に関するデータと、最新の前記製品の組立に関するデータと、を抽出する第1抽出工程と、
    前記製品のN−1回目の前記基準時刻以降でN回目の前記基準時刻以前における最新の前記製品の製造における検査に関するデータを抽出する第2抽出工程と、
    前記製品のN回目の前記基準時刻以降でN+1回目の前記基準時刻以前における最新の品質保証検査に関するデータであって前記製品の製造における最終検査の後に行われる品質保証検査に関するデータと、最新の客先における受入検査のデータと、を抽出する第3抽出工程と、
    前記第1抽出工程において抽出されたデータ、前記第2抽出工程において抽出されたデータ、前記第3抽出工程において抽出されたデータ、からなる群より選ばれた少なくとも1種から履歴データを作成する工程と、
    を備えた製造管理方法。
  7. 前記第3抽出工程において、最新の戻り入れに関するデータをさらに抽出する請求項記載の製造管理方法。
  8. 前記履歴データを作成する工程において
    前記第1抽出工程において抽出された前記最新の部品の受入検査に関するデータと、前記最新の製品の組立に関するデータと、
    前記第2抽出工程において抽出された前記最新の製品の製造における検査に関するデータと、
    前記第3抽出工程において抽出された前記最新の品質保証検査に関するデータと、前記最新の客先における受入検査のデータと、から前記履歴データを作成し、
    前記履歴データを分析して客先における受入検査が不合格となった原因を特定するとともに、客先における受入検査において同じ原因により不合格となることが予想される出荷前の製品を特定することにより、客先における受入検査で不合格となった原因が他の製品に及ぶ範囲を特定する請求項記載の製造管理方法。
  9. 前記履歴データを作成する工程において
    前記第1抽出工程において抽出された前記最新の部品の受入検査に関するデータと、前記最新の製品の組立に関するデータと、
    前記第2抽出工程において抽出された前記最新の製品の製造における検査に関するデータと、
    前記第3抽出工程において抽出された前記最新の品質保証検査に関するデータと、から前記履歴データを作成し、
    前記履歴データを分析して客先における受入検査が不合格となった原因を特定するとともに、客先における受入検査において同じ原因により不合格となることが予想される出荷前の製品を特定することにより、出荷した製品のうちで、前記不合格となることが予想されない前記製品に対する品質保証をする請求項記載の製造管理方法。
  10. コンピューターに、
    対象となる製品を特定するためのデータに基づいて、前記製品に関する基準時刻を含む基準データを演算させることと、
    前記製品のN回目の前記基準時刻以前における最新の部品の受入検査に関するデータと、最新の前記製品の組立に関するデータと、を抽出することを演算させることと、
    前記製品のN−1回目の前記基準時刻以降でN回目の前記基準時刻以前における最新の前記製品の製造における検査に関するデータを抽出することを演算させることと、
    前記製品のN回目の前記基準時刻以降でN+1回目の前記基準時刻以前における最新の品質保証検査に関するデータであって前記製品の製造における最終検査の後に行われる品質保証検査に関するデータと、最新の客先における受入検査のデータと、を抽出することを演算させることと、
    前記抽出された前記部品の受入検査に関するデータと、前記製品の組立に関するデータと、前記製品の製造における検査に関するデータと、前記品質保証検査に関するデータと、前記客先における受入検査のデータと、からなる群より選ばれた少なくとも1種から履歴データを作成することを演算させることと、
    を備えた製造管理プログラム。
  11. 前記製品のN回目の前記基準時刻以降でN+1回目の前記基準時刻以前における最新の戻り入れに関するデータをさらに抽出することを演算させること、を備えた請求項10記載の製造管理プログラム。
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