JP5570301B2 - 像振れ補正装置および光学機器 - Google Patents

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Description

本発明は、光学機器に搭載される像振れ補正装置に関するものである。
像振れ補正装置は、レンズを保持する可動部材を、カメラを横方向に振る方向(以下ヨー方向と記す)と縦方向に振る方向(以下ピッチ方向と記す)それぞれ独立にしかも光軸方向の移動を生じずに摩擦無く移動可能に支持する必要がある。
これを実現するため、特許文献1では、固定部材と、レンズを保持する可動部材との間に、ヨー方向およびピッチ方向に伸びるボール保持部を有する案内部材を設けていた。
特開平11−007051号公報
しかしながら、特許文献1で開示されている像振れ補正装置では、光軸方向に部品が重なるため、部品の加工精度がばらつくとレンズの位置がずれやすく、光学性能が悪化するという問題があった。また、装置全体の薄型化が難しいという問題があった。さらに、組み立て時や衝撃時にボールが外れてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、光軸方向の厚さを小型化した像振れ補正装置および光学機器を提供することを例示的な目的とする。
本発明の一側面としての像振れ補正装置は、鏡筒の中に配置される光学要素を光軸と直交する面内で移動させて像振れを補正する像振れ補正装置であって、前記光学要素を前記光軸と直交する第1の方向に移動するための第1の転動部材と、前記第1の転動部材を前記第1の方向に転動可能に支持する第1の転動受け部材と、前記第1の転動部材によって支持され、前記第1の方向に移動可能な案内部材と、前記第1の転動受け部材の前記第1の転動部材が設けられている側の面に固定され、前記鏡筒に対して固定される固定部材と、を有し、前記固定部材は、前記第1の転動部材を収容する第1の貫通孔を有することを特徴とする。
本発明によれば、光軸方向の厚さを小型化した像振れ補正装置および光学機器を提供することができる。
本発明の像振れ補正装置の部品構成を示す分解斜視図である。 固定地板の正面図である。 可動鏡筒の正面図である。 本発明の像振れ補正装置の構成をあらわす模式図である。 一般的な防振システムについて説明するための構成図である。 第2の実施例における、転動ボールの中心をとおる断面図である。 従来の像振れ補正装置の部品構成を示す分解斜視図である。 従来の像振れ補正装置の構成をあらわす模式図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
まず、従来の像振れ補正装置について、図7および図8を用いて説明する。図7は従来の像振れ補正装置の構造を示す分解斜視図であり、図8は図7を組み立てた後の該像振れ補正装置を、光軸に平行に切断した模式図である。
この従来の像振れ補正装置は、補正レンズ301、固定地板302、可動鏡筒303、案内部材304、第1の転動ボール305、第1の転動受け部材306および307、第2の転動ボール308、第2の転動受け部材309および310を有する。また、給電ケーブル311、付勢部材312を有する。
転動ボール305および308は、転がり抵抗を低減するために硬い材質であることが望ましい。
また様々な部品との位置決めが設けられた固定地板302と可動鏡筒303は、複雑形状になるために、樹脂成型によって製造するのが最も適当である。
一方、レンズ重量が重くなるなど、可動部材の負荷が増えると、転動ボールと接触する箇所には大きな圧力が発生する。モールド樹脂と転動ボールを接触させる構造では、この圧力によって変形、磨耗してしまう恐れがある。したがって、モールド部材である可動鏡筒303、固定地板302には、転動ボールを受けるための転動受け部材306、307、309、310をそれぞれ取り付ける必要がある。また、転動受け部材は、ステンレス等の硬い材料が用いられ、プレス成型によって製造するのが適当である。
一方、この像振れ補正装置は、固定地板302に設けられた取り付け部によって、他のレンズ群や、フィルムやCCDなどの撮像部材を支持する図示しない鏡筒部材に取り付けられる。したがって、固定地板302と不図示の鏡筒との間の光軸方向位置及び傾きを正確にすることで、他のレンズ群や撮像部材に対して高精度に位置決めできる。
しかし、この従来の像振れ補正装置では、固定地板302と補正レンズ301との間に、上記第1の転動受け部材、第1の転動ボール、案内部材、第2の転動ボール、第2の転動受け部材と、多くの部品を介している。
この中で、プレス成型によって加工する第1の転動受け部材、案内部材、第2の転動受け部材は、厚さのばらつきが大きく、ロットが変わると補正レンズ301と固定地板302の間の位置関係が変わってしまうという問題があった。特に図7、8に示す従来の像振れ補正装置のように、転動受け部材を2つの部品に分けた場合、それぞれの板厚のばらつきによって補正レンズ301が基準位置から倒れ、レンズの性能が悪化してしまうという問題があった。
さらに、図8に示されるように、光軸方向に部品が直列に重なる構成なので、光軸方向の薄型化が難しいという問題があった。
また、上記構成では、可動鏡筒303に固定したコイルに給電するための給電ケーブル311を、可動鏡筒303の上部に両面テープなどで固定していた。このため、両面テープが剥がれると他の部品に干渉してしまい、可動鏡筒303の動きを妨げる恐れがある、という問題があった。
さらに、ボールの回りは空間なので、組み立て時にボールが転がってしまい作業性が悪い、装置が振動や衝撃を受けたときにボールが所定の位置から脱落してしまう恐れがある、という問題があった。
次に、図1ないし図5を参照して、本発明の第1の実施例による像振れ補正装置について説明する。
まず、一般的な防振システムについて、図5を用いて説明する。
図5は、図示矢印461方向のカメラ縦振れ461p及びカメラ横振れ461yに起因する像振れを抑制するシステムを想定している。
同図中、462は撮影光学系を有するレンズ鏡筒、463p,463yは各々カメラ縦振れ角変位、カメラ横振れ角変位を検出する角変位検出装置で、それぞれの角変位検出方向を464p,464yで示してある。465p,465yは演算回路であり、角変位検出装置463p,463yからの信号を演算して像振れ補正装置400の駆動目標信号に変換する。そして、この信号により像振れ補正装置400を駆動させて、像面469での安定を確保する。467p,467yは、各々像振れ補正装置400の駆動部であり、468p,468yは補正レンズのシフト位置検出センサである。
次に、図1ないし図4を参照して、本発明で提案する像振れ補正装置100の構成について説明する。
図1は本実施例の部品構成を示す分解斜視図である。
本実施例における像振れ補正装置は、補正レンズ101、固定地板102、可動鏡筒103、案内部材104を有する。また、第1の転動ボール1051、1052、1053、第1の転動受け部材106、第2の転動ボール1071、1072、1073、第2の転動受け部材108を有する。また、サブプレート109、給電ケーブル110、付勢ばね111、ピッチマグネット1121、1122、ヨーマグネット1131、1132、上側ヨーク114、ピッチコイル115、ヨーコイル116を有する。
補正レンズ101は、図示しない撮像光学系の一部を構成するレンズであり、光軸を偏心させる振れ光学要素である。光軸と直交する面内で移動することによって、撮像光学系の作る像を移動させることができる。これにより手振れを検知したときに、前述の方法により像面での安定を確保することができる。
なお、本実施例においては、振れ光学要素としてレンズを用いているが、CCDやC−MOSセンサなどの撮像素子を用いても良い。
固定地板(固定部材)102は、図2に示されるように、概略円盤状に形成され、中央部に開口部を有し、光束を通過させることができる。
また固定地板102は、図1に示されるように、外周側面部に3箇所の取り付けリングを固定できる取り付け穴1021を有している。この穴を利用し、他のレンズ群(例えば、結像光学系)を固定するレンズ鏡筒に固定される。すなわち、この取り付け穴1021が、像振れ補正装置の基準位置となる。
また固定地板102は、図2に示されるように、第1の転動ボール配置溝(第1の開口部)1022を有している。第1の転動ボール配置溝1022は、第1の転動ボールの数と同じ数(本実施例では三個)設けられ、その内部に第1の転動ボール1051、1052、1053を収容することができる。また、第1の転動ボール配置溝1022の開口の大きさは、第1の転動ボール1051、1052、1053の可動範囲よりも大きい。すなわち、第1の転動ボール配置1022溝の開口の幅は、第1の転動ボールの幅をdとすると、dよりも広く、2dよりも狭い。第1の転動ボール配置溝1022の開口の幅がdより狭いと、第1の転動ボールが当接して転動することができなるからである。また、2dより広いと、省スペース化に不利であり、また後述する組み立てが困難になるからである。
また固定地板102は、第1の転動ボール配置穴1023(第1の開口部)を有している。第1の転動ボール配置穴1023は1つ設けられ、第2の転動ボール1073をその内部に収容することができ、その穴の開口の大きさは、第2の転動ボール1073の可動範囲よりも大きい。第2の転動ボール1073は、可動鏡筒103が光軸と直交する面内において転動するので、第1の転動ボール配置穴1023は、第1の転動ボール配置溝1022の開口より大きい開口を有している。なお、図2に示されるように、第1転動ボール配置穴1023の開口は円形形状を有し、第1の転動ボール配置溝1022の開口はピッチ方向に長い長孔形状を有する。ただし、本発明はこの形状に限定されるものではなく、例えば矩形形状であってもよい。
第1の開口部1022、1023は、図4に示すように、固定地板102の上面および下面と直交する貫通孔として構成されている。
また固定地板102には、付勢ばね(弾性部材)111を取り付けるばねかけ部1024を3箇所具えている。
可動鏡筒(可動部材)103は、図3に示されるように、中央の開口部に補正レンズ101を保持することができる。
また可動鏡筒103は、後述の方法で固定地板102に対して光軸と直交する平面内で移動可能に支持される。
また可動鏡筒103は、第2の転動ボール配置溝(第2の開口部)1031を2個と第2の転動ボール配置穴(第2の開口部)1032を1個有している。第2の転動ボール配置溝1031は、その内部に第2の転動ボール1071、1072を収容することができ、その溝の開口の大きさは、第2の転動ボールの可動範囲よりも大きくなっている。すなわち、第2の転動ボール配置溝1031の開口の幅は、第2の転動ボール1071、1072の幅dよりも広く、幅2dよりも狭い。第2の転動ボール配置溝1031の開口の幅がdより狭いと、第2の転動ボール1071、1072が当接して転動することができなくなるからである。また、2dより広いと、省スペース化に不利であり、また後述する組み立てが困難になるからである。第2の転動ボール配置穴1032は、その内部に第2の転動ボール1073を収容することができ、その穴の開口の大きさは、第2の転動ボール1073の可動範囲よりも大きい。第2の転動ボール1073は、可動鏡筒103が光軸と直交する面内において転動するので、第2の転動ボール配置穴1032は、第2の転動ボール配置溝1031の開口より大きい開口を有している。なお、図3に示されるように、第2の転動ボール配置穴1032は円形形状を有し、第2の転動ボール配置溝1031はヨー方向に長い長孔形状を有する。ただし、本発明はこの形状に限定されるものではなく、例えば矩形形状であってもよい。
第2の開口部1031、1032は、図4に示すように、可動鏡筒103の上面及び下面と直交する貫通孔として構成されている。
可動鏡筒103は、サブプレート109を取り付ける溝部1033を有している。
可動鏡筒103は、付勢ばね111を固定するためのばねかけ部1034を3個有している。
また、可動鏡筒103は、位置センサによって検出される被検出部であるLEDを取り付けるLEDホルダ1035を有している。
また、可動鏡筒103は、ピッチコイル115およびヨーコイル116を固定することができる。
案内部材104は、ステンレスなどの耐磨耗性の高い材質によって形成される。これにより、転動ボールに硬い材質を用いても、接触部が削れることなく、長期間の使用に耐えうる。
案内部材104は、固定地板102に対して、ヨー方向(第1の方向)に移動可能に支持されている。また、可動鏡筒103をピッチ方向(第2の方向)に移動可能に支持している。
ここで、ピッチ方向とヨー方向は互いに直交している。また、ピッチ方向とヨー方向は、それぞれ光軸に直交する方向である。これにより、可動鏡筒103は固定地板102に対して光軸に直交する面内で回転することなしに移動可能に支持される。
案内部材104は、図1および図4に示すように、第1の転動案内部1041を2個有している。第1の転動案内部1041は、ヨー方向に対する断面がV字状に形成されている。これにより、第1の転動ボール1051および1052を、2点で接しながらピッチ方向にガタ無く転動可能に支持できる。
また、第1の転動案内部1041が設けられる面とは反対側の面に、第2の転動案内部1042を2個有している。第2の転動案内部1042は、ピッチ方向に対する断面がV字状に形成されている。これにより、第2の転動ボール1071および1072を、2点で接しながらヨー方向にガタ無く転動可能に支持できる。
本実施例では2箇所の第1の転動案内部1041および2箇所の第2の転動案内部1042を、それぞれ同一部品に設けているので、それぞれの支持する方向を高い精度にすることができる。
第1の転動ボール(第1の転動部材)1051〜1053は、転がり抵抗を小さくするため、また高い加工精度で作るために、硬度の高い材質で形成される。第1の転動ボール1051〜1053は、案内部材104を固定地板102に対してピッチ方向に移動可能に支持する。
第1の転動受け部材106は、ステンレスなどの耐磨耗性の高い材質によって形成される。これにより、転動ボールに硬い材質を用いても、接触部が削れることなく、長期間の使用に耐えうる。また、本実施例においては、マルテンサイト系ステンレスなどの強磁性体の材質を用いることで、電磁アクチュエータのヨークを兼用することができる。
第1の転動受け部材106は、固定地板102に接触してビス止めされる。そして固定地板102と接触する面に、第1のガイド部1061、1062を備えている。第1のガイド部1061、1062は、ヨー方向における断面がV字状に形成されている。これにより、第1の転動ボール1051および1052を、2点で接しながらピッチ方向にガタ無く転動可能に支持できる。
第2の転動ボール(第2の転動部材)1071〜1073は、転がり抵抗を小さくするため、また高い加工精度で作るために、硬度の高い材質で形成される。第2の転動ボールは、可動鏡筒103を案内部材104に対してヨー方向に移動可能に支持する。
第2の転動受け部材108は、ステンレスなど、耐磨耗性に優れる金属により構成することが望ましい。
第2の転動受け部材108は、可動鏡筒103に接触して固定される。そして可動鏡筒103と接触する面に、第2のガイド部1081、1082を備えている。第2のガイド部1081、1082は、ピッチ方向における断面がV字状に形成されている。これにより、第2の転動ボール1071および1072を、2点で接しながらヨー方向に転動可能に支持できる。
サブプレート109は、ステンレスなど、耐磨耗性に優れる金属により構成することが望ましい。また、量産性のあるプレス加工により生産するのが望ましい。
サブプレート109は、可動鏡筒103に固定され、第2の転動ボール1073と接触することで、可動鏡筒103を固定地板102に対して移動可能に支持する。
給電ケーブル110は可撓性のある材質からなる。可動鏡筒103に取り付けられたヨーコイル、ピッチコイルおよび被検出用LED等の電気部品と、図示しない電源を電気的に接続する。つまり、給電ケーブル110は、電源からの電力を電気部品へ供給する。
付勢ばね(付勢部材)111は、可動鏡筒103と固定地板102の間に付勢力(押圧力)を生じさせる。
なお、付勢部材111は、ばねなどの弾性部材を用いる以外にも、静電力や磁気力を利用してもよい。光軸方向に可動鏡筒103を固定地板102に押し付け、第1および第2の転動ボールが常に接触状態になっているようにする。
ピッチマグネット1121および1122、ピッチコイル115、第1の転動受け部材106、上側ヨーク114によって、ピッチ方向アクチュエータを構成している。
また、ヨーマグネット1131および1132、ヨーコイル116、第1の転動受け部材106、上側ヨーク114によって、ヨー方向アクチュエータを構成している。
ピッチマグネット1121、1122は、ピッチコイル115に電力を流したときに、ピッチ方向の推力を生じさせるような磁界を作る。
ヨーマグネット1131、1132は、ヨーコイル116に電力を流したときに、ヨー方向の推力を生じさせるような磁界を作る。
上側ヨーク114、第1の転動受け部材106は、ピッチ方向アクチュエータ、ヨー方向アクチュエータのヨークとして働き、それぞれのマグネットの磁気抵抗を減らし、アクチュエータの効率を高める。
それぞれのアクチュエータは、公知の電磁アクチュエータである。なお、本実施例においては、第1の転動受け部材106がそれぞれのアクチュエータのヨークを兼ねることで、部品点数の削減を実現している。
本発明においては、アクチュエータの種類においては限定をせず、可動鏡筒103を固定地板102に対して、光軸に直交する2方向に移動させる公知のアクチュエータを使用できる。具体的には、静電アクチュエータ、圧電アクチュエータ、超磁歪アクチュエータ等を使っても良い。また、本実施例のように1自由度型のアクチュエータを2個使っても良いし、2自由度型のアクチュエータを1個使っても良い。
固定地板102に第1の転動受け部材106、ピッチマグネット1121およびヨーマグネット1131を固定することで、固定部ユニットを構成する。
また、可動鏡筒103に補正レンズ101、第2の転動受け部材108、サブプレート109、給電ケーブル110、ピッチコイル115、ヨーコイル116を固定することで、鏡筒ユニットとする。このとき、給電ケーブル110を可動鏡筒103と第2の転動受け部材108の間に設けた空間にはさみこむように配置することで、給電ケーブル110の剥離を防止することができる。なお、給電ケーブル110は、可動鏡筒103ではなく、固定地板102に設けられるようにしてもよい。この場合は、給電ケーブル110を固定地板102と第1の転動受け部材106の間に設けた空間にはさみこむように配置することで、給電ケーブル110の剥離を防止することができる。
第1の転動ボール1051,1052,1053は、固定ユニットと案内部材104で挟持される。第1の転動ボール1051、1052は、案内部材104に設けられた第1の転動案内部1041および第1の転動受け部材106に設けられた第1のガイド部1061、1062により規制される。そして、案内部材104を固定地板102に対してガタなくピッチ方向のみに移動可能に支持する。案内部材104は、第1の転動ボール1051,1052,1053の3つのボールに支持されることで、光軸方向に安定して位置が決まる。
第2の転動ボール1071,1072,1073は、案内部材104と鏡筒ユニットで挟持される。第2の転動ボール1071、1072は、案内部材104に設けられた第2の転動案内部1042および第2の転動受け部材108に設けられた第2のガイド部1081、1082により規制される。そして、鏡筒ユニットを案内部材104に対してガタ無くヨー方向のみに移動可能に支持する。鏡筒ユニットは、第2の転動ボール1071,1072,1073の3つのボールに支持されることで、光軸方向に安定して位置が決まる。
このとき、第2の転動ボール1073は、案内部材104と接触して支持されても良いし、本実施例のように第1の転動ボール受け部材106と接触して支持されても良い。
これにより、可動鏡筒103は固定地板102に対して、光軸に直交する面内をガタ無く回転することなく移動可能に支持される。
そして、ピッチアクチュエータおよびヨーアクチュエータに所定の推力を発生させることで、補正レンズ101を所定の位置に移動させることができる。
本発明の効果について、本発明の模式図である図4と、従来の像振れ補正装置の模式図である図8を比較しながら説明する。
なお、図4および図8は像振れ補正装置を光軸に平行な断面で破断した図を模している。
図8を見るに、可動鏡筒303は、第2の転動受け部材309および310の第2の転動ボール308が接触する面とは反対側の面に取り付けられている。また、固定地板302は、第1の転動受け部材306および307の第1の転動ボール305および第2の転動ボール308が接触する面とは反対側に取り付けられている。つまり、固定地板302と可動鏡筒303は、第1の転動受け部材306および307と、第2の転動受け部材309および310との間に、第1の転動ボール305、案内部材304、第2の転動ボール308を挟んで(介して)位置決めされている。
したがって、第1の転動受け部材306および307、又は、第2の転動受け部材309および310の板厚がばらついた場合、レンズの位置が(例えば、斜めに傾く等)変化してしまう。これは、第1及び第2の転動受け部材は、量産性に優れるプレス加工で製造するのが望ましいが、一般にプレス加工では、ロットによって板厚にばらつきが生じ得るためである。
一方、図4では、可動鏡筒103が第2の転動受け部材108および109の第2の転動ボール1072、1072、1073が接触する面に取り付けられている。このような場合、第2の転動受け部材108および109の板厚にばらつきが生じていたとしても、他の光学部材との基準位置になる固定地板102と、補正レンズ101の間の位置関係に影響は与えない。可動鏡筒103は、第2の転動受け部材108および109(の板厚)を介して配置されないので、従来の像振れ補正装置に対し、誤差要因が少ない構成とすることができ、像振れ補正装置の光学性能を安定させることができる。
特に、本実施例のように第2の転動受け部材をサブプレート109、第2の転動受け部材108のように複数の部材に分けたときに、相互の板厚がばらついてもレンズの傾きが発生しせず、像振れ補正装置の光学性能を安定させることができる。
同様に、図4では、固定地板102が第1の転動受け部材106の第1の転動ボール1051、1052、第2の転動ボール1073が接触する面に取り付けられている。このような場合も、第1の転動受け部材106の板厚にばらつきが生じていたとしても、他の光学部材との基準位置になる固定地板102と、補正レンズ101の間の位置関係に影響は与えない。固定地板102は、第1の転動受け部材106(の板厚)を介して配置されないので、従来の像振れ補正装置に対し、誤差要因が少ない構成とすることができ、像振れ補正装置の光学性能を安定させることができる。
また、このような配置をとることで、像振れ補正装置の光軸方向の厚さを薄くすることができる。これについて、以下で詳しく説明する。
従来においては、図8に示すように、装置下端から案内部材304までの距離(厚さ)は、(固定地板の厚さ+第1の転動受け部材の厚さ+第1の転動ボールの直径)分だけ必要であった。
しかし本発明では、図4に示すように、固定地板102と第1の転動ボール1051,1052を光軸方向に並列に配置することが可能であるため、装置下端から案内部材104までの距離は、(第1の転動受け部材の厚さ+第1の転動ボールの直径)分だけあれば良い。つまり、第1の転動受け部材106と案内部材104との間に、第1の転動ボール1051、1052と固定地板102の第1の開口部1022を光軸と直交する面内に並ぶように配置している。また、第2の転動受け部材109と第1の転動受け部材106との間に、第2の転動ボール1073と第1の開口部1023を光軸と直交する面内に並ぶように配置している。これにより、固定地板の厚さの分だけ像振れ補正装置を薄型化することができる。なお、このときに第1の転動ボールの直径は、固定地板との干渉を避けるために、少なくても固定地板の厚さよりも大きくする必要がある。
また、従来、装置上端から案内部材104までの距離は、図8に示すように(可動鏡筒の厚さ+第2の転動受け部材の厚さ+第2の転動ボールの直径)分だけ必要であった。
しかし本発明では、図4に示すように、可動鏡筒103と第2の転動ボール1071〜1073を光軸方向に並列に配置することが可能であるため、装置上端から案内部材104までの距離は、(第2の転動受け部材の厚さ+第2の転動ボールの直径)分だけあれば良い。つまり、第2の転動受け部材108と案内部材104との間に、第2の転動ボール1071、1072と可動鏡筒103の第2の開口部1031を光軸と直交する面内に並ぶように配置している。また、第2の転動受け部材109と第1の転動受け部材106との間に、第2の転動ボール1073と第2の開口部1032を光軸と直交する面内に並ぶように配置している。これにより、可動鏡筒の厚さ分だけ像振れ補正装置を薄型化することができる。なお、このときに第2の転動ボールの直径は、可動鏡筒との干渉を避けるために、少なくても鏡筒の厚さよりも大きくする必要がある。
さらに、本発明は、図2及び3に示すように、固定地板102に第1の開口部が設けられ、可動鏡筒103に第2の開口部が設けられることで、組み立て性の良く、振動や衝撃時もボールの位置が外れにくい像振れ補正装置とすることができる。
従来の像振れ補正装置では、図8に示すように、転動ボール305および308の周囲には部品が配置されていなかった。このため装置全体が振動や衝撃を受け、可動鏡筒が光軸方向に案内部の深さ以上移動すると、ボールが抜け落ちてしまうという問題があった。
これに対し、本発明では、図4に示すように、転動ボールの周囲に防護壁(第1及び第2の開口部の側壁)が配置されるので、振動や落下衝撃時も転動ボールが案内部からはずれにくいという効果がある。
また、組み立て時にもボールが転がりにくくなるため、作業性が向上し、組み立てコストを低減させることができる。また、従来の構成では、ボールに磁性材料を用いると、アクチュエータの作る強磁場にボールが引き寄せられてしまうために組み立てが難しかった。しかし本実施例においては、ボールの移動を規制する防護壁があるため、ボールの材質に磁性材料を用いることができる。
また、本発明は、図4に示すように、ビス締結された第2の転動ボール受け部材108と、可動鏡筒103の間に設けた狭い空間の中に給電ケーブル110を配置させている。このため、給電ケーブル110を可動鏡筒103に安定して固定することができ、給電ケーブル110の剥離の心配がなく、可動鏡筒103の移動中に給電ケーブルが他の部品と擦れる懸念が少ない。また、従来(図8)に比べて給電ケーブルの厚さ分だけ像振れ補正装置を薄型化することができる。
本実施例では、図4に示すように給電ケーブル110を配置したが、本発明はこれに限定されない。つまり、ビス締結された第1の転動ボール受け部材106と、固定地板102の間に設けた狭い空間の中に給電ケーブル110を配置させてもよい。この場合も、給電ケーブル110を固定地板102に安定して固定することができ、給電ケーブル110が剥離する心配が無く、可動鏡筒の移動中に給電ケーブルが他の部品と擦れる懸念を少なくすることができる。また、従来(図8)に比べて給電ケーブルの厚さ分だけ像振れ補正装置を薄型化することができる。
以上、本実施例では、像振れ補正装置について説明したが、その像振れ補正装置はビデオカメラ、デジタル及び銀塩スチルカメラといった撮影装置や、双眼鏡、望遠鏡、フィールドスコープといった観察装置を含む光学機器に搭載可能である。したがって、本実施例の像振れ補正装置を有する光学機器も本発明の一側面を構成する。
次に、本発明の第2の実施例を適用したレンズシフトを、図6を用いて説明する。
なお、第1の実施例と同じ部品については、同じ番号を付すことによって説明を省略する。
図6(A)は、本実施例における第2の転動ボール1071および1072の中心を通り、ピッチ方向における断面で切断した図である。
また、図6(B)は、本実施例の第1の転動ボール1051および1052の中心を通り、ヨー方向における断面で切断した図である。
本実施例においては、可動鏡筒203に設けた第2の転動ボール配置溝の形状および固定地板202に設けた第1の転動ボール配置溝の断面形状のみが第1の実施例と異なり、その他は第1の実施例と同じである。
可動鏡筒203に設けた第2の転動ボール配置溝は、図6(A)に示すように上底(第2の転動受け部材と接触する側)の幅が第2の転動ボールの直径(φdとする)よりも大きく、下底(案内部材側)の幅が直径dよりも小さい台形の切断面をしている。すなわち、この台形の上底の幅は、第2の転動ボールの幅dより広く、幅2dより狭い。幅dより狭いと第2の転動ボールが入らなくなる。また、幅2dより広いと組み立てが困難になるからである。また、この台形の下底の幅は、第2の転動ボールの幅dより狭く、幅2/3dよりも広い。幅dより広いと第2の転動ボールが自由に通過できるので、組み立てが困難になる。また、幅2/3dより狭いと第2の転動ボールが第2の転動ボール配置溝の側壁と当接してしまい、転動することができなくなるからである。これにより、第2の転動ボール1071、1072を一方の面から入れることができ、他方の面からは抜けることがない。したがって、可動鏡筒203に第2の転動ボール1071、1072を入れ、さらに第2の転動受け部材108と可動鏡筒203を固定することにより、第2の転動ボール1071、1072を鏡筒ユニットと一体にすることができる。
これにより、振動や衝撃を受けたときも、第2の転動ボール1071、1072の脱落を防止することができる。また、組み立て時の作業性が上がり、組み立てコストを低減することができる。
固定地板202に設けた第1の転動ボール配置溝は、図6(B)に示すように上底(案内部材側)の幅が第1の転動ボールの直径(φdとする)よりも小さく、下底(第1の転動受け部材と接触する側)の幅が直径dよりも大きい台形の切断面をしている。すなわち、この台形の上底の幅は、第1の転動ボールの幅dより狭く、幅2/3dよりも広い。幅dより広いと第1の転動ボールが自由に通過できるので、組み立てが困難になる。また、幅2/3dより狭いと第1の転動ボールが第1の転動ボール配置溝の側壁と当接してしまい、転動することができなくなるからである。また、この台形の下底の幅は、第1の転動ボールの幅dより広く、幅2dより狭い。幅dより狭いと第1の転動ボールが入らなくなる。また、幅2dより広いと組み立てが困難になるからである。これにより、第1の転動ボール1051、1052を一方の面から入れることができ、他方の面からは抜けることがない。したがって、固定地板202に第1の転動ボール1051、1052を入れ、さらに第1の転動受け部材106と固定地板202を固定することにより、第1の転動ボール1051、1052を固定部ユニットと一体にすることができる。
これにより、振動や衝撃を受けたときも、第1の転動ボール1051、1052の脱落を防止することができる。また、組み立て時の作業性が上がり、組立コストを低減することができる。
本発明の像振れ補正装置は像振れを抑制する防振光学系に適用することができる。
101 補正レンズ
102 固定地板
103 可動鏡筒
104 案内部材
105 第1の転動ボール
106 第1の転動受け部材
107 第2の転動ボール
108 第2の転動受け部材
110 給電ケーブル

Claims (8)

  1. 鏡筒の中に配置される光学要素を光軸と直交する面内で移動させて像振れを補正する像振れ補正装置であって、
    前記光学要素を前記光軸と直交する第1の方向に移動するための第1の転動部材と、
    前記第1の転動部材を前記第1の方向に転動可能に支持する第1の転動受け部材と、
    前記第1の転動部材によって支持され、前記第1の方向に移動可能な案内部材と、
    前記第1の転動受け部材の前記第1の転動部材が設けられている側の面に固定され、前記鏡筒に対して固定される固定部材と、
    を有し、
    前記固定部材は、前記第1の転動部材を収容する第1の貫通孔を有することを特徴とする像振れ補正装置。
  2. 鏡筒の中に配置される光学要素を光軸と直交する面内で移動させて像振れを補正する像振れ補正装置であって、
    前記光学要素を前記光軸と直交する第1の方向とは異なる第2の方向に移動するための第2の転動部材と、
    前記第2の転動部材を前記第2の方向に転動可能に支持する第2の転動受け部材と、
    前記第2の転動部材によって支持され、前記第1の方向に移動可能な案内部材と、
    前記第2の転動受け部材の前記第2の転動部材が設けられている側の面に固定され、前記光学要素を保持する可動部材と、
    を有し、
    前記可動部材は、前記第2の転動部材を収容する第2の貫通孔を有することを特徴とする像振れ補正装置。
  3. 電源からの電力を供給する給電ケーブルを更に有し、
    前記固定部材と前記第1の転動受け部材との間に前記給電ケーブルの少なくとも一部を配置することを特徴とする請求項1に記載の像振れ補正装置。
  4. 電源からの電力を供給する給電ケーブルを更に有し、
    前記可動部材と前記第2の転動受け部材との間に前記給電ケーブルの少なくとも一部を配置することを特徴とする請求項2に記載の像振れ補正装置。
  5. 前記第1の貫通孔は、前記第1の転動受け部材と接触する側の開口の幅が前記第1の転動部材の直径よりも大きく、その反対側の開口の幅が前記第1の転動部材の直径よりも小さいことを特徴とする請求項に記載の像振れ補正装置。
  6. 前記第2の貫通孔は、前記第2の転動受け部材と接触する側の開口の幅が前記第2の転動部材の直径よりも大きく、その反対側の開口の幅が前記第2の転動部材の直径よりも小さいことを特徴とする請求項に記載の像振れ補正装置。
  7. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の像振れ補正装置を有する光学機器。
  8. 鏡筒の中に配置される光学要素を光軸と直交する面内で移動させて像振れを補正する像振れ補正装置であって、
    前記光学要素を前記光軸と直交する第1の方向に移動するための第1の転動部材と、
    前記光学要素を前記第1の方向とは異なる第2の方向に移動するための第2の転動部材と、
    前記第1の転動部材を前記第1の方向に転動可能に支持する第1の転動受け部材と、
    前記第2の転動部材を前記第2の方向に転動可能に支持する第2の転動受け部材と、
    前記第1の転動部材及び前記第2の転動部材によって支持され、前記第1の方向に移動可能な案内部材と、
    前記第1の転動受け部材の前記第1の転動部材が設けられている側の面に固定され、前記鏡筒に対して固定される固定部材と、
    前記第2の転動受け部材の前記第2の転動部材が設けられている側の面に固定され、前記光学要素を保持する可動部材と、
    を有し、
    前記固定部材は、前記第1の転動部材を収容する第1の貫通孔を有すると共に、前記可動部材は、前記第2の転動部材を収容する第2の貫通孔を有することを特徴とする像振れ補正装置。
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