JP5567978B2 - 衣類乾燥機および洗濯乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機および洗濯乾燥機 Download PDF

Info

Publication number
JP5567978B2
JP5567978B2 JP2010236753A JP2010236753A JP5567978B2 JP 5567978 B2 JP5567978 B2 JP 5567978B2 JP 2010236753 A JP2010236753 A JP 2010236753A JP 2010236753 A JP2010236753 A JP 2010236753A JP 5567978 B2 JP5567978 B2 JP 5567978B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
drying
drum
air passage
clothes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010236753A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012085919A (ja
Inventor
厚仁 中井
祐仁 尾関
宣彦 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2010236753A priority Critical patent/JP5567978B2/ja
Priority to TW100137928A priority patent/TW201233864A/zh
Priority to EP11185879.1A priority patent/EP2444542A3/en
Priority to CN2011204069328U priority patent/CN202265726U/zh
Priority to CN201110325282.9A priority patent/CN102535091B/zh
Publication of JP2012085919A publication Critical patent/JP2012085919A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5567978B2 publication Critical patent/JP5567978B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F58/00Domestic laundry dryers
    • D06F58/02Domestic laundry dryers having dryer drums rotating about a horizontal axis
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F2103/00Parameters monitored or detected for the control of domestic laundry washing machines, washer-dryers or laundry dryers
    • D06F2103/02Characteristics of laundry or load
    • D06F2103/08Humidity
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F2103/00Parameters monitored or detected for the control of domestic laundry washing machines, washer-dryers or laundry dryers
    • D06F2103/28Air properties
    • D06F2103/36Flow or velocity
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F2105/00Systems or parameters controlled or affected by the control systems of washing machines, washer-dryers or laundry dryers
    • D06F2105/16Air properties
    • D06F2105/24Flow or velocity
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F58/00Domestic laundry dryers
    • D06F58/10Drying cabinets or drying chambers having heating or ventilating means
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F58/00Domestic laundry dryers
    • D06F58/32Control of operations performed in domestic laundry dryers 
    • D06F58/34Control of operations performed in domestic laundry dryers  characterised by the purpose or target of the control
    • D06F58/36Control of operational steps, e.g. for optimisation or improvement of operational steps depending on the condition of the laundry
    • D06F58/38Control of operational steps, e.g. for optimisation or improvement of operational steps depending on the condition of the laundry of drying, e.g. to achieve the target humidity

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

本発明は、衣類の乾燥を行うドラム式の衣類乾燥機および洗濯機能と衣類乾燥機能とを具備したドラム式の洗濯乾燥機に関するものである。
ドラム式の衣類乾燥機や洗濯乾燥機は、乾燥用空気を風路を通してドラム内に送風し、ドラムに投入された衣類に乾燥用空気を接触させて衣類から水分を奪い衣類を乾燥させるとともに、湿気を含んで高湿度となった乾燥用空気をドラム外の風路に排出するものである。
従来のドラム式の衣類乾燥機や洗濯乾燥機では、送風ユニットからの温風を、衣類を出し入れするための投入口を塞ぐドアの内側の窓ガラスに当てて、ドラム内へと温風の方向を変える構成が用いられている(特許文献1)。また、図11及び図12に示すように、ドラム300内に向かって開口するノズル320を形成し、当該ノズル320から吹き出された温風をドラム300内の衣類に直接当てる構成が用いられている(特許文献2及び特許文献3)。
特開平10−263295号公報 特開2009−50338号公報 特開2010−75216号公報
しかしながら、前記従来の窓ガラスに当てて温風の方向を変える構成では、送風ユニットからの温風が窓ガラスに当たる際に、当該温風の熱が窓ガラスに奪われてしまう。このため、衣類の乾燥効率が低下するといった問題があった。
また、ノズル320から温風をドラム300内の衣類に直接当てる構成では、ノズル320の先端をドラム300内に突出させる必要があるため、当該ノズル320の先端に衣類が当たり易く、衣類が傷づいてしまうといった問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、衣類を損傷させることなく効率よく乾燥させることができる衣類乾燥機および洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る衣類乾燥機は、筐体内に回転可能に支持され、乾燥対象の衣類を収容して攪拌するドラムと、乾燥用空気を送風する送風部と、前記ドラムの外側に設けられ、前記送風部により送風された乾燥用空気を吹き出すノズルと、前記ノズルから吹き出された乾燥用空気が直接的に当たる位置に設けられ、当該乾燥用空気の風向を変えて前記ドラム内へと案内する乾燥用空気案内部材と、を備えている。
上記の構成によれば、ドラムの外側に設けられたノズルから吹き出された乾燥用空気を乾燥用空気案内部材に直接的に当てることによりその風向きを変え、当該乾燥用空気をドラム内へと案内するようになっている。このように、乾燥用空気を従来のように窓ガラスに当てるのではなく乾燥用空気案内部材に当てる構成とすることで、乾燥用空気の熱が窓ガラスを伝達して衣類乾燥機の外部へ放熱されることを回避できる。これにより、衣類の乾燥効率を向上させることができる。
さらに、乾燥用空気の風向を変えてドラム内へと乾燥用空気を案内する乾燥用空気案内部材を具備することにより、ノズルをドラムの外側に設けることができる。すなわち、ノズルの先端をドラム内(乾燥対象の衣類の収容空間内)へ突出させる必要はないため、乾燥運転中に衣類がノズルの先端に当たって損傷するという不都合な事態を効果的に回避することができる。
上記の構成において、前記乾燥用空気案内部材は、案内した乾燥用空気が当該ドラムの下部内壁に向かうように当該乾燥用空気を前記ドラム内へ案内することが好ましい。
上記の構成によれば、乾燥用空気案内部材によって案内された乾燥用空気は、ドラムの下部内壁に向かい衣類と接触して当該衣類を乾燥させるようになっている。これにより、効率的に衣類のシワを伸ばしながら衣類を乾燥させることができる。また、ドラム内に収容された衣類は、ドラムの回転に伴って持ち上げられながら攪拌され、持ち上げられた衣類が落下したところで、ドラムの下部内壁に打ち付けられてまき上がる乾燥用空気と接触することにもなる。このとき、衣類の落下速度と、ドラムの下部内壁からまき上がる乾燥用空気の速度との相対速度は大きくなり、衣類のシワを伸ばすのに必要十分な物理的な力が衣類に作用することで、効果的に衣類のシワを伸ばしながら衣類を乾燥させることができる。
上記の構成において、前記ドラムの後方に開口した第1吹出口を有する第1風路と、前記ドラムの前方に開口し、前記第1吹出口よりも空気通過断面積が小さい第2吹出口を有する第2風路と、前記第1風路と前記第2風路とを選択的に切り換える風路切換部と、乾燥工程の途中で、前記第1風路と前記第2風路とが選択的に切り換えられるように前記風路切換部を制御する制御部と、をさらに備え、前記送風部は、前記第1風路が選択されているときには前記第2風路が選択されているときよりも大風量の乾燥用空気が前記第1吹出口からドラム内へ吹き出される一方、前記第2風路が選択されているときには前記第1風路が選択されているときよりも高圧高速の乾燥用空気が前記第2吹出口からドラム内へ吹き出されるように乾燥用空気を送風し、前記ノズルは、前記第2風路の第2吹出口に設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、乾燥開始から終了までの乾燥工程の間での衣類の乾燥の進み具合とシワ固着の仕方に応じて、消費電力量を少なく乾燥する工程と、シワが固着されないように衣類を常に動かして繊維を伸ばす工程とを分けて乾燥工程を実行するものとなる。
すなわち、衣類を収容するドラムに乾燥用空気を導入する風路として、第1風路および第2風路の2つの風路が設けられており、当該2つの風路は風路切換部により切り換えることができる。ここで、第1風路の第1吹出口は、第2風路の第2吹出口よりも空気通過断面積が大きく、圧力損失が少ない。そして、この第1風路が選択されているときには、第2風路が選択されているときよりも大風量の乾燥用空気が、ドラムの後方に開口した第1吹出口からドラム内へ吹き出される。乾燥運転序盤の衣類に水分が多く含まれた状態では、空気通過断面積が大きく圧力損失の少ない第1風路で大風量の乾燥用空気を衣類に当て、多くの水分を蒸発させて乾燥時間を短縮する。この場合、風路の圧力損失が少ないため、比較的少ない消費電力で送風部を駆動しても、大風量の風を得ることができる。よって、大風量の風による乾燥時間の短縮と、消費電力量の低減とを図れる。
一方、第2風路の第2吹出口は、第1吹出口よりも空気通過断面積が小さくなっており、前記ドラム内の衣類の動きに対して対向する方向から乾燥用空気を吹き付けるノズルは、当該第2風路の第2吹出口に設けられている。そして、第2風路が選択されているときには、第1風路が選択されているときよりも高圧高速の乾燥用空気が、ドラムの前方に開口した第2吹出口からドラム内へ吹き出される。この場合、高圧高速の風によって衣類(ドラムの前方に偏り易い長袖衣類など)が押し広げられるため、容積の小さなドラム内においても、衣類のシワを伸ばすための機械力を衣類に効率よく作用させることができる。そして、このように構成された第1風路および第2風路を、乾燥工程の途中で選択的に切り換える(例えば衣類にシワが発生し難い期間については第1風路、シワが発生し易い期間については第2風路とする)ことにより、1つの送風部で衣類乾燥が可能であり且つ乾燥途中では高風速よりも消費電力の少ない大風量で乾燥するため、より確実に低消費電力量でもシワの少ない乾燥を実現することができる。
上記の構成において、前記乾燥用空気案内部材は、衣類をドラム内外へ出し入れするために前記筐体に形成された円形開口部の周縁に沿って円弧状に形成されていることが好ましい。
上記の構成によれば、前記乾燥用空気案内部材が前記筐体に形成された開口部の周縁に沿って円弧状に形成されているため、平坦細長なノズルからドラム内へと乾燥用空気を案内する構成に比べ、乾燥用空気が広がりにくく、当該乾燥用空気を収束させてドラム内の所定の位置へと案内することができる。
本発明の他の局面に係る洗濯乾燥機は、上記の何れかの衣類乾燥機と、前記ドラムを内包して洗濯水を貯留する水槽とを含む。このように、上記の何れかの衣類乾燥機を適用することにより、低消費電力量でシワの少ない乾燥ができる洗濯乾燥機を実現できる。
本発明によれば、容積の小さなドラム内においても、衣類のシワを伸ばすための機械力を衣類に効率よく作用させることができるので、限られた狭いドラム空間内でも効果的なシワ伸ばしが可能な衣類乾燥機および洗濯乾燥機を実現できる。
本発明の実施の一形態に係るドラム式洗濯乾燥機の概略構成を示す側面断面図である。 本発明の実施の一形態に係るドラム式洗濯乾燥機の要部の概略構成を示す説明図である。 本発明の実施の一形態に係るドラム式洗濯乾燥機の要部の概略構成を示す説明図である。 本発明の実施の一形態に係るドラム式洗濯乾燥機の要部の概略構成を示す説明図である。 前記ドラム式洗濯乾燥機の概略構成を示すブロック図である。 前記ドラム式洗濯乾燥機における第1の風路切り換えタイミングの一例を示すタイムチャートである。 前記ドラム式洗濯乾燥機における第2の風路切り換えタイミングの一例を示すタイムチャートである。 前記ドラム式洗濯乾燥機における第3の風路切り換えタイミングの一例を示すタイムチャートである。 前記ドラム式洗濯乾燥機における第4の風路切り換えタイミングの一例を示すタイムチャートである。 前記ドラム式洗濯乾燥機における第4の風路切り換えタイミングの他の例を示すタイムチャートである。 従来のドラム式洗濯乾燥機の温風吹き出し部の概略構成を示す説明図である。 従来のドラム式洗濯乾燥機の温風吹き出し部の概略構成を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態に係るドラム式洗濯乾燥機について、添付図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
図1は、本発明の実施の形態に係るドラム式洗濯乾燥機の側面断面図である。
図1において、洗濯物を収容する前面開口で底面を有する筒状のドラム1は、筐体100内に支持されて洗濯水を貯める筒状の水槽2に内包されている。水槽2の背面には、ドラム1の回転軸を前上がりに傾斜して回転させるドラム駆動モータ3(ドラム駆動部)が取り付けられている。
筐体100には、ドラム1の開口端側に対向させて扉体35が設けられており、使用者は、扉体35を開くことで、ドラム1に対して洗濯物(衣類)を出し入れすることができる。また、水槽2には、図示しない給水弁が設けられた給水管、および排水弁27が設けられた排水管40が接続されている。
衣類を乾燥させるための乾燥用空気は、送風部4に送風されて、ドラム1内の洗濯物から水分を奪って多湿状態になり、ドラム1の側面周囲に位置する排出口5を通ってドラム1の外へ排出される。排出された乾燥用空気は除湿部6で除湿される。除湿部6で除湿した乾燥用空気は、加熱部7で加熱される。加熱された乾燥用空気は、第1風路9または第2風路11の何れかに導かれ、再びドラム1内に吹き出す。ここで、第1風路9は、ドラム1の後方に開口した第1吹出口8を有する。一方、第2風路11には、送風部4により送風された乾燥用空気を吹き出すノズル30と、乾燥用空気の風向を変えて第2吹出口10からドラム1内へと案内する乾燥用空気案内部材80とが設けられている。
図1及び図2に示すように、乾燥用空気案内部材80は、ドラム1内側の面80aがノズル30の筐体100側の内面30aの先端からドラム1側に傾斜するように形成されている。このノズル30は筐体100の正面からみて筐体100の右上部に設けられている(すなわちドラム1の回転中心から右上方部)。
ノズル30の先端から吹き出された乾燥用空気は、乾燥用空気案内部材80の面80aによって案内され、第2吹出口10からドラム1内に吹き出される。第2吹出口10は、第1吹出口8よりも空気通過断面積が小さくなっており、第1吹出口8に較べて高圧高速の乾燥用空気をドラム1内に吹き出すことができるようになっている。一方、第1風路9の第1吹出口8は、第2吹出口10よりも空気通過断面積が大きくなるように形成されており、第2風路11に較べて圧力損失が少なく大風量の乾燥用空気をドラム1内に吹き出すことができるようになっている。
図3は水槽2の側壁を示す斜視図であり、図4は水槽2の内側を筐体100の後方側からみたときの斜視図である。
また、図3に示すように、水槽2の側壁に第2風路11が連通しており、ノズル30が水槽2と一体となって形成されている。
乾燥用空気案内部材80は、図3及び図4に示すように円弧状に形成されており、衣類をドラム1内外へ出し入れするために筐体100に形成された円形開口部の周縁に沿って支持部材80bに支持されるように取り付けられている。
以上のように、本実施の形態の洗濯乾燥機は、送風部4により送風された乾燥用空気を吹き出すノズル30がドラム1の外側に設けられており、ノズル30から吹き出された乾燥用空気が直接的に当たる位置に当該乾燥用空気の風向を変えてドラム1内へと案内する乾燥用空気案内部材80が設けられている特徴的構成を有している。
このように、乾燥用空気を従来のように窓ガラスに当てるのではなく乾燥用空気案内部材80に当てる構成とすることで、乾燥用空気の熱が窓ガラスを伝達して衣類乾燥機の外部へ放熱されることを回避できる。これにより、衣類の乾燥効率を向上させることができる。
また、乾燥用空気の風向を変えてドラム1内へと乾燥用空気を案内する乾燥用空気案内部材80を具備することにより、ノズル30をドラム1の外側に設けることができる。すなわち、ノズル30の先端をドラム1内(乾燥対象の衣類の収容空間内)へ突出させる必要はないため、乾燥運転中に衣類がノズル30の先端に当たって損傷するという不都合な事態を効果的に回避することができる。
さらに、前記乾燥用空気案内部材80が筐体100に形成された円形開口部の周縁に沿って円弧状に形成されているため、平坦細長なノズルからドラム1内へと乾燥用空気を案内する構成に比べ、乾燥用空気が広がりにくく、当該乾燥用空気を収束させてドラム1内の所定の位置(ここでは下部内壁B)へと案内することができる。
また、ノズル30から乾燥用空気を吹き出すときは、ドラム1の回転方向をドラム1の回転中心の略鉛直下方向の水槽2の内壁、ドラム1の回転中心の略鉛直上方向の水槽2の内壁、ドラム1の回転中心の右上部の水槽2の内壁、を順にドラム1が回転するように、いわゆるドラム1を筐体100の正面からみて右回転させ続ける。このとき、ドラム1の回転により、衣類がドラム1の所定高さまで持ち上げられ、落下する動きが繰り返される。乾燥用空気がノズル30から吹き出されるときには、ノズル30からドラム1内の衣類が持ち上がる動きに対して乾燥用空気が衝突するように、衣類の動きと対向する方向から乾燥用空気が吹き出される。
図1に示すように、ノズル30からは、高圧高速の乾燥用空気が、ドラム1の右回転に伴って持ち上げられた衣類が落下してドラム1の下部内壁に当たる下部内壁B(ドラム1の回転中心の略鉛直下方向のドラム1の内壁)に向かって吹き出される。なお、下部内壁Bよりもドラム1の回転中心より左下方のドラム1の内壁に向けて(筐体100右上部のノズル30から略対角する位置に向けて)ノズル30から乾燥用空気を吹き出してもよい。
さらに、乾燥用空気案内部材80は、図1に示すように、案内した乾燥用空気がドラム1の下部内壁Bに打ち付けられてまき上がるように当該乾燥用空気をドラム1内へ案内するように形成されている。
これにより、乾燥用空気案内部材80によって案内された乾燥用空気は直接的に衣類に吹き付けられるだけではなく、一旦、ドラム1の下部内壁Bに打ち付けられてまき上がりながら衣類と接触して当該衣類を乾燥させるようになっている。これにより、効率的に衣類のシワを伸ばしながら衣類を乾燥させることができる。すなわち、ドラム1内に収容された衣類は、ドラム1の回転に伴って持ち上げられながら攪拌され、持ち上げられた衣類が落下したところで、ドラム1の下部内壁Bに打ち付けられてまき上がる乾燥用空気と接触する。このとき、衣類の落下速度と、ドラム1の下部内壁からまき上がる乾燥用空気の速度との相対速度は大きくなり、衣類のシワを伸ばすのに必要十分な物理的な力が衣類に作用することで、効果的に衣類のシワを伸ばしながら衣類を乾燥させることができる。
なお、ノズル30は筐体100の正面からみて筐体100の左上部に設け、ドラム1を筐体100の正面からみて左回転させ続けることによっても、上記と同様の効果が得られる。
通常、ドラム式洗濯乾燥機の場合、回転するドラム1の前方と水槽2との間の隙間は、衣類が噛み込まないように、可能な限り小さく形成されている。よって、この僅かな隙間に、広い開口で圧力損失の少ない吹出口を設けることはスペース的に困難であるが、空気通過断面積が比較的小さくて高圧高速の風を吹き出す第2吹出口10を設けることはできる。一方、ドラム1の後方奥の底面には、比較的大きな開口を有する第1吹出口8を設けるスペース的な余裕がある。そして、通風可能な多数の小径孔からなる開口率の大きなカバー26で第1吹出口8を覆えば、当該第1吹出口8に衣類が噛み込むことはない。よって、ドラム1後方の底面に、比較的圧力損失の少ない第1吹出口8を設けることができる。
また、ドラム1の回転軸を前上がりに傾斜して回転させて衣類を撹拌する場合、靴下、ハンカチ、ブリーフなどの小物衣類はドラム1の後方奥に偏り易い一方、長袖の肌着、ズボン下、長袖のカッターシャツ、長袖のパジャマなどの長物衣類は、ドラム1の前方に偏り易い。従って、小物衣類および長物衣類が混在した状態で乾燥を行う場合、ドラム1の後方奥に位置する第1吹出口8から大風量の乾燥用空気を吹き出すと、ドラム1の奥に偏った小物衣類に乾燥用空気が先に接触する。さらに、この乾燥用空気は、小物衣類をすり抜けてドラム1前方の長物衣類にも到達する。よって、小物衣類および長物衣類ともに効率よく乾燥でき、特に小物衣類については比較的シワが少ない状態で乾燥できる。一方、乾燥中の撹拌で袖などがねじれ易くてシワが発生し易い長物衣類については、ドラム1の前方に偏り易いため、ドラム1の前方に位置する第2吹出口10から風(乾燥用空気)を当てる方がより乾燥速度が速くなる。さらに、この長物衣類に第2吹出口10から噴出する高圧高速の風(乾燥用空気)を当てることで、長物衣類が広がり易くなるとともに、風によって長物衣類がよく動くので、シワ低減効果が大きい。
風路切換部12は、送風部4の下流側に形成された第1風路9と第2風路11との分岐部に設けられている。この風路切換部12は、乾燥用空気の通過路を、第1風路9又は第2風路11の何れかに切り換えるものである。風路切換部12は、第1風路9と第2風路11との分岐部に回動可能に枢支された弁12aと、当該弁12aを回動駆動する図示しない駆動部とを具備する。そして、弁12aが図1中のa側に回転して第2風路11を閉じると、第1風路9側が開となり、送風部4にて送風された乾燥用空気が第1風路9を通過するようになる。一方、弁12aが同図中のb側に回転して第1風路9を閉じると、第2風路11側が開となり、送風部4にて送風された乾燥用空気が第2風路11を通過するようになる。
循環風路13は、送風部4と風路切換部12とがその途中に配設されており、ドラム1、排出口5、除湿部6、加熱部7という風路を順に経て、再度、第1吹出口8もしくは第2吹出口10からドラム1へと乾燥用空気を送り込み、乾燥用空気をドラム式洗濯乾燥機内で循環させる。
送風部4は、加熱部7と風路切換部12との間に設けられ、加熱部7で加熱された乾燥用空気を循環風路13の下流側へと送り出す。この送風部4は、送風用ファン4aと送風用ファンモータ4bとを具備している。送風部4においては、風路切換部12により第1風路9に切り換えられた場合、第1風路9を通過する風量が第2風路11の風量よりも多い所定風量になるように、送風用ファン4aを回転させる。また、風路切換部12により第2風路11に切り換えられた場合、第2風路11の第2吹出口10を通過する風速が第1吹出口8を通過する風速よりも速い所定風速になるように、送風用ファン4aを回転させる。例えば、第1吹出口8を通過する風速を10m/s程度とし、第2吹出口10を通過する風速を50m/s以上とすることができる。なお、第1吹出口8および第2吹出口10を通過する風速はこれに限定されるものではなく、第2吹出口10における風速が第1吹出口8における風速よりも速い条件を満たせば任意の風速に設定可能である。
そして、本実施の形態のドラム式洗濯乾燥機は、第1風路9を通過する風量が第2風路11を通過する風量よりも多く、第2風路11の第2吹出口10を通過する風速が第1吹出口8を通過する風速よりも速く、乾燥工程途中に風路切換部12を作動させて第1風路9と第2風路11とを切り換えるものである。
排出口5は、相対的に第1吹出口8からの距離が第2吹出口10からの距離よりも遠い位置に配設されている(換言すれば、排出口5は、相対的に第2吹出口10に近く第1吹出口8からは遠い位置にある)。よって、排出口5は、ドラム1の後方よりも前方に近くなるように設けられている。排出口5は、第1吹出口8からの距離が最も遠くなるように、ドラム1前方にある第2吹出口10の近傍に設けてもよい。
また、排出口5は、ドラム1の上方側に配設されており、衣類に接触後の乾燥用空気を効果的に上方へ排出できるようになっている。なお、洗濯機能のないドラム式衣類乾燥機においては排出口5をドラム1の上方以外の場所に設けることもできるが、ドラム式洗濯乾燥機においては洗濯水の影響を受けるので、洗濯水の水位よりも上方に設けることが望ましい。
水槽2の下方には、水槽2を支えるとともに、脱水時等のドラム1内の衣類の偏りなどで発生する重量アンバランス状態でドラム1を回転した場合の水槽2の振動を減衰させるダンパ14が設けられている。このダンパ14には、支持する水槽2内の衣類などによる重量変化でダンパ14の軸が上下に変位する変位量を検知して衣類の量を検知する布量検知部15が取り付けられている。
本実施の形態のドラム式洗濯乾燥機はヒートポンプ方式の除湿および加熱を行う構成であり、ヒートポンプ装置を備えている。このヒートポンプ装置は、冷媒を圧縮する圧縮機16と、圧縮されて高温高圧となった冷媒の熱を放熱する放熱器17と、高圧の冷媒の圧力を減圧するための絞り部18と、減圧されて低圧となった冷媒によって周囲から熱を奪う吸熱器19と、これら4つの部材を連結して冷媒を循環させる管路20とを具備している。そして、このヒートポンプ装置における吸熱器19が上記の除湿部6であり、放熱器17が上記の加熱部7である。
なお、ドラム式洗濯乾燥機はヒートポンプ方式の衣類乾燥を行う構成に限定されるものではない。例えば、除湿部6は乾燥用空気に直接水を噴霧する水冷式でもよく、また、加熱部7はヒータであってもよい。
図5に示すように、ドラム式洗濯乾燥機は、制御部70を有している。この制御部70は、入力設定部32を介して使用者から入力される設定情報と各部の動作状態監視とに基づいて、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥にわたる一連の運転動作を制御する。例えば、制御部70は、乾燥工程においては、モータ駆動回路22を介してドラム駆動モータ3の回転を制御し、送風部4およびヒートポンプ装置50の動作を制御し、さらに、風路切換部12を制御して第1風路9と第2風路11とを切り換える。制御部70は、例えば、図示しないCPU(Central Processing Unit)、プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、各種処理の実行時にプログラムやデータを記憶するRAM(Random Access Memory)、入出力インタフェース及びこれらを接続するバスにより構成することができる。また、制御部70は、後述する第1所定時間および第2所定時間を計時するタイマ71を有している。このタイマ71としては、制御部70の動作上の内部機能として組み込まれている内部タイマを用いることができる。なお、タイマ71として、制御部70とは独立したタイマ装置を用いることもできる。
なお、本実施の形態では、第1風路9の第1吹出口8を1つだけ設けているが、第1吹出口8を複数とすることもできる。同様に、第2風路11の第2吹出口10を1つだけ設けた例を示しているが、第2吹出口10を複数とすることもできる。
以上のように構成されたドラム式洗濯乾燥機について、以下、その動作および作用効果を詳細に説明する。
先ず、衣類乾燥におけるシワの発生等について考察する。狭いドラム内で衣類を乾燥すると、衣類にシワが多く発生して残るため、使用者の不満となる。これは、狭いドラム内では、衣類がきれいに伸びた状態で乾燥させることができないためである。特に、綿を多く使用した衣類でシワが多く発生し、乾燥後の仕上がりが悪くなる傾向にある。
綿繊維においては、水分が繊維内に介在している状態では繊維同士が自由に動くことができるため、ドラムの回転によって衣類が撹拌されて機械的な力で折り曲げられても、次に伸ばす方向に力が加わると曲がった部分が伸びてシワとして残ることはない。しかし、乾燥が進んで繊維内の水分が減少すると、綿の繊維同士の結合力が強くなり、繊維の動きが悪くなってしまう。このときに機械的な力で繊維が折り曲げられると、その状態を維持し易くなる。さらに乾燥が進んで繊維内の水分がより減少すると、次に伸ばす方向に力が加わっても繊維が曲がったままになって伸びない。この状態をシワの固着と呼ぶ。衣類を乾燥させるには水分を蒸発させなければならないが、水分が減少するとシワが固着するという相反する現象がおこる。シワの固着が多い程、仕上がりが悪い乾燥ということになる。
狭いドラム内では、繊維が曲がった状態になることは避けられない。よって、シワを軽減するためには、シワの数を少なくすること、および繊維の折り曲がりが鋭角となって強く固着することを避けることが大切である。従って、繊維が折り曲がった箇所が伸びて別の箇所が折り曲がるというように、頻繁に折り曲がりの位置が変わって繊維が伸びたり折り曲がったりしながら乾燥が進むことが望ましい。一方、繊維が伸びた状態で乾燥が進んで水分が殆どなくなった状態では、次に曲げ方向に機械的な力が働いても、繊維同士の結合が強いため、折り曲がって新たなシワにはなり難い。
以上のことから、乾燥工程において、衣類の乾燥状態によってシワが固着し易い領域とそうでない領域とがある。最もシワが発生し易い綿繊維からなる衣類を基準とした乾燥率でいうと、略85%(85%前後)から略100%(100%前後)の領域が、衣類にシワが固着し易い領域である。特に、綿繊維からなる衣類を基準とした乾燥率が略90%(90%前後)から略100%(100%前後)となる領域が、最も衣類にシワが固着し易い。ここで、乾燥率(%)は、下式で示される。
乾燥率=(標準の衣類の質量/水分を含んだ衣類の質量)×100
ここで、標準の衣類の質量とは、気温20℃、湿度65%の条件下で平衡した衣類の質量である。
なお、1枚の衣類の乾燥状態をみても、均等に乾燥することはなく、部分的に乾燥ムラが発生する。例えば、長袖のシャツの場合、脇の下の部分は最も乾きが遅い。このため、通常、乾燥終了時の乾燥率としては100%を目標にするのではなく、100%を超える過乾燥の状態となる乾燥率(例えば乾燥率102%〜105%)で乾燥工程を終了するように設計される。従って、乾燥工程を乾燥率に基づいて領域区分すると、脱水直後から乾燥率90%前後までのシワが固着し難い乾燥序盤の領域、乾燥率90%前後から100%前後のシワが発生して固着が多くなり易い乾燥中盤の領域、および乾燥率が100%を超えてシワが発生し難くい乾燥終盤の領域となる。
本実施の形態では、乾燥中盤の領域において、衣類の伸びを大きくしてシワ低減に効果のある高圧高速の風を第2風路11に設けられたノズル30の第2吹出口10からドラム1の回転に伴って持ち上げられた衣類が落下してドラム1の内壁に当たる下部内壁B(図1)に向かって、ドラム1内の衣類の動きに対して対向する方向から吹き出している。
衣類の乾燥率が略90%から略100%となる乾燥中盤期間は、シワが発生して固着し易い期間ではあるが、乾燥序盤期間に比べ衣類の重量が小さく、ドラム1の回転による衣類の動きは大きい期間であるといえる。この乾燥中盤期間に高圧高速の乾燥用空気を第2吹出口10から吹き出す構成とすることにより、衣類のシワを伸ばすための機械力を衣類により効率よく作用させることができる。
本実施の形態ではさらに乾燥序盤と乾燥終盤との少なくとも一方の領域において、第1風路9の第1吹出口8から大風量の風を吹き込むようにしている。このように、乾燥工程において第1風路9と第2風路11とを切り換えることにより、シワの発生を低減するとともに省電力化をも図っている。
乾燥工程における乾燥序盤、乾燥中盤および乾燥終盤の時期は、乾燥工程開始からの時間により推測することができる。そこで、本実施の形態では、制御部70が、乾燥工程開始からの時間に基づいて、乾燥工程における乾燥序盤、乾燥中盤および乾燥終盤の時期を判断し、風路切換部12を制御して第1風路9と第2風路11とをタイミングよく切り換える。より具体的には、制御部70は、乾燥工程開始から第1所定時間が経過するまでの期間を乾燥序盤と判断する。また、制御部70は、第1所定時間の経過後、乾燥工程開始からの時間が前記第1所定時間よりも長い第2所定時間が経過するまでの期間を乾燥中盤と判断する。また、制御部70は、第2所定時間の経過後、乾燥工程が終了するまでの期間を乾燥終盤と判断する。
上記のように、乾燥工程の途中で第1風路9と第2風路11とをタイミングよく切り換えることによって、1つの送風部4でもって効果的にシワの発生を低減できる。さらに、乾燥工程の途中において、高風速よりも消費電力の少ない大風量で乾燥する領域を設けているため、従来例のように高圧で高速の乾燥用空気を常にドラム内に吹き出し、さらに風量を増加するために2つの送風ファン用モータを常に駆動するよりも、トータルの消費電力量を低減できる。このように、本実施の形態のドラム式洗濯乾燥機は、省電力化を図りながら、衣類のシワの発生が少ない良好な乾燥仕上がりを実現することができる。
また、排出口5を、ドラム1前方の第2吹出口10に対して近く、第1吹出口8に対して遠い位置に配設している。このように、ドラム1の前方側に排気口5が配設されているので、第1吹出口8と排出口5との距離が長くなり、ドラム1後方の第1吹出口8からの送風中は、当該第1吹出口8から吹き出された乾燥用空気がドラム1内に広く行き渡る。よって、ドラム1内において、衣類と乾燥用空気とが効率よく接触し、少ない消費電力量で衣類を乾燥できる。
また、排気口5が第2吹出口10付近に配設されていても、ドラム1前方の第2吹出口10からの送風中においては、当該第2吹出口10からは高圧高風速の乾燥用空気が吹き出しているため、乾燥用空気はドラム1の前方から後方まで到達することができる。これにより、乾燥用空気と衣類との接触が悪くなることはなく、高圧高風速の乾燥用空気によってシワを伸ばす効果を維持できる。
図6は、風路切り換えタイミングの一例を示すタイムチャートである。以下に、同図に示す第1の風路切り換えタイミングを適用した場合における、ドラム式洗濯乾燥機の動作を説明する。
乾燥工程において、乾燥運転を開始してから第1所定時間が経過するまでの乾燥序盤期間では、空気通過断面積が大きく圧力損失の少ない第1風路9を使用し、大風量の乾燥用空気をドラム1後方の第1吹出口8から吹き出して衣類に当てる。すなわち、制御部70は、風路切換部12を制御して第1風路9側を開き、乾燥運転を開始する。また、制御部70は、乾燥運転の開始と同時にタイマ71による計時を開始し、第1所定時間が経過するまで第1風路9の開状態を継続する。この場合、第1風路9の圧力損失が少ないため、送風ファン用モータ4bの回転数を比較的低くし、少ない消費電力で送風部4を駆動しても、大風量の風を得ることができる。よって、乾燥序盤における乾燥時間の短縮およびこの間の消費電力量の低減を図れる。
そして、乾燥運転を開始してから第1所定時間経過後の乾燥中盤期間および乾燥運転を開始してから第2所定時間が経過した後の乾燥終盤期間においては、風路切換部12によって第2風路11に切り換え、送風ファン用モータ4bの回転数を上げる。衣類は、繊維の種類、布の織り方等により、脱水終了後の衣類の水分含有量は、大きく異なる。化繊を多く含む衣類の場合は、脱水後の水分含有量すなわち初期乾燥率は、かなり高く90%近いものとなる。このような衣類の場合、乾燥序盤及び乾燥中盤期間に、シワが発生して固着し易い期間を含むが、第2風路の第2吹出口から吹き出される高圧高速の乾燥用空気によって衣類が常時押し広げられるため、シワが低減する。これにより、乾燥中盤期間および乾燥終盤期間では、第1吹出口8よりも空気通過断面積が小さい第2吹出口10から、送風ファン用モータ4bを大回転数で回転させて得られる高圧で高速の乾燥用空気が送風される。すなわち、制御部70は、乾燥運転を開始してから第1所定時間が経過したとき、風路切換部12を制御して第2風路11側を開くとともに、送風部4を制御して送風ファン用モータ4bの回転数を上げる。その後、制御部70は、乾燥工程の終了まで、第2風路11の開状態を継続する。この場合、高圧高速の風によって衣類が常時押し広げられるため、シワが低減する。
これにより、従来例のように、高圧で高速の乾燥用空気を常に吹き出し、さらに風量を増加するために2つの送風ファン用モータを常に使用するよりも、衣類の動きに対し対向する方向から吹き付ける高圧高速の乾燥用空気によって、トータルの消費電力量が少なく、衣類のシワも少ない良好な乾燥仕上がりを効率よく実現することができる。
図7は、風路切り換えタイミングの他の例を示すタイムチャートである。以下に、同図に示す第2の風路切り換えタイミングを適用した場合における、ドラム式洗濯乾燥機の動作を説明する。
乾燥工程において、乾燥運転を開始してから第1所定時間および第2所定時間経過するまでの乾燥序盤期間および乾燥中盤期間においては、第2風路11を使用し、吹出口付近の空気通過断面積が小さい第2吹出口10から、送風ファン用モータ4bを大回転数で回転させて得られる高圧で高速の乾燥用空気を送風して衣類に当てる。すなわち、制御部70は、風路切換部12を制御して第2風路11側を開き、乾燥運転を開始する。また、制御部70は、乾燥運転の開始と同時にタイマ71による計時を開始し、第2所定時間が経過するまで第2風路11の開状態を継続する。この場合、衣類の動きに対し対向する方向から吹き付ける高圧高速の乾燥用空気によって、衣類のシワを伸ばすための機械力を衣類に効率よく作用させることができる。
その後、第2所定時間経過後の乾燥終盤には、風路切換部12によって第1風路9に切り換える。乾燥終盤は、衣類に含まれる水分量が少なく、この少ない水分が乾燥用空気と接触して蒸発するには時間がかかる。この様な状態では、大風量の乾燥用空気をドラム1内に送風して水分と乾燥用空気とが接触する機会を多くすることが必要であり、低消費電力で大風量が得られることが望ましい。そこで、空気通過断面積が大きく圧力損失の少ない第1風路9を使用し、大風量の乾燥用空気をドラム1後方の第1吹出口8から吹き出して衣類に当てる。すなわち、制御部70は、乾燥運転を開始してから第2所定時間が経過したとき、風路切換部12を制御して第1風路9側を開くとともに、送風部4を制御して送風ファン用モータ4bの回転数を下げる。その後、制御部70は、乾燥工程の終了まで、第1風路9の開状態を継続する。この場合、第1風路9の圧力損失が少ないため、送風ファン用モータ4bの回転数を比較的低くし、少ない消費電力で送風部4を駆動しても、大風量の風を得ることができる。よって、乾燥終盤における乾燥時間の短縮およびこの間の消費電力量の低減を図れる。
これにより、従来例のように、高圧で高速の乾燥用空気を常に吹き出し、さらに風量を増加するために2つの送風ファン用モータを常に使用するよりも、トータルの消費電力量が少なく衣類のシワも少ない良好な乾燥仕上がりを効率よく実現することができる。
図8は、風路切り換えタイミングの他の例を示すタイムチャートである。以下に、同図に示す第3の風路切り換えタイミングを適用した場合における、ドラム式洗濯乾燥機の動作を説明する。
乾燥工程において、乾燥運転を開始してから第1所定時間が経過するまでの乾燥序盤期間では、空気通過断面積が大きく圧力損失の少ない第1風路9を使用し、大風量の乾燥用空気をドラム1後方の第1吹出口8から吹き出して衣類に当てる。すなわち、制御部70は、風路切換部12を制御して第1風路9側を開き、乾燥運転を開始する。また、制御部70は、乾燥運転の開始と同時にタイマ71による計時を開始し、第1所定時間が経過するまで第1風路9の開状態を継続する。この場合、第1風路9の圧力損失が少ないため、送風ファン用モータ4bの回転数を比較的低くし、少ない消費電力で送風部4を駆動しても、大風量の風を得ることができる。よって、乾燥序盤における乾燥時間の短縮およびこの間の消費電力量の低減を図れる。
そして、乾燥運転を開始してから第1所定時間経過後の乾燥中盤期間においては、風路切換部12によって第2風路11に切り換え、送風ファン用モータ4bの回転数を上げる。これにより、乾燥中盤期間では、第1吹出口8よりも空気通過断面積が小さい第2吹出口10から、送風ファン用モータ4bを大回転数で回転させて得られる高圧で高速の乾燥用空気が送風される。すなわち、制御部70は、乾燥運転を開始してから第1所定時間が経過したとき、風路切換部12を制御して第2風路9側を開くとともに、送風部4を制御して送風ファン用モータ4bの回転数を上げる。その後、制御部70は、第2所定時間が経過するまで、第2風路11の開状態を継続する。この場合、衣類の動きに対し対向する方向から吹き付ける高圧高速の乾燥用空気によって、衣類のシワを伸ばすための機械力を衣類に効率よく作用させることができる。
さらに、第2所定時間経過後の乾燥終盤には、風路切換部12によって第1風路9に切り換える。乾燥終盤は、衣類に含まれる水分量が少なく、この少ない水分が乾燥用空気と接触して蒸発するには時間がかかる。この様な状態では、大風量の乾燥用空気をドラム1内に送風して水分と乾燥用空気とが接触する機会を多くすることが必要であり、低消費電力で大風量が得られることが望ましい。そこで、空気通過断面積が大きく圧力損失の少ない第1風路9を使用し、大風量の乾燥用空気をドラム1後方の第1吹出口8から吹き出して衣類に当てる。すなわち、制御部70は、乾燥運転を開始してから第2所定時間が経過したとき、風路切換部12を制御して第1風路9側を開くとともに、送風部4を制御して送風ファン用モータ4bの回転数を下げる。その後、制御部70は、乾燥工程の終了まで、第1風路9の開状態を継続する。この場合、第1風路9の圧力損失が少ないため、送風ファン用モータ4bの回転数を比較的低くし、少ない消費電力で送風部4を駆動しても、大風量の風を得ることができる。よって、乾燥終盤における乾燥時間の短縮およびこの間の消費電力量の低減を図れる。
これにより、従来例のように、高圧で高速の乾燥用空気を常に吹き出し、さらに風量を増加するために2つの送風ファン用モータを常に使用するよりも、トータルの消費電力量が少なく、衣類のシワも少ない良好な乾燥仕上がりを効率よく実現することができる。
図9および図10は、風路切り換えタイミングの他の例を示すタイムチャートである。以下に、これらの図に示す第4の風路切り換えタイミングを適用した場合における、ドラム式洗濯乾燥機の動作を説明する。
上記のように、制御部70は、乾燥工程開始からの時間(第1所定時間および第2所定時間)に基づいて、乾燥工程における乾燥序盤、乾燥中盤および乾燥終盤の各期間の時期を判断しているが、乾燥対象の衣類の量により、乾燥工程全体の時間および各期間の長さが異なる。そこで、本実施の形態では、布量検知部15により乾燥対象の衣類の量を検知し、その検知結果に応じて、各期間の判断基準である第1所定時間および第2所定時間を変更するようになっている。
布量検知部15は、洗濯開始前に、ドラム1に投入された衣類の量(質量)を検知する。具体的には、布量検知部15は、水槽2が空の状態(水槽2内に水が存在せず、ドラム1に衣類が投入されていない状態)におけるダンパ14の軸の位置と、洗濯開始前であって水を水槽2に注入する前の状態(水槽2内に水は存在しないが、ドラム1内には衣類が存在する状態)におけるダンパ14の軸の位置との差によって、ドラム1に投入された衣類の量を検知する。
そして、制御部70は、布量検知部15の検知結果に基づいて、第1所定時間および第2所定時間を設定する。図9は図10よりも乾燥対象の衣類の量が少ない場合を示している。衣類の量が少ない図9において、制御部70は、第1所定時間をA1、第2所定時間をA2に設定している。一方、衣類の量が多い図10において、制御部70は、第1所定時間をB1、第2所定時間をB2に設定している。図10の場合、乾燥工程全体の時間が図9の場合よりも長く、乾燥率が90%や100%に到達するタイミングも図9の場合よりも遅くなる。よって、制御部70は、第1所定時間および第2所定時間を、A1<B1、A2<B2となるように設定する。すなわち、制御部70は、乾燥対象の衣類の量が多いほど、第1所定時間および第2所定時間が長くなるように設定する。
このように、乾燥対象の衣類の量に応じて、乾燥序盤、乾燥中盤、乾燥終盤の時間を最適化することにより、乾燥工程において効果的に第1風路9と第2吹出口10とを切り換えることができる。これにより、従来例のように、高圧で高速の乾燥用空気を常に吹き出し、さらに風量を増加するために2つの送風ファン用モータを常に使用するよりも、トータルの消費電力量が少なく、衣類のシワも少ない良好な乾燥仕上がりを実現することができる。
なお、衣類の量の検知結果に応じて第1所定時間および第2所定時間を変更する構成は、図6ないし図8に示した第1ないし第3の風路切り換えタイミングの何れにも適用できる。
本実施の形態においては、布量検知部15として、ダンパ14の軸の上下変位量を検知する方式のものを例示したが、これに限定されるものではない。例えば、ドラム1を回転させるドラム駆動モータ3の回転数、駆動電流、トルクなどの変動量を検知し、ドラム駆動モータ3の負荷変動からドラム1内の衣類の量を検知する方式の布量検知部を適用してもよい。
また、本実施の形態においては、布量検知部15の検知結果に応じて制御部70が第1所定時間および第2所定時間を自動的に変更する構成を示したが、布量検知部15が存在しない場合でも、使用者が入力設定部32から衣類の量を入力し、当該使用者の入力に応じて制御部70が第1所定時間および第2所定時間を変更する構成とすることもできる。
また、本実施の形態においては、洗濯機能および衣類乾燥機能をともに具備するドラム式洗濯乾燥機について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、洗濯機能を具備しない衣類乾燥機にも適用できる。衣類乾燥機の構成例としては、図1に示すドラム式洗濯乾燥機から洗濯機能を除いた構成とすることができる。例えば、洗濯機能を具備しない衣類乾燥機としては、図1の水槽2には給水管や排水管40を接続する必要がなく、水槽2を単なるドラム1の外槽として構成し、その他の基本構成を図1のドラム式洗濯乾燥機と同様とすればよい。
また、本実施の形態においては、本発明をドラム式の洗濯乾燥機に適用した例を説明したが、ドラム式に限定されるものではない。すなわち、本発明の衣類乾燥機および洗濯乾燥機は、送風ファン用モータのトータルの消費電力量を低減し、且つ、乾燥時間を短縮化して、低消費電力量でシワの少ない乾燥を可能とするものであるため、ドラム式以外の吊り干し乾燥やパルセータ方式の縦型洗濯乾燥等の用途にも適応できる。
本発明に係る衣類乾燥機および洗濯乾燥機は、ドラム式、吊り干し式、パルセータ方式等の様々な衣類乾燥機や洗濯乾燥機に好適に利用することができる。
1 ドラム
2 水槽
3 ドラム駆動モータ(ドラム駆動部)
4 送風部
5 排出口
6 除湿部
7 加熱部
8 第1吹出口
9 第1風路
10 第2吹出口
11 第2風路
12 風路切換部
13 循環風路
15 布量検知部
30 ノズル
50 ヒートポンプ装置
70 制御部
80 乾燥用空気案内部材

Claims (5)

  1. 筐体内に回転可能に支持され、乾燥対象の衣類を収容して攪拌するドラムと、
    乾燥用空気を送風する送風部と、
    前記ドラムの外側に設けられ、前記送風部により送風された乾燥用空気を吹き出すノズルと、
    前記ノズルから吹き出された乾燥用空気が直接的に当たる位置に設けられ、前記乾燥用空気の風向を変えて前記ドラム内へと案内する乾燥用空気案内部材と、
    前記ドラムの後方に開口した第1吹出口を有する第1風路と、
    前記ドラムの前方に開口し、前記第1吹出口よりも空気通過断面積が小さい第2吹出口を有する第2風路と、
    前記第1風路と前記第2風路とを選択的に切り換える風路切換部と、
    乾燥工程の途中で、前記第1風路と前記第2風路とが選択的に切り換えられるように前記風路切換部を制御する制御部と、を備え、
    前記乾燥用空気案内部材は、案内した乾燥用空気が前記ドラムの下部内壁に向かうように前記乾燥用空気を前記ドラム内へ案内し、
    前記送風部は、前記第1風路が選択されているときには前記第2風路が選択されているときよりも大風量の乾燥用空気が前記第1吹出口から前記ドラム内へ吹き出される一方、前記第2風路が選択されているときには前記第1風路が選択されているときよりも高圧高速の乾燥用空気が前記第2吹出口から前記ドラム内へ吹き出されるように乾燥用空気を送風し、
    前記ノズルは、前記第2風路の前記第2吹出口に設けられ、
    前記乾燥用空気は、前記乾燥工程の開始から第1所定時間が経過するまでの乾燥序盤期間において、前記第1風路の前記第1吹出口から連続的に吹き出され、且つ、前記乾燥工程の開始から第2所定時間が経過した後の乾燥終盤期間において、前記第2風路の前記第2吹出口から連続的に吹き出されることを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 筐体内に回転可能に支持され、乾燥対象の衣類を収容して攪拌するドラムと、
    乾燥用空気を送風する送風部と、
    前記ドラムの外側に設けられ、前記送風部により送風された乾燥用空気を吹き出すノズルと、
    前記ノズルから吹き出された乾燥用空気が直接的に当たる位置に設けられ、前記乾燥用空気の風向を変えて前記ドラム内へと案内する乾燥用空気案内部材と、
    前記ドラムの後方に開口した第1吹出口を有する第1風路と、
    前記ドラムの前方に開口し、前記第1吹出口よりも空気通過断面積が小さい第2吹出口を有する第2風路と、
    前記第1風路と前記第2風路とを選択的に切り換える風路切換部と、
    乾燥工程の途中で、前記第1風路と前記第2風路とが選択的に切り換えられるように前記風路切換部を制御する制御部と、を備え、
    前記乾燥用空気案内部材は、案内した乾燥用空気が前記ドラムの下部内壁に向かうように前記乾燥用空気を前記ドラム内へ案内し、
    前記送風部は、前記第1風路が選択されているときには前記第2風路が選択されているときよりも大風量の乾燥用空気が前記第1吹出口から前記ドラム内へ吹き出される一方、前記第2風路が選択されているときには前記第1風路が選択されているときよりも高圧高速の乾燥用空気が前記第2吹出口から前記ドラム内へ吹き出されるように乾燥用空気を送風し、
    前記ノズルは、前記第2風路の前記第2吹出口に設けられ、
    前記乾燥用空気は、前記乾燥工程の開始から第1所定時間が経過するまでの乾燥序盤期間において、前記第2風路の前記第2吹出口から連続的に吹き出され、且つ、前記乾燥工程の開始から第2所定時間が経過した後の乾燥終盤期間において、前記第1風路の前記第1吹出口から連続的に吹き出されることを特徴とする衣類乾燥機。
  3. 筐体内に回転可能に支持され、乾燥対象の衣類を収容して攪拌するドラムと、
    乾燥用空気を送風する送風部と、
    前記ドラムの外側に設けられ、前記送風部により送風された乾燥用空気を吹き出すノズルと、
    前記ノズルから吹き出された乾燥用空気が直接的に当たる位置に設けられ、前記乾燥用空気の風向を変えて前記ドラム内へと案内する乾燥用空気案内部材と、
    前記ドラムの後方に開口した第1吹出口を有する第1風路と、
    前記ドラムの前方に開口し、前記第1吹出口よりも空気通過断面積が小さい第2吹出口を有する第2風路と、
    前記第1風路と前記第2風路とを選択的に切り換える風路切換部と、
    乾燥工程の途中で、前記第1風路と前記第2風路とが選択的に切り換えられるように前記風路切換部を制御する制御部と、を備え、
    前記乾燥用空気案内部材は、案内した乾燥用空気が前記ドラムの下部内壁に向かうように前記乾燥用空気を前記ドラム内へ案内し、
    前記送風部は、前記第1風路が選択されているときには前記第2風路が選択されているときよりも大風量の乾燥用空気が前記第1吹出口から前記ドラム内へ吹き出される一方、前記第2風路が選択されているときには前記第1風路が選択されているときよりも高圧高速の乾燥用空気が前記第2吹出口から前記ドラム内へ吹き出されるように乾燥用空気を送風し、
    前記ノズルは、前記第2風路の前記第2吹出口に設けられ、
    前記乾燥用空気は、前記乾燥工程の開始から第1所定時間が経過するまでの乾燥序盤期間において、前記第1風路の前記第1吹出口から連続的に吹き出され、且つ、前記第1所定時間が経過した後且つ第2所定時間が経過するまでの乾燥中盤期間において、前記第2風路の前記第2吹出口から連続的に吹き出され、且つ、前記第2所定時間が経過した後の乾燥終盤期間において、前記第1風路の前記第1吹出口から連続的に吹き出されることを特徴とする衣類乾燥機。
  4. 前記乾燥用空気案内部材は、前記衣類を前記ドラム内外へ出し入れするために前記筐体に形成された円形開口部の周縁に沿って円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の衣類乾燥機。
  5. 請求項1ないし4の何れか1項に記載の衣類乾燥機と、
    前記ドラムを内包して洗濯水を貯留する水槽と、を含むことを特徴とする洗濯乾燥機。
JP2010236753A 2010-10-21 2010-10-21 衣類乾燥機および洗濯乾燥機 Active JP5567978B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010236753A JP5567978B2 (ja) 2010-10-21 2010-10-21 衣類乾燥機および洗濯乾燥機
TW100137928A TW201233864A (en) 2010-10-21 2011-10-19 Laundry dryer and washing and drying machine
EP11185879.1A EP2444542A3 (en) 2010-10-21 2011-10-20 Laundry dryer and washing and drying machine
CN2011204069328U CN202265726U (zh) 2010-10-21 2011-10-21 衣物烘干机及洗涤烘干机
CN201110325282.9A CN102535091B (zh) 2010-10-21 2011-10-21 洗涤烘干机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010236753A JP5567978B2 (ja) 2010-10-21 2010-10-21 衣類乾燥機および洗濯乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012085919A JP2012085919A (ja) 2012-05-10
JP5567978B2 true JP5567978B2 (ja) 2014-08-06

Family

ID=45044320

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010236753A Active JP5567978B2 (ja) 2010-10-21 2010-10-21 衣類乾燥機および洗濯乾燥機

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP2444542A3 (ja)
JP (1) JP5567978B2 (ja)
CN (2) CN102535091B (ja)
TW (1) TW201233864A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5567978B2 (ja) * 2010-10-21 2014-08-06 パナソニック株式会社 衣類乾燥機および洗濯乾燥機
KR20180055420A (ko) * 2016-11-17 2018-05-25 엘지전자 주식회사 의류처리장치
JP2018099421A (ja) * 2016-12-21 2018-06-28 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. ドラム式洗濯乾燥機
CN107280621B (zh) * 2017-08-16 2020-02-04 唐山利轩堂科技有限公司 洗鞋机
CN114016271B (zh) * 2021-11-19 2022-11-25 珠海格力电器股份有限公司 丝绸烘干的控制方法、控制装置及衣物处理设备

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1193955A (ja) * 1957-04-08 1959-11-05
JPS5916080Y2 (ja) * 1979-07-31 1984-05-11 株式会社日立製作所 全自動乾燥洗濯機
IT1201780B (it) * 1986-07-11 1989-02-02 Zanussi Elettrodomestici Macchina combinata per il lavaggio e l'asciugatura della biancheria
JP2983771B2 (ja) * 1992-08-20 1999-11-29 三洋電機株式会社 乾燥機
JP3774981B2 (ja) 1997-03-28 2006-05-17 松下電器産業株式会社 ドラム式洗濯乾燥機
JP2005230322A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Mitsubishi Electric Corp 衣類乾燥機
JP4444016B2 (ja) * 2004-06-17 2010-03-31 パナソニック株式会社 衣類乾燥装置
JP4423317B2 (ja) 2007-08-24 2010-03-03 日立アプライアンス株式会社 ドラム式乾燥機及びドラム式洗濯乾燥機
JP5033560B2 (ja) * 2007-09-25 2012-09-26 日立アプライアンス株式会社 洗濯乾燥機
JP4852505B2 (ja) * 2007-09-25 2012-01-11 日立アプライアンス株式会社 乾燥機及び洗濯乾燥機
JP2010075216A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Hitachi Appliances Inc 乾燥機及び洗濯乾燥機
JP2010104487A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Panasonic Corp 洗濯乾燥機
JP5108800B2 (ja) * 2009-01-29 2012-12-26 日立アプライアンス株式会社 洗濯乾燥機および乾燥機
JP5443119B2 (ja) * 2009-10-16 2014-03-19 パナソニック株式会社 衣類乾燥機および洗濯乾燥機
JP5567978B2 (ja) * 2010-10-21 2014-08-06 パナソニック株式会社 衣類乾燥機および洗濯乾燥機

Also Published As

Publication number Publication date
EP2444542A3 (en) 2013-11-06
CN102535091B (zh) 2015-04-15
TW201233864A (en) 2012-08-16
CN202265726U (zh) 2012-06-06
JP2012085919A (ja) 2012-05-10
CN102535091A (zh) 2012-07-04
EP2444542A2 (en) 2012-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5443119B2 (ja) 衣類乾燥機および洗濯乾燥機
JP5443120B2 (ja) 衣類乾燥機および洗濯乾燥機
JP5793652B2 (ja) 衣類乾燥機および洗濯乾燥機
JP5824639B2 (ja) 衣類乾燥機および洗濯乾燥機
WO2011052154A1 (ja) 衣類乾燥機および洗濯乾燥機
JP2011083459A5 (ja)
JP2011083457A5 (ja)
JP5567978B2 (ja) 衣類乾燥機および洗濯乾燥機
JP2011244979A (ja) 衣類乾燥機
JP5891364B2 (ja) 衣類乾燥機および洗濯乾燥機
JP4866810B2 (ja) 乾燥機及び洗濯乾燥機
JP2009050337A (ja) 乾燥機及び洗濯乾燥機
JP5397155B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2011101670A (ja) 衣類乾燥機
JP2011206139A (ja) 衣類乾燥機
JP2011092248A (ja) 衣類乾燥機および洗濯乾燥機
JP6910771B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2011083458A (ja) 衣類乾燥機および洗濯乾燥機
JP2011092247A (ja) 衣類乾燥機および洗濯乾燥機
JP2011101669A (ja) 洗濯乾燥機
JP2011083456A (ja) 衣類乾燥機および洗濯乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140617

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140620

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5567978

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151