JP5566173B2 - 輝度調整装置 - Google Patents

輝度調整装置

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Description

この発明は、映像表示装置を構成している表示ユニットおよび表示ユニットの各発光素子の輝度を調整する輝度調整装置に関するものである。
映像表示装置は一般に、マトリクス状に敷き詰められた複数の表示ユニットから構成されており、また各表示ユニットはLED素子や有機EL素子などの発光素子(ドット)が縦横に並んで構成され、画素ひいては画像を構成している。各発光素子によるドット輝度は個々に特性が異なるため、無補正で点灯すると映像はざらつきが生じた表示となる。
従来の輝度調整装置として、モジュール単位またはドット単位の発光素子の輝度をデジタルカメラにより測定し、この測定した輝度分布に基づいて輝度を平均化するために必要な輝度調整マスクデータを作成して記憶し、表示装置の点灯に際しては、記憶した輝度調整マスクデータを輝度調整手段に伝送して、各位置の発光素子の輝度が平均化するよう自動調整するようにしたものが知られている。(特許文献1参照)
一方で、表示ユニットの面輝度は輝度計などの絶対輝度(cd/m2)計測手段によってオ
フライン計測した後、調整がなされていた。
特開平5−281923号公報
従来の輝度調整装置は、発光素子のような発光デバイス単位の輝度調整であるドット輝度調整機能と、表示ユニット単位の輝度調整である面輝度調整機能が分離されており、非効率的な調整工程となっていた。
従来の方法として、面輝度調整をドット輝度の平均(または総和)によって行い、調整工程の効率化を図ったものはあった。しかし、デジタルカメラから得られる画像は様々な補正手法により、同一画像内では精度良い輝度比較が可能であるが、異なる画像間のばらつき(デジタルカメラの繰り返し性能)は補正が困難であった。
また、従来の方法は、一括輝度調整可能な最大単位が表示ユニットであったため、複数の表示ユニットで構成される映像表示装置の場合は、輝度調整の工程に多大な時間を要していた。
さらに、最近の映像表示装置の高画質化の要望により、従来の方法よりも、輝度均一性の高い輝度調整装置が求められている。
この発明は、上記の問題を解決するものであり、輝度調整時間を短縮する、あるいは従来の方法よりも高精度に輝度調整することができる輝度調整装置を提供することを目的としている。
この発明の輝度調整装置は、表示ユニットを複数組み合わせて映像表示装置を構成し、複数の表示ユニットに跨るパターン画像を表示して、パターン画像を撮影するパターン画像撮影手段と、このパターン画像撮影手段により撮影されたパターン画像から複数表示ユニットの輝度もしくは複数表示ユニットに跨る各発光素子の輝度を計測する輝度算出手段と、この輝度算出手段で算出された輝度値の配光特性を補正する手段と、発光素子毎の輝度ばらつきを調整するドット輝度調整手段と、このドット輝度調整手段による輝度ばらつき調整後の複数の表示ユニットの面輝度を計測する絶対輝度計測手段と、この絶対輝度計測手段による輝度に基づき複数の表示ユニットの面輝度を調整する面輝度調整手段とを備え、パターン画像撮影手段は表示ユニットを構成する複数の発光素子が間引かれて点灯された発光素子をデフォーカスして撮影するようにしたものである。
この発明によれば、ドット輝度調整と面輝度調整を一括調整可能であるため、調整工程が簡素化される。また、画面の輝度均一性が向上する。
この発明の実施の形態1を示す輝度調整装置の全体構成図である。 この発明の実施の形態1の輝度調整装置における輝度計測部と表示ユニットの位置関係を示す図である。 この発明の実施の形態1における輝度計による面輝度計測例を示す図である。 この発明の実施の形態1の調整ライン立上げ工程のフローチャートである。 この発明の実施の形態1の輝度調整工程のフローチャートである。 この発明の実施の形態2の輝度調整装置の概念図を示す構成図である。 この発明の実施の形態2におけるデジタルカメラによる撮影状態を示す図である。 この発明の実施の形態2の調整ライン立上げ工程のフローチャートである。 この発明の実施の形態2の輝度調整工程のフローチャートである。 この発明の実施の形態3を説明するための概念図である。 この発明の実施の形態3を示す概念図である。 この発明の実施の形態3における表示素子の間引き点灯の例を示す図である。 この発明の実施の形態4の輝度調整工程のフローチャートである。 この発明の実施の形態4の輝度調整を示すブロック線図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1に係る輝度調整装置を図1〜図5に基づいて説明する。
図1は輝度調整装置の全体構成図、図2は輝度調整装置における輝度計測部の設置位置を示す図である。
図1において、制御用計算機1には、モニタ2および調整パラメータ入力部3が接続され、操作者はモニタ2に表示されるアプリケーションツールを見ながら、調整パラメータ入力部3からパラメータの入力を行う。この制御用計算機1には、輝度計測部4で計測された輝度を算出する輝度算出手段11、および輝度計測部4で計測したドット輝度にシェーディング補正、カメラレンズの歪補正、発光素子の配光特性補正など様々な補正を適用
する配光特性補正手段12を有している。
輝度計測部4は、デジタルカメラで構成されるパターン画像撮影手段41と、輝度計で構成される絶対輝度計測手段42を有する。パターン画像撮影手段41は後述する表示ユニット8に表示されるパターン画像を撮影しその輝度を計測する。また絶対輝度計測手段42は表示ユニット8に表示されるパターン画像の輝度を計測する。これらパターン画像撮影手段41と絶対輝度計測手段42は固定用ステージ5に固定され、この固定用ステージ5は一軸方向移動手段6により一軸方向(⇔)に移動するようになっている。
一軸方向移動手段6は、図2に示すようにステッピングモータ61とベルト62により構成され、ベルト62に固定用ステージ5を取り付けて、固定用ステージ5に固定されたパターン画像撮影手段41と絶対輝度計測手段42を一軸方向に移動する。図2(a)は絶対輝度計測手段(輝度計)42で表示ユニット8の表示パターンの輝度を計測している正面図、図2(b)はパターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41で表示ユニット8の表示パターンを撮影して輝度を計測している正面図である。
制御用計算機1には、表示制御器7が接続されており、輝度計測部4と同期をとりながら表示ユニット8の表示パターンを変更する。また、表示制御器7には、発光素子の輝度調整であるドット輝度調整手段71と、表示ユニット8の輝度調整である面輝度調整手段72を有している。表示制御器7からの制御によりパターン画像が表示される表示ユニット8は、LED素子や有機EL素子などの発光素子(ドット)が縦横に並んで構成され、画素ひいては画像を構成している。そして、表示制御器7と表示ユニット8とで映像表示装置9が構成されている。
輝度計測部4のパターン画像撮影手段41と絶対輝度計測手段42は、表示ユニット8に表示されるパターン画像に伴って輝度の計測をおこなうが、いずれも表示ユニット8の正面からの計測が望ましい。
しかし表示ユニット8がスクリーンなどで構成され、天吊り式にして見上げ角が生じる場合のように、輝度計測部4による正面からの計測が難しい場合は、図2(c)の側面図に示すように、スクリーン仕様によって決まる一意の角度(θ)からの計測が望ましいため、輝度計測部4は一軸方向に移動する一軸方向移動手段6に取り付けられている。角度(θ)はスクリーンの設置位置によって決まるため、同一スクリーンに対しては不変である(正面調整であればθ=0[deg])。図2は表示ユニット8と輝度計測部4の位置関係
を示している。
さらに、絶対輝度計測手段(輝度計)42は測定角度が非常に狭く、一般には最大で2
度程度と思われる。加えて計測法の特性上,測定角度内に光源以外のエリアが含まれると意図しない計測値が得られる。従って、絶対輝度計測手段(輝度計)42により表示ユニット8の輝度を一意の角度(θ)から計測する場合は、図3(a)に示すように、表示ユニット8の中心と絶対輝度計測手段(輝度計)42のレンズ中心を直線で結ぶように計測されることが望ましい。そのため,絶対輝度計測手段(輝度計)42の設置位置はほぼ一意に決まる。
一方、表示ユニット8の中心と絶対輝度計測手段(輝度計)42のレンズ中心がずれた場合は、図3(b)に示すようになって、正確な輝度を計測できなくなる。
次に、この発明の実施の形態1における輝度調整装置によって、ドット輝度および面輝度の一括調整を行なう場合の動作を、図4および図5に基づいて説明する。
図4は実施の形態1の調整ライン立ち上げ工程のフローチャート、図5は輝度調整工程のフローチャートを示し、これらのフローは実際の調整では連続して行なわれる。
まず、図4の調整ライン立ち上げ工程は、調整ライン立ち上げ時に一度だけ実施する工
程で、表示ユニット8の面輝度を目標値に近づけるための前調整である。
映像表示装置9の表示制御器7は表示ユニット8のドット毎に輝度を補正するためのデータを有している。図4において、ステップS11は、表示制御器7から表示ユニット8に全て同じ補正データを供給し、その補正データで表示ユニット8を点灯させる。補正量が全て同じ数値であれば、輝度は無補正であるため表示ユニット8の輝度はドット毎にばらつくことになる。ステップS12は、絶対輝度計測手段(輝度計)42で点灯された表示ユニット8の面輝度を計測する。面輝度はドット毎にばらついた状態で計測される。ステップS13は、絶対輝度計測手段(輝度計)42で計測した表示ユニット8の面輝度が目標面輝度を満たしているかを判断する。ステップS13において、目標面輝度を満たしていなければ(NO)、ステップS14において、当初の補正データに式(1)を適用して、補正データを調整する。
Figure 0005566173
ただし、式(1)はドット補正値が各ドットの発光強度に線形に作用する場合に成り立つ。ドット補正値と発光素子の発光強度の間に線形性が成り立たない場合には、非線形要素を補正するための演算が必要となる。これ以降の説明においては、ドット補正値と発光強度の間に線形性が成り立つと仮定する。
ステップS11〜S14は、表示ユニット8の面輝度が目標面輝度を満たすまで繰り返す。ステップS13において、表示ユニット8の面輝度が目標面輝度を満たせば(YES)、ステップS15でそのときの補正データをターゲット補正データとして制御用計算機1のメモリに格納しておく。
次に図5の輝度調整工程において、ステップS21は図4に示した調整ライン立ち上げ工程で得られたターゲット補正値を制御用計算機1のメモリから表示制御器7に与えて、被調整表示ユニット8にパターン画像を点灯させる。ステップS22は、点灯させた表示ユニット8のパターン画像をパターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41で撮影し、制御用計算機1の輝度算出手段11で各ドットの輝度を算出して、ドット輝度ばらつきを計測する。ステップS23は、制御用計算機1の配光特性補正手段12により、計測したドット輝度にシェーディング補正、カメラレンズの歪補正、発光素子の配光特性補正など様々な補正を適用する。
ステップS24は、これらの配光特性補正がなされたドット輝度から、ばらつきを補正するデータを式(2)によって作成し、制御用計算機1の補正データ用のメモリに格納する(Kimgはデジタルカメラのイメージセンサに依存する定数)。
Figure 0005566173
ステップS25は、ドット輝度ばらつき補正データを、制御用計算機1から表示制御器7に与えて、表示制御器7のドット輝度調整手段71により表示ユニット8の各発光素子(ドット)の輝度ばらつきを調整する。ステップS26は、絶対輝度計測手段(輝度計)42により、ドット輝度調整手段71による輝度ばらつき調整後の表示ユニット8の面輝度を計測する。ステップS27は、絶対輝度計測手段(輝度計)42で計測した表示ユニ
ット8の面輝度が目標面輝度を満たしているかを判断する。図4の調整ライン立上げ工程で表示ユニット8の面輝度は一旦目標面輝度を満たしていたが、図5の輝度調整工程でドット輝度を調整したために、目標輝度に満たない場合、あるいは目標輝度により大きすぎる場合がある。そのため、ステップS27は、再度表示ユニット8の面輝度が目標面輝度を満たしているか判断している。
ステップS27において、目標面輝度を満たしていなければ(NO)、ステップS28において、表示ユニット8の平均輝度(面輝度)はほぼ変わらないが、面輝度が要求仕様を満たすまで、式(3)による補正値変更を行なって面輝度調整を行なう。すなわち、面輝度が要求仕様を満たすまで、ステップS22〜S28において、式(3)による補正値変更と面輝度計測を繰り返す。こうしてステップS27において、表示ユニット8の面輝度が目標面輝度を満たした場合(YES)は、輝度調整は完了となる。
Figure 0005566173
なお、上記動作において、パターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41および絶対輝度計測手段(輝度計)42は、表示ユニット8の正面に来るように一軸方向移動手段6によって移動を繰り返す。
以上のように、実施の形態1の輝度調整装置は、同装置内にパターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41と絶対輝度計測手段(輝度計)42の両方を備え、表示ユニット8のドット輝度調整と面輝度調整を一括調整可能にしているため、調整工程が簡素化される。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2に係る輝度調整装置を図6〜図9に基づいて説明する。
実施の形態2における輝度調整装置の全体構成図は、図1に示すものとほぼ同じであるが、被計測部の個所の構成が実施の形態1と異なる。この異なる個所の概念図を示したのが図6に示す構成図である。
図6において、制御用計算機1には表示制御器7が接続されており、輝度計測部4と同期をとりながら表示ユニット8のパターン画像を変更する。輝度計測部4のパターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41は表示ユニット8のパターン画像に合わせて計測をおこなう。その際、表示ユニット8の周囲に基準光源10を設置し、パターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41で表示ユニット8を撮影する際に同一画像内に収める。ただし、基準光源10は、輝度計測の外乱とならぬように表示ユニット8から遮蔽するか、表示ユニット8から一定以上の距離をおき、また平均化するために数個設けるなどの配慮が必要である。
図7はパターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41で表示ユニット8と基準光源10を同一画像内に収めている状態の図であり、画角の広いパターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41で表示ユニット8と基準光源10を同時に撮影する。
パターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41により表示ユニット8の輝度を一意の角度(θ)から計測する場合は、図7に示すように、表示ユニット8の中心とパターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41のレンズ中心を直線で結ぶように計測されることが望ましい。
次に、この発明の実施の形態2における輝度調整装置によって、ドット輝度および面輝度の一括調整を行なう場合の動作を、図8および図9に基づいて説明する。
図8は実施の形態2の調整ライン立ち上げ工程のフローチャート、図9は輝度調整工程のフローチャートを示し、これらのフローは実際の調整では連続して行なわれる。
まず、図8の調整ライン立ち上げ工程は、調整ライン立ち上げ時に一度だけ実施する工程で、表示ユニット8の面輝度を目標値に近づけるための前調整である。
実施の形態2の映像表示装置の輝度調整装置は、デジタルカメラと輝度計による輝度計測部4は調整ライン立ち上げ工程でのみ用い、輝度調整工程においての面輝度計測は、デジタルカメラのみによる計測値を用いる。
映像表示装置9の表示制御器7は表示ユニット8のドット毎に輝度を補正するためのデータを有している。図8において、ステップS31は、表示制御器7から表示ユニット8に全て同じ補正データを供給し、その補正データで表示ユニット8にパターン画像を点灯させる。補正量が全て同じ数値であれば、輝度は無補正であるため表示ユニット8の輝度はドット毎にばらつくことになる。ステップS32は、パターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41で点灯された表示ユニット8を撮影し、制御用計算機1の輝度算出手段11で各ドットの輝度を算出して表示ユニット8の面輝度を計測する。面輝度はドット毎にばらついた状態で計測される。ステップS33は、パターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41で撮影されたドット輝度のばらつきを補正するデータを作成する。
ステップS34は、ドット輝度ばらつき補正データを、制御用計算機1から表示制御器7に与えて、表示制御器7のドット輝度調整手段71により表示ユニット8の各発光素子(ドット)の輝度ばらつきを調整する。ステップS35は、絶対輝度計測手段(輝度計)42により、ドット輝度調整手段71による輝度ばらつき調整後の表示ユニット8の面輝度を計測する。ステップS36は、絶対輝度計測手段(輝度計)42で計測した表示ユニット8の面輝度が目標面輝度を満たしているかを判断する。
ステップS36において、目標面輝度を満たしていなければ(NO)、ステップS37において、当初の補正データに式(3)を適用して、補正データを調整する。ステップS31〜S37は、表示ユニット8の面輝度が目標面輝度を満たすまで繰り返す。ステップS36において、表示ユニット8の面輝度が目標面輝度を満たせば(YES)、ステップS38でそのときの補正データをターゲット補正データとして制御用計算機1のメモリに格納しておく。
ステップS39は、このときの表示ユニット8の面輝度および基準光源10の輝度をパターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41によって計測する。パターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41による表示ユニット8の面輝度計測はドット輝度計測の拡張であり、表示ユニット8内の全てのドット輝度の総和を求めることで算出が可能である。パターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41によって計測した表示ユニット8の面輝度Srefを制御用計算機1内のメモリに保存しておく。また基準光源10は計測対象の輝度および光の波長を揃えるため、表示ユニット8に実装されている発光素子と同種の光源を用いると良い。本工程では表示ユニット8のドット毎のばらつき調整と面輝度調整が同時になされる。
次に図9の輝度調整工程において、ステップS41は図8に示した調整ライン立ち上げ工程で得られたターゲット補正値を制御用計算機1のメモリから表示制御器7に与えて、被調整表示ユニット8にパターン画像を点灯させる。ステップS42は、点灯させた表示ユニット8のパターン画像をパターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41で撮影し、制御用計算機1の輝度算出手段11で各ドットの輝度を算出して、ドット輝度ばらつきを計測する。ステップS43は、制御用計算機1の配光特性補正手段12により、計測したドット輝度にシェーディング補正、カメラレンズの歪補正、発光素子の配光特性補正など様々な補正を適用する。
ステップS44は、これらの配光特性補正がなされたドット輝度から、ばらつきを補正するデータを式(2)によって作成し、制御用計算機1の補正データ用のメモリに格納する。ステップS45は、ドット輝度ばらつき補正データを、制御用計算機1から表示制御器7に与えて、表示制御器7のドット輝度調整手段71により表示ユニット8の各発光素子(ドット)の輝度ばらつきを調整する。ステップS46は、パターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41により、ドット輝度調整手段71による輝度ばらつき調整後の表示ユニット8の平均の面輝度および基準光源10の輝度を計測する。
ステップS47は、基準光源10の計測輝度に基づいて表示ユニット8の面輝度の計測値を補正する。一般に、パターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41の画像は異なる画像間のばらつき(デジタルカメラの繰り返し性能)を補償することが困難である。そこで表示ユニット8の面輝度計測の際には、基準光源10の光を同一の画像内に撮影し、基準光源10による面輝度の補正を行う。
調整ライン立ち上げ工程で計測される基準光源10の輝度をBref、輝度調整工程で計測される基準光源10の輝度をBとすると、補正がなされた表示ユニット8の面輝度は式(4)によって表すことができる。
Figure 0005566173
ステップS48は、ステップS47で補正された表示ユニット8の面輝度と図8のステップS39で計測された目標の面輝度Srefを比較し、目標面輝度Srefを満たしているかを判断する。図8の調整ライン立上げ工程で表示ユニット8の面輝度は一旦目標面輝度を満たしていたが、図9の調整工程でドット輝度を調整したために、目標輝度に満たない場合、あるいは目標輝度により大きすぎる場合がある。そのため、ステップS48は、再度表示ユニット8の面輝度が目標面輝度を満たしているか判断している。
ステップS48において、目標面輝度を満たしていなければ(NO)、ステップS49において、表示ユニット8の平均輝度(面輝度)はほぼ変わらないが、面輝度が要求仕様を満たすまで、式(3)による補正値変更を行なって面輝度調整を行なう。すなわち、面輝度が要求仕様を満たすまで、ステップS42〜S49において、式(3)による補正値変更と面輝度計測を繰り返す。こうしてステップS48において、表示ユニット8の面輝度が目標面輝度を満たした場合(YES)は、輝度調整は完了となる。
この実施の形態2の輝度調整装置は、デジタルカメラ41によって表示ユニット8の輝度計測を行う際に、同一画像内に表示ユニット8と基準光源10を収めることによって異なる画像間の補正をすることにより、輝度計での絶対輝度計測工程をデジタルカメラ41によって代替することが可能となり、輝度調整時間を短縮することができる。
すなわち、輝度調整工程では絶対輝度計測手段(輝度計)42による面輝度計測は不要のため、一軸方向移動手段6による物理的移動を伴わず、調整時間の短縮が実現される。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3に係る輝度調整装置を図10〜図12に基づいて説明する。
実施の形態1および実施の形態2の輝度調整装置は、輝度の調整単位が表示ユニット8であったが、映像表示装置は複数の表示ユニットで構成されるため、映像表示装置全面の輝度調整には長時間を要していた。そこで、実施の形態3における輝度調整装置は、映像
表示装置全面を一度に、あるいは映像表示装置をいくつかの調整範囲に分割して複数の表示ユニットを同時に輝度調整するようにしたものである。
実施の形態3における輝度調整装置の全体構成図は、図1および図6に示すものとほぼ同じであるが、輝度計測部4のパターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41は、複数の表示ユニット8を同時に撮影するように配置する。その他の構成は実施の形態1と同じに付き、説明を省略する。
近年、表示ユニット8はスクリーンの高精細化により表示画素の空間周波数(単位長に含まれる画素数(繰り返しパターン数))が上がったため、パターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41による輝度調整は図10に示すように十分にズームを効かせる必要がある。
図10は点灯している発光素子をパターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41で撮影して、その輝度を計測した場合の図で、図10(a)はズームしていない場合、図10(b)はズームした場合を示している。この図10から分かるようにズームした場合は、デジタルカメラのイメージセンサによるサンプリング間隔は狭くなり、サンプリング数は増加して輝度調整精度の向上につながる。
一方、ズームを効かせることは調整範囲を小さくすることになるため、デジタルカメラの物理的移動が必要となり調整効率が悪化する。このように調整範囲の狭範囲化と輝度調整精度の向上というトレードオフが生じる。
そこで、実施の形態3の発明は、ズームの代わりに、図11(青色発光素子の輝度調整例)に示すように、発光素子の点灯を間引き、デジタルカメラのデフォーカシングによって空間周波数を低下させる。図11は、間引き点灯とデフォーカスを組み合わせて、デジタルカメラのイメージセンサでドット輝度を計測した例である。
図11において、実線は焦点が合っている場合の輝度分布、点線はデフォーカシング(焦点が合っていない)した場合の輝度分布である。このように空間周波数の低下はイメージセンサによるサンプリング点の増加を意味するため、輝度調整精度が向上される。
図12は発光素子の点灯の間引き例を示し、図12(a)は複数の表示ユット8で構成された映像表示装置9の全体または一部を示し、図12(b)は単一の表示ユニット8を示している。図12(b)に示すように、表示ユニット8の表示素子を間引く場合は、単一画素81(4個の表示素子で構成)の点灯行と非点灯行が交互になるように、また点灯列と非点灯列が交互になるようにして、点灯される発光素子の間隔が均一になるようにする。
発光素子を間引いて点灯すると、全ての発光素子のドット輝度計測を網羅するためには複数毎の画像情報を重ね合わせる必要がある。
そこで、実施の形態2で説明したように、基準光源10を同時に計測することで異なる画像間の輝度を補正する。一枚目に計測した基準光源10の輝度をBref、n枚目に計測した基準光源の輝度をBとすると、輝度補正係数(r)は式(5)によって表現される。
Figure 0005566173
算出した輝度補正係数を各画像から算出した輝度に乗じることで、異なる画像間の整合をとることができる。その他の輝度調整工程における動作は実施の形態2と同じである。
この実施の形態3では、表示素子の間引き点灯を行うことで、撮影する画像枚数が増加
するが、一括調整する範囲を広げることができるため、一軸方向移動手段6による輝度計測部4の物理的移動が不要となり、調整時間が短縮される。
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4に係る輝度調整装置を図13〜図14に基づいて説明する。
実施の形態4の発明は、映像表示装置の輝度を調整する装置としてパターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41を備え、輝度計測・輝度調整を繰り返すことで、輝度均一性を向上するフィードバック輝度調整を行うようにしたもので、その構成は図1及び図6と同じである。映像表示装置9の発光素子は様々で、厳密な発光特性モデルの作成は困難である。そこで、フィードバックのなかでも厳密なモデルが不要な比例フィードバックにより補正値を算出する。
比例フィードバックによる輝度調整工程のフローチャートを図13に示す。図13において、ステップS51は均一補正データで表示ユニット8にパターン画像を点灯する。このとき、表示ユニット8の面輝度が映像表示装置の要求仕様を満たすようにしておく。ステップS52は、パターン画像撮影手段(デジタルカメラ)41によって表示ユニット8のパターン画像を撮影し、ドット輝度計測をする。このとき、基準光源10も同一画像内に収めておく。次にステップS53は、計測したドット輝度にシェーディング補正、カメラレンズの歪補正、発光素子の配光特性補正など様々な補正を適用する。
ステップS54は、これらの配光特性補正がなされたドット輝度の平均値を求める。ドット輝度の平均値が目標輝度値となるため、実施の形態3のように一括調整するドット数が多いことが望ましい。ステップS55とステップS56では、ステップS52で計測したドット輝度ばらつきが条件を満たすまでフィードバック調整を繰り返す。
ステップS55およびステップS56のフィードバック調整法のブロック線図を図14に示す。図14において、目標輝度値と補正輝度計測値の偏差を演算部51に入力し、輝度補正値を算出する。この輝度補正値を用いて発光素子を点灯52させ、点灯させた発光素子の輝度を計測53する。この輝度計測値にはデジタルカメラの繰り返し誤差が含まれているため、基準光源10の計測値によって式(5)を適用して輝度補正54し、補正輝度計測値を得る。ここで、再び目標輝度値と補正輝度計測値の偏差を算出し、偏差が設定した閾値内に収束するまで繰り返す。なお、このブロック線図における処理制御はすべて制御用計算機1で行なわれる。
このフィードバック調整による実際の輝度補正値は式(6)によって算出される。ただし、目標輝度値をBritarg、補正輝度計測値をBridet、ステップS51で送信した補正
値をRev、デジタルカメラの繰り返し補正係数をr、比例ゲインをKpとしている。(なお、比例ゲインはステップ応答法や限界感度法によって算出される。
Figure 0005566173
このように実施の形態4の発明では、比例フィードバック制御により輝度調整を行なうから高精度に輝度調整ができる。
1:制御用計算機 2:モニタ
3:調整パラメータ入力部 4:輝度計測部
5:固定用ステージ 6:一軸方向移動手段
7:表示制御器 8:表示ユニット
9:映像表示装置 10:基準光源
11:輝度算出手段 12:配光特性補正手段
41:パターン画像撮影手段(デジタルカメラ)
42:絶対輝度計測手段(輝度計、基準光源+デジタルカメラ)
61:モータ 62:ベルト
71:ドット輝度調整手段 72:面輝度調整手段

Claims (4)

  1. 表示ユニットを複数組み合わせて映像表示装置を構成し、前記複数の表示ユニットに跨るパターン画像を表示して、前記パターン画像を撮影するパターン画像撮影手段と、このパターン画像撮影手段により撮影されたパターン画像から複数表示ユニットの輝度もしくは複数表示ユニットに跨る各発光素子の輝度を計測する輝度算出手段と、この輝度算出手段で算出された輝度値の配光特性を補正する手段と、前記発光素子毎の輝度ばらつきを調整するドット輝度調整手段と、このドット輝度調整手段による輝度ばらつき調整後の前記複数の表示ユニットの面輝度を計測する絶対輝度計測手段と、この絶対輝度計測手段による輝度に基づき前記複数の表示ユニットの面輝度を調整する面輝度調整手段とを備え、
    前記パターン画像撮影手段は前記表示ユニットを構成する複数の発光素子が間引かれて点灯された発光素子をデフォーカスして撮影するようにした輝度調整装置。
  2. 請求項1に記載の輝度調整装置において、前記複数の発光素子を間引いての点灯は、点灯される発光素子の間隔が均一になるように、点灯行と非点灯行または点灯列と非点灯列が交互になるようにした輝度調整装置。
  3. 請求項または請求項に記載の輝度調整装置において、前記絶対輝度計測手段は基準光源とデジタルカメラによって構成した輝度調整装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の輝度調整装置において、前記ドット輝度調整手段によって前記表示ユニットもしくは前記発光素子の輝度ばらつきを調整した後に再びパターン画像を表示し、輝度ばらつきが条件を満たすまで撮影計測および調整を繰り返す手段を備えた輝度調整装置。
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