JP5565574B2 - 充電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、入力電圧をチョッパ制御により電圧変換して得られた出力電圧によって二次電池を充電し得る充電装置に関するものである。
入力電圧をチョッパ制御により電圧変換して得られた出力電圧によって二次電池を充電し得る充電装置として、例えば、下記特許文献1に開示される「充電回路およびその充電方法」がある。この種の充電回路では、入出力間にスイッチング素子を介在させるとともに、充電電圧や充電電流をセンサで検出し二次電池の充電電圧が目標電圧に近づくように充電電流を増減させるチョッパ制御を当該スイッチング素子により行っている。
特開2007−288982号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されるような先行技術によると、前述したような充電制御を行う制御部には、一般にはマイクロコンピュータが用いられるため、充電電流を制御する電流指令値はディジタルデータで出力されることが多い。これに対し、スイッチング素子による充電電流のスイッチングによりチョッパ制御可能に構成されるチョッパ制御部は、制御入力信号をアナログ電圧で受けることが多いため、D/Aコンバータを介してマイクロコンピュータから電流指令値を受け取る。このため、例えば、二次電池の内部抵抗が変動した場合には、図6に示すような問題が起こり得る。
即ち、図6(A)に示すように、二次電池の内部抵抗が比較的低い場合には(例えば0.67Ω)、電流指令値(0.3A/DAC値1ビット)の増減に対する充電電圧の変化はDAC値1ビット当たり0.2Vと比較的小さいため、充電電圧が目標電圧値の54Vを下回っているときには、マイクロコンピュータから出力される電流指令値を1ビットづつ増加させることによって(例えば、DAC値29(t1)→30(t2)→31(t3)→31(t4)…)、充電電圧を目標電圧値の54Vに設定する。
ところが、図6(B)に示すように、二次電池の内部抵抗が比較的高い場合には(例えば2.67Ω)、電流指令値((0.3A/DAC値1ビット)の増減に対する充電電圧の変化が増大するため(0.8V/DAC値1ビット)、例えば、充電電圧が目標電圧値よりも0.4Vずれているようなときには、たとえ電流指令値を1ビットづつ増減(DAC値29(t1)→30(t2)→29(t3)→30(t4)…)させても、目標電圧値(54V)を挟んで充電電圧が上下(上側54.4V、下側53.6V)するばかりで、目標電圧の54Vにはならない。
つまり、従来の充電装置では、充電電圧を目標電圧値に設定するために充電電流を制御しようとしてもその電流指令値がD/Aコンバータの分解能を超える小さな値の表現を必要とし、D/Aコンバータで精確に表現することができない場合には、D/Aコンバータから出力されるアナログ電圧値では充電電流を高精度にチョッパ制御することができない。このため、充電電圧の精度が低下し得るという問題があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたもので、充電電圧の精度を向上し得る充電装置を提供することを目的とする。
本発明は、「入力電圧をチョッパ制御により電圧変換して得られた出力電圧によって二次電池を充電し得る充電装置であって、前記出力電圧を検出する電圧センサと、前記電圧センサから出力される前記出力電圧の電圧情報に基づいて前記出力電圧が所定の目標電圧値の範囲内であるか否かを判断する出力電圧判断手段と、前記出力電圧による前記二次電池の充電電流を検出する電流センサと、前記出力電圧判断手段により前記出力電圧が前記目標電圧値の範囲内ではないと判断された場合、前記電流センサから出力される前記充電電流の電流情報と前記電圧センサによる前記電圧情報とに基づいて前記出力電圧が前記目標電圧値の範囲内に入るように前記充電電流を増加または減少させる電流指令値を所定時間幅のディジタルデータとして出力する充電電流制御手段と、前記充電電流制御手段から出力される前記ディジタルデータを前記所定時間幅よりも短い周期でアナログ電圧値に逐次変換して出力するD/A変換部と、前記D/A変換部から出力される前記アナログ電圧値に基づいて前記チョッパ制御をするチョッパ制御部と、を備え、前記電流センサにより検出された前記充電電流が所定電流値未満である場合、前記充電電流制御手段は、前記電流指令値で前記ディジタルデータの分解能を超える値の電流値情報を、前記所定時間幅内に収容されるパルスのパルス幅に変換したPWM信号として前記D/A変換部に出力し、前記所定の目標電圧値をVs、前記充電電流の定格最大値をImax、前記出力電圧の精度をVa、前記D/A変換部による分解能の10進表示値をDAmax、前記所定電流値をIthとすると、前記所定電流値は、
Ith=(Vs/Va)×(Imax/DAmax)で、表される」ことを特徴とする充電装置である。
本発明によると、充電電流制御手段は、充電電圧判断手段により出力電圧が目標電圧値の範囲内ではないと判断した場合、電流センサから出力される充電電流の電流情報と電圧センサによる電圧情報とに基づいて出力電圧が目標電圧値の範囲内に入るように充電電流を増加または減少させる電流指令値を所定時間幅のディジタルデータとして出力し、電流センサにより検出された充電電流が所定電流値未満である場合にはこのディジタルデータの分解能を超える値の電流値情報を、所定時間幅内に収容されるパルスのパルス幅に変換したPWM信号としてD/A変換部に出力する。所定値の設定に関しては、所定の目標電圧値をVs、前記充電電流の定格最大値をImax、前記出力電圧の精度をVa、前記D/A変換部による分解能の10進表示値をDAmax、前記所定電流値をIthとすると、所定電流値は、Ith=(Vs/Va)×(Imax/DAmax)で、表される。これにより、D/A変換部には、電流指令値としてディジタルデータの分解能を超える値の電流値情報がPWM信号として入力されるので、従来はアナログ電圧に変換することのできなかった「ディジタルデータの分解能を超える値の電流値情報による電流指令値」をアナログ電圧値に変換してD/A変換部からチョッパ制御部に出力することが可能となる。このため、チョッパ制御部では、このような「ディジタルデータの分解能を超える値の電流値情報による電流指令値」をアナログ電圧値による電流指令値として受け取ることができる。また、充電電流が所定電流値未満である場合、即ち二次電池の内部抵抗が比較的高い場合に充電電流制御手段からチョッパ制御部に「ディジタルデータの分解能を超える値の電流値情報による電流指令値」をアナログ電圧値による電流指令値として出力する。つまり、充電電流を高精度に制御する必要がある場合には「ディジタルデータの分解能を超える値の電流値情報による電流指令値」を出力するようにできる。したがって、二次電池の内部抵抗に対応して臨機応変な充電電流制御が可能になるため、常にこのような電流指令値を出力する構成に比べて充電電流制御を高速にすることができる。また、所定電流値を上記の式に基づいて任意に設定できる。
本発明によれば、D/A変換部には、電流指令値としてディジタルデータの分解能を超える値の電流値情報がPWM信号として入力されるので、従来はアナログ電圧に変換することのできなかった「ディジタルデータの分解能を超える値の電流値情報による電流指令値」をアナログ電圧値に変換してD/A変換部からチョッパ制御部に出力することが可能となる。このため、チョッパ制御部では、このような「ディジタルデータの分解能を超える値の電流値情報による電流指令値」をアナログ電圧値による電流指令値として受け取ることができる。したがって、例えば、二次電池の内部抵抗が比較的高い場合であっても、D/A変換部から出力されるアナログ電圧値で充電電流を高精度にチョッパ制御することができるため、充電電圧の精度を向上することができる。
本発明の実施形態に係る充電装置の構成例を示すブロック図である。 本実施形態の充電装置による充電制御処理の流れを示すフローチャートである。 図3(A)は、図2に示す低インピーダンス処理の流れ、図3(B)は、図2に示す高インピーダンス処理の流れ、を示すフローチャートである。 本実施形態の充電装置によるDAC値に対する充電電圧の設定例を示す説明図で、図4(A)は二次電池の内部抵抗が比較的低い場合、図4(B)は二次電池の内部抵抗が比較的高い場合、である。 図5(A)は、図3(B)に示す高インピーダンス処理によりD/A変換部に出力されるDAC値信号波形の例を示す説明図で、図5(B)はDAC値信号波形に対する充電電圧の設定例を示す説明図である。 従来技術によるDAC値に対する充電電圧の設定例を示す説明図で、図6(A)は二次電池の内部抵抗が比較的低い場合、図6(B)は二次電池の内部抵抗が比較的高い場合、である。
以下、本発明の充電装置の実施形態について各図を参照して説明する。
まず、本実施形態に係る充電装置10の構成例を図1に基づいて説明する。なお、図1には、充電装置10の構成例を示すブロック図が図示されている。
図1に示すように、充電装置10は、入力電圧をチョッパ制御により電圧変換して得られた出力電圧によって二次電池Battを充電し得るもので、主に、トランスT、整流部DB、スイッチング素子SW、コイルL、コンデンサC、電流センサCT、電圧センサVR、制御部20等から構成されている。
即ち、交流電源ACから供給される三相交流電圧をトランスTにより降圧した後、整流部DBで直流電圧に整流しそれを入力電圧とし、これを、スイッチング素子SW、コイルL、コンデンサCおよび制御部20により構成される降圧チョッパ回路によって降圧し出力電圧に変換する。本実施形態では、例えば、交流電源ACとして三相200Vが供給されるため、これを降圧チョッパにより所定の目標電圧値(例えば120V)に降圧する。
なお、本実施形態では、二次電池Battとして、鉛蓄電池を充電の対象としているが、充電可能な電池(蓄電池)であれば、これに限られることはなく、例えば、ニッケルカドニウム電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等であっても良い。
スイッチング素子SWは、半導体素子により構成されるスイッチングトランジスタで、本実施形態では、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor;絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)が使用されている。IGBTは、高耐圧化に伴うオン抵抗の増加をMOSFETよりも小さくする一方で、バイポーラトランジスタよりも高速にスイッチングできることから、整流部DBからの入力電圧が100Vを超える高電圧であっても大電力高速スイッチングを可能にしている。
本実施形態では、スイッチング素子SWであるIGBTのコレクタ(入力端子)に整流部DBからの入力電圧が印加されるとともに、IGBTのエミッタ(出力端子)からスイッチング出力を取り出し得るようにコイルLが接続されている。また、スイッチング素子SWを制御し得る制御端子は、IGBTのゲートになるので、これには制御部20を構成するチョッパ制御部29の出力側が接続されている。
コイルLの出力側には、当該コイルLとともにLCタイプのLPF(Low-pass filter)を構成するコンデンサCがSG(基準電位)との間に接続されている。これにより、スイッチング素子SWから出力されるスイッチング出力に含まれる高周波ノイズ成分を除去するとともに、コンデンサCから直流電圧、つまり出力電圧を二次電池Battの充電電圧として取り出し得るように構成されている。
このように、スイッチング素子SW、コイルL、コンデンサCおよび制御部20により降圧チョッパ回路が構成されるが、本実施形態では、二次電池Battの充電電流や充電電圧を検出する必要から、コイルLと直列に電流センサCTが接続されており、またコンデンサCと並列に電圧センサVRが接続されている。そして、電流センサCTからは電流情報が、また電圧センサVRからは電圧情報が、それぞれアナログ信号として制御部20に対して出力される。なお、電流センサCTの具体例としてはアンプ付きの電流トランスが、また電圧センサVRの具体例としては直列接続された分圧抵抗が、それぞれ挙げられる。
なお、図1には図示されていないが、例えば、スイッチング素子SWの入出力間や整流部DBの出力−SG間にスナバ回路を設けることにより、当該スイッチング素子SWのオンオフ時に発生し得るサージ電圧による半導体素子(スイッチング素子SWや整流部DB)の破損を抑制することができる。
制御部20は、充電制御部21、A/D変換部23,25、D/A変換部27、チョッパ制御部29等により構成されている。充電制御部21は、図略のCPUを中心に、半導体メモリや入出力インタフェース等により構成されるディジタル回路で、例えば、ワンチップマイコンがこれに相当する。なお、半導体メモリは、RAMおよびEEPROMにより構成されており、後述する充電制御処理は、EEPROMに記憶されている充電制御プログラムをCPUが実行することにより実現される。
A/D変換部23,25は、アナログ信号をディジタル信号に変換する機能を有するもので、一般にはA/DコンバータやADCと呼ばれるものである。本実施形態では、充電制御部21と電流センサCTとの間にA/D変換部23が介在することで、電流センサCTから出力されるアナログ信号による充電電流の電流情報をディジタル信号に変換して充電制御部21に出力したり、A/D変換部25が充電制御部21と電圧センサVRとの間に介在することにより、電圧センサVRから出力されるアナログ信号による充電電圧の電圧情報をディジタル信号に変換して充電制御部21に出力している。
D/A変換部27は、ディジタル信号をアナログ信号に変換する機能を有するもので、D/AコンバータやDACと呼ばれるものである。本実施形態では、充電制御部21とチョッパ制御部29との間にD/A変換部27が介在することによって、後述するように、充電制御部21から出力される10ビット構成のディジタルデータ(DAC値)による電流指令値をアナログ値の制御入力信号に変換してチョッパ制御部29に出力する。
チョッパ制御部29は、充電制御部21からD/A変換部27を介して入力されるアナログ値の制御入力信号(電流指令値)に従ってスイッチング素子SWのゲートに対して制御信号を出力し得るものである。一般的には、主に、所定周期で繰返すノコギリ波形を生成し得る信号発生器と、このノコギリ波形と制御入力信号とを比較して制御入力信号の大きさに従ったパルス幅をもつ所定周期のパルス波形、つまりPWM波形を生成するコンパレータと、から構成されており、このPWM波形をスイッチング素子SWに対してゲート制御信号として出力する。
このように制御部20を構成することによって、スイッチング素子SWのゲートには、電流指令値の大きさに従ったパルス幅をもつ所定周期のパルス波形がゲート制御信号として入力されるため、スイッチング素子SWは、このパルス幅の時間だけ入出力(エミッタ−コレクタ)間を導通させる動作を繰り返し行うことで、PWM波形に従ったスイッチング動作をする。これにより、スイッチング素子SWの出力(コレクタ)側には、PWM波形とほぼ同じ波形の電圧が出力されるため、これをコイルLとコンデンサCとからなるLPFを通すことによって不要な高周波成分がほぼ除去され、実効値として目標値に近い直流電圧となる。つまり、降圧チョッパが可能となる。
次に、制御部20による充電制御処理の流れを図2〜図5に基づいて説明する。なお、図2には、充電制御処理の流れを示すフローチャート、図3には、低インピーダンス処理の流れ(図3(A))や高インピーダンス処理の流れ(図3(B))が、それぞれ図示されている。また図4には、DAC値に対する充電電圧の設定例を示す説明図が図示されている。さらに図5には、高インピーダンス処理によりD/A変換部に出力されるDAC値信号波形の例を示す説明図(図5(A))やDAC値信号波形に対する充電電圧の設定例を示す説明図(図5(B))が図示されている。
なお、この充電制御処理は、前述したように、EEPROMに記憶されている充電制御プログラムをCPUが実行することにより実現されるもので、充電装置10の主電源が投入された直後に自動的に起動される。
図2に示すように、充電制御処理では、図略の主電源が投入されると、まずステップS101により所定の初期化処理が行われる。この処理では、充電制御部21を構成するCPUが演算処理等に使用するRAMのワークエリアやフラグを所定値でクリアしたり、入出力インタフェースに対応する各ポート等を初期化する。
続くステップS103では、充電電圧検出処理が行われる。この処理は、電圧センサVRから出力される電圧情報を取得するもので、例えば、本充電制御処理とは別のタスクやプロセスにより次のようなアルゴリズムで移動平均値を算出している。
例えば、50mS(mS;ミリ秒、以下同じ)の間に512回計測しその平均値を直近の過去800mS間分、記憶する。そして直近800mS間分の16データを総和した後、16で除算することで、リアルタイムに変動する移動平均値を得ている。これにより、スイッチング素子SWによるスイッチングノイズの影響や外来ノイズ等の他の要因による誤差の発生を抑制している。これにより、充電装置10に接続されている二次電池Battの端子電圧(充電電圧)を正確に検出することができる。
なお、このステップS103の後に、充電電圧検出処理(S103)により検出された電圧情報に基づいて、当該充電装置10に二次電池Battが接続されているか否かを判断しても良い。そして、二次電池Battが接続されていないと判断された場合、直ちにこの充電制御処理を終えて待機状態に移行する等の処理をすることにより、無負荷状態による障害や故障の発生を防止することが可能となる。
ステップS105では、ステップS103により得た電圧情報に基づいて、二次電池Battの端子電圧が目標電圧値の範囲内であるか否かを判断する処理が行われる。本実施形態では、二次電池Battの公称出力電圧(例えば120V)を目標電圧値に設定しそれに例えば±2Vの幅を持たせる場合には、「目標電圧値の範囲」は118V〜122Vとなる。つまり、この例では、118V〜122Vの間であるか否かをステップS105により判断する。
そして、ステップS105により二次電池Battの電圧が目標電圧値の範囲内(例えば118V〜122V)であると判断された場合には(S105;Yes)、当該二次電池Battは現状では充電をする必要がないので、再度、ステップS103に戻って充電電圧検出処理を行う。つまり、二次電池Battの電圧が目標電圧値の範囲内にある限り、ステップS103の処理とステップS105の処理を繰り返し行うことで、継続的な電圧監視が可能となる。
これに対し、目標電圧値の範囲内(例えば118V〜122V)であると判断されない場合には(S105;No)、当該二次電池Battは充電をする必要があるため、次のステップS107に処理を移行する。なお、このステップS105の後に二次電池Battの電圧が目標電圧値を上回っているか否かを判断する処理を置いても良い。これにより、過充電状態に陥った二次電池Battを検出することが可能となる。
ステップS107では、充電電流検出処理が行われる。この処理は、電流センサCTから出力される電流情報を取得するもので、前述したステップS103による充電電圧検出処理と同様に、リアルタイムに変動する充電電流の移動平均値を得ることで、スイッチング素子SWによるスイッチングノイズの影響や外来ノイズ等の他の要因による誤差の発生を抑制するとともに、充電装置10に接続されている二次電池Battの充電電流を正確に検出する可能にしている。
続くステップS109では、ステップS107により得た電流情報に基づいて、二次電池Battの充電電流が予め設定された所定電流値に対して「所定電流値以上」であるか「所定電流値未満」であるかを判断する処理が行われる。この「所定電流値」は、二次電池Battの内部抵抗が比較的高いか否か、または比較的低いか否か、を調べるために用いられる指標で、次の式(1)により算出することができる。
Ith = (Vs/Va)×(Imax/DAmax) ・・・ (1)
なお、上式(1)において、「Ith」は当該所定電流値、「Vs」は二次電池Battの目標電圧値、「Imax」は充電電流の定格最大値、「Va」は充電電圧の精度、「DAmax」はD/A変換部27による分解能の10進表示値、をそれぞれ表す。
例えば、上記の例では、二次電池Battの目標電圧値Vsは120Vで、仮に充電電流の定格最大値Imaxを280Aとし、さらに充電電圧の精度Vaを1Vに設定する。また、前述したようにD/A変換部27に入力されるディジタルデータは10ビット構成であることから、その最大分解能は10進表示値で1024(以下、10進表示値を「○○○○d」のように数字の末尾に‘d’を付して表すことにする)になるが、目標電圧値(120V)付近の領域で使用する分解能DAmaxは「780d」となるのでこれを用いる。
これらの値を上式(1)に代入すると、所定電流値Ith(=(120/1)×(280/780))は、43.077Aになる。つまり、この例では、ステップS107により検出された二次電池Battの充電電流が所定電流値43A以上であるか否か(または43A未満であるか否か)をステップS109において判断する。
そして、本実施形態では、二次電池Battの充電電流が所定電流値43A以上である場合には(S109;「以上」)、当該二次電池Battの内部抵抗は比較的低いと判断して、ステップS120による低インピーダンス処理に移行する。
即ち、充電電流が所定電流値43A以上である場合には(S109;「以上」)、当該二次電池Battの内部抵抗は例えば0.5Ω前後と低く、D/A変換部27から出力されるディジタルデータ(DAC値)の1ビット当たりの電流指令値に対する変換後のアナログ電圧値も比較的細かい値となる。このため、このアナログ電圧値を入力してチョッパ制御を行うチョッパ制御部29においては、[発明が解決しようとする課題]の欄で既に述べたように、従来と同様にチョッパ制御をしても問題なく充電電圧を目標電圧値に近づけることができる。したがって、ステップS120による低インピーダンス処理では従来と同様のチョッパ制御を行うこととする。
これに対し、充電電流が所定電流値43A未満である場合には(S109;「未満」)、当該二次電池Battの内部抵抗は比較的高いと判断されるので、ステップS130による高インピーダンス処理に移行する。
即ち、充電電流が所定電流値43A未満である場合には(S109;「未満」)、当該二次電池Battの内部抵抗は例えば2Ω前後と高く、D/A変換部27から出力されるディジタルデータ(DAC値)の1ビット当たりの電流指令値に対する変換後のアナログ電圧値も比較的粗い値となる。したがって、このアナログ電圧値を入力してチョッパ制御を行うチョッパ制御部29においては、[発明が解決しようとする課題]の欄で図6(B)を参照して説明したように、従来と同様のチョッパ制御をすると、目標電圧値を挟んで充電電圧が上下するため、目標電圧値に近づけることは難しい。このため、本発明に特有の情報処理、つまりステップS130による高インピーダンス処理を行う。
なお、上式(1)を変形することによって、次式(2)に示すように、目標電圧値付近の領域で使用するために必要となる分解能DAmaxを求めることが可能となる。
DAmax ≧ (Imax/Ith)×(Vs/Va) ・・・ (2)
例えば、上記と同じ条件(二次電池Battの目標電圧値Vs(=120V)、充電電流の定格最大値Imax(=280A)、充電電圧の精度Va(=1V))で、所定電流値Ithを10Aに設定した場合には、目標電圧値付近の領域で使用するために必要となる分解能DAmax(=(280/10)×(120/1))は、「3660d」になる。つまり、二次電池Battに流れている充電電流として「10A」を基準に、低インピーダンス処理(S120)に移行するか、高インピーダンス処理(S130)に移行するかを判断するには、少なくとも使用領域において「3660d」の分解能を持つD/A変換部27(例えば12ビット(=「4096d」))を選択する必要のあることがわかる。
ここからは、ステップS120,130による各処理の流れを説明する。なお、これらの情報処理はその流れが図3に示されているので、ここからは図3を参照して説明する。まず、従来と同様の情報処理を行う低インピーダンス処理(S120)を図3(A)に基づいて説明する。
図3(A)に示すように、低インピーダンス処理では、まずステップS121により目標電圧値に対して二次電池Battの現在の充電電圧が「目標電圧値以上」であるか「目標電圧値未満」であるかを判断する処理が行われる。即ち、ステップS103により電圧センサVRから出力される電圧情報を取得しているため、これに基づいて現在の充電電圧が「目標電圧値以上」であるか「目標電圧値未満」であるかを判断する。
そして、現在の充電電圧が「目標電圧値以上」であると判断された場合には(S121;「以上」)、充電電圧を下げるために充電電流を低下させる必要から、続くステップS123に処理を移行する。これとは逆に「目標電圧値未満」であると判断された場合には(S121;「未満」)、充電電圧を上げるために充電電流を増加させる必要から、続くステップS125に処理を移行する。
ステップS123では充電電流を低下させるため、D/A変換部27から出力する電流指令値としての現在のディジタルデータを1ビット下げる処理、つまりDAC値を1ビット減少させる処理を行う。これに対し、ステップS125では充電電流を上昇させるため、D/A変換部27から出力する電流指令値としての現在のディジタルデータを1ビット上げる処理、つまりDAC値を1ビット増加させる処理を行う。
具体的には、図4(A)に示すように、例えば、目標電圧値が54Vである場合に現在の充電電圧が53.6Vであったときには、充電電圧を上げるために充電電流を上昇させる。つまり、DAC値を29から1ビット増加させて30にする処理を行う。これにより、充電電圧が0.2V上がるため、再度この処理によりDAC値を30から31に1ビット増加させることで、充電電圧は0.2V増加し目標電圧値の54.0Vに到達する(DAC値29(t1)→30(t2)→31(t3)→31(t4)→31(t5)…)。
一方、図3(B)に示すように、高インピーダンス処理でも、まずステップS131により目標電圧値に対して二次電池Battの現在の充電電圧が「目標電圧値以上」であるか「目標電圧値未満」であるかを判断する処理が行われる。この処理は、低インピーダンス処理のステップS121と同様、電圧センサVRから既に取得している電圧情報に基づき行う。
そして、現在の充電電圧が「目標電圧値以上」であると判断された場合には(S131;「以上」)、充電電圧を下げるため続くステップS133に処理を移行し、「目標電圧値未満」であると判断された場合には(S131;「未満」)、充電電圧を上げるために続くステップS135に処理を移行する。
ステップS133,135では、増減させるDAC値のビット数が1ビット未満である点が、低インピーダンス処理によるステップS123,125と大きく異なる。即ち、図3(B)や図4(B)に示すように、本来は、1ビットごとの増減を原則としているDAC値を1ビット未満(例えば1/4ビットづつ)で増減することで、1ビットよりも細かい数値を表現可能にしている。
例えば、図5(A)に示すように、DAC値としてのディジタルデータに対して時間軸方向に意味づけをする。具体的には、1ビットでは、「0」か「1」の二値表現になるため、通常の最小単位時間幅Tよりも狭い時間幅ttで時間軸方向に「0」と「1」とを表現する。このとき、DAC値としてのディジタルデータの波高は「1」のときの値となる。これにより、例えば、図5(A)に示すように、通常の最小単位時間幅Tを1S(1秒)間とした場合には、その1/10の時間幅ttである100mSを1スロットとしてそれを10個形成しこの各スロット内で4値を表現可能にPWM波形を形成する。つまり、通常の最小単位時間幅T内に10スロット分のPWM波形を収容する。
例えば、図5(A)に示すαのように、最初の25mSの間だけ「1」を形成した後、残りの75mSを「0」にすることで、1/4(=0.25)を表現する。また、同図のβのように、最初の50mSの間だけ「1」を形成した後、残りの50mSを「0」にすることで2/4(=0.50)を表現し、さらにγのように、最初の75mSの間「1」を形成した後、残りの25mSを「0」にすることで3/4(=0.75)を表現する。
なお、図5(A)に示すδは、最初から最後まで100mSの間「0」を維持することで0/4(=0)である「0」を表現し、同図のεは、最初から最後まで100mSの間「1」を維持することで4/4(=1)である「1」を表現する。つまり、「0」と「1」は、従来のディジタルデータの表現と同様にDAC値を生成する。
これにより、通常の最小単位時間幅T内に収容されたPWM波形のパルス幅によって、通常の最小単位時間幅Tで表現される2値表現されるディジタルデータの分解能を超える値を時間軸方向に重畳させてDAC値として表現することが可能になるので、このようなをDAC値をD/A変換部27に出力することにより、当該D/A変換部27は、電流指令値の大きさに従ったパルス幅をもつパルス波形をゲート制御信号としてスイッチング素子SWに出力する。つまり、従来はアナログ電圧に変換することのできなかった「ディジタルデータの分解能を超える値の電流値情報による電流指令値」をアナログ電圧値に変換してD/A変換部からチョッパ制御部に出力することが可能となる。
したがって、スイッチング素子SWでは、このパルス幅の時間だけ入出力(エミッタ−コレクタ)間を導通させる動作を繰り返し行うことにより、通常の最小単位時間幅T内に収容された10スロット分のPWM波形に従ったスイッチング動作をするため、時間軸方向に4値(0.00,0.25,0.50,0.75,1.00)で表現された値に従った実効値の直流電圧を充電電圧(出力電圧)として二次電池Battに出力することが可能となる(図5(A),(B)に示す各波形におけるグレーの部分)。なお、図5(B)に示す波形例では、最小単位時間幅T内に10スロット分の時間幅ttが存在するところを、4スロット分に省略して図面上表現している点に注意されたい。
このような最小単位時間幅T内に10スロット分の時間幅ttでPWM波形を生成する具体的な情報処理としては、例えば、従来のDAC値(ディジタルデータ)の出力タイミングよりも4倍速いタイミング(従来を100mS周期とすると本発明は25mS周期)で「1」,「0」をDAC値としてD/A変換部27に出力することにより行う。例えば、図5(A)に示すαの場合、25mSごとに割り込みが入るカウンタを用いて、割り込みタイミングで「1」→「0」→「0」→「0」の順にビットの上げ下げを行う。これにより、生成されるPWM波形のビット列は「1000b」となる(以下、2進表示値を「○○○○b」のように数字の末尾に‘b’を付して表す)。
また、同図に示すβの場合には「1」→「1」→「0」→「0」の順に、同様にγの場合には「1」→「1」→「1」→「0」の順に、それぞれビットの上げ下げを行う。これにより、生成されるPWM波形のビット列はβの場合は「1100b」となり、またγの場合には「1110b」となる。なお、δの場合の「0000b」やεの場合の「1111b」には、従来と同様に最小単位時間幅T内において「0」や「1」を維持することになるが、これらの場合も、「0」→「0」→「0」→「0」の順、あるいは「1」→「1」→「1」→「1」の順にビットの状態制御を行うことで、α〜γに対する処理と同様の情報処理で実現が可能となる。
ステップS133では、DAC値を1/4減少させる処理を行うので、前回出力をした値を記憶しておき、それに対してDAC値を1/4減少させる。例えば、図5(B)に示すように、前回出力をしたDAC値が29.75である場合には「29」の波高で「1」→「1」→「1」→「0」の順に出力(1110b)をしているので、今回はそれよりもDAC値を1/4減少させて「29」の波高で「1」→「1」→「0」→「0」の順で出力(1100b)をするようにビットの上げ下げを10スロット分について行う(図5(B)では4スロット分だけ図示し6スロット分を省略している)。
なお、前回出力をしたDAC値が29である場合には「29」の波高で「0」→「0」→「0」→「0」の順に出力(0000b)をしているので、DAC値を1/4減少させた場合には、波高を一段階下げた「28」としてその波高で「1」→「1」→「1」→「0」の順に出力(1110b)をするようにビットの上げ下げを10スロット分について行う。
これに対しステップS135では、DAC値を1/4増加させる処理を行うので、ステップS133と同様に前回出力をした値を記憶しておき、それに対してDAC値を1/4増加させる。例えば、図5(B)に示すように、前回出力をしたDAC値が29.25である場合には「29」の波高で「1」→「0」→「0」→「0」の順に出力(1000b)をしているので、今回はそれよりもDAC値を1/4増加させて「29」の波高で「1」→「1」→「0」→「0」の順で出力(1100b)をするようにビットの上げ下げを10スロット分について行う(図5(B)では4スロット分だけ図示し6スロット分を省略している)。
なお、前回出力をしたDAC値が30である場合には「30」の波高で「0」→「0」→「0」→「0」の順に出力(0000b)をしているので、DAC値を1/4増加させた場合には、波高を一段階上げた「31」としてその波高で「1」→「0」→「0」→「0」の順に出力(1000b)をするようにビットの上げ下げを10スロット分について行う。
以上説明したように、本実施形態に係る充電装置10によると、制御部20は、ステップS105により充電電圧が目標電圧値の範囲内ではないと判断した場合(S105;No)において、(1)電流センサCTによる電流情報に基づいて充電電流が所定電流値以上であるときには(S109;「以上」)、低インピーダンス処理(S120)として、充電電圧が目標電圧値の範囲内に入るように充電電流を増加または減少させる電流指令値としてのDAC値をD/A変換部27に通常の最小単位時間幅Tのディジタルデータとして出力する。これに対し、(2)電流センサCTによる電流情報に基づいて充電電流が所定電流値未満であるときには(S109;「未満」)、高インピーダンス処理(S130)として、充電電圧が目標電圧値の範囲内に入るように充電電流を増加または減少させる電流指令値で最小単位時間幅Tのディジタルデータの分解能を超える電流指令値としてのDAC値を、当該最小単位時間幅T内に収容されるパルスのパルス幅に変換したPWM信号としてD/A変換部27に出力する。
これにより、上記(2)のときには、D/A変換部27には、電流指令値としてディジタルデータの分解能を超えるDAC値がPWM信号として入力されるので、従来はアナログ電圧に変換することのできなかった「ディジタルデータの分解能を超える値の電流値情報による電流指令値」をアナログ電圧値に変換してD/A変換部27からチョッパ制御部29に出力することが可能となる。このため、チョッパ制御部29では、このような「ディジタルデータの分解能を超える値の電流値情報による電流指令値」をアナログ電圧値による電流指令値として受け取ることができるため、例えば、二次電池Battの内部抵抗が比較的高い場合であっても、D/A変換部27から出力されるアナログ電圧値で充電電流を高精度にチョッパ制御することができるため、充電電圧の精度を向上することができる。
なお、以上説明した充電装置10では、充電電圧(出力電圧)を入力電圧よりも低くする降圧チョッパ制御を可能に構成したが、本発明の適用はこれに限られることはなく、充電電圧(出力電圧)を入力電圧よりも高くする昇圧チョッパ制御にも適用することができ、降圧チョッパ制御の場合と同様の作用・効果を得ることが可能となる。
また、以上説明した充電装置10では、充電制御処理による低インピーダンス処理(S130)において、DAC値を1/4ビットづつ減少させたり増加させたりしたが(S133,135)、増減させるビットをより細分化(例えば1/n(nは5以上の整数))させても良い。これにより、さらに多くの情報量をDAC値として時間軸方向に重畳させることが可能となるので、充電電圧の精度をより向上することができる。
10…充電装置
20…制御部
21…充電制御部
23,25…A/D変換部
27…D/A変換部
29…チョッパ制御部
AC…交流電源
Batt…二次電池
C…コンデンサ
CT…電流センサ
VR…電圧センサ
DB…整流部
SW…スイッチング素子
T…トランス
L…コイル

Claims (1)

  1. 入力電圧をチョッパ制御により電圧変換して得られた出力電圧によって二次電池を充電
    し得る充電装置であって、
    前記出力電圧を検出する電圧センサと、
    前記電圧センサから出力される前記出力電圧の電圧情報に基づいて前記出力電圧が所定
    の目標電圧値の範囲内であるか否かを判断する出力電圧判断手段と、
    前記出力電圧による前記二次電池の充電電流を検出する電流センサと、
    前記出力電圧判断手段により前記出力電圧が前記目標電圧値の範囲内ではないと判断さ
    れた場合、前記電流センサから出力される前記充電電流の電流情報と前記電圧センサによ
    る前記電圧情報とに基づいて前記出力電圧が前記目標電圧値の範囲内に入るように前記充
    電電流を増加または減少させる電流指令値を所定時間幅のディジタルデータとして出力す
    る充電電流制御手段と、
    前記充電電流制御手段から出力される前記ディジタルデータを前記所定時間幅よりも短
    い周期でアナログ電圧値に逐次変換して出力するD/A変換部と、
    前記D/A変換部から出力される前記アナログ電圧値に基づいて前記チョッパ制御をす
    るチョッパ制御部と、を備え、
    前記電流センサにより検出された前記充電電流が所定電流値未満である場合、前記充電電流制御手段は、前記電流指令値で前記ディジタルデータの分解能を超える値の電流値情報を、前記所定時間幅内に収容されるパルスのパルス幅に変換したPWM信号として前記D/A変換部に出力し、
    前記所定の目標電圧値をVs、前記充電電流の定格最大値をImax、前記出力電圧の精
    度をVa、前記D/A変換部による分解能の10進表示値をDAmax、前記所定電流値を
    Ithとすると、前記所定電流値は、
    Ith=(Vs/Va)×(Imax/DAmax)で、表されることを特徴とする充電装置。
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