JP5565317B2 - 電子装置の防振性収納ケース及びこの電子装置並びにこの電子装置を搭載する電子機器 - Google Patents

電子装置の防振性収納ケース及びこの電子装置並びにこの電子装置を搭載する電子機器 Download PDF

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Description

この発明は、電子装置の防振性収納ケース及びこの電子装置並びにこの電子装置を搭載する電子機器に関する。この発明は、詳しくは、内蔵する装置本体の振動を外部に伝播することを制限することのできる電子装置の防振性収納ケース及びこの電子装置並びにこの電子装置を搭載する電子機器に関する。
一般に、機械的に動作する駆動部を備える電子装置は、振動を伴う。特に、その駆動部が高速に稼動する電子装置では振動源となって振動を外部に伝播してしまう場合があり、また、その振動が騒音の原因となる場合もある。
例えば、近年、デジタル情報通信技術の発展に伴って大容量コンテンツを配信するブロードバンドサービスが浸透および普及しており、利用者は動画や音楽などを楽しむことができる。これに伴って、パーソナルコンピュータなどの電子機器が取り扱う情報量は増加の一途を辿っている。このために、電子機器には、大容量データの情報処理を行う中央演算装置や映像処理装置、通信装置などの高性能化と共に、ハードディスクドライブなどの記憶装置の高密度化や大容量化、高速化が求められている。パーソナルコンピュータの使用を快適にするために主メモリへの高速転送やコンテンツダウンロード時の高速書き込み等が必要になっている。このため、記憶装置の高速化の要望が特に大きい。その記憶装置の高速化を実現するには、データ記録用の媒体を高速で回転させることと、媒体の記録データの読み取りや媒体へのデータの書き込みを行う磁気ヘッドを稼動させるアームを高速で動作させることが有効である。
要するに、記憶装置内の媒体の高速回転とアームの高速動作を行うために、機構部品をより高速に動作させると共に、機構部品の位置を高速に変化させる必要がある。この機構部品等の高速稼動に伴って機械的振動が発生すると共に、その振動に起因した音波が発生して、記憶装置の騒音が大きくなる。
このことから、特許文献1では、図13に示すように、記憶装置(電子装置)を収納するケース100の天板部材101にダンピングプレート102を両面テープ103で貼着することが提案されている。この構成により、天板部材101とダンピングプレート102との間に100μm以上の隙間を形成して、天板部材101から放射される音圧がその隙間を通過する際に減衰し騒音が低減される。その音圧の透過損失は、天板部材101に対するダンピングプレート102の面積比を大きく取るほど増大させることができることが報告されている。
特許文献2では、図14に示すように、記憶装置(電子装置)を収納するケース110の天板部材111に絞り加工を施して、リブ形状に立設する多数のビード112を形成することが提案されている。この構成により、天板部材111の機械的剛性を向上させることができ、振動を抑制して騒音の発生を低減することができる。そのビード112は、振動の腹となる箇所を通るように形成するのが効果的であることが報告されている。
特開平11−328946号公報 特開2002−015557号公報
しかしながら、特許文献1、2のいずれでも、記憶装置を電子機器に直接固定している。よって、媒体を高速回転させるモータやアームを高速動作させる機構の機械的振動がそのまま伝播してしまい、全体が振動して騒音を発生させてしまう。このことから、天板部材101、111の上に隙間を形成したり、その剛性を高めたりしても、一緒に振動してしまうと共に、記憶装置よりも大きな筐体を有する電子機器をも振動させてしまっては(音波を発生させてしまっては)、騒音を実質的に低下させていることにはならない。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、記憶装置などのような振動源を搭載する電子装置における制振性や遮音性を簡易な構造で向上させることによって、小型で静音特性に優れた電子装置を実現する電子装置の防振性収納ケース及びこの電子装置並びにこの電子装置を搭載する電子機器を提供することを目的の一例としている。
本発明の電子装置の防振性収納ケースは、振動源となる電子装置の外面を覆う状態で前記電子装置を収納するケース部材の内面に、前記電子装置の外面を挟持する状態で前記電子装置の外面を保持する段差凸部を備えており、前記段差凸部は、前記電子装置の外面を制振部材を介して保持する。
この発明の構成によれば、電子装置を挟持する状態で保持するケース部材の段差凸部と電子装置との間に介在する制振部材により振動が伝播してしまうことを制限することができ、外部が振動することを防止することができる。また、ケース部材は、電子装置の全体を覆うことにより、発生する音波を遮蔽し、騒音が透過することを制限することができる。したがって、振動源となる電子装置の制振性や遮音性を簡易な構造で向上させることができ、小型で静音特性に優れた電子装置を実現することができる。
この発明の第1の実施形態である電子装置の外観を示す斜視図である。 図1に示す電子装置の構成を示す分解斜視図である。 図1に示す電子装置の防振性収納ケースの構造を示す図1におけるA−A線に沿った断面図である。 図1に示す電子装置の防振性収納ケースの構造を示す図1におけるB−B線に沿った断面図である。 図1に示す防振性収納ケースを固定する要部構成を示す拡大縦断面図である。 図5に示す部分とは異なる部分における図1に示す防振性収納ケースを固定する要部構成を示す拡大縦断面図である。 第1の実施例に係る防振性収納ケースを適用することにより得られる効果である実験結果を示す表である。 この発明の第2の実施形態である電子装置の防振性収納ケースの構造を示す図1におけるA−A線に対応する断面図である。 図8に示す電子装置の防振性収納ケースの構造を示す図1におけるB−B線に対応する断面図である。 この発明の第3の実施形態である電子装置の防振性収納ケースの構造を示す図1におけるA−A線に対応する断面図である。 図10に示す電子装置の防振性収納ケースの構造を示す図1におけるB−B線に対応する断面図である。 この発明の第4の実施形態である電子装置の防振性収納ケースの構造を示す外観斜視図である。 この発明の関連技術における電子装置の防振性収納ケースの構造を示す図である。 この発明の関連技術における図13に示す電子装置の防振性収納ケースとは異なる電子装置の防振性収納ケースの構造を示す図である。
振動源となる電子装置の外面を覆う状態で電子装置を収納するケース部材の内面に、電子装置の外面を挟持する状態で電子装置の外面を保持する段差凸部を備える。段差凸部は、電子装置の外面を制振部材を介して保持する。段差凸部は、ケース部材の幅方向又は長さ方向に延在するように形成されている。さらに、複数の段差凸部は、電子装置の外面に対面するケース部材の内面のうち、少なくとも互いに対向する対向面のそれぞれに並列するように形成されている。
以下、図面を参照して、この発明の実施形態について詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、この発明の第1の実施形態である電子装置の外観を示す斜視図である。図2は、図1に示す電子装置の構成を示す分解斜視図である。図3は、図1に示す電子装置の防振性収納ケースの構造を示す図1におけるA−A線に沿った断面図である。図4は、図1に示す電子装置の防振性収納ケースの構造を示す図1におけるB−B線に沿った断面図である。図5は、図1に示す防振性収納ケースを固定する要部構成を示す拡大縦断面図である。図6は、図5に示す部分とは異なる部分における図1に示す防振性収納ケースを固定する要部構成を示す拡大縦断面図である。図7は、第1の実施例に係る防振性収納ケースを適用することにより得られる効果である実験結果を示す表である。
図1に示すように、記憶装置10は、遮蔽型に作製され、図2に示す記憶本体部11を直方体の防振性収納ケース21内に収納する。記憶装置10は、例えば、パーソナルコンピュータなどの電子機器の筐体91(図2〜図4を参照)に搭載されている。この記憶装置10の記憶本体部11は、図2に示すように、データ記録用の媒体12と、アーム13とを外装部材14内に内蔵するハードディスクドライブ装置に構築されている。媒体12は、不図示のモータで高速回転させる。アーム13は、媒体12にデータの読み取りや書き込みを行う磁気ヘッドを支持して高速動作させる。このために、記憶本体部11は、媒体12やアーム13の高速稼動に伴って機械的振動の発生する振動源となり、その振動に起因する音波が発生して電子機器の騒音源となる。
防振性収納ケース21は、図2に示すように、防振カバー22と、防振プレート27とを備えている。防振カバー22は、記憶本体部11のトップカバー側の上面11aと側面11bとに対面する。防振プレート27は、記憶本体部11の電子機器の筐体(基台)91側に固定する底面11cに対面する。防振性収納ケース21は、防振カバー22の収納口22cから記憶本体部11を収納して防振プレート27で蓋をすることにより、記憶本体部11全体を覆うように包囲する。防振カバー22及び防振プレート27は金属材料で作製されている。
防振カバー22には、図3及び図4に示すように、凹部23aが2列並列に形成されている。凹部23aは、長方形状を有し、上面部22aの外面から内方に向かって凹形状に窪んで長尺方向(長さ方向)に延在する。凹部23aは、記憶本体部11の上面11aの形状に合わせて一般的な長方形に、矩形又は円形絞り加工で形成されている。この防振カバー22は、凹部23aが上面部22aの外面から内面に向かって窪んでいる。このため、この防振カバー22には、内面に記憶本体部11の上面11aに向かって凸形状に突出する段差凸部23bが形成されている。段差凸部23bは、記憶本体部11の上面11aに制振部材31を介在させた状態で圧接している。制振部材31が両面テープ又は接着剤で段差凸部23bおよび記憶本体部11の上面11aに貼着されている。制振部材31は、記憶本体部11の上面11aに圧接する段差凸部23bの圧接面と相似形状に形成されている。制振部材31は、振動を減衰させて伝播することを制限する振動抑制機能と共に弾性を有する、主に有機材料、例えば、ゴム材料で作製されている。ここで、段差凸部とは、平坦な先端面を持つ凸面部を含む概念である。
同様に、防振プレート27には、図3及び図4に示すように、凹部28aが2列並列に形成されている。凹部28aは、外面から内方に向かって凹形状に窪んで短尺方向(幅方向)に延在する。凹部28aは、記憶本体部11の底面11cの形状に合わせて異型の長方形に、矩形又は円形絞り加工で形成されている。この防振プレート27は、凹部28aが外面から内面に向かって窪んでいる。このため、防振プレート27には、内面に記憶本体部11の底面11cに向かって凸形状に突出する段差凸部28bが形成されている。段差凸部28bは、記憶本体部11の底面11cに制振部材32を介在させた状態で圧接している。制振部材32が両面テープ又は接着剤で段差凸部28bおよび記憶本体部11の底面11cに貼着されている。制振部材32は、記憶本体部11の底面11cに圧接する段差凸部28bの圧接面と相似形状に形成されている。制振部材32は、振動を減衰させて伝播することを制限する振動抑制機能と共に弾性を有する、主に有機材料、例えば、ゴム材料で作製されている。
防振カバー22には、記憶本体部11の側面11bに準備されているネジ止め用の雌ネジ孔11hに対応するように、凹部24aが側面部22bの両面の両端側の計4箇所に設けられている。凹部24aは、概略円形形状を有しており、側面部22bの長手方向の外面から内方に向かって窪む。凹部24aは、矩形又は円形絞り加工で形成されている。凹部24aは、長円形に窪んでおり、中心に記憶本体部11をネジ止めするためのネジ孔25が開口している。このネジ孔25は、大径穴部25aに長穴部25bが連続するように形成されている。この防振カバー22は、凹部24aが側面部22bの外面から内面に向かって窪んでいる。このため、この防振カバー22には、内面に記憶本体部11の側面11bに向かって突出する段差凸部24bが形成されている。雄ネジ36は、記憶本体部11の側面11bの雌ネジ孔11hに螺合させられる。段差凸部24bは、この雄ネジ36の緊締力で制振部材33を介在させた状態で記憶本体部11の側面11bに圧接するように記憶本体部11にねじ止めされている。制振部材33は、図5に示すように、記憶本体部11の側面11bにネジ止めする雄ネジ36の頭部36aとネジ部36bの上部を差込可能に短尺な円筒形状に形成されている。制振部材33の円筒部33aの両端側には外方に円盤形状に張り出すフランジ部33bが形成されている。制振部材33の円筒部33aは、防振カバー22の凹部24a(段差凸部24b)に開口するネジ孔25の長穴部25bの開口幅と同程度の外径に形成されている。制振部材33のフランジ部33bは、防振カバー22の厚さ程度の間隔で離隔するとともに、防振カバー22の凹部24a(段差凸部24b)に開口するネジ孔25の大径穴部25aの開口径と同程度の外径に形成されている。制振部材33は、振動を減衰させて伝播することを制限する振動抑制機能と共に弾性を有する、主に有機材料、例えば、ウレタン材料で作製されている。
防振カバー22には、周縁における短尺側の双方の側面部22bの収納口22c側から外方に張り出すフランジ部26が形成されている。フランジ部26の両側に雄ネジ37を貫通可能に開口するネジ孔26aが形成されている。
防振プレート27には、防振カバー22のフランジ部26に対応する側辺部にそのネジ孔26aに貫通させた雄ネジ37を螺合させて、防振カバー22を防振プレート27に締付固定する雌ネジ27bが形成されている。電子機器の筐体91には、雌ネジ91aが形成されており、雌ネジ91aに雄ネジ38を螺合させることにより、防振プレート27を筐体91に締付固定できる。防振プレート27には、雌ネジ27bの内側の四隅に、この雌ネジ91aに対応して、その雄ネジ38を貫通可能に開口するネジ孔27cが形成されている。この防振プレート27は、電子機器の筐体91の雌ネジ91aに螺合させる雄ネジ38の緊締力で制振部材34、35を介在させた状態でその筐体91に圧接するようにねじ止めされている。制振部材34は、図6に示すように、雄ネジ38のネジ部38bを貫通可能な一般的なワッシャ形状に形成されている。制振部材35は、雄ネジ38のネジ部38bを貫通させて頭部38aを包むように穴開きの円盤形状の周縁部にリブ形状35aが立設されている。これら制振部材34、35は、振動を減衰させて伝播することを制限する振動抑制機能と共に弾性を有する、主に有機材料、例えば、ウレタン材料で作製されている。電子機器の筐体91には、防振カバー22のフランジ部26を防振プレート27の雌ネジ27bに螺合させて締付固定する雄ネジ37の先端部が突き当たらないように溝91bが形成されている。制振部材34、35は、制振部材33と同様にフランジ付の円筒形状に形成しても良い。
この構成により、記憶装置10は、次のような手順で電子機器の筐体91に組み付けることができる。まず、段差凸部28bに制振部材32が貼着されている防振プレート27を電子機器の筐体91に制振部材34、35を介して雄ネジ38で緊締固定する。次いで、段差凸部23bに制振部材31が貼着されている防振カバー22内に記憶本体部11を収納口22cから収納する。この後に、防振カバー22の段差凸部24bに開口するネジ孔25の大径穴部25aから制振部材33のフランジ部33bを通過させてその円筒部33aを長穴部25b内に挿通させつつ雄ネジ36を記憶本体部11の雌ネジ孔11hに位置決め螺合させて仮固定する。次いで、防振カバー22のフランジ部26のネジ孔26aに雄ネジ37を貫通させて防振プレート27の雌ネジ27bに螺合させて仮固定する。この後に、雄ネジ36、37を記憶本体部11の雌ネジ孔11hと防振プレート27の雌ネジ27bにそれぞれ緊締して固定する。この結果、防振カバー22及び防振プレート27を記憶本体部11に制振部材31〜33を介して圧接および緊締して固定し機械的に一体化させることができる。これと共に、防振プレート27を電子機器の筐体91に制振部材34、35を介して緊締固定して機械的に一体化させることができる。記憶装置10の電子機器の筐体91への組み付けは、上述の手順に限られない。例えば、記憶本体部11は、防振プレート27の段差凸部28b上に載置している状態で防振カバー22を被せて雄ネジ36を螺合させてもよい。
この状態では、記憶装置10は、記憶本体部11を防振カバー22と防振プレート27の内部で固定して閉塞する状態に収納している。よって、騒音源となる記憶本体部11を遮蔽することができ、遮音性を確保することができる。
また、防振カバー22には、上面部22aに一対の凹部23a(段差凸部23b)が延在して並列されていることから防振カバー22の剛性が強化されている。さらに、防振プレート27にも一対の凹部28a(段差凸部28b)が延在して並列されていることから防振プレート27の剛性が強化されている。また、防振カバー22と防振プレート27は、防振カバー22の段差凸部23bと、防振プレート27の段差凸部28bとを互いに対面させて交差する位置関係で記憶本体部11の外装部材14(上面11aや底面11c)に圧接させている。この構成により、防振性収納ケース21としての剛性がより強化されている。このため、防振性収納ケース21は、収納する記憶本体部11の高速稼動で生じる振動が伝播されてきたとしても振動してしまうことを抑制することができ、制振特性を向上させることができる。
また、防振カバー22の段差凸部23bと記憶本体部11と間には、制振部材31が介在し、防振プレート27の段差凸部28bと記憶本体部11と間には制振部材32が介在している。この状態で防振カバー22と防振プレート27とを外装部材14に圧接させて挟み込んで挟持および固定して保持している。この構成により、防振性収納ケース21は、機械的強度を増大させて制振特性が強化されているのに加えて、記憶本体部11の高速稼動で生じて伝播してくる振動を制振部材31、32で減衰あるいは制限することができる。
また、防振カバー22と記憶本体部11の間では、段差凸部24bを外装部材14にネジ止めする雄ネジ37との間に制振部材33を介在させている。また、同様に、雄ネジ38でネジ止め固定する防振プレート27と電子機器の筐体91との間でも、制振部材34、35を介在させている。この構成により、防振性収納ケース21は、雄ネジ37、38が直接防振カバー22や防振プレート27に接触して、記憶本体部11や電子機器の筐体91との間で振動を直接伝播させてしまうことを回避することができる。また、防振プレート27や電子機器の筐体91との間で伝播しようとする微小な振動についても減衰および制限することができる。
このように、この実施形態によれば、防振性収納ケース21の防振カバー22と防振プレート27に段差凸部23b、24b、28bを形成して機械的剛性を強化すると共に制振部材31〜35を介して振動および騒音源となる記憶本体部11を挟持あるいはネジ止め固定する。この構成により、記憶本体部11は、簡易な構造で全体が覆われる状態で保持され騒音を遮断することができると共に振動を伝播してしまうことを回避することもできる。したがって、記憶装置10の制振性や遮音性を簡易な構造で向上させることができ、小型で静音特性に優れた電子装置を実現することができる。この結果、記憶本体部11に起因する騒音を抑制すると共に振動の伝播を制限することのできる高い静粛性を持った記憶装置10やこれを搭載するパーソナルコンピュータなどの電子機器を提供することができる。
実施例1として、ハードディスク装置を記憶本体部11として収納する防振性収納ケース21を次の寸法形状で形成して遮蔽型記憶装置10を作製した。図7は、この遮蔽型記憶装置10を、異なるタイプのパーソナルコンピュータにそれぞれ組み付けて搭載した場合の騒音を計測して得られた結果を示している。
防振性収納ケース21としては、厚さが1.6mmの鋼板を加工して防振カバー22と防振プレート27を作製して、防振性収納ケース21は、長さ220mm、幅140mm、高さ50mmの箱型に形成されている。防振カバー22の上面部22aには絞り加工で1.5mmの段差となる段差凸部23bを形成すると共に、側面部22bには絞り加工で1.5mmの段差となる段差凸部24bを形成する。防振プレート27にも絞り加工で1.5mmの段差となる段差凸部28bを形成する。防振カバー22や防振プレート27と記憶本体部11との間に介在させる制振部材31、32は、ゴム系材料で1.5mmの厚さに形成する。
防振カバー22と記憶本体部11とを緊締固定する雄ネジ36との間に介在させる制振部材33や、防振プレート27とパーソナルコンピュータの筐体91とを緊締固定する雄ネジ38との間に介在させる制振部材34、35は、ウレタン系材料で総厚6mmに形成する。
この記憶装置10を搭載するパーソナルコンピュータと、単に防振性収納ケースに記憶本体部11を収納してネジ止めしただけの従来の記憶装置を搭載するパーソナルコンピュータとの場合で、その記憶本体部11を高速稼動させて読み書きを実行した場合に発生する騒音を全無響室で計測した。すると、図7に示すように、従来の記憶装置の場合には、騒音値は、パーソナルコンピュータタイプAで23dB(装置正面)、24dB(装置背面)であり、パーソナルコンピュータタイプBで26dB(装置正面)27dB(装置背面)であった。これに対して、記憶装置10の場合には、パーソナルコンピュータタイプAで21dB(装置正面)、22dB(装置背面)であり、パーソナルコンピュータタイプBで23dB(装置正面)、24dB(装置背面)であった。したがって、従来の記憶装置と比較して、この記憶装置10を用いた場合は、約2〜3dBも騒音値を低下させることができた。このことから、記憶装置10の静粛性が格段に向上していることが分かる。
(実施形態2)
次に、図8は、この発明の第2の実施形態である電子装置の防振性収納ケースの構造を示す図1におけるA−A線に対応する断面図である。図9は、図8に示す電子装置の防振性収納ケースの構造を示す図1におけるB−B線に対応する断面図である。第2の実施形態は、上述の第1の実施形態と略同様に構成されていることから同様の構成には同一の符号を付して特徴部分を説明する(以下で説明する他の実施形態においても同様)。
図8及び図9に示すように、記憶装置40は、記憶本体部11を収納する防振性収納ケース21の防振カバー22の段差凸部23bに貼着する制振部材31の一方に代えて、伝熱部材41がその防振カバー22の段差凸部23bに貼着されている。伝熱部材41は、例えば、シリコン樹脂、カーボン系、あるいは導電性樹脂などの伝熱性に優れる伝熱材料で作製されている。制振部材31を伝熱部材41に代えるだけでなく、他の制振部材32〜35を伝熱部材41に代えても良い。また、伝熱部材41が伝熱特性だけでなく制振特性をも備える場合には、制振部材に代えて伝熱部材41を兼用させてもよい。
このため、記憶装置40は、記憶本体部11の媒体12の高速回転やアーム13の高速動作などで発生する熱を金属製の防振カバー22に伝熱して冷却することができる。よって、記憶本体部11の故障の要因となる温度上昇を防止することができる。
このように、この実施形態によれば、上述の第1の実施形態で得られる作用効果に加えて、記憶本体部11を効果的に冷却することができるという作用効果が得られる。したがって、熱的要因で記憶装置40を小型化することが妨げられてしまうことはなく、小型で静音特性に優れた記憶装置40やこれを搭載するパーソナルコンピュータなどの電子機器を提供することができる。
(実施形態3)
図10は、この発明の第3の実施形態である電子装置の防振性収納ケースの構造を示す図1におけるA−A線に対応する断面図である。図11は、図10に示す電子装置の防振性収納ケースの構造を示す図1におけるB−Bに対応する断面図である。
図10及び図11に示すように、記憶装置50には、防振プレート27を省略して、電子機器の筐体91に段差凸部28bと同一形状の段差凸部91cを設ける。段差凸部91cは、矩形又は円形絞り加工で形成する。段差凸部91cには制振部材32を貼着する。防振カバー22においては、雄ネジ37に代えて、フランジ部26のネジ孔26aに雄ネジ38を貫通させる。これと共に、その雄ネジ38を螺合させる雌ネジ91dをその筐体91の対応する箇所に形成して、防振カバー22を筐体91に締付固定する。この防振カバー22のフランジ部26は、防振プレート27を用いた場合と同様に、電子機器の筐体91の雌ネジ91dに螺合させる雄ネジ38の緊締力で制振部材34、35を介在させた状態でその筐体91に圧接するようにねじ止めされている。
このように、この実施形態によれば、上述の第1の実施形態の防振プレート27を省いても同様の構成に記憶装置50を構築することができ、同様の作用効果を得ることができる。したがって、より部品点数を削減した簡易な構造で優れた制振性や遮音性を確保する記憶装置50を安価に作製することができ、高い静粛性を持った記憶装置50やこれを搭載するパーソナルコンピュータなどの電子機器を提供することができる。
(実施形態4)
図12は、この発明の第4の実施形態である電子装置の防振性収納ケースの構造を示す外観斜視図である。
図12に示すように、記憶装置10の防振カバー22には、側面部22bの凹部24a(段差凸部24b)の間に切欠部62が形成されている。この切欠部62から、防振性収納ケース21内に収納する記憶本体部11の側面11bを押さえることができる。この切欠部62は、防振カバー22の側面部22bの長尺側に形成する代わりに、防振カバー22の側面部22bの短尺側に形成しても良い。
このように、この実施形態によれば、上述の第1の実施形態の作用効果に加えて、記憶装置60の組立時に仮固定している状態のときに、記憶本体部11の位置を容易に微調整できるという作用効果を得られる。このため、部品の僅かなずれで部品同士が接触して振動が発生することを回避することができる。例えば、電子機器の筐体91にネジ止め固定する雄ネジ38のネジ部38bが防振プレート27に直接接触することがないように調整して記憶装置10を精度良く容易に組み立てることができる。さらに、記憶本体部11が故障した場合などでも、容易に交換して再度組み立てることができ、保全性が向上する。切欠部62が形成されている防振カバー22を上述の他の実施形態に採用しても良い。
以上、この発明の一実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、この発明は、コンパクトディスクの読取・書込装置にも適用することができる。
この出願は、2009年1月30日に出願された日本出願特願2009−020946を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
この発明は、パーソナルコンピュータ用の記憶装置に限らず、例えば、他の振動源となる電子装置にも広く適用することができ、例えば、ビデオ画像を記録する装置などにも適用することができる。
10、40、50 遮蔽型記憶装置(電子装置)
11 記憶本体部(振動源)
11a 上面(外面)
11b 側面(外面)
11c 底面(外面)
21 防振性収納ケース(ケース部材)
22 防振カバー
22a 上面部(対向面)
22b 側面部
22c 収納口
23b、28b、91c 段差凸部(圧接凸部)
24b 段差凸部(ネジ止め凸部)
27 防振プレート(対向面)
31〜35 制振部材
41 伝熱部材
62 切欠部
91 筐体

Claims (17)

  1. 振動源となる電子装置の外面を覆う状態で前記電子装置を収納するケース部材の内面に、前記電子装置の外面を挟持する状態で前記電子装置の外面を保持する段差凸部を備えており、
    前記段差凸部は、前記電子装置の外面を制振部材を介して保持するとともに、
    複数の前記段差凸部は、前記電子装置の外面に圧接する寸法形状に形成されている圧接凸部と、前記電子装置の外面にネジ止めされるネジ止め凸部とを備えており、
    複数の前記制振部材は、前記圧接凸部に貼着されて前記圧接凸部と前記電子装置の外面との間に圧接する状態で介在される制振部材と、前記ネジ止め凸部及び前記電子装置の外面との間にネジ部材の締付けで圧接する状態で介在される制振部材とを備え、
    前記ケース部材は、前記電子装置の収納口が開口して前記電子装置の底面以外の外面に対面するように前記電子装置を覆う防振カバーと、前記電子装置の底面に対面して支持すると共に前記収納口を塞ぐ防振プレートとを有し、
    前記圧接凸部は、前記防振プレートと前記防振プレートに対面する前記防振カバーの内面に形成され、
    前記ネジ止め凸部は、前記防振カバーの側面に形成されており、
    前記ネジ部材により締め付けられる制振部材は、前記ネジ部材が挿入される円筒部と、この円筒部の端部に設けられた大径のフランジ部とを有し、
    前記防振カバーの側面には、前記フランジ部と同程度の径の大径穴部と、この穴部より小径であって前記円筒部と同程度の幅を有する長穴部とを有す
    電子装置の防振性収納ケース。
  2. 前記段差凸部は、前記ケース部材の幅方向又は長さ方向に延在するように形成されている請求項1記載の電子装置の防振性収納ケース。
  3. 複数の前記段差凸部は、前記電子装置の外面に対面する前記ケース部材の内面のうち、少なくとも互いに対向する対向面のそれぞれに並列するように形成されている請求項1又は2記載の電子装置の防振性収納ケース。
  4. 前記段差凸部は、互いに交差する姿勢で対向するように形成されている請求項3記載の電子装置の防振性収納ケース。
  5. 前記段差凸部は、前記ケース部材の外面が凹形状に形成されて前記ケース部材の内面が凸形状に形成されることにより形成されている請求項1乃至4の何れか一項に記載の電子装置の防振性収納ケース。
  6. 前記ケース部材の前記防振プレートは、前記電子装置を搭載する電子機器側の筐体が構成する請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電子装置の防振性収納ケース。
  7. 前記ケース部材は、前記防振カバーに前記防振プレートをネジ止めして前記収納口が閉塞されており、
    前記防振カバーと前記防振プレートのネジ止め箇所に別の制振部材が前記防振カバーと前記防振プレートとに圧接する状態で介在されている請求項5または6記載の電子装置の防振性収納ケース。
  8. 前記ケース部材には、前記電子装置の側面に対面する前記防振カバーの部位を開口する切欠部が形成されている請求項5乃至7のいずれか一項に記載の電子装置の防振性収納ケース。
  9. 前記ケース部材の前記段差凸部と前記電子装置の外面との間に介在されて前記ケース部材との間で熱交換する伝熱部材をさらに備える請求項1乃至8の何れか一項に記載の電子装置の防振性収納ケース。
  10. 外面を覆うように防振性収納ケース内に収納されており、
    前記防振性収納ケースには、前記外面を挟持する状態で前記外面を保持する段差凸部が内面に形成されており、
    前記段差凸部は、前記外面を制振部材を介して保持するとともに、
    複数の前記段差凸部は、前記外面に圧接する寸法形状に形成されている圧接凸部と、前記外面にネジ止めされるネジ止め凸部とを備えており、
    複数の前記制振部材は、前記圧接凸部に貼着されて前記圧接凸部と前記外面との間に圧接する状態で介在される制振部材と、前記ネジ止め凸部及び前記外面にネジ部材の締付けで圧接する状態で介在される制振部材とを備え、
    前記防振性収納ケースは、前記外面の底面以外を覆うように収納口が開口する防振カバーと、前記外面の底面に対面して支持すると共に前記収納口を塞ぐ防振プレートとを有し、
    前記圧接凸部は、前記防振プレートと前記防振プレートに対面する前記防振カバーの内面に形成され、
    前記ネジ止め凸部は前記防振カバーの側面に形成されており、
    前記ネジ部材により締め付けられる制振部材は、前記ネジ部材が挿入される円筒部と、この円筒部の端部に設けられた大径のフランジ部とを有し、
    前記防振カバーの側面には、前記フランジ部と同程度の径の大径穴部と、この穴部より小径であって前記円筒部と同程度の幅を有する長穴部とを有する電子装置。
  11. 前記防振性収納ケースの前記防振プレートは、搭載される電子機器側の筐体が構成する請求項10記載の電子装置。
  12. 前記防振性収納ケースは、前記防振カバーに前記防振プレートをネジ止めして前記収納口が閉塞されており、
    前記防振カバーと前記防振プレートのネジ止め箇所に別の制振部材が前記防振カバーと前記防振プレートとに圧接する状態で介在されている請求項11記載の電子装置。
  13. 前記防振性収納ケースは、前記防振カバーの側面周縁部に形成されているフランジで前記防振プレートをネジ止めする請求項12記載の電子装置。
  14. 前記防振性収納ケースには、前記防振カバーの側面の一部を開口する切欠部が形成されている請求項11乃至13の何れか一項に記載の電子装置。
  15. 前記防振性収納ケースは、前記段差凸部と前記外面との間に介在されて前記防振性収納ケースとの間で熱交換する伝熱部材をさらに備える請求項10乃至14の何れか一項に記載の電子装置。
  16. 前記電子装置が、データ記録用の記録媒体と、前記記録媒体のデータの読み取りや前記記録媒体へ書き込みを行う磁気ヘッドとを備えた記憶装置からなる請求項10乃至15の何れか一項に記載の電子装置。
  17. 請求項1乃至9の何れか一項に記載の防振性収納ケース内に収納されている電子装置、または、請求項10乃至16の何れか一項に記載の電子装置を、前記電子装置と筐体との間に、振動が伝播するのを防止する制振部材を介在させて搭載する電子機器。
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