JP5563683B1 - 環境情報提供装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】移動端末から受信した観測データを利用する際に、信憑性のあるデータと信憑性のないデータとを効率よく選別できるようにする。
【解決手段】サーバ装置201において、観測データ受信部211は、複数の移動端末の各々から、気象の観測値と、その観測値が得られた日時及び緯度・経度とを示す気象データを受信する。信憑性判断部212は、観測データ受信部211により受信された気象データの観測値を所定の値と比較し、比較結果に基づいて、各移動端末から受信された気象データの観測値の信憑性を判断する。環境情報提供部213は、信憑性判断部212の判断結果に基づいて、観測データ受信部211により複数の移動端末から受信された気象データのうち、集計対象とする気象データを選択し、選択した気象データの観測値を日時及び緯度・経度によって分類して集計し、集計結果を環境情報として提供する。
【選択図】図5

Description

本発明は、環境情報提供装置及びプログラムに関するものである。本発明は、例えば、携帯端末を利用した気象情報収集と放送用画面作成の仕組みに関するものである。
気象庁による気象データ観測はアメダスで行われているが、観測地点(気象観測所)は日本全国に1300箇所(2011年時点)しかない。これだけでは、日本全国をカバーできない。観測機器が設置されていない地域の気温傾向等はわからず、正確な予報も難しい。観測地点を増やすにしても観測機器の費用、それを設置する作業費等、多大な費用がかかる。アメダスよりも細かなメッシュで観測できるXバンドレーダがあるが、現状では降水量の観測だけの用途である。これらのシステムによる観測だけでは、日本全国を網羅できず、地形の複雑な地域で観測機器のない場所等では、正確なデータがないため、農作物への被害、洪水、浸水等の災害に迅速に対応できないおそれがある。
従来、センサを備えた携帯端末から、GPS(Global・Positioning・System)で得られた位置情報とともに、センサで得られた気象データを収集し、データベースに蓄積して利用する技術がある(例えば、特許文献1参照)。これと同様の技術において、位置情報を地図データベースと照合して、携帯端末の利用者が屋内にいるか屋外にいるかを判別し、屋外で得られた気象データのみを利用するものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−358321号公報 特開2004−21778号公報
従来技術では、携帯端末から収集した気象データを利用する際に、信憑性のないデータも利用対象に含まれてしまう可能性が高いという課題があった。例えば、地図データベースが常に正確かつ最新の情報を記憶しているのであれば、屋外で得られたデータと屋内で得られたデータとを選別することができるかもしれないが、そのようなデータベースの運用は手間がかかるため、効率的ではない。
本発明は、例えば、移動端末から受信した観測データを利用する際に、信憑性のあるデータと信憑性のないデータとを効率よく選別できるようにすることを目的とする。
本発明の一の態様に係る環境情報提供装置は、
周辺環境を観測するセンサが備えられた複数の移動端末の各々から、センサで得られた観測値と、その観測日時及び観測位置とを示す観測データを受信する観測データ受信部と、
前記観測データ受信部により受信された観測データの観測値を所定の値と比較し、比較結果に基づいて、各移動端末から受信された観測データの観測値の信憑性を判断する信憑性判断部と、
前記信憑性判断部の判断結果に基づいて、前記観測データ受信部により前記複数の移動端末から受信された観測データのうち、集計対象とする観測データを選択し、選択した観測データの観測値を観測日時及び観測位置によって分類して集計し、集計結果を環境情報として提供する環境情報提供部とを備える。
本発明の一の態様において、
前記信憑性判断部は、前記観測データ受信部により各移動端末から受信された観測データの観測値を、その観測データと観測日時及び観測位置が近い、他の移動端末から受信された観測データの観測値と比較し、比較結果に基づいて、各移動端末から受信された観測データの観測値の信憑性を判断する。
本発明の一の態様において、
前記信憑性判断部は、前記観測データ受信部により各移動端末から受信された観測データと観測位置の標高差が一定以上ある、他の移動端末から受信された観測データの観測値を比較対象から除外する。
本発明の一の態様において、
前記信憑性判断部は、前記観測データ受信部により各移動端末から受信された観測データの観測位置が含まれる地域の人口密度に応じて、その観測データの観測位置と他の移動端末から受信された観測データの観測位置とが近いかどうかの判定基準を変える。
本発明の一の態様において、
前記信憑性判断部は、前記観測データ受信部により各移動端末から受信された観測データの観測値を、その観測データの観測日時及び観測位置と同じ日時及び位置に対して予め定められた基準値と比較し、比較結果に基づいて、各移動端末から受信された観測データの観測値の信憑性を判断する。
本発明の一の態様において、
前記信憑性判断部は、前記観測データ受信部により各移動端末から受信された観測データの観測位置が標高変化の大きい地域内でない場合に、その観測データの観測値を基準値と比較する。
本発明の一の態様において、
前記観測データ受信部は、各移動端末から、観測データとして、センサで得られた観測値のほかに、別のセンサで得られた別の観測値を示す観測データを受信し、
前記信憑性判断部は、前記観測データ受信部により各移動端末から受信された観測データの観測位置が屋内であるかどうかを、その観測データの別の観測値によって判定し、
前記環境情報提供部は、前記観測データ受信部により前記複数の移動端末から受信された観測データのうち、前記信憑性判断部により観測位置が屋内であると判定された観測データの観測値を集計対象から除外する。
本発明の一の態様において、
前記信憑性判断部は、前記観測データ受信部により各移動端末から受信された観測データの観測日時が予め定められた期間内である場合に、その観測データの観測位置が屋内であるかどうかを判定する。
本発明の一の態様において、
前記観測データ受信部は、各移動端末のほかに、周辺環境を定点観測する観測機器から、前記観測機器で得られた観測値と、その観測日時及び観測位置とを示す観測データを受信し、
前記環境情報提供部は、前記観測データ受信部により前記観測機器から受信された観測データの観測値を集計対象に含める。
本発明の一の態様において、
前記観測データ受信部は、各移動端末から、観測データとして、気象の観測値を示す観測データを受信し、
前記環境情報提供部は、選択した観測データの観測値を、メッシュ状に複数の区域に分けられた地理範囲に含まれる区域ごとに分類して集計し、集計結果を区域ごとに表示する気象画面を生成して出力する。
本発明の一の態様に係るプログラムは、
コンピュータを、前記環境情報提供装置として機能させるためのプログラムである。
本発明の一の態様によれば、移動端末から受信した観測データを利用する際に、観測データの観測値を所定の値と比較して、信憑性のあるデータと信憑性のないデータとを選別するため、効率的である。
実施の形態1に係る環境情報提供システムの構成を示すブロック図。 実施の形態1に係る環境情報提供システムの移動端末の動作を示すフローチャート。 実施の形態1に係る環境情報提供システムのサーバ装置の動作を示すフローチャート。 実施の形態1に係る環境情報提供システムのサーバ装置の動作を示すフローチャート。 実施の形態1に係る環境情報提供システムのサーバ装置の構成を示すブロック図。 実施の形態1に係る環境情報提供システムのサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る環境情報提供システム100の構成を示すブロック図である。図2は、環境情報提供システム100の移動端末101の動作を示すフローチャートである。図3及び図4は、環境情報提供システム100のサーバ装置201の動作を示すフローチャートである。
図1において、環境情報提供システム100は、複数の移動端末101、複数の観測機器102、センター200等で構成される。
移動端末101は、例えば、スマートフォン、タブレットPC(Personal・Computer)、携帯電話といった一般のユーザの携帯端末、あるいは、一般の車両に搭載されたカーナビゲーション機器である。移動端末101は、センサ111、GPS受信機112を備える。センサ111、GPS受信機112は、移動端末101に内蔵されるか、あるいは、移動端末101にケーブル等で接続して取り付けられる。
センサ111は、例えば、温度センサ、降水センサ、湿度センサ、照度センサ、風向・風速センサ、あるいは、これらのうち2つ以上の組み合わせである。センサ111は、周辺の気象(周辺環境の一例)を観測する。なお、センサ111が気象以外の対象(例えば、花粉、放射性物質、光化学スモッグの原因物質)を観測するものであっても、本実施の形態を適用することができる。
GPS受信機112は、GPS衛星から測位情報及び時刻情報を受信する。
図2に示すように、移動端末101は、例えば、ユーザから特定の操作(気象観測を明示的に要求する操作に限らず、移動端末101をスリープ状態から復帰させる操作等でもよい)を受け付けたとき、特定の日時になったことを検知したとき、あるいは、センター200から特定の要求を受信したときに、気象データ300(観測データの一例)を生成し、生成した気象データ300を、図示していない移動通信網を含むネットワークを介してセンター200に送信する。図1に示すように、気象データ300は、センサ111で得られた気温301、降水量302、湿度303、照度304、風向・風速305といった気象の観測値と、その観測値が得られた日時306(観測日時の一例)及び緯度・経度307(観測位置の一例)とを示すデータである。移動端末101は、気象データ300を生成する際に、GPS受信機112で受信された時刻情報に基づいて、あるいは、移動端末101の内蔵時計から現在の日時306を求める。また、移動端末101は、GPS受信機112で受信された測位情報に基づいて現在の緯度・経度307を求める。なお、移動端末101は、GPS以外の方式を利用して緯度・経度307を求めてもよい。例えば、移動端末101は、GPS衛星からの測位情報とともに準天頂衛星からの測位情報に基づいて現在の緯度・経度307を求めてもよい。あるいは、移動端末101は、移動通信網の基地局情報に基づいて現在の大まかな緯度・経度307を求めてもよい。
観測機器102は、例えば、アメダスの観測所に設置された機器である。観測機器102は、周辺の気象(周辺環境の一例)を定点観測する。なお、センサ111と同様に、観測機器102が気象以外の対象(例えば、花粉、放射性物質、光化学スモッグの原因物質)を定点観測するものであっても、本実施の形態を適用することができる。
観測機器102は、例えば定期的に、アメダスデータ310(観測データの一例)を生成し、生成したアメダスデータ310を、図示していないネットワークを介してセンター200に送信する。アメダスデータ310は、気象データ300と同様に、観測機器102で得られた気温、降水量、湿度、照度、風向・風速といった気象の観測値と、その観測値が得られた日時(観測日時の一例)及び緯度・経度(観測位置の一例)とを示すデータである。なお、アメダスデータ310は、緯度・経度の代わりに、アメダスの観測所の識別番号を示すデータであってもよい。その場合、例えば、センター200側で、アメダスの観測所の識別番号ごとに観測所の緯度・経度を示すデータを保持しておき、このデータを参照することで、アメダスデータ310の観測値が得られた緯度・経度を求めればよい。
センター200には、サーバ装置201(環境情報提供装置の一例)と、データベース202とが設置される。
サーバ装置201は、1台又は複数台のコンピュータで構成される。
図3に示すように、サーバ装置201は、各移動端末101から送信されてきた気象データ300を、日時別(例えば、1時間単位)、地域別(例えば、予め設定された50m(メートル)四方のメッシュの区域別)に分類して、データベース202に蓄積する。このとき、サーバ装置201は、日時306が近い時点(例えば、ある日時から1時間以内)、かつ、緯度・経度307が近い地点(例えば、50m四方のメッシュで隣接する区域を含む150m四方の範囲内、あるいは、1km(キロメートル)四方の範囲内)の気象データ300同士の観測値を比較して、観測値が突出している気象データ300(観測値が気温301、降水量302、・・・といった具合に複数ある場合は、少なくとも1つの観測値が突出している気象データ300)を信憑性のないものとして削除する。また、サーバ装置201は、それぞれの気象データ300の観測値を、同じ時期(例えば、同じ月)の周辺地域(望ましくは、緯度・経度が近いだけでなく、高度も近く、地形の特徴(山間部、平野部、盆地等)も共通する地域)における傾向値(又は平年値)と比較して、観測値が傾向値の範囲外である(又は平年値に対して閾値以上の差をもっている)気象データ300(観測値が気温301、降水量302、・・・といった具合に複数ある場合は、少なくとも1つの観測値が傾向値の範囲外である気象データ300)を信憑性のないものとして削除する。また、サーバ装置201は、それぞれの気象データ300の観測値について、照度や風速に基づき、観測場所が室内であるかどうかを判断し、室内の気象データ300を信憑性のないものとして削除する。なお、サーバ装置201は、信憑性のある気象データ300のみをデータベース202に蓄積する代わりに、全ての気象データ300を一旦データベース202に蓄積してから、それぞれの気象データ300の信憑性を判断してもよい。また、サーバ装置201は、信憑性のない気象データ300を削除する代わりに、信憑性の判断結果を示すフラグデータとともに全ての気象データ300をデータベース202に蓄積してもよい。また、サーバ装置201は、室内の気象データ300を削除する代わりに、室内の気象データ300であることを示すフラグデータとともに室内の気象データ300をデータベース202に蓄積してもよい。
図4に示すように、サーバ装置201は、データベース202に蓄積した精査後の(即ち、信憑性があると判断した)気象データ300を利用して、気温、降水量、湿度、照度、風向・風速といった気象によって日本地図をメッシュ状(例えば、50m四方のメッシュ)に色分けした気象画面400(気象画像)を作成して出力する。これにより、細かいメッシュでの実況データの把握が可能となり、例えば、気温が特に高い地域では熱中症、気温が特に低い地域では凍結の作物への影響、降水量の多い地域では洪水の呼びかけに役立てることができる。なお、サーバ装置201は、時系列に変化する気象画面400を作成してもよい。その場合、実況データの動き(傾向)も把握できるようになる。
以下では、サーバ装置201の構成及び動作の詳細について説明する。
図5は、サーバ装置201の構成を示すブロック図である。
図5において、サーバ装置201は、観測データ受信部211、信憑性判断部212、環境情報提供部213を備える。
また、サーバ装置201は、処理装置291、記憶装置292、入力装置293、出力装置294等のハードウェアを備える。ハードウェアはサーバ装置201の各部によって利用される。例えば、処理装置291は、サーバ装置201の各部でデータや情報の演算、加工、読み取り、書き込み等を行うために利用される。記憶装置292は、そのデータや情報を記憶するために利用される。また、入力装置293は、そのデータや情報を入力するために、出力装置294は、そのデータや情報を出力するために利用される。
観測データ受信部211は、ネットワークを介して複数の移動端末101の各々から気象データ300を受信する。また、観測データ受信部211は、ネットワークを介して複数の観測機器102の各々からアメダスデータ310を受信する。なお、観測データ受信部211は、複数の観測機器102の各々からアメダスデータ310を直接受信する代わりに、アメダスデータ310を収集する他の装置からアメダスデータ310を受信してもよい。即ち、観測データ受信部211は、複数の観測機器102の各々からアメダスデータ310を間接的に受信してもよい。
信憑性判断部212は、観測データ受信部211により受信された気象データ300の観測値を所定の値と比較する。そして、信憑性判断部212は、比較結果に基づいて、各移動端末101から受信された気象データ300の観測値の信憑性を判断する。信憑性判断部212は、観測データ受信部211により受信されたアメダスデータ310の観測値については、正確であると推定して信憑性を判断しないものとするが、気象データ300の観測値と同様に、信憑性を判断するようにしてもよい。
上記所定の値としては、例えば、前述したように、日時306が近い時点、かつ、緯度・経度307が近い地点の他の気象データ300の観測値を用いることができる。この場合、信憑性判断部212は、観測データ受信部211により各移動端末101から受信された気象データ300の観測値を、その気象データ300と日時306及び緯度・経度307が近い、他の移動端末101から受信された気象データ300の観測値と比較する。そして、信憑性判断部212は、比較結果に基づいて、各移動端末101から受信された気象データ300の観測値の信憑性を判断する。
具体的には、信憑性判断部212は、日時306及び緯度・経度307が一定の範囲内にある気象データ300を、日時306及び緯度・経度307が近い気象データ300と判定して記憶装置292に一旦記憶し、これらの気象データ300同士の観測値を、任意の統計手法を用いて処理装置291により比較する。そして、信憑性判断部212は、比較対象とした気象データ300の中に、気温301、降水量302、湿度303、照度304、風向・風速305といった気象の観測値のいずれか(又は予め設定した数以上の観測値)が突出している気象データ300があれば、その気象データ300の観測値に信憑性がないと判断する。信憑性判断部212は、それ以外の気象データ300の観測値については信憑性があると判断する。なお、信憑性判断部212は、比較対象とする気象データ300と日時306及び緯度・経度307が近いアメダスデータ310があれば、そのアメダスデータ310の観測値を比較対象に含めてもよい。前述したように、アメダスデータ310の観測値が正確であると推定する場合は、アメダスデータ310の観測値の重み付けを大きくして比較することが望ましい。
ここで、気象は、日時306及び緯度・経度307が近くても、標高によって大きく異なる可能性がある。例えば、気温301は、標高が高いほど低くなると考えられる。そのため、信憑性判断部212は、観測データ受信部211により各移動端末101から受信された気象データ300と緯度・経度307で示される地点の標高差が一定以上ある、他の移動端末101から受信された気象データ300の観測値を比較対象から除外してもよい。このようにすることで、観測値が正しいにも関わらず、標高の違いから他の値に比べて突出している値を、信憑性がないと誤って判断することを防止できる。
また、観測値を比較する際にはサンプル数がある程度必要であるが、比較対象とする範囲が広すぎるとサンプルの環境条件にバラツキが出てしまうおそれがある。そのため、信憑性判断部212は、観測データ受信部211により各移動端末101から受信された気象データ300の緯度・経度307で示される地点が含まれる地域の人口密度に応じて、その気象データ300の緯度・経度307と他の移動端末101から受信された気象データ300の緯度・経度307とが近いかどうかの判定基準を変えてもよい。例えば、信憑性判断部212は、気象データ300の緯度・経度307で示される地点が人口密度の高い地域であるほど、緯度・経度307が近いと判定する範囲を狭くし、気象データ300の緯度・経度307で示される地点が人口密度の低い地域であるほど、緯度・経度307が近いと判定する範囲を広くしてもよい。このようにすることで、一定のサンプル数を確保しながら、サンプルの環境条件にバラツキが出にくくすることができる。
上記所定の値としては、例えば、前述したように、同じ時期の周辺地域における傾向値(又は平年値)を用いることもできる。この場合、信憑性判断部212は、観測データ受信部211により各移動端末101から受信された気象データ300の観測値を、その気象データ300の日時306及び緯度・経度307と同じ日時及び緯度・経度に対して予め定められた基準値(傾向値あるいは平年値)と比較する。そして、信憑性判断部212は、比較結果に基づいて、各移動端末101から受信された気象データ300の観測値の信憑性を判断する。
前述したように、気象は、日時306及び緯度・経度307が近くても、標高によって大きく異なる可能性がある。そのため、信憑性判断部212は、観測データ受信部211により各移動端末101から受信された気象データ300の緯度・経度307で示される地点が標高変化の大きい(即ち、起伏の激しい)地域内でない場合のみ、その気象データ300の観測値を基準値と比較してもよい。即ち、信憑性判断部212は、気象データ300の緯度・経度307で示される地点が標高変化の大きい地域内である場合は、その気象データ300の観測値を基準値と比較せずに、信憑性を判断してもよい。このようにすることで、観測値が正しいにも関わらず、標高の違いから基準値との差が大きくなっている値を、信憑性がないと誤って判断することを防止できる。
環境情報提供部213は、信憑性判断部212の判断結果に基づいて、観測データ受信部211により複数の移動端末101から受信された気象データ300のうち、集計対象とする気象データ300を選択する。環境情報提供部213は、選択した気象データ300の観測値を日時306及び緯度・経度307によって分類して集計する。このとき、環境情報提供部213は、観測データ受信部211により複数の観測機器102から受信されたアメダスデータ310の観測値も、同様に日時及び緯度・経度によって分類して集計対象に含める。そして、環境情報提供部213は、集計結果を環境情報として提供する。
具体的には、環境情報提供部213は、信憑性判断部212により信憑性があると判断された気象データ300のみを集計対象として選択する。環境情報提供部213は、選択した気象データ300の観測値を、日時の範囲と、メッシュ状に複数の区域に分けられた地理範囲に含まれる区域との組み合わせごとに(例えば、1時間単位で50m四方の区域別に)処理装置291により分類して集計(例えば、平均値を計算)する。そして、環境情報提供部213は、集計結果(例えば、平均値又はその平均値の範囲に対応する色)を区域ごとに表示する気象画面400を処理装置291により生成して出力装置294により出力する。例えば、気象画面400は、日本地図を50m四方のメッシュ状に複数の区域に分けて、各区域を気温、降水量、湿度、照度、風向・風速といった気象によって色付けしたものであり、午前10〜11時の画面、午前11〜午後0時の画面、午後0〜1時の画面、・・・といったように1時間単位で生成される。
上記のように、本実施の形態では、移動端末101から受信した気象データ300を利用する際に、気象データ300の観測値を所定の値と比較して、信憑性のあるデータと信憑性のないデータとを選別するため、大規模な地図データベースの運用等の手間が省けて効率的である。
本実施の形態によれば、手軽に気象を観測でき、また信憑性のないデータを削除することでデータの精度を上げ、日本全国をカバーできるデータ取得の方式を提供することができる。近年、携帯電話、スマートフォン、タブレットPC(移動端末101)は、あらゆる場面で活躍しており、機器保有人口も増えている。それらの機器に気温、降水量、湿度、照度、風向・風速等を観測できる機器を取り付け、あるいは、内蔵し、GPS等で得られる位置情報とともにセンター200のサーバ装置201に送り上げることで、アメダス地点ではカバーできない地域のデータを細分化し、取得できるようになる。データの取得を細かなメッシュ(例えば、50m四方)画像(気象画面400)として表現し、伝達することで、防災面や人々の生活面において、有益な情報を提供することが可能となる。
気象庁が保有するアメダス観測地点は、全国で1300箇所(2011年現在)であるが、これだけでは、日本全国をカバーするだけのデータ取得が難しいため、本実施の形態を適用することで、その隙間を補完するデータ収集が行えるようになる。
また、本実施の形態によれば、サンプル数の増加により、地形による(山間部、盆地等)気象条件の違いを網羅することができる。また、集めたデータをメッシュ画像やランキング情報等の様々な表現方法を通じて、テレビ放送、ウェブ等で利用することができる。また、スーパーや小売店等の販売情報と合わせて仕入れ等の計画にも役に立てることができる。さらに、ゲリラ豪雨に対する警告等、防災関連にも応用が可能である。
本実施の形態において、観測データ受信部211は、各移動端末101から、気象データ300として、1つのセンサ111で得られた観測値(例えば、気温301、降水量302、湿度303)のほかに、別のセンサ111で得られた別の観測値(例えば、照度304、風向・風速305)を示すデータを受信する。信憑性判断部212は、観測データ受信部211により各移動端末101から受信された気象データ300の観測値(例えば、気温301、降水量302、湿度303)が屋内で得られたものであるかどうか(即ち、観測位置が屋内であるかどうか)を、その気象データ300の別の観測値(例えば、照度304、風向・風速305)によって判定してもよい(例えば、近接地と比較して、照度が低い、あるいは、風速がほとんどない場合は、室内と判定する)。この場合、環境情報提供部213は、観測データ受信部211により複数の移動端末101から受信された気象データ300のうち、信憑性判断部212により観測値が屋内で得られたものであると判定された気象データ300の観測値を集計対象から除外する。これにより、集計結果(即ち、環境情報)がより正確なものとなる。
なお、信憑性判断部212は、観測データ受信部211により各移動端末101から受信された気象データ300の日時306が予め定められた期間内である場合のみ、その気象データ300の観測値が屋内で得られたものであるかどうかを判定することが望ましい。例えば、信憑性判断部212は、気象データ300の日時306が屋外で日照がない時間帯(即ち、夕方から翌日早朝まで)である場合のみ、その気象データ300の照度304(屋外は暗いが、屋内は照明により明るくなっていると考えられる)に基づいて、その気象データ300の観測値が屋内で得られたものであるかどうかを判定することが望ましい。
図6は、サーバ装置201のハードウェア構成の一例を示す図である。
図6において、サーバ装置201は、コンピュータであり、LCD901(Liquid・Crystal・Display)、キーボード902(K/B)、マウス903、FDD904(Flexible・Disk・Drive)、CDD905(Compact・Disc・Drive)、プリンタ906といったハードウェアデバイスを備えている。これらのハードウェアデバイスはケーブルや信号線で接続されている。LCD901の代わりに、CRT(Cathode・Ray・Tube)、あるいは、その他の表示装置が用いられてもよい。マウス903の代わりに、タッチパネル、タッチパッド、トラックボール、ペンタブレット、あるいは、その他のポインティングデバイスが用いられてもよい。
サーバ装置201は、プログラムを実行するCPU911(Central・Processing・Unit)を備えている。CPU911は、処理装置291の一例である。CPU911は、バス912を介してROM913(Read・Only・Memory)、RAM914(Random・Access・Memory)、通信ボード915、LCD901、キーボード902、マウス903、FDD904、CDD905、プリンタ906、HDD920(Hard・Disk・Drive)と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。HDD920の代わりに、フラッシュメモリ、光ディスク装置、メモリカードリーダライタ、あるいは、その他の記録媒体が用いられてもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、HDD920は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置292の一例である。通信ボード915、キーボード902、マウス903、FDD904、CDD905は、入力装置293の一例である。また、通信ボード915、LCD901、プリンタ906は、出力装置294の一例である。
通信ボード915は、LAN(Local・Area・Network)等に接続されている。通信ボード915は、LANに限らず、IP−VPN(Internet・Protocol・Virtual・Private・Network)、広域LAN、ATM(Asynchronous・Transfer・Mode)ネットワークといったWAN(Wide・Area・Network)、あるいは、インターネットに接続されていても構わない。LAN、WAN、インターネットは、ネットワークの一例である。
HDD920には、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922により実行される。プログラム群923には、本実施の形態の説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが含まれている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。ファイル群924には、本実施の形態の説明において、「〜データ」、「〜情報」、「〜ID(識別子)」、「〜フラグ」、「〜結果」として説明するデータや情報や信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」や「〜テーブル」の各項目として含まれている。「〜ファイル」や「〜データベース」や「〜テーブル」は、RAM914やHDD920等の記録媒体に記憶される。RAM914やHDD920等の記録媒体に記憶されたデータや情報や信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出、検索、参照、比較、演算、計算、制御、出力、印刷、表示といったCPU911の処理(動作)に用いられる。抽出、検索、参照、比較、演算、計算、制御、出力、印刷、表示といったCPU911の処理中、データや情報や信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
本実施の形態の説明において用いるブロック図やフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示す。データや信号は、RAM914等のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク(FD)、CDD905のコンパクトディスク(CD)、HDD920の磁気ディスク、光ディスク、DVD(Digital・Versatile・Disc)、あるいは、その他の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912、信号線、ケーブル、あるいは、その他の伝送媒体により伝送される。
本実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜工程」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。即ち、「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。あるいは、「〜部」として説明するものは、ソフトウェアのみ、あるいは、素子、デバイス、基板、配線といったハードウェアのみで実現されていても構わない。あるいは、「〜部」として説明するものは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、あるいは、ソフトウェアとハードウェアとファームウェアとの組み合わせで実現されていても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、磁気ディスク、光ディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。即ち、プログラムは、本実施の形態の説明で述べる「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、プログラムは、本実施の形態の説明で述べる「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
100 環境情報提供システム、101 移動端末、102 観測機器、111 センサ、112 GPS受信機、200 センター、201 サーバ装置、202 データベース、211 観測データ受信部、212 信憑性判断部、213 環境情報提供部、291 処理装置、292 記憶装置、293 入力装置、294 出力装置、300 気象データ、301 気温、302 降水量、303 湿度、304 照度、305 風向・風速、306 日時、307 緯度・経度、310 アメダスデータ、400 気象画面、901 LCD、902 キーボード、903 マウス、904 FDD、905 CDD、906 プリンタ、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、915 通信ボード、920 HDD、921 オペレーティングシステム、922 ウィンドウシステム、923 プログラム群、924 ファイル群。

Claims (9)

  1. 周辺環境を観測するセンサが備えられた複数の移動端末の各々から、センサで得られた観測値と、その観測日時及び観測位置とを示す観測データを受信する観測データ受信部と、
    前記観測データ受信部により各移動端末から受信された観測データの観測値を、その観測データの観測日時及び観測位置と同じ日時及び位置に対して予め定められた基準値と比較し、比較結果に基づいて、各移動端末から受信された観測データの、基準値と比較した観測値の信憑性を判断する信憑性判断部と、
    前記信憑性判断部の判断結果に基づいて、前記観測データ受信部により前記複数の移動端末から受信された観測データのうち、集計対象とする観測データを選択し、選択した観測データの観測値を観測日時及び観測位置によって分類して集計し、集計結果を環境情報として提供する環境情報提供部と
    を備え
    前記信憑性判断部は、前記観測データ受信部により各移動端末から受信された観測データの観測位置が標高変化の大きい地域内でない場合に、その観測データの観測値を基準値と比較することを特徴とする環境情報提供装置。
  2. 前記信憑性判断部は、さらに、前記観測データ受信部により各移動端末から受信された観測データの観測値を、その観測データと観測日時及び観測位置が近い、他の移動端末から受信された観測データの観測値と比較し、比較結果に基づいて、各移動端末から受信された観測データの観測値の信憑性を判断することを特徴とする請求項1の環境情報提供装置。
  3. 前記信憑性判断部は、前記観測データ受信部により各移動端末から受信された観測データと観測位置の標高差が一定以上ある、他の移動端末から受信された観測データの観測値を比較対象から除外することを特徴とする請求項の環境情報提供装置。
  4. 前記信憑性判断部は、前記観測データ受信部により各移動端末から受信された観測データの観測位置が含まれる地域の人口密度に応じて、その観測データの観測位置と他の移動端末から受信された観測データの観測位置とが近いかどうかの判定基準を変えることを特徴とする請求項の環境情報提供装置。
  5. 前記観測データ受信部は、各移動端末から、観測データとして、センサで得られた観測値のほかに、別のセンサで得られた別の観測値を示す観測データを受信し、
    前記信憑性判断部は、前記観測データ受信部により各移動端末から受信された観測データの観測位置が屋内であるかどうかを、その観測データの別の観測値によって判定し、
    前記環境情報提供部は、前記観測データ受信部により前記複数の移動端末から受信された観測データのうち、前記信憑性判断部により観測位置が屋内であると判定された観測データの観測値を集計対象から除外することを特徴とする請求項1の環境情報提供装置。
  6. 前記信憑性判断部は、前記観測データ受信部により各移動端末から受信された観測データの観測日時が予め定められた期間内である場合に、その観測データの観測位置が屋内であるかどうかを判定することを特徴とする請求項の環境情報提供装置。
  7. 前記観測データ受信部は、各移動端末のほかに、周辺環境を定点観測する観測機器から、前記観測機器で得られた観測値と、その観測日時及び観測位置とを示す観測データを受信し、
    前記環境情報提供部は、前記観測データ受信部により前記観測機器から受信された観測データの観測値を集計対象に含めることを特徴とする請求項1の環境情報提供装置。
  8. 前記観測データ受信部は、各移動端末から、観測データとして、気象の観測値を示す観測データを受信し、
    前記環境情報提供部は、選択した観測データの観測値を、メッシュ状に複数の区域に分けられた地理範囲に含まれる区域ごとに分類して集計し、集計結果を区域ごとに表示する気象画面を生成して出力することを特徴とする請求項1の環境情報提供装置。
  9. コンピュータを、請求項1からのいずれかの環境情報提供装置として機能させるためのプログラム。
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