JP5560698B2 - バッテリーターミナル - Google Patents

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Description

本発明は、バッテリーターミナルに関する。
従来、バッテリーの電極であるバッテリーポストに電線を接続するために用いられるバッテリーターミナルの一例として、特許文献1に記載されたものが知られている。
このバッテリーターミナルは、車両等のエンジンルームに搭載されるバッテリーのバッテリーポストと嵌合する円環状のポスト抱持部と、そのポスト抱持部を締め付けるための締付部と、電線側の端子を接続させる電線接続部とから構成されている。締付部は、ポスト抱持部の両端から対向して延出され、ポスト締付ボルトとナットにより締め付けられる構造になっている。電線接続部は、ポスト抱持部の締付部とは反対側に連続して形成され、スタッドボルトが上方に向けて突出して設けられており、スタッドボルトの軸線は、バッテリーポストの軸線と平行になっている。このスタッドボルトには、電線側端子が挿通されてその上からナットを挿通し、締め付けることで固定される。なお、バッテリーポストは、バッテリーの上面に位置し、その上面から上端側に向けて次第に径の小さくなったテーパ状の側面を有する略円錐台形をなしている。
このようなバッテリーターミナルを取り付けるには、まず、バッテリーポストにポスト抱持部を上部から嵌め込み、ポスト締付ボルトを締め込んで固定する。次に、電線接続部のスタッドボルトに電線側端子を挿通させ、その上からナットを締め込むことで、当該電線側端子を電線接続部に対して固定する。
ところが、このような取付手順によると、電線接続部のスタッドボルトに上記電線側端子をナット締結する際に、ナットとの間の摩擦力によってバッテリーターミナルに回転トルクが作用する。この回転トルクは、従来、スタッドボルトとバッテリーポストとの各軸線が略平行となる関係にあったため、スタッドボルトを中心としてバッテリーターミナルに作用する回転トルクは、バッテリーポストの軸線に対して略直角方向に作用する。この結果、バッテリーポストには、あたかもこれをなぎ倒そうとするような方向で大きな力が作用し、過剰なトルクが作用する場合には、バッテリーポストが破損してしまう可能性があった。
この過剰なトルクがバッテリーポストにかかることを防止する手段として、ポスト抱持部と電線接続部を別体で構成し、両部材を回動可能に連結することで、ポスト抱持部に対して、電線接続部にかかる過剰なトルクが直接伝わらないようにすることが考えられる。
特開2006−338999号公報
しかしながら、このようにポスト抱持部に対して電線接続部が回動可能に連結された状態では、組付け完了後のバッテリーターミナルが車両の走行中に振動等によって回動し、異音が発生する虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ポスト抱持部に対する電線接続部の回動を規制することが可能なバッテリーターミナルを提供することを目的とする。
バッテリー本体に立設されたバッテリーポストに外嵌されて接続されるポスト抱持部、前記ポスト抱持部とは別体に形成されて電線側端子ナット締結により接続されるスタッドボルトを有する電線接続部と、前記電線接続部を前記ポスト抱持部に対して回動可能に連結する回動連結部と、を有するターミナル本体を備えており、前記ターミナル本体に係合することで前記電線側端子の接続後に取り付け可能で、一部が前記電線接続部に当接し他の部分が前記バッテリー本体又は前記バッテリー本体に対して相対的移動を規制された状態の静止部位に当接するように取り付けられることで、回動可能に連結された前記電線接続部を回動規制状態に切り替え可能な回動規制部材を備えることに特徴を有する。
このような構成によれば、電線接続部のポスト抱持部に対する回動を回動規制部材の取付けという作業により回動規制状態に切り替えることができる。即ち、電線接続部に外力がかかる電線接続作業時等には、回動規制部材を取り付けずに、電線接続部をポスト抱持部に対して回動可能な状態とすることで、電線接続部にかかる外力がポスト抱持部に伝達しにくい構造とすることができる。そして、バッテリーターミナルの取付作業終了後には、回動規制部材の取り付けることにより、電線接続部をポスト抱持部に対して回動を規制した状態とすることで、電線接続部がポスト抱持部に対して不必要に回動することによって発生する異音を防止することができる。
本発明の実施態様として、次の構成が望ましい。
(1)前記電線接続部は、前記ポスト抱持部とは反対側に開口部を有する角筒状をなすボルト保持部に前記電線の固定用のスタッドボルトを立設してなり、前記回動規制部材は、前記ボルト保持部に前記開口部から挿入されて前記ボルト保持部に係合する弾性係合爪と、前記弾性係合爪と一体に設けられ前記バッテリー本体の側面に沿って延びる延出部と、前記延出部に設けられ前記バッテリー本体の前記側面に接するバッテリー当接部と、を備える。このような構成とすれば、ターミナル本体をバッテリーポストに取り付け、電線接続部に電線を接続した後でも、容易に回動規制部材を取り付けることが可能である。また、回動規制部材は、ターミナル本体及びバッテリー本体の構造を利用して取り付けることができるから、既存の形状に対して適用が容易である。
(2)前記バッテリー当接部は、前記延出部に形成された装着孔に挿入された押し当て部材からなり、前記押し当て部材には前記バッテリー本体に当接する当接位置と、前記バッテリー本体から離間する待機位置との間で進退可能にされると共に、この押し当て部材を前記延出部に対して前記当接位置及び前記待機位置に保持する弾性ロック片が一体に設けられている。
このような構成によれば、押し当て部材によって、回動規制部材を電線接続部とバッテリー本体に対して移動不能に当接させることができる。詳しくは、電線接続部が回動しようとすると、弾性係合爪を介して電線接続部に固定された状態にある延出部がバッテリー本体に突き当たることで、ある程度の回動は規制されるのだが、異音防止にはならない。これに加えて、押し当て部材をバッテリー本体に当接させることにより、延出部をバッテリー本体に対して移動不能にすることができるから、電線接続部の回動を規制するのみならず、回動規制部材を取り付けることによる異音も防止することができる。また、押し当て部材を装着孔の待機位置に保持した状態で、回動規制部材を電線接続部に取り付けることができ、回動規制部材としての取り扱い性に優れる。
(3)前記電線接続部は、前記ポスト抱持部とは反対側に開口部を有する角筒状をなすボルト保持部に前記電線の固定用のスタッドボルトを立設してなると共に、前記回動連結部は前記ポスト抱持部から一体に延設した底板部と前記電線接続部の前記ボルト保持部との間を連結する連結軸を備えて構成され、前記回動規制部材は、前記ボルト保持部に前記開口部から挿入されて前記ボルト保持部に係合する弾性係合爪と、前記弾性係合爪と一体に設けられた延出部と、前記延出部に設けられ前記底板部に接するターミナル当接部と、を備える。回動規制部材は、バッテリー本体に必ずしも当接する必要はなく、電線接続部が回動可能に連結されている相手側のポスト抱持部に一体に設けられた底板部に当接してもよい。このような構成によれば、バッテリー本体の形状を問わず、回動規制部材の適用が可能である。
(4)前記ターミナル当接部は、前記延出部に形成された装着孔に挿入された押し当て部材からなり、前記押し当て部材には前記底板部に当接する当接位置と、前記底板部から離間する待機位置との間で進退可能にされると共に、この押し当て部材を前記延出部に対して前記当接位置及び前記待機位置に保持する弾性ロック片が一体に設けられている。このような構成によれば、上記のバッテリー当接部の構成と同様に、延出部が底板部に突き当たることによる異音の発生を防止できる。また、押し当て部材を装着孔に保持できるから、回動規制部材としての取り扱い性に優れる。
(5)前記電線接続部は、角筒状をなすボルト保持部に前記電線の固定用のスタッドボルトを立設してなり、前記静止部位は前記ポスト抱持部であって、前記回動規制部材は前記ポスト抱持部の外周面に沿って接触可能な円弧凹面部と前記電線接続部の前記ボルト保持部に当接可能な当接面とを有している。つまり、回動規制部材は、ポスト抱持部とボルト保持部との間に挟みこむようにして、互いの外側面に当接して取り付けることとなる。このように、ターミナル本体の形状を利用して取付け可能な回動規制部材とすることで、その形状を簡易なものとすることができ、コスト削減に寄与できる。また、ターミナル本体の構造のみを利用して回動規制することができるから、その他の例えばバッテリー本体などの形態に関係なく、適用できる。さらに、回動規制部材をポスト抱持部とボルト保持部との間のスペースを利用して取り付ける構成とすることで、回動規制部材がターミナル本体の外周に張り出すことなく、省スペース化が可能である。
(6)前記ターミナル本体は、前記ポスト抱持部から前記電線接続部に向かって一体に延設された底板部を備え、前記回動規制部材には、前記底板部の幅方向両側部に係合する一対の弾性係合片が形成されている。このような構造によれば、回動規制部材は、底板部に対して引き抜き不能に保持することができる。
(7)前記回動規制部材は、前記ターミナル本体を覆うバッテリーカバーに一体に設けられている。回動規制部材をバッテリーカバーに一体に設けることで、回動規制部材の取付け順序の間違いや取付け忘れを防止することができる。仮に誤って電線接続部に電線を取り付ける前に回動規制部材を取り付けてしまうと、電線接続部にかかる外力は、回動規制部材を介してポスト抱持部へと伝達してしまい、回動連結部の機能が発揮されない。また、回動規制部材をターミナル本体に取り付け忘れると、バッテリーターミナルの取付完了後にも電線接続部がポスト抱持部に対して回動可能にされ、他部品に当たることによる異音の発生は防ぐことができない。このような事態を防止するために、バッテリーカバーに回動規制部材を一体に設ければ、電線接続部に電線を取り付けた後において、回動規制部材を確実に忘れることなく、ターミナル本体に対して装着することができる。
本発明によれば、ポスト抱持部に対する電線接続部の回動を規制することが可能なバッテリーターミナルを提供することができる。
本発明の実施形態1に係るバッテリーターミナルの長手方向側面図 バッテリーターミナルの上面図 バッテリーターミナルの短手方向側面図 回動規制部材のバッテリー当接部が当接位置にある状態の長手方向側面図 回動規制部材の分解上面図 回動規制部材の分解側面図 回動規制部材のバッテリー当接部を装着していない状態の延出部側側面図 実施形態1の変形例1に係るバッテリーターミナルにおいて、回動規制部材のターミナル当接部が当接位置にある状態の長手方向側面図 実施形態2に係るバッテリーターミナルの長手方向側面図 バッテリーターミナルの上面図 バッテリーターミナルの短手方向側面図 実施形態2の変形例1に係るバッテリーターミナルにおいて、バッテリーカバーを装着した状態の長手方向側面図 バッテリーカバーの上面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図7によって説明する。
本実施形態におけるバッテリーターミナル10は、図1に示すように、自動車等の車両に搭載されたバッテリー50の電極であるバッテリーポスト52に接続されるターミナル本体11と、ターミナル本体11に取り付けられる回動規制部材30とから構成され、図示しない電線側端子をバッテリーターミナル10を介してバッテリーポスト51に電気的に接続する場合を例示している。以下、上下方向は、図1の上下を基準として説明する。
バッテリー50は、略箱型をなすバッテリー本体51と、その上面に突設された鉛合金製の電極であるバッテリーポスト52とを備えている。バッテリーポスト51は断面形状が真円で、上端側が次第に縮径された先細のテーパをなす円錐台形をなしている。
ターミナル本体11は、バッテリーポスト52に外嵌するポスト抱持部12と、車載用電装品に接続される図示しない電線側端子を接続する電線接続部20と、ポスト抱持部12と電線接続部20とを回動可能に連結する連結部材25と、から構成されている。ポスト抱持部12は、金属製であって、図1に示すようにバッテリーポスト52の外周に巻きつくようにして嵌合可能なC字型をなしている。ポスト抱持部12の開放端部は互いに対向して延出されており、その延出端部には、締付部13が備えられている。締付部13は、延出端部を互いに締付可能なボルト挿通孔14と、ボルト挿通孔14に挿通されるポスト締付ボルト15と、ポスト締付ボルト15を締め付けるためのナット16から構成されている。この締付部13によってポスト抱持部12を縮径させることで、バッテリーポスト52にポスト抱持部12を外嵌させる構造となっている。
ポスト抱持部12の、締付部13とは反対側の底部からは、締付部13とは反対方向に向かって平板状の底板部17が延出している。この底板部17の幅寸法は、図2に示すように抱持部12の外径と略同等であって、延出長さは、後述する電線接続部20のボルト保持部21の底面に重畳する長さとされている。底板部17の後述するスタッドボルト22と同軸となる位置には、後述する連結部材25を挿通可能な図示しないポスト側保持孔が形成されている。そして、底板部17の延出端部は、図示しない本体側保持孔に保持された連結部材25の下部を覆うように折り返した状態となっている。
底板部17のポスト抱持部12側の上面には、後述する電線接続部20のタブ部23を底板部17との間に挟持可能な挟持部18が設けられている。挟持部18は、金属製であって、平板状の部分を折り返すことで形成された弾性接続片18Aと、弾性接続片18Aから延設され、底板部17に固定されるカバー部18Bとから構成されている。弾性接続片18Aは折り返した先端部が底板部17側に接触した状態となっている。カバー部18Bは、底板部17の幅方向両側部に固定され、タブ部23が挿入される電線接続部20側を開放した中空筒状をなしている。加えて、カバー部18Bの電線接続部20側の側部は、タブ部23の動きを許容するために、タブ部23が挿入される長さ分だけ開放されている。
図示しない電線側端子が接続される電線接続部20は、金属製であって、ポスト抱持部12とは別体で構成されている。この電線接続部20は、略箱状のボルト保持部21と、ボルト保持部21に保持される端子固定ボルトに相当するスタッドボルト22とから構成されている。ボルト保持部21には図示しないスタッドボルト挿通孔が形成されており、このスタッドボルト挿通孔にスタッドボルト22を挿通した上で、当該スタッドボルト22の基端部を覆うように折り曲げた角筒状をなしている。ボルト保持部21は、底板部17に沿う方向に挿通可能となっており、この略筒状をなすボルト保持部21内に後述する回動規制部材30の弾性係合部31が挿入される。なお、ボルト保持部21の底面のスタッドボルト22と同軸となる位置には、後述する連結部材25を挿通可能な図示しない電線側保持孔が形成されている。
ボルト保持部21の底面からは、抱持部12側に向かって平板状のタブ部23が延出している。このタブ部23が、弾性接続片18Aと底板部17との間に挟持されることで、ポスト抱持部12と電線接続部20とが電気的に接続される。なお、電線接続部20はポスト抱持部12に対して後述する連結部材25によって連結されており、当該電線接続部20がこの連結部材25を軸中心として回動した場合に、タブ部23も所定の範囲で回動可能とされている。
ポスト抱持部12から延設された底板部17と電線接続部20とは、連結部材25を介して互いに回動可能に連結されている(回動連結部に相当する)。この連結部材25は両端部が径大となっていて、ボルト保持孔21に設けられた電線側保持孔と底板部17のポスト側保持孔とに引き抜き不能に挿通された状態で保持されている。このため、連結部材25は軸方向の抜け止めはなされているものの、図示しない各保持孔内での回動は許容されている。
次に、上記ターミナル本体11のポスト抱持部12をバッテリーポスト52に外嵌し、電線接続部20のボルト保持部21に後から取付け可能な回動規制部材30について説明する。
回動規制部材30は、図5及び図6に示すように、ボルト保持部21内に挿入されて係合する弾性係合部31と、弾性係合部31に対して直交し、バッテリー本体51の側部に沿って延出する延出部32と、延出部32上に設けられたバッテリー当接部33とから構成されている。
弾性係合部31は、図5に示すように、ボルト保持部21の底板部17に沿う側部に沿って延びる一対の弾性係合爪31Aを有している。弾性係合部31は、平面視コの字形状をなし、弾性係合爪31Aは幅方向内側に向かって撓み変形可能となっている。この弾性係合爪31Aは、ボルト保持部21のポスト抱持部12に対向する面側の幅方向両側部の縁部に引っ掛かることで引き抜き不能に係合される。
弾性係合部31から延設された延出部32は、平板状であって、バッテリー本体51の側面に沿うように弾性係合部31の端部から略直角方向に折り曲げた形状をなしている。この延出部32は、当該延出部32上に設けられたバッテリー当接部33をバッテリー本体51に当接した状態で、当該バッテリー本体51に対して固定される。
バッテリー当接部33は、延出部32の延出方向略中間位置に開口する装着孔34と、装着孔34に挿入される押し当て部材35とから構成される。押し当て部材35は、略長方形状をなす蓋部35Aと、蓋部35Aの長手方向両側部に各々一対ずつ突設された弾性ロック片35Bと、蓋部35Aの弾性ロック片35Bよりも内側から突設され、バッテリー本体51に当接する一対の当接片35Cとを備えている。
押し当て部材35が挿入される装着孔34は、図7に示すように、蓋部35Aが装着される略長方形状をなす溝状の蓋受け部34Aと、蓋受け部34Aの底面の長手方向両側部から延出部32を貫通する一対の係合孔34Bと、係合孔34Bよりも内側に形成され、同じく延出部32を貫通する当接孔34Cとを備えている。係合孔34Bには、弾性ロック片35Bが挿入され、互いに対向する面に設けられた係止爪が互いに噛み合うことで係合される。この係止爪構造によって、押し当て部材35は装着孔34に対して、図1に示す待機位置から、図4に示す当接位置まで進退可能に保持されている。当接孔34Cは、当接片35Cの外周に沿った形状をなしており、当接片35Cの挿入方向をガイドし、貫通させる。当接片35Cは弾性ロック片35Bよりもその突出長さが長く、弾性ロック片35Bが係合孔34B内に係合された状態で、当接孔34Cを貫通してバッテリー本体51に当接する。
本実施形態は以上のような構造であって、続いてバッテリーターミナル10の組付作業について説明する。まず、ポスト抱持部12をバッテリーポスト52に被せ、ボルト挿通孔14に挿通したポスト締付ボルト15にナット16を締め付ける。これにより、ポスト抱持部12はバッテリーポスト52の軸中心に向かって縮径され、バッテリーポスト52に外嵌状態で固定される。
バッテリーターミナル10のバッテリー50に対する位置が決定したところで、電線接続部20に回動規制部材30を取り付ける。回動規制部材30の装着孔34には、予め押し当て部材35が図1に示す待機位置に保持された状態になっている。この回動規制部材30の弾性係合部31をボルト保持部21のポスト抱持部12とは反対側の側部から差し込んでいく。そして、弾性係合爪31Aがボルト保持部21のポスト抱持部12に対向する面側の幅方向両側部の縁部に引っ掛かることで引き抜き不能に係合される。この時、延出部32はバッテリー本体51の側面に並行に配された状態にある。
続いて、ボルト保持部21から突設した状態に保持されたスタッドボルト22に図示しない電線側端子の挿通孔を挿通し、その上から図示しないナットを締め付けることで、図示しない電線側端子を電線接続部20に取り付ける。この際、スタッドボルト22側に図1に示すa方向の回転トルクがかかり、回動規制部材20の延出部32がバッテリー本体51に当接する。このボルト保持部21がバッテリー本体51に固定された状態で、ナットを締め付けることができる。なお、ナット締結時に電線接続部20にかかる外力は、延出部32を介してボルト保持部21が回り止めされたバッテリー本体51には伝達されるものの、電線接続部20に対して回動可能に連結されたポスト抱持部12には伝達されない。これにより、従来の例えば電線接続部とポスト抱持部とが一体に設けられていた場合に生じていたポスト抱持部12への外力の伝達によるバッテリーポストの破損の問題を解消することができる。
電線接続部20に電線を接続した後、電線接続部20が不要に回動するのを規制するため、回動規制部材30をバッテリー本体51に対して固定する。具体的には、装着孔34に保持されている押し当て部材35を図4の当接位置まで押し込んで、バッテリー本体51に当接片35Cを押し当てた状態で係止させる。これにより、回動規制部材30がバッテリー本体51に当て止めされるだけでなく、回動規制部材30が取り付けられた電線接続部20の回り止めとしても機能する。
以上のような構造によれば、ポスト抱持部12に対して回動可能に連結された電線接続部20は、回動規制部材30を取り付けることにより回動規制状態に切り替えることができる。詳しく説明すると、まず電線接続部20に外力がかかる電線の接続作業時等には、回動規制部材30は、電線接続部20に取り付けられた状態にあるものの、バッテリー本体51に対して当て止めされていないから、電線接続部20はポスト抱持部12に対して回動可能である。これにより、延出部32をバッテリー本体51に当接させることでボルト保持部21を回り止めした状態でスタッドボルト22に電線側端子をナット締結すれば、スタッドボルト22にかかる回転トルクのポスト抱持部12への伝達を抑制し、よってバッテリーポスト52の破損等を未然に防止することができる。
続いて、電線を電線接続部20に取り付けた後、回動規制部材30の押し当て部材35を当接位置まで押し込んでバッテリー本体51に対して当て止めすると、回動規制部材30を介して電線接続部20はバッテリー本体51に対して固定される。これにより、組付け作業後の電線接続部20及び回動規制部材30が車両走行時の振動等により不必要に回動することによる異音の発生を防止することができる。このように電線接続部20のおかれる状況によって、回動可能にも回動不能にも切り替えることができるから、電線接続部20からポスト抱持部12に外力が伝達しないような構造を生かしつつ、その構造であるがための異音の発生を防止することができる。
また本実施形態の回動規制部材30は、ターミナル本体11の既存の構造を利用して特に工具を用いることなく取り付けることも取り外すこともでき、取り扱い性に優れる。加えて、回動規制部材30は、押し当て部材35を待機位置に保持した状態で電線接続部20に対して取り付けることができ、バッテリー本体51に対する当て止めの切り替えも容易にできるから使い勝手がよい。
以上、本発明の実施形態1を示したが、本発明は上記実施の形態に限られるものではなく、例えば以下のような変形例を含むこともできる。なお、以下の各変形例において、上記実施形態と同様の部材には、上記実施形態と同符号を付して図示及び説明を省略するものもある。
〔実施形態1の変形例1〕
実施形態1の変形例1について図8を用いて説明する。ここでは、実施形態1と回動規制部材30における押し当て部材35が当接する相手側部材がバッテリー本体51ではなく、ターミナル本体11の底板部17であることが相違する。
回動規制部材30を構成する延出部32の底板部17に対応する位置には、ターミナル当接部36が設けられている。ターミナル当接部36は、延出部32に設けられた装着孔37と装着孔37に挿入・保持される押し当て部材38とから構成される。なお、装着孔37及び押し当て部材38の構造は、実施形態1の装着孔34及び押し当て部材35と同等である。
回動規制部材30を電線接続部20に取付け、電線接続部20に電線を接続した後、装着孔37に保持された押し当て部材38を図8の当接位置まで押し込んで、底板部17を覆うようにして当て止めする。これにより、回動規制部材30及び電線接続部20は、ポスト抱持部12に一体に設けられた底板部17に対して、押し当て部材38を介して固定することが可能である。
このような構造によれば、電線接続部20は、連結部材25により回動可能に連結された底板部17に対して回動規制部材30の押し当て部材38が当接することで、回動不能に固定することができる。また、押し当て部材38を押し当てる相手側部材を底板部17とすることで、延出部32の長さを短くすることが可能であるから、実施形態1と比較して、軽量化及びコスト削減を図ることができる。さらに、実施形態1のようにバッテリー本体51に押し当て部材35を当接させる場合には、延出部32をバッテリー本体51の側面に沿って配することが可能な位置にバッテリーポスト52が設けられている前提が必要であった。これに対して、本変形例の構造によれば、押し当て部材38は底板部17に対して当接するから、バッテリー本体51の形状や、バッテリー本体51に対するバッテリーポスト52の位置に関係なく、適用が可能である。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図9ないし図11によって説明する。
本実施形態は、実施形態1とは、回動連結部及びポスト抱持部12と電線接続部20を電気的に接続するための構造が異なる。加えて、回動規制部材の形状及び取付け位置が相違する。他の構成については実施形態1と同様であるため、説明を省略する。
ターミナル本体11はバッテリーポスト52に外嵌するポスト抱持部12と、ポスト抱持部12を縮径させる締付部13、ポスト抱持部12の締付部13とは反対側の下端部から延出する底板部17と、ポスト抱持部12とは別体に形成される電線接続部20とを備えている。底板部17は、電線接続部20のボルト保持部21と重畳し、ボルト保持部21に保持されたスタッドボルト22と同軸となる位置に後述するルーバー端子42を収容する略筒状の端子収容部40が立設されている。
電線接続部20は、略箱状のボルト保持部21及びボルト保持部21に保持されるスタッドボルト22に加えて、スタッドボルト22と同様にボルト保持部21に保持されてスタッドボルト22とは反対側の面から突出する連結軸41とから構成される。連結軸41は、スタッドボルト22と同軸に配され、内側に向けて湾曲した嵌合湾曲部41Aが設けられている。この嵌合湾曲部41Aは、後述するルーバー端子42に嵌合可能とされる。
端子収容部40に収容されるルーバー端子42は、金属製であって、同軸上に並んだ一対のリング部43を複数の弾性帯部44が繋いだ筒状をなしている。弾性帯部44は、軸方向の中間部分が内側に向かって湾曲している。このようなルーバー端子42を端子収容部40に収容すると、リング部43が端子収容部40の内周壁に密着して軸方向に移動不能に保持される。
このルーバー端子42が収容された端子収容部40に電線接続部20の連結軸41を挿入する。そして、ルーバー端子42の弾性帯部44に、連結軸41の嵌合湾曲部41Aが嵌合することで、ルーバー端子42は、連結軸41の回動を許容しつつ、連結軸41を引き抜き不能に保持した状態となる。
次に回動規制片60について説明する。本実施形態の回動規制片60は、平板をコの字型に折り曲げた形状をなしており、ポスト抱持部12とボルト保持部21の間に底板部17に対して並行に配される本体部61と、本体部61の両側から底板部17の幅方向両側部に沿うように下側に向かって垂直に延びる一対の側板部62と、側板部62の先端側に設けられた爪部63とを備えている。本体部61のポスト抱持部12側に配される側面は、バッテリーポスト52に外嵌したポスト抱持部12の外周形状に沿うように円弧状をなした円弧凹面部61Aとされている。円弧凹面部61Aとは反対側のボルト保持部21側に配される側面は、ボルト保持部21の側面に当接する当接部61Bとされている。爪部63は、側板部62の内側に向かって突設されており、底板部17の幅方向両側部に引っ掛かることで回動規制片60を底板部17に対して引き抜き不能に保持させる。
電線接続部20に図示しない電線側端子を挿通してナット締結した後、回動規制片60をターミナル本体11に対して取り付ける。ポスト抱持部12とボルト保持部21の間に、円弧凹面部61Aがポスト抱持部12の外周に当接するように位置決めして押し込む。すると、爪部63を先端に有する側板部62が弾性変形することで、回動規制片60は底板部17に対して係止される。
このような構成によれば、回動規制片60をポスト抱持部12と電線接続部20のボルト保持部21との間に嵌め込むことで、ポスト抱持部12に対する電線接続部20の回動を容易に規制することができる。これにより、実施形態1と同様、電線接続部20からポスト抱持部12に外力が伝達しない回動連結部の機能を生かしつつ、その構造を有するがために発生する異音を防止することができる。
また、回動連結部、及びポスト抱持部12と電線接続部20との電気的接続をルーバー端子42を用いて構成したことにより、実施形態1と比較して、ターミナル本体11の構造を簡素化することができる。これにより、ターミナル本体11を構成する部品点数を抑え、材料費削減に寄与できる。なお、回動規制片60をポスト抱持部12と電線接続部20との間に取り付ける構造とすることで、回動規制片60がターミナル本体11から外側へ張り出すことがなく、スペースを有効に活用することが可能である。
以上、本発明の実施形態2を示したが、本発明は上記実施の形態に限られるものではなく、例えば以下のような変形例を含むこともできる。なお、以下の各変形例において、上記実施形態と同様の部材には、上記実施形態と同符号を付して図示及び説明を省略するものもある。
〔実施形態2の変形例1〕
実施形態2の変形例1について図12及び図13を用いて説明する。ここでは、実施形態2と同様の構造を有する回動規制部71をバッテリーカバー70に一体に設けたところが相違する。
バッテリーカバー70は、合成樹脂製であって、バッテリーターミナル10を上方から覆うようにして、バッテリー本体51に取り付けられる。このバッテリーカバー70には、当該バッテリーカバー70をバッテリーターミナル10に取り付けた際に、ポスト抱持部12と電線接続部20との間に挟持される回動規制部71が立設されている。回動規制部71は、略柱状であって、ポスト抱持部12の円弧状の側面に当接する円弧凹面72と、ボルト保持部21のポスト抱持部12に対向する側面に当接する当接面73とを有している。回動規制部71の下端部は、ターミナル本体11の底板部17を挿通可能とした上でバッテリー本体51に当接可能なように、その略中央位置が凹状をなしている。
このような構造によれば、実施形態2の効果に加えて、回動規制部71の取付け順序の間違いや、取付け忘れを防止することができる。より詳しくは、電線接続部20に電線を接続する際には、実施形態1と同様の理由から、電線接続部20にかかる外力がポスト抱持部12に伝達されないようにポスト抱持部12に対して回動可能な状態としておく必要がある。しかしながら、この電気接続部20に電線を取り付ける前に例えば実施形態2の回動規制片60を取り付けると、電線接続部20はポスト抱持部12に連動し、両部材を回動可能に連結している意味をなさない。また、ターミナル本体11とは別体である回動規制片60を取り付けずにバッテリーカバー70を装着してしまう虞もある。このような事態を防止するために、バッテリーカバー70に回動規制部71を一体に設けておけば、電線接続部20に電線を取り付けた後において、回動規制部71を確実に忘れることなく、ターミナル本体11に対して装着することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1では、押し当て部材38をバッテリー本体51に押し当てた状態で装着孔37に係止することで、回動規制部材30をバッテリー本体51に対して固定していたが、これに限られず、例えば弾性係合部31及び延出部32の延出長さを伸縮自在なものとし、延出部32の先端部に係合片を設けることで、回動規制部材30をバッテリー本体51に対して固定するものであってもよい。このような構成とすれば、弾性係合部31と延出部32の長さをバッテリー本体51の形状に沿うように調整し、バッテリー本体51の凸部に係合片を引っ掛けることで回動規制部材30を固定できる。
(2)上記実施形態1では、ターミナル本体11に、バッテリー本体51に対して当て止めすることで回動を規制する回動規制部材30が装着されていたが、これに限られず、例えば実施形態2の回動規制片60を実施形態1のターミナル本体11に装着する形態であってもよい。また、実施形態2のターミナル本体11に実施形態1の回動規制部材30を適用してもよい。
(3)上記実施形態1では、ポスト抱持部12と電線接続部20との電気的接続をタブ部23を挟持部18に挟持することにより図っていたが、これに限られず、例えばポスト抱持部12と電線接続部20とを余長を持った電線によって接続する構造であってもよい。
10…バッテリーターミナル
11…ターミナル本体
12…ポスト抱持部
13…締付部
17…底板部
20…電線接続部
21…ボルト保持部
22…スタッドボルト
25…連結部材
30,60…回動規制部材
51…バッテリー本体
52…バッテリーポスト

Claims (8)

  1. バッテリー本体に立設されたバッテリーポストに外嵌されて接続されるポスト抱持部
    前記ポスト抱持部とは別体に形成されて電線側端子ナット締結により接続されるスタッドボルトを有する電線接続部と、
    前記電線接続部を前記ポスト抱持部に対して回動可能に連結する回動連結部と、を有するターミナル本体を備えており、
    前記ターミナル本体に係合することで前記電線側端子の接続後に取り付け可能で、一部が前記電線接続部に当接し他の部分が前記バッテリー本体又は前記バッテリー本体に対して相対的移動を規制された状態の静止部位に当接するように取り付けられることで、回動可能に連結された前記電線接続部を回動規制状態に切り替え可能な回動規制部材を備えることを特徴とするバッテリーターミナル。
  2. 前記電線接続部は、前記ポスト抱持部とは反対側に開口部を有する角筒状をなすボルト保持部に前記電線の固定用の前記スタッドボルトを立設してなり、
    前記回動規制部材は、前記ボルト保持部に前記開口部から挿入されて前記ボルト保持部に係合する弾性係合爪と、前記弾性係合爪と一体に設けられ前記バッテリー本体の側面に沿って延びる延出部と、前記延出部に設けられ前記バッテリー本体の前記側面に接するバッテリー当接部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のバッテリーターミナル。
  3. 前記バッテリー当接部は、前記延出部に形成された装着孔に挿入された押し当て部材からなり、前記押し当て部材には前記バッテリー本体に当接する当接位置と、前記バッテリー本体から離間する待機位置との間で進退可能にされると共に、この押し当て部材を前記延出部に対して前記当接位置及び前記待機位置に保持する弾性ロック片が一体に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のバッテリーターミナル。
  4. 前記電線接続部は、前記ポスト抱持部とは反対側に開口部を有する角筒状をなすボルト保持部に前記電線の固定用の前記スタッドボルトを立設してなると共に、前記回動連結部は前記ポスト抱持部から一体に延設した底板部と前記電線接続部の前記ボルト保持部との間を連結する連結軸を備えて構成され、
    前記回動規制部材は、前記ボルト保持部に前記開口部から挿入されて前記ボルト保持部に係合する弾性係合爪と、前記弾性係合爪と一体に設けられた延出部と、前記延出部に設けられ前記底板部に接するターミナル当接部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のバッテリーターミナル。
  5. 前記ターミナル当接部は、前記延出部に形成された装着孔に挿入された押し当て部材からなり、前記押し当て部材には前記底板部に当接する当接位置と、前記底板部から離間する待機位置との間で進退可能にされると共に、この押し当て部材を前記延出部に対して前記当接位置及び前記待機位置に保持する弾性ロック片が一体に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のバッテリーターミナル。
  6. 前記電線接続部は、角筒状をなすボルト保持部に前記電線の固定用の前記スタッドボルトを立設してなり、
    前記静止部位は前記ポスト抱持部であって、前記回動規制部材は前記ポスト抱持部の外周面に沿って接触可能な円弧凹面部と前記電線接続部の前記ボルト保持部に当接可能な当接面とを有することを特徴とする請求項1に記載のバッテリーターミナル。
  7. 前記ターミナル本体は、前記ポスト抱持部から前記電線接続部に向かって一体に延設された底板部を備え、
    前記回動規制部材には、前記底板部の幅方向両側部に係合する一対の弾性係合片が形成されていることを特徴とする請求項6に記載のバッテリーターミナル。
  8. 前記回動規制部材は、前記ターミナル本体を覆うバッテリーカバーに一体に設けられていることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のバッテリーターミナル。
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