JP5556624B2 - 配管継手 - Google Patents

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Description

本発明は、弾性材製の管と、金属製の管とを接続する配管継手に関する
従来から、ゴム管と金属管とを接続する配管継手が知られている。例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、および特許文献4には、金属管の外周面に複数の環状溝および環状突起を含む凹凸面を設けた配管継手が開示されている。これらの配管継手においては、ゴム管の内部に金属管を挿入配置し、ゴム管の外部に金属製のスリーブを配置している。さらに、スリーブを径方向内側に変形させ小径部(かしめ変形部)を設けることにより、ゴム管を凹凸面に押し付けている。このような構成では、金属管の凹凸面と、スリーブの小径部とによってゴム管と金属管との分離が防止される。
特開平11−311384号公報 実開平4−18791号公報 特開平5−1793号公報 特開2007−321857号公報
従来技術の構成では、スリーブは、単一の、または複数の小径部を有している。これらの小径部は、凹凸面の径方向外側にだけ設けられている。これは、ゴム管を凹凸面に押し当てるために、小径部が設けられているためである。
ところが、従来技術の構成では、金属管の端部の近傍にまで凹凸面が形成されている。このため、金属管の端部においてゴム管に応力が集中しやすいという問題点があった。
特に、特許文献4に開示される小型の配管継手においては、スリーブの小径部と金属管の端部とが接近しているため、金属管の端部においてゴム管に応力が集中しやすい。
また、特許文献1および特許文献2が開示するように金属管の端部に所定長さの直管部を設ける構成も知られている。しかし、このような構成は、配管継手の体格を大型化するという問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、耐久性を損なうことなく小型化を図ることができる配管継手を提供することである。
本発明の他の目的は、弾性材製の管への応力集中を緩和しながら、小型化を図ることができる配管継手を提供することである。
本発明は上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明は、弾性材製の軟質管(2)と、軟質管の端部から軟質管の内部に挿入されたインサート部(32)を有する硬質管(3)と、インサート部および軟質管の径方向外側に配置され軟質管をインサート部に押し付けるスリーブ(4)とを備える配管継手(1)において、インサート部(32)は、インサート部の外側面に形成され、環状の溝と環状の突条とを有する凹凸面(35、335、535、635、735)と、インサート部の外側面に形成され、凹凸面より先端側に設けられた端部円柱面(38)とを備え、スリーブ(4)は、凹凸面の径方向外側に位置して形成され、軟質管を凹凸面に押し付ける第1小径部(43)と、端部円柱面(38)の径方向外側に位置して形成され、軟質管を端部円柱面に押し付ける第2小径部(44、444)とを備え、第1小径部(43)の軸方向長さ(La)の範囲外の両側のそれぞれに、凹凸面(35)を構成する少なくともひとつの溝の底部(36a、36b、336a、336b、636a、636b、736a、736b)があることを特徴とする。
この発明によると、第1小径部によって軟質管が凹凸面に押し付けられる。これにより、軟質管の材料が溝に押し込まれ、突条に押し付けられる。このため、軟質管とインサート部との間に高いシール性が与えられる。しかも、軟質管とインサート部とが強固に固定される。また、第2小径部によって軟質管が端部円柱面に押し付けられる。端部円柱面は、インサート部の端部に設けられているから、インサート部の端部において軟質管は凹凸面に押し付けられることなく拘束される。このため、インサート部の端部において軟質管に加えられる応力を抑制することができる。この結果、耐久性を損なうことなく小型化を図ることができる。この発明によると、第1小径部によって軟質管の材料を両側の溝の底部へ押し込むことができる。これにより、スリーブの軸方向長さを短くしても、高い耐久性を実現することができる。
請求項2に記載の発明は、第1小径部(43)は、凹凸面の径方向外側だけに位置付けられており、第2小径部(44、444)は、端部円柱面の径方向外側だけに位置付けられていることを特徴とする。
この発明によると、凹凸面の軸方向範囲内にだけ位置付けることが可能な軸方向長さが短い第1小径部と、端部円柱面の軸方向範囲内にだけ位置付けることが可能な軸方向長さが短い第2小径部とが設けられる。このため、軸方向長さが短いスリーブにも、第1小径部と第2小径部とを設けることができる。
請求項3に記載の発明は、スリーブ(4)は、硬質管(3)に支持された円板部(41)と、一端が円板部に接続され、他端に開口端を有し、軟質管(2)の径方向外側に位置し、第1小径部と第2小径部とが形成された円筒部(42)とを備え、円筒部には、円板部と第1小径部との間に形成され、第1小径部より大きい内直径を有する第1大径部(45)と、第1小径部と第2小径部との間に形成され、第1小径部および第2小径部より大きい内直径を有する第2大径部(46)と、第2小径部と開口端との間に形成され、第2小径部より大きい内直径を有するとともに、開口端に向けて内直径が徐々に大きくなる第3大径部(47)とを備えることを特徴とする。
この発明によると、第1小径部の両側、および第2小径部の両側に、軟質管の材料を溜めることができる大径部が配置される。この結果、軟質管をスリーブ内に固定することができ、スリーブの軸方向長さを短くしても、高い耐久性を実現することができる。
請求項4に記載の発明は、第1小径部(43)の軸方向長さ(La)の範囲内に、凹凸面(35)を構成する少なくともひとつの突条の頂部(37c、337c、637c、737c)があることを特徴とする。この発明によると、第1小径部によって軟質管の材料を突条に強く押し付けることができる。
請求項5に記載の発明は、第1小径部(43)の軸方向長さ(La)の範囲内に、凹凸面(35)を構成する少なくともひとつの溝の底部(36c、336c)があることを特徴とする。この発明によると、第1小径部によって軟質管の材料を溝の中に深く押し込むことができる。
請求項6に記載の発明は、第1小径部(43)の軸方向長さ(La)は、第2小径部の軸方向長さ(Lb)以上(La≧Lb)であることを特徴とする。この発明によると、第2小径部の軸方向長さが抑制される。このため、スリーブの小型化が可能となる。
請求項7に記載の発明は、第1小径部(43)の軸方向長さ(La)は、凹凸面のピッチ(Pg)以上(La≧Pg)であることを特徴とする。この発明によると、第1小径部の軸方向長さの範囲内に溝の少なくとも一部と、突条の少なくとも一部とを位置付けることができる。このため、第1小径部によって軟質管の材料を溝の中に深く押し込み、かつ、突条に強く押し付けることができる。
請求項8に記載の発明は、スリーブ(4)の軸方向長さ(Ls)に対するインサート部の軸方向長さ(Li)の比(Li/Ls)が、0.9以上、かつ1.1以下(0.9≦Li/Ls≦1.1)であることを特徴とする。この発明によると、インサート部の端部の角部における軟質管の応力を抑制することができる。
請求項9に記載の発明は、スリーブ(4)の軸方向長さ(Ls)は、軟質管の外直径(Dr)以下(Ls≦Dr)であることを特徴とする。この発明によると、短いスリーブによって小型化を図りながら、高い耐久性を実現することができる。
請求項10に記載の発明は、凹凸面(35、535、635、735)の最大の外直径(Dt)は、スリーブの外における硬質管の素材部(31)の外直径(Dp)以下(Dt≦Dp)であることを特徴とする。この発明によると、凹凸面を形成するための加工量を抑制することができる。
請求項11に記載の発明は、スリーブ(4)の外における硬質管の素材部(31)の厚さ(Tp)は、インサート部の最大の厚さ(Ti)未満(Tp<Ti)であることを特徴とする。この発明によると、インサート部の機械的な強度を高めることができる。
請求項12に記載の発明は、凹凸面(35、335、535、635、735)は、転造によって形成された複数の転造溝(36、336、536、636、736)を備えることを特徴とする。この発明によると、凹凸面が転造によって形成される。このため、高い生産性を実現することができる。
なお、特許請求の範囲および上記手段の項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明を適用した第1実施形態に係る配管継手を示す部分断面図である。 第1実施形態の配管継手を備える配管を示す平面図である。 第1実施形態の配管継手の性能を示すグラフである。 第1実施形態の配管継手の性能を示すグラフである。 第1実施形態の配管継手の性能を示すグラフである。 本発明を適用した第2実施形態の配管継手を示す部分断面図である。 本発明を適用した第3実施形態の配管継手を示す部分断面図である。 本発明を適用した第4実施形態の配管継手を示す部分断面図である。 本発明を適用した第5実施形態の配管継手を示す拡大断面図である。 本発明を適用した第6実施形態の配管継手を示す部分断面図である。 本発明を適用した第7実施形態の配管継手を示す部分断面図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組合せが可能であることを明示している部分同士の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示してなくとも実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
図1は、本発明を適用した第1実施形態に係る配管継手1を示す部分断面図である。図2は、第1実施形態の配管継手1をもつ配管10を示す平面図である。
配管継手1は、車両に搭載された冷凍サイクル装置に用いられる可撓性の配管10の両端に設けられている。配管10は、車両のエンジンに搭載された圧縮機と、車体に搭載された冷凍サイクル部品とを接続するために使用される。配管10は、弾性材製の軟質管と、その端部に設けられた金属製のコネクタ管とを有する。軟質管は、ゴム等の樹脂を主要な構成要素とする弾性材製のホース2によって提供される。コネクタ管は、硬質管である。コネクタ管は、金属製のパイプ3によって提供される。ホース2とパイプ3とは、配管継手1によって接続されている。
配管継手1は、ホース2と、パイプ3と、金属製のスリーブ4とを備える。ホース2は、多層ゴム管である。ホース2は、ゴム層21と、繊維層22とを備える。ホース2は、パイプ3の端部を所定長さにわたって覆うようにパイプ3の外側に被せられている。言い換えると、パイプ3の端部は所定長さにわたって、ホース2の端部の開口から、ホース2内に挿入されている。
パイプ3は、アルミニウム、銅、または鉄製である。パイプ3は、加工前の管状素材としての形状を残している素材部31と、ホース2の端部の開口から、ホース2の内部に挿入されたインサート部32とを有する。素材部31とインサート部32との間には、スリーブ4を固定するための固定部としての環状の溝33が形成されている。溝33は、パイプ3の外周面に形成されている。
インサート部32は、基部円柱面34と、凹凸面35と、端部円柱面38とを有する。端部円柱面38、凹凸面35、および基部円柱面34は、インサート部32の先端からこの順序で配置されている。
基部円柱面34は、インサート部32の外側面に形成され、凹凸面35よりインサート部32の基部側に設けられている。基部円柱面34は、溝33に隣接して設けられている。基部円柱面34は、インサート部32のうち、素材部31に最も近い位置に設けられている。インサート部32のうち、基部円柱面34が設けられた部位は基部とも呼ばれる。基部円柱面34は、ホース2の内面と所定長さにわたって接触するように、所定の軸方向長さをもって形成されている。基部円柱面34の軸方向長さは、凹凸面35の軸方向長さより短い。
凹凸面35は、インサート部32の外側面に形成され、複数の環状の溝36と複数の環状の突条37とを有する。凹凸面35は、インサート部32の軸方向のほぼ中央に所定長さにわたってもうけられている。凹凸面35は、基部円柱面34と端部円柱面38との間に設けられている。凹凸面35は、複数の環状の斜面によって区画されている。斜面は、パイプ3の軸に対する傾斜が小さい斜面と、傾斜が大きい斜面とを含む。溝36と突条37とは、交互に並べられている。凹凸面35は、鋸歯状の断面を形成する。図示の例では、4本の溝36と、3本の突条37とがパイプ3の軸方向に沿って交互に配列されている。凹凸面35の軸方向長さは、基部円柱面34の軸方向長さより長く、かつ、端部円柱面38の軸方向長さより長い。
溝36は、傾斜が小さい斜面と、傾斜が大きい斜面とによって区画されている。傾斜が小さい斜面は、基部円柱面34に近い位置に配置されている。傾斜が大きい斜面は、端部円柱面38に近い位置に配置されている。溝36は、インサート部32の先端方向へ傾斜して径方向内側へ深くなる溝を形成する。
突条37は、傾斜が小さい斜面と、傾斜が大きい斜面とを有し、それらによって区画されている。傾斜が小さい斜面は、端部円柱面38に近い位置に配置されている。傾斜が大きい斜面は、基部円柱面34に近い位置に配置されている。突条37は、インサート部32の基部方向へ傾斜して径方向外側へ突き出す突条を形成する。
端部円柱面38は、インサート部32の外側面に形成され、凹凸面35よりインサート部32の先端側に設けられている。端部円柱面38は、インサート部32の先端に近い領域に設けられている。端部円柱面38は、ホース2の内面と所定長さにわたって接触するように、所定の軸方向長さをもって形成されている。端部円柱面38の軸方向長さは、凹凸面35の軸方向長さより短い。
インサート部32の内側面には、少なくとも凹凸面35の径方向内側に対応して小径部39が形成されている。
インサート部32と溝33とは、パイプ3の端部を加工することにより形成される。まず、素材の端部にインサート部32を形成する。この工程には、素材の端部、すなわちインサート部32となるべき範囲を軸方向に圧縮することにより素材の厚さを増加させる工程が含まれる。さらに、この工程には、インサート部32の外側に凹凸面35を形成する外面加工工程が含まれる。凹凸面35は、転造加工によって形成される。転造加工においては、インサート部32の外側面に成形ローラを押し付けた状態で、インサート部32と成形ローラとを相対的に回転させる。これにより、インサート部32の外側面に環状の溝36と突条37とが形成される。よって、溝36は転造溝である。小径部39は、凹凸面35の内側における厚さを維持するために貢献している。
スリーブ4は、金属製の管状の部材である。スリーブ4は、パイプ3と同種の材料により製造されてもよい。スリーブ4は、インサート部32およびホース2の端部の径方向外側に配置されている。スリーブ4は、ホース2をインサート部32に押し付ける部材である。ホース2とパイプ3とスリーブ4とは、互いに径方向に重複するように配置されている。
スリーブ4は、円板部41と、円筒部42とを有する。円板部41は、パイプ3に対して径方向に広がる円板を提供する。円板部41の径方向内側の縁は、溝33に緩やかに噛み合っている。これにより、スリーブ4は、パイプ3上に支持される。スリーブ4は、軸方向および径方向に関してパイプ3に支持される。円筒部42の一端は円板部41に接続されている。円筒部42の一端は、基部とも呼ばれる。円筒部42の他端は、円形の開口端を形成している。開口端には、ホース2が挿入されている。開口端は、端部とも呼ばれる。円筒部42は、ホース2の径方向外側に覆いかぶさるように配置されている。
円筒部42は、複数の環状の小径部43、44と、複数の環状の大径部45、46、47とを備える。円筒部42には、2つだけの小径部43、44が形成されている。小径部43、44は、かしめ部43、44とも呼ばれる。第1小径部43は、基部の近傍に位置しているので、基部かしめ部43とも呼ばれる。第2小径部44は、先端の近傍に位置しているので、端部かしめ部43とも呼ばれる。複数の小径部43、44と、複数の大径部45、46、47とは、軸方向に沿って交互に配列されている。小径部43、44の外直径は、大径部45、46、47の外直径より小さい。小径部43、44の内直径は、大径部45、46、47の内直径より小さい。小径部43、44の内直径は、ホース2の非変形部の外直径より小さい。このため、スリーブ4は、ホース2を径方向内側に向けて変形させている。スリーブ4は、ホース2をパイプ3に向けて締め付けている。大径部45、46、47の径方向内側には、ホース2の材料が溜まるゴム溜め室が形成されている。小径部43、44によって変形させられたホース2の材料は、大径部45、46、47の内側に向けて移動している。また、第1小径部43によって変形させられたホース2の材料は、溝36内に押し込まれている。図示はされないが、ホース2と溝36の底部との間などには小さい空間が残っている。
スリーブ4は、第1小径部43と、第2小径部44とを備える。第1小径部43は、凹凸面35の径方向外側に位置して形成され、ホース2を凹凸面35に押し付ける。第2小径部44は、端部円柱面38の径方向外側に位置して形成され、ホース2を端部円柱面38に押し付ける。円筒部42には、円板部41と第1小径部43との間に形成され、第1小径部43より大きい内直径を有する第1大径部45が設けられている。円筒部42には、第1小径部43と第2小径部44との間に形成され、第1小径部43および第2小径部44より大きい内直径を有する第2大径部46が設けられている。円筒部42には、第2小径部44と開口端との間に形成され、第2小径部44より大きい内直径を有するとともに、開口端に向けて内直径が徐々に大きくなる第3大径部47が設けられている。第3大径部47は、開口端に向けて内直径が小さくなることがない。大径部45の軸方向長さは、大径部46の軸方向長さより大きい。大径部46の軸方向長さは、大径部47の軸方向長さより大きい。大径部45が提供するゴム溜め室の容積は、大径部46が提供するゴム溜め室の容積より大きい。大径部46が提供するゴム溜め室の容積は、大径部47が提供するゴム溜め室の容積より大きい。
スリーブ4は、円筒状の素材をプレス加工することにより、円板部41と円筒部42とをもつ形状に成形される。スリーブ4がパイプ3上に固定された後に、ホース2がパイプ3とスリーブ4との間に差し込まれる。この後、スリーブ4に小径部43、44が形成される。小径部43、44は、スリーブ4を径方向外側から径方向内側へ向けて締め付け、塑性変形させることによって形成される。小径部43、44を形成する工程は、かしめ工程と呼ばれる。小径部43、44は、成形型によって形成される。成形型は、円筒部42の径方向外側に配置される。成形型は、環状に配列された複数の扇形の成形片を有する。成形片は、円筒部42の径方向外側から径方向内側に向けて押し付けられ、小径部43、44を成形する。よって、円筒部42の外側面には、成形片による加工痕43a、44aが残されている。
スリーブ4は、軸方向に三等分することによって、円板部41から順に、基部、中央部、端部を想定することができる。この場合、第1小径部43は、中央部の範囲内に位置している。また、第2小径部44は、端部の範囲内に位置している。基部には、大径部45だけが位置している。
第1小径部43は、凹凸面35の径方向外側に位置付けられている。第1小径部43は、凹凸面35の径方向外側だけに位置付けられている。第1小径部43は、基部円柱面34の径方向外側にも、端部円柱面38の径方向外側にも位置していない。言い換えると、凹凸面35は、第1小径部43の径方向内側に位置付けられている。凹凸面35は、第1小径部43の径方向内側だけに位置しており、第2小径部44の径方向内側には位置していない。
第2小径部44は、端部円柱面38の径方向外側に位置している。第2小径部44は、端部円柱面38の径方向外側だけに位置付けられている。第2小径部44は、基部円柱面34の径方向外側にも、凹凸面35の径方向外側にも位置していない。言い換えると、端部円柱面38は、第2小径部44の径方向内側に位置している。端部円柱面38は、第2小径部44の径方向内側だけに位置しており、第1小径部43の径方向内側には位置していない。
第1小径部43の軸方向長さは、成形片の加工痕43aに対応する長さLaによって規定することができる。第2小径部44の軸方向長さは、成形片の加工痕44aに対応する長さLbによって規定することができる。
第1小径部43の軸方向範囲の外側であって、かつ、第1小径部43と溝33との間、すなわち大径部45の軸方向範囲内には、少なくともひとつの溝36の底部36aと、少なくともひとつの突条37の頂部37aとが位置している。第1小径部43の軸方向範囲の外側であって、かつ、第1小径部43と第2小径部44との間、すなわち大径部46の軸方向範囲内には、少なくともひとつの溝36の底部36bと、少なくともひとつの突条37の頂部37bとが位置している。図示の例では、2つの底部36bと、ひとつの頂部37bとが、大径部46の軸方向範囲内に位置している。従って、第1小径部43の軸方向長さLaの範囲外の両側のそれぞれに、凹凸面35を構成する少なくともひとつの溝36の底部36a、36bがある。
第1小径部43の軸方向長さLa内には、少なくともひとつの溝36の底部36cと、少なくともひとつの突条37の頂部37cとが位置している。従って、第1小径部43の軸方向長さLaの範囲内に、凹凸面35を構成する少なくともひとつの突条37の頂部37cがある。また、第1小径部43の軸方向長さLaの範囲内に、凹凸面35を構成する少なくともひとつの溝36の底部36cがある。
長さLaは、凹凸面35の軸方向長さよりも小さい。長さLaは、凹凸面35における溝36と突条37とのピッチPgにほぼ等しい(La=Pg)。長さLaは、ピッチPg以上(La≧Pg)に設定することができる。長さLbは、端部円柱面38の軸方向長さより小さい。
図3は、第1実施形態の配管継手1の性能を示すグラフである。横軸は長さLaとピッチPgとの比La/Pgを示す。縦軸は、第1小径部43の径方向内側に位置する突条37の頂部37cにおけるホース2の材料に加えられる面圧Prb(MPa)を示す。必要なシール性を得るためには、面圧Prbは、閾値Pth以上が必要と考えられる。配管継手1によると、閾値Pth以上の高い面圧を得ることができる。長さLaを大きくするほど、面圧Prbは高くなる傾向TDを示す。しかし、長さLaを大きくするとスリーブ4の長さが大きくなる。また、ピッチPgを小さくするほど面圧Prbを高めることができる。しかし、ピッチPgを小さくすると凹凸面35の製造が困難となる。そこで、比La/Pgは、所定の面圧Prbを得ることができ、かつスリーブ4を過度に大型化せず、しかも優れた生産性が実現できる範囲内に設定する。比La/Pgは下限値以上、かつ上限値以下に設定することができる。下限値としては、0.75または1.0を採用することができる。また、上限値としては、1.5、1.75、または2.0を採用することができる。例えば、比La/Pgは、0.75以上かつ2.0以下に設定することができる。より望ましくは、比La/Pgは、0.75以上かつ1.75以下に設定することができる。より望ましくは、比La/Pgは、0.75以上かつ1.5以下に設定することができる。
長さLbは、端部円柱面38の軸方向長さよりも小さい。長さLbは、長さLaより小さい(La>Lb)。長さLaは、長さLb以上(La≧Lb)に設定することができる。La≧Lbとすることにより、大径部47の軸方向長さを大きくすることができる。これにより、ホース2に加えられる応力を抑制することができる。
インサート部32の最大の厚さTiは、素材部31の厚さTpより厚い。これにより、インサート部32において必要な強度が与えられる。厚さTiは、厚さTp以上(Ti≧Tp)に設定することができる。
基部円柱面34および端部円柱面38の最大の外直径Dfは、素材部31の外直径Dpより小さい。外直径Dfは、外直径Dp以下(Df≦Dp)に設定することができる。小径部39の内直径Dmは、素材部31の内直径Diより小さい。内直径Dmは、内直径Di以下(Dm≦Di)に設定することができる。
凹凸面35における最大の外直径Dt、すなわち突条37の頂点における外直径Dtは、外直径Dfより小さい。外直径Dtは、外直径Df以下(Dt≦Df)に設定することができる。さらに、外直径Dtは、外直径Dpより小さい。外直径Dtは、外直径Dp以下(Dt≦Dp)に設定することができる。
インサート部32の長さLiは、スリーブ4の長さLsにほぼ等しい。長さLiは、長さLs以上(Li≧Ls)に設定することができる。ただし、長さLiは、長さLsよりわずかに長く設定されることが望ましい。この形状は、インサート部32の端部の外側の角部32aが、ホース2に過大な応力を与えることを抑制する。
図4は、第1実施形態の配管継手1の性能を示すグラフである。横軸は長さLsに対する長さLiとの比Li/Lsを示す。縦軸は、インサート部32の角部32aにおいてホース2に加えられる初期応力Srb(MPa)を示す。図中、三角印は従来の配管継手を示す。三角印は、特許文献4の図1に図示される形状の配管継手に対応する。図中には、所定の耐久試験においてホース2がゴムの切れを生じた初期応力を閾値Sthとして示した。ここでの耐久試験は、日本冷凍空調工業会が定める自動車空調装置R134a用冷媒ホースのための振動試験JRA2012である。よって、初期応力は、閾値Sth以下であることが望ましい。従来の配管継手では、閾値Sthを下回ることが困難であった。配管継手1によると、初期応力を閾地Sthより低く抑えることができる。このため、ホース2のゴム切れを抑制することができる。比Li/Lsが小さくなるほど、初期応力Srbは増加する傾向TDを示す。このような不可避の傾向TDの下においても、初期応力Srbを閾値Sth未満に抑制するために、比Li/Lsは、下限値以上、かつ上限値以下に設定することができる。下限値としては、0.9、または1.0を採用することができる。上限値としては、1.1、または1.2を採用することができる。例えば、比Li/Lsは、0.9以上、かつ1.2以下に設定することができる。比Li/Lsは、より望ましくは、0.9以上、かつ1.1以下(0.9≦Li/Ls≦1.1)に設定することができる。また、比Li/Lsは、より望ましくは、1.0以上、かつ1.1以下に設定することができる。このような範囲に設定することにより、不可避の傾向TDの下においても、配管継手1の小型化を図りながら、高い耐久性を提供することができる。
スリーブ4の長さLsは、ホース2の外直径Drにほぼ等しい。長さLsは、外直径Dr以下(Li≦Dr)に設定することができる。ただし、長さLsは、外直径Drよりわずかに短く設定されることが望ましい。長さLsは、約20mmである。
図5は、第1実施形態の配管継手1の性能を示すグラフである。横軸は外直径Drと長さLsとの比Dr/Lsを示す。比Dr/Lsは、配管継手1のアスペクト比とも呼ばれる。縦軸は、所定の耐久試験の時間Tdrを示す。耐久試験では、120°Cでの熱老化後に内部流体の漏れが生じるまでの時間Tdrを計測した。図中、丸印と三角印は従来の配管継手を示す。丸印は、特許文献4の図6に図示される形状の配管継手に対応する。三角印は、特許文献4の図1に図示される形状の配管継手に対応する。丸印が示すように、比Dr/Lsが大きくなるほど、耐久時間Tdrは低下する傾向TDを示す。この耐久試験では、閾値Tth以上を経過しても漏れを生じないことが求められる。配管継手1によると、比Dr/Lsが1.0以上であるにも関わらず、閾値Tth以上の耐久時間が実現されている。よって、長さLsは、外直径Dr以下(Ls≦Dr)に設定することができる。比Dr/Lsは、下限値以上、かつ上限値以下に設定することができる。下限値としては、1.0を採用することができる。1.0未満では、スリーブ4の形状が細長くなるからである。上限値としては、1.1、1.15、または1.2を採用することができる。例えば、比Dr/Lsは、1.0以上、かつ1.2以下に設定することができる。比Dr/Lsは、より望ましくは、1.0以上、かつ1.1以下に設定することができる。このような範囲に設定することにより、配管継手1の小型化を図りながら、高い耐久性を提供することができる。
以上に述べた配管継手1によると、2つのかしめ部43、44をもつ配管継手1が提供される。第1小径部43と第2小径部44とは、ホース2とパイプ3との軸方向に関する抜け強度に貢献する。このとき、第1小径部43は、ホース2を凹凸面35に向けて押し付けることにより、抜け強度に大きく貢献する。また、第1小径部43は、第1小径部43と円板部41との間に大径部45を形成し、かつホース2を圧縮することによってホース2の材料を大径部45内のゴム溜め分に押し込む。これにより、大径部45にホース2の軸方向への移動を妨げるアンカー部が形成され、抜け強度に貢献する。
一方、第2小径部44は、ホース2を端部円柱面38に向けて押し付けることにより、抜け強度に貢献する。さらに、第2小径部44は、第1小径部43と第2小径部44との間に大径部46を形成し、かつホース2を圧縮することによってホース2の材料を大径部46内のゴム溜め分に押し込む。これにより、ホース2の軸方向への移動を妨げるアンカー部が形成され、抜け強度に貢献する。
第1小径部43は、ホース2を凹凸面35に向けて押し付けることによりシール性能に貢献する。第1小径部43と凹凸面35とは、高い面圧を安定的に発生し、高いシール性を確実に提供する。長さLaの範囲内に、少なくともひとつの溝36と少なくともひとつの突条37とを配置したので、高いシール性能が得られる。具体的には、長さLaの範囲内に、溝36の底部36cと突条37の頂部37cとが位置することによって、高いシール性能が得られる。さらに、別の観点では、上記配置に加えて、または上記配置とは独立して、長さLaの両側のそれぞれに、少なくともひとつの溝36と少なくともひとつの突条37とを配置したので、高いシール性能が得られる。具体的には、長さLaの外側であって、かつ基部側の領域に溝36の底部36aと突条37の頂部37aとが位置し、さらに長さLaの外側であって、かつ端部側の領域に溝36の底部36bと突条37の頂部37bとが位置することによって、高いシール性能が得られる。また、第2小径部44も、ホース2を端部円柱面38に押し付けることによりシール性能に貢献している。
また、第2小径部44は、凹凸を持たない端部円柱面38にホース2を押し付けることにより、適度にホース2を拘束する。第2小径部44と端部円柱面38とは、加圧や振動によるホース2の動きを制止する。第2小径部44と端部円柱面38とは、ホース2を過剰に拘束することがない。このため、第2小径部44と端部円柱面38とは、ホース2の損傷を抑制しながら、ホース2の動きが第1小径部43の近傍まで伝達されることを阻止している。
このように、この実施形態では、第2小径部44と端部円柱面38とによる平面的な圧縮によって、ホース2の動的な動きを抑える。これにより、ホース2の弾性材の損傷、例えばゴム切れを抑制する。また、ホース2の動的な動きが及ばないスリーブ4の内側で、第1小径部43と凹凸面35とによる集中的な圧縮を提供する。これにより安定したシール性を確保する。このように、2つの小径部43、44が機能を分担することにより、小型化と、高い耐久性との両立が図られている。
(第2実施形態)
図6は、本発明を適用した第2実施形態の配管継手1を示す部分断面図である。第1実施形態では、インサート部32の外側面には、基部円柱面34と、凹凸面35と、端部円柱面38とを形成した。しかし、これらに加えて、インサート部32の外側面に、他の面を形成してもよい。この実施形態では、端部円柱面38と角部32aとの間に、部分円錐面232bを設けた。部分円錐面232bは、ホース2に加えられる応力の抑制に貢献する。
(第3実施形態)
図7は、本発明を適用した第3実施形態の配管継手1を示す部分断面図である。第1実施形態では、インサート部32の形状をDt≦Dfとなるように設定した。これに代えて、Dt>Dfとなるようにインサート部32を設定してもよい。この実施形態では、凹凸面335の複数の突条337を、外直径Dtが外直径Dfより大きくなるように形成した。この構成は、突条337の頂部337a、337b、337cにおいて高い面圧を与える。また、この構成は、第2小径部44と端部円柱面38との間におけるホース2の圧縮量を、第1小径部43と凹凸面335との間におけるホース2の圧縮量より相対的に下げる。この結果、ホース2に加えられる応力の抑制に貢献する。
(第4実施形態)
図8は、本発明を適用した第4実施形態の配管継手1を示す部分断面図である。第1実施形態では、La>Lbとした。これに代えて、La≧Lbとしてもよい。この実施形態では、第2小径部444の長さLbを、第1小径部43の長さLaと等しく設定した(La=Lb)。この実施形態においても、第2小径部44と端部円柱面38とによってホース2を適度に拘束することができる。
(第5実施形態)
図9は、本発明を適用した第5実施形態の配管継手1を示す拡大断面図である。第1実施形態では、凹凸面35における溝36と突条37との断面形状は鋸歯状とした。この実施形態では、図示されるような頂部に環状円柱面を持つ鋸歯状の凹凸面535を採用する。凹凸面535は、環状の傾斜が大きい斜面535aと、環状の凸曲面535bと、環状の円柱面535cと、環状の傾斜が小さい斜面535dと、環状の凹曲面535eとによって形成されている。凹凸面535は、溝536と、突条537とを有する。溝536は、斜面535dと、凹曲面535eと、斜面535aと、凸曲面535bとによって区画されている。突条537は、斜面535aと、凸曲面535bと、円柱面535cと、斜面535dと凹曲面535eとによって区画されている。
凹凸面535の形状は、転造加工によって形成することができるように設定されている。また、凹凸面535の形状は、所定のシール性と、所定の耐抜け強度とを得るために必要な溝36内への弾性材の食い込み量を確保できるように設定されている。
凹凸面535の深さGdは、0.3mm以上に設定されている。深さGdは、0.3mm以上、0.75mm以下に設定することが望ましい。斜面535aは、パイプ3の径方向に対してパイプ3の先端へ向けて傾いている。斜面535aの傾斜角Grdは、20°以下に設定されている。傾斜角Grdは、0°以上、20°以下に設定されることが望ましい。凸曲面535bの半径Rtは、0.1mm以上に設定されている。半径Rtは、0.1mm以上、かつ0.3mm以下に設定することができる。円柱面535cの長さLtは、ピッチPgの半分以下(Lt≦Pg/2)に設定されている。傾斜面535dは、パイプ3の径方向に対してパイプ3の基部へ向けて傾いている。斜面535dの傾斜角Grbは、傾斜角Grdより大きく設定されている。凹曲面535eの半径Rbは、半径Rtとほぼ等しい。
この実施形態の凹凸面535によると、凹凸面535を転造加工により製造しやすい。さらに、ホース2の弾性材が凹凸面535に食い込みやすい。このため、高いシール性が得られる。
(第6実施形態)
図10は、本発明を適用した第6実施形態の配管継手1を示す部分断面図である。第1実施形態のホース2に代えて、この実施形態では、最も内層に、樹脂層623を有するホース2が用いられる。また、この実施形態では、第1実施形態の鋸歯状の凹凸面35に代えて、台形状の凹凸面635が設けられている。凹凸面635は、凹凸面35に比べて、ピッチが大きく、溝および突条の傾斜がなだらかである。凹凸面635は、樹脂層623の破れを防止する。さらに、この実施形態では、ホース2の内面と、インサート部32との間に接着材が配置されている。図中には接着材は図示されていない。接着材は、ホース2とインサート部32との結合を強化するとともに、シール性を向上するために貢献する。
凹凸面635は、溝636と突条637とを有する。第1小径部43の外側であって、第1小径部43と基部円柱面34との間には、溝636の底部636aと、突条637の頂部の角部637aが位置付けられている。角部637aは、突条637がもつ2つの角部のうちの基部側の角部である。第1小径部43の外側であって、第1小径部43と端部円柱面38との間には、溝636の底部636bが位置付けられている。また、第1小径部43の長さLa内には、突条637の頂部の頂面637cと、角部637dが位置付けられている。角部637dは、突条637がもつ2つの角部のうちの端部側の角部である。第1小径部43によって圧縮されたホース2の材料は、第1小径部43の両側に位置する溝636へ移動する。さらに、ホース2の材料は、底部636aへ多く移動する。この結果、角部637aにおいてホース2が強固に固定される。
この実施形態においても、第2小径部44と端部円柱面38とによってホース2が適度に拘束される。さらに、第1小径部43と凹凸面635とによってホース2を強固に固定することができる。この実施形態によると、ホース2の損傷を抑制しながら、小型化と、高い耐久性との両立が図られる。
(第7実施形態)
図11は、本発明を適用した第7実施形態の配管継手1を示す部分断面図である。以上に説明した複数の実施形態においては、第1小径部43の長さLaの範囲内に少なくともひとつの頂部の角部が位置付けられている。これに代えて、長さLaの範囲内に角部を備えない構成を採用することができる。この実施形態は、第6実施形態の変形例である。この実施形態では、凹凸面635に代えて、凹凸面735が採用されている。
凹凸面735は、溝736と突条737とを有する。第1小径部43の外側であって、第1小径部43と基部円柱面34との間には、溝736の底部736aと、突条737の頂部の角部737aが位置付けられている。第1小径部43の外側であって、第1小径部43と端部円柱面38との間には、溝736の底部736bと、突条737の頂部の角部737bとが位置付けられている。また、長さLa内には、突条737の頂部の頂面737cが位置付けられている。
この実施形態においても、第2小径部44と端部円柱面38とによってホース2が適度に拘束される。さらに、第1小径部43と凹凸面735とによってホース2を強固に固定することができる。この実施形態によると、ホース2の損傷を抑制しながら、小型化と、高い耐久性との両立が図られる。
(他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
例えば、上記実施形態では、第1小径部43は、環状の1本の加工痕43aを有している。これに代えて、複数本の加工痕によってひとつの第1小径部43を形成してもよい。同じ構成は、第2小径部44にも適用することができる。
また、基部円柱面34および/または端部円柱面38にわずかな傾斜を設けてもよい。よって、基部円柱面34および/または端部円柱面38は、部分円錐面を包含する概念である。例えば、基部円柱面34または端部円柱面38を、基部から端部へ向けて徐々に小径となる部分円錐面によって提供してもよい。
1 配管継手、10 配管、2 ホース、3 パイプ、31 素材部、32 インサート部、33 溝、34 基部円柱面、35 凹凸面、36 溝、36a 底部、36b 底部、36c 底部、37 突条、37a 頂部、37b 頂部、37c 頂部、38 端部円柱面、4 スリーブ、41 円板部、42 円筒部、43 第1小径部、44 第2小径部。

Claims (12)

  1. 弾性材製の軟質管(2)と、前記軟質管の端部から前記軟質管の内部に挿入されたインサート部(32)を有する硬質管(3)と、前記インサート部および前記軟質管の径方向外側に配置され前記軟質管を前記インサート部に押し付けるスリーブ(4)とを備える配管継手(1)において、
    前記インサート部(32)は、
    前記インサート部の外側面に形成され、環状の溝と環状の突条とを有する凹凸面(35、335、535、635、735)と、
    前記インサート部の外側面に形成され、前記凹凸面より先端側に設けられた端部円柱面(38)とを備え、
    前記スリーブ(4)は、
    前記凹凸面の径方向外側に位置して形成され、前記軟質管を前記凹凸面に押し付ける第1小径部(43)と、
    前記端部円柱面(38)の径方向外側に位置して形成され、前記軟質管を前記端部円柱面に押し付ける第2小径部(44、444)とを備え、
    前記第1小径部(43)の軸方向長さ(La)の範囲外の両側のそれぞれに、前記凹凸面(35)を構成する少なくともひとつの溝の底部(36a、36b、336a、336b、636a、636b、736a、736b)があることを特徴とする配管継手。
  2. 前記第1小径部(43)は、前記凹凸面の径方向外側だけに位置付けられており、
    前記第2小径部(44、444)は、前記端部円柱面の径方向外側だけに位置付けられていることを特徴とする請求項1に記載の配管継手。
  3. 前記スリーブ(4)は、
    前記硬質管(3)に支持された円板部(41)と、
    一端が前記円板部に接続され、他端に開口端を有し、前記軟質管(2)の径方向外側に位置し、前記第1小径部と前記第2小径部とが形成された円筒部(42)とを備え、
    前記円筒部には、
    前記円板部と前記第1小径部との間に形成され、前記第1小径部より大きい内直径を有する第1大径部(45)と、
    前記第1小径部と前記第2小径部との間に形成され、前記第1小径部および前記第2小径部より大きい内直径を有する第2大径部(46)と、
    前記第2小径部と前記開口端との間に形成され、前記第2小径部より大きい内直径を有するとともに、前記開口端に向けて内直径が徐々に大きくなる第3大径部(47)とを備えることを特徴とする請求項2に記載の配管継手。
  4. 前記第1小径部(43)の軸方向長さ(La)の範囲内に、前記凹凸面(35)を構成する少なくともひとつの突条の頂部(37c、337c、637c、737c)があることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の配管継手。
  5. 前記第1小径部(43)の軸方向長さ(La)の範囲内に、前記凹凸面(35)を構成する少なくともひとつの溝の底部(36c、336c)があることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の配管継手。
  6. 前記第1小径部(43)の軸方向長さ(La)は、前記第2小径部の軸方向長さ(Lb)以上(La≧Lb)であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の配管継手。
  7. 前記第1小径部(43)の軸方向長さ(La)は、前記凹凸面のピッチ(Pg)以上(La≧Pg)であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の配管継手。
  8. 前記スリーブ(4)の軸方向長さ(Ls)に対する前記インサート部の軸方向長さ(Li)の比(Li/Ls)が、0.9以上、かつ1.1以下(0.9≦Li/Ls≦1.1)であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の配管継手。
  9. 前記スリーブ(4)の軸方向長さ(Ls)は、前記軟質管の外直径(Dr)以下(Ls≦Dr)であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の配管継手。
  10. 前記凹凸面(35、535、635、735)の最大の外直径(Dt)は、前記スリーブの外における前記硬質管の素材部(31)の外直径(Dp)以下(Dt≦Dp)であることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の配管継手。
  11. 前記スリーブ(4)の外における前記硬質管の素材部(31)の厚さ(Tp)は、前記インサート部の最大の厚さ(Ti)未満(Tp<Ti)であることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の配管継手。
  12. 前記凹凸面は(35、335、535、635、735)、転造によって形成された複数の転造溝(36、336、536、636、736)を備えることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載の配管継手。
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