JP5555649B2 - 液晶表示パネル - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、液晶表示パネルに関する。
近年、高輝度、高精細である高性能の液晶表示装置が求められている。このような液晶表示装置には、例えば、アクティブマトリクス型の液晶表示パネルが多く用いられている。液晶表示パネルは、アレイ基板と、対向基板と、アレイ基板及び対向基板間に挟持された液晶層とを備えている。アレイ基板は、互いに交差するように配線された複数本の走査線と複数本の信号線と、これら走査線及び信号線により区画された各画素領域に形成されたスイッチング素子としての薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:TFT)と、を備えている。
対向基板は、対向電極と、光の三原色である赤・緑・青の三種類の着色層がライン状に形成されたカラーフィルタと、を備えている。アレイ基板及び対向基板は、これら両基板の周縁部に配置されたシール材により貼り合せられ、接合されている。アレイ基板の外面及び対向基板の外面には、それぞれ偏光板が配置されている。
上記液晶表示パネルにおいて、カラーフィルタは、信号線と走査線に重なったブラックマトリクス層を有している。ブラックマトリクス層は、2種類の着色層の間と、額縁部とに重なるように形成されている。各着色層とブラックマトリクス層は、パターニング精度に起因して光漏れや混色が起きることを防止するため、ブラックマトリクス層の上に着色層が乗り上げる構造になっている。
液晶表示パネルは、アレイ基板及び対向基板間の隙間を一定に保つための複数のスペーサとして、複数の柱状スペーサを備えている。柱状スペーサをアレイ基板上にフォトリソグラフィ法により形成する場合、表示領域を避けて柱状スペーサを配置出来るため、良好な表示品位を得ることができる。このとき、柱状スペーサを配置する領域については、セルギャップの均一性を保つため、アレイ基板、対向基板ともに安定した平坦度を確保できる領域を選び配置する。また、柱状スペーサは、開口部に重ならない様に、また安定した平坦度確保の為、アレイ基板のコンタクトホール周辺を避け、信号線と走査線の交点付近に配置されている。
ブラックマトリクス層に重ねて柱状スペーサを配置することにより、柱状スペーサの選択的配置と高さの精度向上によるセルギャップ均一化に寄与してきたものである。
特開2007−86410号公報
しかしながら近年、4種類以上の着色層を多彩に組み合わせたカラーフィルタを形成した液晶表示パネルの開発が進んでいる。この場合、カラーフィルタは、4種類又はそれ以上の着色層の接点部を有することとなる。着色層のパターニングのばらつきにより、接点部においては、着色層同士が重なったり間隔を有したりすることがある。
この為、着色層の重なりのばらつきにより、カラーフィルタの厚み方向の公差が拡大するため、着色層の接点部に対向配置された柱状スペーサによる均一なセルギャップの保持は困難なものとなる。上記の均一なセルギャップの保持は、柱状スペーサに対向する着色層の接点部が、より多くの種類の着色層の接点部であるほど、困難なものとなる。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、アレイ基板及び対向基板間の隙間を一定に保持することができる、表示品位に優れた液晶表示パネルを提供することにある。
一実施形態に係る液晶表示パネルは、
表示領域を有したアレイ基板と、
前記表示領域を有し、前記アレイ基板に隙間をおいて対向配置された対向基板と、
前記アレイ基板と対向基板間に挟持された液晶層と、
前記アレイ基板及び対向基板間の前記表示領域に設けられた複数の画素と、
前記対向基板に設けられ、遮光部と、4以上の自然数であるn種類有し、前記アレイ基板及び対向基板の平面に沿った複数方向に種類を異ならせて島状に配置され、それぞれ前記画素を形成する複数の着色層と、を含み、前記複数の着色層は最大でn−1種類の着色層の接点部を有し、前記接点部は前記遮光部に重なって位置しているカラーフィルタと、
前記アレイ基板又は対向基板に形成され、前記遮光部及び接点部に重ねられ、前記アレイ基板と対向基板間の隙間を保持した複数の柱状スペーサと、を備えていることを特徴としている。
図1は、一実施形態に係る液晶表示パネルを示す斜視図である。 図2は、図1に示したアレイ基板の平面図である。 図3は、図1及び図2に示したアレイ基板の一部を示す拡大平面図である。 図4は、図3に示したアレイ基板の等価回路図である。 図5は、図3に示した液晶表示パネルの線A−A断面図である。 図6は、図3に示した液晶表示パネルの線B−B断面図である。 図7は、図1に示した対向基板の一部を示す拡大平面図であり、カラーフィルタの角部を示し、着色層への柱状スペーサの突き当たり具合を示した図である。 図8は、図7に示した対向基板の一部をさらに拡大して示す平面図である。 図9は、図8に示した対向基板の一部をさらに拡大して示す平面図である。 図10は、上記カラーフィルタの変形例を示す平面図である。 図11は、上記カラーフィルタの他の変形例を示す平面図である。 図12は、上記カラーフィルタの他の変形例を示す平面図である。
以下、図面を参照しながら一実施形態に係る液晶表示パネルについて詳細に説明する。
図1、図5及び図6に示すように、液晶表示パネルは、アレイ基板1と、このアレイ基板に対向配置された対向基板2と、これら両基板間に挟持された液晶層3とを備えている。液晶表示パネルは、アレイ基板1及び対向基板2が重なった表示領域Rを有している。アレイ基板1は、表示領域Rにマトリクス状に配置された複数の画素13を有している。なお、画素13については後述する。
図2に示すように、表示領域Rの外側において、ガラス基板10上には、走査線駆動回路4、信号線駆動回路5及び補助容量線駆動回路6が形成されている。走査線駆動回路4は、表示領域Rの外側に延出した複数の走査線19と接続されている。信号線駆動回路5は、表示領域Rの外側に延出した複数の信号線27と接続されている。補助容量線駆動回路6は、表示領域Rの外側に延出した複数の補助容量線21と接続されている。
図1乃至図6に示すように、アレイ基板1は、透明な絶縁基板として、例えばガラス基板10を備えている。ガラス基板10上にはアンダーコーティング層12が成膜されている。
表示領域Rにおいて、ガラス基板10上には、第1方向Xに沿って延出した複数の走査線19及び第1方向に直交した第2方向Yに沿って延出した複数の信号線27が配置されている。ガラス基板10上には、走査線19に平行な複数の補助容量線21が形成されている。隣合う2本の信号線27及び隣合う2本の補助容量線21で囲まれた各領域には画素13が形成されている。
次に、画素13を1つ取り出して説明する。
図2乃至図6に示すように、画素13は、画素電極34、この画素電極に接続されたスイッチング素子としてのTFT(薄膜トランジスタ)14及び補助容量素子16を有している。
詳述すると、アンダーコーティング層12上に、チャネル層15及び補助容量電極17が形成されている。チャネル層15及び補助容量電極17は、アンダーコーティング層12上に形成された半導体膜をパターニングすることにより、同一材料で同時に形成されている。この実施形態において、チャネル層15及び補助容量電極17は、ポリシリコンで形成されている。
アンダーコーティング層12、チャネル層15及び補助容量電極17上に、ゲート絶縁膜18が成膜されている。ゲート絶縁膜18上に、複数の走査線19と、これら走査線の一部を延出した複数のゲート電極20と、複数の補助容量線21とが形成されている。補助容量電極17と重なった領域において、補助容量線21にそれぞれ開口部21aが形成されている。
走査線19、ゲート電極20及び補助容量線21は、アルミニウムやモリブデン−タングステン等の遮光性を有する低抵抗材料により同時に形成されている。この実施形態において、走査線19、ゲート電極20及び補助容量線21は、モリブデン−タングステンで形成されている。
各ゲート電極20は、各チャネル層15に重なって形成されている。各補助容量線21は、複数の補助容量電極17に重なって形成されている。ゲート絶縁膜18を介して対向配置された補助容量電極17及び補助容量線21は、補助容量素子16を形成している。
ゲート絶縁膜18、走査線19、ゲート電極20及び補助容量線21上に、層間絶縁膜22が形成されている。層間絶縁膜22上には、複数のソース電極26、複数の信号線27、複数のドレイン電極28、複数の接続配線29及び複数のコンタクト電極30が形成されている。
ソース電極26及び信号線27は、一体に形成され、互いに電気的に接続されている。複数のドレイン電極28、複数の接続配線29及び複数のコンタクト電極30は、一体に形成され、互いに電気的に接続されている。
ソース電極26は、ゲート絶縁膜18及び層間絶縁膜22の一部を貫通したコンタクトホール23を介してチャネル層15のソース領域RSに電気的に接続されている。ドレイン電極28は、ゲート絶縁膜18及び層間絶縁膜22の一部を貫通したコンタクトホール24を介してチャネル層15のドレイン領域RDに電気的に接続されている。
また、コンタクト電極30は、ゲート絶縁膜18及び層間絶縁膜22の一部を貫通したコンタクトホール25を介して補助容量電極17に電気的に接続されている。コンタクトホール25は、補助容量線21の開口部21aを通っている。このため、コンタクト電極30及び補助容量線21間の絶縁状態は維持されている。
ソース電極26、信号線27、ドレイン電極28、接続配線29及びコンタクト電極30は、アルミニウムやモリブデン−タングステン等の遮光性を有する低抵抗材料により同時に形成されている。この実施の形態において、ソース電極26、信号線27、ドレイン電極28、接続配線29及びコンタクト電極30は、アルミニウムで形成されている。
層間絶縁膜22、ソース電極26、信号線27、ドレイン電極28、接続配線29及びコンタクト電極30上に、絶縁膜として、透明な樹脂により平坦化膜31が成膜されている。この実施形態において、平坦化膜31は有機絶縁膜である。平坦化膜31は、補助容量線21及びコンタクト電極30にそれぞれ重なって形成された複数のコンタクトホール32を有している。
平坦化膜31上には、ITO(インジウム・ティン・オキサイド)等の透明な導電材料により複数の画素電極34が形成されている。画素電極34は、マトリクス状に配置されている。画素電極34は、コンタクトホール32を介してコンタクト電極30に電気的に接続されている。画素電極34は、隣合う2本の信号線27及び隣合う2本の補助容量線21に周縁を重ねて形成されている。画素電極34は、信号線27に沿った方向に長軸を有している。
上記のように、ガラス基板10上に、TFT14、補助容量素子16及び画素電極34等を有した下地層11が形成されている。下地層11上には、複数のコンタクトホール32から外れた複数の柱状スペーサ35が形成されている。柱状スペーサ35は補助容量線21に重ねて形成されている。この実施形態において、柱状スペーサ35は、楕円柱であり、アレイ基板1及び対向基板2の平面に沿った断面が楕円形である。柱状スペーサ35が形成された下地層11上に、配向膜37が形成されている。
複数の画素13は、TFT14、補助容量素子16、コンタクトホール32及び画素電極34をそれぞれ1つずつ有している。
次に、対向基板2について説明する。
図1、図4、図5及び図6に示すように、対向基板2は、透明な絶縁基板として、例えばガラス基板40を備えている。ガラス基板40上には、カラーフィルタ50が形成されている。カラーフィルタ50上には、オーバーコート膜41が形成されている。オーバーコート膜41は、絶縁材料として、例えば有機絶縁材料で形成されている。オーバーコート膜41上には、ITO等の透明な導電材料により対向電極42が形成されている。カラーフィルタ50、オーバーコート膜41及び対向電極42上に、配向膜43が形成されている。
アレイ基板1及び対向基板2は、複数の柱状スペーサ35により、所定の隙間を保持して対向配置されている。アレイ基板1及び対向基板2は、表示領域R外周の両基板間に配置されたシール材60により接合されている。液晶層3は、アレイ基板1、対向基板2及びシール材60で囲まれた領域に形成されている。シール材60の一部には液晶注入口61が形成され、この液晶注入口は封止材62で封止されている。
次に、上述したカラーフィルタ50について説明する。
図5、図6、図7及び図8に示すように、カラーフィルタ50は、遮光部51、周辺遮光部52及びn種類の着色層を有している。nは4以上の自然数である。この実施形態において、n=4であり、4種類(4色)の着色層は、赤色の着色層50R、緑色の着色層50G、青色の着色層50B及び無彩色、無着色の着色層50Wである。
遮光部51は、表示領域Rにおいて、ガラス基板40上に、信号線27及び補助容量線21に重なって形成されている。遮光部51は、格子状に形成され、ブラックマトリクスとして機能している。周辺遮光部52は、表示領域Rの外側において、ガラス基板40上に矩形枠状に形成されている。周辺遮光部52は、表示領域Rの周縁部全周に沿って形成され、表示領域R外側から漏れる光の遮光に寄与している。遮光部51及び周辺遮光部52は、マトリクス状の複数の開口部53を形成している。
着色層50R、50G、50B、50Wは、ガラス基板40、遮光部51及び周辺遮光部52上に形成されている。着色層50R、50G、50B、50Wは、それぞれ周縁を遮光部51に重ねて形成されている。
着色層50R、50G、50B、50Wは、アレイ基板1及び対向基板2の平面に沿った複数方向に種類を異ならせて島状に配置され、それぞれ画素13を形成している。着色層50R、50G、50B、50Wは、複数方向である第1方向X及び第2方向Yに沿った辺を持つ矩形状に形成されている。着色層50R、50G、50B、50Wは、第1方向Xにおいて第2方向Yに互いにずれて配置され、第2方向Yにおいて直線状に並んで配置されている。
ある行の着色層は、第1方向Xにおいて、着色層50R、着色層50G、着色層50B、着色層50Wの順に交互に並べられ、その次の行の着色層は、第1方向Xにおいて、着色層50B、着色層50W、着色層50R、着色層50Gの順に交互に並べられている。
図7及び図8に示すように、複数の着色層の内、第1着色層50Rと、第1着色層50Rに第2方向Yに隣合う第2着色層50Bと、第1着色層50Rに第1方向Xに隣合う第3着色層50Gと、第2着色層50Bに第1方向Xに隣合い第3着色層50Gに第2方向Yに隣合う第4着色層50Wとは、互いに種類(色)が異なっている。なお、この実施形態において、第1着色層50R、第2着色層50B、第3着色層50G及び第4着色層50Wは、1つの絵素を形成している。
複数の着色層は最大でn−1種類の着色層の接点部を有している。ここで、接点部とは、最大でn−1種類の着色層が重なる可能性のある部分である。この実施形態において、着色層50R、50G、50B、50Wは、最大で3種類の着色層の接点部Pを有している。複数の着色層間の角部同士の接点部Pの数は2である。接点部Pは遮光部51に重なって位置している。なお、柱状スペーサ35は、遮光部51及び接点部Pに重ねられている。
図8及び図9に示すように、第1着色層50R及び第2着色層50B間の第1境界線B1と、第3着色層50G及び第4着色層50W間の第2境界線B2との第2方向Yの間隔をΔyとする。遮光部の第2方向Yの幅をByとする。第2方向Yにおける、第1境界線B1の第2境界線B2側へのずれ量と、第2境界線B2の第1境界線B1側へのずれ量とをWcy1とする。
第2方向Yにおける、第1境界線B1と対向した遮光部51の第1側縁51a側への第1境界線B1のずれ量と、第2境界線B2と対向した遮光部51の第2側縁51b側への第2境界線B2のずれ量とをWcy2とする。
第2方向Yにおける、遮光部51の第1側縁51aの第1境界線B1側へのずれ量と、遮光部51の第2側縁51bの第2境界線B2側へのずれ量とをWbyとする。なお、ずれ量Wcy1、Wcy2、Wbyは、製造誤差を想定したものである。
すると、次の関係式、
2Wcy1<Δy<By
を満たすものである。
次いで、柱状スペーサ35の第2方向Yの幅をSyとする。第2方向Yにおける、50R、50G、50B、50Wのそれぞれの着色層と遮光部51の重なり幅をMyとする。尚、1画素内において着色層と遮光部51の重なり幅が大小ある場合には、小さい幅をMyとする。第2方向Yにおける、柱状スペーサ35の、遮光部51の第1側縁51a側又は第2側縁51b側へのずれ量をGy、とする。なお、ずれ量Gyは、第2方向Yにおけるアレイ基板1と対向基板2を位置合わせした際の誤差である合わせズレを想定したものである。
すると、次の関係式、
Sy≦By≦Sy+2(My+Gy)
を満たすものである。
例えば、My=4μm、Gy=3μmとした場合、By≦Sy+14μmであると、柱状スペーサ35が常に遮光された状態で安定した高さを保ち、開口率の低下を防ぐことができるものである。
以上のように構成された液晶表示パネルによれば、液晶表示パネルは、アレイ基板1と、対向基板2と、液晶層3と、複数の画素13と、カラーフィルタ50と、複数の柱状スペーサ35と、を備えている。カラーフィルタ50は、遮光部51と、着色層50R、50G、50B、50Wとを含んでいる。着色層50R、50G、50B、50Wは最大で3種類の着色層の接点部Pを有するものである。接点部Pは遮光部51に重なって位置している。柱状スペーサ35は、アレイ基板1に形成され、遮光部51及び接点部Pに重ねられ、アレイ基板1及び対向基板2間の隙間を保持している。上記実施形態では、2Wcy1<Δy<Byを満たすものである。
3種類を超える着色層の接点部を形成しないよう、着色層はライン毎に繰り返しずらして配置されている。カラーフィルタ50の高さ(遮光部51に乗り上げる着色層の高さ)のばらつきを抑えることができる。柱状スペーサ35突き当て部のより安定した高さ(厚み)精度をとることができるため、アレイ基板1及び対向基板2間の隙間を柱状スペーサ35により、一定に保持することができる。
高輝度、高精細な液晶表示パネル、即ち高開口率が求められる場合、Sy≦By≦Sy+2(My+Gy)の条件下で特に有効であり、工程において上記ずれ(ばらつき)が生じても均一なセルギャップを維持することができる。
上記したことから、アレイ基板及び対向基板間の隙間を一定に保持することができる、表示品位に優れた液晶表示パネルを得ることができる。また、高輝度、高性能である、製品歩留まりの高い液晶表示パネルを得ることができる。
なお、この発明は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化可能である。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
例えば、図10に示すように、着色層50R、50G、50B、50Wの角部上に柱状スペーサ35を対向配置する場合、着色層は、角を取り除いた設計、例えばR加工やC加工を施すとよい。着色層間に隙間が生じても、隙間が柱状スペーサ35のサイズより小さい場合は、対向基板2の高さに変動は無い。これにより、均一なセルギャップの形成に寄与することができる。
図11に示すように、着色層50R、50G、50B、50Wは、第1方向Xにおいて直線状に並んで配置され、第2方向Yにおいて第1方向Xに互いにずれて配置されていてもよく、この場合も上述した効果を得ることができる。
着色層50R、50G、50B、50Wの形状は、長方形等の矩形状に限らず種々変形可能であり、三角形や、五角形以上の多角形等であってもよい。
図12に示すように、着色層50R、50G、50B、50Wの形状が六角形である場合、着色層は最大で3種類の着色層の接点部Pを有することになる。この場合も上述した効果を得ることができる。
着色層の種類は、上述した4種類に限らず、他の4種類であったり、5種類以上であってもよく、この場合も上述した効果を得ることができる。
柱状スペーサ35は、アレイ基板1に限らず、アレイ基板1又は対向基板2に形成されていればよく、これにより、上述した効果を得ることができる。
この発明は、上述した液晶表示パネルに限定されるものではなく、各種の液晶表示パネルに適用可能である
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]表示領域を有したアレイ基板と、
前記表示領域を有し、前記アレイ基板に隙間をおいて対向配置された対向基板と、
前記アレイ基板と対向基板間に挟持された液晶層と、
前記アレイ基板及び対向基板間の前記表示領域に設けられた複数の画素と、
前記対向基板に設けられ、遮光部と、4以上の自然数であるn種類有し、前記アレイ基板及び対向基板の平面に沿った複数方向に種類を異ならせて島状に配置され、それぞれ前記画素を形成する複数の着色層と、を含み、前記複数の着色層は最大でn−1種類の着色層の接点部を有し、前記接点部は前記遮光部に重なって位置しているカラーフィルタと、
前記アレイ基板又は対向基板に形成され、前記遮光部及び接点部に重ねられ、前記アレイ基板と対向基板間の隙間を保持した複数の柱状スペーサと、を備えていることを特徴とする液晶表示パネル。
[2]前記複数の着色層は、前記複数方向である第1方向及び前記第1方向に直交した第2方向に沿った辺を持つ矩形状に形成され、
前記nは4であり、
前記複数の着色層は最大で3種類の着色層の接点部を有し、
前記複数の着色層間の角部同士の接点部の数は2であることを特徴とする[1]に記載の液晶表示パネル。
[3]前記複数の着色層は、前記第1方向において前記第2方向に互いにずれて配置され、前記第2方向において直線状に並んで配置され、
前記遮光部は、前記複数の着色層の周縁に重なるよう格子状に形成され、
前記複数の着色層の内、第1着色層と、前記第1着色層に前記第2方向に隣合う第2着色層と、前記第1着色層に前記第1方向に隣合う第3着色層と、前記第2着色層に前記第1方向に隣合い前記第3着色層に前記第2方向に隣合う第4着色層とは、互いに種類が異なっていることを特徴とする[2]に記載の液晶表示パネル。
[4]前記第1着色層及び第2着色層間の第1境界線、並びに前記第3着色層及び第4着色層間の第2境界線、の前記第2方向の間隔をΔy、
前記遮光部の前記第2方向の幅をBy、
前記第2方向における、前記第1境界線の前記第2境界線側へのずれ量及び前記第2境界線の前記第1境界線側へのずれ量をWcy1、
前記第2方向における、前記第1境界線と対向した前記遮光部の第1側縁側への前記第1境界線のずれ量及び前記第2境界線と対向した前記遮光部の第2側縁側への前記第2境界線のずれ量をWcy2、
前記第2方向における、前記遮光部の第1側縁の前記第1境界線側へのずれ量及び前記遮光部の第2側縁の前記第2境界線側へのずれ量をWby、とすると、
2Wcy1<Δy<By
であることを特徴とする[3]に記載の液晶表示パネル。
[5]前記複数の柱状スペーサは、前記アレイ基板に形成され、
前記柱状スペーサの前記第2方向の幅をSy、
前記遮光部の幅をBy、
前記第2方向における、前記着色層及び遮光部の重なり幅をMy、
前記第2方向における、前記柱状スペーサの前記遮光部の第1側縁側又は第2側縁側へのずれ量をGy、とすると、
Sy≦By≦Sy+2(My+Gy)
であることを特徴とする[3]又は[4]に記載の液晶表示パネル。
1…アレイ基板、2…対向基板、3…液晶層、10…ガラス基板、13…画素、14…TFT、16…補助容量素子、19…走査線、21…補助容量線、27…信号線、34…画素電極、35…柱状スペーサ、40…ガラス基板、50…カラーフィルタ、50R,50G,50B,50W…着色層、51…遮光部、51a…第1側縁、51b…第2側縁、52…周辺遮光部、R…表示領域、X…第1方向、Y…第2方向、P…接点部、B1…第1境界線、B2…第2境界線、Sy,By,My…幅、Δy…間隔、Wcy1,Wcy2,Wby,Gy…ずれ量。

Claims (2)

  1. 表示領域を有したアレイ基板と、
    前記表示領域を有し、前記アレイ基板に隙間をおいて対向配置された対向基板と、
    前記アレイ基板と対向基板間に挟持された液晶層と、
    前記アレイ基板及び対向基板間の前記表示領域に設けられた複数の画素と、
    前記対向基板に設けられ、遮光部と、4種類有し、前記アレイ基板及び対向基板の平面に沿った複数方向に種類を異ならせて島状に配置され、それぞれ前記画素を形成する複数の着色層と、を含み、前記複数の着色層は最大で3種類の着色層の接点部を有し、前記接点部は前記遮光部に重なって位置しているカラーフィルタと、
    前記アレイ基板又は対向基板に形成され、前記遮光部及び接点部に重ねられ、前記アレイ基板と対向基板間の隙間を保持した複数の柱状スペーサと、を備え、
    前記複数の着色層は、前記複数方向である第1方向及び前記第1方向に直交した第2方向に沿った辺を持つ矩形状に形成され、
    前記複数の着色層間の角部同士の接点部の数は2であり、
    前記複数の着色層は、前記第1方向において前記第2方向に互いにずれて配置され、前記第2方向において直線状に並んで配置され、
    前記遮光部は、前記複数の着色層の周縁に重なるよう格子状に形成され、
    前記複数の着色層の内、第1着色層と、前記第1着色層に前記第2方向に隣合う第2着色層と、前記第1着色層に前記第1方向に隣合う第3着色層と、前記第2着色層に前記第1方向に隣合い前記第3着色層に前記第2方向に隣合う第4着色層とは、互いに種類が異なり、
    前記第1着色層及び第2着色層間の第1境界線、並びに前記第3着色層及び第4着色層間の第2境界線、の前記第2方向の間隔をΔy、
    前記遮光部の前記第2方向の幅をBy、
    前記第2方向における、前記第1境界線の前記第2境界線側へのずれ量及び前記第2境界線の前記第1境界線側へのずれ量をWcy1、とすると、
    2Wcy1<Δy<By
    であることを特徴とする液晶表示パネル。
  2. 前記複数の柱状スペーサは、前記アレイ基板に形成され、
    前記柱状スペーサの前記第2方向の幅をSy、
    前記遮光部の幅をBy、
    前記第2方向における、前記着色層及び遮光部の重なり幅をMy、
    前記第2方向における、前記柱状スペーサの前記遮光部の第1側縁側又は第2側縁側へのずれ量をGy、とし、
    一画素内において前記重なり幅に大小がある場合、前記重なり幅の小さい方を前記Myとすると、
    Sy≦By≦Sy+2(My+Gy)
    であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネル。
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