JP5553479B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に係り、特にフラッシュメモリを搭載した半導体装置及びその製造方法に関する。
不揮発性半導体メモリであるフラッシュメモリは、メモリ製品として用いられるのみならず、ロジック半導体装置に搭載されるようになっている。不揮発性半導体メモリを混載したロジック半導体装置は、FPGA(Field Programmable Gate Array)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)といった製品分野を形成し、ユーザ側でプログラムすることが可能であるため大きな市場を形成するに至っている。
不揮発性メモリを混載したロジック半導体装置では、フラッシュメモリセルのほか、フラッシュメモリ制御のための高電圧トランジスタや、高性能ロジック回路のための低電圧トランジスタが、同一半導体チップ上に集積される。ここで、フラッシュメモリセルは、高電圧トランジスタや低電圧トランジスタにおける単層構造のゲート電極とは異なり、フローティングゲートとコントロールゲートとが積層されてなるスタック構造のゲート電極を有する。
かかるスタック構造のゲート電極をドライエッチングによりパターニングする際には、ゲート電極を構成するポリシリコン膜等の膜厚のばらつき等による影響を回避することが必要である。このために、ドライエッチングにおいて観測される特定波長の光の発光強度をモニタリングすることによりエッチングの終点を検出するEPD(End Point Detection)が行われている。
特開2005−129760号公報 特開2005−142362号公報 特開2005−244086号公報 特開平1−189924号公報 特開平7−273097号公報
しかしながら、CPLDやFPGA等のロジック半導体装置のようにメモリセルアレイがごく一部にのみ設けられていると、スタック構造のゲート電極をドライエッチングによりパターニングする際に、EPDによるエッチングの終点の検出が非常に困難な場合があった。
本発明の目的は、スタック構造のゲート電極をドライエッチングによりパターニングする際に、エッチングの終点を確実に検出し得る半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
本発明の一観点によれば、半導体基板上に第1の絶縁膜を介して第1の導電膜を形成する工程と、前記第1の導電膜上に第2の絶縁膜を介して第2の導電膜を形成する工程と、複数のメモリセルを形成するための第1のパターンと複数のダミーセルを形成するための第2のパターンとを有するマスクを用いて、前記第1の導電膜、前記第2の絶縁膜及び前記第2の導電膜をドライエッチングし、前記ドライエッチングにおいて観測される特定波長の光の発光強度の変化に基づいて前記ドライエッチングの終点を検出し、前記半導体基板上の第1の領域に、前記第1の導電膜より成る第1のフローティングゲートと前記第2の導電膜より成る第1のコントロールゲートとを有する前記複数のメモリセルを形成するとともに、前記半導体基板上の前記第1の領域と異なる第2の領域に、前記第1の導電膜より成る第2のフローティングゲートと前記第2の導電膜より成る第2のコントロールゲートとを有する前記複数のダミーセルを形成する工程とを有する半導体装置の製造方法が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、半導体基板上の第1の領域に形成された複数のメモリセルであって、前記半導体基板上に第1の絶縁膜を介して形成された第1のフローティングゲートと、前記第1のフローティングゲート上に第2の絶縁膜を介して形成された第1のコントロールゲートとをそれぞれ有する複数のメモリセルと、前記半導体基板上の前記第1の領域と異なる第2の領域に形成された複数のダミーセルであって、前記半導体基板上に第3の絶縁膜を介して形成され、前記第1のフローティングゲートと同一導電膜より成る第2のフローティングゲートと、前記第2のフローティングゲート上に第4の絶縁膜を介して形成され、前記第1のコントロールゲートと同一導電膜より成る第2のコントロールゲートとをそれぞれ有する複数のダミーセルとを有する半導体装置が提供される。
本発明によれば、半導体基板上の第1の領域に、第1のフローティングゲートと第1のコントロールゲートとを有する複数のメモリセルを形成するとともに、半導体基板上の第1の領域と異なる第2の領域に、第1のフローティングゲートと同一導電膜より成る第2のフローティングゲートと第1のコントロールゲートと同一導電膜より成る第2のコントロールゲートとを有する複数のダミーセルを形成するので、メモリセルのスタック構造のゲート電極をドライエッチングによりパターニングする際に、被エッチング膜のエッチングされる領域の面積を大きくすることができ、ドライエッチングにおいて観測される特定波長の光の発光強度を強くすることができる。したがって、本発明によれば、メモリセルのスタック構造のゲート電極をドライエッチングによりパターニングする際に、エッチングの終点を確実に検出することができる。
フラッシュメモリセルが有するスタック構造のゲート電極をドライエッチングによりパターニングする際には、上述のように、ゲート電極を構成するポリシリコン膜等の膜厚のばらつき等による影響を回避するため、ドライエッチングにおいて観測される特定波長の光の発光強度をモニタリングすることによりエッチングの終点を検出するEPDが行われている。
ドライエッチングでは、プラズマ化されたエッチングガスと被エッチング膜との反応により生成される反応生成物に固有の特定波長の光が観測される。EPDでは、この特定波長の光がモニタリングされ、その発光強度の変化に基づいてエッチングの終点が検出される。
一般的に、高密度化が要求されるメモリの場合においては、1チップ内にスタック構造のゲート電極を形成するためのマスクの開口率は非常に高い。
図24(a)は、フラッシュメモリセルアレイが高密度に配置されたメモリの1チップを示す平面図である。メモリ製品のチップ100には、フラッシュメモリセルがマトリクス状に配列して形成されているメモリセルアレイ領域102が高密度に設けられている。メモリセルアレイ領域102には、図示しないパターンが高密度に形成されている。チップ100の周縁部には、外部回路との電気的接続を行うためのパット電極が形成されているパッド領域104が複数設けられている。
図24(b)は、図24(a)に示すメモリにおけるスタック構造のゲート電極のパターニングに用いるマスク106を示す平面図である。図示するように、マスク106には、パターン領域108が高密度に形成されている。パターン領域108には、メモリセルアレイ領域102にパターンを形成するための図示しないパターンが高密度に形成されている。このため、マスク106の開口率は非常に高くなっている。
このように、フラッシュメモリセルアレイが高密度に配置されたメモリの場合、スタック構造のゲート電極のパターニングに用いるマスクの開口率が非常に高い。このため、スタック構造のゲート電極を形成するためのドライエッチングにおいて、被エッチング膜のエッチングされる領域の面積は大きく、被エッチング膜がドライエッチングされる際に観測される特定波長の光の発光強度は強い。したがって、この場合、EPDにより容易にエッチングの終点を検出することができる。
図24(c)は、図24(b)に示すマスクを用いてスタック構造のゲート電極をパターニングする際のEPDによる終点検出を示すグラフである。グラフの横軸は、エッチング開始から経過した時間を示している。縦軸は、エッチング前の安定したプラズマ発光の強度に対するエッチングの間のプラズマ発光の強度の比をパーセントで表したゲインを示している。
一般的なメモリの場合、マスクの開口率が非常に高くエッチングの際に生じる発光の強度が強いため、図24(c)に示すグラフから明らかなように、ゲインの変化点を確実に検出することができ、エッチングの終点を容易に検出することができる。
これに対して、FPGA、CPLDといったロジック半導体装置には、メモリと比較して高密度化の要求は低い。このため、ロジック半導体装置の場合、混載されるフラッシュメモリセルアレイが非常に低密度な製品が多くなっている。
図25(a)は、フラッシュメモリセルアレイが混載されたロジック半導体装置の1チップを示す平面図である。ロジック半導体装置のチップ110には、フラッシュメモリセルがマトリクス状に配列して形成されているメモリセルアレイ領域112がごく一部にのみ設けられている。メモリセルアレイ領域112には、図示しないパターンが高密度に形成されている。チップ110の周縁部には、外部回路との電気的接続を行うためのパッド電極が形成されたパッド領域104が複数設けられている。
図25(b)は、図25(a)に示すロジック半導体装置におけるスタック構造のゲート電極のパターニングに用いるマスクを示す平面図である。図示するように、マスク114には、パターン領域116がごく一部にのみ形成されている。パターン領域116には、メモリセルアレイ領域112にパターンを形成するための図示しないパターンが高密度に形成されている。パターン領域116がごく一部にのみ形成されているため、マスク114の開口率は非常に低くなっている。
このように、フラッシュメモリが混載されたロジック半導体装置の場合、スタック構造のゲート電極のパターニングに用いるマスクの開口率が非常に低い。このため、スタック構造のゲート電極を形成するためのドライエッチングにおいて、被エッチング膜のエッチングされる領域の面積は小さく、被エッチング膜がドライエッチングされる際に観測される特定波長の光の発光強度は弱い。したがって、この場合、EPDによりエッチングの終点を検出することは非常に困難なものとなる。
図25(c)は、図25(b)に示すマスクを用いてスタック構造のゲート電極をパターニングする際のEPDによる終点検出を示すグラフである。図24(c)と同様に、グラフの横軸はエッチング開始から経過した時間を示し、縦軸はゲインを示している。
ロジック半導体装置の場合、マスクの開口率が非常に低くエッチングの際に生じる発光の強度が弱いため、図25(c)に示すグラフから明らかなように、ゲインの変化点を検出することが困難である。この結果、EPDによりエッチングの終点が誤検出され、ポリシリコン膜が除去されずに残存するアンダーエッチングや、ポリシリコン膜だけでなくトンネル酸化膜までエッチングされてしまうオーバーエッチング等の不具合が生じることがある。
これまで、EPDによりエッチングの終点を正確に検出することを目的とする技術としては、例えば特許文献4、5に提案されている。
特許文献4、5に開示されたいずれの技術も、所望のセルパターン等に、マスクの開口率を向上させるためのパターンを組み合わせることにより、ドライエッチング時の発光の強度を高め、エッチングの終点の検出精度を向上しようとするものである。
しかしながら、同時にエッチングされるパターンとして異なる2種以上のパターンが存在すると、以下に述べるように、エッチングの終点が誤検出される虞がある。異なる2種以上のパターンが存在する場合におけるエッチングの終点の誤検出について図26及び図27を用いて説明する。
図26(a)は、正方形状の領域の左上、右上、左下、及び右下の部分にそれぞれ同一のラインアンドスペースパターンが配置されたマスクを示している。図26(b)は、図26(a)に示すマスクを用いたエッチングの終点検出におけるEPD信号の波形を示すグラフである。
図26(a)に示すマスクの場合、単一のパターンのみが配置されているため、EPD信号の波形は、図26(b)に示す正常なものとなり、エッチングの終点を正確に検出すること可能である。
他方、図27(a)は、図26(a)に示すラインアンドスペースパターンに加えて、これらパターンの境界に十字状の開口パターンが配置されたマスクを示している。図27(b)は、図27(a)に示すマスクを用いたエッチングの終点検出におけるEPD信号の波形を示すグラフである。
図27(a)に示すマスクの場合、EPD信号の波形は、ラインアンドスペースパターンによる波形と、十字状の開口パターンによる波形との合成波形となる。すなわち、この場合のEPD信号の波形には、図27(b)中に点線の円で囲んで示すように、十字状の開口パターンにより影響を受けた部分が生じる。この結果、エッチングの終点が誤検出されてしまうことになる。エッチングの終点が誤検出されると、上述のようにアンダーエッチングやオーバーエッチ等の不都合が生じる。
本発明は、スタック構造のゲート電極をドライエッチングによりパターニングする際に、アンダーエッチングやオーバーエッチング等の不都合を生じることなく、エッチングの終点を確実に検出することを可能にするものである。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態による半導体装置及びその製造方法について図1乃至図16を用いて説明する。図1は、本実施形態による半導体装置の1チップを示す平面図である。図2は、本実施形態による半導体装置の構造を示す断面図である。図3は、本実施形態による半導体装置におけるスタック構造のゲート電極のパターニングに用いるマスクを示す平面図である。図4は、図3に示すマスクを用いたドライエッチング後のメモリセルアレイ領域及びパッド領域を拡大して示す平面図である。図5乃至図16は、本実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
はじめに、本実施形態による半導体装置の構造について図1乃至図4を用いて説明する。
本実施形態による半導体装置は、フラッシュメモリを混載したロジック半導体装置である。なお、以下では、フラッシュメモリセルが形成されるメモリセルアレイ領域12及びダミーセルが形成されるパッド領域14を中心に説明し、ロジック回路を含む周辺回路が形成された周辺回路領域については便宜上説明を省略する。
図1に示すように、本実施形態による半導体装置のチップ10には、スタック構造のゲート電極を有するフラッシュメモリセル34がマトリクス状に配列して形成されているメモリセルアレイ領域12が設けられている。チップ10の周縁部には、外部回路との電気的接続を行うためのパット電極42が形成されているパッド領域14が複数設けられている。
まず、メモリセルアレイ領域12について説明する。
図2に示すように、メモリセルアレイ領域12におけるシリコンより成る半導体基板16には、活性領域を画定する素子分離絶縁膜18が形成されている。
素子分離絶縁膜18により画定された活性領域上には、シリコン酸化膜より成るトンネル絶縁膜20、ポリシリコン膜より成るフローティングゲート22、シリコン酸化膜/シリコン窒化膜/シリコン酸化膜構造のONO膜24、及びポリシリコン膜より成るコントロールゲート(ワード線)26が積層されている。コントロールゲート26両側の活性領域内には、ソース/ドレイン領域28が形成されている。
フローティングゲート22の側壁部分及びコントロールゲート26の側壁部分には、シリコン窒化膜より成るサイドウォールスペーサ30とシリコン酸化膜より成るサイドウォールスペーサ32とが形成されている。
こうして、メモリセルアレイ領域12に、フローティングゲート22とコントロールゲート26とを有するスタック構造のゲート電極とソース/ドレイン領域28とを有するフラッシュメモリセル34が形成されている。メモリセルアレイ領域12におけるフラッシュメモリセル34は、実際に記憶素子として機能する実メモリセルである。
メモリセルアレイ領域12においては、所定の幅を有する複数のワード線(コントロールゲート)26が一定の間隔で並行に形成され、規則正しく並んだラインアンドスペースパターンが形成されている。ワード線26は、複数のフラッシュメモリセル34のコントロールゲートを含んでいる。
こうして、メモリセルアレイ領域12において、複数のフラッシュメモリセル34がマトリクス状に配列したメモリセルアレイが形成されている。
メモリセルアレイの周囲の境界領域における素子分離絶縁膜18上には、コントロールゲート26と同一導電層のポリシリコン膜より成るゲート配線36が形成されている。ゲート配線36のメモリセルアレイ側の側壁部分には、シリコン窒化膜より成るサイドウォールスペーサ30とシリコン酸化膜より成るサイドウォールスペーサ32とが形成されている。ゲート配線36のメモリセルアレイと反対側の側壁部分には、シリコン酸化膜より成るサイドウォールスペーサ32が形成されている。
次に、パッド領域14について説明する。以下に述べるように、パッド領域14には、メモリセルアレイ領域12に形成されたフラッシュメモリセル34と同一構造を有し、実際に記憶素子としては機能することのないダミーセル38がマトリクス状に配列したダミーセルアレイが形成されている。
図2に示すように、パッド領域14における半導体基板16には、素子領域を画定する素子分離絶縁膜18が形成されている。
素子分離絶縁膜18により画定された活性領域上には、シリコン酸化膜より成るトンネル絶縁膜20、ポリシリコン膜より成るフローティングゲート22、ONO膜24、及びポリシリコン膜より成るコントロールゲート(ワード線)26が積層されている。コントロールゲート26両側の活性領域内には、ソース/ドレイン領域28が形成されている。
フローティングゲート22の側壁部分及びコントロールゲート26の側壁部分には、シリコン窒化膜より成るサイドウォールスペーサ30とシリコン酸化膜より成るサイドウォールスペーサ32とが形成されている。
こうして、パッド領域14において、後述するパッド電極42下に、フローティングゲート22とコントロールゲート26とを有するスタック構造のゲート電極とソース/ドレイン領域28とを有し、フラッシュメモリセル34と同一構造のダミーセル38が形成されている。パッド領域14におけるダミーセル38は、実際に記憶素子として機能することのないものである。
パッド領域14においては、ワード線26の幅と同一の幅を有する複数のダミーのワード線(コントロールゲート)26が、ワード線26の間隔と同一の一定の間隔で並行に形成され、規則正しく並んだラインアンドスペースパターンが形成されている。ダミーのワード線26は、複数のダミーセル38のコントロールゲートを含んでいる。
こうして、パッド領域14において、複数のダミーセル38がマトリクス状に配列したダミーセルアレイが形成されている。
ダミーセルアレイの周囲の境界領域における素子分離絶縁膜18上には、コントロールゲート26と同一導電層のポリシリコン膜より成るゲート配線36が形成されている。ゲート配線36のメモリセルアレイ側の側壁部分には、シリコン窒化膜より成るサイドウォールスペーサ30とシリコン酸化膜より成るサイドウォールスペーサ32とが形成されている。ゲート配線36のメモリセルアレイと反対側の側壁部分には、シリコン酸化膜より成るサイドウォールスペーサ32が形成されている。
メモリセルアレイ領域12にメモリセルアレイが形成され、パッド領域14にダミーセルアレイが形成された半導体基板16上には、層間絶縁膜39が形成されている。
層間絶縁膜39上には、絶縁膜に埋め込まれた所定の層数の配線層を有する多層配線40が形成されている。パッド領域14における多層配線40の最上層の配線層は、外部との電気的接続に用いられるパッド電極42になっている。
こうして、本実施形態による半導体装置が構成されている。
本実施形態による半導体装置は、パッド領域14におけるパッド電極42下に、メモリセルアレイ領域12におけるフラッシュメモリセル34と同一構造のダミーセル38が形成され、メモリセルアレイ領域12におけるメモリセルアレイと同一構造のダミーセルアレイが形成されていることに主たる特徴がある。
本実施形態による半導体装置におけるダミーセル38は、後述するように、フラッシュメモリセル34と同時に形成されるものである。このため、フラッシュメモリセル34を形成するためのメモリパターンと、ダミーセル38を形成するためのダミーパターンとを有するマスクを用いたドライエッチングによりスタック構造のゲート電極をパターニングする。したがって、フラッシュメモリセル34のスタック構造のゲート電極をドライエッチングによりパターニングする際に、ダミーセル38を形成しない場合と比較して開口率の高いマスクを用いることになる。
図3は、フラッシュメモリセル34のスタック構造のゲート電極を形成するためのドライエッチングに用いるマスク(レジスト膜)を示す平面図である。
図示するように、マスク44には、メモリセルアレイ領域12に対応する領域に、フラッシュメモリセル34を形成するためのメモリパターンが形成されたメモリパターン領域46が設けられている。
さらに、マスク44には、パッド領域14に対応する領域に、ダミーセル38を形成するためのダミーパターンが形成されたダミーパターン領域48が設けられている。
図4(a)はマスク44を用いたドライエッチング後のメモリセルアレイ領域14の状態を拡大して示す平面図であり、図4(b)はマスク44を用いたドライエッチング後のパッド領域14の状態を拡大して示す平面図である。各図において、破線はマスク44のパターンを示し、ハッチングが付された部分はマスク44を用いたドライエッチングによりパターニングされたポリシリコン膜を示している。
マスク44を用いたドライエッチングにより、メモリセルアレイ領域12には、図4(a)に示すように複数のワード線26が一定の間隔で並行に形成され、パッド領域14には、図4(b)に示すように、複数のダミーのワード線26が、ワード線26の間隔と同一の一定の間隔で並行に形成される。
このように、本実施形態では、フラッシュメモリセル34を形成するためのメモリパターンが形成されたメモリパターン領域46のみならず、ダミーセル38を形成するためのダミーパターンが形成されたダミーパターン領域48をも有する開口率の高いマスク44を用いたドライエッチングにより、フラッシュメモリセル34のスタック構造のゲート電極をパターニングする。したがって、このドライエッチングにおいて被エッチング膜のエッチングされる領域の面積を大きくすることができ、被エッチング膜がドライエッチングされる際に観測される特定波長の光の発光強度を強くすることができる。したがって、本実施形態によれば、EPDによりエッチングの終点を確実に検出することができる。
さらに、ダミーセル38はフラッシュメモリセル34と同一構造を有している。すなわち、パッド領域14におけるダミーのワード線26は、メモリセルアレイ領域12におけるワード線26の幅と同一の幅を有し、ワード線26の間隔と同一の一定の間隔で配列して形成されている。このため、フラッシュメモリセル34のスタック構造のゲート電極をドライエッチングによりパターニングする際に、EPD信号が、異なるパターンに起因する波形の合成波形となることもない。したがって、エッチングの終点が誤検出されることもない。
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法について図3乃至図16を用いて説明する。なお、図5乃至図16の各図において、(a)乃至(c)の紙面左側はメモリセルアレイ領域12における工程断面図であり、(a)の紙面左側は図4(a)のA−A′線断面における工程断面図、(b)の紙面左側は図4(a)のB−B′線断面における工程断面図、(c)の紙面左側は図4(a)のC−C′線断面における工程断面図である。(a)乃至(c)の紙面右側はパッド領域14における工程断面図であり、(a)の紙面右側は図4(b)のD−D′線断面における工程断面図、(b)の紙面右側は図4(b)のE−E′線断面における工程断面図、(c)の紙面右側は図4(b)のF−F′線断面における工程断面図である。
まず、半導体基板16の表面に、例えばLOCOS法或いはSTI法により、素子分離絶縁膜18を形成する(図5(a)、(b)、(c))。図5(a)、(b)、(c)は、素子分離膜18をSTI法により形成した場合を想定している。
次いで、半導体基板16に所定のウェルを形成した後、半導体基板16を熱酸化し、素子分離絶縁膜18により画定された活性領域上に、例えば膜厚10nmのシリコン酸化膜より成るトンネル絶縁膜20を形成する(図6(a)、(b)、(c))。
次いで、トンネル絶縁膜20が形成された半導体基板16上に、例えばCVD法により、ポリシリコン膜22を堆積する。このポリシリコン膜22は、フローティングゲート22、22を構成するための膜である。
次いで、フォトリソグラフィーによりフォトレジスト膜50を形成した後、このフォトレジスト膜50をマスクとしてポリシリコン膜22をドライエッチングし、ポリシリコン膜22をパターニングする(図7(a)、(b)、(c))。このパターニングは、メモリセルアレイ領域12においてワード線26の延在方向に隣接するフローティングゲート22を分離するとともに、パッド領域14においても同様にワード線26の延在方向に隣接するフローティングゲート22を分離するための予備的な加工と、周辺回路領域のポリシリコン膜22の除去のために行うものである。
次いで、全面に、例えばCVD法により例えば膜厚5nmのシリコン酸化膜及び例えば膜厚8nmのシリコン窒化膜を堆積後、熱酸化法により例えば膜厚6nmのシリコン酸化膜を成長し、シリコン酸化膜/シリコン窒化膜/シリコン酸化膜構造のONO膜24を形成する(図8(a)、(b)、(c))。
次いで、フォトリソグラフィー及びドライエッチングにより、周辺回路領域のONO膜24を選択的に除去する。
次いで、例えば熱酸化法によるシリコン酸化膜の成長と、シリコン酸化膜の選択的な除去を適宜繰り返して行うことにより、周辺回路領域の素子領域上に、形成される周辺トランジスタの種類に応じて厚さの異なるシリコン酸化膜より成るゲート絶縁膜を形成する。
次いで、全面に、例えばCVD法により、例えば膜厚180nmのポリシリコン膜26を堆積する(図9(a)、(b)、(c))。ポリシリコン膜26は、コントロールゲート(ワード線)26、26、及び周辺回路領域における周辺トランジスタのゲート電極となる導電膜である。
次いで、ポリシリコン膜26上に、例えばプラズマCVD法により例えば膜厚30nmのシリコン窒化膜52を堆積する。このシリコン窒化膜52は、リソグラフィーの際の反射防止膜及びエッチングマスクとして用いられるものである。
次いで、シリコン窒化膜52上に、フォトリソグラフィーにより、フォトレジスト膜54を形成する(図10(a)、(b)、(c))。フォトレジスト膜54は、コントロールゲート26、26を形成するためのドライエッチングのマスクとして用いるものである。フォトレジスト膜54は、図3及び図4に示すように、メモリパターン領域46及びダミーパターン領域48を有している。
次いで、フォトレジスト膜54をマスクとして、シリコン窒化膜52、ポリシリコン膜26、ONO膜24及びポリシリコン膜22をドライエッチングし、シリコン窒化膜52、ポリシリコン膜26、ONO膜24及びポリシリコン膜22をパターニングする。この際、EPDによりドライエッチングにおいて観測される特定波長の光の発光強度の変化に基づいてエッチングの終点検出を行い、ポリシリコン膜22のエッチングの終点が検出された時点で、ドライエッチングによるパターニングを終了する。
こうして、メモリセルアレイ領域12にフラッシュメモリセル34のコントロールゲート(ワード線)26及びフローティングゲート22を形成し、パッド領域14にダミーセル38のコントロールゲート(ワード線)26及びフローティングゲート22を形成する(図4(a)、(b)、図11(a)、(b)、(c))。
このように、本実施形態では、フラッシュメモリセル34を形成するためのメモリパターンが形成されたメモリパターン領域46のみならず、ダミーセル38を形成するためのダミーパターンが形成されたダミーパターン領域48をも有する開口率の高いフォトレジスト膜54をマスクとして用いたドライエッチングにより、ポリシリコン膜26、22をパターニングする。したがって、このドライエッチングにおいて被エッチング膜のエッチングされる領域の面積を大きくすることができ、被エッチング膜がドライエッチングされる際に観測される特定波長の光の発光強度を強くすることができる。したがって、本実施形態によれば、EPDによりエッチングの終点を確実に検出することができる。
さらに、本実施形態では、ダミーセル38を、フラッシュメモリセル34と同一構造を有するように形成する。すなわち、パッド領域14におけるダミーのワード線26を、メモリセルアレイ領域12におけるワード線26の幅と同一の幅を有し、ワード線26の間隔と同一の一定の間隔で並行に形成する(図4(a)、(b)参照)。このため、フラッシュメモリセル34のスタック構造のゲート電極をドライエッチングによりパターニングする際に、EPD信号が、異なるパターンに起因する波形の合成波形となることもない。したがって、エッチングの終点が誤検出されることもない。
次いで、ワード線26、26及びフローティングゲート22、22をマスクとして、メモリセルアレイ領域12及びパッド領域14に選択的にイオン注入を行い、ワード線26の両側の活性領域内にソース/ドレイン領域28を形成し、ワード線26の両側の活性領域内にソース/ドレイン領域28を形成する。
こうして、メモリセルアレイ領域12において複数のフラッシュメモリセル34がマトリクス状に形成され、パッド領域14において複数のダミーセル38がマトリクス状に形成される。
次いで、全面に例えばCVD法により例えば膜厚115nmのシリコン窒化膜を堆積後、このシリコン窒化膜をエッチバックし、コントロールゲート、フローティングゲート、ゲート配線の側壁部分に、シリコン窒化膜よりなるサイドウォールスペーサ30を形成する(図13(a)、(b)、(c))。
次いで、フォトリソグラフィーによりフォトレジスト膜56を形成した後(図14(a)、(b)、(c))、フォトレジスト膜56をマスクとしてポリシリコン膜26をドライエッチングし、ポリシリコン膜26をパターニングする。このパターニングは、周辺回路領域における周辺トランジスタのゲート電極を形成するためのものである。このとき、メモリセルアレイ領域12の境界領域及びパッド領域14の境界領域におけるポリシリコン膜26もパターニングされ、ゲート配線36、36がそれぞれ形成される(図15(a)、(b)、(c))。
次いで、周辺回路領域に選択的にイオン注入を行い、周辺トランジスタのLDD領域又はエクステンション領域となる不純物拡散領域を形成する。
次いで、全面に例えばCVD法により例えば膜厚100nmのシリコン酸化膜を堆積後、このシリコン酸化膜をエッチバックし、コントロールゲート26、26、フローティングゲート22、22、ゲート配線26、36の側壁部分に、シリコン酸化膜よりなるサイドウォールスペーサ50を形成する(図16(a)、(b)、(c))。
次いで、周辺回路領域に選択的にイオン注入を行い、周辺トランジスタのゲート電極の両側の活性領域内に不純物拡散領域を形成し、周辺トランジスタのソース/ドレイン領域を形成する。
以後、全面に層間絶縁膜39を形成した後、通常の多層配線プロセスにより、パッド領域14におけるパッド電極42を含む多層配線40を形成し、図1及び図2に示す本実施形態による半導体装置を完成する。
このように、本実施形態によれば、パッド領域14におけるパッド電極42下に、メモリセルアレイ領域12におけるメモリセルアレイと同一構造のダミーセルアレイを形成するので、フラッシュメモリセル34のスタック構造のゲート電極をドライエッチングによりパターニングする際に、EPDによりこのエッチングの終点を誤検出することなく確実に検出することができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態による半導体装置及びその製造方法を図17乃至図19を用いて説明する。図17は、本実施形態による半導体装置の1チップを示す平面図である。図18は、本実施形態による半導体装置の構造を示す断面図である。図19は、本実施形態による半導体装置におけるスタック構造のゲート電極のパターニングに用いるマスクを示す平面図である。なお、第1実施形態による半導体装置及びその製造方法と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
本実施形態による半導体装置は、第1実施形態による半導体装置においてパッド領域14に形成されていたのと同様のダミーセル38がマトリクス状に配列して形成されたダミーセルアレイ領域62が、チップ58に設けられたモジュール領域60の間の空き領域に設けられていることに主たる特徴がある。
図17に示すように、本実施形態による半導体装置のチップ58には、第1実施形態による半導体装置と同様に、フラッシュメモリセル34がマトリクス状に配列して形成されているメモリセルアレイ領域12が設けられている。チップ58の周縁部には、パッド電極42が形成されているパッド領域14が複数設けられている。なお、本実施形態による半導体装置では、第1実施形態による半導体装置と異なり、パッド領域14にダミーセル38は形成されていない。
チップ58のパッド領域14に囲まれた領域には、マクロモジュール等の回路モジュールが形成されているモジュール領域60が設けられている。モジュール領域60の間の空き領域には、ダミーセルアレイ領域62が設けられている。ダミーセルアレイ領域62には、第1実施形態による半導体装置においてパッド領域14に形成されていたのと同様のダミーセル38がマトリクス状に配列して形成されている。
図18は、本実施形態による半導体装置におけるメモリセルアレイ領域12及びダミーセルアレイ領域62の断面構造を示している。
図示するように、メモリセルアレイ領域12における半導体基板16上には、第1実施形態による半導体装置と同様にフラッシュメモリセル34が形成されている。こうしてメモリセルアレイ領域12において、複数のフラッシュメモリセル34がマトリクス状に配列したメモリセルアレイが形成されている。
ダミーセルアレイ領域62における半導体基板16上には、第1実施形態による半導体装置においてパッド領域14に形成されていたのと同様のダミーセル38が形成されている。こうして、ダミーセルアレイ領域62において、複数のダミーセル38がマトリクス状に配列したダミーセルアレイが形成されている。複数のダミーのワード線(コントロールゲート)26は、第1実施形態による半導体装置と同様に、メモリセルアレイ領域12におけるワード線26の幅と同一の幅を有し、ワード線26の間隔と同一の一定の間隔で並行に形成されている。
このように、本実施形態による半導体装置は、モジュール領域60の間の空き領域に設けられたダミーセルアレイ領域62に、メモリセルアレイ領域12におけるフラッシュメモリセル34と同一構造のダミーセル38が形成され、メモリセルアレイ領域12におけるメモリセルアレイと同一構造のダミーセルアレイが形成されていることに主たる特徴がある。
本実施形態による半導体装置におけるダミーセル38も、第1実施形態と同様に、フラッシュメモリセル34と同時に形成されるものである。このため、フラッシュメモリセル34を形成するためのメモリパターンと、ダミーセル38を形成するためのダミーパターンとを有するマスクを用いたドライエッチングによりスタック構造のゲート電極をパターニングする。したがって、フラッシュメモリセル34のスタック構造のゲート電極をドライエッチングによりパターニングする際に、ダミーセル38を形成しない場合と比較して開口率の高いマスクを用いることになる。
図19は、本実施形態におけるフラッシュメモリセル34のスタック構造のゲート電極を形成するためのドライエッチングに用いるマスク(レジスト膜)を示す平面図である。
図示するように、マスク64には、メモリセルアレイ領域12に対応する領域に、フラッシュメモリセル34を形成するためのメモリパターンが形成されたメモリパターン領域46が設けられている。
さらに、マスク64には、ダミーセルアレイ領域62に対応する領域に、ダミーセル38を形成するためのダミーパターンが形成されたダミーパターン領域66が設けられている。
このように、本実施形態では、フラッシュメモリセル34を形成するためのメモリパターンが形成されたメモリパターン領域46のみならず、ダミーセル38を形成するためのダミーパターンが形成されたダミーパターン領域66をも有する開口率の高いマスク64を用いたドライエッチングにより、フラッシュメモリセル34のスタック構造のゲート電極をパターニングする。したがって、このドライエッチングにおいて被エッチング膜のエッチングされる領域の面積を大きくすることができ、被エッチング膜がドライエッチングされる際に観測される特定波長の光の発光強度を強くすることができる。したがって、本実施形態によれば、EPDによりエッチングの終点を確実に検出することができる。
さらに、ダミーセル38はフラッシュメモリセル34と同一構造を有しているので、第1実施形態と同様に、フラッシュメモリセル34のスタック構造のゲート電極をドライエッチングによりパターニングする際に、EPD信号が、異なるパターンに起因する波形の合成波形となることもない。したがって、エッチングの終点が誤検出されることもない。
なお、本実施形態による半導体装置は、ダミーセル38のレイアウトに関する点以外、すなわちパッド領域14ではなくダミーセルアレイ領域62にダミーセル38を形成する点以外は、第1実施形態による半導体装置と同様にして製造することができる。
このように、本実施形態によれば、モジュール領域60の間の空き領域に設けられたダミーセルアレイ領域62に、メモリセルアレイ領域12におけるメモリセルアレイと同一構造のダミーセルアレイを形成するので、フラッシュメモリセル34のスタック構造のゲート電極をドライエッチングによりパターニングする際に、EPDによりこのエッチングの終点を誤検出することなく確実に検出することができる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態による半導体装置及びその製造方法について図20及び図21を用いて説明する。図20は、本実施形態による半導体装置の1チップを示す平面図である。図21は、本実施形態による半導体装置におけるスタック構造のゲート電極のパターニングに用いるマスクを示す平面図である。なお、第1及び第2実施形態による半導体装置及びその製造方法と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
本実施形態による半導体装置は、第1実施形態による半導体装置と同様にダミーセル38が形成されているパッド領域14と、第2実施形態による半導体装置と同様にダミーセル38が形成されているダミーセルアレイ領域62との双方を有している点に主たる特徴がある。
図20に示すように、本実施形態による半導体装置のチップ68には、第1実施形態による半導体装置と同様に、フラッシュメモリセル34がマトリクス状に配列して形成されているメモリセルアレイ領域12が設けられている。
チップ68の周縁部には、第1実施形態による半導体装置と同様に、ダミーセル38がマトリクス状に配列して形成されているパッド領域14が複数設けられている。
チップ58に設けられたモジュール領域60の間の空き領域には、第2実施形態による半導体装置と同様に、ダミーセル38がマトリクス状に配列して形成されているダミーセルアレイ領域62が設けられている。
このように、本実施形態による半導体装置は、第1実施形態による半導体装置と同様のパッド領域14と、第2実施形態による半導体装置と同様のダミーセルアレイ領域62とを有していることに主たる特徴がある。すなわち、パッド領域14及びダミーセルアレイ領域62の双方の領域に、メモリセルアレイ領域12におけるフラッシュメモリセル34と同一構造のダミーセル38が形成され、メモリセルアレイ領域12におけるメモリセルアレイと同一構造のダミーセルアレイが形成されていることに主たる特徴がある。
本実施形態では、パッド領域14及びダミーセルアレイ領域62の双方にダミーセル38を形成するため、第1及び第2実施形態と比較して更に開口率の高いマスクを用いたドライエッチングによりフラッシュメモリ34のスタック構造のゲート電極をパターニングする。
図21は、本実施形態におけるフラッシュメモリセル34のスタック構造のゲート電極を形成するためのドライエッチングに用いるマスク(レジスト膜)を示す平面図である。
図示するように、マスク70には、メモリセルアレイ領域12に対応する領域に、フラッシュメモリセル34を形成するためのメモリパターンが形成されたメモリパターン領域46が設けられている。
さらに、マスク70には、パッド領域14に対応する領域に、ダミーセル38を形成するためのダミーパターンが形成されたダミーパターン領域48が設けられ、ダミーセルアレイ領域62に対応する領域に、ダミーセル38を形成するためのダミーパターンが形成されたダミーパターン領域66が設けられている。
このように、本実施形態では、フラッシュメモリセル34を形成するためのメモリパターンが形成されたメモリパターン領域46のみならず、ダミーセル38を形成するためのダミーパターンが形成されたダミーパターン領域48、66をも有する開口率の高いマスク64を用いたドライエッチングにより、スタック構造のゲート電極をパターニングする。したがって、このドライエッチングにおいて被エッチング膜のエッチングされる領域の面積を更に大きくすることができ、被エッチング膜がドライエッチングされる際に観測される特定波長の光の発光強度を更に強くすることができる。したがって、本実施形態によれば、EPDによりエッチングの終点を更に確実に検出することができる。
なお、本実施形態による半導体装置は、ダミーセル38のレイアウトに関する点以外、すなわちパッド領域14及びダミーセルアレイ領域62の双方にダミーセル38を形成する点以外は、第1実施形態による半導体装置と同様にして製造することができる。
このように、本実施形態によれば、パッド領域14及びダミーセルアレイ領域62の双方の領域に、メモリセルアレイ領域12におけるメモリセルアレイと同一構造のダミーセルアレイを形成するので、フラッシュメモリセル34のスタック構造のゲート電極をドライエッチングによりパターニングする際に、EPDによりこのエッチングの終点を誤検出することなく更に確実に検出することができる。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態による半導体装置及びその製造方法について図22及び図23を用いて説明する。図23は、本実施形態による半導体装置の構造を示す断面図である。図24は、本実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。なお、第1乃至第3実施形態による半導体装置及びその製造方法と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
本実施形態による半導体装置の基本的構成は、第1実施形態による半導体装置とほぼ同様である。本実施形態による半導体装置は、第1実施形態による半導体装置において、ダミーのワード線26の延在方向でダミーセル38のフローティングゲート22が分離されていないものである。
図22は、本実施形態による半導体装置においてパッド領域14に設けられたダミーのワード線26の延在方向に沿った断面を示している。
図示するように、パッド領域14において、ワード線26下のフローティングゲート22は、ワード線26の延在方向で分離されていない。すなわち、ワード線26の延在方向において隣接する複数のフローティングゲート22が繋がっている。このため、パッド領域14には、ワード線26とワード線26の延在方向において繋がった複数のフローティングゲート22とを有するダミーパターン72が形成されている。
なお、メモリセルアレイ領域12においては、第1実施形態による半導体装置と同様に、ワード線26下のフローティングゲート22は、ワード線26の延在方向で分離されている。
このように、パッド領域14において、ダミーのワード線26の延在方向でフローティングゲート22が分離されておらず、ワード線26とワード線26の延在方向おいて繋がった複数のフローティングゲート22とを有するダミーパターン72が形成されていてもよい。
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法について図23を用いて説明する。なお、図23では、パッド領域14におけるワード線26の延在方向に沿った断面のみの工程断面図を示す。
まず、図5及び図6に示す第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様にして、トンネル絶縁膜20までを形成する。
次いで、トンネル絶縁膜20が形成された半導体基板16上に、例えばCVD法により、ポリシリコン膜22を堆積する(図23(a))。
次いで、フォトリソグラフィーによりフォトレジスト膜74を形成した後、このフォトレジスト膜74をマスクとしてポリシリコン膜22をドライエッチングし、ポリシリコン膜22をパターニングする(図23(b))。このパターニングは、メモリセルアレイ領域12においてワード線26の延在方向に隣接するフローティングゲート22を分離するための予備的な加工と、周辺回路領域のポリシリコン膜22の除去のために行うものである。本実施形態では、このパターニングの際に、パッド領域14においてはワード線26の延在方向に隣接するフローティングゲート22を分離しない。
次いで、第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様にして、全面にONO膜24を形成する(図23(c))。この後、フォトリソグラフィー及びドライエッチングにより、周辺回路領域のONO膜24を選択的に除去する。
次いで、第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様にして、周辺回路領域の素子領域上にシリコン酸化膜より成るゲート絶縁膜を形成した後、全面にポリシリコン膜26を堆積する(図23(c))。
以後の工程は、図10乃至図16に示す第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様であるので説明を省略する。
[変形実施形態]
本発明は上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、ダミーのワード線26が、メモリセルアレイ領域12におけるワード線26の間隔と同一の一定の間隔で配列して形成されている場合を例に説明したが、ワード線26の間隔は、ワード線26の間隔と必ずしも同一である必要はない。但し、メモリセルアレイ領域12におけるワード線26の間隔をX、ダミーのワード線26の間隔をYとすると、0.5×X≦Y≦2.5×Xであることが望ましい。ダミーのワード線26の間隔Yをこのような範囲に設定するのは、以下のような理由によるものである。即ち、ダミーのワード線26の間隔Yが0.5×Xより小さい場合には、フラッシュメモリセル34のスタック構造のゲート電極をドライエッチングによりパターニングする際に、メモリセルアレイ領域12におけるエッチングの進行と、ダミーセル38を形成するパッド領域14又はダミーセルアレイ領域62におけるエッチングの進行とが著しく異なってしまうためである。また、ダミーのワード線26の間隔Yが2.5×Xより大きい場合にも、フラッシュメモリセル34のスタック構造のゲート電極をドライエッチングによりパターニングする際に、メモリセルアレイ領域12におけるエッチングの進行と、ダミーセル38を形成するパッド領域14又はダミーセルアレイ領域62におけるエッチングの進行とが著しく異なってしまうためである。そうすると、エッチングの終点を正確に検出することができない。このような理由により、本実施形態では、0.5×X≦Y≦2.5×Xとなるように、ダミーのワード線26の間隔Yを設定している。
また、上記実施形態では、ダミーのワード線26が、メモリセルアレイ領域12におけるワード線26の幅と同一の幅を有している場合を例に説明したが、ワード線26の幅は、ワード線26の幅と必ずしも同一である必要はない。
また、上記第4実施形態では、第1実施形態による半導体装置においてダミーセル38のフローティングゲート22がワード線26の延在方向で分離されていない場合を例に説明したが、他の実施形態による半導体装置においても、パッド領域14、ダミーセルアレイ領域62に形成されたダミーセル38のフローティングゲート22がワード線26に沿った方向で分離されていなくてもよい。
また、上記実施形態では、フローティングゲート22、22をポリシリコン膜により形成する場合を例に説明したが、フローティングゲート22、22を構成する材料は必ずしもポリシリコン膜である必要はなく、種々の導電膜によりフローティングゲート22、22を構成することができる。
また、上記実施形態では、コントロールゲート26、26をポリシリコン膜により形成する場合を例に説明したが、コントロールゲート26、26を構成する材料は必ずしもポリシリコン膜である必要はなく、種々の導電膜によりコントロールゲート26、26を構成することができる。
また、上記実施形態では、フローティングゲート22とコントロールゲート26との間及びフローティングゲート22とコントロールゲート26との間の絶縁膜をONO膜24により形成する場合を例に説明したが、ゲート間の絶縁膜は必ずしもONO膜である必要はない。
また、上記実施形態では、フラッシュメモリを混載したロジック半導体装置を例に説明したが、本発明は、フラッシュメモリを搭載した半導体装置に広く適用することができる。
本発明の第1実施形態による半導体装置の1チップを示す平面図である。 本発明の第1実施形態による半導体装置の構造を示す断面図である。 本発明の第1実施形態による半導体装置におけるスタック構造のゲート電極のパターニングに用いるマスクを示す平面図である。 図3に示すマスクを用いたドライエッチング後のメモリセルアレイ領域及びパッド領域を拡大して示す平面図である。 本発明の第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その1)である。 本発明の第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その2)である。 本発明の第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その3)である。 本発明の第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その4)である。 本発明の第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その5)である。 本発明の第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その6)である。 本発明の第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その7)である。 本発明の第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その8)である。 本発明の第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その9)である。 本発明の第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その10)である。 本発明の第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その11)である。 本発明の第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その12)である。 本発明の第2実施形態による半導体装置の1チップを示す平面図である。 本発明の第2実施形態による半導体装置の構造を示す断面図である。 本発明の第2実施形態による半導体装置におけるスタック構造のゲート電極のパターニングに用いるマスクを示す平面図である。 本発明の第3実施形態による半導体装置の1チップを示す平面図である。 本発明の第3実施形態による半導体装置におけるスタック構造のゲート電極のパターニングに用いるマスクを示す平面図である。 本発明の第4実施形態による半導体装置の構造を示す断面図である。 本発明の第4実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。 フラッシュメモリセルアレイが高密度に配置されたメモリ製品の1チップ等を示す図である。 フラッシュメモリセルアレイが混載されたロジック半導体装置の1チップ等を示す図である。 異なる2種以上のパターンが存在する場合におけるエッチングの終点の誤検出を説明する図(その1)である。 異なる2種以上のパターンが存在する場合におけるエッチングの終点の誤検出を説明する図(その2)である。
符号の説明
10…チップ
12…メモリセルアレイ領域
14…パッド領域
16…半導体基板
18…素子分離絶縁膜
20…トンネル絶縁膜
22…ポリシリコン膜
22…フローティングゲート
22…フローティングゲート
24…ONO膜
26…ポリシリコン膜
26…コントロールゲート
26…コントロールゲート
28…ソース/ドレイン領域
28…ソース/ドレイン領域
30…サイドウォールスペーサ
32…サイドウォールスペーサ
34…フラッシュメモリセル
36…ゲート配線
36…ゲート配線
38…ダミーセル
39…層間絶縁膜
40…多層配線
42…パッド電極
44…マスク
46…メモリパターン領域
48…ダミーパターン領域
50…フォトレジスト膜
52…シリコン窒化膜
54…フォトレジスト膜
56…フォトレジスト膜
58…チップ
60…マクロモジュール
62…ダミーセルアレイ領域
64…マスク
66…ダミーパターン領域
68…チップ
70…マスク
72…ダミーパターン
74…フォトレジスト膜
100…チップ
102…メモリセルアレイ領域
104…パッド領域
106…マスク
108…パターン領域
110…チップ
112…メモリセルアレイ領域
114…マスク
116…パターン領域

Claims (6)

  1. 第1の領域及び第2の領域を有し、第1の方向に沿って延在する素子分離領域と、前記素子分離領域により画定される活性領域それぞれ複数有する半導体基板上に第1の絶縁膜を介して第1の導電膜を形成する工程と、
    前記第の領域の前記第1の導電をパターニングして、それぞれの前記活性領域上で第1の方向に延在し、それぞれが前記第1の方向とは異なる第2の方向で分離されているフローティングゲート材料を形成する工程と、
    前記第1の領域の前記フローティングゲート材料上及び前記第2の領域の前記第1の導電膜上に、第2の絶縁膜を介して第2の導電膜を形成する工程と、
    複数のメモリセルを形成するための第1のパターンと複数のダミーセルを形成するための第2のパターンとを有するマスクを用いて、前記第2の領域の前記第1の導電膜及び前記第1の領域の前記フローティングゲート材料と、前記第2の絶縁膜と、前記第2の導電膜をドライエッチングし、前記ドライエッチングにおいて観測される特定波長の光の発光強度の変化に基づいて前記ドライエッチングの終点を検出する工程であって
    前記第1の領域に、前記フローティングゲート材料をパターニングして成る第1のフローティングゲートと、前記第1のフローティングゲート上で、前記素子分離領域上及び前記活性領域上にまたがって前記第2の方向に延在し、前記第2の導電膜から成る第1のコントロールゲートとを有する前記メモリセルを、当該ドライエッチングによって複数形成するとともに、
    前記第2の領域に、前記素子分離領域上及び前記活性領域上にまたがって前記第2の方向に延在し、前記第1の導電膜から成る第2のフローティングゲートと、前記第2のフローティングゲート上で前記第2の方向に延在し、前記第2の導電膜から成る第2のコントロールゲートとを有する前記ダミーセルを、当該ドライエッチングによって複数形成する工程と
    を有する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第2の領域は、外部との電気的接続を行うためのパッド電極が形成される前記半導体基板上の周縁領域である
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第2の領域は、前記半導体基板上の回路モジュールが形成される領域における空き領域である
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 半導体基板上の第1の領域に形成された複数のメモリセルであって、前記半導体基板上に第1の絶縁膜を介して形成された第1のフローティングゲートと、前記第1のフローティングゲート上に第2の絶縁膜を介して形成された第1のコントロールゲートとをそれぞれ有する複数のメモリセルと、
    前記半導体基板上の前記第1の領域と異なる第2の領域に形成された複数のダミーセルであって、第1の方向に延在し、複数の活性領域をそれぞれ画定する複数の素子分離領域と、前記半導体基板上に第3の絶縁膜を介して形成され、前記第1のフローティングゲートと同一導電膜より成り、前記素子分離領域上及び前記活性領域上にまたがって前記第1の方向とは異なる第2の方向に延在する第2のフローティングゲートと、前記第2のフローティングゲート上に第4の絶縁膜を介して形成され、前記第1のコントロールゲートと同一導電膜より成り、前記第2の方向に延在する第2のコントロールゲートとをそれぞれ有する複数のダミーセルと
    を有する
    ことを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項4記載の半導体装置において、
    前記第2の領域は、外部との電気的接続を行うためのパッド電極が形成される前記半導体基板上の周縁領域である
    ことを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項4記載の半導体装置において、
    前記第2の領域は、前記半導体基板上の回路モジュールが形成される領域における空き領域である
    ことを特徴とする半導体装置。
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