JP5553029B2 - 伝送装置及び障害の通知方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば通信回線を介してデータを伝送する伝送装置及び伝送装置が終端する回線の障害の通知方法に関する。
ギガビットイーサネット信号(以降、“GbE(Giga bit Ethernet:登録商標)信号”と称する)を、ギガビットイーサネットとは異なるOTN(Optical Transport Network)回線を介してトランスペアレント中継する伝送システムが知られている。つまり、ギガビットイーサネットの複数の回線(以降、“GbE回線”と称する)を、OTN回線を介して接続する伝送システムが知られている。この伝送システムでは、ギガビットイーサネットの伝送装置(以降、“GbE伝送装置”と称する)から、イーサネット回線とOTN回線との接続点に位置する伝送装置(以降、“OTN伝送装置”と称する)に対して、GbE回線を介してGbE信号が送信される。OTN伝送装置は、GbE信号を、OTNのODU信号に透過的にマッピングすると共に、OTN回線を介して当該ODU信号を他のOTN伝送装置に対して送信する。つまり、OTN伝送装置は、GbE信号の送受信時に通常参照されるMAC(Media Access Control)フレームを意識することなく、当該GbE信号(10B符号)を、OTN回線上のODU信号を用いて他のOTN伝送装置に対して送信する。他のOTN伝送装置は、受信したODU信号からGbE信号を透過的にデマッピングすると共に、GbE回線を介して当該GbE信号を他のGbE伝送装置に対して送信する。つまり、他のOTN伝送装置は、GbE信号の送受信時に通常参照されるMAC(Media Access Control)フレームを意識することなく、OTN回線上のODU信号を用いて転送されるGbE信号(10B符号)を、他のGbE伝送装置に対して送信する。このように、2つのGbE伝送装置間でのGbE信号の送受信が、OTN回線を介して透過的に行われる。
このように、OTN回線を介してGbE信号を中継する伝送システムでは、OTN回線に障害が発生した場合には、OTN回線を介してGbE信号を正常に中継することができなくなる又は困難となる。或いは、OTN回線の上流側(つまり、OTN回線から見て、GbE信号の送信側)のGbE回線に障害が発生した場合には、OTN回線の下流側(つまり、OTN回線から見て、GbE信号の受信側)のGbE回線に対してOTN回線を介してGbE信号を正常に中継することができなくなる又は困難となる。つまり、OTN回線を介した通信に障害が発生した場合には、OTN回線の上流側のGbE伝送装置とOTN回線の下流側のGbE伝送装置との間の正常な通信の維持が困難となる。従って、OTN回線を介した通信に障害が発生した場合には、当該障害が発生した旨をGbE伝送装置に通知することが好ましい。また、光伝送網向けのフレーム・フォーマット技術としてデジタルラッパーが使用され、OTN回線を用いる通信に適用されている。また、デジタルラッパーはITU−T 勧告G.709にも盛り込まれている。
障害が発生した旨を通知するための一つの手法として、IEEE802.3に準拠したオートネゴシエーション機能を用いて通知する手法が考えられる。より具体的には、OTN回線を介した通信に障害が発生した場合には、OTN伝送装置からGbE伝送装置に対してオートネゴシエーションリスタート信号(リンクフォールト:Link Fault)を送信することで、障害が発生した旨をイーサネット伝送装置に通知する手法が考えられる。
特開2004−320683号公報
しかしながら、OTN伝送装置とGbE回線を介して対向するGbE伝送装置の全てがオートネゴシエーション機能を備えているとは限らない。つまり、OTN伝送装置は、オートネゴシエーション機能を備えていないGbE伝送装置と、GbE回線を介して対向していることもある。このため、仮にOTN伝送装置からGbE伝送装置に対してオートネゴシエーションリスタート信号(リンクフォールト:Link Fault)を送信したとしても、当該オートネゴシエーションリスタート信号は、オートネゴシエーション機能を備えていないGbE伝送装置によって無視されてしまう。或いは、OTN伝送装置は、オートネゴシエーション機能を備えているもののオートネゴシエーション機能が無効化設定されているGbE伝送装置と、GbE回線を介して対向していることもある。このため、仮にOTN伝送装置からGbE伝送装置に対してオートネゴシエーションリスタート信号(リンクフォールト:Link Fault)を送信したとしても、当該オートネゴシエーションリスタート信号は、オートネゴシエーション機能が無効化設定されているGbE伝送装置によって無視されてしまう。これでは、OTN伝送装置からGbE伝送装置に対して、OTN回線を介した通信に障害が発生した旨を通知することができなくなってしまいかねない。
本発明が解決しようとする課題には上記のようなものが一例として挙げられる。本発明は、例えばOTN回線及びGbE回線の双方を終端する伝送装置から、GbE回線を介して対向する伝送装置に対して、OTN回線を介した通信に発生した障害を適切に通知することが可能な伝送装置及び伝送装置における障害の通知方法を提供することを目的とする。
上記課題は、第1終端手段と、第2終端手段と、通知手段とを備える伝送装置によって解決される。伝送装置は、デジタルラッパーを用いて通信する第1回線上の信号を終端する第1終端手段と、ギガビットイーサネットを用いて通信する第2回線上の信号を終端する第2終端手段と、前記第1終端手段により終端された信号および前記第2回線から受信した信号を透過的にトランスコーディング処理して出力する透過処理部と、前記第1回線を介した通信に障害が発生した場合に、オートネゴシエーションリスタート信号を前記第2回線側の対向装置に通知し所定時間以内に応答がない場合に、当該障害が発生したことを示す情報をMAC(Media Access Control)フレーム形式の信号を用いて前記対向装置に通知する通知手段とを備える。
以上説明した伝送装置及び障害の通知方法によれば、第1回線及び第2回線の双方を終端する伝送装置から、第2回線を介して対向する伝送装置に対して、第1回線を介した通信に障害が発生したことを示す情報を適切に通知することができる。
本実施形態の伝送システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態のOTN伝送装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態のOTN伝送装置の動作の流れを示すフローチャートである。 本実施形態のOTN伝送装置の動作の流れを示すシーケンス図である。 IEEE802.3ahに準拠したOAMフレーム信号のデータ構造を示すデータ構造図である。 ITU−T勧告のY.1731に準拠したOAMフレーム信号のデータ構造を示すデータ構造図である。 変形例のOTN伝送装置の構成を示すブロック図である。 変形例のOTN伝送装置の動作の流れを示すフローチャートである。 変形例のOTN伝送装置の動作の流れを示すシーケンス図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に基づいて説明する。
(1)伝送システムの構成
図1を参照して、本実施形態の伝送システム1の構成について説明する。図1は、本実施形態の伝送システム1の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の伝送システム1は、OTN(Optical Transport Network)伝送装置10aと、OTN伝送装置10bと、ギガビットイーサネット(以降、適宜“GbE(Giga bit Ethernet)”と称する)伝送装置20aと、GbE伝送装置20bと、OTN回線31と、GbE回線32aと、GbE回線32bとを備える。尚、以下では、説明の便宜上、OTN伝送装置10a及びOTN伝送装置10bを区別することなく説明する場合には、“OTN伝送装置10”と称して説明を進める。同様に、GbE伝送装置20a及びGbE伝送装置20bを区別することなく説明する場合には、“GbE伝送装置20”と称して説明を進める。同様に、GbE回線32a及びGbE回線32bを区別することなく説明する場合には、“GbE回線32”と称して説明を進める。また、図1に示すOTN伝送装置10の数、GbE伝送装置20の数、OTN回線31の数及びGbE回線32の数は一例であって、OTN伝送装置10の数、GbE伝送装置20の数、OTN回線31の数及びGbE回線32の数が図1に示す個数に限定されることはない。
OTN伝送装置10は、GbE規格に準拠した通信回線であるGbE回線32を介してGbE伝送装置20から送信されるGbE信号を受信する。OTN伝送装置10は、受信したGbE信号を、ITU−T勧告のOTN規格に準拠したODU0(Optical Data Unit 0)フレーム信号に透過的にマッピングする。OTN伝送装置10は、当該ODU0フレーム信号を、OTN規格に準拠した通信回線であるOTN回線31を介して、他のOTN伝送装置10に対して送信する。例えば、図1に示す例では、OTN伝送装置10aは、GbE回線32aを介してGbE伝送装置20aから送信されるGbE信号を受信すると共に、受信したGbE信号がマッピングされたODU0フレーム信号を、OTN回線31を介してOTN伝送装置10bに対して送信する。同様に、図1に示す例では、OTN伝送装置10bは、GbE回線32bを介してGbE伝送装置20bから送信されるGbE信号を受信すると共に、受信したGbE信号がマッピングされたODU0フレーム信号を、OTN回線31を介してOTN伝送装置10aに対して送信する。
加えて、OTN伝送装置10は、OTN回線31を介して他のOTN伝送装置10から送信されるODU0フレーム信号を受信する。OTN伝送装置10は、受信したODU0フレーム信号からGbE信号を透過的にデマッピングする(つまり、抽出する)。OTN伝送装置10は、抽出したGbE信号を、GbE回線32を介して、GbE伝送装置20に対して送信する。例えば、図1に示す例では、OTN伝送装置10aは、OTN回線31を介してOTN伝送装置10bから送信されるODU0フレーム信号を受信すると共に、当該受信したODU0フレーム信号から抽出されたGbE信号を、GbE回線32aを介して、GbE伝送装置20aに対して送信する。同様に、図1に示す例では、OTN伝送装置10bは、OTN回線31を介してOTN伝送装置10aから送信されるODU0フレーム信号を受信すると共に、当該受信したODU0フレーム信号から抽出されたGbE信号を、GbE回線32bを介して、GbE伝送装置20bに対して送信する。
GbE伝送装置20は、GbE回線32を介してOTN伝送装置10に対してGbE信号を送信する。例えば、図1に示す例では、GbE伝送装置20aは、GbE回線32aを介してOTN伝送装置10aに対してGbE信号を送信する。同様に、図1に示す例では、GbE伝送装置20bは、GbE回線32bを介してOTN伝送装置10bに対してGbE信号を送信する。
加えて、GbE伝送装置20は、GbE回線32を介してOTN伝送装置10から送信されるGbE信号を受信する。例えば、図1に示す例では、GbE伝送装置20aは、GbE回線32aを介してOTN伝送装置10aから送信されるGbE信号を受信する。同様に、図1に示す例では、GbE伝送装置20bは、GbE回線32bを介してOTN伝送装置10bから送信されるGbE信号を受信する。
GbE規格として、例えば、IEEE802.3z(1000BASE−SX、1000BASE−LX、1000BASE−CX)や、IEEE802.3ab(1000BASE−T)があげられる。
また、ITU−T勧告のOTN規格としては、ITU−T勧告のG.709等があげられる。
(2)OTN伝送装置の構成
図2を参照して、本実施形態のOTN伝送装置10の構成について説明する。図2は、本実施形態のOTN伝送装置10の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、OTN伝送装置10は、OTNインタフェース11と、GbEインタフェース12と、ODU0P終端部13と、ODU0P終端部14と、トランスペアレント・マッピング処理部15と、トランスペアレント・デマッピング処理部16と、信号切替部17と、OAMフレーム信号送信部18とを備えている。
OTNインタフェース11は、「第1終端手段」の一例であって、OTN回線31を終端する通信インタフェースである。OTNインタフェース11は、OTN回線31を介して他のOTN伝送装置10から送信されるODU0フレーム信号を抽出すると共に、当該抽出したODU0フレーム信号をODU0P終端部14に対して転送するOTN受信処理部112を備える。OTN受信処理部112は、更に、下位レイヤにおける障害の有無を示す下位レイヤアラーム信号1121を、ODU0P終端部14(具体的には、ODU0P終端部14が備えるODU0アラーム検出部142)に対して通知する。加えて、OTNインタフェース11は、ODU0P終端部13から転送されるODU0フレーム信号を、OTN回線31を介して他のOTN伝送装置10に対して送信するOTN送信処理部111を備える。
GbEインタフェース12は、「第2終端手段」の一例であって、GbE回線32を収容する通信インタフェースである。GbEインタフェース12は、GbE回線32を介してGbE伝送装置20から送信されるGbE信号を受信すると共に、当該受信したGbE信号を10B符号のままトランスペアレント・マッピング処理部15に対して転送する。この転送動作を実現するために、GbEインタフェース12は、GbE回線32を構成する光ファイバ等の物理媒体と接続するPMD(Physical Medium Dependent)受信部121と、当該PMD受信部121とトランスペアレント・マッピング処理部15とを接続するPMA(Physical Medium Attachment)受信部122とを備える。加えて、GbEインタフェース12は、トランスペアレント・デマッピング処理部16から転送されるGbE信号を、GbE回線32を介してGbE伝送装置20に対して送信する。この送信動作を実現するために、GbEインタフェース12は、GbE回線32を構成する光ファイバ等の物理媒体と接続するPMD送信部123と、当該PMD送信部123とトランスペアレント・デマッピング処理部16とを接続するPMA送部124とを備える。
ODU0P終端部13は、トランスペアレント・マッピング処理部15から転送されるOPU0フレーム信号(つまり、OPU OH(Optical channel Payload Unit OverHead)及びOPUペイロードを含むフレーム信号)を終端する。具体的には、ODU0P終端部13は、トランスペアレント・マッピング処理部15から転送されるOPU0フレーム信号に対して、ODU OHを付加するODU0P OH終端処理部131を備える。その結果、ODU0フレーム信号が生成される。ODU0P終端部13は、生成したODU0フレーム信号を、OTN送信処理部111に対して転送する。
ODU0P終端部14は、OTN受信処理部112から転送されるODU0フレーム信号を終端する。具体的には、ODU0P終端部14は、OTN受信処理部112から転送されるODU0フレーム信号から、ODU OHを抽出するODU0P OH終端処理部141を備える。ODU0P終端部14は、ODU OHが抽出された後のODU0フレーム信号(つまり、OPU0フレーム信号)を、トランスペアレント・デマッピング処理部16に対して転送する。
トランスペアレント・マッピング処理部15は、GbEインタフェース12が受信したGbE信号を、OPU0フレーム信号にマッピングする。このため、トランスペアレント・マッピング処理部15は、OPU0 OH終端処理部151と、GMP(Generic Mapping Procedure)マッピング処理部152と、GFP−T(Transparent Generic Frame Procedure)トランス・エンコーディング処理部153とを備えている。GFP−Tトランス・エンコーディング部153は、ITU−T勧告のG.709(例えば、第17.7.1.1章)に従って、GbE信号(10B符号)をGFP−Tフレーム信号へトランスコーディングする。GMPマッピング処理部152は、トランスコーディングの結果生成されたGFP−Tフレーム信号を、さらにGMPによりOPU0ペイロードへマッピングする。OPU0 OH終端処理部151は、GMPマッピング処理部152によるマッピングの結果生成されたOPU0ペイロードに対してOPU OHを付加する。その結果、OPU0フレーム信号が生成される。生成されたOPU−0フレーム信号は、ODU0P終端部13に転送される。
トランスペアレント・デマッピング処理部16は、OTNインタフェース11が受信し且つODU0P終端部14が終端したOPU0フレーム信号(つまり、ODU0P終端部14によってODU OHが抽出されたOPU0フレーム信号)をデマッピングする。より具体的には、トランスペアレント・デマッピング処理部16は、OTNインタフェース11が受信し且つODU0P終端部14が終端したOPU0フレーム信号をデマッピングすることで、GbE信号を抽出する。このため、トランスペアレント・デマッピング処理部16は、OPU0 OH終端処理部161と、GMPデマッピング処理部162と、GFP−Tトランス・デコーディング処理部163とを備えている。OPU0 OH終端処理部161は、OPU0フレーム信号を終端する。より具体的には、OPU0 OH終端処理部161は、OPU0フレーム信号からOPU OHを抽出することで、OPUペイロードを抽出する。OPU0 OH終端処理部161は、抽出したOPU0ペイロードを、GMPデマッピング処理部162に対して転送する。GMPデマッピング処理部162は、GMPにより、OPU0ペイロードをGFP−Tフレーム信号へデマッピングする。GFP−Tトランス・デコーディング処理部163は、GMPデマッピング処理部162から転送されるGFP−Tフレーム信号からGbE信号(10B符号)にトランス・デコーディングする。GFP−Tトランス・デコーディング処理部163は、トランス・デコーディングしたGbE信号(10B符号)を、スイッチ167を介してGbEインタフェース12に対して転送する。
尚、GFP−Tトランス・エンコーディング処理部153及びGFP−Tトランス・デコーディング処理部163は、透過処理部154を構成していてもよい。
トランスペアレント・デマッピング処理部16は更に、オートネゴシエーションリスタート信号(リンクフォールト信号)を生成するLF(Link Failure)信号生成部165を備えている。LF信号生成部165は、生成したオートネゴシエーションリスタート信号(リンクフォールト信号)を、スイッチ167を介してGbEインタフェース12に対して転送する。
スイッチ167は、GFP−Tトランス・デコーディング処理部162から転送されるGbE信号(10B符号)及びLF信号生成部165から転送されるオートネゴシエーションリスタート信号(リンクフォールト信号)のいずれかを、GbEインタフェース12に対して転送する。従って、OTN伝送装置10からは、GbE信号(10B符号)及びオートネゴシエーションリスタート信号(リンクフォールト信号)のいずれかが、GbE回線32に対して送信される。例えば、スイッチ167は、OTN回線31を介した通信に障害が発生していない場合には、GbE信号(10B符号)を、GbEインタフェース12に対して転送してもよい。或いは、スイッチ167は、OTN回線31を介した通信に障害が発生している場合には、オートネゴシエーションリスタート信号(リンクフォールト信号)を、GbEインタフェース12に対して転送してもよい。
OTN伝送装置10は、OTN回線31を介した通信に発生する障害を検出するための構成を更に備えている。言い換えれば、OTN伝送装置10は、OTN回線31を介した通信に障害が発生しているか否かを判定するための構成を更に備えている。尚、本実施形態における「OTN回線31を介した通信の障害」は、例えば、OTN回線31そのものの障害に加えて、OTN伝送装置10の上流側のGbE回線32の障害等を含み得る。また、本実施形態における「障害」は、例えば、OTN回線31を介した正常な若しくは安定的な通信に支障をきたす事象が一例となる。より具体的には、本実施形態における「障害」は、例えば、OTN回線31の物理的な若しくは論理的なリンク断や、上流側のGbE回線32の物理的な若しくは論理的なリンク断や、ODU0フレーム信号、GFPフレーム信号若しくはGbE信号の状態異常等が一例となる。或いは、本実施形態における「障害」は、例えば、OTN回線31を介した正常な若しくは安定的な通信に将来支障をきたしかねない事象(例えば、OTN回線31を介した通信の状態を示す各種パラメータの異常値(或いは、許容値以外の値)の検出等)が一例となる。
OTN伝送装置10は、OTN回線31を介した通信における障害を検出するために、ODU0P終端部14内にODU0アラーム処理部142と、トランスペアレント・デマッピング処理部16内にCSF(Client Signal Fail)アラーム処理部164とを備えていてもよい。
ODU0アラーム処理部142は、ODU0P OH終端処理部141が終端するODU0フレーム信号を監視することで、OTN回線31上に障害が発生しているか否かを判定する。具体的には、ODU0アラーム処理部142は、ODU0フレーム信号自身がフェイル(Fail)状態にある場合に、OTN回線31に障害が発生していると判定してもよい。他方で、ODU0アラーム処理部142は、ODU0フレーム信号自身がフェイル状態にない場合に、OTN回線31に障害が発生していないと判定してもよい。尚、ODU0フレーム信号がフェイル状態にあるか否かの判定は、ODU0フレーム信号に含まれるSTATフィールドの値に基づきODU0−AIS(Alarm Indicator Signal)1412、ODU0−LCK(LOCKED)1413、ODU0−OCI(Open Connection Indicator)1414を検出することで行われてもよい。また、ODU0フレーム信号に含まれるPM(Path Monitoring)フィールド内TTI(Trail Trace Identifier)サブフィールドの期待値比較結果アラームdTIM(Trace Identifier Mismatch defect)1411を検出することで行われても良い。ODU0アラーム処理部142は、これらのODU0アラームと、さらにOTN受信処理部112からの下位レイヤアラーム信号1121とを論理OR処理し、ODU0アラーム信号1421としてCSFアラーム処理部164に対して通知する。
CSFアラーム処理部164は、OPU0P OH終端処理部161が終端するOPU0フレーム信号やGFP−Tトランス・デコーディング処理部163においてトランス・デコーディングされるGFP―Tフレーム信号等を監視することで、OTN回線31の上流側のGbE回線32に障害が発生しているか否かを判定する。具体的には、CSFアラーム処理部164は、デマッピングされるGbE信号がCSF状態にある場合に、OTN回線31の上流側のGbE回線32に障害が発生していると判定してもよい。他方で、CSFアラーム処理部164は、GbE信号がCSF状態にない場合に、OTN回線31の上流側のGbE回線32に障害が発生していないと判定してもよい。尚、GbE信号がCSF状態にあるか否かの判定は、GFP CMF(Client management frame)の一種であるClient signal fail(loss of client signal)、Client signal fail(loss of character synchronization)、Client forward defect indication(FDI)、Client defect clear indication(DCI)フレームの受信状態1631に基づき行われてもよい。或いは、CSFアラーム処理部164は、トランス・デコーディングされたGbE信号(10B符号)がオートネゴシエーションリスタート信号(リンクフォールト信号)である場合に、OTN回線31の上流側のGbE回線32に障害が発生していると判定しても良い。さらに或いは、CSFアラーム検出部164は、OPU0 OH終端処理部161で抽出されたOPU0フレーム信号のPSI(Payload Structure Identifier)オーバーヘッド情報からdPLM(Payload Mismatch defect)1611またはdCSF(Client Signal Fail defect)1612状態が検出された場合に、OTN回線31の設定に誤りがある、またはOTN回線31の上流側のGbE回線32に障害が発生していると判定しても良い。CSFアラーム処理部152は、これらのCSFアラームと、さらにODU0アラーム検出処理部142からのODU0アラーム信号1421とを論理OR処理し、CSFアラーム信号1641としてスイッチ167と信号切替部17に対して通知する。
信号切替部17は、ODU0アラーム処理部142及びCSFアラーム処理部164等でのCSFアラーム信号1641に応じて、トランスペアレント・デマッピング処理部16の出力及びOAMフレーム信号送信部18の出力のいずれかを選択する。具体的には、信号切替部17は、代替信号制御部171と、スイッチ172とを備えている。代替信号制御部171は、CSFアラーム信号1641に応じて、トランスペアレント・デマッピング処理部16の出力及びOAMフレーム信号送信部18の出力のいずれかを実際に出力する信号として選択するようにスイッチ172を制御する。より具体的には、代替信号制御部171は、OTN回線31を介した通信における障害が発生していない場合には、トランスペアレント・デマッピング処理部16の出力を実際に出力する信号として選択するようにスイッチ172を制御することが好ましい。他方で、代替信号制御部171は、OTN回線31を介した通信における障害が発生している場合には、OAMフレーム信号送信部18の出力を実際に出力する信号として選択するようにスイッチ172を制御することが好ましい。
尚、信号切替部17及びOAMフレーム信号送信部18は、「通知手段」の一例であってもよい。
OAMフレーム信号送信部18は、「通知手段」の一例であって、OTN回線31を介した通信に障害が発生していると検出される場合に、GbE回線32を介して対向するGbE伝送装置20に対して当該障害が発生している旨を通知する。具体的には、OAMフレーム信号送信部18は、障害が発生している旨を通知するためのOAM(Operation Administration and Maintenance)フレーム信号を生成するOAM送信部181と、当該OAMフレーム信号に対してMAC処理(例えば、MACアドレスやFCS(Frame Check Sequence)の挿入等)を施すMAC処理部182と、MAC処理が施されたOAMフレーム信号を10B符号へ変換する1000BASE−X PCS送信部183とを備える。尚、OAMフレーム信号としては、例えば、IEEE802.3ahに準拠したOAM信号又はITU−T勧告のY.1731に準拠したOAM信号が用いられることが好ましい。しかしながら、OAMフレーム信号送信部18は、これらのOAM信号以外のその他のフレーム信号(MACフレーム形式の信号であって且つ障害が発生している旨を好適に通知可能な信号)を生成することでGbE回線32を介して対向するGbE伝送装置20に対して、OTN回線31を介した通信に障害が発生している旨を通知してもよい。つまり、OAMフレーム信号生成部18は、OTN回線31を介した通信に障害が発生している旨を直接的に又は間接的に示す任意のフレーム信号を生成することで、GbE回線32を介して対向するGbE伝送装置20に対してOTN回線31を介した通信に障害が発生している旨を通知してもよい。
(3)OTN伝送装置の動作例
図3及び図4を参照して、本実施形態のOTN伝送装置10の動作について説明する。図3は、本実施形態のOTN伝送装置10の動作の流れを示すフローチャートである。図4は、本実施形態のOTN伝送装置10の動作の流れを示すシーケンス図である。
図3及び図4に示すように、ODU0P OH終端処理部141は、OTN回線31を介して他のOTN伝送装置10から送信されるODU0フレーム信号を終端する(ステップS1)。尚、ステップS1の動作と並行して、OTNインタフェース11は、ODU0P終端部13から転送されるODU0フレーム信号を、OTN回線31を介して他のOTN伝送装置10に対して送信してもよい。同様に、ステップS1の動作と並行して、GbEインタフェース12は、GbE回線32を介してGbE伝送装置20から送信されるGbE信号を受信してもよい。同様に、GbEインタフェース12は、トランスペアレント・デマッピング処理部16から転送されるGbE信号を、GbE回線32を介してGbE伝送装置20に対して送信してもよい。
続いて、ODU0アラーム処理部142は、ODU0P OH終端処理部141が終端したODU0フレーム信号がフェイル状態にあるか否かを判定する(ステップS2)。尚、ステップS2の判定は、上述したように、ODU0−AIS1412や、ODU0−LCK1413や、ODU0−OCI1414を検出すること等で行われてもよい。
ステップS2における判定の結果、ODU0フレーム信号がフェイル状態にあると判定される場合には(ステップS2:Yes)、OTN回線31に障害が発生していると推測される。従って、この場合には、代替信号制御部171は、OAMフレーム信号送信部18の出力を実際に出力する信号として選択するようにスイッチ172を制御する。その結果、OAMフレーム信号送信部18は、OTN回線31を介した通信に障害が発生している旨を、OAMフレーム信号を用いて、GbE回線32を介して対向するGbE伝送装置20に対して通知する(ステップS5)。つまり、OAMフレーム信号送信部18は、上流側のOTN回線31を介した通信に障害が発生している旨を、OAMフレーム信号を用いて、下流側のGbE回線32を介して対向するGbE伝送装置20に対して通知する。尚、OAMフレーム信号としては、上述したように、例えば、IEEE802.3ahに準拠したOAM信号又はITU−T勧告のY.1731に準拠したOAM信号が用いられることが好ましい。具体的には、OAMフレーム信号送信部18が備えるOAM送信部181は、OTN回線31を介した通信に障害が発生している旨を通知するためのOAMフレーム信号を生成する。OAMフレーム信号送信部18が備えるMAC処理部182は、OAMフレーム信号に対してMAC処理を施す。OAMフレーム信号送信部18が備える1000BASE−X PCS送信部183は、生成したOAMフレーム信号を、信号切替部17、GbEインタフェース12及びGbE回線32を介してGbE伝送装置20に対して送信する。その結果、GbE伝送装置20は、OAM信号を受信することで、OTN回線31に障害が発生していることを認識することができる。
尚、本実施形態では、OAM送信部181は、OTN回線31を介した通信に障害が発生している場合に、OAM信号を生成してもよい。言い換えれば、OAM送信部181は、OTN回線31を介した通信に障害が発生していない場合に、OAM信号を生成しなくともよい。この場合、OAM送信部181は、例えば代替信号制御部171からの障害状況の通知を受けることで、OAM信号を生成するか否かを決定してもよい。或いは、信号切替部171によってOAMフレーム信号送信部18からの出力が選択されていることを考慮して、OAM送信制御部181は、常に(言い換えれば、OTN回線31を介した通信に障害が発生していない場合にも)、OAMフレーム信号を生成してもよい。
尚、信号切替部17の動作により、OAMフレーム信号送信部18がOAMフレーム信号を送信している場合には、トランスペアレント・デマッピング処理部16においてデマッピングされたGbE信号は、GbEインタフェース12及びGbE回線32を介してGbE伝送装置20に送信されないことが好ましい。但し、OAMフレーム信号送信部18がOAMフレーム信号を送信している場合にも、トランスペアレント・デマッピング処理部16においてデマッピングされたGbE信号が、GbEインタフェース12及びGbE回線32を介してGbE伝送装置20に送信されてもよい。
ここで、図5及び図6を参照して、OAMフレーム信号のデータ構造について説明する。図5は、IEEE802.3ahに準拠したOAMフレーム信号のデータ構造を示すデータ構造図である。図6は、ITU−T勧告のY.1731に準拠したOAMフレーム信号(ETH−AIS)のデータ構造を示すデータ構造図である。
図5に示すように、IEEE802.3ahに準拠したOAMフレーム信号は、宛先アドレスフィールドと、送信元アドレスフィールドと、タイプフィールドと、サブタイプフィールドと、フラグフィールドと、コードフィールドと、データ/パッド(パディング)フィールドと、FCS(Flag Check Sequence)フィールドとを備えている。これらのフィールドのうち、フラグフィールドを用いて、OTN回線31に障害が発生している旨が通知される。
図5の下部に示すようにフラグフィールドは、ビットポジション0にリンクフォルト(Link Fault)フィールドを備え、ビットポジション1にダイイングギャスプ(Dying Gasp:死の息切れ)フィールドを備え、ビットポジション2にクリティカルイベント(Critical Event:重大イベント)フィールドを備え、ビットポジション3から4に自局ディスカバリフィールドを備え、ビットポジション5から6に遠隔ディスカバリフィールドを備え、ビットポジション7から15にリザーブドフィールドを備えている。これらのフィールドのうち、リンクフォルトフィールド、ダイイングギャスプフィールド及びクリティカルイベントフィールドの少なくとも一つの値が「1」に設定されたOAMフレーム信号を用いることで、OTN回線31を介した通信に障害が発生している旨が通知される。
図6に示すように、ITU−T勧告のY.1731に準拠したOAMフレーム信号は、宛先アドレスフィールドと、送信元アドレスフィールドと、VLANタグと、レングス/タイプフィールドと、AIS PDUと、パッドと、FCSフィールドとを備えている。これらのうち、AIS PDUにより、OTN回線31を介した通信に障害が発生している旨が通知される。
再び図3及び図4において、他方で、ステップS2における判定の結果、ODU0フレーム信号がフェイル状態にないと判定される場合には(ステップS2:No)、トランスペアレント・デマッピング処理部16は、GbE信号をデマッピング(つまり、トランス・デコーディング)する(ステップS3)。
続いて、CSFアラーム処理部164は、GFP−Tトランス・デコーディング処理部163において抽出されたGbE信号がCSF状態にあるか否かを判定する(ステップS4)。尚、ステップS4の判定は、上述したように、GFP CMFフレーム(CSF、FDI等)の受信状態1631や、オートネゴシエーションリスタート信号や、ODU0 dPLM1611やdCSF1612状態によって行われてもよい。
ステップS4における判定の結果、GbE信号がCSF状態にあると判定される場合には(ステップS4:Yes)、OTN回線31を介した通信に障害が発生していると推測される。従って、この場合には、代替信号制御部171は、OAMフレーム信号送信部18の出力を実際に出力する信号として選択するようにスイッチ172を制御する。その結果、OAMフレーム信号送信部18は、OTN回線31を介した通信に障害が発生している旨を、OAMフレーム信号を用いて、GbE回線32を介して対向するGbE伝送装置20に対して通知する(ステップS5)。
他方で、ステップS4における判定の結果、GbE信号がCSF状態にないと判定される場合には(ステップS4:No)、OTN回線31を介した通信に障害が発生していないと推測される。従って、この場合には、OAMフレーム信号送信部18は、OAMフレーム信号をGbE伝送装置20に対して送信しなくともよい。尚、この場合には、OTN伝送装置10は、通常の動作(つまり、OTNフレーム信号及びGbE信号の送受信動作)を行ってもよい。つまり、代替信号制御部171は、トランスペアレント・デマッピング処理部16の出力を実際に出力する信号として選択するようにスイッチ172を制御してもよい。
以上説明したように、本実施形態のOTN伝送装置10によれば、IEEE802.3ahに準拠したOAM信号又はITU−T勧告のY.1731に準拠したOAM信号を用いて、OTN回線31を介した通信に障害が発生している旨をGbE伝送装置20に対して通知することができる。つまり、本実施形態の伝送システム1によれば、OTN伝送装置10は、IEEE802.3に準拠したオートネゴシエーション機能を用いることなく、OTN回線31を介した通信に障害が発生している旨をGbE伝送装置20に対して通知することができる。従って、GbE伝送装置20がオートネゴシエーション機能を備えていない場合であっても、OTN伝送装置10からGbE伝送装置20に対して、OTN回線31を介した通信に障害が発生している旨を適切に通知することができる。或いは、GbE伝送装置20が備えるオートネゴシエーション機能が無効化設定されている場合であっても、OTN伝送装置10からGbE伝送装置20に対して、OTN回線31を介した通信に障害が発生している旨を適切に通知することができる。
本実施形態のOTN伝送装置10によれば、通常時(つまり、障害が発生していない場合)には、MACフレームを意識することなくGbE信号(10B符号)を透過的に伝送する一方で、障害発生時には、MACフレーム形式のOAMフレーム信号を用いて障害が発生した旨をGbE伝送装置20に通知することができる。従って、OTN伝送装置10は、MACフレームを意識することなくGbE信号(10B符号)を透過的に伝送する場合であっても、OTN回線31又は上流側のGbE回線32に障害が発生している旨をGbE伝送装置20に対して好適に通知することができる。
尚、OTN回線31が長距離の場合、当該OTN回線31を介したGbE伝送装置20間のオートネゴシエーションは正常に機能しない為、GbE伝送装置20では、オートネゴシエーション機能を無効化設定される場合が一般のLAN機器と比べて多い。このため、GbE伝送装置20を備える伝送システム1に対して上述したOTN伝送装置10を適用することで、上述した効果はより有意義になる。
(4)OTN伝送装置の変形例
図7から図9を参照して、変形例のOTN伝送装置10_1について説明する。尚、上述したOTN伝送装置10と同様の構成及び動作については、同一の参照符号及びステップ番号を付することで、その詳細な説明を省略する。
(4−1)変形例の伝送装置の構成
図7を参照して、変形例のOTN伝送装置10_1の構成について説明する。図7は、変形例にOTN伝送装置10_1の構成を示すブロック図である。
図7に示すように、変形例のOTN伝送装置10_1は、上述したOTN伝送装置10と同様に、OTNインタフェース11と、GbEインタフェース12と、ODU0P終端部13と、ODU0P終端部14と、トランスペアレント・マッピング処理部15と、トランスペアレント・デマッピング処理部16と、信号切替部17と、OAMフレーム信号送信部18とを備えている。
変形例のOTN伝送装置10_1は更に、オートネゴシエーション(AN:Auto Negotiation)信号検出部191_1と、タイマ192_1とを備えている。
オートネゴシエーション信号検出部191_1は、LF信号生成部165が生成及び送信したオートネゴシエーションリスタート信号(リンクフォールト信号)に対する応答(例えば、オートネゴシエーションリスタート信号等)が、GbE回線32を介して対向するGbE伝送装置20から送信されるか否かを検出する。
尚、変形例では、LF信号生成部165は、「通知手段」の一具体例であって、オートネゴシエーションリスタート信号(リンクフォールト)を生成する。変形例では、LF信号生成部165は、ODU0アラーム処理部142及びCSFアラーム処理部164等によってOTN回線31を介した通信に障害が発生していることが検出された場合に、IEEE802.3(或いは、ITU−T勧告のG.709)に準拠したオートネゴシエーションリスタート信号(リンクフォールト)を、GbE回線32を介して対向するGbE伝送装置20に対して通知する。このため、変形例では、CSFアラーム信号1641は、スイッチ167に対しても通知されることが好ましい。また、AN信号検出部191_1は、GbE回線32を介して対向するGbE伝送装置20からの、オートネゴシエーションに用いられるコンフィグレーション・オーダードセットの受信を検出する機能をもつ。
タイマ192_1は、LF信号生成部165がオートネゴシエーションリスタート信号(リンクフォールト)を送信開始してからの経過時間をカウントする。尚、タイマ192_1は、所定の時間内にオートネゴシエーション信号検出部191_1が応答を受信しなかった場合、スイッチ172がOAMフレーム信号送信部18からの信号を選択するよう代替信号制御部171に対して通知する。
(4−2)変形例の伝送装置の動作例
図8及び図9を参照して、変形例のOTN伝送装置10_1の動作について説明する。図8は、変形例のOTN伝送装置10_1の動作の流れを示すフローチャートである。図9は、変形例のOTN伝送装置10_1の動作の流れを示すシーケンス図である。
図8及び図9に示すように、上述したOTN伝送装置10の動作と同様に、ODU0P OH終端処理部141は、OTN回線31を介して他のOTN伝送装置10から送信されるODU0フレーム信号を終端する(ステップS1)。
続いて、上述したOTN伝送装置10の動作と同様に、ODU0アラーム検出部142は、ODU0P OH終端処理部141が終端したODU0フレーム信号がフェイル状態にあるか否かを判定する(ステップS2)。
ステップS2における判定の結果、ODU0フレーム信号がフェイル状態にあると判定される場合には(ステップS2:Yes)、OTN回線31に障害が発生していると推測される。この場合、変形例動作例では、LF信号生成部165は、オートネゴシエーションリスタート信号(リンクフォールト)を、GbE回線32を介して対向するGbE伝送装置20に対して送信する(ステップS11)。ステップS11の動作と同時に、タイマ192_1による経過時間のカウントが開始する(ステップS12)。
その後、AN信号検出部191_1は、ステップS11において送信したオートネゴシエーションリスタート信号(リンクフォールト)に対する応答が、GbE回線32を介して対向するGbE伝送装置20から送信されているか否かを判定する(ステップS13)。
ステップS13における判定の結果、オートネゴシエーションリスタート信号(リンクフォールト)に対する応答が送信されていると判定される場合には(ステップS13:Yes)、GbE伝送装置20は、オートネゴシエーション機能を備えており且つオートネゴシエーション機能が有効に設定されていると推測される。この場合には、GbE伝送装置20は、オートネゴシエーションリスタート信号(リンクフォールト)を受信することで、OTN回線31を介した通信に障害が発生していることを認識することができる。従って、この場合には、OAMフレーム信号送信部18は、OTN回線31を介した通信に障害が発生している旨を、OAMフレーム信号を用いて、GbE回線32を介して対向するGbE伝送装置20に対して通知しなくともよい。つまり、代替信号制御部171は、OAMフレーム信号送信部18の出力を実際に出力する信号として選択するようにスイッチ172を制御しなくともよい。言い換えれば、代替信号制御部171は、トランスペアレント・デマッピング処理部16の出力を実際に出力する信号として選択するようにスイッチ172を制御してもよい。
他方で、ステップS13における判定の結果、オートネゴシエーションリスタート信号(リンクフォールト)に対する応答が送信されていないと判定される場合には(ステップS13:No)、続いて、タイマ192_1によってカウントされている経過時間が所定時間を経過しているか否かが判定される(ステップS14)。
ステップS14における判定の結果、タイマ192_1によってカウントされている経過時間が所定時間を経過していないと判定される場合には(ステップS14:No)、オートネゴシエーションリスタート信号(リンクフォールト)に対する応答がGbE伝送装置20から送信されているか否かの判定(ステップS13)が継続して行われる。
他方で、ステップS14における判定の結果、タイマ192_1によってカウントされている経過時間が所定時間を経過していると判定される場合には(ステップS14:Yes)、GbE回線32を介して対向するGbE伝送装置20がオートネゴシエーション機能を備えていないがゆえに応答がないと推測される。或いは、GbE回線32を介して対向するGbE伝送装置20のオートネゴシエーション機能が無効化設定されているがゆえに応答がないと推測される。従って、この場合には、OAMフレーム信号送信部18は、OTN回線31を介した通信に障害が発生している旨を、OAMフレーム信号を用いて、GbE回線32を介して対向するGbE伝送装置20に対して通知する(ステップS5)。つまり、代替信号制御部171は、OAMフレーム信号送信部18の出力を実際に出力する信号として選択するようにスイッチ172を制御する。
尚、所定時間が経過した後にオートネゴシエーションリスタート信号(リンクフォールト)に対する応答がGbE伝送装置20から送信されていると判定されることになった場合には、オートネゴシエーションリスタート信号(リンクフォールト)の送信を再開してもよい。
他方で、ステップS2における判定の結果、ODU0フレーム信号がフェイル状態にないと判定される場合には(ステップS2:No)、上述したOTN伝送装置10の動作と同様に、トランスペアレント・デマッピング処理部16は、ODU0フレーム信号から、GbE信号をデマッピング(つまり、トランス・デコーディング)する(ステップS3)。
続いて、上述したOTN伝送装置10の動作と同様に、CSFアラーム処理部164は、GFP−Tトランス・デコーディング処理部163においてトランス・デコーディングされたGbE信号がCSF状態にあるか否かを判定する(ステップS4)。
ステップS4における判定の結果、GbE信号がCSF状態にあると判定される場合には(ステップS4:Yes)、OTN回線31を介した通信に障害が発生していると推測される。従って、この場合には、ステップS11以降の動作が行われる。
他方で、ステップS4における判定の結果、GbE信号がCSF状態にないと判定される場合には(ステップS4:No)、OTN回線31を介した通信に障害が発生していないと推測される。従って、この場合には、OAMフレーム信号送信部18は、OAMフレーム信号をGbE伝送装置20に対して送信しなくともよい。
以上説明したように、変形例のOTN伝送装置10_1によれば、上述したOTN伝送装置10が享受する各種効果と同様の効果を享受することができる。
加えて、変形例のOTN伝送装置10_1によれば、オートネゴシエーション機能を備えており且つオートネゴシエーション機能が有効化設定されているGbE伝送装置20に対しては、G.709準拠のオートネゴシエーションリスタート信号の送信により、OTN回線31を介した通信に障害が発生したことを通知することができる。また、オートネゴシエーション機能を備えていないGbE伝送装置20又はオートネゴシエーション機能が無効化設定されているGbE伝送装置20に対して選択的にOAMフレーム信号を送信することにより、OTN回線31を介した通信に障害が発生したことを通知することができる。従って、GbE伝送装置20の仕様や設定によらず、OTN回線31を介した通信に障害が発生したことを通知することが可能となる。
上述したOTNインタフェース11、GbEインタフェース12、ODU0P終端部13及び14、トランスペアレント・マッピング処理部15、トランスペアレント・デマッピング処理部16、信号切替部17、並びにOAMフレーム信号送信部18は、回路の更新が可能なFPGAが好ましく、ASICやASSPでも構成することができる。
以上説明した実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
デジタルラッパーを用いて通信する第1回線を終端する第1終端手段と、
ギガビットイーサネットを用いて通信する第2回線上の信号を終端する第2終端手段と、
前記第1終端手段により終端された信号及び前記第2回線から受信した信号を透過的にトランスコーディング処理して出力する透過処理部と、
前記第1回線を介した通信に障害が発生した場合に、オートネゴシエーションリスタート信号を前記第2回線側の対向装置に通知し所定時間以内に応答がない場合に、当該障害が発生したことを示す情報をMAC(Media Access Control)フレーム形式の信号を用いて前記対向装置に通知する通知手段と
を備えることを特徴とする伝送装置。
(付記2)
前記第1回線はOTN(Optical Transport Network)回線であることを特徴とする付記1に記載の伝送装置。
(付記3)
前記MACフレーム形式の信号は、IEEE802.3ahに準拠したOAM信号又はITU−T勧告のY.1731に準拠したOAM信号であることを特徴とする付記1又は2に記載の伝送装置。
(付記4)
前記通知手段は、前記オートネゴシエーションリスタート信号に対する前記対向装置からの応答が前記所定時間以内にある場合に、前記障害が発生した旨を、前記OAM信号を用いて通知しないことを特徴とする付記1から3のいずれか一項に記載の伝送装置。
(付記5)
前記オートネゴシエーションリスタート信号は、IEEE802.3に準拠したオートネゴシエーションリスタート信号であることを特徴とする付記1から4のいずれか一項に記載の伝送装置。
(付記6)
前記第1回線を介した通信に障害が発生していない場合に、前記伝送装置は、MACフレームを参照しない透過的伝送を行うことで、(i)前記第1終端手段が終端する前記第1回線を介して送信される信号を、前記第2終端手段が終端する前記第2回線に送信する、又は(ii)前記第2終端手段が終端する前記第2回線を介して送信される信号を、前記第1終端手段が終端する前記第1回線に送信することを特徴とする付記1から5のいずれか一項に記載の伝送装置。
(付記7)
前記透過的伝送は、ITU−T勧告のG.709の第17.7.1.1章に準拠したトランスペアレント伝送であることを特徴とする付記6に記載の伝送装置。
(付記8)
デジタルラッパーを用いて通信する第1回線およびギガビットイーサネットを用いて通信する第2回線上を終端する伝送装置における障害の通知方法であって、
前記第2回線上の信号を透過的に終端する工程と、
前記第1回線を介した通信に障害が発生しているか否かを判定する判定工程と、
前記第1回線を介した通信に障害が発生していると判定される場合に、オートネゴシエーションリスタート信号を前記第2回線側の対向装置に通知し所定時間以内に応答がない場合に、当該障害が発生したことを示す情報をMAC(Media Access Control)フレーム形式の信号を用いて前記第2回線側の対向装置に通知する通知工程と
を備えることを特徴とする障害の通知方法。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴なう伝送装置及び障害の通知方法もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
1 伝送システム
10 OTN伝送装置
11 OTNインタフェース
12 GbEインタフェース
13 ODU0P終端部
131 ODU0P OH終端処理部
14 ODU0P終端部
141 ODU0P OH終端処理部
142 ODU0アラーム検出部
15 トランスペアレント・マッピング処理部
151 OPU0 OH終端処理部
152 GMPマッピング処理部
153 GFP−Tトランス・エンコーディング処理部
16 トランスペアレント・デマッピング処理部
161 OPU0 OH終端処理部
162 GMPデマッピング処理部
163 GFP−Tトランス・デコーディング処理部
164 CSFアラーム検出部
17 信号切替部
171 代替信号制御部
172 スイッチ
18 OAMフレーム信号送信部
20 GbE伝送装置
31 OTN回線
32 GbE回線

Claims (8)

  1. デジタルラッパーを用いて通信する第1回線上の信号を終端する第1終端手段と、
    ギガビットイーサネットを用いて通信する第2回線上の信号を終端する第2終端手段と、
    前記第1終端手段により終端された信号及び前記第2回線から受信した信号を透過的にトランスコーディング処理して出力する透過処理部と、
    前記第1回線を介した通信に障害が発生した場合に、オートネゴシエーションリスタート信号を前記第2回線側の対向装置に通知し所定時間以内に応答がない場合に、当該障害が発生したことを示す情報をMAC(Media Access Control)フレーム形式の信号を用いて前記対向装置に通知する通知手段と
    を備えることを特徴とする伝送装置。
  2. 前記第1回線はOTN(Optical Transport Network)回線であることを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  3. 前記MACフレーム形式の信号は、IEEE802.3ahに準拠したOAM信号又はITU−T勧告のY.1731に準拠したOAM信号であることを特徴とする請求項1又は2に記載の伝送装置。
  4. 前記通知手段は、前記オートネゴシエーションリスタート信号に対する前記対向装置からの応答が前記所定時間以内にある場合に、前記障害が発生した旨を、前記OAM信号を用いて通知しないことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の伝送装置。
  5. 前記オートネゴシエーションリスタート信号は、IEEE802.3に準拠したオートネゴシエーションリスタート信号であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の伝送装置。
  6. 前記第1回線を介した通信に障害が発生していない場合に、前記伝送装置は、MACフレームを参照しない透過的伝送を行うことで、(i)前記第1終端手段が終端する前記第1回線を介して送信される信号を、前記第2終端手段が終端する前記第2回線に送信する、又は(ii)前記第2終端手段が終端する前記第2回線を介して送信される信号を、前記第1終端手段が終端する前記第1回線に送信することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の伝送装置。
  7. 前記透過的伝送は、ITU−T勧告のG.709の第17.7.1.1章に準拠した透過的伝送であることを特徴とする請求項6に記載の伝送装置。
  8. デジタルラッパーを用いて通信する第1回線およびギガビットイーサネットを用いて通信する第2回線上を終端する伝送装置における障害の通知方法であって、
    前記第1終端手段により終端された信号及び前記第2回線から受信した信号を透過的にトランスコーディング処理して出力する工程と、
    前記第1回線を介した通信に障害が発生しているか否かを判定する判定工程と、
    前記第1回線を介した通信に障害が発生していると判定される場合に、オートネゴシエーションリスタート信号を前記第2回線側の対向装置に通知し所定時間以内に応答がない場合に、当該障害が発生したことを示す情報をMAC(Media Access Control)フレーム形式の信号を用いて前記第2回線側の対向装置に通知する通知工程と
    を備えることを特徴とする障害の通知方法。
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