JP5549404B2 - シザーズギア組立装置 - Google Patents

シザーズギア組立装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5549404B2
JP5549404B2 JP2010137062A JP2010137062A JP5549404B2 JP 5549404 B2 JP5549404 B2 JP 5549404B2 JP 2010137062 A JP2010137062 A JP 2010137062A JP 2010137062 A JP2010137062 A JP 2010137062A JP 5549404 B2 JP5549404 B2 JP 5549404B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
snap ring
gear
insertion guide
air cylinder
main gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010137062A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012002277A (ja
Inventor
昇 河田
一欽 森澤
章弘 小島
雅章 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2010137062A priority Critical patent/JP5549404B2/ja
Publication of JP2012002277A publication Critical patent/JP2012002277A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5549404B2 publication Critical patent/JP5549404B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Gears, Cams (AREA)

Description

本発明は、シザーズギアのメインギアにスナップリングを組み付けるシザーズギア組立装置に関するものである。
図5及び図6に示すように、エンジンのカムシャフトギアとして用いられるシザーズギア1は、軸受部2を有すると共に軸受部2が軸方向に延出する延出部3を有するメインギア4と、メインギア4の延出部3に挿通されるサブギア5と、サブギア5とメインギア4の間に設けられサブギア5をメインギア4に対して周方向に回動させるように弾発付勢するギア用スプリング6と、延出部3に装着されサブギア5をメインギア4に押圧するための皿バネ7と、延出部3の外周面に形成されたスナップリング溝8に嵌め込まれ皿バネ7を支持するためのスナップリング9とを備えて構成される。メインギア4とサブギア5には、それぞれギア用スプリング6に係合されるピン4a、5aが形成されており、メインギア4に対してサブギア5が回転されることでそれぞれのピン4a、5aがC字状に形成されたギア用スプリング6の両端を押し、ギア用スプリング6を変形させるようになっている。
かかるシザーズギア1を組み立てる場合、作業台10にて手作業による組立てを行っていた。具体的には、作業台10上にメインギア4を載せ、メインギア4の上端面に形成された環状のスプリング収容溝11内にギア用スプリング6をセットし、メインギア4の軸受部2がサブギア5を挿通するようにメインギア4上にサブギア5をセットし、皿バネ7を凸部12を上にしてサブギア5上にセットし、スナップリング9をスナップリング組付工具(図示せず)でハンマーリング(打撃)することでメインギア4のスナップリング溝8に嵌め込み、図7に示すように、サブギア5に位置決め工具13を装着し、位置決め工具13をサブギア5の軸回りに回転させることでサブギア5を位置決めピン圧入位置まで回転させると共にギア用スプリング6を変形させ、メインギア4とサブギア5に位置決めピン14を挿入することでシザーズギア1を組み立てていた。
特開2005−133778号公報
ところで、スナップリング9をハンマーリングによって組み付けるため、ハンマーリング時に舞い上がった金属粉が製品に付着する虞があるなど、品質上好ましくないという課題があった。
また、一連の組立作業でスナップリング9を組み付け終わるまで一人の作業員が作業をすることになるため、専業となると共に作業の習熟が必要になるという課題があった。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、メインギアの軸受部にスナップリングをハンマーリングによることなく組み付けることができると共に、誰でも容易にスナップリングを組み付けられるシザーズギア組立装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、軸受部を有すると共に軸受部が軸方向に延出する延出部を有するメインギアと、前記延出部に挿通されるサブギアと、該サブギアと前記メインギアの間に設けられサブギアをメインギアに対して周方向に回動させるように弾発付勢するスプリングと、前記延出部に装着され前記サブギアを前記メインギアに押圧するための皿バネと、前記延出部の外周面に形成されたスナップリング溝に嵌め込まれ前記皿バネを支持するためのスナップリングとを備えたシザーズギアを組み立てるべく前記スナップリング溝に前記スナップリングを組み付けるシザーズギア組立装置であって、前記メインギアを前記延出部を上方に向けて載置するワーク置台と、該ワーク置台に設けられ前記メインギアの軸受部を装着すべく上方に延びるセンターシャフトと、上下に延びると共に上端から下方に向かうにつれて水平方向に膨らむテーパコーン状に形成され、かつ、前記センターシャフトを挿入して位置決めするための位置決め穴が形成され、該位置決め穴に前記センターシャフトを挿入して前記延出部上に載置されると共に外周に前記スナップリングを装着され、かつ、スナップリングが下方に押し下げられたときスナップリングを拡径しつつ前記スナップリング溝に案内するワーク挿入ガイドと、該ワーク挿入ガイドの外周に装着されたスナップリングを下方に押し下げるスナップリング押込機構とを備え、さらに、前記スナップリング溝にスナップリングを嵌め込むとき前記皿バネを所定の位置に保持する皿バネ芯だし機構を備えたものである。
前記スナップリング押込機構は、台車に設けられ下方に伸張するエアシリンダと、該エアシリンダに設けられエアシリンダが伸張したときワーク挿入ガイドの外周に装着されたスナップリングに当接して押し下げるスナップリング押込治具と、該スナップリング押込治具に設けられスナップリング押込治具が上昇するとき前記ワーク挿入ガイドを下方に押圧してスナップリング押込治具とワーク挿入ガイドとを分離するガイド押さえ部とを備えるとよい。
本発明によれば、メインギアの軸受部にスナップリングをハンマーリングによることなく組み付けることができる。また、誰でも容易にスナップリングを組み付けることができる。
図1は実施の形態に係るシザーズギア組立装置の正面図である。 図2は図1の側面図である。 図3は図1の要部拡大図である。 図4はスナップリング溝にスナップリングを組み付けたシザーズギア組立装置の要部拡大正面図である。 図5(a)はシザーズギア組立装置で組み立てるシザーズギアの展開説明図であり、図5(b)は皿バネの側面図である。 図6はシザーズギアの従来の組立方法の説明図である。 図7(a)は図6に示す工程の次の工程を示す斜視説明図であり、図7(b)は図7(a)の平面説明図である。
シザーズギアを組み立てるべくスナップリング溝にスナップリングを組み付けるシザーズギア組立装置を図面に基づいて説明する。図1はシザーズギア組立装置を作業員の立ち位置に臨む正面から視た正面図であり、図2はシザーズギア組立装置を正面視左側から視た側面図である。また、図3はシザーズギア組立装置を正面から視た要部拡大図である。なお、シザーズギアを構成する部品、位置決めピン及び位置決め工具は背景技術の欄で述べた通りであるため、説明を省略し、同符号を付す。
図1、図2及び図3に示すように、シザーズギア組立装置20は、メインギア4を延出部3を上方に向けて載置するためのワーク置台21と、ワーク置台21に設けられメインギア4の軸受部2を装着すべく上方に延びるセンターシャフト22と、延出部3上に載置されると共に外周にスナップリング9を装着され、かつ、スナップリング9が下方に押し下げられたときスナップリング9を拡径しつつスナップリング溝8に案内するためのワーク挿入ガイド23と、ワーク挿入ガイド23の外周に装着されたスナップリング9を下方に押し下げるスナップリング押込機構24とを備える。
また、シザーズギア組立装置20は、ワーク置台21及びスナップリング押込機構24を支持するための台車25を備える。台車25は、ワーク置台21を支持するための棚部26と、棚部26の上方に形成されスナップリング押込機構24を支持するための天井部27とを備える。
棚部26には、ワーク置台21を支持するスライドプレート28を走行可能にガイドするためのレール(LMガイド)29が設けられると共に、スライドプレート28をレール29に沿って往復走行させるためのスライド用エアシリンダ30が設けられている。レール29はY軸方向に直線状に延びて形成されている。レール29の一端側(図2にて右側)は、作業員がワーク置台21上にシザーズギア1の部品をセットし、或いは位置決めピン14でメインギア4とサブギア5を留める作業を行うためのギアセットエリア31に位置されており、レール29の他端側はスナップリング押込機構24がスナップリング溝8にスナップリング9を組み付ける組付エリア32に位置されている。スライド用エアシリンダ30には、第1エア供給部33が接続されている。第1エア供給部33は、スライド用エアシリンダ30にエアを供給・停止するための電磁弁(図示せず)を有する。この電磁弁は制御装置34に接続されており、制御装置34からの信号を受けて開閉するようになっている。
ワーク置台21は、スライドプレート28上に左右方向の略中央に位置して設けられている。図3に示すように、スライドプレート28には、スナップリング溝8にスナップリング9を嵌め込むとき皿バネ7を所定の位置に保持する皿バネ芯だし機構35が設けられている。皿バネ芯だし機構35は、スライドプレート28の左右両側(X軸方向の両側)に設けられスライドプレート28の中央に向けて伸張する皿バネ用エアシリンダ36と、皿バネ用エアシリンダ36に設けられ皿バネ用エアシリンダ36が伸張したとき皿バネ7の外周端に当接して皿バネ7の水平方向の位置を調整する位置決めプレート37とを備える。図1に示すように、皿バネ用エアシリンダ36には、第2エア供給部38が接続されている。第2エア供給部38は、皿バネ用エアシリンダ36にエアを供給・停止するための電磁弁(図示せず)を有する。この電磁弁は制御装置34に接続されており、制御装置34からの信号を受けて開閉するようになっている。
図3に示すように、ワーク挿入ガイド23は、上下に延びると共に上端から下方に向かうにつれて水平方向に膨らむテーパコーン状に形成されている。ワーク挿入ガイド23は上端部をスナップリング9の内径より小さく、かつ、下端部をメインギア4の軸受部2と略同径に形成されており、外周にスナップリング9を装着できるようになっている。また、ワーク挿入ガイド23の中心軸上には、メインギア4に対するワーク挿入ガイド23の水平方向の位置を位置決めすべくセンターシャフト22を挿入するための位置決め穴39が形成されている。
図1及び図3に示すように、スナップリング押込機構24は、台車25の天井部27に組付エリア32の上方に位置して設けられ下方(Z軸方向)に伸張する押込用エアシリンダ40と、押込用エアシリンダ40に設けられ押込用エアシリンダ40が伸張したときワーク挿入ガイド23の外周に装着されたスナップリング9に当接して押し下げるスナップリング押込治具41と、スナップリング押込治具41に設けられスナップリング押込治具41が上昇するときワーク挿入ガイド23を下方に押圧してスナップリング押込治具41とワーク挿入ガイド23とを分離するガイド押さえ部42とを備える。押込用エアシリンダ40には、第3エア供給部43が接続されている。第3エア供給部43は、押込用エアシリンダ40にエアを供給・停止するための電磁弁(図示せず)を有する。この電磁弁は制御装置34に接続されており、制御装置34からの信号を受けて開閉するようになっている。
スナップリング押込治具41は、押込用エアシリンダ40から下方に延びる円柱状に形成され、下端から上方に延びワーク挿入ガイド23を収容するためのガイド収容穴44を有する。ガイド収容穴44は、ワーク挿入ガイド23の高さより若干深く形成される。また、スナップリング押込治具41の下端に形成される開口45はワーク挿入ガイド23の下端部と略同径に形成されており、スナップリング9を確実に軸受部2のスナップリング溝8まで押し下げられるようになっている。
ガイド押さえ部42は、スナップリング押込治具41に昇降可能に設けられたガイド押さえシャフト46と、ガイド押さえシャフト46の下端に設けられワーク挿入ガイド23の上端に当接される当接板47と、ガイド押さえシャフト46に設けられ当接板47を下方に弾発付勢するガイド押さえスプリング48と、ガイド押さえシャフト46の上端部に設けられスナップリング押込治具41に対するガイド押さえシャフト46の抜け止めをするためのカラー49とを備える。当接板47は、ガイド収容穴44から上方に延びて形成された当接板収容穴50に昇降可能に収容されている。ガイド押さえシャフト46は、当接板収容穴50から上方に延びて形成されたシャフト収容穴51に昇降可能に収容されている。シャフト収容穴51は当接板47より小径に形成されている。シャフト収容穴51と当接板収容穴50の間に形成される段差と当接板47の間には、コイルバネからなるガイド押さえスプリング48が介設される。カラー49は、シャフト収容穴51から上方に延びて形成されたカラー収容穴52に昇降可能に収容されている。カラー収容穴52はシャフト収容穴51より大径に形成されている。ガイド押さえシャフト46は、カラー収容穴52とシャフト収容穴51の間に形成される段差にカラー49が当接することで抜け止めされるようになっている。
次に本実施の形態の作用を述べる。
シザーズギア1を組み立てる場合、ギアセットエリア31にあるワーク置台21上にメインギア4を延出部3を上方に向けると共にセンターシャフト22に軸受部2を装着するように載置し、メインギア4のスプリング収容溝11内にギア用スプリング6をセットし、メインギア4の軸受部2がサブギア5を挿通するようにメインギア4上にサブギア5をセットし、皿バネ7を凸部12を上にしてサブギア5上にセットし、ワーク挿入ガイド23の位置決め穴39にセンターシャフト22を挿入しつつ軸受部2上にワーク挿入ガイド23を載置し、ワーク挿入ガイド23の外周にスナップリング9を装着する。
このようにしてワーク置台21上にシザーズギア1の各部品とワーク挿入ガイド23がセットされたら、図示しない起動釦を押してシザーズギア組立装置20を起動する。制御装置34は、第1エア供給部33の電磁弁を開閉制御してスライド用エアシリンダ30を縮退させる。図2に示すように、スライドプレート28がギアセットエリア31から組付エリア32に移動する。
スライド用エアシリンダ30が完全に縮退されたら、図1に示す制御装置34は、第1エア供給部33の電磁弁を開閉制御してスライド用エアシリンダ30へのエア供給を止めると共に、第2エア供給部38の電磁弁を開閉制御して皿バネ用エアシリンダ36を伸張させ、第3エア供給部43の電磁弁を開閉制御して押込用エアシリンダ40を伸張させる。図4に示すように、位置決めプレート37が皿バネ7の外周端に当接して皿バネ7を位置決めし、スナップリング押込治具41が下降してワーク挿入ガイド23に装着されたスナップリング9を押し下げる。スナップリング9は、ワーク挿入ガイド23のテーパ形状に沿って拡径しながら下降し、軸受部2の外周に移動される。このとき、ワーク挿入ガイド23の下端部は軸受部2と略同径に形成されているため、スナップリング9は滑らかに軸受部2の外周に移動される。
スナップリング押込治具41が更に下降することによりスナップリング9はスナップリング溝8の位置に至り、スナップリング溝8に嵌め込まれる。また、スナップリング押込治具41が下降するとき当接板47も一緒に下降し、当接板47がワーク挿入ガイド23の上端に当接する。スナップリング押込治具41がさらに下降することにより、ガイド押さえスプリング48が変形し、ワーク挿入ガイド23を下方に押圧する。
スナップリング押込治具41がワーク挿入ガイド23に干渉して下降できない状態になったら、図1に示す制御装置34は第2エア供給部38の電磁弁を開閉制御して皿バネ用エアシリンダ36を縮退させると共に、第3エア供給部43の電磁弁を開閉制御して押込用エアシリンダ40を縮退させる。このとき、図4に示すスナップリング押込治具41のガイド収容穴44にワーク挿入ガイド23が嵌り込んでいる場合もあるが、ガイド押さえスプリング48が当接板47を介してワーク挿入ガイド23を下方に押圧しているため、ワーク挿入ガイド23はスナップリング押込治具41から確実に分離されてメインギア4の軸受部2上に残る。
押込用エアシリンダ40が完全に縮退されたら、図1に示す制御装置34は第1エア供給部33の電磁弁を開閉制御してスライド用エアシリンダ30を伸張させる。図2に示すように、スライドプレート28がギアセットエリア(原位置)31へ戻りサイクル完了となる。
図7に示すように、作業員が手作業にてサブギア5に位置決め工具13を装着し、位置決め工具13をサブギア5の軸回りに回転させることでサブギア5を位置決めピン圧入位置まで回転させると共にギア用スプリング(図示せず)を変形させ、メインギア4とサブギア5に位置決めピン14を挿入することでシザーズギア1の組み立て作業が完了となる。
このように、メインギア4を延出部3を上方に向けて載置するワーク置台21と、ワーク置台21に設けられメインギア4の軸受部2を装着すべく上方に延びるセンターシャフト22と、上下に延びると共に上端から下方に向かうにつれて水平方向に膨らむテーパコーン状に形成され、かつ、センターシャフト22を挿入して位置決めするための位置決め穴39が形成され、位置決め穴39にセンターシャフト22を挿入して延出部3上に載置されると共に外周にスナップリング9を装着され、かつ、スナップリング9が下方に押し下げられたときスナップリング9を拡径しつつスナップリング溝8に案内するワーク挿入ガイド23と、ワーク挿入ガイド23の外周に装着されたスナップリング9を下方に押し下げるスナップリング押込機構24とを備えてシザーズギア組立装置20を構成したため、メインギア4の軸受部2にスナップリング9をハンマーリングによることなく組み付けることができ、シザーズギア1の品質を向上できる。また、誰でも容易に軸受部2にスナップリング9を組み付けることができ、製造コストを低減できる。
また、スナップリング溝8にスナップリング9を嵌め込むとき皿バネ7を所定の位置に保持する皿バネ芯だし機構35を備えるものとしたため、スナップリング組付時に皿バネ7を確実に所定の位置にセットすることができ、安定してシザーズギア1を組み立てることができる。
スナップリング押込機構24は、台車25に設けられ下方に伸張する押込用エアシリンダ40と、押込用エアシリンダ40に設けられ押込用エアシリンダ40が伸張したときワーク挿入ガイド23の外周に装着されたスナップリング9に当接して押し下げるスナップリング押込治具41と、スナップリング押込治具41に設けられスナップリング押込治具41が上昇するときワーク挿入ガイド23を下方に押圧してスナップリング押込治具41とワーク挿入ガイド23とを分離するガイド押さえ部42とを備えたため、ワーク挿入ガイド23がスナップリング押込治具41のガイド収容穴44に嵌り込んでスナップリング押込治具41と一体になるのを防ぐことができる。
なお、ワーク挿入ガイド23は中心に位置決め穴39を有する円錐台状に形成されるものを図示したがこれに限るものではない。本実施の形態でいうテーパコーン状とは、円錐状、角錐状、角錐台状を含む。
また、エンジンのカムシャフトギアとして用いられるシザーズギア1を組み立てるシザーズギア組立装置20について説明したが、シザーズギア組立装置20にて組み立てるシザーズギアはこれに限るものではない。他の用途のシザーズギアであってもよい。
1 シザーズギア
2 軸受部
3 延出部
4 メインギア
5 サブギア
6 ギア用スプリング
7 皿バネ
8 スナップリング溝
9 スナップリング
20 シザーズギア組立装置
21 ワーク置台
22 センターシャフト
23 ワーク挿入ガイド
24 スナップリング押込機構
25 台車
35 皿バネ芯だし機構
39 位置決め穴
40 押込用エアシリンダ
41 スナップリング押込治具
42 ガイド押さえ部

Claims (2)

  1. 軸受部を有すると共に軸受部が軸方向に延出する延出部を有するメインギアと、前記延出部に挿通されるサブギアと、該サブギアと前記メインギアの間に設けられサブギアをメインギアに対して周方向に回動させるように弾発付勢するスプリングと、前記延出部に装着され前記サブギアを前記メインギアに押圧するための皿バネと、前記延出部の外周面に形成されたスナップリング溝に嵌め込まれ前記皿バネを支持するためのスナップリングとを備えたシザーズギアを組み立てるべく前記スナップリング溝に前記スナップリングを組み付けるシザーズギア組立装置であって、前記メインギアを前記延出部を上方に向けて載置するワーク置台と、該ワーク置台に設けられ前記メインギアの軸受部を装着すべく上方に延びるセンターシャフトと、上下に延びると共に上端から下方に向かうにつれて水平方向に膨らむテーパコーン状に形成され、かつ、前記センターシャフトを挿入して位置決めするための位置決め穴が形成され、該位置決め穴に前記センターシャフトを挿入して前記延出部上に載置されると共に外周に前記スナップリングを装着され、かつ、スナップリングが下方に押し下げられたときスナップリングを拡径しつつ前記スナップリング溝に案内するワーク挿入ガイドと、該ワーク挿入ガイドの外周に装着されたスナップリングを下方に押し下げるスナップリング押込機構とを備え、さらに、前記スナップリング溝にスナップリングを嵌め込むとき前記皿バネを所定の位置に保持する皿バネ芯だし機構を備えたことを特徴とするシザーズギア組立装置。
  2. 前記スナップリング押込機構は、台車に設けられ下方に伸張するエアシリンダと、該エアシリンダに設けられエアシリンダが伸張したときワーク挿入ガイドの外周に装着されたスナップリングに当接して押し下げるスナップリング押込治具と、該スナップリング押込治具に設けられスナップリング押込治具が上昇するとき前記ワーク挿入ガイドを下方に押圧してスナップリング押込治具とワーク挿入ガイドとを分離するガイド押さえ部とを備えた請求項1記載のシザーズギア組立装置。
JP2010137062A 2010-06-16 2010-06-16 シザーズギア組立装置 Expired - Fee Related JP5549404B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010137062A JP5549404B2 (ja) 2010-06-16 2010-06-16 シザーズギア組立装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010137062A JP5549404B2 (ja) 2010-06-16 2010-06-16 シザーズギア組立装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012002277A JP2012002277A (ja) 2012-01-05
JP5549404B2 true JP5549404B2 (ja) 2014-07-16

Family

ID=45534494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010137062A Expired - Fee Related JP5549404B2 (ja) 2010-06-16 2010-06-16 シザーズギア組立装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5549404B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3019858B1 (fr) * 2014-04-11 2016-03-25 Valeo Equip Electr Moteur Ensemble de demarreur pour moteur thermique
JP2021071049A (ja) * 2018-02-28 2021-05-06 日立Astemo株式会社 内燃機関のバルブタイミング制御装置
CN112276860B (zh) * 2020-09-30 2022-02-11 北京新风航天装备有限公司 一种薄壁筒体内装配高脆性材料的精密装配装置及方法
KR102373879B1 (ko) * 2021-03-31 2022-03-15 최원혁 연결구와 스넵링을 이용한 꼬임 방지용 소방호스와 그 체결장치 및 방법
KR102373878B1 (ko) * 2021-03-31 2022-03-15 최원혁 커플링과 스넵링을 이용한 소화전밸브와 관창노즐 연결부의 꼬임 방지용 소방호스와 그 체결장치 및 방법

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3613781B2 (ja) * 1998-04-24 2005-01-26 本田技研工業株式会社 止め輪装着治具
JP2001132823A (ja) * 1999-11-05 2001-05-18 Nok Corp 歯車装置
JP4602217B2 (ja) * 2005-10-18 2010-12-22 本田技研工業株式会社 ギヤトレーン装置
JP2009115170A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Yokohama Rubber Co Ltd:The スナップリングの拡径方法およびスナップリング装着装置
JP5141906B2 (ja) * 2008-10-16 2013-02-13 三菱自動車工業株式会社 シザースギヤ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012002277A (ja) 2012-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5549404B2 (ja) シザーズギア組立装置
US9669450B2 (en) Punch tool device and method of supplying lubricating oil
JP5227682B2 (ja) ステータ製造装置
JP4499645B2 (ja) スナップリングの組付装置
JP6973839B1 (ja) Oリング組付け機構及びoリング組付け方法
CN107240990B (zh) 一种起动电机内置式电磁开关的装配工装
CN207930269U (zh) 一种轴叉堵盖压装工装
JP2014144464A (ja) カム装置および加工装置
JP2011143530A (ja) ワーク及びクランプ装置
JP2010196686A (ja) リテーナコッタ組付方法
KR20180087363A (ko) 금형 장치 및 그 사용 방법
JP4941419B2 (ja) 鍛造装置
JP5756492B2 (ja) ワーク固定機構
CN209970529U (zh) 用于工件的中心定位装置
KR20080004275A (ko) 피어싱 펀치의 센터링장치
JP5779205B2 (ja) サークリップによる組み付け方法、およびサークリップを装着するための案内治具
JP2004209621A (ja) スナップリング組付装置
KR100731499B1 (ko) 인풋샤프트의 오링 조립장치 및 방법
JP2007260756A (ja) 鍛造用金型装置
JP2016117110A (ja) ワーク組立治具、及びワーク組立方法
CN212496339U (zh) 压装工装及具有其的压装设备
CN218747387U (zh) 一种汽车零部件压装治具组件
JP2005249393A (ja) 釣合い試験機の試験体固定装置
JP2013188845A (ja) クランプ装置、該クランプ装置を備えるワーク加工用治具及びワークの加工方法
JP5407231B2 (ja) パンチツールおよびストリッパ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130509

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140422

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140505

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5549404

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees