JP5545535B2 - 自動原稿送り装置及びそれを備える原稿読取装置 - Google Patents

自動原稿送り装置及びそれを備える原稿読取装置 Download PDF

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Description

本発明は、自動原稿送り装置、及び、当該自動送り搬送装置で原稿を搬送しながら画像情報の読み取りを行う原稿読取装置に関する。
従来から、原稿の画像情報を読み取る原稿読取装置において、自動原稿送り装置を備える構成が知られている。自動原稿送り装置とは、複数枚重ねられた原稿を1枚ずつ分離して搬送を行い、画像情報を読み取るための読取位置を原稿が通過するように案内するものである。
この自動原稿送り装置を備えた原稿読取装置において、自動で原稿の両面(第1面及び第2面)を読み取るための様々な構成が知られている。例えば、第1面用と第2面用にそれぞれ読取部を備え、ワンパスで両面読取りを行う構成、及び、原稿の搬送方向を逆転させる、いわゆるスイッチバック機能を備えた構成等が知られている。上記の他にも、原稿の裏表を反転させる経路を設けることで1つの読取部で原稿の両面を読み取らせる構成が知られている。特許文献1は、この種の自動原稿送り装置を開示する。
特許文献1が開示する自動原稿送り装置は、導入パスと反転パスと排出パスとを備えている。導入パスは、一側に膨らんだ逆U字状の経路であり、原稿載置台(給紙トレイ)にセットされた原稿を、当該原稿載置台の下方に位置する読取位置まで案内する経路である。この導入パスによって読取位置に案内されて第1面が読み取られた原稿は、次に、反転パスに沿って搬送される。反転パスは、他側に膨らんだ逆U字状の経路を有しており、原稿の裏表を反転させて再び読取位置まで案内する経路である。この反転パスによって読取位置に案内されて第2面が読み取られた原稿は、次に、排出パスに沿って搬送される。排出パスは、導入パスと同一方向(一側)に膨らんだ経路を有しており、導入パスよりも小さいカーブを描きながら読取位置の上方を通過するように原稿を案内し、更に反転パスの上方を通過させて当該原稿を排紙トレイまで案内する経路である。
この構成により、1つの読取部で、かつスイッチバック機能を備えることなく、原稿の両面を読み取ることができる。
特許第2828866号公報
しかし、原稿の裏表を反転させる経路を設けることで原稿の両面を読取可能な構成は、一般的には、他の構成(2つの読取部を備える構成及びスイッチバック機能を備える構成)に比べて経路が長くなる。
そのため、搬送ローラ及び駆動伝達部材を多数備える必要があり、製造コストが高くなる。また、この構成は、経路が複雑になることが多く、経路が重ねて配置されることがある。
例えば、特許文献1で示す自動原稿送り装置は、反転パスが配置されている箇所において、3つ又は4つの経路が高さ方向に重ねて(並列に)配置されている。そのため、この自動原稿送り装置は、装置の高さ方向のサイズが大きくなってしまう。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、原稿の裏表を反転させる経路を設けることで両面を読取可能であって、コンパクトであり、かつ製造コストを抑えた構成の自動原稿送り装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の第1の観点によれば、以下の構成の自動原稿送り装置が提供される。即ち、この自動原稿送り装置は、導入経路と、反転経路と、排出経路と、を備える。前記導入経路は、供給された原稿を案内する経路であり、原稿が読取位置を通過して当該原稿の第1面が読み取られる際に、当該読取位置を一側から他側へ通過するように原稿を案内する。前記反転経路は、前記導入経路と接続され、第1面の画像情報が読み取られた原稿の第2面が読み取られるように、原稿を反転させて前記読取位置の前記他側から前記一側へ当該原稿を案内する。前記排出経路は、前記反転経路と接続され、第2面の画像情報が読み取られた原稿が、前記読取位置よりも前記他側で排出されるように、当該原稿を案内する。また、前記反転経路は、反転前の原稿が搬送される反転前経路と、反転後の原稿が搬送される反転後経路と、を有している。前記排出経路は、前記反転前経路と共通する部分である第1共通経路と、前記反転後経路と共通する部分である第2共通経路と、前記第1共通経路と前記第2共通経路とを接続する接続経路と、を有している。第2面の画像情報が読み取られた原稿は、前記第1共通経路、前記接続経路、及び前記第2共通経路の順に通過して排出される。
これにより、反転経路と排出経路とに用いられる構成部材を一部共通にすることができるため、自動原稿送り装置を低コストにすることができる。また、反転経路と排出経路とが重ねて配置されている構成に比べて、自動原稿送り装置のサイズを小さくすることができる。また、原稿が排出される位置を反転経路の他側の端部よりも読取部側にすることができるため、反転前経路及び反転後経路に沿う方向の自動原稿送り装置のサイズあるいは、排出される原稿の装置本体からの飛び出し量を小さくすることができる。
前記の自動原稿送り装置においては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、この自動原稿送り装置は、第2共通経路上に配置された共通ローラを備える。前記共通ローラは、前記第2共通経路を搬送される原稿を外部に排出可能であって、かつ前記第2共通経路を搬送される原稿を前記反転経路に沿って搬送可能である。
これにより、共通ローラが排出ローラとしての機能と搬送ローラとしての機能とを有しているため、自動原稿送り装置が備えるローラ及び伝達部材の個数を低減することができる。従って、低コスト化を実現できる。
前記の自動原稿送り装置においては、原稿を外部に排出するときと、原稿を前記反転経路に沿って搬送するときと、で前記共通ローラの回転方向が異なることが好ましい。
これにより、原稿を外部に排出するときと、原稿を内部に搬送するときと、で原稿の搬送方向が異なる原稿搬送経路にも対応することができるので、原稿搬送経路のレイアウトの自由度を向上させることができる。
本発明の第2の観点によれば、前記の自動原稿送り装置と、前記読取位置を通過する原稿の画像情報を読み取る読取部と、を備えた構成の原稿読取装置が提供される。
これにより、コンパクトであって、かつ製造コストを抑えた構成の原稿読取装置が実現できる。
本発明の一実施形態に係る複合機の外観斜視図。 イメージスキャナ装置の構成を示す正面断面図。 導入経路及び片面用排出経路を説明する模式図。 第1反転経路を説明する模式図。 第2反転経路を説明する模式図。 両面用排出経路を説明する模式図。 第1反転経路と両面用排出経路とで共通する経路を説明する模式図。 第2反転経路と両面用排出経路とで共通する経路を説明する模式図。 変形例に係る原稿搬送経路を説明する模式図。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る複合機1の外観斜視図である。
複合機1は、コピー機能及びファクシミリ機能を備えており、ブックスキャナ及びオートドキュメントフィードスキャナとして機能するイメージスキャナ装置(原稿読取装置)11を、当該複合機1の上部に備えている。また、複合機1は、コピー部数、ファクシミリ送信先及び原稿読取等を指示するための操作パネル12を備える。
更に、複合機1は、記録媒体としての用紙に画像を形成する画像形成部等を内蔵した複合機本体13と、前記用紙を順次供給する給紙カセット14と、を備えている。なお、複合機本体13は、通信回線を介して画像情報を伝送するための図略の送受信部等を備える。
次に、図2を参照して、複合機1が備えるイメージスキャナ装置11について説明する。図2は、イメージスキャナ装置11の構成を示す正面断面図である。なお、本実施形態における正面図は、搬送される原稿の幅方向で見た図と表現することもできる。
図2に示すように、イメージスキャナ装置11は、原稿台カバー21と、プラテンガラス22と、コンタクトガラス23と、を備えている。この原稿台カバー21には自動原稿送り装置(オートドキュメントフィーダ、ADF)24が備えられている。また、イメージスキャナ装置11は、プラテンガラス22及びコンタクトガラス23の下方に、原稿100の画像情報を読み取るためのスキャナユニット25を備えている。
スキャナユニット25は、原稿台の内部で左右方向に移動可能なキャリッジ110を備えている。このキャリッジ110には、光源111と、複数の反射ミラー112と、集光レンズ113と、電荷結合素子(CCD)114と、が配置されている。光源111は読取原稿に対して光を照射し、読取原稿からの反射光は、複数の反射ミラー112で反射した後、集光レンズ113を通過して収束してCCD114の表面に結像する。そして、CCD114は、入射された収束光を電気信号に変換して出力する。
また、前記原稿台カバー21が備えるADF24は、図2に示すように、当該原稿台カバー21の上部に設けられた給紙トレイ52と、この給紙トレイ52の下方に設けられた排紙トレイ53と、を備える。また、ADF24の内部には、給紙トレイ52と排紙トレイ53とを繋ぐ原稿搬送経路40が構成されている。
ユーザが図1に示す操作パネル12を操作して、イメージスキャナ装置11をオートドキュメントフィードスキャナとして使用するように指示すると、給紙トレイ52に重ねてセットされた原稿100が、原稿搬送経路40に沿って1枚ずつ搬送される。そして、原稿搬送経路40に沿って搬送される原稿100がコンタクトガラス23のガラス面(読取位置)を通過するときに、この原稿100の画像情報がスキャナユニット25によって読み取られる。その後、原稿100は、原稿搬送経路40に沿って搬送されて、排紙トレイ53へ排出される。
一方、イメージスキャナ装置11をブックスキャナとして使用する場合は、読み取るべきブック原稿をユーザがプラテンガラス22上に載置する。そして、ADF24の下部に配置されたプラテンシート51によって、ブック原稿を上側から押圧して、動かないように固定する。この状態で、左右方向に移動しながらスキャナユニット25が読取りを行うことで、ブック原稿の画像情報が読み取られる。
次に、ADF24の内部の構成を詳細に説明する。なお、以下の説明において、正面視でみたときに給紙トレイ52がある側を単に「右側」と称し、正面視におけるその反対側を単に「左側」と称することがある。
本実施形態のADF24は、原稿100の片面(第1面)のみを読み取るときと、原稿100の両面(第1面及び第2面)を読み取るときと、で原稿100の搬送される経路が異なるように構成されている。初めに、原稿100の片面のみを読み取るときの経路と、その経路に配置される部材について、図2及び図3を参照して説明する。図3は、導入経路41及び片面用排出経路43を説明する模式図である。
原稿100の片面のみを読み取るときは、図3に示すように、原稿100を読取位置まで案内するための導入経路41と、原稿100を読取位置から排紙トレイ53まで案内するための片面用排出経路43と、に沿って原稿100が搬送される。
導入経路41には、上流側から順に、ピックアップローラ30と、分離ローラ31と、レジストローラ32と、三連ローラ33と、搬送ローラ34と、が配置されている。以下に、上流側から下流側の順で、導入経路41の経路上に配置される各部の構成について説明する。
導入経路41の上流側の端部近傍には、ピックアップローラ30及び分離ローラ31が配置されている。ピックアップローラ30は、分離ローラ31の回転軸を中心にして回動可能に構成されており、ADF24の非動作時においては、図2における上側にピックアップローラ30が保持されている。一方、原稿100を繰り込む際はピックアップローラ30が下方に回動し、給紙トレイ52に重ねてセットされている原稿100のうち、最上層にある原稿100の端部に接触する。この状態でピックアップローラ30が回転することによって、給紙トレイ52上の最上層の原稿100が分離ローラ31へ搬送される。
ピックアップローラ30の駆動によって分離ローラ31へ送られた原稿100は、回転駆動する分離ローラ31によって1枚ずつ分離された後に、下流側に配置されたレジストローラ32へ搬送される。
レジストローラ32は、対向するローラとともに、搬送されてくる原稿100の先端部を一時的に止めて弛ませ、所定時間後に弛みを除去しつつ下流側に搬送する。これにより、原稿100の斜行が矯正される。レジストローラ32を通過した原稿100は、下流側に配置された三連ローラ33へ搬送される。
なお、分離ローラ31から三連ローラ33のやや上流側までの導入経路41は、直線状の経路となっている。
三連ローラ33は、中央に配置される駆動ローラ331と、この駆動ローラ331を挟み込むように上下に配置される従動ローラ332,333と、で構成されている。導入経路41に沿って搬送される原稿100は、駆動ローラ331とその上方に配置される従動ローラ332との間を通過して左斜め下側へ搬送される。三連ローラ33を通過した原稿100は、下流側に配置された搬送ローラ34へ搬送される。なお、駆動ローラ331の下方に配置される従動ローラ333は、従動ローラ332と回転方向が逆となっており、駆動ローラ331と従動ローラ333との間を通過する原稿100を右側へ搬送することができる。
搬送ローラ34は、対向するローラとともに原稿100をニップして回転することで、この原稿100を右斜め下側(読取位置側)へ搬送する。そして、原稿100が前記読取位置を通過するときに、スキャナユニット25によって第1面の画像情報が読み取られる。なお、この搬送ローラ34は回転方向を切替可能に構成されており、逆方向に回転することで、原稿100を左斜め上側(三連ローラ33側)へ搬送することができる。
なお、三連ローラ33のやや上流側から読取位置までの導入経路41は、左側に膨らんだ(左側に凸となるように湾曲した)経路(図3に示す導入湾曲経路411)となっている。
次に、片面用排出経路43について説明する。片面用排出経路43には、上流側から順に、三連ローラ35と、搬送ローラ36と、共通ローラ38及び対向ローラ39と、が配置されている。以下に、上流側から下流側の順で、片面用排出経路43の経路上に配置される各部の構成について説明する。
読取位置のやや下流側には上下に分岐する箇所があり、この分岐箇所の近傍には三連ローラ35が配置されている。この三連ローラ35は、中央に配置されるレジストローラ351と、レジストローラ351を挟み込むように上下に配置される従動ローラ352,353と、で構成されている。スキャナユニット25によって画像情報が読み取られた原稿100は、レジストローラ351とその上方に配置される従動ローラ352との間を通過して右斜め上側へ搬送される。この三連ローラ35を通過した原稿100は、下流側に配置された搬送ローラ36によって、この搬送ローラ36の右斜め下側に位置する共通ローラ38へ搬送される。なお、このレジストローラ351は、前記レジストローラ32と同等の構成となっており、レジストローラ351とその下方に配置される従動ローラ353との間を左斜め下側へ搬送される原稿100の斜行を矯正することができる。
共通ローラ38は、対向するように配置された対向ローラ39とともに原稿100をニップして回転することで、この原稿100を右側へ搬送して、排紙トレイ53に排出する。以上のようにして、給紙トレイ52にセットされた原稿100の片面のみの画像情報が読み取られる。なお、この共通ローラ38は回転方向を切替可能に構成されており、原稿100の排出を行うときと逆方向に回転することで、原稿100を左側(読取位置側)へ搬送することができる。
次に、原稿100の両面を読み取るときの経路について、図2、及び図4から図6までを参照して説明する。図4は、第1反転経路45を説明する模式図である。図5は、第2反転経路46を説明する模式図である。図6は、両面用排出経路47を説明する模式図である。
原稿100の両面を読み取るときにおいても、原稿100の片面のみを読み取るときと同様に、給紙トレイ52にセットされた原稿が前記導入経路41に沿って読取位置まで搬送される。そして、原稿100の第1面の画像情報がスキャナユニット25によって読み取られる。また、本実施形態のADF24は、原稿100の搬送方向の長さ(原稿長さ)を検出可能に構成されており、検出された原稿長さに基づいて図略の経路ガイド等を操作することで、導入経路41の次に原稿100が搬送される経路を切替可能に構成されている。
初めに、原稿長さが短い場合に原稿100が搬送される経路について説明する。この場合の原稿100は、導入経路41に沿って読取位置まで搬送された後に、図4に示す第1反転経路(反転経路)45に沿って搬送されるように構成されている。この第1反転経路45は、上流側から順に、第1反転前経路451と、第1反転中経路452と、第1反転後経路453と、から構成されている。
第1反転前経路451には、上流側から順に、三連ローラ35と搬送ローラ36とが配置されている。第1反転前経路451に沿って搬送される原稿100は、片面用排出経路43と同様に、レジストローラ351とその上方に配置される従動ローラ352との間を通過して右斜め上側へ搬送される。そして、原稿100は、搬送ローラ36によって、右方向へ搬送されて第1反転中経路452へ搬送される。
第1反転中経路452は、途中までは片面用排出経路43と同様に、右斜め下方へ原稿100を案内する。しかし、その途中の分岐箇所から後は、原稿100が左斜め下方へ搬送されるように案内する。この第1反転中経路452は、右側に膨らんだ(右側に凸となるように湾曲した)経路となっている。この第1反転中経路452に沿って搬送されることで、原稿100の裏表が反転する。つまり、第1反転中経路452に沿って搬送される前までは下側(スキャナユニット25側)を向いていた第1面が、第1反転中経路452に沿って搬送された後は、上側を向くようになる。そして、第1反転中経路452に沿って搬送された原稿100は、第1反転後経路453へ搬送される。
第1反転後経路453には、上流側から順に、搬送ローラ37と三連ローラ35とが配置される。第1反転後経路453に沿って搬送される原稿100は、搬送ローラ37によって左側へ搬送されて、三連ローラ35のレジストローラ351によって斜行が矯正された後に、読取位置を通過する。このようにして、原稿長さが短い場合の原稿100を反転させている。
次に、原稿長さが長い場合の原稿100を反転させる経路について説明する。ここで、原稿長さが長い場合とは、原稿長さが第1反転経路45の長さと同等か、原稿長さの方が長い場合を意味する。仮に、原稿長さが長い原稿100を第1反転経路45に沿って搬送した場合、原稿100の後端部が読取位置にまだ残っている状態で反転後の原稿100の先端部が読取位置を通過しようとするため、原稿100が重なってしまい、紙詰まりを起こしてしまう。そのため、図5に示すように、原稿長さが長い場合における原稿100が通過する第2反転経路(反転経路)46は、第1反転経路45よりも長く構成されている。
第2反転経路46は、第2反転前経路(反転前経路)461と、第2反転中経路462と、第2反転後経路(反転後経路)463と、から構成される。第2反転前経路461は、第1反転前経路451よりも更に右側へ延びている。第2反転中経路462は、第1反転中経路452と同様に、右側に膨らんだ(右側に凸となるように湾曲した)経路を有している。第2反転後経路463は、第1反転後経路453よりも更に右側へ延びている。
なお、第2反転後経路463が原稿100を左側へ搬送するときに共通ローラ38を経由するが、前述のように共通ローラ38は回転方向を切替可能であるため、原稿100を左側へ搬送することができる。このように共通ローラ38は、排出ローラとしての機能と搬送ローラとしての機能とを備えている。このようにして、原稿長さが長い場合の原稿100を反転させている。
そして、第1反転経路45又は第2反転経路46によって反転され、第2面の画像情報が読み取られた原稿100は、図6に示す両面用排出経路(排出経路)47へ搬送される。
両面用排出経路47に沿って搬送される原稿100は、読取位置を左側へ通過した後に、搬送ローラ34によって左斜め上側へ搬送される。そして、原稿100は、駆動ローラ331とその下方に配置される従動ローラ333との間を通過して右方向へ搬送される。
なお、読取位置から三連ローラ33までの両面用排出経路47は、左側に膨らんだ(左側に凸となるように湾曲した)経路(図6に示す排出湾曲経路471)となっている。なお、導入湾曲経路411に沿って搬送される原稿100と、排出湾曲経路471に沿って搬送される原稿100とでは、原稿100の搬送方向が互いに逆方向となっている。この点、本実施形態の搬送ローラ34は回転方向を切替可能であり、更に、従動ローラ332と従動ローラ333の回転方向が互いに逆方向となるため、上記の双方向搬送に対応している。
そして、両面用排出経路47に沿って搬送され、三連ローラ33を通過した原稿100は、右方向に搬送され、搬送ローラ36を経由した後に、右斜め下方へ搬送される。そして、片面用排出経路43に沿って搬送される原稿100と同様に、共通ローラ38及び対向ローラ39によって、排紙トレイ53に排出される。なお、搬送ローラ36のやや下流の分岐箇所から共通ローラ38のやや上流の分岐箇所までの両面用排出経路47は、第2反転前経路461と第2反転後経路463とを接続している(図6に示す接続経路472)。以上のように、給紙トレイ52にセットされた原稿100の両面の画像情報が読み取られる。
次に、第1反転経路45及び第2反転経路46と、両面用排出経路47と、で共通する部分の経路について、図7及び図8を参照して説明する。図7は、第1反転経路45と両面用排出経路47とで共通する経路を説明する模式図である。図8は、第2反転経路46と両面用排出経路47とで共通する経路を説明する模式図である。
図4、図5、及び図6から明らかなように、第1反転経路45と両面用排出経路47、又は、第2反転経路46と両面用排出経路47は、共通する経路を有している。
第1反転経路45と両面用排出経路47とは、共通する経路として、図7に示す共通経路441を有している。この共通経路441は、湾曲部分を有する経路であって、搬送ローラ36のやや左側(上流)の分岐箇所から、第1反転中経路452の中央近傍にある分岐箇所までの経路である。また、両面用排出経路47は、共通経路441以外の部分として、第1排出経路481と、この第1排出経路481より下流側(共通ローラ38側)の第2排出経路482と、を有している。そして、両面用排出経路47に沿って搬送される原稿100は、第1排出経路481、共通経路441、及び第2排出経路482の順に経由して排出される。
一方、第2反転経路46と両面用排出経路47とは、共通する経路として、図8に示す共通経路442と共通経路(第2共通経路)443とを有している。共通経路442は、直線状の経路であって、搬送ローラ36のやや左側(上流)の分岐箇所から、搬送ローラ36のやや右側(下流)の分岐箇所までの経路である。共通経路443は、直線状の経路であって、共通ローラ38のやや左側(第2反転経路46における下流、両面用排出経路47における上流)の分岐箇所から、共通ローラ38と対向ローラ39との接触箇所までの経路である。また、両面用排出経路47は、共通経路442,443以外の部分として、上記で示した第1排出経路481と、この第1排出経路481より下流側(共通ローラ38側)の第2排出経路483と、を有している。そして、両面用排出経路47に沿って搬送される原稿100は、第1排出経路481、共通経路442、第2排出経路483、及び共通経路443の順に経由して排出される。
なお、原稿100は、共通経路443を通過した直後に排紙トレイ53に排出されるが、共通経路443から直接原稿100が排出される必要はない。具体的には、以下のように構成しても良い。即ち、共通経路443よりも下流に更に経路を配置し、この経路上に原稿の排出を行うためのローラを設置する。つまり、原稿100は、共通経路443を通過した後に、排出用の前記経路を通過した後に、排紙トレイ53へ排出される。
以上に説明したように、本実施形態のADF24は、導入経路41と、第1反転経路45及び第2反転経路46と、両面用排出経路47と、を備える。導入経路41は、供給された原稿100の第1面が読み取られるように、読取位置の左側から右側へ原稿100を案内する。第1反転経路45及び第2反転経路46は、導入経路41と接続され、第1面の画像情報が読み取られた原稿100の第2面が読み取られるように、当該原稿100を反転させて読取位置の右側から左側へ原稿100を案内する。両面用排出経路47は、第1反転経路45及び第2反転経路46と接続され、第2面の画像情報が読み取られた原稿100が、読取位置よりも右側で排出されるように、当該原稿100を案内する。そして、第1反転経路45と両面用排出経路47、又は、第2反転経路46と両面用排出経路47は、共通する経路を有している。
これにより、共通経路441,442に沿って搬送される原稿100を案内する部材、搬送ローラ36及びその伝達部材を、第1反転経路45及び第2反転経路46と、両面用排出経路47と、で共通にすることができるため、ADF24を低コストにできる。また、反転経路と排出経路とが所定の間隔で並列配置されている構成(特許文献1で示す構成)に比べて、ADF24の高さ方向のサイズを小さくすることができる。
また、本実施形態のADF24において、両面用排出経路47は、第1反転経路45(又は第2反転経路46)と共通する部分である共通経路441(又は共通経路442,443)と、第1排出経路481と、第1排出経路481より下流側の第2排出経路482(又は第2排出経路483)と、を有しており、両面用排出経路47に沿って搬送される原稿100は、第1排出経路481、共通経路441(又は共通経路442)、第2排出経路482(又は第2排出経路483)の順に経由した後に、排出される。
このように、第1排出経路481及び第2排出経路482(又は第2排出経路483)を有するように両面用排出経路47を構成することにより、両面用排出経路47のレイアウトの自由度を向上させることができる。
また、本実施形態のADF24において、第2反転経路46は、反転前の原稿100が搬送される第2反転前経路461と、反転後の原稿が搬送される第2反転後経路463と、を有している。両面用排出経路47は、共通経路441(又は共通経路442,443)と、第2反転前経路461と第2反転後経路463を接続する接続経路472と、を有している。第2面の画像情報が読み取られた原稿100は、共通経路442、接続経路472の順に経由した後に、第2反転後経路463と両面用排出経路47との共通の経路である共通経路443を通過して排出される。
これにより、原稿100が排出される位置を第2反転経路46の右側の端部よりも装置の内側にすることができるため、自動原稿送り装置24の左右方向(幅方向)のサイズあるいは、排出される原稿100のADF24からの飛び出し量を小さくすることができる。
また、本実施形態のADF24は、共通経路443上に配置された共通ローラ38を備える。共通ローラ38は、共通経路443を搬送される原稿100を排紙トレイ53に排出可能であって、かつ共通経路443を搬送される原稿100を第1反転経路45に沿って搬送可能である。
これにより、共通ローラ38が排出ローラとしての機能と搬送ローラとしての機能とを有しているため、ADF24が備えるローラ及び伝達部材の個数を低減することができる。従って、低コスト化を実現できる。
また、本実施形態のADF24においては、原稿100を排紙トレイ53に排出するときと、原稿100を第2反転経路46に沿って搬送するときと、で共通ローラ38の回転方向が異なる。
これにより、原稿100が一方向に搬送され、かつ原稿100が他方向に排出される構成の経路にも対応することができる。
次に、図9を参照して、上記実施形態の変形例を説明する。図9は、変形例に係る原稿搬送経路40を説明する模式図である。なお、本変形例の説明においては、前述の実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
上記実施形態では、共通ローラ38は原稿100を排紙トレイ53へ排出する機能と原稿100を原稿搬送経路40に沿って搬送する機能とを有している。これに対して本変形例の自動原稿送り装置24は、上記排出機能のみを有する排出ローラ391と、上記搬送機能のみを有する搬送ローラ392と、を備えている。
排出ローラ391は搬送ローラ36の右側であって、第2反転中経路462の最も膨らんだ箇所よりも右側に配置されている。一方、搬送ローラ392は、上記実施形態における共通ローラ38と同一の箇所に配置されており、第2反転経路46を搬送される原稿100を左側に搬送する機能を有している。そのため、本変形例の共通経路444は、上記実施形態の共通経路442に比べて、共通する部分の長さが長くなっている。なお、本変形例において、両面用排出経路47は、共通経路444以外の部分として、上記で示した第1排出経路481と、この第1排出経路481より搬送方向下流側(排出ローラ391側)の第2排出経路484と、を有している。そして、両面用排出経路47に沿って搬送される原稿100は、第1排出経路481、共通経路444、及び第2排出経路484の順に経由して排出される。
この変形例の構成では、原稿100の排出箇所が上記実施形態の構成よりも右側になるため、左右方向のサイズが上記実施形態に比べて若干大きくなってしまう(又は排出される原稿100のADF24からの飛び出し量が大きくなってしまう)が、共通ローラ38の回転方向を切り替える構成(電磁クラッチ等)をなくすことができるため、ADF24を低コストにすることができる。
以上に本発明の好適な実施の形態及び変形例を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
なお、上記実施形態及び変形例で示した第1反転中経路452を無くして、原稿長さに関わらず常に第2反転経路46によって原稿100の反転が行われる構成にしても良い。
上記実施形態及び変形例では、搬送ローラ34の回転方向を切替可能にすることで、双方向の搬送を実現しているが、これに代えて、読取位置から搬送ローラ34までの経路に分岐箇所を設け、この分岐箇所に三連ローラを設置しても良い。これにより、搬送ローラ34の回転方向を切り替えるための構成を省略することができる。
上記実施形態及び変形例で用いた縮小光学系のスキャナユニット25に代えて、密着型イメージセンサ等を使用する構成に変更することができる。
上記実施形態及び変形例ではイメージスキャナ装置11は複合機1の一部として備えられているが、この構成に代えて、単体のイメージスキャナ装置として構成することができる。
1 複合機
11 イメージスキャナ装置(原稿読取装置)
24 ADF(自動原稿送り装置)
41 導入経路
45 第1反転経
46 第2反転経路(反転経路)
47 両面用排出経路(排出経路
442 共通経路(第1共通経路)
443 共通経路(第2共通経路

Claims (4)

  1. 供給された原稿を案内し、原稿の第1面が読み取られる際に、当該原稿が前記読取位置を一側から他側へ通過するように原稿を案内する導入経路と、
    前記導入経路と接続され、第1面の画像情報が読み取られた原稿の第2面が読み取られるように、原稿を反転させて前記読取位置の前記他側から前記一側へ当該原稿を案内する反転経路と、
    前記反転経路と接続され、第2面の画像情報が読み取られた原稿が、前記読取位置よりも前記他側で排出されるように、当該原稿を案内する排出経路と、
    を備え、
    前記反転経路は、反転前の原稿が搬送される反転前経路と、反転後の原稿が搬送される反転後経路と、を有しており、
    前記排出経路は、前記反転前経路と共通する部分である第1共通経路と、前記反転後経路と共通する部分である第2共通経路と、前記第1共通経路と前記第2共通経路とを接続する接続経路と、を有しており、
    第2面の画像情報が読み取られた原稿は、前記第1共通経路、前記接続経路、及び前記第2共通経路の順に通過して排出されることを特徴とする自動原稿送り装置。
  2. 請求項に記載の自動原稿送り装置であって、
    第2共通経路上に配置された共通ローラを備え、
    前記共通ローラは、前記第2共通経路を搬送される原稿を外部に排出可能であって、かつ前記第2共通経路を搬送される原稿を前記反転経路に沿って搬送可能であることを特徴とする自動原稿送り装置。
  3. 請求項に記載の自動原稿送り装置であって、
    原稿を外部に排出するときと、原稿を前記反転経路に沿って搬送するときと、で前記共通ローラの回転方向が異なることを特徴とする自動原稿送り装置。
  4. 請求項1からまでの何れか一項に記載の自動原稿送り装置と、
    前記読取位置を通過する原稿の画像情報を読み取る読取部と、
    を備えることを特徴とする原稿読取装置。
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