JP5540372B2 - ファイル - Google Patents

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Description

本発明は、ファイルに係り、更に詳しくは、軸状をなす第1及び第2の綴じ部材の先端側を係り合わせて閉ループを形成する一方、第1及び第2の綴じ部材の係り合いを解除して閉ループを開放することで書類の加除を行うことのできる綴じ具を表紙体に一体化させたファイルに関する。
リングファイル等に用いられる綴じ具は、ファイルの背表紙長手方向に沿う所定長さのベースと、このベースの長手方向二箇所位置において、ベースの幅方向一端側に位置する第1の綴じ部材と、これら第1の綴じ部材の反対側に位置するとともに、第1の綴じ部材の先端部と係り合うように設けられた第2の綴じ部材とにより構成されている。第1及び第2の綴じ部材は、それらの基部側がベース内で回転可能に支持されており、これにより、第1の綴じ部材と第2の綴じ部材は、各先端部が係り合う閉ループ形成位置と、前記係り合いを解除する閉ループ開放位置との間で回転可能とされている。
特許文献1には、略半円状をなす半割杆と称する軸状の第1及び第2の綴じ部材を備えた綴じ具が開示されており、第1及び第2の綴じ部材の先端側を相互に係り合わせた状態で、略円形の閉ループが形成可能とされ、前記係り合わせを解除することで閉ループを開放する構成が採用されている。
特開2006−159913号公報
しかしながら、公知の綴じ具や、特許文献1に記載された綴じ具にあっては、第1及び第2の綴じ部材が閉ループ形成位置にある状態で、略円形のリング状をなすため、幅方向寸法が大きくなる傾向をもたらすものとなる。例えば、多数枚の書類を重ねて約22mm厚を綴じ込んだ場合、第1及び第2の綴じ部材によるリング内周径は約30mmで、外周径はリングの強度的軸径を考慮して約36mm程度に設計することがある。この場合、綴じ具の固定面を形成するファイルの背表紙内寸幅は36mm程度必要となり、それ以下の薄型ファイルとすることが困難になる、という不都合がある。
この場合、特許文献1に記載されたファイルのように、表表紙及び裏表紙の面内に長孔を設けて第1及び第2の綴じ部材の一部を受容可能として各表紙を略平行に綴じたときの厚み寸法を抑制することもできるが、背表紙幅をリング外周径よりも小さく設定した場合には、第1及び第2の綴じ部材の一部が表紙の外面より大きくはみ出してしまう、という不都合をもたらすこととなる。従って、第1及び第2の綴じ部材の一部が表紙の外面より突出しないようにするためには、背表紙の幅を一定限度に大きく設計せざるを得ない。
また、綴じ具に綴じられた多数枚の書類の反綴じ込み側端縁は、書類の厚み方向の中間に位置する書類の突出量を最大とする状態で、側面視で大きく山形になるため、これが前記側端縁への指先を引っ掛け難くして書類を捲り操作しづらくする要因となる。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、第1及び第2の綴じ部材を閉ループ形成位置としたときの幅方向に沿う寸法を抑制することができるファイルを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、前記幅方向に沿う寸法を抑制しても、従来タイプと実質的に同等の綴じ込み厚さを維持できるファイルを提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、書類の反綴じ込み側端縁位置が大きくずれることがないように保って書類の捲り易さを確保することのできるファイルを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、表紙体に取り付けられるベースと、当該ベースに回転可能に支持された複数の第1の綴じ部材と、前記ベースに回転可能に支持されるとともに、前記第1の綴じ部材の各先端部に係り合ってベースと相互に作用して閉ループを形成する一方、前記係り合いを解除することで閉ループを開放する複数の第2の綴じ部材とを備えた綴じ具を配したファイルであって、
前記表紙体は、前記綴じ具の固定面を形成する背表紙と、この背表紙の幅方向両端に連なる表表紙及び裏表紙を含み、
前記綴じ具は、前記背表紙に固定され、
前記表表紙及び裏表紙の面内には、表表紙と裏表紙とを略平行とする閉塞姿勢としたときに、第1及び第2の綴じ部材の一部を受容するとともに表表紙及び裏表紙の各外面側に表出する長孔が形成され、
前記背表紙は、前記表表紙及び裏表紙が前記閉塞姿勢にあるときに、前記閉ループを形成している綴じ部材の一部が表紙体の外面より突出しない幅に設定され、
前記第1及び第2の綴じ部材は、前記閉ループを形成した状態で、前記ベースから上方に向けられる基部と、当該基部に連なる起立軸部と、当該起立軸部の上方から内方に向けられて相対する綴じ部材の先端部まで延びる湾曲軸部とを含み、
前記基部は前記ベース上面から斜め外側に延びて上方に向けられており、前記起立軸部は、前記基部よりも外側で直線状ではなく内周側が半径25mm以上の円弧状に設けられるとともに、前記湾曲軸部は、内周側が半径10mm〜15mmの円弧状に設けられ、これら曲率が異なる前記起立軸部と前記湾曲軸部との境界を明確に区別できないように、前記起立軸部が前記湾曲軸部に連なるように構成されているものである。
また、本発明は、表紙体に取り付けられるベースと、当該ベースに回転可能に支持された複数の第1の綴じ部材と、前記ベースに回転可能に支持されるとともに、前記第1の綴じ部材の各先端部に係り合ってベースと相互に作用して閉ループを形成する一方、前記係り合いを解除することで閉ループを開放する複数の第2の綴じ部材とを備えた綴じ具を配したファイルであって、
前記表紙体は、前記綴じ具の固定面を形成する背表紙と、この背表紙の幅方向両端に連なる表表紙及び裏表紙を含み、
前記綴じ具は、前記背表紙に固定され、
前記第1及び第2の綴じ部材は、前記閉ループを形成した状態で、前記ベースから上方に向けられる基部と、当該基部に連なる起立軸部と、当該起立軸部の上方から内方に向けられて相対する綴じ部材の先端部まで延びる湾曲軸部とを含み、
前記基部は前記ベース上面から斜め外側に延びて上方に向けられており、前記起立軸部は、前記基部よりも外側で直線状ではなく内周側が半径25mm以上の円弧状に設けられるとともに、前記湾曲軸部は、内周側が半径10mm〜15mmの円弧状に設けられ、これら曲率が異なる前記起立軸部と前記湾曲軸部との境界を明確に区別できない程度に、前記起立軸部が前記湾曲軸部に連なるように構成されているものである。25mm未満では曲率が大きくなって幅寸法が大きくなり、また、書類を多数枚綴じたときの反綴じ込み側端縁が面方向にずれた状態で重なり合う傾向が高くなり、捲り操作しづらくなるためである。また、湾曲軸部の内周側の半径が10mm未満では、綴じられた書類の移動がスムースでなくなる傾向をもたらし、15mmを越えると、綴じ具の高さ方向の長さが大きくなりすぎるためである。
本発明によれば、綴じ具をファイルの背表紙に固定したときの、当該背表紙の幅を小さくした薄型化に寄与することができる。
更に、起立軸部の内周側が半径25mm以上の円弧状に設けられた綴じ具の場合、従来タイプに比べて緩やかな円弧となり、直線状の起立軸部を採用した場合に対し、極端に幅寸法が大きくなってしまうような不都合を回避しつつ、書類の移動をより一層滑らかなものとすることができる。
また、起立軸部に連なる湾曲軸部の内周側の半径を10mm〜15mmとした場合には、起立軸部と湾曲軸部との間で書類を移動させる動作を滑らかに行うことができ、書類の綴じ込み側を痛めてしまうおそれを低減することができる。
第1実施形態に係るファイルの要部概略斜視図。 綴じ具の概略斜視図。 第1及び第2の綴じ部材が閉ループを形成している状態を示す部分断面側面図。 前記閉ループが解除された状態を示す部分断面側面図。 (A)〜(C)は作用説明図 第2実施形態に係るファイルの要部概略斜視図。 第2実施形態に係る綴じ具の概略斜視図。 第2実施形態に係る第1及び第2の綴じ部材が閉ループを形成している状態を示す部分断面側面図。 第2実施形態に係る前記閉ループが解除された状態を示す部分断面側面図。 (A)〜(C)は第2実施形態の作用説明図
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
図1には、第1実施例に係る綴じ具がファイルに適用された場合の要部概略斜視図が示され、図2には、綴じ具の拡大斜視図が示されている。これらの図において、ファイル10は、中間に背表紙11を介して連なる表表紙12及び裏表紙13を備えた表紙体14と、背表紙11の内面に装着された綴じ具15とを備えて構成されている。ここで、表表紙12と裏表紙13の背表紙11寄りの面内には、綴じ具15の一部を受容する長孔12A、13Aが各表紙の幅方向に沿って直線状に形成されている。
前記綴じ具15は、背表紙11の上下(長手)方向に延びるとともに、当該背表紙11の内面にリベット17,17を介して固定されたベース18と、このベース18における表表紙12側の端部にそれぞれ支持された一対の第1の綴じ部材19,19と、ベース18の裏表紙13側の端部にそれぞれ支持されるとともに、第1の綴じ部材19,19の各先端部に係り合ってベース18と共に閉ループを形成する一対の第2の綴じ部材20,20とを備えて構成されている。ここで、綴じ具15を構成する各部材は、ステンレス等の金属材を用いて構成されている。
前記ベース18は、図3ないし図5にも示されるように、幅方向の中央部が最大高さとなる湾曲形状とされて下部開放型に設けられている。このベース18の長手方向両端側は段押しされて背表紙11への固定部21,21としてそれぞれ形成され、各固定部21,21の面内略中央部にはリベット穴22,22(図2参照)が形成されている。また、ベース18の長手方向二箇所において、短寸幅方向に沿う両側には第1及び第2の綴じ部材19,20の基部側を通過させる四つの長穴24が形成されている。各長穴24は、ベース18の短寸幅方向における中央部近傍から幅方向の側端部に亘って形成されており、これにより、第1及び第2の綴じ部材19,20の回転が許容されるようになっている。
前記第1の綴じ部材19及び第2の綴じ部材20は、図3及び図4に示されるように、対称形状に形成されている。従って、以下の説明においては、第1の綴じ部材19について説明するものとし、第2の綴じ部材20については同一符号を用いるものとし、当該第2の綴じ部材20の説明を省略する。
第1の綴じ部材19は、丸棒状の軸部材を用いて成形されたもので、ベース18内に位置する連結板30に連結された基部31と、当該基部31に連なる起立軸部32と、この起立軸部32に連なる湾曲軸部33とからなる。基部31は、連結板30から起立軸部32の下端との間の領域を形成し、図3に示す状態、すなわち第1及び第2の綴じ部材1920の各先端側が係り合う閉ループ形成位置において、ベース18の上面から斜め外側に延びて上方に向けられている。基部31の上端すなわち起立軸部32との境界とベース18の下端との長さL1は、10mmである。
起立軸部32の長さL2は、14mmに設定されており、湾曲軸部33は、閉ループ形成位置における長さL3が10.7mmに設定され、背表紙11の内面から上端までの長さLは34.7mmに設定されている。
湾曲軸部33は、その内周側の半径Rを11mmとする円弧状部を含み、その先端領域は、略水平姿勢となるように形成されている。
更に、閉ループ形成位置において、第1及び第2の綴じ部材19,20の最大幅W1は30mmであり、内周側の幅W2は24.6mmとされている。
背表紙11の幅W3は28mmとされている。なお、ここで言う背表紙11の幅W3は、表裏の表紙12、13を平行にしたときの、これら表紙内面間距離について用いられる。
第1及び第2の綴じ部材19,20は、それらの先端側が互いに係り合う構造を介して閉ループ形成位置(図3参照)を保ち、その係り合いを解除することで、閉ループ開放位置(図4参照)を保つようになっている。すなわち、ここでは詳細構造を省略しているが、前記ベース18内の連結板30は、相対角度が変位可能となる状態でばねを介して相互に組み合わされており、これら連結板30の相対角度変位によって、第1及び第2の綴じ部材19、20の回転方向における力の向きが切り換えできる公知の構造が採用されている。
第1実施形態における綴じ具15を用いて綴じ込まれた書類Pは、例えば、図5(A)に示される姿勢として閲覧することができる。同図は、多数枚の書類Pを重ね合わせて厚みが約22mmとした場合の例を示している。この図から明らかなように、書類Pの綴じ込み側端縁P1と反綴じ込み側端縁となる外側端縁P2は若干湾曲しているが、直線状の起立軸部32の存在によって略上下方向に揃う状態に保たれる。従って、外側端縁P2に指先を引っ掛け易くして書類Pの捲り操作を容易に行うことができる。
また、市販のパンチによる穴径で綴じ穴が形成された書類Pを全体的に移動若しくは捲り操作する場合には、図5(B)に示されるように、湾曲軸部33の内周側半径を11mmに設定していることで、書類Pの綴じ穴との摩擦抵抗が過大になることはなく、第1及び第2の綴じ部材19,20に沿う書類Pの移動に支障をきたすこともない。
更に、図5(C)に示されるように、表表紙12と裏表紙13とが相互に略平行となるように表紙体14を閉じたときに、前記起立軸部32が長孔12A、13Aから突出することなく保たれ、また、書類Pの外側端縁P2の中央部が表紙体14の自由端より外側に突出することがなく、従って、表裏の表紙12、13の幅寸法を拡大する必要も生じない。つまり、書類PのサイズをA4又はB5と仮定したときに、A4又はB5サイズの用紙の綴じ込みに適合する表紙幅を備えた市販のファイル表紙体と同一サイズのものを利用することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図6ないし図10を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態と同一若しくは同等の部分については同一符号を用いるものとし、必要に応じて説明を省略若しくは簡略にする。
第2実施形態は、起立軸部32が、その内周側の半径を25mmとした円弧状に設けられ、内周側の半径が11mmとなる湾曲軸部33に連なるように構成した点に特徴を有する。そのため、第2実施形態は、閉ループ形成位置において、第1及び第2の綴じ部材19,20の最大幅W1が31.4mmに設定され、内周側の幅W2は26mm、全長Lは34.7mmに設定されている。背表紙11の幅W3は29.4mmとされている。なお、第2実施形態は、起立軸部32が直線状でないため、基部32と湾曲軸部33との境界を明確に区別できないが、ここでは、実施形態を理解する上の便宜から、第1実施形態に対応する寸法L1、L2,L3は、それぞれ10mm、14mm、10.7mmとする。
その他の構成は、実質的に第1実施形態と同様である。
このような第2実施形態においては、第1実施形態における綴じ具15に比べて幾分大きくなるだけで第1実施形態の綴じ具15と実質的に同様の作用、効果を得ることができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施例に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施例に対し、形状、材質、数量、位置若しくは配置等に関して当業者が様々な変更を加えることができるものである。
従って、既に開示した形状等の限定をした記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に示したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状等の限定を一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、多数枚の書類Pを重ね合わせて22mmを最大厚さとした場合の、当該書類Pの動作をスムースに行えるようにした場合について示したが、最大厚みを更に大きくする場合、或いは、小さくする場合、すなわち、綴じ込みできる枚数を増減して適合可能とする場合には、第1及び第2の綴じ部材19,20を相似形状等に設けることで対応可能となる。
また、前記実施形態における第1及び第2の綴じ部材19、20は、各2個ずつ設けたが、増加することを妨げない。
10 ファイル
11 背表紙
12 表表紙
12A、13A 長孔
13 裏表紙
14 表紙体
15 綴じ具
18 ベース
19 第1の綴じ部材
20 第2の綴じ部材
32 起立軸部
33 湾曲軸部

Claims (2)

  1. 表紙体に取り付けられるベースと、当該ベースに回転可能に支持された複数の第1の綴じ部材と、前記ベースに回転可能に支持されるとともに、前記第1の綴じ部材の各先端部に係り合ってベースと相互に作用して閉ループを形成する一方、前記係り合いを解除することで閉ループを開放する複数の第2の綴じ部材とを備えた綴じ具を配したファイルであって、
    前記表紙体は、前記綴じ具の固定面を形成する背表紙と、この背表紙の幅方向両端に連なる表表紙及び裏表紙を含み、
    前記綴じ具は、前記背表紙に固定され、
    前記表表紙及び裏表紙の面内には、表表紙と裏表紙とを略平行とする閉塞姿勢としたときに、第1及び第2の綴じ部材の一部を受容するとともに表表紙及び裏表紙の各外面側に表出する長孔が形成され、
    前記背表紙は、前記表表紙及び裏表紙が前記閉塞姿勢にあるときに、前記閉ループを形成している綴じ部材の一部が表紙体の外面より突出しない幅に設定され、
    前記第1及び第2の綴じ部材は、前記閉ループを形成した状態で、前記ベースから上方に向けられる基部と、当該基部に連なる起立軸部と、当該起立軸部の上方から内方に向けられて相対する綴じ部材の先端部まで延びる湾曲軸部とを含み、
    前記基部は前記ベース上面から斜め外側に延びて上方に向けられており、前記起立軸部は、前記基部よりも外側で直線状ではなく内周側が半径25mm以上の円弧状に設けられるとともに、前記湾曲軸部は、内周側が半径10mm〜15mmの円弧状に設けられ、これら曲率が異なる前記起立軸部と前記湾曲軸部との境界を明確に区別できないように、前記起立軸部が前記湾曲軸部に連なるように構成されていることを特徴とするファイル。
  2. 表紙体に取り付けられるベースと、当該ベースに回転可能に支持された複数の第1の綴じ部材と、前記ベースに回転可能に支持されるとともに、前記第1の綴じ部材の各先端部に係り合ってベースと相互に作用して閉ループを形成する一方、前記係り合いを解除することで閉ループを開放する複数の第2の綴じ部材とを備えた綴じ具を配したファイルであって、
    前記表紙体は、前記綴じ具の固定面を形成する背表紙と、この背表紙の幅方向両端に連なる表表紙及び裏表紙を含み、
    前記綴じ具は、前記背表紙に固定され、
    前記第1及び第2の綴じ部材は、前記閉ループを形成した状態で、前記ベースから上方に向けられる基部と、当該基部に連なる起立軸部と、当該起立軸部の上方から内方に向けられて相対する綴じ部材の先端部まで延びる湾曲軸部とを含み、
    前記基部は前記ベース上面から斜め外側に延びて上方に向けられており、前記起立軸部は、前記基部よりも外側で直線状ではなく内周側が半径25mm以上の円弧状に設けられるとともに、前記湾曲軸部は、内周側が半径10mm〜15mmの円弧状に設けられ、これら曲率が異なる前記起立軸部と前記湾曲軸部との境界を明確に区別できない程度に、前記起立軸部が前記湾曲軸部に連なるように構成されていることを特徴とするファイル。
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