JP5537746B2 - 挿入装置 - Google Patents

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Description

本発明は、湾曲部の湾曲操作を行うための操作部を備える挿入装置に関する。
一般的な挿入装置として公知な内視鏡装置は、挿入部先端側に湾曲部が配置され、その先端面には、撮像部や種々の処置具を挿通する鉗子孔等が設けられている。先端面は、例えば、撮像部の撮像視野内に所望する観察対象が入るように湾曲操作される。この湾曲操作は、挿入部の基端側に設けられた操作部のアングルノブを回動させることで行っている。
例えば、実開平05−041501号公報に記載される操作部は、2つのノブが重ねられて操作部本体に配置された構成が開示されている。これらのノブのうち、本体上には、上下(up/down)方向に湾曲操作するために、ある角度範囲内で回動させるUDノブが配置され、そのUDノブの外側には、UDノブよりも小径で左右(left/right)方向に湾曲操作させるために回動させるRLノブが配置され、互いに同じ回動中心となるように構成されている。
内視鏡装置は、通常、両手操作であり、観察者は、操作部を片手(通常は左手)に持ち、これらのUDノブ及びRLノブを指により回動操作し、あとの片手(右手)は、挿入部を持ち、湾曲操作と合わせて、挿入部先端の進退や回転を行っている。
この実開平05−041501号公報におけるUDノブ及びRLノブは、周縁に複数の円弧形状の切り欠きが設けられた多角形、例えば、星型形状を成し、指の掛かりがよい形状が採用されている。また、特開2009−153959号公報には、円筒形状の第1,2のノブが提案されている。
実開平05−041501号公報 特開2009−153959号公報
前述したように、挿入装置である内視鏡装置の操作部は、基本的には片手で把持し、その片手の指によるノブ操作を行うことが好ましい。このような操作は、熟練度が上がれば難しい操作ではない。しかしながら、観察者が操作に不慣れな場合や、個人差により操作部の把持部分の大きさが手の大きさに僅かに適合していない場合、回動させるための指の力が上手く外側のRLノブに伝わらず、もう片方の手を挿入部から離して、又は一時的に他者に挿入部の把持を委託して、ノブ操作を行う事態がある。
また、内視鏡装置の挿入部は、表面がゴムや樹脂材料による弾性を有する部材により被覆されている。この湾曲部においては、観察者がノブを回動させると、ワイヤ等を牽引する力が働き、被覆部材が伸縮した状態で湾曲している。つまり、湾曲部には、被服部材の弾性力等により、湾曲した状態から元の伸長した状態に戻ろうとする力が働いている。従って、観察者がノブから手を離してフリー状態にさせた場合には、湾曲部は湾曲した状態から中途半端な位置まで徐々に伸長するように変形し、観察対象が撮像視野から外れてしまう。UDノブの外周近傍に固定保持するための固定機構も備えているが、その都度、ノブを固定操作しなければならない。また、RLノブの固定機構は、その多くがRLノブ上に配置されているため、挿入部を持つ片手を離して固定操作することとなる。
観察者からは、ノブ操作の際に挿入部から手を離さずに、ノブの回動に合わせて、挿入部の先端部に対してより細かな進退や回転を行わせるためには、観察者自身で挿入部を移動することが要望されている。この点から観ても、操作部の2つのノブは、片方の手で湾曲動作できることが望ましい。
本発明に従う実施形態は、第1の軸方向及び該第1の軸方向と直交する第2の軸方向に湾曲する湾曲部が設けられた挿入部と、第1の回転軸を有し、前記湾曲部を前記第1の軸方向に湾曲させる操作入力が入力されると前記第1の回転軸を中心に回転する第1の回転体と、前記湾曲部に固定され、牽引されると共に前記湾曲部を前記第1の軸方向に湾曲させるように構成された第1のワイヤと、前記第1の回転軸に連結され、前記第1の回転体の回転に連動して前記第1のワイヤを牽引する第1の牽引機構と、前記第1の回転軸と同軸に設けられた第2の回転軸を有し、前記第2の回転軸に連結され、前記湾曲部を前記第2の軸方向に湾曲させる操作入力が入力されると前記第1の回転軸を中心に回転する第2の回転体と、前記湾曲部に固定され、牽引されると共に前記湾曲部を前記第2の軸方向に湾曲させるように構成された第2のワイヤと、前記湾曲部を前記第2の軸方向に湾曲させる駆動力を発生する駆動源と、前記第2の回転軸に対して独立して回転し、回転に伴って前記第2のワイヤを牽引するように前記第2のワイヤが取り付けられた回転部位を有し、前記駆動源が前記駆動力を発生させることに連動して前記回転部位を回転させることで前記第2のワイヤを牽引する第2の牽引機構と、前記第2の回転体の回転量を検出する回転量検出器と、前記回転量検出器が検出した前記回転量に基づき、前記湾曲部を前記第2の軸方向に湾曲させる駆動信号を前記駆動源に出力する制御部と、を有する挿入装置を提供する。
本発明によれば、片手で把持し、その片手の指により湾曲部を湾曲させるためのノブ操作が容易にでき、且つ挿入部の湾曲状態を維持することができる操作部を備える挿入装置を提供することができる。
図1は、第1の実施形態に係る挿入装置の操作部を含む概念的なシステム全体の構成を示す図である。 図2は、第1の実施形態の操作部を片手で把持し、ノブ操作している状態を示す図である。 図3Aは、操作部のノブの構成例を示す図である。 図3Bは、操作部のノブの構成例を示す図である。 図3Cは、操作部のノブの構成例を示す図である。 図4Aは、操作部のノブ内に設けられた中立位置復帰機構の概念的に構成を示す図である。 図4Bは、操作部のノブ内に設けられた中立位置復帰機構の概念的に構成を示す図である。 図4Cは、操作部のノブ内に設けられた中立位置復帰機構の概念的に構成を示す図である。 図4Dは、中立位置復帰機構をRLノブ内に設けた場合の構成を示す図である。 図4Eは、中立位置復帰機構をRLノブ内に設けた場合の構成を示す図である。 図4Fは、中立位置復帰機構をRLノブ内に設けた場合の構成を示す図である。 図5は、湾曲速度調整部を搭載する操作部の外観構成を示す図である。 図6Aは、操作部に設けられる湾曲速度調整スイッチの構成例を示す図である。 図6Bは、操作部に設けられる湾曲速度調整スイッチの構成例を示す図である。 図6Cは、操作部に設けられる湾曲速度調整スイッチの構成例を示す図である。 図6Dは、操作部に設けられる湾曲速度調整スイッチの構成例を示す図である。 図6Eは、操作部に設けられる湾曲速度調整スイッチの構成例を示す図である。 図7は、状態保持機構を搭載する操作部の外観構成を示す図である。 図8は、操作部内に設けられる状態保持機構の構成例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、一実施形態に係る挿入装置の操作部を含む概念的なシステム全体の構成を示す図である。図2は、第1の実施形態の操作部を片手で把持し、ノブ操作している状態を示す図である。
本システムは、主として、挿入装置である内視鏡本体1と駆動制御装置6とで構成される。内視鏡本体1は、管腔内に挿入される挿入部3と、挿入部3の先端側に設けられた湾曲部4と、挿入部3の基端側に設けられた操作部2と、照明光の導光路であるライトガイドファイバ(又は、光ファイバケーブル)及び信号ケーブル等を含むユニバーサルケーブル5とで構成される。湾曲部4の先端面には、撮像部(対物レンズ)15及び照明光の照射窓16が配置されている。他にも、図示していないが、鉗子等の処置具を挿通するための基端側から先端側に貫通する貫通孔が開口され、さらに、対物レンズ15を洗浄するための洗浄ノズルも配置されている。
駆動制御装置6は、撮像部15により撮像された観察対象の映像信号に種々の画像処理を施す画像処理部7と、ライトガイドファイバ(図示せず)を通じて照射窓16から照射する照明光を発生するユニバーサル光源部8と、撮像部15や操作部2内に設けられた構成部位の駆動制御を含む内視鏡装置全体の制御を行う制御部9と、操作部2内に設けられた後述するモータを駆動するための駆動電源を供給するモータ駆動部12と、で構成される。さらに、画像処理部7に処理された観察対象の画像を表示するモニタ14と、図示されないキーボード等の入力装置を備えている。尚、後述するRLノブ11による湾曲動作が手動式の場合には、モータ駆動部12は、備える必要はない。
図1及び図2において、操作部2の操作部本体は、把持し易いバット状の長方体形状を成し、上側面にはユニバーサルケーブル5が接続され、下端には、湾曲部4の基端部が連結されている。また、正面上側には、星形形状を成し、第1の軸方向である上下(up/down)方向に湾曲操作するために回動させるUDノブ(第1の操作部)10が配置される。そのUDノブの外側中央には、円筒形状を成し、第1の軸方向と直交する第2の軸方向である左右(left/right)方向に湾曲操作させるために回動させるRLノブ(第2の操作部)11が配置される。UDノブ10及びRLノブ11は、互いに同じ回動中心位置となるように構成されている。
図示していないが、湾曲部4内には、複数のワイヤが配線され、各ワイヤの一端側は、湾曲部4を構成する複数の湾曲駒のそれぞれに連結し、他端側が操作部2内に配置された図示しないプーリーに掛けられている。本実施形態では、操作部本体内に、複数のプーリーとワイヤにより構成される湾曲機構を有し、ノブの回動と連動してプーリーを回転させることにより、ワイヤを牽引することで湾曲駒を引き、湾曲部4が湾曲する。
本実施形態のUDノブ10は手動式である。操作部2内において、上下方向に屈曲駆動するためのプーリーは、UDノブ10の回転軸に連結され、ノブの回動操作に応じて回転し、ワイヤを牽引する。尚、UDノブ10とプーリーの間に、ギヤ(図8の符号55)を介在させて、ノブの回動操作とプーリーの回転の動作比を調整してもよい。また、本実施形態のRLノブ11が手動式であれば、UDノブ10と同等の構成を有する。
本実施形態のRLノブ11がモータを駆動源とする電動式であった時の構成について説明する。操作部2内において、左右方向に屈曲駆動するためのプーリーには、図示しないモータ(又は、モータ駆動源)がギヤを介在させて歯合するように、搭載されている。つまり、モータは、湾曲部4を左右方向に湾曲させる駆動力を発生し、プーリーを回転させて、ワイヤを牽引する。RLノブ11は、モータに印加する電源を調整するためのスイッチ、例えば、ロータリースイッチとして機能する。従って、ノブの僅かな回動操作により、回動量に応じて、モータに供給される電圧(又は、電流)を調整して、モータ駆動を制御する。例えば、回転角度を検出する回転検出部(ポテンショメータ、エンコーダ等)を用いて、RLノブ11の回転軸回りの回転角度を検出し、制御部9は、この回転角度に応じて、湾曲部4を左右方向へ湾曲させるための電圧(又は電流)を駆動信号としてモータに出力する。尚、モータの駆動制御においては、観察者がRLノブ11を急激に回動させてしまった場合であっても、その操作には時間的に追従せず、緩慢とした湾曲動作となるように、制御部9により制御されている。
操作部2は、図2に示すように、片手(ここでは、左手)13の親指(第1指)がUDノブ10及びRLノブ11に掛かり、本体裏面側を回り込んだ中指(第3指)、薬指(第4指)及び小指(第5指)が操作部本体を握り持ち、図示しない人差し指(第2指)が本体裏面側に宛がわれて把持状態を安定させている。尚、図1及び図2には、図示していないが、操作部に吸引ボタンや送気送水ボタンが設けられていた場合には、人差し指がそれらの操作を担当している。
本実施形態のUDノブ10は、外周側から回動中心に向かう複数の凹曲形状(弧形)に切り欠かれた窪みを有する円盤形状を成している。これらの窪みは、親指の付け根部分が密着するのに適した曲率(ここでは、曲面の曲がりの程度を示唆する)と大きさに形成されている。また、操作部本体に対するRLノブ11の回動中心位置は、この窪みの最も深い部分が操作部本体の側面の位置と一致又は、その近傍となるように位置決めされている。これは、親指の付け根部分が窪みの最も深い部分に当接していることで、親指の可動範囲を最大限に利用するためである。
さらに、RLノブ11の回動中心位置の設定は、UDノブ10を乗り越えた親指の可動範囲内にRLノブ11が操作可能に存在することも必要である。この親指の可動範囲を基準として、UDノブ10の径や厚さ、及び回動位置が決定され、加えてRLノブ11の径と側面の高さも決定される。これらの詳細な数値は、設計事項である。尚、図2では、5つの窪み(凹曲形状)が形成された所謂、星形形状を示しているが、窪みの数が限定されるものではない。
この把持状態において、親指は、指の付け根と第1関節との間の第2指接(基接)がUDノブ10に掛かり、第1関節から先の第1指接(末接)の腹部分から指先がRLノブ11に掛かるように把持している。即ち、親指がUDノブ10を回り込み、指先がRLノブ11に掛かっている状態である。この親指によるUDノブ10及びRLノブ11の操作は、第2指接をUDノブ10に掛けて、付け根部分を振ることにより、UDノブ10を回動させる。このとき、後述する保持機構によりRLノブ11を状態保持すれば、RLノブ11から指が離れたとしても、湾曲部の左右方向の湾曲状態は保持される。また、RLノブ11は、親指の第1指接の腹部分又は指先を掛けて、第1関節を曲げ伸ばしすることで回動される。
図3は、RLノブ11の形状の変形例を示している。
図3Aに示すRLノブ21は、前述したRLノブ11の円筒側面の全表面に、滑り止め用の凹凸ラインを形成又は、溝ラインを切った構成である。図3Bに示すRLノブ22は、RLノブ11の円筒側面が凸曲面の樽形状を成し、滑り止め用の凹凸ラインを形成又は、溝ラインを切った構成である。図3Cに示すRLノブ23は、RLノブ11の円筒側面が凹曲面の所謂、鼓形状を成し、滑り止め用の凹凸ラインを形成又は、溝ラインを切った構成である。滑り止め加工においては、凹凸ライン又は溝ライン以外でも、円筒側面上に多数の微小なドット状突起部を形成してもよい。反対に、円筒側面上に多数の微小な孔を形成してもよい。他には、RLノブ21の円筒側面をゴム等の滑り難い部材により覆ってもよい。但し、洗浄や滅菌に耐え得る部材である必要がある。
以上のように、RLノブに滑り止め加工を施すことにより、指の掛かりがよくなり、細かな操作が容易になる。また、指の当接面を凸曲面に形成することにより、指の押圧がポイント的になり、RLノブ22を回動し易くする。また、指の当接面を凹曲面に形成することにより、指の接触面的が大きくなり、軽い押圧でRLノブ22を回動させることができる。
図4A〜4Fは、操作部のUDノブ10内に設けられた中立位置復帰機構の概念的に構成を示す図である。尚、図4Bは、図4Aにおける線分A−Aにおける断面構成を示している。尚、前述したRLノブ11,21,22,23においても、UDノブ10内に設けた中立位置復帰機構の同等な機構を設けることができ、ここでは、UDノブ10を一例として説明する。ここで、湾曲部の中立位置とは、湾曲部が略直線的に伸長している状態となる位置をいい、本実施形態では、この中心位置を含めた予め定めた範囲(後述する中位領域:狭幅溝32c)として設定している。
観察者は、管腔内に挿入部を挿入し、UDノブ10を反復回動させて、繰り返しノブ操作を行っていた場合、挿入部の湾曲部における現在の屈曲状態が把握できなくなる。そこで、湾曲部が中立位置、即ち、直線的に伸長した状態に復帰させるための機構が必要となっている。
この中立位置復帰機構は、図4A,4Bに示すように、操作部本体と対向する面側で、UDノブ10内に回転軸31を中心とする環状溝32を形成する。この環状溝32には、一部分で幅を狭めた中位領域即ち、湾曲部4が略直線的に伸長した状態となる範囲(遊び領域)として、狭幅溝32cが形成される。この狭幅溝32cの範囲中央位置で、操作部2の本体側に柱状の固定ピン33が立設されている。この固定ピン32の位置で湾曲部の中央位置が規定される。さらに、環状溝32内の端部32a,32bには、移動球体34,35が配置され、これらの球体間で、伸長するように付勢するコイルバネ36が環状溝32内に嵌め込まれている。
このような構成において、図4Cに示すように、回転軸31を中心として、UDノブ10を矢印の方向に回動させた場合、移動球体35は端部32aに押されて一体的に移動する。一方、移動球体34は、端部32bが回動すると共に、コイルバネ36に押されて固定ピン33に当接し、停止した状態となる。このため、UDノブ10を回動させるほど、コイルバネ36が縮退されて、付勢力が増大する。ここで、UDノブ10から手を離すと、コイルバネ36の付勢力により、移動球体35を端部32aと共に、矢印とは反対方向に押し戻して、図4Aに示す状態に復帰する。本実施形態で採用するコイルバネ36は、大幅に縮められた場合でも、緩慢に伸長するように、材質の選択及びバネ特性等が考慮されて形成されている。そして、UDノブ10は、湾曲部4が中立状態(略直線となる状態)となることに相当する中立位置を有し、湾曲部4が上下方向に湾曲された後、手を離されたUDノブ10の回転位置から、上記中立位置復帰機構が発生する上記中立位置復帰機構に設けられた弾性部材(コイルバネ36、渦巻きバネ等)が発生するUDノブ10を中立位置に復帰させる復帰力(コイルバネ36が発生する付勢力等)の作用を受けて、UDノブ10の中立位置に向かって緩やかに復帰する。これに伴い、上下方向に湾曲していた湾曲部4は、中立状態へ緩やかに復帰する。
図4D〜4Fは、上述した中立位置復帰機構をRLノブ11内に設けた場合の構成を示す図である。図4D〜4Fにおける中立復帰機構の構成要素は、図4A〜C記載した中立復帰機構の構成要素と同じ構成要素に加え、固定部材38と回転軸37が追加される。固定部材38は、固定ピン33を操作部2の本体側に対して固定する。回転軸37はRLノブ11に固定され、RLノブ11の回転と共に回転する。
図4Fに示すように、回転軸31は固定部材38を挿通可能な孔が設けられている。また固定部材38にも回転軸37を挿通可能な孔が設けられている。回転軸31の孔に固定部材38は挿通され、一端が操作部の本体側に対して固定される。操作部2の本体側に固定された固定部から延出しUDノブ10に回転軸31に沿って設けられた孔に挿通されてUDノブ10から突出した固定部材38には、狭幅溝32cに嵌合可能な固定ピン33が設けられている。つまり、固定ピン33は操作部2に対して固定部材38を介して固定されていることになる。そして、回転軸37は固定部材38の孔に挿通され、固定部材38の孔の内周面に対して回転可能に操作部2の本体側に取り付けられている。固定部材38は、前記RLノブ11が中立位置にある際に固定ピンが狭幅溝32cの中央位置に位置するように固定ピン33を固定している。
図4Eに示すように、固定部材38には回転軸37を中心として、RLノブ11を矢印の方向に回動させた場合、移動球体35は端部32aに押されて一体的に移動する。一方、移動球体34は、端部32bが回動すると共に、コイルバネ36に押されて固定ピン33に当接し、停止した状態となる。このため、RLノブ11を回動させるほど、コイルバネ36が縮退されて、付勢力が増大する。ここで、RLノブ11から手を離すと、コイルバネ36の付勢力により、移動球体35を端部32aと共に、矢印とは反対方向に押し戻して、図4Dに示す状態に復帰する。本実施形態で採用するコイルバネ36は、大幅に縮められた場合でも、緩慢に伸長するように、材質の選択及びバネ特性等が考慮されて形成されている。そして、RLノブ11は、湾曲部4が中立状態(略直線となる状態)となることに相当する中立位置を有し、湾曲部4が左右方向に湾曲された後、手を離されたRLノブ11の回転位置から、上記中立位置復帰機構に設けられた弾性部材(コイルバネ36、渦巻きバネ等)が発生するRLノブ11を中立位置に復帰させる復帰力(コイルバネ36が発生する付勢力等)の作用を受けて、RLノブ11の中立位置に向かって緩やかに復帰する。これに伴い、左右方向に湾曲していた湾曲部4は、中立状態へ緩やかに復帰する。
以上説明したように、本実施形態によれば、内視鏡の操作部を把持する片手の親指操作により、UDノブ10及びRLノブ11の両方の回動操作を容易に且つ同時に行うことができる。またRLノブ11は、モータの電気的スイッチとして機能する構成部位であるため、手動用RLノブに比べて、回動動作が軽負荷となり、第1指接又は、指先にて容易に操作を行うことができる。従って、上述した中立位置復帰機構は湾曲部4を駆動させるための電気的スイッチに対して設けることが好適である。
以上、UDノブ10及びRLノブ11のそれぞれについて中立位置復帰機構を設けた構成について説明したが、図1、図2の実施形態のように、上下方向に手動で湾曲部4を湾曲させるUDノブ10と、左右方向に電動で湾曲部4を湾曲させる電気的スイッチとして機能するRLノブ11が設けられた内視鏡の場合においては、特にRLノブ11に中立位置復帰機構を設けることが好適である。RLノブ11のみに上述した中立位置復帰機構を設けるだけでも観察者による湾曲部の湾曲状態の推定を容易とすることが可能である。また、UDノブ10及びRLノブ11のそれぞれに中立位置復帰機構を設けた場合には、観察者がUDノブ10及びRLノブ11を反復的な回動を繰り返して行ったとしても、ノブを手放すことにより、緩慢に湾曲部が中立位置である直線的に伸長した状態に復帰することができる。これにより、観察者は、湾曲部の湾曲状態を容易に推定することができる。
図5は、湾曲速度調整部を搭載する操作部の外観構成を示す図である。図6A〜Eは、操作部に設けられる湾曲速度調整スイッチの構成例を示す図である。本実施形態は、操作部2及び制御部9に、モータに対する速度調整部を設けて、湾曲部3の湾曲速度を制御する構成である。
これまでの内視鏡装置の湾曲部3における湾曲速度の制御は、ユニバーサル光源部8又は制御部9に設けられた速度調整用スイッチを操作して行っている。このため、観察者自身であれば、観察を中断してスイッチ操作する、又はスイッチの近傍に存在するスタッフにその都度、指示を出すこととなり、手間が掛かる上、その操作に時間を費やす事態も想定される。
図5に示すように、操作部2のUDノブ10の下方に、モータの回転速度を速める又は遅くする指示を行う湾曲速度調整スイッチ41,42を設けている。これらのスイッチ41,42は、ユニバーサルケーブル5を経て制御部9に配線接続される。スイッチ操作を受けた制御部9は、モータ駆動部12を制御して、操作部本体内に設けられたモータの回転を調整することで、湾曲速度が制御される。これらのスイッチ41,42は、いずれも押下されなければ、予め設定されたモータの回転速度(初期回転速度)で駆動される。
これらのスイッチ41,42においては、例えば、スイッチ41を押すことで、押下時間(カウント時間)に応じて、モータの回転速度がリニアに減速され、反対に、スイッチ42を押すことで、押下時間に応じて、モータの回転速度がリニアに加速される。いずれのスイッチ41,42も手を離した時には、予め設定されたモータの回転速度に復帰する。
又は、このような速度調整方法以外として、いずれのスイッチ41,42も手を離した時には、その時の加速された又は減速されたモータの回転速度が維持される。スイッチ41により回転速度が変更された場合には、スイッチ42の押下でリセットされて、初期回転速度に復帰するように設定してもよい。反対に、スイッチ42により回転速度が変更された場合には、スイッチ41の押下でリセットされて、初期回転速度に復帰してもよい。これらの速度調整方法は、制御部のプログラムを変更することにより、種々の方法が適用できる。
図6A〜Eは、操作部に設けられる湾曲速度調整スイッチの構成例を示す図である。以下に説明する湾曲速度調整スイッチは、基本的には、モーメンタリ動作するスイッチを採用している。尚、湾曲速度即ち、モータの回転速度の加減調整は、加速度が予め設定された範囲内で行われ、速度の上下限が制限されている。
図6Aに示すスイッチ43,44は、押しボタン型スイッチである。これらのスイッチは、前述したスイッチ41,42と同等であり、それぞれ回転速度の加速スイッチ43と減速スイッチ44となる。勿論、反対に入れ替えた位置に配置されてもよい。
図6Bに示すスイッチ45は、中央で支持されて揺動(シーソー動作)する、所謂、ロッカー型スイッチであり、両端とも押し込みでオンし、図示するように、通常が中立位置でオフ状態である。このスイッチ45は、例えば、スイッチ端45a側の押し込みにより、押下時間(カウント時間)に応じて、モータの回転速度がリニアに減速され、反対に、スイッチ端45b側の押し込みにより、押下時間に応じて、モータの回転速度がリニアに加速される。いずれのスイッチ端45a,45bも手を離した時には、図示しない付勢部材により図6Bの中立位置に戻り、予め設定されたモータの回転速度に復帰する。
図6Cに示すスイッチ46は、スライドスイッチである。このスライドスイッチ46は、例えば、レバー46aをスライド端46b側に摺動させた場合は、その寄せた時間(カウント時間)に応じて、モータの回転速度がリニアに減速され、反対に、スライド端46c側に摺動させた場合には、その寄せた時間に応じて、モータの回転速度がリニアに加速される。レバー46aから手を離した時には、図示しない付勢部材により図6Cに示す中立位置に戻り、予め設定されたモータの回転速度に復帰する。この例では、スライドスイッチを端まで寄せた時間で回転速度を加減速したが、中央位置からスライドした位置までの距離に応じて回転速度を調整してもよい。
図6Dに示すスイッチ47は、ロータリー型スイッチである。このスイッチ47は、例えば、円盤形状の回転部が操作部2内側で回転可能に支持され、その回転部の一部が露呈するように構成されている。スイッチ47の側面は、凹凸ラインによる滑り止め加工が施されている。
このスイッチ47は、例えば、回転部をCW方向(時計回り方向)に回転させた場合、その回転量に応じて、モータの回転速度がリニアに減速される。反対に、回転部をCCW方向(反時計回り方向)に回転させた場合、その回転量に応じて、モータの回転速度がリニアに加速される。回転部から手を離した時には、図示しない付勢部材により図6Dに示す中立位置に戻り、予め設定されたモータの回転速度に復帰する。
図6Eに示すスイッチ48は、一対の電極を対向配置する公知な感圧スイッチを並べたタッチ型スイッチである。このスイッチ48は、例えば、感圧部(スイッチ部)48aにタッチした場合、その接触時間に応じて、モータの回転速度がリニアに減速される。反対に、感圧部48bにタッチした場合、その接触時間に応じて、モータの回転速度がリニアに加速される。感圧部48a,48bから手を離した時には、スイッチがオフ状態となり、予め設定されたモータの回転速度に復帰する。
以上説明したように、本実施形態によれば、操作部2に湾曲速度調整スイッチを配置したことにより、観察者は、所望する湾曲速度に調整することができ、観察対象の探索や注目して観察したい場合など、観察状況に応じて、好適な移動速度に設定することができる。
また、湾曲速度調整スイッチを操作部2の操作部2のUDノブ10の下方に配置したことにより、操作部2を把持している状態の下に第3指により操作を行うことができる。
図7は、湾曲状態の保持機構を搭載する操作部の外観構成を示す図である。図8は、操作部内に設けられる保持機構の概念的な構成例を示す図である。
前述した中立位置復帰機構が設けられたUDノブ10及びRLノブ11は、ノブから手を離すと、自動的に湾曲部が中立位置に復帰される。観察者は、内視鏡観察を実施した際に、一時的に湾曲状態を固定させて、観察画像を見る状況も生じている。この場合、UDノブ10及びRLノブ11に掛けている親指を動かさないように維持せざるを得ない。
そこで、図7及び8に示す保持機構を操作部内に設ける。図8に示すように、操作部2の側面(ユニバーサルケーブル5が連結する面の反対面)の上部に、UDノブ10及びRLノブ11をそれぞれ固定する押下式ロックボタン51,52が並設されている。
これらのロックボタン51,52は、押し込んだ際に、UDノブ10及びRLノブ11の回動軸に回転しないようにロックする機能を有している。
図8に示すように、例えば、ロックボタン51自体は、樹脂材料により成形された操作面51a及び軸部51bと、軸部51bに取り付けられたゴム等の弾性材料からなる係止部51cとで形成される。操作面51a及び軸部51bと一体的に樹脂成形されている。操作部2の外装部材から露呈している部分で操作面51aの下方は、軸部51bにバネ53が嵌め込まれ、カバー54で覆われている。ロックボタン52も同様に、操作面52a、軸部52b及び係止部52cで構成され、バネ53とカバー54が設けられている。
この構成において、図8に示すように、ロックボタン52を指で押し込むと、バネ53を縮めて、係止部52cがRLノブ11の回動軸11aに押し付けられる。係止部52cは、弾性的に変形して回動軸11aに密着し、回動軸11aが回動することを制止する。
この回動軸11aの制止により、回動軸11aが係合するプーリーの回転を固定して、ワイヤの移動を無くし、湾曲部4の湾曲状態を保持させる。これにより、湾曲部4の湾曲状態がロックされる。また、ロックボタン52から指を離すと、バネ53の付勢力により、操作面52aが押し上げられて、回動軸11aから係止部52cが離間する。これにより、湾曲部4の湾曲状態が解除される。
この例では、ロックボタン51,52には、ボタンを押し込んだ際に、その押し込まれた状態を維持及び解除する機構を設けていないが、公知な回転カム方式又は、ラチェットカム方式等による機構を付加して、オルタネイト動作を行える構成にしてもよい。
以上説明したように、本実施形態の保持機構は、片手操作で湾曲部の湾曲状態を一時的に固定することができるため、観察時に必要に応じて、静止した撮影画像を観察することができる。また、湾曲部における湾曲状態を一時的に固定維持すれば、ノブより手を離すことができる。
また、保持機構は、親指の付け根が当接する把持位置と対向する位置にロックボタンを配置したことにより、ロックボタンが中指(又は、人差し指)により把持する方向に押し込まれるため、指の力を入れやすい操作になり、操作が安定し、且つ疲労が少ない。
また、前述した保持機構の他の構成例としては、UDノブ10及びRLノブ11の回動軸に形成されたギヤに対して、ギヤを歯止めするストッパを先端に設けたロックボタンを形成して用いてもよい。また、これらの機械的な部材により構成された保持機構だけではなく、ソレノイドコイルを利用した電気的な駆動系を有する構成であってもよい。
第1の例として、例えば、操作部本体内で、前述した軸部51bの係止部51cのように、先端に回動軸に当接するための係止部が設けられた軸部を軸方向に移動可能に支持する。
この軸部の支持は、操作部本体内に支持フレームを張り出し形成又は、別部品を取り付けて行う。その軸部に環状の永久磁石を嵌め込み固定し、この永久磁石にギャップを空けて環状に取り囲む電磁石(ソレノイドコイル)を嵌装して構成する。
さらに、電磁石と、電磁石に駆動電流(直流)を流す磁石駆動電源と、前述したスイッチ41と同様な電気スイッチとで、閉ループの回路を構成する。電気スイッチは、操作部2上のロックボタン51(52)と同様な位置に配置して、第2指又は第3指にて操作する。
この構成において、電気スイッチを押し込むことで、磁石駆動電源から電磁石に駆動電流が流れて、永久磁石が設けられた軸部が移動し、ノブの回動軸に係止部が押し当てられて、回動軸が固定される。この回転軸の固定により、プーリー及びワイヤにより湾曲動作する湾曲部の湾曲動作が停止し、湾曲状態が維持される。さらに、電気スイッチを離すと、電磁石による電磁力が消滅して軸部が移動し、ノブの回動軸から係止部が離間して、固定保持状態が解除される。
また、第2の例について説明する。前述した第1の例においては、電気スイッチは、離せば、回動軸の固定が解除されるモーメンタリ動作である。そこで、電磁石、磁石駆動電源及び電気スイッチからなる閉ループの回路に、ラッチ回路を追加して、オルタネイト動作を行える構成にしてもよい。即ち、電気スイッチを操作してラッチ回路を動作させて、オフからオンにセットして、磁石駆動電源から電磁石への電流供給が開始されて維持される。従って、ラッチ回路をセットすることにより、ノブの回動軸に係止部が押し当てられて、回動が制止される。
次に、電気スイッチを操作してラッチ回路を動作させると、オンからオフにリセットされて、磁石駆動電源から電磁石への電流供給が停止する。よって、ラッチ回路をリセットすることにより、ノブの回動軸から係止部が離間して、回動がフリー状態となる。
以上説明したように、操作部2に保持機構を搭載することにより、観察時に必要に応じて、湾曲部を所望の湾曲状態で保持させることができる。
また、保持機構は、スイッチ操作により基本的には、モーメンタリ動作するが、機械的機構であれば、公知な回転カム方式又は、ラチェットカム方式などを適用して、オルタネイト動作を行える構成することも容易である。さらに、電気系構成であれば、ラッチ回路等の双安定マルチバイブレータを利用して、スイッチのオン状態を保持させることにより、オルタネイト動作を行える構成することも可能である。
1…内視鏡本体、2…操作部、3…挿入部、4…湾曲部、5…ユニバーサルケーブル、6…駆動制御装置、7…画像処理部、8…ユニバーサル光源部、9…制御部、10…UDノブ、11,21,22,23…RLノブ、12…モータ駆動部、13…片手、14…モニタ、15…撮像部(対物レンズ)、16…照射窓、31…回転軸、32…環状溝、32a,32b…端部、32c…狭幅環状溝、33…固定ピン、34,35…移動球体、36…コイルバネ。

Claims (12)

  1. 第1の軸方向及び該第1の軸方向と直交する第2の軸方向に湾曲する湾曲部が設けられた挿入部と、
    第1の回転軸を有し、前記湾曲部を前記第1の軸方向に湾曲させる操作入力が入力されると前記第1の回転軸を中心に回転する第1の回転体と、
    前記湾曲部に固定され、牽引されると共に前記湾曲部を前記第1の軸方向に湾曲させるように構成された第1のワイヤと、
    前記第1の回転軸に連結され、前記第1の回転体の回転に連動して前記第1のワイヤを牽引する第1の牽引機構と、
    前記第1の回転軸と同軸に設けられた第2の回転軸を有し、前記第2の回転軸に連結され、前記湾曲部を前記第2の軸方向に湾曲させる操作入力が入力されると前記第1の回転軸を中心に回転する第2の回転体と、
    前記湾曲部に固定され、牽引されると共に前記湾曲部を前記第2の軸方向に湾曲させるように構成された第2のワイヤと、
    前記湾曲部を前記第2の軸方向に湾曲させる駆動力を発生する駆動源と、
    前記第2の回転軸に対して独立して回転し、回転に伴って前記第2のワイヤを牽引するように前記第2のワイヤが取り付けられた回転部位を有し、前記駆動源が前記駆動力を発生させることに連動して前記回転部位を回転させることで前記第2のワイヤを牽引する第2の牽引機構と、
    前記第2の回転体の回転量を検出する回転量検出器と、
    前記回転量検出器が検出した前記回転量に基づき、前記湾曲部を前記第2の軸方向に湾曲させる駆動信号を前記駆動源に出力する制御部と、
    を有する挿入装置。
  2. 回転した前記第2の回転体が、前記第2の回転体の中立位置に向かって前記第2の回転体を復帰させる復帰力を発生する弾性部材を有する中立位置復帰機構を前記第2の回転体に備えた請求項1に記載の挿入装置。
  3. 前記中立位置復帰機構は、
    前記第2の回転体に設けられ、前記回動中心位置を中心として形成される環状溝と、
    前記環状溝の一部に形成された中位領域となる環状溝よりも幅が狭い狭幅溝と、
    前記操作部本体上に対して固定される固定部と前記狭幅溝に嵌合可能な固定ピンを有し、前記第2の回転体が前記中立位置にある際に固定ピンが前記狭幅溝の中央位置に位置するように前記固定ピンを固定する固定部材と、
    前記環状溝の両端に配置された2つの移動球体と、
    前記移動球体間で伸長するように付勢し、前記環状溝に嵌合されるバネ部材と、
    を有し、
    前記第2の回転体の回動に伴い、いずれかの前記移動球体と前記固定ピンとの間で前記バネ部材を縮退し、前記第2の回転体が開放された際に、前記バネ部材の付勢力により前記中位領域内に前記固定ピンが位置するように前記第2の回転体を押し戻すように形成される請求項2に記載の挿入装置。
  4. 前記第2の回転体は、外周が筒状に形成される請求項1に記載の挿入装置。
  5. 前記第2の回転体の筒側面は、平曲面の円筒形状、凸曲面の樽形形状及び、凹曲面を成す鼓形状のいずれかを成す請求項4に記載の挿入装置。
  6. 前記第2の回転体の前記筒側面に複数のラインからなる滑り止め部が形成される請求項4に記載の挿入装置。
  7. 前記第1の回転体は、外面に凹曲状の切り欠きを成す窪みを有し、
    前記窪みは、挿入部を把持し前記第1の回転体を操作する手の親指が前記窪みを回り込んで前記第2の回転体の筒側面に届くように形成されている請求項2に記載の挿入装置。
  8. 前記第1の回転体は、外面に凹曲状の切り欠きを成す窪みを有し、
    前記窪みは、挿入部を把持し前記第1の回転体を操作する手の親指が前記窪みを回り込んで前記第2の回転体の筒側面に届くことが可能で、前記第2の回転体を回動操作可能な凹曲状の曲率と大きさを有する請求項4に記載の挿入装置。
  9. 前記第1の回転体は、外面に複数の前記窪みが形成される円盤形状を成す請求項7に記載の挿入装置。
  10. 前記湾曲部に固定され、牽引されると共に、前記湾曲部を前記第1の軸方向に湾曲させるように構成された第1のワイヤと、
    前記回転軸に設けられ、前記第1の回転体の回転に連動して前記第1のワイヤを牽引する第1の牽引機構と、
    を有する請求項2に記載の挿入装置。
  11. 前記回転軸が設けられ、前記第1の牽引機構及び前記第2の牽引機構を収容する操作部本体と、前記駆動源としてモータを有し、
    前記操作部本体上に、前記モータの回転速度を加減速する速度調整用スイッチを具備し、
    前記速度調整用スイッチが非操作の場合には、予め定めた回転速度により前記モータを回転させて、前記湾曲部を湾曲動作させる請求項10に記載の挿入装置。
  12. 前記回転軸が設けられ、前記第1の牽引機構及び前記第2の牽引機構を収容する操作部本体を有し、
    前記第1の回転体の回動軸に当接して、前記第1の回転体の回動を制止する第1のロック部材と、
    前記第2の回転体の回動軸に当接して、前記第2の回転体の回動を制止する第2のロック部材と、で構成される保持機構を具備し、
    前記第1のロック部材及び前記第2のロック部材により、前記湾曲部の湾曲状態が保持される請求項10に記載の挿入装置。
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