JP5537266B2 - エネルギーサブトラクション処理装置および方法ならびにプログラム - Google Patents

エネルギーサブトラクション処理装置および方法ならびにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、とくに2ショット撮影により取得された高エネルギー画像および低エネルギー画像を用いたエネルギーサブトラクション処理装置および方法ならびにプログラムに関するものである。
従来より、被写体を構成する物質によって透過した放射線の減衰量が違うことを利用して、エネルギーが異なる2種類のエネルギーの放射線を被写体に照射して得られた2枚の放射線画像を用いたエネルギーサブトラクション処理が知られている。このエネルギーサブトラクション処理を利用して、例えば、胸部撮影画像から骨部を除去した軟部画像を生成して、骨に邪魔されることなく軟部に現れた陰影を観察できるようにしている。また逆に軟部を除去した骨部画像を生成し、軟部に邪魔されることなく、骨部に現れた陰影を観察できるようにしている。
このようなエネルギーサブトラクション処理に用いられる2種類のエネルギーの放射線画像の2ショット撮影は、数百ミリSecの間隔で高エネルギー放射線および低エネルギー放射線を被写体に照射することにより行われるが、2ショット間に被写体が動くと画像間に位置ずれが生じ、サブトラクション処理を行って生成した画像(差分画像とする)上にモーションアーチファクトが表れる。
このため、2ショット撮影を行う場合には、モーションアーチファクトを低減するために、被写体を固定したり、被写体に息を止めてもらったりして撮影が行われる。しかしながら、このように被写体を固定する等しても、心臓の拍動は止めることができないため、心臓および肺血管等の血管構造には大きな変化が生じ、その結果、差分画像の心臓および肺野にモーションアーチファクトが生じる。このような場合、心臓の拍動に合わせた心連動撮影を行うことも可能であるが、不整脈により心臓の拍動が一定間隔でないと、心臓の動きに合わせた撮影を行うことができないことから、差分画像におけるモーションアーチファクトを低減することができない。
このため、放射線画像上に設定した複数の関心領域においてエッジ強度を計算し、このエッジ強度を最小にする空間座標に基づいて、放射線画像を構成する各画素のシフトベクトルを算出し、このシフトベクトルを用いて一方の放射線画像を他方の放射線画像にシフトする非線形な歪曲位置合わせを行うことにより、差分画像におけるモーションアーチファクトを減少させる手法が提案されている(特許文献1参照)。
また、2ショット撮影により取得した2つの放射線画像に対して、特定の部位を強調するよう学習されたフィルタによりフィルタリング処理を行うことにより、放射線画像に含まれるノイズを除去してサブトラクション処理を行う手法も提案されている(特許文献2参照)。
特開2003−244542号公報 特開2008−167949号公報
しかしながら、人体の胸部においては、心臓、肺血管、肋骨および横隔膜等の複数の構造物が3次元的にそれぞれ異なる動きをしており、またこれらの複数の組織は被写体像が放射線を検出して画像信号を出力する放射線検出器に投影される方向において重なっている。このため、特許文献1に記載された手法を用いても、複数の構造物のうちの一部の構造物のみしか位置合わせを行うことができないことから、差分画像にモーションアーチファクトが残ってしまう。また、特許文献2に記載された手法は、ノイズを低減することができるものの、差分画像におけるモーションアーチファクトを低減することができない。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、サブトラクション処理により生成される差分画像のモーションアーチファクトを確実に低減することを目的とする。
本発明によるエネルギーサブトラクション処理装置は、異なるエネルギーの放射線を同一被写体内の同一部位に異なる時間に照射することにより取得した2枚の放射線画像を用いたエネルギーサブトラクション処理を行うことにより、前記被写体の主として第1の組織を含む第1の差分画像および前記被写体の主として第2の組織を含む第2の差分画像の少なくとも一方を取得するサブトラクション処理手段と、
前記2枚の放射線画像に撮影された組織の位置ずれを、該2枚の放射線画像上の各部分ごとに評価した評価値を算出する評価手段と、
前記評価値に基づいて、前記第1および前記第2の差分画像の少なくとも一方のモーションアーチファクトを抑制する抑制処理手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、本発明によるエネルギーサブトラクション処理装置においては、前記2枚の放射線画像の位置合わせを行う位置合わせ手段をさらに備えるものとし、
前記サブトラクション処理手段を、位置合わせされた前記2枚の放射線画像を用いたエネルギーサブトラクション処理を行うことにより、前記第1の差分画像および前記第2の差分画像の少なくとも一方を取得する手段としてもよい。
また、本発明によるエネルギーサブトラクション処理装置においては、前記評価手段を、前記2枚の放射線画像、または前記第1および前記第2の差分画像に基づいて、前記評価値を算出する手段としてもよい。
また、本発明によるエネルギーサブトラクション処理装置においては、前記評価手段を、前記2枚の放射線画像、または前記第1および前記第2の差分画像に含まれるエッジを表すエッジ画像を取得し、該エッジ画像に基づいて前記評価値を算出する手段としてもよい。
また、本発明によるエネルギーサブトラクション処理装置においては、前記抑制処理手段を、前記第1の差分画像における前記モーションアーチファクトに対応する周波数成分を表す画像を生成し、該画像に前記評価値に基づく係数を乗算することにより前記モーションアーチファクトを表すアーチファクト画像を生成し、前記第1の差分画像から該アーチファクト画像を減算することにより前記第1の差分画像のモーションアーチファクトを抑制する手段としてもよい。
また、本発明によるエネルギーサブトラクション処理装置においては、前記抑制処理手段を、モーションアーチファクトが抑制された前記第1の差分画像を前記2枚の放射線画像のうちのいずれかから減算することにより、モーションアーチファクトが抑制された前記第2の差分画像を取得する手段としてもよい。
本発明によるエネルギーサブトラクション処理方法は、異なるエネルギーの放射線を同一被写体内の同一部位に異なる時間に照射することにより取得した2枚の放射線画像を用いたエネルギーサブトラクション処理を行うことにより、前記被写体の主として第1の組織を含む第1の差分画像および前記被写体の主として第2の組織を含む第2の差分画像の少なくとも一方を取得し、
前記2枚の放射線画像に撮影された組織の位置ずれを、該2枚の放射線画像上の各部分ごとに評価した評価値を算出し、
前記評価値に基づいて、前記第1および前記第2の差分画像の少なくとも一方のモーションアーチファクトを抑制することを特徴とするものである。
なお、本発明によるエネルギーサブトラクション処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明によれば、異なるエネルギーの放射線を同一被写体の同一部位に異なる時間に照射することにより取得した2枚の放射線画像内の相対応する位置における位置ずれを表す評価値を算出し、エネルギーサブトラクション処理により取得される第1および第2の差分画像の少なくとも一方のモーションアーチファクトを、この評価値に基づいて抑制するようにしたものである。ここで、異なる時間の撮影により2枚の放射線画像を取得する場合、被写体内の構造部が移動した部分においてはその構造物の位置ずれが大きくなり、構造物が移動していない部分においてはその構造物の位置ずれが小さくなる。したがって、位置ずれを表す評価値に基づいて、第1および第2の差分画像の少なくとも一方のモーションアーチファクトを抑制することにより、撮影時における被写体内の部位がずれることにより生じる、差分画像のモーションアーチファクトを確実に低減することができる。
また、2枚の放射線画像の位置合わせを行い、位置合わせされた2枚の放射線画像を用いたエネルギーサブトラクション処理を行って、第1の差分画像および第2の差分画像の少なくとも一方を取得することにより、モーションアーチファクトがある程度抑制された第1の差分画像または第2の差分画像のモーションアーチファクトを、評価値に基づいて抑制することとなるため、より確実にモーションアーチファクトを抑制することができる。
また、2枚の放射線画像、または第1および第2の差分画像に基づいて評価値を算出することにより、位置ずれを精度良く表す評価値を取得できる。
この際、2枚の放射線画像、または第1および第2の差分画像に含まれるエッジ画像を取得し、エッジ画像に基づいて評価値を算出することにより、位置ずれをより精度良く抽出することができるため、より精度のよい評価値を取得することができる。
また、第1の差分画像におけるモーションアーチファクトに対応する周波数成分を表す画像を生成し、この画像に評価値に基づく係数を乗算してモーションアーチファクトを表すアーチファクト画像を生成し、第1の差分画像からアーチファクト画像を減算して第1の差分画像のモーションアーチファクトを抑制することにより、簡易な演算により迅速に第1の差分画像のアーチファクトを抑制する処理を行うことができる。
また、モーションアーチファクトが抑制された第1の差分画像を、2枚の放射線画像のうちのいずれかから減算して、モーションアーチファクトが抑制された第2の差分画像を取得することにより、簡易な演算により迅速に第2の差分画像のアーチファクトを抑制する処理を行うことができる。
本発明の実施形態によるエネルギーサブトラクション処理装置の構成を示す概略ブロック図 関心領域(ROI)の設定を説明するための図 エッジ画像の生成を説明するための図 高エネルギー画像の周波数レスポンスを示す図 本実施形態において行われる処理を示すフローチャート
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態によるエネルギーサブトラクション処理装置の構成を示す概略ブロック図である。なお、図1に示すエネルギーサブトラクション処理装置1は、例えば放射線検出器を用いて放射線画像を取得する撮影コンソールに搭載されてなる。また、図1に示すエネルギーサブトラクション処理装置1の構成は、補助記憶装置に読み込まれたエネルギーサブトラクション処理プログラムをコンピュータ(例えばパーソナルコンピュータ等)上で実行することにより実現される。このとき、このエネルギーサブトラクション処理プログラムは、CD−ROM等の情報記憶媒体に記憶され、もしくはインターネット等のネットワークを介して配布され、コンピュータにインストールされることになる。
本実施形態によるエネルギーサブトラクション処理装置1は、画像取得部10、位置合わせ部20、サブトラクション処理部30、評価部40および抑制処理部50を備える。
画像取得部10は、放射線検出器により検出された放射線画像を取得するものであり、とくに、異なるエネルギーを有する放射線を用いて、2ショット撮影したときの高エネルギー画像HPと低エネルギー画像SPとを取得するものである。例えば胸部正面撮影において高エネルギー画像HPは放射線源に管電圧が100〜140kVp程度印加されたときに撮影された画像であり、低エネルギー画像LPは放射線源に管電圧が50〜80kVp程度印加されたときに撮影された画像である。なお、高エネルギー画像HPは、そのまま診断にも用いられる。
位置合わせ部20は、例えば特開2001−218110号公報に記載された、低エネルギー画像LPを非線形に歪曲変形(ワーピング)させる等の公知の位置合わせ手法を用いて高エネルギー画像HPと低エネルギー画像LPとの位置合わせを行う。これにより、とくに胸部正面撮影を行った場合、高エネルギー画像HPおよび手エネルギー画像LPに含まれる低周波成分(例えば心臓、横隔膜および肋骨)が位置合わせされるため、サブトラクション処理を行った場合における軟部組織と骨部組織との分離性能を向上させることができる。
サブトラクション処理部30は、位置合わせ部20により位置合わせされた高エネルギー画像HPと低エネルギー画像LPとを用いてサブトラクション処理を行い、骨を除去した被写体の軟部を表す軟部画像SPと被写体の骨部を表す骨部画像BPとを生成する。一般的に、サブトラクション画像Psubは、第1の重み係数Kaを積算した高エネルギー画像HPと、第2の重み係数Kbを積算した低エネルギー画像LPとの相対応する画素同志の差分により、下記の式(1)により表される。なお、Kcは所定のオフセット値である。
Psub=Ka・HP−Kb・LP+Kc (1)
そして、サブトラクション処理部30は、式(1)の演算を行うことにより、軟部画像SPをサブトラクション画像Psubとして生成する。その後、サブトラクション処理部32は高エネルギー画像HPから軟部画像SPを減算することにより骨部画像BPを生成する(BP=HP−SP)。なお、本実施形態においては、後述するように骨部画像BPに含まれるモーションアーチファクトを抑制し、モーションアーチファクトが抑制された骨部画像BP1を高エネルギー画像HPから減算することにより、モーションアーチファクトが抑制された軟部画像NP1を取得するものである(NP1=HP−BP1)。このため、サブトラクション処理部30においては、骨部画像BPのみを生成するようにしてもよい。
評価部40は、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LP間に生じた位置ずれを表す評価値E0を算出する。このため、評価部40は、図2に示すように、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPのそれぞれに対して、対応する格子点上に所定サイズの関心領域(ROI)を設定し、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPのそれぞれにおける対応するROI間の類似度S0を算出する。具体的には、正規化相互相関値または正規化相互情報量を類似度S0として算出する。なお、図2においてはROIの数を4つとしているがこれに限定されるものではない。また、ROIは図2に示すように格子点上のみならず、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPに含まれるエッジの交点等、画像の特徴点上に設定するようにしてもよい。
ここで、正規化相互相関値は、例えば特開2000−342558号公報に記載された手法を用いて算出する。正規化相互相関は、高エネルギー画像HPのROI内のi番目の画素の画素値をH(i)、低エネルギー画像LPのROI内のi番目の画素の画素値をL(i)とした場合、下記の式(2)により算出することができる。なお、IはROI内の画素の総画素数、mH,mLは高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPのそれぞれのROI内の画素値の平均値、σH,σLは高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPのそれぞれのROI内の画素値の標準偏差である。
Figure 0005537266
このように、正規化相互相関値を用いることにより、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LP間での露光条件の差に起因する平均濃度あるいは階調の違いに影響を受けることなく、類似度S0を算出することができる。ここで、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPにおいて位置ずれが存在する領域は、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPの相関が低い。したがって、正規化相互相関値は、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPの対応するROIが完全に一致する場合に1の値をとり、完全に独立である場合に0の値をとる。
一方、正規化相互情報量は、例えば特開2005−521502号公報および特開2009−195471号公報に記載された手法を用いて算出できる。相互情報量とは、信号Yが持っている信号Xに関する情報の量を定量化した尺度であり、正規化相互情報量NMI(X,Y)は、信号Xのエントロピーh(X)と信号Yのエントロピーh(Y)と信号XとYの2次元ヒストグラム(同時ヒストグラム、結合ヒストグラム、連合輝度ヒストグラム)Hist(x,y)を算出して、これらを用いて下記の式(3)により算出できる。信号Xのエントロピーh(X)は、信号Xの値(画素値)xの確率密度関数p(x)を用いて算出され、信号Yについても同様に信号Yのエントロピーh(Y)が算出される。
Figure 0005537266
信号XとYが完全に独立である場合は、h(X,Y)=h(X)+h(Y)となり、独立でない場合は、h(X,Y)<h(X)+h(Y)となる。h(X,Y)のとりうる最小の値はh(X)あるいはh(Y)なので、正規化相互情報量NMI(X,Y)のとりうる範囲は1〜2である。本実施形態においては、正規化相互情報量のとりうる範囲を0〜1とするために、NM1(X,Y)−1を最終的な正規化相互情報量として算出する。これにより、信号XとYが完全に独立な場合にNMI(X,Y)=0となり、重複する情報量が増加するほど大きくなり、信号XとYが完全に等しい場合、すなわち、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPの対応するROIが完全に一致する場合にNMI(X,Y)=1となる。
以上のようにして算出された類似度S0は、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPの位置ずれが大きいほど0に近い値となり、位置ずれが小さいほど1に近い値となる。したがって、評価部40は、位置ずれを表す評価値E0を(1−S0)により算出する。これにより、評価値E0は、0〜1の範囲の値をとり、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPの位置ずれが大きいほど1に近い値となり、位置ずれが小さいほど0に近い値となる。
なお、上記によりROI内の画素における評価値E0を算出できるが、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPのROIが設定されていない領域については、各ROIにおける評価値E0を用いた補間演算を行うことにより評価値E0を算出する。
また、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPに代えて、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPに含まれる構造物のエッジを表すエッジ画像をそれぞれ生成し、各エッジ画像にROIを設定して位置ずれを表す評価値E0を算出してもよい。以下、エッジ画像の生成について説明する。なお、エッジ画像の生成は、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPの双方について行われるが、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPのそれぞれにおいて同一の処理であるため、ここでは高エネルギー画像HPからのエッジ画像の生成についてのみ説明する。
図3はエッジ画像の生成を説明するための図である。まず、評価部40は、高エネルギー画像HPに対してσ=1のガウシアンフィルタによりフィルタリング処理を行って、高エネルギー画像HPを1/2に縮小して縮小画像HP1を生成する。次いで、評価部40は、例えば3次Bスプライン補間等の補間演算を行って、縮小画像HP1を高エネルギー画像HPと同一サイズに拡大して拡大画像HP1′を生成する。そして、高エネルギー画像HPから拡大画像HP1′を減算して、第1の帯域画像Hb1を生成する。次いで、縮小画像HP1に対してσ=1のガウシアンフィルタによりフィルタリング処理を行って、縮小画像HP1をさらに1/2に縮小して縮小画像HP2を生成し、縮小画像HP2を縮小画像HP1と同一サイズに拡大して拡大画像HP2′を生成する。そして、拡大画像HP1′から拡大画像HP2′を減算して、第2の帯域画像Hb2を生成する。さらに、所望とする周波数帯域の帯域画像が生成されるまで上記の処理を繰り返すことにより、複数の周波数帯域の帯域画像Hbj(j=1〜n)を生成する。なお、ウェーブレット変換等の他の多重解像度変換の手法を用いることにより、複数の帯域画像Hbjを生成するようにしてもよい。また、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPのサイズを変更することなく、高周波成分を低減するフィルタリング処理により周波数帯域が異なる複数の帯域画像を生成するようにしてもよ。
図4は高エネルギー画像の周波数レスポンスを示す図である。なお、図4において横軸は(1−ナイキスト周波数)を示す。また、実線は高エネルギー画像HPの帯域B1〜B6を示し、破線は高周波数帯域から順に、第1〜第6の帯域画像のレスポンスをそれぞれ示すものとなっている。このため、図4においては帯域B1〜B6において、帯域B6ほど画像に含まれる大きい構造を表すものとなっている。ここで、高エネルギー画像HPの解像度が0.15mm/pixelの場合、第2〜第4の帯域に肺血管の成分が多く含まれることとなる。このため、本実施形態においては、第2〜第4の帯域画像Hb2〜Hb4を図3に示す処理と逆の処理を行うことにより再構成して、高エネルギー画像HPにおける第2〜第4の帯域の周波成分が抽出されたエッジ画像を生成する。なお、再構成は、上記図3に示す処理を逆に行えばよい。すなわち、第4の帯域画像Hb4に拡大画像HP4′を加算して縮小画像HP3を生成し、縮小画像HP3を拡大して拡大画像HP3″を生成する。次いで、第3の帯域画像Hb3に拡大画像HP3″を加算して縮小画像HP2を生成し、これをエッジ画像として用いればよい。
このように生成されたエッジ画像においては肺血管の成分が支配的となるため、モーションアーチファクトの原因となる血管の位置ずれを精度良く評価できる。なお、上記第2〜第4の帯域を抽出するハイパスフィルタにより高エネルギー画像HPに対してフィルタリング処理を施すことにより、エッジ画像を生成するようにしてもよい。
なお、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPからの評価値E0の算出に代えて、骨部画像BPおよび軟部画像NPから評価値E0を算出してもよい。ここで、エネルギーサブトラクション処理により得られた骨部画像BPおよび軟部画像NPは、本来、互いに独立な信号成分であると仮定することができ、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPに位置ずれがある場合、骨部画像BPおよび軟部画像NPにはそれぞれ同じ位置にモーションアーチファクトが生じる。骨部画像BPおよび軟部画像NPにROIを設定して類似度S0を算出すると、モーションアーチファクトが生じているROIにおいては類似度S0が大きく(すなわち1に近い値と)なる。したがって、骨部画像BPおよび軟部画像NPにROIを設定して、上記と同様に正規化相互相関値または正規化相互情報量を類似度S0として算出し、算出した類似度S0を位置ずれを表す評価値E0として用いてもよい。
抑制処理部50は、骨部画像BPおよび軟部画像NPのモーションアーチファクトを評価値E0に基づいて抑制し、モーションアーチファクトが抑制された骨部画像BP1および軟部画像NP1を生成する。ここで、サブトラクション処理部30が生成した骨部画像BPには、複雑な動きをする肺血管のモーションアーチファクトが発生している。このモーションアーチファクトは、骨部画像BPにおける肺血管の周波数成分が支配的である。このため、抑制処理部50は、上述したエッジ画像の生成と同様に、骨部画像BPにおいて、肺血管の周波数成分に相当する第2〜第4の帯域画像を生成し、これを再構成して肺血管の周波数成分が支配的なアーチファクト候補画像Acを生成する。
一方、評価部40が算出した評価値E0は、位置ずれが大きいほど1に近い値となっていることから、評価値E0が1に近いほどモーションアーチファクトである可能性が高く、0に近いほどモーションアーチファクト以外の構造物である可能性が高いこととなる。したがって、抑制処理部50は、下記の式(4)に示すように、アーチファクト候補画像Acと評価値E0とを相対応する画素間において乗算することにより、真のアーチファクト画像Arを生成する。なお、真のアーチファクト画像Arにおいては、アーチファクト候補画像Acにおいて、モーションアーチファクトである可能性が低い画素値が抑制され、モーションアーチファクトである可能性が高い画素値が抑制されていないものとなる。
Ar=Ac×E0 (4)
そして、骨部画像BPから真のアーチファクト画像Arを下記の式(5)に示すように相対応する画素間において減算することにより、モーションアーチファクトが抑制された骨部画像BP1を生成する。これにより、骨部画像BPに含まれる肺血管の周波数成分のうち、モーションアーチファクトのみが抑制された骨部画像BP1を得ることができる。
BP1=BP−Ar (5)
さらに、抑制処理部50は、下記の式(6)に示すように高エネルギー画像HPから骨部画像BP1を相対応する画素間において減算することにより、モーションアーチファクトが抑制された軟部画像NP1を生成する。これにより、軟部画像NPに含まれる肺血管の周波数成分のうち、モーションアーチファクトのみが抑制された軟部画像NP1を得ることができる。
NP1=HP−BP1 (6)
次いで、本実施形態において行われる処理について説明する。図5は本実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。まず画像取得部10が高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPを取得し(画像取得、ステップST1)、位置合わせ部20が、低エネルギー画像LPを非線形に歪曲変形させる等の公知の位置合わせ手法を用いて高エネルギー画像HPと低エネルギー画像LPとの位置合わせを行う(ステップST2)。
位置合わせ後、サブトラクション処理部30が、高エネルギー画像HPと低エネルギー画像LPとを用いてサブトラクション処理を行い、被写体の軟部を示す軟部画像SPと被写体の骨部を示す骨部画像BPとを生成する(ステップST3)。なお、本実施形態においては、抑制処理部50の処理において骨部画像BPのみが必要であるため、サブトラクション処理部30は、骨部画像BPのみを生成するようにしてもよい。
一方、評価部40が、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPに生じた位置ずれを表す評価値E0を算出する(ステップST4)。なお、ステップST3,ST4の処理は、ステップST4を先に行ってもよく、ステップST3,ST4の処理を並列に行ってもよい。
そして抑制処理部50が、骨部画像BPからアーチファクト候補画像Acを生成し(ステップST5)、アーチファクト候補画像Acの各画素の画素値Ac(i)と、対応する画素位置における評価値E0(i)とを乗算することにより、真のアーチファクト画像Arを生成する(ステップST6)。そして、骨部画像BPから真のアーチファクト画像Arを減算することにより、モーションアーチファクトが抑制された骨部画像BP1を生成する(ステップST7)。さらに、抑制処理部50は、高エネルギー画像HPから骨部画像BP1を減算することにより、モーションアーチファクトが抑制された軟部画像NP1を生成し(ステップST8)、処理を終了する。
ここで、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPにおいては、被写体内の組織が移動した部分においては位置ずれが大きくなり、組織が移動していない位置においては位置ずれが小さくなる。したがって、位置ずれを表す評価値E0に基づいて、骨部画像BPおよび軟部画像NPのモーションアーチファクトを抑制することにより、骨部画像BPおよび軟部画像NPから位置ずれにより生じるモーションアーチファクトを確実に低減することができる。
また、位置合わせ部20において、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPの位置合わせを行い、位置合わせされた高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPを用いたエネルギーサブトラクション処理を行うことにより、アーチファクトがある程度抑制された骨部画像BPを用いてモーションアーチファクトを抑制することができるため、より確実にモーションアーチファクトを抑制することができる。
なお、上記実施形態においては、位置合わせ部20において低エネルギー画像LPを変形することにより高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPの位置合わせを行っているが、高エネルギー画像HPを変形することにより位置合わせを行うようにしてもよい。また、位置合わせ部20を省略し、高エネルギー画像HPおよび低エネルギー画像LPの位置合わせを行うことなく、サブトラクション処理、評価値の算出およびモーションアーチファクトの抑制の処理を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、胸部正面撮影により取得した画像を用いての処理について説明しているが、モーションアーチファクトが発生しやすい他の部位を撮影することにより取得した画像を用いての処理に対しても適用することができる。
また、上記実施形態においては、本発明によるエネルギーサブトラクション処理装置1を撮影コンソールに搭載しているが、撮影システムにネットワークを介して接続された画像処理ワークステーションや、画像保管通信システム(PACS:Picture Archiving and Communication System)等に転送された画像データに対してのエネルギーサブトラクション処理にも適用することが可能である。また、放射線検出器を用いて取得された画像に限定されるものではなく、CRシステムを用いて取得した画像に対しても適用可能である。
10 画像取得部
20 位置合わせ部
30 サブトラクション処理部
40 評価部
50 抑制処理部

Claims (8)

  1. 異なるエネルギーの放射線を同一被写体内の同一部位に異なる時間に照射することにより取得した2枚の放射線画像を用いたエネルギーサブトラクション処理を行うことにより、前記被写体の主として第1の組織を含む第1の差分画像および前記被写体の主として第2の組織を含む第2の差分画像の少なくとも一方を取得するサブトラクション処理手段と、
    前記2枚の放射線画像に撮影された組織の位置ずれを、該2枚の放射線画像上の各部分ごとに評価した評価値を算出する評価手段と、
    前記第1の差分画像におけるモーションアーチファクトに対応する周波数成分を表す画像および前記第2の差分画像における前記モーションアーチファクトに対応する周波数成分を表す画像の少なくとも一方を生成し、該周波数成分を表す画像および前記評価値に基づいて、前記第1および前記第2の差分画像の少なくとも一方のモーションアーチファクトを抑制する抑制処理手段とを備えたことを特徴とするエネルギーサブトラクション処理装置。
  2. 前記2枚の放射線画像の位置合わせを行う位置合わせ手段をさらに備え、
    前記サブトラクション処理手段は、位置合わせされた前記2枚の放射線画像を用いたエネルギーサブトラクション処理を行うことにより、前記第1の差分画像および前記第2の差分画像の少なくとも一方を取得する手段であることを特徴とする請求項1記載のエネルギーサブトラクション処理装置。
  3. 前記評価手段は、前記2枚の放射線画像、または前記第1および前記第2の差分画像に基づいて、前記評価値を算出する手段であることを特徴とする請求項1または2記載のエネルギーサブトラクション処理装置。
  4. 前記評価手段は、前記2枚の放射線画像、または前記第1および前記第2の差分画像に含まれるエッジを表すエッジ画像を取得し、該エッジ画像に基づいて前記評価値を算出する手段であることを特徴とする請求項3記載のエネルギーサブトラクション処理装置。
  5. 前記抑制処理手段は、前記第1の差分画像における前記モーションアーチファクトに対応する周波数成分を表す画像を生成し、該画像に前記評価値に基づく係数を乗算することにより前記モーションアーチファクトを表すアーチファクト画像を生成し、前記第1の差分画像から該アーチファクト画像を減算することにより前記第1の差分画像のモーションアーチファクトを抑制する手段であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のエネルギーサブトラクション処理装置。
  6. 前記抑制処理手段は、モーションアーチファクトが抑制された前記第1の差分画像を前記2枚の放射線画像のうちのいずれかから減算することにより、モーションアーチファクトが抑制された前記第2の差分画像を取得する手段であることを特徴とする請求項5記載のエネルギーサブトラクション処理装置。
  7. 異なるエネルギーの放射線を同一被写体内の同一部位に異なる時間に照射することにより取得した2枚の放射線画像を用いたエネルギーサブトラクション処理を行うことにより、前記被写体の主として第1の組織を含む第1の差分画像および前記被写体の主として第2の組織を含む第2の差分画像の少なくとも一方を取得し、
    前記2枚の放射線画像に撮影された組織の位置ずれを、該2枚の放射線画像上の各部分ごとに評価した評価値を算出し、
    前記第1の差分画像におけるモーションアーチファクトに対応する周波数成分を表す画像および前記第2の差分画像における前記モーションアーチファクトに対応する周波数成分を表す画像の少なくとも一方を生成し、該周波数成分を表す画像および前記評価値に基づいて、前記第1および前記第2の差分画像の少なくとも一方のモーションアーチファクトを抑制することを特徴とするエネルギーサブトラクション処理方法。
  8. 異なるエネルギーの放射線を同一被写体内の同一部位に異なる時間に照射することにより取得した2枚の放射線画像を用いたエネルギーサブトラクション処理を行うことにより、前記被写体の主として第1の組織を含む第1の差分画像および前記被写体の主として第2の組織を含む第2の差分画像の少なくとも一方を取得する手順と、
    前記2枚の放射線画像に撮影された組織の位置ずれを、該2枚の放射線画像上の各部分ごとに評価した評価値を算出する手順と、
    前記第1の差分画像におけるモーションアーチファクトに対応する周波数成分を表す画像および前記第2の差分画像における前記モーションアーチファクトに対応する周波数成分を表す画像の少なくとも一方を生成し、該周波数成分を表す画像および前記評価値に基づいて、前記第1および前記第2の差分画像の少なくとも一方のモーションアーチファクトを抑制する手順とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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