JP5536435B2 - サーバ装置、通信システム、制御方法 - Google Patents
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Description
本発明にかかるサーバ装置は、
映像データを複数のクライアント端末に無線伝送するサーバ装置であって、
各クライアント端末の受信エラー率の中で、受信エラー率が最も高いクライアント端末を特定する特定手段と、
前記特定手段で特定したクライアント端末の受信エラー率が所定の閾値以下となるように、前記サーバ装置の前記無線伝送に使用する送信電力値を変更する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、
前記送信電力値を変更した場合に、前記各クライアント端末の受信エラー率が所定の閾値以下にならない場合には、前記特定手段で特定したクライアント端末を除外し、
前記特定手段は、
前記制御手段で除外した前記クライアント端末を除いた残りのクライアント端末の受信エラー率の中で、受信エラー率が最も高い別のクライアント端末を特定することを特徴とする。
本発明にかかるサーバ装置は、
映像データを複数のクライアント端末に無線伝送するサーバ装置であって、
各クライアント端末の受信エラー率の中で、受信エラー率が最も高いクライアント端末を特定する特定手段と、
前記特定手段で特定したクライアント端末の受信エラー率が所定の閾値以下となるように、前記サーバ装置の前記無線伝送に使用する送信電力値を変更する制御手段と、を有し、
前記特定手段は、
前記各クライアント端末で測定した受信信号の受信電力値を基に、前記サーバ装置と、前記各クライアント端末と、の間の空間のインピーダンスを算出する第1の算出手段と、
前記第1の算出手段で算出した前記各クライアント端末のインピーダンスを基に、前記各クライアント端末の受信エラー率を算出する第2の算出手段と、を有し、
前記第2の算出手段で算出した前記各クライアント端末の受信エラー率の中で、受信エラー率が最も高いクライアント端末を特定することを特徴とする。
まず、図1を参照しながら、本実施形態の通信システムの概要について説明する。
<通信システムのシステム構成例>
まず、図1を参照しながら、本実施形態の通信システムのシステム構成例について説明する。
次に、図2を参照しながら、本実施形態のサーバ装置1の構成例について説明する。
但し、
送信電力値:サーバ装置1で現在使用している送信電力値
受信電力値:各クライアント端末2-1〜2-Nで測定した受信信号の受信電力値
次に、図2を参照しながら、本実施形態のクライアント端末2-1〜2-Nの構成例について説明する。
次に、図6を参照しながら、本実施形態の通信システムにおける処理動作例について説明する。
まず、図6を参照しながら、クライアント端末2-1〜2-Nの処理動作例について説明する。
次に、図6を参照しながら、サーバ装置1の処理動作例について説明する。なお、以下の説明では、複数のクライアント端末2-1〜2-Nの中で、1つのクライアント端末を示す場合は、クライアント端末2として説明する。
式(1)
インピーダンス=送信電力値÷受信電力値
但し、
送信電力値:サーバ装置1で現在使用している送信電力値
受信電力値:各クライアント端末2-1〜2-Nで測定した受信信号の受信電力値
このように、本実施形態のサーバ装置1は、各クライアント端末2-1〜2-Nの受信エラー率の中で、受信エラー率が最も高いクライアント端末を特定し、その特定したクライアント端末の受信エラー率が所定の閾値以下となるように、サーバ装置1の無線伝送に使用する送信電力値を変更する。これにより、本実施形態のサーバ装置1は、映像データの無線伝送を行う場合に、各クライアント端末2-1〜2-Nとの通信を考慮しながら、各クライアント端末2-1〜2-Nで受信エラーが発生しないようにすることができる。
次に、第2の実施形態について説明する。
まず、図8を参照しながら、クライアント端末2-1〜2-Nの処理動作例について説明する。
次に、図8を参照しながら、サーバ装置1の処理動作例について説明する。
このように、本実施形態のサーバ装置1は、特定のアプリケーションの映像データを無線伝送しているクライアント端末の受信エラー率に対しては、重み付けを行い、受信エラー率が高くなるように算出する。これにより、特定のアプリケーションの映像データを無線伝送している特定のクライアント端末に対しては、特定のアプリケーションの映像データ以外の通常の映像データを無線伝送している通常のクライアント端末よりも受信エラー率を高くした状態で、その受信エラー率が所定の閾値以下となるように、サーバ装置1の無線伝送に使用する送信電力値を変更することができる。
次に、第3の実施形態について説明する。
まず、図6、図8を参照しながら、クライアント端末2-1〜2-Nの処理動作例について説明する。
次に、図8を参照しながら、サーバ装置1の処理動作例について説明する。
このように、本実施形態のサーバ装置1は、各クライアント端末2-1〜2-Nの受信エラー率に対し、サーバ装置1と、各クライアント端末2-1〜2-Nと、の間で送受信するパケット数;n'に応じた重み付けを行い、パケット数;n'が多いほど受信エラー率が高くなるように、各クライアント端末2-1〜2-Nの受信エラー率を算出する。これにより、サーバ装置1と、各クライアント端末2-1〜2-Nと、の間で送受信するパケット数;n'に応じた重み付けを行って算出した受信エラー率を基に、その受信エラー率が所定の閾値以下となるように、サーバ装置1の無線伝送に使用する送信電力値を変更することができる。
次に、第4の実施形態について説明する。
まず、図12を参照しながら、クライアント端末2-1〜2-Nの処理動作例について説明する。
次に、図12を参照しながら、サーバ装置1の処理動作例について説明する。
このように、本実施形態のサーバ装置1の電力制御部142は、サーバ装置1の無線伝送時に使用する送信電力値を変更した場合に、全てのクライアント端末(図11(a)では、クライアント端末C1,C2,C3,C4)の受信エラー率が所定の閾値以下にならない場合には、最悪値特定部141で特定したクライアント端末(図11(a)では、クライアント端末C4)を除外する。そして、最悪値特定部141は、電力制御部142で除外したクライアント端末(図11(a)では、クライアント端末C4)を除いた残りのクライアント端末(図11(a)では、クライアント端末C1,C2,C3)の受信エラー率の中で、受信エラー率が最も高い別のクライアント端末(図11(a)では、クライアント端末C1)を特定する。そして、電力制御部142は、最悪値特定部141で特定したクライアント端末(図11(a)では、クライアント端末C1)の受信エラー率が所定の閾値以下となるように、サーバ装置1の無線伝送に使用する送信電力値を変更する。
11 無線通信部
12 記憶部
13 映像生成部
14 送信電力制御部
141 最悪値特定部
1411 インピーダンス算出部
1412 受信エラー率算出部
142 電力制御部
2−1〜2−N クライアント端末
21 無線通信部
22 記憶部
23 映像再生部
24 受信電力監視部
241 受信電力測定部
243 受信電力通知部
3 放送アンテナ
Claims (6)
- 映像データを複数のクライアント端末に無線伝送するサーバ装置であって、
各クライアント端末の受信エラー率の中で、受信エラー率が最も高いクライアント端末を特定する特定手段と、
前記特定手段で特定したクライアント端末の受信エラー率が所定の閾値以下となるように、前記サーバ装置の前記無線伝送に使用する送信電力値を変更する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、
前記送信電力値を変更した場合に、前記各クライアント端末の受信エラー率が所定の閾値以下にならない場合には、前記特定手段で特定したクライアント端末を除外し、
前記特定手段は、
前記制御手段で除外した前記クライアント端末を除いた残りのクライアント端末の受信エラー率の中で、受信エラー率が最も高い別のクライアント端末を特定することを特徴とするサーバ装置。 - 映像データを複数のクライアント端末に無線伝送するサーバ装置であって、
各クライアント端末の受信エラー率の中で、受信エラー率が最も高いクライアント端末を特定する特定手段と、
前記特定手段で特定したクライアント端末の受信エラー率が所定の閾値以下となるように、前記サーバ装置の前記無線伝送に使用する送信電力値を変更する制御手段と、を有し、
前記特定手段は、
前記各クライアント端末で測定した受信信号の受信電力値を基に、前記サーバ装置と、前記各クライアント端末と、の間の空間のインピーダンスを算出する第1の算出手段と、
前記第1の算出手段で算出した前記各クライアント端末のインピーダンスを基に、前記各クライアント端末の受信エラー率を算出する第2の算出手段と、を有し、
前記第2の算出手段で算出した前記各クライアント端末の受信エラー率の中で、受信エラー率が最も高いクライアント端末を特定することを特徴とするサーバ装置。 - 前記第2の算出手段は、
特定のアプリケーションの映像データを無線伝送しているクライアント端末の受信エラー率に対しては、特定のアプリケーションの映像データに応じた重み付けを行い、受信エラー率が高くなるように算出することを特徴とする請求項2記載のサーバ装置。 - 前記第2の算出手段は、
前記各クライアント端末の受信エラー率に対し、前記サーバ装置と、前記各クライアント端末と、の間で送受信するパケット数に応じた重み付けを行い、前記パケット数が多いほど受信エラー率が高くなるように、前記各クライアント端末の受信エラー率を算出することを特徴とする請求項2記載のサーバ装置。 - サーバ装置と、複数のクライアント端末と、を有し、映像データを前記サーバ装置から複数のクライアント端末に無線伝送する通信システムであって、
前記サーバ装置は、
各クライアント端末の受信エラー率の中で、受信エラー率が最も高いクライアント端末を特定する特定手段と、
前記特定手段で特定したクライアント端末の受信エラー率が所定の閾値以下となるように、前記サーバ装置の前記無線伝送に使用する送信電力値を変更する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、
前記送信電力値を変更した場合に、前記各クライアント端末の受信エラー率が所定の閾値以下にならない場合には、前記特定手段で特定したクライアント端末を除外し、
前記特定手段は、
前記制御手段で除外した前記クライアント端末を除いた残りのクライアント端末の受信エラー率の中で、受信エラー率が最も高い別のクライアント端末を特定することを特徴とする通信システム。 - 映像データを複数のクライアント端末に無線伝送するサーバ装置で行う制御方法であって、
各クライアント端末の受信エラー率の中で、受信エラー率が最も高いクライアント端末を特定する特定工程と、
前記特定工程で特定したクライアント端末の受信エラー率が所定の閾値以下となるように、前記サーバ装置の前記無線伝送に使用する送信電力値を変更する制御工程と、を有し、
前記制御工程は、
前記送信電力値を変更した場合に、前記各クライアント端末の受信エラー率が所定の閾値以下にならない場合には、前記特定工程で特定したクライアント端末を除外し、
前記特定工程は、
前記制御工程で除外した前記クライアント端末を除いた残りのクライアント端末の受信エラー率の中で、受信エラー率が最も高い別のクライアント端末を特定することを特徴とする制御方法。
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