JP5534949B2 - シートベルト用リトラクタ - Google Patents

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Description

本発明は、車両衝突時等の緊急時にウエビングの弛みを除去するためのシートベルト用リトラクタに関するものである。
従来より、車両衝突時等の緊急時にシートベルトの弛みを除去するためのシートベルト用リトラクタに関して種々提案されている。
例えば、一端部にガス発生部材が取り付けられてピストンを収納するパイプシリンダが、ベースプレートとカバープレートとの間に挟持された状態で、シリンダの他端部側に相対向するように形成された一対の貫通孔と、この一対の貫通孔に対向する位置に形成された各プレートの貫通孔にストッパーネジを挿通して、当該ストッパーネジと3本のネジとによってハウジングに取り付けられるプリテンショナ機構を備えたシートベルト用リトラクタがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2009−241867号公報
前記した特許文献1に記載されたシートベルト用リトラクタのプリテンショナ機構では、パイプシリンダの他端部側は、開放されており、カバープレートの上端部から略直角に延出されたカバー部によって覆われている。これにより、パイプシリンダ内への異物の混入を防止し、プリテンショナ機構の作動不良を防止している。
しかしながら、パイプシリンダ内への異物の混入を確実に防止するために、パイプシリンダの他端部とカバー部との隙間を狭くした場合には、カバー部は片持ち状態であるため、プリテンショナ機構が作動した際に、ガス発生部材から発生したガスの圧力によって外側方向へ捲れ上がり、車体構造によっては、取り付けられているセンターピラー等の内部構造物に当たる虞がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、プリテンショナ機構が作動した際に、カバープレートからシリンダの開口部を覆うように延出されたカバー部のガスの圧力による捲れ上がりを防止することが可能となるシートベルト用リトラクタを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係るシートベルト用リトラクタは、ウエビングを巻回収納する巻取ドラムと、前記巻取ドラムを相対向する一対の側壁部間に回転可能に支持するハウジングと、車両衝突時に前記巻取ドラムを巻き取り方向に回転させて前記ウエビングを巻き取るプリテンショナ機構部と、を備えたシートベルト用リトラクタにおいて、前記プリテンショナ機構部は、前記ハウジングの一対の側壁部のうちの一方の側壁部を形成するように該ハウジングに取り付けられる略平板状のベースプレートと、ガスを発生させるガス発生部材と、一端部に前記ガス発生部材が装着されて前記ベースプレートの外側面に該ベースプレートの側端縁部に沿って配設される長筒状のシリンダと、前記シリンダ内に移動可能に収容されて前記ガス発生部材側から他端部側へ貫通するガス抜き孔が形成されて、前記ガス発生部から発生したガスを前記ガス抜き孔から排出しつつ該ガスの圧力で前記シリンダ内を押圧駆動されて前記巻取ドラムを前記巻き取り方向へ回転させるピストンと、前記シリンダを挟んで前記ベースプレートと共に前記ハウジングに取り付けられる略平板状のカバープレートと、を備え、前記シリンダは、他端部側に該シリンダの軸方向に対して垂直に開設されると共に、前記ベースプレートと前記カバープレートに当接される両側面部の他端部側端縁部の幅方向略中央部から斜め外側方向へ傾斜するように切り欠かれた開口部を有し、前記カバープレートは、前記シリンダの開口部近傍から該シリンダの軸方向に対して垂直な該開口部の平面部を覆うように略直角に延出された第1延出部と、前記第1延出部の側端縁部から前記開口部の斜め外側方向へ傾斜した傾斜部を覆うように斜めに延出される第2延出部と、を有し、前記ベースプレートは、前記シリンダの開口部の斜め外側方向へ切り欠かれた近傍から所定幅で前記第2延出部の上側に対向するように所定長さ延出された押さえ部を有することを特徴とする。
また、請求項2に係るシートベルト用リトラクタは、請求項1に記載のシートベルト用リトラクタにおいて、前記押さえ部は、前記第2延出部の前記ベースプレート側の端縁部に対向するように該第2延出部の上側に所定長さ延出されていることを特徴とする。
また、請求項3に係るシートベルト用リトラクタは、請求項1又は請求項2に記載のシートベルト用リトラクタにおいて、前記押さえ部は、前記ベースプレートの上端縁部から所定幅で前記第2延出部に対して平行になるように所定長さ延出されると共に、該第2延出部の延出方向外側端縁部に対向するように直角に折り曲げられていることを特徴とする。
請求項1に係るシートベルト用リトラクタでは、カバープレートのシリンダの開口部近傍から、第1延出部が開口部の平面部を覆うように略直角に延出されている。そして、この第1延出部の側端縁部から、第2延出部が開口部の斜め外側方向へ傾斜した傾斜部を覆うように斜めに延出されている。また、ベースプレートのシリンダの開口部の斜め外側方向へ切り欠かれた傾斜部の近傍から第2延出部の上側に対向するように押さえ部が所定長さ延出されている。
これにより、ベースプレートの押さえ部は、プリテンショナ機構が作動した際に、第2延出部を押さえることができ、カバープレートからシリンダの開口部を覆うように延出された第1延出部及び第2延出部のガス発生部材から発生したガスの圧力による外側方向への捲れ上がりを防止できる。また、ベースプレートの押さえ部は、シリンダの斜め外側方向へ傾斜するように切り欠かれた近傍から第2延出部の上側に対向するように延出されるため、プリテンショナ機構の小型化を図ることが可能となる。
また、請求項2に係るシートベルト用リトラクタでは、ベースプレートの押さえ部は、第2延出部のベースプレート側の端縁部に対向するように該第2延出部の上側に所定長さ延出されている。これにより、ベースプレートの押さえ部は、プリテンショナ機構が作動した際に、第2延出部のベースプレート側の端縁部を押さえることができ、カバープレートからシリンダの開口部を覆うように延出された第1延出部及び第2延出部のガスの圧力による外側方向への捲れ上がりを効果的に防止できる。
また、請求項3に係るシートベルト用リトラクタでは、ベースプレートの押さえ部は、ベースプレートの上端縁部から所定幅で、第2延出部に対して平行になるように所定長さ延出されると共に、該第2延出部の延出方向外側端縁部に対向するように直角に折り曲げられている。
これにより、ベースプレートの押さえ部は、プリテンショナ機構が作動した際に、第2延出部の延出方向外側端縁部を押さえることができ、カバープレートからシリンダの開口部を覆うように延出された第1延出部及び第2延出部のガスの圧力による外側方向への捲れ上がりを更に効果的に防止できる。また、プリテンショナ機構が作動した際に、第2延出部は、ベースプレートの押さえ部の側面部に当接することとなるため、押さえ部の小型化を図りつつ、曲げ強度の向上を図ることができる。
本実施形態に係るシートベルト用リトラクタの外観斜視図である。 シートベルト用リトラクタをユニット別に分解した斜視図である。 プリテンショナユニットの斜視図である。 プリテンショナユニットの分解斜視図である。 プリテンショナユニットの分解斜視図である。 プリテンショナユニットの一部切り欠き側面図である。 ハウジングユニットの分解斜視図である。 シートベルト用リトラクタのロックユニットを取り除いた状態の側面図である。 プリテンショナ機構のガス発生部材の作動によってピストンが移動して回転レバーの下端部がギヤ側アームの先端部から外れた状態を示す説明図である。 図9に対応するパウルの動作を示す説明図である。
以下、本発明に係るシートベルト用リトラクタについて具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
[概略構成]
先ず、本実施形態に係るシートベルト用リトラクタ1の概略構成について図1及び図2に基づき説明する。
図1は本実施形態に係るシートベルト用リトラクタ1の外観斜視図である。図2はシートベルト用リトラクタ1をユニット別に分解した斜視図である。
図1及び図2に示すように、シートベルト用リトラクタ1は、車両のウエビング3を巻き取るための装置であって、ハウジングユニット5と、巻取ドラムユニット6と、プリテンショナユニット7と、巻取バネユニット8と、ロックユニット9とから構成されている。
また、ロックユニット9は、ハウジングユニット5を構成するハウジング11の側壁部12に固設され、ウエビング3の急激な引き出しや車両の急激な加速度の変化に反応してウエビング3の引き出しを停止する起動動作を行う。
また、後述のプリテンショナ機構17(図3参照)を備えたプリテンショナユニット7は、平面視略コの字状のハウジングユニット5の相対向する各側板部13、14の上下端縁部から略直角内側方向に延出されてネジ孔が形成された各ネジ止め部13A、13B、14Aと貫通孔が形成されたピン止め部14Bに、プリテンショナユニット7の外側から挿通される各ネジ15によってネジ止めされ、また、ハウジング11の内側から挿通されるストッパーピン16と該ストッパーピン16に挿入されるプッシュナット18によって固定される。これにより、プリテンショナユニット7は、ハウジング11の側壁部12に相対向する他方の側壁部を構成する。
また、巻取バネユニット8は、プリテンショナユニット7の外側にバネケース19に一体形成された各ナイラッチ8Aによって固設される。
そして、ウエビング3が巻装される巻取ドラムユニット6は、ハウジングユニット5の側壁部12に固設されたロックユニット9とプリテンショナユニット7との間に回転自在に支持される。また、巻取ドラムユニット6は、ガイドドラム21と、ドラムシャフト22と、ワイヤプレート25と、ラチェットギヤ26等とから構成されている。
ガイドドラム21は、アルミ材等により形成されて、プリテンショナユニット7側の端面部が閉塞された略円筒状に形成されている。また、ガイドドラム21の軸心方向のプリテンショナユニット7側の端縁部には、外周部から径方向に延出され、更に略直角外側方向に延出されたフランジ部27が形成されている。また、このフランジ部27の内周面には、車両衝突時に各クラッチパウル29(図4参照)が係合してピニオンギヤ体33(図4参照)の回転が伝達されるクラッチギヤ30が形成されている。
また、ガイドドラム21のプリテンショナユニット7側の端面部中央位置には、円筒状の取付ボス31が立設され、スチール材等により形成されるドラムシャフト22が圧入等によって固着されている。また、この取付ボス31は、後述のクラッチ機構48(図4参照)を構成するポリアセタール等の合成樹脂材により形成された軸受部材32の筒状部32A(図4参照)に嵌入される。
これにより、巻取ドラムユニット6の一端側は、軸受部材32を介してプリテンショナユニット7を構成するピニオンギヤ体33の軸受け部33A(図5参照)に回転可能に支持される。また、巻取ドラムユニット6のドラムシャフト22の先端部が、巻取バネユニット8内の渦巻バネに結合され、渦巻バネの付勢力によって巻取ドラムユニット6をウエビング3の巻取方向に常時付勢する構造とされる。
また、ガイドドラム21の軸心方向のロックユニット9側には、端縁部から少し内側の外周面から径方向に延出されたフランジ部35が形成されている。また、フランジ部35の外周部は、アルミ材等により形成された側面視略卵形のワイヤプレート25で覆われている。また、ワイヤプレート25の外側中央部には、ラチェットギヤ26が、カシメ等によって固着されている。
このラチェットギヤ26は、スチール材等により形成された円板状で、外周面に、後述のように車両衝突時や車両緊急時にパウル37(図7参照)が係合するラチェットギヤ部26Aが形成されている。また、ラチェットギヤ26の外側中心位置には、軸部28が立設されている。この軸部28の外周面には、スプラインが形成され、巻取ドラムユニット6は、この軸部28を介してロックユニット9に回転可能に支持される。
[プリテンショナユニットの概略構成]
次に、プリテンショナユニット7の概略構成について図2乃至図6に基づいて説明する。
図3はプリテンショナユニット7の巻取バネユニット8の取り付け面側から見た斜視図である。図4及び図5はプリテンショナユニット7を分解した分解斜視図である。図6はプリテンショナユニット7の一部切り欠き側面図である。
図2乃至図6に示すように、プリテンショナユニット7は、プリテンショナ機構17と、ハウジングユニット5の側壁部12に軸支されたパウル37(図8参照)を回動させる強制ロック機構51と、カバープレート53とから構成されている。
[プリテンショナ機構]
図3乃至図6に示すように、プリテンショナ機構17は、車両衝突時等にガス発生部材41を作動させ、このガスの圧力を利用して巻取ドラムユニット6のフランジ部27を介して該巻取ドラムユニット6をウエビング3の巻取方向に回転させる機構である。
ここで、プリテンショナ機構17は、ガス発生部材41と、パイプシリンダ42と、ガス発生部材41のガス圧を受けてパイプシリンダ42内を移動するシールプレート43及びピストン44と、このピストン44に形成されたラック44Aに噛合して回転するピニオンギヤ体33と、このパイプシリンダ42が取り付けられるベースプレート45と、このベースプレート45にパイプシリンダ42のピニオンギヤ体33側の側面に当接して配設される略直方体状のベースブロック体46と、ベースプレート45の外側面に配設されるクラッチ機構48とから構成されている。
また、ピニオンギヤ体33は、スチール材等で形成された略円筒状で、その外周部にピストン44に形成されたラック44Aに噛合するピニオンギヤ部55が形成されている。また、このピニオンギヤ部55の軸心方向カバープレート53側の端部から外側方向に延出される円筒状の支持部56が形成されている。また、この支持部56は、ピニオンギヤ部55の谷径を外径として、このカバープレート53の厚さ寸法にほぼ等しい長さに形成されている。
また、このピニオンギヤ部55の軸心方向ベースプレート45側の端部には径方向に張り出すフランジ部57が形成されている。さらに、このフランジ部57から外側方向に略円筒状で巻取ドラムユニット6のドラムシャフト22が挿通されると共に、軸受部材32の筒状部32Aが嵌入される軸受け部33Aが形成されたボス部58が形成されている。また、このボス部58の外周面には、基端部の外径を有する3個ずつのスプラインが中心角約120度間隔で形成されている。
また、クラッチ機構48は、ポリアセタール等の合成樹脂材により形成された軸受部材32と、スチール材等で形成された略円環状のパウルベース61と、スチール材等で形成された3個のクラッチパウル29と、ポリアセタール等の合成樹脂で形成されて、パウルベース61と共に各クラッチパウル29を挟持する略円環状のパウルガイド62とから構成されている。
この軸受部材32は、図4及び図5に示すように、ガイドドラム21のプリテンショナユニット7側の端面部中央位置に立設された円筒状の取付ボス31が回転可能に嵌入される略円筒状の筒状部32Aと、その筒状部32Aのガイドドラム21側の端縁部の外周から径方向外側に延出された円環状のフランジ部32Bとから形成されている。
また、このフランジ部32Bの周縁部には、中心角約120度間隔で径方向外側に正面視略三角形の先細りの平板状に延出された3個の突出部32Cが形成されている。また、各突出部32Cの径方向外側先端部には、それぞれ係止片32Dが、筒状部32Aの外周面に対して軸方向平行に対向するように、クラッチ機構48の厚さ寸法よりも少し低い高さ寸法で立設されている。更に、各係止片32Dの先端部には、略直角外側方向に側断面略直角三角形状に突出した係合突起が形成されている。
また、図4及び図5に示すように、パウルベース61の内周面には、ピニオンギヤ体33のボス部58に形成されたスプラインが圧入されるスプライン溝が中心角約120度間隔で3個ずつ形成されている。また、パウルベース61には、各クラッチパウル29の回転支軸29Aが回転可能に嵌入される3個の挿通孔65と、各挿通孔65をパウルベース61の外径側で囲むように肉厚の各パウル支持ブロック66が設けられている。また、各パウル支持ブロック66の外径端には、それぞれ係止ブロック67が形成されている。
また、パウルベース61のガイドドラム21側の面には、軸受部材32の筒状部32Aをパウルベース61に挿入した場合に、フランジ部32B及び各突出部32Cのほぼ全体が入り込むように嵌入される正面視略三角形状の窪み部68が形成されている。この窪み部68の深さは、平板状の各突出部32Cの厚さにほぼ等しい深さ寸法に形成されている。また、窪み部68の底面の各頂点部分には、軸受部材32の各係止片32Dが挿通される各貫通孔69が形成されている。
また、図4及び図5に示すように、パウルガイド62の内周径は、パウルベース61のスプライン溝よりも大きく形成されると共に、このパウルガイド62の軸方向外側の側面部には、3個の細長い各位置決突起71が、中心角120度間隔で半径方向に沿って突設されている。また、パウルガイド62の外周部には、パウルベース62の各係止ブロック67と係合する3個の各係止フック72が形成されている。
そして、パウルベース61の各貫通孔69に各クラッチパウル29の回転支軸29Aを嵌入して載置し、その上側からパウルガイド62の各係止フック72をパウルベース61の各係止ブロック67に係合させることによって、各クラッチパウル29が回転支軸29を中心に回転可能に収納された状態で保持される。続いて、クラッチ機構48のパウルガイド62の軸方向外側の側面部に突設される各位置決突起71を、ベースプレート45の各位置決孔75に嵌入して、該クラッチ機構48をベースプレート45の外側面に配置する。
その後、ピニオンギヤ体33のボス部58を、ベースプレート45の略中央部に形成された貫通孔76に嵌入後、該ボス部58に形成される各スプラインをクラッチ機構48を構成するパウルベース61の各スプライン溝に圧入固定する。これにより、クラッチ機構48とピニオンギヤ体33とが、ベースプレート45に配設固定されるとともに、ピニオンギヤ体33のピニオンギヤ部55が、図6に示す位置に常に位置決め固定される。
これにより、後述のように、車両衝突時等にピニオンギヤ体33が回転した場合には、パウルベース61が回転して各クラッチパウル29が半径方向外側へ回動されて該パウルベース61から半径方向外側へ突出後、ガイドドラム21のクラッチギヤ30に噛合する。更に、ピニオンギヤ体33が回転することによって、パウルガイド62の各位置決突起71が剪断されて、クラッチ機構48及びガイドドラム21がウエビング3の巻取方向へ回転する。
続いて、図4及び図5に示すように、軸受部材32の各係止片32Dをパウルベース61の各貫通孔69に挿入しつつ、筒状部32Aをピニオンギヤ体33の軸受け部33Aに嵌入する。そして、軸受部材32のフランジ部32B及び各突出部32Cを窪み部68に嵌入させる。これにより、軸受部材32の各突出部32Cの両側面部は、窪み部68の各頂点部分の内側面に対向するように配置されるため、当該軸受部材32はパウルベース61に対して相対回転不能に取り付けられる。
また、ベースブロック体46は、ポリアセタール等の合成樹脂で形成されている。そして、このベースブロック体46の内側の側端縁部から内側方向に平面視略半円状に窪むように形成されると共に底面部が外側方向に突出する略リング状に形成されたギヤ収納部81の該底面部の貫通孔82内にピニオンギヤ体33のフランジ部57を挿通させる。また、このベースブロック体46のベースプレート45側の側面部に突出する各位置決めボス83を、ベースプレート45の各位置決孔85に嵌入して、該ベースブロック体46をベースプレート45の内側面に配置する。
また、ベースブロック体46は、パイプシリンダ42のガス発生部材41が収納される収納部42Aに対向する下端部から該収納部42A近傍位置まで、ピストン44が収納されるピストン収納部42Bに対向するように同じ厚さで所定幅(例えば、約10mm幅である。)だけ延出されたブロック延出部87が形成されている。また、このブロック延出部87の下端部には、ネジ88(図2参照)が挿通される貫通孔89が形成されている。
また、ベースブロック体46の外側側面部からベースプレート45側に延出されて、外側方向に弾性変形可能に形成された弾性係止片46Aと、このベースブロック体46の上側側面部及び下側側面部からベースプレート45側に延出されて、外側方向に弾性変形可能に形成された各弾性係止片46Bとをそれぞれベースプレート45の側端部に係止する。これにより、ベースブロック体46がベースプレート45に配設される。
尚、ギヤ収納部81の高さは、ピニオンギヤ体33のピニオンギヤ部55とフランジ部57の高さの和にほぼ等しくなるように形成されている。
[強制ロック機構]
ここで、ベースブロック体46内に配設される強制ロック機構51について図3乃至図6に基づいて説明する。
図3乃至図6に示すように、ベースブロック体46には、強制ロック機構51を配設する凹部91が形成されて、該強制ロック機構51を構成するプッシュブロック92と、回転レバー93と、プッシュブロック92を回転レバー93側方向へ付勢するブロック付勢バネ92Aと、ギヤ側アーム94と、このギヤ側アーム94を回転レバー93側方向へ付勢する付勢バネ95とが配設されている。また、このギヤ側アーム94には、ベースプレート45の外側から該強制ロック機構51を構成する連結シャフト96と、メカ側アーム97が接続されている。
この回転レバー93は、ポリアセタール等の合成樹脂やアルミ材等で形成されて、略くの字状に形成されると共に、曲がり部に貫通孔が形成されている。そして、図6に示すように、回転レバー93は、一端側がピニオンギヤ体33のピニオンギヤ部55に対向するように、ベースブロック体46の凹部91の底面部に立設されるボス98に回転可能に支持されている。
また、プッシュブロック92は、ポリアセタール等の合成樹脂で形成されている。そして、図6に示すように、プッシュブロック92は、凹部91の底面部に立設される位置決突起101によって、一端がピニオンギヤ体33のピニオンギヤ部55の歯の近傍に位置し、他端が回転レバー93の近傍に位置するように位置決めされている。また、このプッシュブロック92は、ブロック付勢バネ92Aによって回転レバー93側に付勢され、ガタツキが防止されている。
従って、後述のようにピニオンギヤ体33が回転した場合には、回転レバー93は、ピニオンギヤ部55の歯に押されたプッシュブロック92によって外側方向(図6中、反時計方向)に回動可能に構成されている(図9参照)。また、プッシュブロック92は、ブロック付勢バネ92Aによってピニオンギヤ体33側に戻るのを防止される。
また、ギヤ側アーム94は、ポリアセタール等の合成樹脂やアルミ材等で形成されて、略平板状に形成されると共に、ベースブロック体46側の側面部の回転レバー93から遠い一端側には、ベースブロック体46の凹部91の底面部に形成された貫通孔102に挿通されるボス103が立設されている。また、ギヤ側アーム94のボス103が立設される側面部には、連結シャフト96の一端側折曲部が挿通される所定深さの溝部105が形成されている。
また、ギヤ側アーム94は、回転レバー93側の先端部上面に、該回転レバー93の他端側が当接される段差部106が形成されている。そして、このギヤ側アーム94は、ボス103が凹部91の底面部に形成される貫通孔102に挿入されて、回転レバー93側に回動可能に支持される。更に、ギヤ側アーム94は、段差部106に対向する他方の先端部下面を付勢バネ95によって回転レバー93側へ(図6中、上側方向である。)付勢されて、該段差部106が回転レバー93の他端側に当接されている。
従って、回転レバー93が図6中、反時計方向に回動した場合には、この回転レバー93の他端側がギヤ側アーム94の先端部から離れ、ギヤ側アーム94が付勢バネ95の付勢力によって、外側方向(図6中、反時計方向である。)へ回動可能に構成されている。
また、連結シャフト96は、スチール材等の線材で形成されて、両端が相互に約90度ずれて対向するように略直角に折り曲げられている。また。この連結シャフト96の直線部の長さは、ハウジングユニット5の各側板部13、14(図7参照)の幅より若干長く形成されている。
また、図5に示すように、ベースブロック体46の凹部91の底面部に形成される貫通孔102には、連結シャフト96の一端側折曲部が挿通される溝107が外周部から延び出ている。また、ベースプレート45のギヤ側アーム94に対向する部分には、連結シャフト96の一端側折曲部が挿通される貫通孔108が形成されている。
従って、連結シャフト96の一端側折曲部は、ベースプレート45の貫通孔108と、ベースブロック体46の貫通孔102及び溝107を通って、ベースブロック体46の凹部91に配設されたギヤ側アーム94の溝部105内に嵌入される。
また、メカ側アーム97は、ポリアセタール等の合成樹脂やアルミ材等で形成されて、略平板状の幅の狭い略扇形に形成されると共に、その中心角側の端縁部の外側面には、ハウジングユニット5の側壁部12(図7参照)に形成される貫通孔111(図7参照)に回転可能に嵌入されるボス112が立設されている。また、メカ側アーム97の外周側端縁部の側壁部12側の外側面には、切欠部113(図7、図8参照)内に挿通されるボス97Aが立設されている。また、メカ側アーム97の内側面には、中心線に沿って所定深さの溝部115が形成されている。
従って、連結シャフト96の他端側折曲部をメカ側アーム97の溝部115内に嵌入することによって、メカ側アーム97は、このメカ側アーム97の中心角側の端縁部の外側面に立設されるボス112の軸心と連結シャフト96の軸心とがほぼ一直線状になるように、連結シャフト96の他端側に取り付けられる。
そして、後述のようにプリテンショナユニット7がハウジングユニット5に取り付けられた場合には、メカ側アーム97のボス112は、側壁部12に形成される貫通孔105に回転可能に嵌入される(図8参照)。また、メカ側アーム97のボス97Aは、側壁部12に形成された切欠部138に挿入されて、側壁部12の内側に回動可能に取り付けられる。
[プリテンショナ機構]
続いて、プリテンショナ機構17を構成するパイプシリンダ42の構成及び取り付けについて図3乃至図6に基づいて説明する。
図3乃至図6に示すように、パイプシリンダ42は、スチールパイプ材等で略L字状に形成されている。そして、その一端側(図4中、下側折曲部分)は、略円筒状の収納部42Aが形成されて、ガス発生部材41を収納するように構成されている。このガス発生部材41は、火薬を含んでおり、図示省略の制御部からの着火信号により該火薬を着火させてガス発生剤の燃焼でガスを発生させるように構成されている。
また、パイプシリンダ42の他端側(図4中、上側折曲部分)は、断面略長方形のピストン収納部42Bが形成されて、ピニオンギヤ体33に対向する部分に切欠部117が形成され、ベースプレート45上に配設した場合に、該切欠部117内にピニオンギヤ体33のピニオンギヤ部55が填り込むように構成されている。また、ピストン収納部42Bの上端部は、ベースプレート45とカバープレート53に当接される両側面部の幅方向略中央部から斜め外側方向へ傾斜するように切り欠かれた開口部118が設けられている。
また、ピストン収納部42Bの両側面部には、上端部に形成された開口部118の外側方向へ傾斜する傾斜部118Aの下側に、プリテンショナユニット7をハウジングユニット5に取り付けると共に、ピストン44の抜け止めとして機能するストッパーピン16を挿通可能な相対向する一対の貫通孔121が形成されている。
また、シールプレート43は、ゴム材等でピストン収納部42Bの上端側から挿入可能な略長方形の平板状に形成され、ピストン44のガスを受圧するガス受圧側面と略同一形状である。また、シールプレート43は、ピストン44のガス受圧側面に形成された所定深さ(例えば、約4mmの深さである。)の断面円形の取付凹部122に嵌入される略円柱状の取付凸部123が立設されている。この取付凸部123の中央部には、軸心に沿ってシールプレート43のガスを受圧する受圧側面から連通するガス抜き孔124が形成されている。
また、ピストン44は、スチール材等で形成されて、ピストン収納部42Bの上端側から挿入可能な断面略長方形で、全体として長尺状の形状を有している。また、ピストン44のピニオンギヤ体33側の側面には、ピニオンギヤ体33のピニオンギヤ部55に噛合するラック44Aが形成されている。また、ラック44Aの先端部(図6中、上端部)の背面は、ストッパーピン16に当接可能な段差部126が形成されている。
また、ピストン44のラック44Aに対して両側面部には、所定深さ(例えば、深さ約2mmである。)の一対の溝部127が、段差部126の上端縁からラック44Aの下端の刃先に対向する位置まで、ピストン44の長手方向に沿って互いに対向するように形成されている。また、一対の溝部127の下端部には、ピストン44の長手方向に沿って長い断面矩形状の貫通孔128が形成され、両側面部が連通されている。また、ピストン44の受圧側面に形成された取付凹部122と貫通孔128とは、ピストン44の長手方向に沿って形成された細径の連通孔131によって連通されている。
そして、シールプレート43の取付凸部123をピストン44の受圧側面に形成された取付凹部122に嵌入後、シールプレート43を奥側にして、ピストン収納部42Bの上端側から奥に圧入する。また、シールプレート43のガス抜き孔124は、ピストン44の連通孔131を介して貫通孔128に連通している。
従って、この状態で、ガス発生部材41で発生したガスの圧力によって、シールプレート43が押圧されて、ピストン44がピストン収納部42Bの上端側開口部118へ移動する。また、その後、ウエビング3が再度引き出される場合には、ピニオンギヤ体33の逆回転によってピストン44が下方に下がる際に、シールプレート43のガス抜き孔124、ピストン44の連通孔131及び貫通孔128を介してパイプシリンダ42内のガスが抜け、スムーズにピストン44が下がる。
また、図6に示すように、ガス発生部材41が作動するまでの通常状態では、ピストン44はピストン収納部42Bの奥側に退避して、ラック44Aの先端がピニオンギヤ部55に非噛合状態となるように位置している。そして、このように構成されたピストン収納部42Bの切欠部117の内側に、ベースブロック体46のギヤ収納部81の両側端縁部から外側方向に突出する各突出部109を嵌入させつつ、ベースプレート45上にパイプシリンダ42を配置する。
またこの時、ベースブロック体46のギヤ収納部81に立設された断面略U字状のラック止めピン133が、ラック44Aの上端のギヤ溝に挿入され、ピストン44の上下方向の移動が規制される。また、ピストン44の先端部は、ピニオンギヤ体33のピニオンギヤ部55の近傍に位置して、非噛合状態になっている。
これにより、パイプシリンダ42のピストン収納部42Bは、ベースブロック体46の側面部に立設される断面略三角形の各リブ134と、ベースプレート45の側端縁部のピニオンギヤ体33に対向する部分から略直角に延出された背当て部135によって、その両側面部が支持される。
この背当て部135は、図4及び図6に示すように、ピストン収納部42Bとほぼ同じ高さになるように延出されており、延出方向端縁部の略中央部より上端側には、所定幅(例えば、幅約8mmである。)の切欠部136が所定深さ(例えば、約4mmである。)形成されている。また、背当て部135の下端縁部は、略直角外側方向に所定長さ(例えば、約4mmである。)延出され、この背当て部135の下側角部には、カバープレート53の厚さにほぼ高さの段差部137が形成されている。
また、カバープレート53のベースプレート45の背当て部135に対向する側端部には、該背当て部135の先端部が挿通可能な各貫通孔141、142が形成されている。また、各貫通孔141、142の背当て部135の外側面に対向する側縁部は、内側方向(図4中、左側方向)へ所定高さ(例えば、約3mmの高さである。)窪んでいる。これにより、背当て部135の延出方向の各端縁部が各貫通孔141、142に挿入された場合には、各貫通孔141、142の内側面が、背当て部135の外側面に確実に当接するように構成されている。
そして、ベースプレート45上にベースブロック体46、強制ロック機構51やパイプシリンダ42等が配置された状態で、このベースブロック体46のカバープレート53側の側面部に突出する各位置決めボス143を、カバープレート53の各位置決孔144に嵌入して、ベースブロック体46、強制ロック機構51やパイプシリンダ42等の上側にカバープレート53を配置する。また同時に、ピニオンギヤ体33の円筒状の支持部56を、カバープレート53の略中央部に形成された支持孔145に嵌入する。
また、ベースプレート45の側端縁部から略直角に延出された背当て部135を、カバープレート53の背当て部135に対向する側端縁部に形成された各貫通孔141、142に挿通する。そして、このベースブロック体46の外側側面部からカバープレート53側に延出されて、外側方向に弾性変形可能に形成された弾性係止片46Cと、このベースブロック体46の上側側面部からカバープレート53側に延出されて、外側方向に弾性変形可能に形成された弾性係止片46Dとをそれぞれカバープレート53の側端部に係止する。
そして、カバープレート53のベースブロック体46の貫通孔89に対向する位置に形成された貫通孔157にネジ88を挿通して、ベースプレート45のバーリング加工によって形成されたネジ孔158に締結する。
これにより、カバープレート53がベースブロック体46に配設固定され、パイプシリンダ42がカバープレート53とベースプレート45との間に取り付けられる。また、ピニオンギヤ体33の端部に形成された支持部56が、カバープレート53の支持孔145によって回転可能に支持される。従って、ピニオンギヤ体33の両端部に形成されたボス部58の基端部と支持部56とが、それぞれベースプレート45の貫通孔76とカバープレート53の支持孔145とによって回転可能に支持される。
また、パイプシリンダ42の各貫通孔121と、カバープレート53の各貫通孔121に対向する位置に形成された貫通孔147と、ベースプレート45の各貫通孔121に対向する位置に形成された貫通孔148とが同軸上に配置される。これにより、図2に示すように、スチール材等で形成されたストッパーピン16をハウジング11のピン止め部14B側からベースプレート45の貫通孔148、パイプシリンダ42の各貫通孔121及びカバープレート53の貫通孔147へ挿通して、プッシュナット18によって固定することができる。
従って、パイプシリンダ42は、カバープレート53とベースプレート45とによって挟持されると共に、ベースブロック体46と背当て部135とによって両側面部が挟持される。また、ガス発生部材41で発生したガスの圧力によって、シールプレート43が押圧されて、ピストン44がピストン収納部42Bの上端側開口部(図6中、上端部)へ移動した場合には、ピストン44の段差部126が、各貫通孔121に挿通されたストッパーピン16に当接して、停止させることができる。
また、ピストン収納部42Bの上端側の開口部118は、カバープレート53の上端縁部から該ピストン収納部42Bの約半分の幅で略直角にベースプレート45側へ延出された第1延出部151によって、該開口部118のピストン収納部42Bの軸方向に対して垂直な平面部118Bが覆われる。また、この第1延出部151の開口部118の傾斜部118A側の側端縁部から斜め外側方向へ傾斜するように延出された第2延出部152によって、該傾斜部118Aが覆われる。また、第1延出部151のベースブロック体46側の端縁部は、直角下側方向へ所定長さ(例えば、長さ約4mmである。)延出されている。
また、ベースプレート45の上端縁部から、カバープレート53の第2延出部152の延出方向外側端縁部に対向するように、所定幅(例えば、幅約3mmである。)で折り曲げ延出された押さえ部155が設けられている。この押さえ部155は、ベースプレート45の上端縁部の貫通孔148に対向する位置から、第2延出部152に対して平行になるように所定幅(例えば、幅約3mmである。)で、所定長さ(例えば、約8mmである。)延出されると共に、略中央部から該第2延出部152の延出方向外側端縁部に対向するように直角に折り曲げられている。
これにより、ピストン収納部42Bの上端側の開口部118は、第1延出部151及び第2延出部152によって覆われる。また、カバープレート53の第2延出部152の延出方向外側端縁部は、ベースプレート45の押さえ部155の側面部に対向する。
[ハウジングユニットの概略構成]
次に、ハウジングユニット5の概略構成について図7及び図8に基づいて説明する。
図7はハウジングユニット5の分解斜視図である。図8はシートベルト用リトラクタ1のロックユニット9を取り除いた状態の側面図である。
図7に示すように、ハウジングユニット5は、ハウジング11と、ブラケット161と、プロテクタ163と、パウル37と、パウルリベット165とから構成されている。
また、ハウジング11は、スチール材等で平面視略コの字状に形成されて、奥側の側壁部12には巻取ドラムユニット6のラチェットギヤ26の先端部が挿入される貫通孔166が形成されている。また、この貫通孔166の斜め下側のパウル37に対向する部分には、切欠部113が形成され、パウル37がスムーズに回動するようになっている。また、この切欠部113の横側にパウル37を回転可能に取り付けるための貫通孔168が形成されている。
また、切欠部113のパウル37が当接する部分には、貫通孔168の同心円上に半円形状の案内部169が形成されている。一方、パウル37の案内部169に当接して摺動する部分は、側壁部12の厚さ寸法にほぼ等しい高さで、この案内部169の側縁と同じ曲率半径の円弧状に窪んだ段差部37Bが側壁部12の厚さ寸法より若干高く形成されている。また、図8に示すように、パウル37の外側の側面の先端部には、ロックユニット9を構成するクラッチ(不図示)のガイド溝(不図示)に挿入される案内ピン37Aが立設されている。
また、図7に示すように、側壁部12の両側端縁部から相対向する各側板部13、14が延出されている。また、各側板部13、14の中央部には、それぞれ開口部が形成され、軽量化及びウエビング3の取り付け作業の効率化等が図られている。また、各側板部13、14の上下端縁部には、所定幅で略直角内側方向に延出された各ネジ止め部13A、13B、14Aとピン止め部14Bが形成されている。
また、各ネジ止め部13A、13B、14Aには、各ネジ15がネジ止めされる各ネジ孔171がバーリングによって形成され、ネジ止め部14Bには、ストッパーピン16が挿通される貫通孔172が形成されている。従って、図2及び図4、図5に示すように、各ネジ15は、カバープレート53の各貫通孔185からベースプレート45の各貫通孔186に挿通されて、各ネジ孔171にネジ止めされる。
また、側板部13の上端縁部に各リベット162によって取り付けられるブラケット161は、スチール材等で形成されて、側板部13の上端縁部から略直角内側方向に延出された延出部にウエビング3が引き出される横長の貫通孔173が形成され、ナイロン等の合成樹脂で形成された横長枠状のプロテクタ163が嵌め込まれている。また、側板部13の下端部には、車両の締結片175(図8参照)に取り付ける際に、ボルト176(図8参照)が挿通されるボルト挿通孔178が形成されている。
また、図7及び図8に示すように、スチール材等で形成されたパウル37は、段差部37Bが案内部169に当接されて、側壁部12の外側から貫通孔168に回転可能に挿通されるパウルリベット165によって、回動可能に固定されている。これにより、パウル37の側面とラチェットギヤ26の側面とが、側壁部12の外側面とほぼ同一面になるように位置される。
また、図8に示すように、プリテンショナユニット7を各ネジ15とストッパーピン16及びプッシュナット18によってハウジングユニット5に取り付けた場合には、連結シャフト96の他端側折曲部に取り付けられたメカ側アーム97のボス112が、側壁部12に形成された貫通孔111に回動可能に嵌入されて、切欠部113内に位置するパウル37の下側の側面部の近傍に位置している。また、メカ側アーム97の外側の側面に立設されたボス97Aが切欠部113に挿入されている。また、パウル37は、通常時には、メカ側アーム97に近接した状態で、且つ、ラチェットギヤ26に係合しないようになっている。
また、側壁部12に取り付けられたパウル37及びメカ側アーム97の下方には、該側壁部12の下端面から所定高さ上側の位置(例えば、約10mm上側の位置である。)から所定幅(例えば、幅約10mmである。)で、このパウル37及びメカ側アーム97に対向するように内側方向(図7中、手前側方向である。)へ略直角に折り曲げられたアーム保護用折曲部180が設けられている。つまり、側壁部12に取り付けられたパウル37及びメカ側アーム97の下方には、所定幅でメカ側アーム97に対向するように略直角に所定長さ(例えば、長さ約10mmである。)内側方向へ延出されたアーム保護用折曲部180が設けられている。
また、側壁部13の連結シャフト96に対向する部分には、該連結シャフト96のほぼ全長に渡って対向する横長の開口部181が形成され、この開口部181の下端縁部から内側方向へ略直角に折り曲げられたシャフト保護用折曲部182が設けられている。また、シャフト保護用折曲部182のガイドドラム21側の端縁部は、側壁部13に対向する連結シャフト96よりも内側になるように延出されている。また、このシャフト保護用折曲部182の下方には、ボルト挿通孔178が形成され、このボルト挿通孔178にボルト176が挿通されてナット177によって車両の締結片175に固着される。
[強制ロック機構及びパウルの動作説明]
次に、車両衝突時等において、プリテンショナ機構17のガス発生部材41の作動によって起動する強制ロック機構51及びパウル37の動作について図9及び図10に基づいて説明する。図9はプリテンショナ機構17のガス発生部材41の作動によってピストン44が移動して、回転レバー93の下端部がギヤ側アーム94の先端部から外れた状態を示す説明図である。図10は図9に対応するパウル37の動作を示す説明図である。
図9に示すように、車両衝突時等において、プリテンショナ機構17のガス発生部材41が作動した場合には、パイプシリンダ42のピストン収納部42B内のピストン44が図6に示す通常状態から、ラック止めピン133を剪断して上方に(矢印X1方向である。)に移動し、ピニオンギヤ体33を正面視反時計方向(矢印X2方向である。)への回転させる。また、回転レバー93の上端部は、ブロック付勢バネ92Aによって押されたプッシュブロック92によって更に押されるため、この回転レバー93の下端部が、ギヤ側アーム94の先端部から外れる。
そのため、ギヤ側アーム94は、付勢バネ95によって外側方向に押圧されて、正面視反時計方向(矢印X3方向である。)へ回転する。尚、プッシュブロック92は、ブロック付勢バネ92Aによって外側方向へ押圧され、ピニオンギヤ体33のピニオンギヤ部55と離間した状態で維持されると共に、回転レバー93の上端部を凹部91の内壁面に当接させた状態に維持する。
また、図10に示すように、回転レバー93の下端部が、ギヤ側アーム94の先端部から外れた場合には、このギヤ側アーム94が、正面視反時計方向(矢印X3方向である。)へ回転するため、該ギヤ側アーム94の溝部105内に一端側折曲部が挿入されている連結シャフト96も、軸心回りに正面視反時計方向(矢印X3方向である。)へ回転する。
このため、メカ側アーム97は、連結シャフト96の他端側折曲部が溝部115に挿入されているため、ギヤ側アーム94の回動に伴って正面視反時計方向(矢印X8方向である。)に回動して、パウル37をラチェットギヤ26のラチェットギヤ部26Aに係合させる。尚、パウル37とラチェットギヤ26のラチェットギヤ部26Aとは、巻取ドラムユニット6のウエビング3引き出し方向への回転を抑止し、ウエビング3巻き取り方向への回転を許容するように、噛み合う形状とされている。
従って、パウル37とラチェットギヤ26のラチェットギヤ部26Aとが係合した場合には、巻取ドラムユニット6のウエビング3引き出し方向への回転を抑止するロック動作が行われると共に、ウエビング3巻き取り方向への回転が許容される。尚、クラッチ機構48とピニオンギヤ体33が一体となって回転を開始する以前に、パウル37は巻取ドラムユニット6のウエビング3引き出し方向への回転を抑止しうる状態になる。
また、ガス発生部材41から発生したガスは、シールプレート43の受圧側面を押圧すると共に、シールプレート43のガス抜き孔124からピストン44の受圧側面に形成された取付凹部122と貫通孔128とを連通する連通孔131を介して各矢印X4〜X7の方向へ流出する。
そして、ピストン収納部42Bの開口部118を覆うカバープレート53の第1延出部151及び第2延出部152は、ガスの圧力によって外側方向へ押圧されるが、該第2延出部152の延出方向外側端縁部は、ベースプレート45の押さえ部155に当接して押さえられるため、ガスは開口部118と該第1延出部151及び第2延出部152との隙間から排出される。
また、プリテンショナ機構17の動作後、ピニオンギヤ体33の回転が停止した後は、図9に示すように、回転レバー93の下端部が、ギヤ側アーム94の先端部から外れた状態が維持される。即ち、プリテンショナ機構17の動作後においては、パウル37とラチェットギヤ26のラチェットギヤ部26Aとの係合が維持される。このため、巻取ドラムユニット6のラチェットギヤ26及びワイヤプレート25が、ウエビング3引き出し方向へ回転するのが抑止される。
ここで、巻取ドラムユニット6は、巻取ドラムの一例である。また、パイプシリンダ42は、シリンダの一例である。また、平面部118Bは、平面部の一例である。また、傾斜部118Aは、傾斜部の一例である。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係るシートベルト用リトラクタ1では、ピストン収納部42Bの上端側の開口部118は、カバープレート53の上端縁部から該ピストン収納部42Bの約半分の幅で略直角にベースプレート45側へ延出された第1延出部151によって、該開口部118のピストン収納部42Bの軸方向に対して垂直な平面部118Bが覆われる。また、この第1延出部151の開口部118の傾斜部118A側の側端縁部から斜め外側方向へ傾斜するように延出された第2延出部152によって、該傾斜部118Aが覆われる。また、ベースプレート45の上端縁部から、カバープレート53の第2延出部152の延出方向外側端縁部に対向するように、所定幅(例えば、幅約3mmである。)で折り曲げ延出された押さえ部155が設けられている。
これにより、ベースプレート45の押さえ部155は、プリテンショナ機構17が作動した際に、第2延出部152の延出方向外側端縁部を押さえることができ、カバープレート53からパイプシリンダ42の開口部118を覆うように延出された第1延出部151及び第2延出部152のガス発生部材41から発生したガスの圧力による外側方向への捲れ上がりを防止できる。また、ベースプレート45の押さえ部155は、開口部118の斜め外側方向へ傾斜するように切り欠かれた傾斜部118Aの近傍から第2延出部152の上側に対向するように折り曲げ延出されるため、プリテンショナ機構17の小型化を図ることが可能となる。
また、押さえ部155は、ベースプレート45の上端縁部の貫通孔148に対向する位置から、第2延出部152に対して平行になるように所定幅で、所定長さ延出されると共に、略中央部から該第2延出部152の延出方向外側端縁部に対向するように直角に折り曲げられている。これにより、プリテンショナ機構17が作動した際に、第2延出部152は、ベースプレート45の押さえ部155の側面部に当接することとなるため、押さえ部155の小型化を図りつつ、曲げ強度の向上を図ることができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、ベースプレート45のピストン収納部42Bの上端部の傾斜部118Aに対向する上端縁角部を、該傾斜部118Aとほぼ平行な斜めに形成すると共に、カバープレート53の第2延出部152よりも少し高くなるように形成する。そして、この斜めに形成された上端縁角部から第2延出部152のベースプレート45側の端縁部の上側に対向するように所定幅(例えば、幅約3mm〜8mmである。)で所定長さ(例えば、長さ約4mmである。)折り曲げ延出された延出部(押さえ部)185を設けるようにしてもよい。
これにより、ベースプレート45の押さえ部185は、プリテンショナ機構17が作動した際に、第2延出部152のベースプレート45側の端縁部を押さえることができ、カバープレート53からパイプシリンダ42の開口部118を覆うように延出された第1延出部151及び第2延出部152のガス発生部材41から発生したガスの圧力による外側方向への捲れ上がりを効果的に防止できる。また、ベースプレート45の押さえ部185は、パイプシリンダ42の斜め外側方向へ傾斜するように切り欠かれた傾斜部118Aの近傍から第2延出部152の上側に対向するように延出されるため、プリテンショナ機構17の小型化を図ることが可能となる。
1 シートベルト用リトラクタ
3 ウエビング
5 ハウジングユニット
6 巻取ドラムユニット
7 プリテンショナユニット
11 ハウジング
12、13、14 側壁部
17 プリテンショナ機構
41 ガス発生部材
42 パイプシリンダ
43 シールプレート
44 ピストン
45 ベースプレート
53 カバープレート
151 第1延出部
152 第2延出部
155 押さえ部
18 開口部
18A 傾斜部
18B 平面部

Claims (3)

  1. ウエビングを巻回収納する巻取ドラムと、
    前記巻取ドラムを相対向する一対の側壁部間に回転可能に支持するハウジングと、
    車両衝突時に前記巻取ドラムを巻き取り方向に回転させて前記ウエビングを巻き取るプリテンショナ機構部と、
    を備えたシートベルト用リトラクタにおいて、
    前記プリテンショナ機構部は、
    前記ハウジングの一対の側壁部のうちの一方の側壁部を形成するように該ハウジングに取り付けられる略平板状のベースプレートと、
    ガスを発生させるガス発生部材と、
    一端部に前記ガス発生部材が装着されて前記ベースプレートの外側面に該ベースプレートの側端縁部に沿って配設される長筒状のシリンダと、
    前記シリンダ内に移動可能に収容されて前記ガス発生部材側から他端部側へ貫通するガス抜き孔が形成されて、前記ガス発生部から発生したガスを前記ガス抜き孔から排出しつつ該ガスの圧力で前記シリンダ内を押圧駆動されて前記巻取ドラムを前記巻き取り方向へ回転させるピストンと、
    前記シリンダを挟んで前記ベースプレートと共に前記ハウジングに取り付けられる略平板状のカバープレートと、
    を備え、
    前記シリンダは、他端部側に該シリンダの軸方向に対して垂直に開設されると共に、前記ベースプレートと前記カバープレートに当接される両側面部の他端部側端縁部の幅方向略中央部から斜め外側方向へ傾斜するように切り欠かれた開口部を有し、
    前記カバープレートは、
    前記シリンダの開口部近傍から該シリンダの軸方向に対して垂直な該開口部の平面部を覆うように略直角に延出された第1延出部と、
    前記第1延出部の側端縁部から前記開口部の斜め外側方向へ傾斜した傾斜部を覆うように斜めに延出される第2延出部と、
    を有し、
    前記ベースプレートは、前記シリンダの開口部の斜め外側方向へ切り欠かれた近傍から所定幅で前記第2延出部の上側に対向するように所定長さ延出された押さえ部を有することを特徴とするシートベルト用リトラクタ。
  2. 前記押さえ部は、前記第2延出部の前記ベースプレート側の端縁部に対向するように該第2延出部の上側に所定長さ延出されていることを特徴とする請求項1に記載のシートベルト用リトラクタ。
  3. 前記押さえ部は、前記ベースプレートの上端縁部から所定幅で前記第2延出部に対して平行になるように所定長さ延出されると共に、該第2延出部の延出方向外側端縁部に対向するように直角に折り曲げられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシートベルト用リトラクタ。
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