JP5533713B2 - 排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置 - Google Patents

排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置 Download PDF

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Description

本発明は排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置に関する。
近年、乗用車やバス、トラック等の車両に搭載される内燃機関の排熱や工場排熱を回収するために、スターリングエンジンが注目されてきている。スターリングエンジンの出力制御に関する技術として、本発明と関連性があると考えられる技術が、例えば特許文献1から3で開示されている。
特開平05−187315号公報 特開2007−231858号公報 特開2005−337179号公報
排熱回収用のスターリングエンジンは、加熱器が高温熱源から回収する排熱を利用して動作する。このため、必要に応じてスターリングエンジンの出力を制御しようとしても、排熱を回収する構成上、要求出力に応じて高温熱源を任意に変更できない。また、加熱器の熱容量が大きい場合には、加熱器の温度が高い場合にスターリングエンジンの出力を要求出力まで素早く減少させることができない。
これに対し、排熱回収用のスターリングエンジンの出力を制御するには、例えば外部タンクやクランクケースとの間でスターリングエンジンの作動流体を吸排し、作動空間の内外で圧力を調節することができる。しかしながら、この場合には装置が大掛かりで、その操作に多大なエネルギーを要することに加え、必要な応答性が得られない虞がある。
また、特にクランクケース一体加圧型のスターリングエンジンの場合、例えばスターリングエンジンの出力軸に対して変速機やクラッチを設け、スターリングエンジンの回転数を変更することで、熱交換を行う作動流体の量を変更し、これにより出力を制御することもできる。しかしながら、この場合には寿命の低下や騒音振動の発生やシステムの複雑化を招くことに繋がる。また、クラッチでは出力の断続のみしか制御できない。
本発明は上記課題に鑑み、排熱回収用のスターリングエンジンの出力を任意の出力に応答性良く制御可能な排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置は、2気筒α型の排熱回収用のスターリングエンジンが備える高温側気筒と低温側気筒とを連通するとともに、高温側ピストンを備える前記高温側気筒の側に高温側開口部を、低温側ピストンを備える前記低温側気筒の側に低温側開口部を備え、前記スターリングエンジンの作動流体を流通させる通路部と、前記通路部に設けられ、作動流体の流通を制御する制御弁と、を備え、前記制御弁が、前記スターリングエンジンの加熱器を流通する作動流体の流量を減少させることで、前記スターリングエンジンの出力を制御し、前記制御弁を回転駆動式の開閉弁とし、前記制御弁が、回転動作によって作動流体の流通を許可、禁止するシール部を備えており、前記シール部のうち、閉弁時に前記高温側気筒の側で作動流体の流通を禁止する高温側シール部の径が、前記シール部のうち、閉弁時に前記低温側気筒の側で作動流体の流通を禁止する低温側シール部の径よりも小さく設定されている排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置である。
また本発明の第2の排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置は、2気筒α型の排熱回収用のスターリングエンジンが備える高温側気筒と低温側気筒とを連通するとともに、高温側ピストンを備える前記高温側気筒の側に高温側開口部を、低温側ピストンを備える前記低温側気筒の側に低温側開口部を備え、前記スターリングエンジンの作動流体を流通させる通路部と、前記通路部に設けられ、作動流体の流通を制御する制御弁と、を備え、前記制御弁が、前記スターリングエンジンの加熱器を流通する作動流体の流量を減少させることで、前記スターリングエンジンの出力を制御し、前記高温側開口部と前記低温側開口部との気筒延伸方向の幅が、前記通路部を流通する作動流体の流量を最大にする前記高温側ピストンおよび前記低温側ピストンの位相に対応させて設定されている排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置である
また本発明の第3の排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置は、2気筒α型の排熱回収用のスターリングエンジンが備える高温側気筒と低温側気筒とを連通するとともに、高温側ピストンを備える前記高温側気筒の側に高温側開口部を、低温側ピストンを備える前記低温側気筒の側に低温側開口部を備え、前記スターリングエンジンの作動流体を流通させる通路部と、前記通路部に設けられ、作動流体の流通を制御する制御弁と、を備え、前記制御弁が、前記スターリングエンジンの加熱器を流通する作動流体の流量を減少させることで、前記スターリングエンジンの出力を制御し、前記高温側開口部のうち、前記スターリングエンジンの気筒配列方向および気筒延伸方向に直交する方向の幅が、前記低温側開口部のうち、前記スターリングエンジンの気筒配列方向および気筒延伸方向に直交する方向の幅よりも小さく設定されている排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置である。
第1または第3の排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置において、前記高温側開口部と前記低温側開口部との気筒延伸方向の幅が、前記通路部を流通する作動流体の流量を最大にする前記高温側ピストンおよび前記低温側ピストンの位相に対応させて設定されている構成とすることができる。
第1の排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置において、前記高温側開口部のうち、前記スターリングエンジンの気筒配列方向および気筒延伸方向に直交する方向の幅が、前記低温側開口部のうち、前記スターリングエンジンの気筒配列方向および気筒延伸方向に直交する方向の幅よりも小さく設定されている構成とすることができる。
上記構成において、前記スターリングエンジンの要求出力と、前記スターリングエンジンの実際の出力とを比較し、前記制御弁を制御する制御手段をさらに備える構成とすることができる。
上記構成において、前記スターリングエンジンが、内燃機関の排気を高温熱源としており、前記スターリングエンジンの要求出力と、前記スターリングエンジンの実際の出力と前記内燃機関の出力との合計出力とを比較し、前記制御弁を制御する制御手段をさらに備える構成とすることができる。
上記構成において、前記高温側ピストンの上死点位置と、前記低温側ピストンの上死点位置とが揃えられている構成とすることができる。
本発明によれば、排熱回収用のスターリングエンジンの出力を任意に応答性良く制御できる。
実施例1のスターリングエンジンの概略構成図である。 実施例1の排気回収用スターリングエンジンの出力制御装置の拡大図である。 実施例2の通路部の説明図である。 実施例3の出力制御装置を示す図である。 実施例3の開口部の正面図である。 実施例3の開閉弁の拡大図である。 実施例4の出力制御装置を示す図である。 実施例5のスターリングエンジンの概略構成図である。 実施例5のECUの動作をフローチャートで示す図である。 実施例6のスターリングエンジンの概略構成図である。 実施例6のECUの動作をフローチャートで示す図である。
図面を用いて、本発明の実施例について説明する。
図1はスターリングエンジン10Aの概略構成図である。図2は排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置(以下、出力制御装置と称す)50Aの拡大図である。スターリングエンジン10Aは、2気筒α型の排熱回収用のスターリングエンジンである。スターリングエンジン10Aは、直列平行に配置された2つの気筒である高温側気筒20Aおよび低温側気筒30を有している。高温側気筒20Aは膨張ピストン21Aと高温側シリンダ22とを、低温側気筒30は圧縮ピストン31と低温側シリンダ32とをそれぞれ備えている。圧縮ピストン31は、膨張ピストン21Aに対して、クランク角で90°程度遅れて動くように位相差が設けられている。膨張ピストン21Aの上死点位置と圧縮ピストン31の上死点位置とは揃えられている。また、高温側シリンダ22の上端と低温側シリンダ32の上端も揃えられている。膨張ピストン21Aは高温側ピストンに、圧縮ピストン31は低温側ピストンに相当する。
高温側シリンダ22の上部空間は膨張空間となっている。膨張空間には加熱器47で加熱された作動流体が流入する。加熱器47は熱交換器であり、流通する作動流体と図示しない内燃機関の排気との間で熱交換を行う。そしてこれにより、排気から回収した熱エネルギーで作動流体を加熱する。内燃機関の排気はスターリングエンジン10Aの高温熱源を構成する。
低温側シリンダ32の上部空間は圧縮空間となっている。圧縮空間には冷却器45で冷却された作動流体が流入する。再生器46は、膨張空間、圧縮空間の間を往復する作動流体との間で熱の授受を行う。再生器46は具体的には、作動流体が膨張空間から圧縮空間へと流れる時には作動流体から熱を受け取り、作動流体が圧縮空間から膨張空間へと流れる時には蓄えられた熱を作動流体に放出する。作動流体には空気が適用されている。但しこれに限られず、作動流体には例えばHe、H、N等の気体を適用することができる。
次にスターリングエンジン10Aの動作について説明する。加熱器47が作動流体を加熱すると、作動流体が膨張し、膨張ピストン21Aを圧下する。そしてこれにより、クランクシャフトが回転する。次に膨張ピストン21Aが上昇行程に移ると、作動流体は加熱器47を通過し、再生器46に移送される。そして、再生器46で熱を放出して冷却器45へと流れる。冷却器45で冷却された作動流体は圧縮空間に流入し、さらに圧縮ピストン31の上昇に伴って圧縮される。このようにして圧縮された作動流体は、今度は再生器46から熱を奪いながら温度を上昇して加熱器47へ流れ込む。そして、再び加熱され、膨張する。スターリングエンジン10Aは、かかる作動流体の往復流動を通じて動作する。そして、作動流体が往復流動する空間が作動空間となっている。
スターリングエンジン10Aには、出力制御装置50Aが設けられている。出力制御装置50Aは気筒20A、30間に設けられている。出力制御装置50Aは通路部51Aと開閉弁52Aとを備えている。
通路部51Aは、気筒配列方向に沿って延伸する通路を形成している。通路部51Aは、高温側気筒20Aと低温側気筒30とを連通している。具体的には、高温側気筒20A内に形成されている膨張空間と、低温側気筒30内に形成されている圧縮空間とを連通している。通路部51Aは、気筒20A、30間でスターリングエンジン10Aの作動流体を流通させる。通路部51Aは、高温側気筒20A側に高温側開口部51aAを、低温側気筒30側に低温側開口部51bAを備えている。
開閉弁52Aは、通路部51Aに設けられている。開閉弁52Aは制御弁であり、通路部51Aを流通する作動流体の流通を制御する。開閉弁52Aは通路部51Aを流通する作動流体の流通を許可、禁止することができる。また、作動流体の流通を許可する際、全閉、全開の間の開度である中間開度で作動流体の流通を許可することができる。開閉弁52Aは開度を連続的に変更することができる。開閉弁52Aは、加熱器47を流通する作動流体の流量を減少させることで、スターリングエンジン10Aの出力を制御する。
開閉弁52Aは回転駆動式の開閉弁となっている。開閉弁52Aは作動流体の流通を許可、禁止するシール部である高温側シール部H1と低温側シール部C1とを備えている。シール部H1、C1は、回転動作によって作動流体の流通を許可、禁止する。高温側シール部H1は閉弁時に高温側気筒20A側で、低温側シール部C1は閉弁時に低温側気筒30側でそれぞれ作動流体の流通を禁止する。シール部H1、C1は、対応する気筒20A、30側に断面円弧状の形状を有している。また、対応する気筒20A、30とは反対側に互いに平行となる断面直線状の形状を有している。そして、シール部H1、C1の間には、開弁時に作動流体の流通を許可する通路が形成されている。この通路は、開弁時に通路部51Aが形成する通路に連なるように設けられている。高温側シール部H1の径rは、低温側シール部C1の径rよりも小さく設定されている。
次に出力制御装置50Aの作用効果について説明する。2気筒α型のスターリングエンジン10Aでは、気筒20A、30が互いに近接して配置されている。これに対し、通路部51Aと開閉弁52Aとを備える出力制御装置50Aは、互いに近接して配置されている気筒20A、30間で作動流体を流通させるとともに、作動流体の流通を制御する。
このため出力制御装置50Aは、通路部51Aが形成する通路が大きなデッドボリュームになることを回避できる。結果、応答性良く出力を制御できる。またこれにより、開閉弁52A閉弁時の圧縮比低下による出力低下も抑制できる。同時にこれにより、外部に熱や圧力を逃がすことも抑制できる。また、出力制御装置50Aは加熱器47を流通する作動流体の流量を開閉弁52Aで適宜減少させることで、スターリングエンジン10Aの出力を任意に制御できる。
出力制御装置50Aは開閉弁52Aを回転駆動式の開閉弁としている。このため、開閉弁52A閉弁時に通路部51Aが形成する通路のデッドボリュームを小さくすることができる。そしてこれにより、さらに応答性良く出力を制御するとともに、開閉弁52A閉弁時の圧縮比低下による出力低下を好適に抑制できる。また、高温側シール部H1の径rを低温側シール部C1の径rよりも小さく設定することで、熱膨張による干渉を回避し、応答性を確保できる。また、出力制御装置50Aは通路部51Aと開閉弁52Aとを備える簡素な構造なため、コストも低く抑制できる。
出力制御装置50Aはピストン21A、31の上死点位置を揃えることで、通路部51Aが形成する通路の下端をピストン21A、31の上死点位置に揃えつつ、気筒配列方向に沿って延伸する通路部51Aで高温側気筒20A内に形成されている膨張空間と、低温側気筒30内に形成されている圧縮空間とを連通することができる。そしてこれにより、作動流体を好適に流通させつつ、通路部51Aの長さを最短にすることができる。結果、作動流体を好適に流通させつつ、通路部51Aが形成する通路が最小のデッドボリュームになるようにすることができる。
スターリングエンジン10Bは出力制御装置50Aの代わりに出力制御装置50Bが設けられている点以外、スターリングエンジン10Aと実質的に同一である。このため、スターリングエンジン10Bの概略構成図については図示省略する。
出力制御装置50Bは通路部51Bと開閉弁52Bとを備えている。通路部51Bは、開口部51aA、51bAに対して、さらに具体的に以下に示すように設けた開口部51aB、51bBを備えている点以外、通路部51Aと実質的に同一である。また、開閉弁52Bはこれに応じてシール部H1、C1の代わりに、シール部H2、C2を備えている点以外、開閉弁52Aと実質的に同一である。シール部H2、C2は、開弁時に通路部51Bが形成する通路に連なる通路を形成するように設けられている点以外、シール部H1、C1と実質的に同一である。このため、出力制御装置50Bの全体図については図示省略する。
図3は通路部51Bの説明図である。図3はピストン21A、31の位相と、通路部51Bを流通する作動流体の流量との関係、およびピストン21A、31の位相と、開口部51aB、51bBとの関係を示している。通路部51Bを流通する作動流体の流量は、膨張ピストン21Aが上昇を始めた後から次第に上昇する。そして、膨張ピストン21Aの上死点通過後、ピストン21A、31が同位相になる位相Pで最大となる。
これに対し、開口部51aB、51bBは対応する気筒20A、30の周方向に沿って延伸する長穴状の形状を有している。そして、気筒延伸方向の幅W1は、通路部51Bを流通する作動流体の流量を最大にするピストン21A、31の位相に対応させて設定されている。具体的には、幅W1はシリンダ22、32の上端部(例えば上死点に位置するピストン21A、31の頂面以上の部分)と位相Pとに対応させて設定されている。そしてこれにより、作動流体の最大流量時に最大開口面積が得られるようにしている。
次に出力制御装置50Bの作用効果について説明する。出力制御装置50Bは、通路部51Bを流通する作動流体の流量を最大にするピストン21A、31の位相に対応させて幅W1を設定している。このため、出力制御装置50Bによれば、通路部51Bを流通する作動流体の流量を大きく確保することで、応答性良く出力を制御できる。
図4は出力制御装置50Cを示す図である。図5は開口部51aC、51bCの正面図である。図6は開閉弁52Cの拡大図である。図4は出力制御装置50Cをスターリングエンジン10Cの要部とともに示す。図5は(a)で高温側開口部51aCを、(b)で低温側開口部51bCを示す。スターリングエンジン10Cは高温側気筒20Aの代わりに高温側気筒20Bを備えている点と、出力制御装置50Aの代わりに出力制御装置50Cが設けられている点以外、スターリングエンジン10Aと実質的に同一である。なお、同様の変更を例えばスターリングエンジン10Bと出力制御装置50Bとに適用してもよい。
高温側気筒20Bは膨張ピストン21Aの代わりに膨張ピストン21Bを備えている点以外、高温側気筒20Aと実質的に同一である。膨張ピストン21Bは、頂面側の径を小さくする段差部21aを備えている点以外、膨張ピストン21Aと実質的に同一である。膨張ピストン21Bのうち、段差部21aよりも頂面側の部分の径は、反対側の部分の径よりも小さく設定されている。段差部21aよりも頂面側の部分の径は、高温側シリンダ22との間のクリアランスの熱膨張による縮小を考慮して小さく設定されている。
通路部51Cは開口部51aA、51bAの代わりにさらに具体的に以下に示すように設けた開口部51aC、51bCを備えている点以外、通路部51Aと実質的に同一である。また、開閉弁52Cはこれに応じてシール部H1、C1の代わりに、シール部H3、C3を備えている点以外、開閉弁52Aと実質的に同一である。
開口部51aC、51bCは対応する気筒20A、30の周方向に沿って延伸する長穴状の形状を有している。そして、高温側開口部51aCの下端は、低温側開口部51bCの下端よりも低く設定されている。結果、高温側開口部51aCの幅W11は、低温側開口部51bCの幅W12よりも大きく設定されている。開口部51aC、51bCの上端は、シリンダ22、32の上端部に対応させて設定することができる。出力制御装置50Bに同様の変更を適用する場合、高温側開口部51aCの下端は、実施例2で前述した位相Pよりも低く設定することができる。
高温側開口部51aCのうち、スターリングエンジン10Aの気筒配列方向および気筒延伸方向に直交する方向の幅W21は、低温側開口部51bCのうち、スターリングエンジン10Aの気筒配列方向および気筒延伸方向に直交する方向の幅W22よりも小さく設定されている。このため、高温側開口部51aCは、低温側開口部51bCよりも太くて短い長穴状の形状を有している。高温側開口部51aCは、上死点に位置する膨張ピストン21Bのうち、段差部21aよりも頂面側の部分に対応させて設けられている。
シール部H3、C3は、開弁時に通路部51Cが形成する通路に連なる通路を形成するように設けられている。具体的には、シールH3、C3は、低温側気筒30から高温側気筒20Bに向かって次第に拡大する通路を形成するように設けられている。そして、シール部H3、C3は、高温側気筒20B側で作動流体の流通を禁止する領域Sが、低温側気筒30側で作動流体の流通を禁止する領域Sよりも小さく設定されている。これらの点以外、シール部H3、C3はシール部H1、C1と実質的に同一である。
次に出力制御装置50Cの作用効果について説明する。出力制御装置50Cは、高温側開口部51aCの下端を低温側開口部51bCの下端よりも低く設定することで、高温側開口部51aCへの作動流体の流入抵抗を減少させることができる。このため、出力制御装置50Cによれば、応答性良く出力を制御できる。この点、出力制御装置50Cは、膨張ピストン21Bが段差部21aを備えている分、膨張空間の圧力が低下するスターリングエンジン10Cにおいて、適切な応答性を確保するのに好適である。
図7は出力制御装置50Dを示す図である。(a)はスターリングエンジン10Dの水平断面で出力制御装置50Dを示す。(b)は(a)に示すA−A断面で出力制御装置50Dを示す。スターリングエンジン10Dは、出力制御装置10Aの代わりに出力制御装置10Dが設けられている点以外、スターリングエンジン10Aと実質的に同一である。
出力制御装置50Dは通路部51Dと開閉弁52Dとを備えている。通路部51Dは複数の小通路部51cを備えている。各小通路部51cが形成する通路は、気筒配列方向に沿って互いに平行に延伸している。各小通路部51cは気筒20A、30を連通している。このため、通路部51Dは高温側気筒20A側に小通路部51c毎に設けられた複数の高温側開口部51aDを備えている。また、低温側気筒30側に小通路部51c毎に設けられた複数の低温側開口部51bDを備えている。
開閉弁52Dは通路部51Dに設けられている。開閉弁52Dはスライド式の開閉弁であり、気筒配列方向および気筒延伸方向に直交する方向にスライドするように設けられている。開閉弁52Dは複数の開口部52aと複数の遮断部52bとを備えている。複数の開口部52aと複数の遮断部52bとは、スライド方向に沿って交互に設けられている。
スライド方向に沿って順に隣り合う開口部52aと遮断部52bとはセットになっている。そして、開口部52aと遮断部52bのセットは、小通路部51cに対応させて設けられている。開口部52aは、対応する小通路部51cが形成する通路を連通可能な形状を有している。また、遮断部52bは、対応する小通路部51cが形成する通路を遮断可能な形状を有している。具体的には、開口部52aは小通路部51cが形成する長方形状の通路に連なる長方形状の通路断面形状を有している。また、遮断部52bは開口部52aの通路断面形状と同等の遮断断面形状を有している。
開閉弁52Dは制御弁であり、通路部51Dを流通する作動流体の流通を制御する。開閉弁52Dは、複数の開口部52aで作動流体の流通を許可するとともに、複数の遮断部52bで作動流体の流通を禁止することができる。また、作動流体の流通を許可する際、全閉、全開の間の開度である中間開度で作動流体の流通を許可することができる。開閉弁52Dは開度を連続的に変更することができる。開閉弁52Dは、加熱器47を流通する作動流体の流量を減少させることで、スターリングエンジン10Dの出力を制御する。
次に出力制御装置50Dの作用効果について説明する。通路部51Dと開閉弁52Dとを備える出力制御装置50Dは、開閉弁52D閉弁時に通路部51Dが形成する通路のデッドボリュームを小さくすることができる。また、スターリングエンジン10Dの出力を制御するにあたり、加熱器47を流通する作動流体の流量を適宜減少させることができる。そしてこれにより、開閉弁52Aを備える出力制御装置50Aと同様、スターリングエンジン10Dの出力を任意に応答性良く制御できる。
また、出力制御装置50Dでは、通路部51Dが複数の小通路部51cを備えるとともに、開閉弁52Dが小通路部51cに対応させてセットで設けられた開口部52aと遮断部52bとを備えている。そしてこれにより、スライド式の開閉弁52Dの開閉ストロークを短くしている。このため、出力制御装置50Dはこれによっても応答性良く出力を制御することができる。
図8はスターリングエンジン10Eの概略構成図である。スターリングエンジン10Eは出力制御装置50Aの代わりに出力制御装置50Eが設けられている点以外、スターリングエンジン10Aと実質的に同一である。出力制御装置50Eは、ECU70Aをさらに備えている点以外、出力制御装置50Aと実質的に同一である。なお、同様の変更を例えばスターリングエンジン10B、10C、10Dに対して適用してもよい。
ECU70Aは電子制御装置であり、CPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータや入出力回路を備えている。ECU70Aにはスターリングエンジン10Eの出力検出装置71が電気的に接続されている。また、開閉弁52Aを駆動するためのアクチュエータ81など各種の制御対象が電気的に接続されている。
ROMはCPUが実行する種々の処理が記述されたプログラムやマップデータなどを格納するための構成である。CPUがROMに格納されたプログラムに基づき必要に応じてRAMの一時記憶領域を利用しつつ処理を実行することで、ECU70Aでは各種の制御手段や判定手段や検出手段などが機能的に実現される。例えばECU70Aでは、以下に示す制御手段が機能的に実現される。
制御手段は、スターリングエンジン10Eの要求出力と、スターリングエンジン10Eの実際の出力とを比較し、開閉弁52Aの開閉状態を制御するように実現される。具体的には、制御手段は要求出力が実際の出力よりも小さい場合に、開閉弁52Aを開弁するように実現される。また、要求出力が実際の出力以上である場合に、開閉弁52Aを閉弁するように実現される。開閉弁52Aを開弁或いは閉弁するにあたり、制御手段は開閉弁52Aを除々に開弁或いは閉弁するように実現される。
次にECU70Aの動作について図9に示すフローチャートを用いて説明する。本フローチャートの動作は、スターリングエンジン10Eが高温熱源とする排気を排出する内燃機関の始動後、且つスターリングエンジン10Eの始動後に行うことができる。本フローチャートを開始する際、開閉弁52Aは全閉状態となっている。
ECU70Aは要求出力が実際の出力よりも小さいか否かを判定する(ステップS1A)。否定判定であれば、ステップS4に進む。一方、肯定判定であれば、ECU70Aは開閉弁52Aを開弁する(ステップS2)。ステップS2で開閉弁52Aを開弁するにあたっては、所定の度合いだけ開閉弁52Aを開弁することができる。ステップS2に続き、ECU70Aは要求出力が実際の出力以上であるか否かを判定する(ステップS3A)。そして、否定判定であればステップS2に戻る。これにより、開閉弁52Aを除々に開弁することができる。
ステップS3Aで肯定判定であれば、ECU70Aは開閉弁52Aを閉弁する(ステップS4)。ステップS4で開閉弁52Aを閉弁するにあたっては、所定の度合いだけ開閉弁52Aを閉弁することができる。ステップS4の後には本フローチャートを一旦終了する。そして、次のルーチンにおいてステップS1Aで否定判定された後、ステップS4に進むことで、開閉弁52Aを除々に閉弁することができる。なお、本フローチャートを開始した直後に、ステップS1Aで否定判定された場合、ステップS4で開閉弁52Aは全閉状態のままとなる。
次に出力制御装置50Eの作用効果について説明する。出力制御装置50Eは、要求出力と実際の出力とを比較し、開閉弁52Aの開閉状態を制御する。このため、出力制御装置50Eは応答性良く出力を制御すると同時に、実際の出力を要求出力に制御することができる。
具体的には、要求出力が実際の出力よりも小さい場合に開閉弁52Aを開弁することで、膨張空間の作動流体の圧力を高めるとともに、圧縮空間の作動流体の圧力を低下させることができる。また、要求出力が実際の出力以上である場合に開閉弁52Aを閉弁することで、膨張空間の作動流体の圧力を低下させるとともに、圧縮空間の作動流体の圧力を高めることができる。そしてこれにより、応答性良く出力を制御すると同時に、実際の出力を要求出力に制御することができる。
出力制御装置50Eは、開閉弁52Aを開弁或いは閉弁するにあたり、開閉弁52Aを除々に開弁或いは閉弁することで、出力を連続的に制御できる。そしてこれにより、出力の変動を抑制しつつ出力を制御することで、実際の出力を要求出力に好適に制御することができる。
図10はスターリングエンジン10Fの概略構成図である。スターリングエンジン10Fは出力制御装置50Aの代わりに出力制御装置50Fが設けられている点以外、スターリングエンジン10Eと実質的に同一である。出力制御装置50Fは、ECU70Aの代わりにECU70Bを備えている点以外、出力制御装置50Aと実質的に同一である。なお、同様の変更を例えばスターリングエンジン10B、10C。10Dに対して適用してもよい。
ECU70Bは、制御手段が次に示すように実現される点と、内燃機関の出力検出装置72がさらに電気的に接続されている点以外、ECU70Aと実質的に同一である。ECU70Bでは、制御手段がスターリングエンジン10Fの要求出力と、スターリングエンジン10Fの実際の出力と内燃機関の出力との合計出力とを比較し、開閉弁52Aの開閉状態を制御するように実現される。
具体的には、制御手段は要求出力が実際の出力と内燃機関の出力との合計出力よりも小さい場合に、開閉弁52Aを開弁するように実現される。また、要求出力が実際の出力と内燃機関の出力との合計出力以上である場合に、開閉弁52Aを閉弁するように実現される。開閉弁52Aを開弁或いは閉弁するにあたり、制御手段は開閉弁52Aを除々に開弁或いは閉弁するように実現される。内燃機関の出力は、具体的には設定可能な下限出力とすることができる。
次にECU70Bの動作について図11に示すフローチャートを用いて説明する。なお、本フローチャートはステップS1Aの代わりにステップS1Bが設けられている点と、ステップS3Aの代わりにステップS3Bが設けられている点以外、図9に示すフローチャートと同じである。このため、ここではステップS1B、S3Bについて特に説明する。
ステップS1Bで、ECU70Bは要求出力が実際の出力と内燃機関の出力との合計出力よりも小さいか否かを判定する。そして、肯定判定であればステップS2に進み、否定判定であればステップS4に進む。ステップS3Bで、ECU70Bは要求出力が実際の出力と内燃機関の出力との合計出力以上であるか否かを判定する。そして、肯定判定であれば、ステップS4に進み、否定判定であればステップS2に戻る。
次に出力制御装置50Fの作用効果について説明する。出力制御装置50Fでは、ECU70Bが要求出力と、実際の出力と内燃機関の出力との合計出力とを比較し、開閉弁52Aの開閉状態を制御する。このため、出力制御装置50Fは実際の出力を内燃機関の出力との合計出力というかたちで、応答性良く制御すると同時に、合計出力を要求出力に制御することができる。
具体的には、要求出力が合計出力よりも小さい場合に開閉弁52Aを開弁するとともに、要求出力が合計出力以上である場合に開閉弁52Aを閉弁することで、合計出力を要求出力に応答性良く制御することができる。また、内燃機関の出力を下限出力とすることで、スターリングエンジン10Fの出力を好適に利用し、スターリングエンジン10Fおよび内燃機関の全体としてのエネルギー効率を高めることができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
制御弁を制御するにあたり、制御手段は例えば通路部を流通する作動流体の流通を許可、禁止するように制御弁を制御してもよい。また、作動流体の流通を許可する際、全閉、全開の間の開度である中間開度で作動流体の流通を許可するように制御弁を制御してもよい。この点、スターリングエンジンの出力を制御するにあたり、全閉、全開および少なくとも1つ(好ましくは複数)の中間開度の間で制御弁を制御することで、出力の変動を抑制しつつ、応答性を高めることもできる。
スターリングエンジン 10A、10B、10C、10D、10E、10F
高温側気筒 20A、20B
低温側気筒 30
出力制御装置 50A、50B、50C、50D、50E、50F
通路部 51A、51B、51C、51D
高温側開口部 51aA、51aB、51aC、51aD
低温側開口部 51bA、51bB、51bC、51bD
開閉弁 52A、52B、52C、52D
ECU 70A、70B

Claims (8)

  1. 2気筒α型の排熱回収用のスターリングエンジンが備える高温側気筒と低温側気筒とを連通するとともに、高温側ピストンを備える前記高温側気筒の側に高温側開口部を、低温側ピストンを備える前記低温側気筒の側に低温側開口部を備え、前記スターリングエンジンの作動流体を流通させる通路部と、
    前記通路部に設けられ、作動流体の流通を制御する制御弁と、を備え、
    前記制御弁が、前記スターリングエンジンの加熱器を流通する作動流体の流量を減少させることで、前記スターリングエンジンの出力を制御し、
    前記制御弁を回転駆動式の開閉弁とし、
    前記制御弁が、回転動作によって作動流体の流通を許可、禁止するシール部を備えており、
    前記シール部のうち、閉弁時に前記高温側気筒の側で作動流体の流通を禁止する高温側シール部の径が、前記シール部のうち、閉弁時に前記低温側気筒の側で作動流体の流通を禁止する低温側シール部の径よりも小さく設定されている排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置。
  2. 2気筒α型の排熱回収用のスターリングエンジンが備える高温側気筒と低温側気筒とを連通するとともに、高温側ピストンを備える前記高温側気筒の側に高温側開口部を、低温側ピストンを備える前記低温側気筒の側に低温側開口部を備え、前記スターリングエンジンの作動流体を流通させる通路部と、
    前記通路部に設けられ、作動流体の流通を制御する制御弁と、を備え、
    前記制御弁が、前記スターリングエンジンの加熱器を流通する作動流体の流量を減少させることで、前記スターリングエンジンの出力を制御し、
    前記高温側開口部と前記低温側開口部との気筒延伸方向の幅が、前記通路部を流通する作動流体の流量を最大にする前記高温側ピストンおよび前記低温側ピストンの位相に対応させて設定されている排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置。
  3. 2気筒α型の排熱回収用のスターリングエンジンが備える高温側気筒と低温側気筒とを連通するとともに、高温側ピストンを備える前記高温側気筒の側に高温側開口部を、低温側ピストンを備える前記低温側気筒の側に低温側開口部を備え、前記スターリングエンジンの作動流体を流通させる通路部と、
    前記通路部に設けられ、作動流体の流通を制御する制御弁と、を備え、
    前記制御弁が、前記スターリングエンジンの加熱器を流通する作動流体の流量を減少させることで、前記スターリングエンジンの出力を制御し、
    前記高温側開口部のうち、前記スターリングエンジンの気筒配列方向および気筒延伸方向に直交する方向の幅が、前記低温側開口部のうち、前記スターリングエンジンの気筒配列方向および気筒延伸方向に直交する方向の幅よりも小さく設定されている排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置。
  4. 請求項1または3に記載の排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置であって、
    前記高温側開口部と前記低温側開口部との気筒延伸方向の幅が、前記通路部を流通する作動流体の流量を最大にする前記高温側ピストンおよび前記低温側ピストンの位相に対応させて設定されている排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置。
  5. 請求項記載の排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置であって、
    前記高温側開口部のうち、前記スターリングエンジンの気筒配列方向および気筒延伸方向に直交する方向の幅が、前記低温側開口部のうち、前記スターリングエンジンの気筒配列方向および気筒延伸方向に直交する方向の幅よりも小さく設定されている排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置。
  6. 請求項1から5いずれか1項記載の排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置であって、
    前記スターリングエンジンの要求出力と、前記スターリングエンジンの実際の出力とを比較し、前記制御弁を制御する制御手段をさらに備える排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置。
  7. 請求項1から5いずれか1項記載の排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置であって、
    前記スターリングエンジンが、内燃機関の排気を高温熱源としており、
    前記スターリングエンジンの要求出力と、前記スターリングエンジンの実際の出力と前記内燃機関の出力との合計出力とを比較し、前記制御弁を制御する制御手段をさらに備える排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置。
  8. 請求項1から7いずれか1項記載の排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置であって、
    前記高温側ピストンの上死点位置と、前記低温側ピストンの上死点位置とが揃えられている排熱回収用スターリングエンジンの出力制御装置。
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