JP5532380B2 - ダイヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、被処理物に対して塗布液を塗布するためのダイヘッドに関する。
従来から、被処理物(具体的には、例えば反射防止用フィルム等の光学フィルム等)に対して塗布液を塗布するためのダイヘッドが知られている(例えば、特許文献1等参照)。ダイヘッドは、均一な薄膜塗工が可能であることから様々な分野で広く利用されている。特許文献1等に示される従来のダイヘッドは、概して、塗布液の流路を内部に有する略直方体形状の本体ブロックと、本体ブロック内の流路に塗布液を流入させるための液入口と、本体ブロック内の流路から塗布液を本体ブロックの外部に吐出するためのスロット部と、を備えている。一般的に、ダイヘッドを用いた塗布液の塗工方式は、ロール等を用いて塗布液の塗工を行う場合と比較して、高精度の膜厚を形成することができる。
従来のダイヘッドにおいて、スロット部は、本体ブロック内の流路の長手方向に沿って延びるよう設けられている。また、液入口は本体ブロックの長手方向における中央部に設けられている。そして、液入口から本体ブロック内の流路に送られた塗布液は、この流路の長手方向に沿って延びるスロット部の各領域に分配されて本体ブロックの外部に吐出されるようになっている。しかしながら、本体ブロック内の流路における長手方向の圧力損失により、本体ブロックの端部近傍においてはスロット部からの塗布液の吐出量が不足しがちである。
このため、従来のダイヘッドに対して、塗布液の粘度等に応じて本体ブロック内の流路の終端側のスロット間隔を広げたり(特許文献1等参照)、あるいは図8や図9に示すように塗布液の流路をテーパ形状にしたりすることが考えられている。
図8および図9に、塗布液の流路をテーパ形状にしたダイヘッドを示す。ここで、図8は、従来のダイヘッドの構成を示す縦断面図であり、図9は、図8に示すダイヘッドの縦断面図である。なお、図8は、図9に示すダイヘッドのE−Eライン矢視による縦断面図となっている。
図8および図9に示すように、一般的なダイヘッド50は、塗布液の流路60を内部に有する本体ブロック52と、本体ブロック52内の塗布液の流路60に連通するよう設けられ、この流路60に塗布液を流入させるための液入口56と、本体ブロック52内の塗布液の流路60に連通するよう設けられ、この流路60から塗布液を本体ブロック52の外部に吐出するためのスロット部58とを備えている。より詳細には、図9に示すように、液入口56は、本体ブロック52の長手方向(図9の左右方向)における中央部に設けられている。本体ブロック52の外部からこの液入口56に塗布液が送られることにより、当該液入口56を介して本体ブロック52内の塗布液の流路60に塗布液が流入することとなる。また、本体ブロック52内の塗布液の流路60における液入口56と反対側にはスロット部58が設けられている。より具体的には、スロット部58は、本体ブロック52内の塗布液の流路60の長手方向(図9の左右方向)に沿って細長く延びるよう設けられており、このスロット部58から本体ブロック52の外部に塗布液が広範囲にわたって吐出されるようになっている。
そして、図8および図9に示すダイヘッド50においては、流路60は、本体ブロック52の長手方向における中央部から両端部に向かってその断面積が小さくなるような、いわゆる左右一対のテーパ形状となっている。このように、本体ブロック52内の塗布液の流路60をテーパ形状とすることにより、本体ブロック52の長手方向における中央部から端部に向かって流路60内で塗布液が流れる間にその一部がスロット部58から本体ブロック52の外部に吐出されたとしても、本体ブロック52の長手方向における中央部から端部に流れる間における塗布液の流量の減少に応じて流路60の断面積が小さくなるので、流路60内の塗布液の圧力を均一にすることができる。このことにより、スロット部58からの塗布液の吐出量を、本体ブロック52の長手方向において均一とすることができる。
特開2001−9342号公報
しかしながら、特許文献1に示すダイヘッドや、図8および図9に示すようなダイヘッドにおいては、被処理物に塗布されるべき塗布液の膜厚や塗布速度を変更した場合には、塗布液の流路のテーパ形状に関して、テーパ率(流路の終端側の断面積を入口側の断面積で割り算した値)を変更しなければならず、本体ブロック内の流路の構造(寸法や形状等)を変更しなければならない。このような本体ブロック内の流路の構造の変更には手間や費用がかかるとともに、新たな流路の構造のテーパ率が妥当であるか否かの塗工試験を行わなければならないという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、本体ブロック内にある塗布液の流路を流れる塗布液の圧力を均一にすることができ、このため、スロット部からの塗布液の吐出量を、本体ブロックの長手方向において均一とすることができ、また、被処理物に塗布されるべき塗布液の膜厚や塗布速度を変更した場合でも、本体ブロック内の塗布液の流路のテーパ形状を、変更後の塗布液の膜厚や塗布速度に応じて容易に変更することができ、このため、本体ブロック内の塗布液の流路の構造の変更に手間や費用がかからず、また、新たな流路の構造のテーパ率が妥当であるか否かの塗工試験を行わなくてもよいようなダイヘッドを提供することを目的とする。
本発明のダイヘッドは、被処理物に対して塗布液を塗布するためのダイヘッドであって、塗布液の流路を内部に有する本体ブロックと、前記本体ブロック内の塗布液の流路に連通するよう設けられ、当該流路に塗布液を流入させるための液入口と、前記本体ブロック内の塗布液の流路に連通するよう設けられ、当該流路から塗布液を前記本体ブロックの外部に吐出するためのスロット部と、前記本体ブロック内の塗布液の流路に設けられ、当該流路を画定する壁部の一部を構成する内部ブロックであって、前記流路内で移動自在となっているような内部ブロックと、前記本体ブロック内の塗布液の流路を流れる塗布液の圧力を均一にするよう、前記流路内における前記内部ブロックの位置を調整する内部ブロック位置決め手段と、を備え、前記本体ブロックは細長い形状のものからなり、前記本体ブロック内の塗布液の流路は当該本体ブロックの長手方向に沿って延びるよう設けられており、前記スロット部および前記内部ブロックは前記本体ブロック内の塗布液の流路の長手方向に沿って延びるよう設けられており、前記液入口は前記本体ブロックの長手方向における中央部に設けられており、前記内部ブロックは前記本体ブロックの長手方向における前記液入口の両側にそれぞれ設けられていることを特徴とする。
また、本発明のダイヘッドは、被処理物に対して塗布液を塗布するためのダイヘッドであって、塗布液の流路を内部に有する本体ブロックと、前記本体ブロック内の塗布液の流路に連通するよう設けられ、当該流路に塗布液を流入させるための液入口と、前記本体ブロック内の塗布液の流路に連通するよう設けられ、当該流路から塗布液を前記本体ブロックの外部に吐出するためのスロット部と、前記本体ブロック内の塗布液の流路に設けられ、当該流路を画定する壁部の一部を構成する内部ブロックであって、前記流路内で移動自在となっているような内部ブロックと、前記本体ブロック内の塗布液の流路を流れる塗布液の圧力を均一にするよう、前記流路内における前記内部ブロックの位置を調整する内部ブロック位置決め手段と、を備え、前記内部ブロックには、前記本体ブロックに固定された軸が設けられており、前記内部ブロックは当該軸を中心として揺動自在となっていることを特徴とする。
また、本発明のダイヘッドは、被処理物に対して塗布液を塗布するためのダイヘッドであって、塗布液の流路を内部に有する本体ブロックと、前記本体ブロック内の塗布液の流路に連通するよう設けられ、当該流路に塗布液を流入させるための液入口と、前記本体ブロック内の塗布液の流路に連通するよう設けられ、当該流路から塗布液を前記本体ブロックの外部に吐出するためのスロット部と、前記本体ブロック内の塗布液の流路に設けられ、当該流路を画定する壁部の一部を構成する内部ブロックであって、前記流路内で移動自在となっているような内部ブロックと、前記本体ブロック内の塗布液の流路を流れる塗布液の圧力を均一にするよう、前記流路内における前記内部ブロックの位置を調整する内部ブロック位置決め手段と、を備え、前記内部ブロック位置決め手段は弾性体であることを特徴とする。
このようなダイヘッドによれば、本体ブロック内の塗布液の流路には、この流路の壁部の一部を構成する内部ブロックが設けられており、この内部ブロックは流路内で移動自在となっており、また、内部ブロック位置決め手段が、本体ブロック内の塗布液の流路を流れる塗布液の圧力を均一にするよう、流路内における内部ブロックの位置を調整するようになっている。このように、内部ブロックおよびこの内部ブロックの位置を調整する内部ブロック位置決め手段が設けられているので、流路を流れる塗布液の圧力を均一にすることができ、このため、スロット部からの塗布液の吐出量を、本体ブロックの長手方向において均一とすることができる。
また、被処理物に塗布されるべき塗布液の膜厚や塗布速度を変更した場合でも、内部ブロックが流路内で移動自在となっているので、内部ブロック位置決め手段が内部ブロックの位置の調整を行うことにより、本体ブロック内の塗布液の流路のテーパ形状を、変更後の塗布液の膜厚や塗布速度に応じて容易に変更することができる。このため、被処理物に塗布されるべき塗布液の膜厚や塗布速度を変更した場合でも、本体ブロック内の塗布液の流路の構造の変更に手間や費用がかからない。また、内部ブロック位置決め手段が、本体ブロック内の塗布液の流路を流れる塗布液の圧力を均一にするよう、流路内における内部ブロックの位置を調整するので、新たな流路の構造のテーパ率が妥当であるか否かの塗工試験を行わなくてもよい。
本発明のダイヘッドにおいては、前記内部ブロック位置決め手段は弾性体であることが好ましい。この場合、前記弾性体はバネであってもよい。あるいは、前記弾性体はゴムであってもよい。
本発明のダイヘッドにおいては、前記本体ブロックは、一対の平板部材が重ね合わせられて接合されることにより構成されており、前記スロット部は前記一対の平板部材の間の隙間より構成されており、前記一対の平板部材のうち少なくとも一方の平板部材には、塗布液の流路を構成する凹部が設けられていることが好ましい。
本発明のダイヘッドによれば、スロット部からの塗布液の吐出量を、本体ブロックの長手方向において均一とすることができ、さらに、被処理物に塗布されるべき塗布液の膜厚や塗布速度を変更した場合でも、本体ブロック内の塗布液の流路の構造の変更に手間や費用がかからず、また、新たな流路の構造のテーパ率が妥当であるか否かの塗工試験を行わなくてもよい。
本発明の一の実施の形態におけるダイヘッドの構成の概略を示す概略構成図(横断面図)である。 図1に示すダイヘッドのA−Aライン矢視による側断面図である。 図1に示すダイヘッドのB−Bライン矢視による側断面図である。 図1に示すダイヘッドのC−Cライン矢視による側断面図である。 本発明におけるダイヘッドの他の構成の概略を示す側断面図である。 本発明におけるダイヘッドの更に他の構成の概略を示す概略構成図である。 図6に示すダイヘッドのD−Dライン矢視による側断面図である。 従来のダイヘッドの構成を示す縦断面図である。 図8に示すダイヘッドの縦断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一の実施の形態について説明する。図1乃至図4は、本実施の形態に係るダイヘッドを示す図である。このうち、図1は、本実施の形態におけるダイヘッドの構成の概略を示す概略構成図(横断面図)であり、図2は、図1に示すダイヘッドのA−Aライン矢視による側断面図であり、図3は、図1に示すダイヘッドのB−Bライン矢視による側断面図である。また、図4は、図1に示すダイヘッドのC−Cライン矢視による側断面図である。なお、図1乃至図4において、矢印は塗布液の流れる方向を示している。
図1乃至図4に示すように、本実施の形態によるダイヘッド10は、塗布液の流路20を内部に有する本体ブロック12と、本体ブロック12内の塗布液の流路20に連通するよう設けられ、この流路20に塗布液を流入させるための液入口16と、本体ブロック12内の塗布液の流路20に連通するよう設けられ、この流路20から塗布液を本体ブロック12の外部に吐出するためのスロット部18とを備えている。
以下、図1乃至図4に示すダイヘッド10の各構成要素の詳細について以下に説明する。
図1等に示すように、本体ブロック12は細長い形状のものからなり、この本体ブロック12は、一対の平板部材12a、12bが重ね合わせられ接合されることにより構成されている(図2や図3等参照)。この本体ブロック12の内部には塗布液の流路20が形成されている。より具体的には、一対の平板部材12a、12bのうち少なくとも一方の平板部材(図1乃至図4に示す例においては平板部材12b)には、図2や図3に示すように、塗布液の流路20を構成する凹部が形成されている。この塗布液の流路20は、本体ブロック12の長手方向(図1の左右方向)に沿って細長く延びるよう設けられている。
図1に示すように、液入口16は、本体ブロック12の長手方向(図1の左右方向)における中央部に設けられている。本体ブロック12の外部からこの液入口16に塗布液が送られることにより、当該液入口16を介して本体ブロック12内の塗布液の流路20に塗布液が流入することとなる。
図1や図2等に示すように、本体ブロック12内の塗布液の流路20における液入口16と反対側にはスロット部18が設けられている。より具体的には、スロット部18は、本体ブロック12内の塗布液の流路20の長手方向(図1の左右方向)に沿って細長く延びるよう設けられており、このスロット部18から本体ブロック12の外部に塗布液が広範囲にわたって吐出されるようになっている。
本実施の形態のダイヘッド10においては、図2乃至図4に示すように、本体ブロック12内の塗布液の流路20には、この流路20を画定する壁部の一部22aを構成する内部ブロック22が設けられている。この内部ブロック22は、流路20内において図2や図3の上下方向に移動自在となっている。より具体的には、図4に示すように、内部ブロック22は、本体ブロック12の長手方向(図1の左右方向)における液入口16の両側にそれぞれ左右一対となるよう設けられている。そして、各内部ブロック22の長手方向における中央部には軸23が設けられており、各内部ブロック22はこの軸23を中心として図4の矢印に示すように揺動自在となっている。なお、各内部ブロック22の中央部に設けられた軸23は本体ブロック12に固定されている。
そして、各内部ブロック22には、流路20内における内部ブロック22の位置を調整する内部ブロック位置決め手段が設けられている。内部ブロック位置決め手段は、例えば内部ブロック22の裏面(流路20の壁部の一部22aを構成する面とは反対側の面)の両端部に設けられた一対のバネ24から構成されている。各バネ24は、その一端が内部ブロック22の裏面の端部に取り付けられており、その他端は本体ブロック12の平板部材12bに取り付けられている。また、図4に示すように、各内部ブロック22に取り付けられる一対のバネ24のうち、液入口16に近いバネ24よりも、液入口16から遠いバネ24の方が長くなっている。
各内部ブロック22の両端部に、本体ブロック12の平板部材12bに取り付けられた一対のバネ24が設けられており、この内部ブロック22は軸23を中心として揺動自在となっているので、内部ブロック22に何ら力がかかっていない状態においてはこの内部ブロック22は図4に示すような所定の位置(向き)となる。一方、流路20に塗布液が送られて内部ブロック22が塗布液により押圧されたときには、内部ブロック22が軸23を中心として揺動するとともに、一対のバネ24により均一な力が内部ブロック22に対して作用することとなるので、内部ブロック22は、流路20内の塗布液の圧力が均一となるような位置(向き)に変わる。
次に、このような構成からなるダイヘッド10の動作について説明する。
ダイヘッド10の液入口16に塗布液を送ると、この液入口16を介して本体ブロック12内の流路20に塗布液が送られる。流路20に送られた塗布液は、図1に示すように、流路20内において本体ブロック12の長手方向における中央部から両端部に向かって流れることとなる。そして、この流路20からスロット部18に塗布液が分散して送られ、スロット部18から本体ブロック12の外部に塗布液が広範囲にわたって吐出される。
上述のような動作が行われるときに、流路20は塗布液で満たされることとなる。この際に、流路20内の塗布液が各内部ブロック22に力を及ぼすこととなる。ここで、各内部ブロック22は軸23を中心として揺動自在となっており、各内部ブロック22の裏面における両端部には、本体ブロック12の平板部材12bに取り付けられた一対のバネ24が設けられているので、流路20を流れる塗布液の圧力は均一となる。すなわち、もし仮に、流路20を流れる塗布液の圧力が不均一である場合には、この塗布液が内部ブロック22に及ぼす力も不均一となるが、内部ブロック22の長手方向における圧力偏差が大きくなった際には、各バネ24がそれぞれ独立して伸縮を行うことにより、この圧力偏差をバネ24の弾性力が吸収する。具体的には、例えば塗布液が内部ブロック22に及ぼす力が大きい箇所ではバネ24が縮むことにより流路20の断面積が大きくなり、塗布液の圧力が小さくなるのでこの塗布液が内部ブロック22に及ぼす力が小さくなる。このようにして、流路20を流れる塗布液の圧力が不均一である場合には、内部ブロック22に加えられる力が均一となるよう内部ブロック22の位置が変更される。このように、例えば一対のバネ24からなる内部ブロック位置決め手段により、流路20を流れる塗布液の圧力を均一にするよう、流路20内における内部ブロック22の位置が決められることとなる。
また、各内部ブロック22に取り付けられる一対のバネ24は、液入口16に近いバネ24よりも、液入口16から遠いバネ24の方が長くなっている。このため、流路20は、本体ブロック12の長手方向(図1の左右方向)における中央部から両端部に向かってその断面積が小さくなるような、いわゆる左右一対のテーパ形状となる。このように、本体ブロック12内の流路20をテーパ形状とすることにより、本体ブロック12の長手方向における中央部から端部に向かって流れる塗布液の圧力をより一層、均一にすることができる。
また、図1乃至図4に示すようなダイヘッド10において、被処理物に塗布されるべき塗布液の膜厚や塗布速度を変更した場合でも、内部ブロック22が流路20内で移動自在となっているので、この流路20のテーパ形状を、変更後の塗布液の膜厚や塗布速度に応じて容易に変更することができる。
以上のように本実施の形態のダイヘッド10によれば、本体ブロック12内の塗布液の流路20には、この流路20の壁部の一部22aを構成する内部ブロック22が設けられており、この内部ブロック22は流路20内で移動自在となっており、さらに、例えば一対のバネ24からなる内部ブロック位置決め手段が、本体ブロック12内の塗布液の流路20を流れる塗布液の圧力を均一にするよう、流路20内における内部ブロック22の位置を調整するようになっている。このように、内部ブロック22およびこの内部ブロック22の位置を調整する内部ブロック位置決め手段(例えば、一対のバネ24)が設けられているので、流路20を流れる塗布液の圧力を均一にすることができ、このため、スロット部18からの塗布液の吐出量を、本体ブロック12の長手方向において均一とすることができる。
また、被処理物に塗布されるべき塗布液の膜厚や塗布速度を変更した場合でも、内部ブロック22が流路20内で移動自在となっているので、一対のバネ24等の内部ブロック位置決め手段が内部ブロック22の位置の調整を行うことにより、本体ブロック12内の塗布液の流路20のテーパ形状を、変更後の塗布液の膜厚や塗布速度に応じて容易に変更することができる。このため、被処理物に塗布されるべき塗布液の膜厚や塗布速度を変更した場合でも、本体ブロック12内の塗布液の流路20の構造の変更に手間や費用がかからない。また、内部ブロック位置決め手段が、本体ブロック12内の塗布液の流路20を流れる塗布液の圧力を均一にするよう、流路20内における内部ブロック22の位置を調整するので、新たな流路20の構造のテーパ率が妥当であるか否かの塗工試験を行わなくてもよい。
なお、本実施の形態によるダイヘッド10は、上記の態様に限定されることはなく、様々な変更を加えることができる。
例えば、図4に示すダイヘッド10において、各内部ブロック22に取り付けられる一対のバネ24は、液入口16に近いバネ24よりも、液入口16から遠いバネ24の方が長くなっているが、一対のバネ24の長さはこのような例に限定されることはない。他のダイヘッド10として、各内部ブロック22に取り付けられる一対のバネ24の長さが同じとなっていてもよい。
また、本実施の形態によるダイヘッド10の他の例として、各内部ブロック22を枢支する軸23を省略してもよい。このようなダイヘッド10でも、例えば一対のバネ24からなる内部ブロック位置決め手段が、本体ブロック12内の塗布液の流路20を流れる塗布液の圧力を均一にするよう、流路20内における内部ブロック22の位置を調整することとなる。
また、図5に、本実施の形態における他の構成のダイヘッドを示す。図5に示すダイヘッド10aは、各内部ブロック22の位置を調整する内部ブロック位置決め手段として、一対のバネ24の代わりにゴム25等の弾性体の塊体を用いている。すなわち、図5に示すように、内部ブロック22の裏面(流路20の壁部の一部22aを構成する面とは反対側の面)には塊状のゴム25が取り付けられており、このゴム25は本体ブロック12の平板部材12bに取り付けられている。また、流路20に塗布液が流れていないような状態において、本体ブロック12の長手方向における中央部から両端部に向かって流路20の断面積が小さくなるような位置に各内部ブロック22が配置されるよう、ゴム25の形状が定めされている。
図5に示すようなダイヘッド10aにおいて、液入口16を介して本体ブロック12内の塗布液の流路20に塗布液が流入すると、流路20は塗布液で満たされることとなる。この際に、流路20内の塗布液が各内部ブロック22に力を及ぼすこととなる。ここで、各内部ブロック22の裏面には、本体ブロック12の平板部材12bに取り付けられた塊状のゴム25が設けられているので、流路20を流れる塗布液の圧力は均一となる。すなわち、もし仮に、流路20を流れる塗布液の圧力が不均一である場合には、この塗布液が内部ブロック22に及ぼす力も不均一となるが、内部ブロック22の長手方向における圧力偏差が大きくなった際には、ゴム25が弾性変形を行うことにより、この圧力偏差をゴム25の弾性力が吸収する。具体的には、例えば塗布液が内部ブロック22に及ぼす力が大きい箇所ではゴム25が縮むことにより流路20の断面積が大きくなり、塗布液の圧力が小さくなるのでこの塗布液が内部ブロック22に及ぼす力が小さくなる。このようにして、流路20を流れる塗布液の圧力が不均一である場合には、内部ブロック22に加えられる力が均一となるよう内部ブロック22の位置が変更される。このように、図5に示すようなゴム25からなる内部ブロック位置決め手段でも、流路20を流れる塗布液の圧力を均一にするよう、流路20内における内部ブロック22の位置が決められることとなる。
また、図6および図7に、本実施の形態における更に他の構成のダイヘッドを示す。図6は、本実施の形態におけるダイヘッドの更に他の構成の概略を示す概略構成図であり、図7は、図6に示すダイヘッドのD−Dライン矢視による側断面図である。なお、図6および図7において、矢印は塗布液の流れる方向を示している。
図6および図7に示すダイヘッド10bは、図1乃至図4に示すダイヘッド10と比較して、液入口17が本体ブロック12の長手方向における中央部ではなく一方の端部に設けられた点が異なるのみであり、他の構成は図1乃至図4に示すダイヘッド10と実質的に同一となっている。
図6および図7に示すダイヘッド10bにおいて、前述のように、本体ブロック12の内部の流路20に塗布液を流入させるための液入口17は、本体ブロック12の長手方向における一方の端部(具体的には、図6等における左側の端部)に設けられている。そして、この液入口17を介して流路20に流入した塗布液は、図6の左側から右側に向かって流路20を流れるようになっている。
また、図7に示すように、流路20を画定する壁部の一部22aを構成する内部ブロック22の数は1つとなっており、この内部ブロック22は、流路20内において本体ブロック12の長手方向における一方の端部(左側の端部)の近傍から他方の端部(右側の端部)の近傍まで延びるよう設けられている。
また、内部ブロック22の長手方向における中央部には軸23が設けられており、内部ブロック22はこの軸23を中心として図7の矢印に示すように揺動自在となっている。なお、内部ブロック22の中央部に設けられた軸23は本体ブロック12に固定されている。そして、各内部ブロック22には、流路20内における内部ブロック22の位置を調整する内部ブロック位置決め手段が設けられている。内部ブロック位置決め手段は、例えば内部ブロック22の裏面(流路20の壁部の一部22aを構成する面とは反対側の面)の両端部に設けられた一対のバネ24から構成されている。各バネ24は、その一端が内部ブロック22の裏面の端部に取り付けられており、その他端は本体ブロック12の平板部材12bに取り付けられている。また、図7に示すように、各内部ブロック22に取り付けられる一対のバネ24のうち、液入口17に近いバネ24よりも、液入口17から遠いバネ24の方が長くなっている。
次に、図6および図7に示されるダイヘッド10bの動作について説明する。
ダイヘッド10bの液入口17に塗布液を送ると、この液入口17を介して本体ブロック12内の流路20に塗布液が送られる。流路20に送られた塗布液は、図6に示すように、流路20内において本体ブロック12の長手方向における左側から右側に向かって流れることとなる。そして、この流路20からスロット部18に塗布液が分散して送られ、スロット部18から本体ブロック12の外部に塗布液が広範囲にわたって吐出される。
上述のような動作が行われるときに、流路20は塗布液で満たされることとなる。この際に、流路20内の塗布液が各内部ブロック22に力を及ぼすこととなる。ここで、内部ブロック22は軸23を中心として揺動自在となっており、この内部ブロック22の裏面における両端部には、本体ブロック12の平板部材12bに取り付けられた一対のバネ24が設けられているので、流路20を流れる塗布液の圧力は均一となる。すなわち、もし仮に、流路20を流れる塗布液の圧力が不均一である場合には、この塗布液が内部ブロック22に及ぼす力も不均一となるが、内部ブロック22の長手方向における圧力偏差が大きくなった際には、各バネ24がそれぞれ独立して伸縮を行うことにより、この圧力偏差をバネ24の弾性力が吸収する。具体的には、例えば塗布液が内部ブロック22に及ぼす力が大きい箇所ではバネ24が縮むことにより流路20の断面積が大きくなり、塗布液の圧力が小さくなるのでこの塗布液が内部ブロック22に及ぼす力が小さくなる。このようにして、流路20を流れる塗布液の圧力が不均一である場合には、内部ブロック22に加えられる力が均一となるよう内部ブロック22の位置が変更される。このように、例えば一対のバネ24からなる内部ブロック位置決め手段により、流路20を流れる塗布液の圧力を均一にするよう、流路20内における内部ブロック22の位置が決められることとなる。
また、内部ブロック22に取り付けられる一対のバネ24は、液入口17に近いバネ24よりも、液入口17から遠いバネ24の方が長くなっている。このため、流路20は、本体ブロック12の左側から右側に向かってその断面積が小さくなるような、いわゆるテーパ形状となる。このように、本体ブロック12内の流路20をテーパ形状とすることにより、本体ブロック12の長手方向における左側から右側に流れる塗布液の圧力をより一層、均一にすることができる。
また、図6および図7に示すようなダイヘッド10bにおいて、被処理物に塗布されるべき塗布液の膜厚や塗布速度を変更した場合でも、内部ブロック22が流路20内で移動自在となっているので、この流路20のテーパ形状を、変更後の塗布液の膜厚や塗布速度に応じて容易に変更することができる。
10、10a、10b ダイヘッド
12 本体ブロック
12a、12b 平板部材
16 液入口
17 液入口
18 スロット部
20 塗布液の流路
22 内部ブロック
22a 流路を画定する壁部の一部
23 軸
24 バネ
25 塊状のゴム
50 ダイヘッド
52 本体ブロック
56 液入口
58 スロット部
60 塗布液の流路

Claims (6)

  1. 被処理物に対して塗布液を塗布するためのダイヘッドであって、
    塗布液の流路を内部に有する本体ブロックと、
    前記本体ブロック内の塗布液の流路に連通するよう設けられ、当該流路に塗布液を流入させるための液入口と、
    前記本体ブロック内の塗布液の流路に連通するよう設けられ、当該流路から塗布液を前記本体ブロックの外部に吐出するためのスロット部と、
    前記本体ブロック内の塗布液の流路に設けられ、当該流路を画定する壁部の一部を構成する内部ブロックであって、前記流路内で移動自在となっているような内部ブロックと、
    前記本体ブロック内の塗布液の流路を流れる塗布液の圧力を均一にするよう、前記流路内における前記内部ブロックの位置を調整する内部ブロック位置決め手段と、
    を備え、
    前記本体ブロックは細長い形状のものからなり、前記本体ブロック内の塗布液の流路は当該本体ブロックの長手方向に沿って延びるよう設けられており、前記スロット部および前記内部ブロックは前記本体ブロック内の塗布液の流路の長手方向に沿って延びるよう設けられており、
    前記液入口は前記本体ブロックの長手方向における中央部に設けられており、前記内部ブロックは前記本体ブロックの長手方向における前記液入口の両側にそれぞれ設けられていることを特徴とするダイヘッド。
  2. 被処理物に対して塗布液を塗布するためのダイヘッドであって、
    塗布液の流路を内部に有する本体ブロックと、
    前記本体ブロック内の塗布液の流路に連通するよう設けられ、当該流路に塗布液を流入させるための液入口と、
    前記本体ブロック内の塗布液の流路に連通するよう設けられ、当該流路から塗布液を前記本体ブロックの外部に吐出するためのスロット部と、
    前記本体ブロック内の塗布液の流路に設けられ、当該流路を画定する壁部の一部を構成する内部ブロックであって、前記流路内で移動自在となっているような内部ブロックと、
    前記本体ブロック内の塗布液の流路を流れる塗布液の圧力を均一にするよう、前記流路内における前記内部ブロックの位置を調整する内部ブロック位置決め手段と、
    を備え、
    前記内部ブロックには、前記本体ブロックに固定された軸が設けられており、前記内部ブロックは当該軸を中心として揺動自在となっていることを特徴とするダイヘッド。
  3. 被処理物に対して塗布液を塗布するためのダイヘッドであって、
    塗布液の流路を内部に有する本体ブロックと、
    前記本体ブロック内の塗布液の流路に連通するよう設けられ、当該流路に塗布液を流入させるための液入口と、
    前記本体ブロック内の塗布液の流路に連通するよう設けられ、当該流路から塗布液を前記本体ブロックの外部に吐出するためのスロット部と、
    前記本体ブロック内の塗布液の流路に設けられ、当該流路を画定する壁部の一部を構成する内部ブロックであって、前記流路内で移動自在となっているような内部ブロックと、
    前記本体ブロック内の塗布液の流路を流れる塗布液の圧力を均一にするよう、前記流路内における前記内部ブロックの位置を調整する内部ブロック位置決め手段と、
    を備え、
    前記内部ブロック位置決め手段は弾性体であることを特徴とするダイヘッド。
  4. 前記弾性体はバネであることを特徴とする請求項3記載のダイヘッド。
  5. 前記弾性体はゴムであることを特徴とする請求項3記載のダイヘッド。
  6. 前記本体ブロックは、一対の平板部材が重ね合わせられて接合されることにより構成されており、前記スロット部は前記一対の平板部材の間の隙間より構成されており、前記一対の平板部材のうち少なくとも一方の平板部材には、塗布液の流路を構成する凹部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のダイヘッド。
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