JP5531583B2 - ログ出力装置、ログ出力方法、ログ出力用プログラム - Google Patents
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Description
一般的に上記アプリケーションは、動作ログにどの程度まで情報を記録するかについてはシステム管理者に設定を委ねている。当該設定においてシステム管理者は、平常時においては動作ログ格納用のメモリの容量を圧迫させないために動作ログには障害情報のように重要度の高い情報のみ記録させる(即ち、動作ログに記録させる情報の詳細度を低くする)よう設定する。更にシステム管理者は、実際に障害が発生したときには原因究明に用いるときのことを考慮し動作ログには様々な情報を記録させる(即ち、動作ログに記録させる情報の詳細度を高くする)よう設定変更する。
先ず、上記特許文献1に開示された技術は、前記障害が発生した時点が特定されているケースを前提としており、例えば障害が発生した時点が変化することにより特定できないようなケースでは本技術は適用できないという問題点がある。
上記出力可否の判断が人間の手だけに委ねられると、実際に障害の発生した後に生成された動作ログは出力させることは可能であるが、上記障害が発生する直前の動作ログに関しては詳細度が低いため外部に出力させることができないからである。
ここで、上記障害が発生する直前の動作ログは上述した出力可否の基準を低く設定することにより外部に出力させることは可能ではある。しかし、そのように設定すると障害調査に不要な動作ログ(即ち、上記障害に関する情報がまったく記録されていない動作ログ)までもが出力されてしまうという問題点がある。
そこで本発明は、上述した課題である障害発生以前に生成された動作ログについて出力できないという従来の問題点を改善し、上記障害調査に有用な動作ログを前記障害発生時の前後に生成された動作ログの中から可能な限り漏れなく且つ効果的に出力することができるログ出力システム、ログ出力方法及びログ出力用プログラムを提供することを目的とする。
先ず、本発明の第一実施形態について、図1乃至図11に基づいて説明する。
図1において、符号1は本第一実施形態にかかるログ出力装置、記号Pはビジネス用途や公共目的に使用されているアプリケーション(例えば、銀行のオンラインシステムにかかるソフトウェア)、符号3は前記アプリケーションPを実行するコンピュータ、及び符号4は前記ログ出力装置1から出力された動作ログを格納する動作ログ格納用メモリを示す。この動作ログ格納用メモリ4は、上記アプリケーションP毎に領域を分別して上記動作ログを格納できるようになっている。
上記ログ出力装置1は、図1に示すように、生成された動作ログを一時的に保持した後に送出するFIFO循環式バッファ手段11と、このFIFO循環式バッファ手段11に於ける動作ログの保持形式を外部より設定するバッファ設定手段17と、前記FIFO循環式バッファ手段11から送出された動作ログに対し外部へ出力するか否かの振り分け(以下、フィルタリング)を行うフィルタリング手段12と、前記フィルタリング手段12により出力するものと判断された動作ログを外部にログファイルとして出力するログファイル出力手段14とを備えている。これにより、アプリケーションにかかる動作ログの内必要なものだけを選択して外部に出力することができる。
先ず、上記FIFO循環式バッファ手段11は、アプリケーションPがコンピュータの演算処理部2に生成・送出させた最新の動作ログが当該コンピュータから入力されるとその動作ログを内部に一時的に保持する。そして、前記最新の動作ログが保持されるタイミングで、既に保持されている動作ログ群の内最先のものが上記フィルタリング手段12へ送出される。その後、取得したばかりの前記最新の動作ログがその位置情報と共に上記関連性情報管理手段16により取得される。
次に、上記フィルタリング情報記憶手段20に保持されている情報の内容について、図4に基づいて詳述する。
上記フィルタリング情報記憶手段20には、上記フィルタリング手段12による一回目の動作ログのフィルタリングに於いて出力するか否かの基準を規定する最小ログレベル情報22のリスト21と、外部に出力すべきと判定がなされた動作ログと前後して生成された近傍の動作ログ(以下、詳細動作ログ)について、どの範囲まで出力させるかを規定した情報であるフィルタリング情報23Aのリスト23とが保持されている。
次に、上記関連性情報記憶手段30に保持されている情報である上記マッチング状況の詳細な内容について、図5に基づいて詳述する。
次に、上記フィルタリング手段12により行われる動作ログのフィルタリングについて、更に設明する。
先ず、上記フィルタリング手段12は、上記FIFO循環式バッファ手段11から送信されてきた上記最先の動作ログを取得すると共に、上記フィルタリング情報記憶手段20から上記最小ログレベル情報のリスト21を取出す。
この比較の結果、上記詳細レベル2cが上記ログ出力レベル22b以下である場合、当該動作ログは出力すべきものと判断し、上記ログファイル出力手段14へ上記フィルタリング手段12によって送信される。
このとき上記フィルタリング手段12は、先程上記ログ一時保存メモリ13に一時的に格納した動作ログを取出すと共に、上記関連性情報記憶手段30から上記マッチング状況を取出す。次いで上記フィルタリング手段12は、この動作ログのアプリケーションID2aと同じアプリケーションID31cを有するマッチング状況を、前記取出したマッチング状況群の中から抽出する。
この比較の結果、上記詳細レベル2cが上記ログ出力レベル31d以下である場合、次にフィルタリング手段12は、当該動作ログのログ位置にかかる情報と、抽出した上記マッチング状況のログ出力先頭位置31e及びログ出力末尾位置31gの内容とを比較する。
次に、上記関連性情報管理手段16による上記マッチング状況31の内容の更新について、図2乃至5に基づいて更に説明する。
先ず、上記関連性情報管理手段16は、上記FIFO循環式バッファ手段11が送出した上記最新の動作ログをその位置情報と共に受取ると、次いで、関連性情報保管手段30から、マッチング状況31のリストを取得する。続いて、上記関連性情報管理手段16は、そのアプリケーションID2aの内容を確認し、同じアプリケーションIDにかかるマッチング状況31を前記取得したマッチング状況31のリストの中から抽出する。
先ず、新規なマッチング状況31に於けるフィルタID31aは、フィルタリング情報23に於けるフィルタIDの内容に設定する。
次に、新規なマッチング状況31に於ける出力規則ID31bは、フィルタリング情報23の出力規則に於ける出力規則IDの内容に設定する。
続いて、新規なマッチング状況31に於けるログ出力レベル31dは、フィルタリング情報23の出力規則26に於けるログ出力レベル26bの内容に設定する。
続いて、新規なマッチング状況31に於けるログ出力末尾位置31gは、「未定」である旨の設定をする。
最後に、新規なマッチング状況31に於けるログ出力マッチングカウンタ31hは、「0」に設定する。
以上の手順により、新規なマッチング状況31の設定を行う。
次に、本第一実施形態におけるログ出力装置1の動作について、以下図6乃至図11に基づいて説明する。
アプリケーションから動作ログを取得したFIFO循環式バッファ手段11は、その動作ログを内部のバッファ部11Dに保持する(ステップS101)。
先ず、アプリケーションPがコンピュータの演算処理部2に生成させた最新の動作ログがFIFO循環式バッファ手段11へと送られる。次いで、この最新の動作ログがFIFO循環式バッファ手段11に入力されると、当該最新の動作ログは前期FIFO循環式バッファ手段11のバッファ部11Dに保持される(図7、ステップS201、動作ログ取得保持工程)。
続いて、関連性情報管理手段16は、上記ステップS201でFIFO循環式バッファ手段11に入力された動作ログ(最新の動作ログ)をその位置情報と共に取得する(図9、ステップS301、最新ログ取得工程)。
本第1実施形態は、上述したように構成したので、以下のような効果が得られる。
第一の効果は、上記障害の発生時点の前後について、動作ログを出力したい範囲を与えれば、その範囲が過去(上記障害の発生時点よりも前)を指すものであっても、自動的に、その与えられた範囲での動作ログが出力されることである。上記アプリケーションから生成された動作ログは、FIFO循環式バッファ手段11に一旦保管されると平行して、与えられた条件との関連性が関連性情報管理手段16によって計算され最適なフィルタリングの条件(上記マッチング状況)が新規作成又は更新されるため、出力する必要のある動作ログをフィルタリング手段12により効果的に抽出することができるからである。
次に、本発明に係るログ出力装置の第二実施形態について、図6及び図12に基づいて説明する。
次に、本第二実施形態におけるログ出力装置2の動作について、上述した第1実施形態と異なる点について図6に基づき説明する。
本第二実施形態では、上述した第1実施形態におけるステップS107によりあるアプリケーションにかかる動作ログに基づきマッチング状況が更新されたことを契機として、上記ステップS108のフィルタリング手段12による上記アプリケーションとは異なるアプリケーションにかかる動作ログについての二回目のフィルタリングが実行される。
ここで、上述した内容をプログラム化し、これをコンピュータに実行させるようにしてもよい。
本第二実施形態は、上述したように構成したので、これにより、アプリケーション毎に独立してログ出力装置を設置するケースやアプリケーション毎に独立した動作ログの出力を一つのログ出力装置に実行させるケースに比べ、迅速且つ安定に動作ログの出力を行えると共に、ログ出力装置設置にかかるコストを低減できるという効果がある。
次に、本発明に係るログ出力装置の第三実施形態について、図13に基づいて説明する。
先ず、本第三実施形態にかかるログ出力装置の全体的構成は、上述した第一実施形態(図1)又は第二実施形態(図12)にかかるログ出力装置と同じである。
即ち、本第3実施形態は、上記二度目のフィルタリングにおいて、上述したマッチング状況31に基づく条件を満たす詳細な動作ログが存在しても当該動作ログについて即座に出力する旨の判断をせず、この条件を満たす詳細な動作ログが予め設定した個数存在して初めてそれら動作ログについて出力する旨の判断をするのである。
先ず、上記ログ出力マッチングカウンタ31hの設定においては、上述の第1の実施形態において、上記ログ出力範囲(後)26dがマッチング条件で指定されている場合に受信した動作ログが当該マッチング条件に合致する場合であり且つ上記ログ出力範囲(後)26dに含まれる場合にログ出力末尾マッチングカウンタ31hを「1」に設定するのに代えて、当該ログ出力末尾マッチングカウンタ31hの値が上記ログ出力範囲(後)26dにおけるマッチング回数(受信した動作ログが上記マッチング条件24bに合致する回数)26fに達しているか否かを判断する。この判断の結果、達している場合は、当該出力規則26のログ出力範囲(後)26dに含まれないものとする(上記ログ出力末尾マッチングカウンタ31hは変更しない)。一方、上記判断の結果、達していない場合は、上記ログ出力末尾マッチングカウンタ31hに設定された数に1を加えるようにする。
次に、本第3実施形態におけるログ出力装置の動作について、上述した第1及び第2実施形態と異なる点について図8に基づき説明する。
本第3実施形態では、上記ステップS217にて、イエスとなる動作ログが予めシステム管理者により設定された個数存在するときに、当該動作ログ群を上記ログファイル出力手段14に送信し(ステップS219)、動作ログ格納用メモリ3に格納する(ステップS220)。
ここで、上述した内容をプログラム化し、これをコンピュータに実行させるようにしてもよい。
本第3実施形態は、上述したように構成したので、動作ログの二回目のフィルタリングにおいて、上述の第一及び第二実施形態のときよりも厳密にその動作ログ(上記ログ一時保存用メモリ13から取得した動作ログ)が上記障害の原因究明に有用であるか否かを判別した上で出力することができるため、より効果的に動作ログを出力することができるようになる。
11 FIFO循環式バッファ手段
12 フィルタリング手段
13 ログ一時保存メモリ
14 ログファイル出力手段
15 フィルタリング情報設定手段
16 関連性情報管理手段
17 バッファ設定手段
20 フィルタリング情報記憶手段
30 関連性情報記憶手段
P アプリケーション
Claims (17)
- コンピュータ上で実行される一又は複数のアプリケーションに係る動作ログであって前記コンピュータからの指令に基づいて当該コンピュータの状態確認用として順次入力された動作ログを保持すると共に、当該FIFO循環式バッファ手段に既に保持されており且つ前記入力された動作ログと同じアプリケーションに係る動作ログの内の最先の動作ログが最新の前記動作ログの取得のタイミングで順次送出されるFIFO循環式バッファ手段と、
このFIFO循環式バッファ手段から受取った前記最先の動作ログについて当該動作ログに記録されている情報の内前記コンピュータの状態の確認に必要な情報の占める度合いを示す詳細レベルが予め設定された外部に出力されるべき動作ログにかかる前記詳細レベルの最小値を示す第一の最小ログレベル以下である場合に当該動作ログを前記コンピュータの状態確認に必要な情報として外部に出力するログ振分機能を備えたフィルタリング手段と、
前記アプリケーション毎に設定される前記最小ログレベルにかかる情報をフィルタリング情報として保持するフィルタリング情報記憶手段とを有するログ出力装置において、
前記フィルタリング手段に、
前記フィルタリング手段により前記詳細レベルが前記最小ログレベルよりも大きいと判断された動作ログを一時的に格納するログ一時保存メモリを併設すると共に、前記ログ一時保存メモリに保持されている動作ログの中から前記コンピュータの状態確認に必要なものを再抽出する基準である再抽出基準を関連性情報として保持する関連性情報記憶手段を併設し、
前記フィルタリング手段が、
前記ログ一時保存メモリの内の動作ログについて前記再抽出基準に基づいて出力可否の再確認を行い、この再確認の結果出力すべきと判定がなされた当該動作ログについて外部に出力する拡張振分機能を備えたことを特徴とするログ出力装置。 - 請求項1に記載のログ出力装置において、
前記フィルタリング手段の拡張振分機能が、前記ログ一時保存メモリの内の動作ログについてその詳細レベルが前記第一の最小ログレベルよりも高く設定された第二の最小ログレベル以下であるものを抽出すると共に、更にこの抽出された動作ログの中から前記第一の最小ログレベルによる動作ログの出力範囲をその前後の特定の時間帯に生成された動作ログにまで拡張して再抽出し外部に出力することにより実行されることを特徴とするログ出力装置。 - 請求項1に記載のログ出力装置において、
前記FIFO循環式バッファ手段内の動作ログの内の最新のものを取得すると共に当該動作ログの内容を前記フィルタリング情報及び前記再抽出基準の内容と比較し且つ前記内容の合致の度合いに基づいて前記再抽出基準の内容を更新する再抽出基準更新機能を備えた関連性情報管理手段を、前記関連性情報記憶手段に併設したことを特徴とするログ出力装置。 - 請求項3に記載のログ出力装置において、
前記フィルタリング手段の拡張振分機能が、前記ログ一時保存メモリから抽出された動作ログの中から前記第一の最小ログレベルによる動作ログの出力範囲をその前後の特定の時間帯に生成された動作ログにまで拡張して再抽出し外部に出力することにより実行されるものであり、
且つ、前記関連性情報管理手段の再抽出基準更新機能が、
前記再抽出基準について、前記最新の動作ログの生成時刻を前記特定の時間帯の中に含まない再抽出基準を削除する削除機能と、
前記特定の時間帯の中に前記最新の動作ログの生成時刻を含む再抽出基準について、その特定の時間帯にかかる内容を前記最新の動作ログの位置にかかる情報の内容に基づいて修正する修正機能と、
前記フィルタリング情報の内その内容が前記最新の動作ログの内容を満たすものを抽出すると共に、この抽出されたフィルタリング情報の内容に基づいて新たな再抽出基準を作成し前記関連性情報記憶手段に格納する新基準作成格納機能とから成り立つことを特徴とするログ出力装置。 - 請求項1に記載のログ出力装置において、
前記FIFO循環式バッファ手段への動作ログの保持方式を制御するバッファ設定手段を前記FIFO循環式バッファ手段に併設したことを特徴とするログ出力装置。 - 請求項1に記載のログ出力装置において、
前記フィルタリング情報記憶手段に保持される前記フィルタリング情報を外部からの指令内容に基づき設定するフィルタリング情報設定手段を前記フィルタリング情報記憶手段に併設したことを特徴とするログ出力装置。 - 請求項1に記載のログ出力装置において、
前記フィルタリング手段から出力用として受取った動作ログを予め前記アプリケーション毎に指定された動作ログ格納用メモリに格納するログファイル出力手段を前記フィルタリング手段に併設したことを特徴とするログ出力装置。 - 請求項5に記載のログ出力装置において、
前記バッファ設定手段が、予め扱っている動作ログにかかるアプリケーションとは異なる別のアプリケーションにかかる動作ログが前記FIFO循環式バッファ手段に入力された場合にこれを同一に保持させるよう制御する機能を有し、
前記フィルタリング手段の拡張振分機能が、前記最新の動作ログが前記最先の動作ログと異なるアプリケーションにかかる動作ログである場合に前記最新の動作ログに基づいて更新された前記再抽出基準に基づいて実行されることを特徴とするログ出力装置。 - 請求項1又は8に記載のログ出力装置において、
前記フィルタリング手段の拡張振分機能が、前記再抽出基準を満たす前記動作ログが予め設定した個数存在する場合に前記動作ログを出力するようにしたことを特徴とするログ出力装置。 - コンピュータ上で実行される一又は複数のアプリケーションに係る動作ログを前記コンピュータからの指令に基づいて当該コンピュータの状態確認用としてFIFO循環式バッファ手段に入力すると共に、当該FIFO循環式バッファ手段に既に保持されており且つ前記入力された動作ログと同じアプリケーションに係る動作ログの内の最先の動作ログを後から入力される最新の前記動作ログの入力のタイミングで送出し、
この送出された前記最先の動作ログを受け取ったフィルタリング手段が当該動作ログについて、外部に出力されるべき動作ログを振分ける基準である最小ログレベルに基づき出力可否の一回目の確認を行い、
前記フィルタリング手段が前記出力可否の一回目の確認の結果出力すべきと判定した場合に、当該動作ログを前記フィルタリング手段が外部に出力するログ出力方法において、
前記フィルタリング手段が前記出力可否の一回目の確認の結果出力すべきでないと判定した場合に、当該フィルタリング手段による動作ログの外部への出力に代えて前記最先の動作ログを、前記フィルタリング手段がログ一時保存メモリに一時的に格納し、
前記フィルタリング手段による前記最先の動作ログの一時的格納の後、前記FIFO循環式バッファ手段に保持された直後の最新の動作ログを予め設定された関連性情報管理手段が取得し、
この取得された最新の動作ログの内容を予め設定された動作ログの外部への出力範囲を規定したフィルタリング情報及び前記ログ一時保存メモリに格納された動作ログの中から前記コンピュータの状態確認に必要なものを再抽出する基準である再抽出基準の内容と前記関連性情報管理手段が比較すると共に、前記各内容の合致の度合いに基づいて前記再抽出基準の内容を前記関連性情報管理手段が更新し、
前記関連性情報管理手段による更新の後、この更新された前記再抽出基準に基づいて前記ログ一時保存メモリ内の動作ログについて前記フィルタリング手段が出力可否の再確認を行い、
前記フィルタリング手段が出力可否の再確認の結果出力すべきと判定した場合、前記動作ログを外部に出力することを特徴とするログ出力方法。 - 請求項10に記載のログ出力方法において、
前記関連性情報管理手段が前記再抽出基準の内容を更新する工程では、
前記最新の動作ログの位置情報を含まない基準にかかる再抽出基準を削除し、
次に、前記再抽出する基準の中に前記最新の動作ログの位置情報が含まれる再抽出基準について前記再抽出する基準にかかる内容を前記最新の動作ログの位置情報の内容に基づいて修正し、
続いて、前記最新の動作ログの内容と前記フィルタリング情報の内容との比較を行うと共に、前記最新の動作ログの内容を満たすと判定したフィルタリング情報を抽出し且つその内容に基づいて新規な再抽出基準を作成し関連性情報として保存するようにしたことを特徴としたログ出力方法。 - 請求項10に記載のログ出力方法において、
前記FIFO循環式バッファ手段に前記動作ログが入力される工程では、予め扱っている動作ログにかかるアプリケーションとは異なる別のアプリケーションにかかる動作ログが入力された場合にこれが前記FIFO循環式バッファ手段に同一に保持され、
前記フィルタリング手段が前記最先の動作ログの出力可否の再確認を行う工程では、前記最新の動作ログが前記最先の動作ログと異なるアプリケーションにかかる動作ログである場合に、前記関連性情報管理手段が前記再抽出基準の内容を更新する工程にて前記最新の動作ログに基づいて更新された前記再抽出基準に基づいて前記最先の動作ログについて出力可否の再確認を行うことを特徴とするログ出力方法。 - 請求項10又は12に記載のログ出力方法において、
前記最先の動作ログを前記フィルタリング手段が再抽出し外部に出力する工程では、前記最小ログレベルによる動作ログの出力範囲をその前後の特定の時間帯に生成された動作ログにまで拡張した前記出力範囲に生成時間が含まれる動作ログが予め設定された個数存在する場合に前記フィルタリング手段が当該動作ログを出力するようにしたことを特徴とするログ出力方法。 - コンピュータ上で実行される一又は複数のアプリケーションに係る動作ログを当該コンピュータの状態確認用としてFIFO循環式バッファ手段へ入力すると共に当該FIFO循環式バッファ手段に既に保持されており且つ前記入力された動作ログと同じアプリケーションに係る動作ログの内の最先の動作ログを後から入力される最新の前記動作ログの入力のタイミングで順次送出する最先ログ送出機能、この最先ログ送出機能により送出された前記最先の動作ログについて外部に出力されるべき動作ログを振分ける基準である最小ログレベルに基づき出力可否の一回目の確認を行うログ出力可否検討機能、及びこのログ出力可否検討機能による確認の結果前記最先の動作ログを出力すべきと判定がなされた場合に当該動作ログを外部に出力するログ出力機能をログ出力装置のコンピュータに実現させるログ出力用プログラムにおいて、
前記ログ出力可否検討機能による確認の結果、前記最先の動作ログを出力すべきでないと判定がなされた場合に、前記最先の動作ログをログ一時保存メモリに一時的に格納する非出力ログ一時格納機能、
この非出力ログ一時格納機能により前記最先の動作ログが格納された後に、前記FIFO循環式バッファ手段に保持された直後の最新の動作ログを予め設定された関連性情報管理手段が取得する最新ログ取得機能、
この最新ログ取得機能により取得された前記最新の動作ログの内容を予め設定された動作ログの外部への出力範囲を規定したフィルタリング情報及び前記ログ一時保存メモリに格納された動作ログの中から前記コンピュータの状態確認に必要なものを再抽出する基準である再抽出基準の内容と比較すると共に、前記各内容の合致の度合いに基づいて前記再抽出基準の内容を更新する再抽出基準更新機能、
この再抽出基準更新機能により更新された前記再抽出基準の内容に基づいて、前記ログ一時保存メモリ内の動作ログについて出力可否の再確認を行うログ出力可否再検討機能、
及びこのログ出力可否再検討機能による再確認により出力すべきと判定された場合、前記動作ログを外部に出力するログ再出力機能、
を、コンピュータに実現させるようにしたことを特徴とするログ出力用プログラム。 - 請求項14に記載のログ出力用プログラムにおいて、
前記再抽出基準更新機能は、
前記再抽出基準について前記最新の動作ログの生成時刻を特定の時間帯の中に含まない再抽出基準を削除する不要再抽出基準削除機能、
この不要再抽出基準削除機能にて削除されなかった再抽出基準についてその特定の時間帯にかかる内容を前記最新の動作ログの位置にかかる情報の内容に基づいて修正する再抽出基準修正機能、
及び前記最新の動作ログの内容と前記フィルタリング情報の内容との比較を行うと共に、前記最新の動作ログの内容を満たすと判定されたフィルタリング情報を抽出し且つその内容に基づいて新たな再抽出基準を作成し前記関連性情報として保存する新規再抽出基準作成機能を備え、
これらをコンピュータに実現させるようにしたことを特徴とするログ出力用プログラム。 - 請求項14に記載のログ出力用プログラムにおいて、
前記最先ログ送出機能の内容を、
前記実行内容に加えて更に、予め扱っている動作ログにかかるアプリケーションとは異なる別のアプリケーションにかかる動作ログが入力された場合にこれを前記FIFO循環式バッファ手段に同一に保持する機能とし、
前記ログ出力可否再検討機能の内容を、
前記実行内容に加えて更に、前記最新の動作ログが前記最先の動作ログと異なるアプリケーションにかかる動作ログである場合に、前記再抽出基準更新機能にて前記最新の動作ログに基づいて更新された前記再抽出基準に基づいて前記最先の動作ログについて出力可否の再確認を行う機能とし、
これらを、コンピュータに実現させるようにしたことを特徴とするログ出力用プログラム。 - 請求項14又は16に記載のログ出力用プログラムにおいて、
前記ログ再出力機能の内容を、
前記最小ログレベルによる動作ログの出力範囲をその前後の特定の時間帯に生成された動作ログにまで拡張した範囲に生成時間が含まれる動作ログが予め設定された個数存在する場合に当該動作ログを出力する機能とし、
これを、コンピュータに実現させるようにしたことを特徴とするログ出力用プログラム。
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