JP5530235B2 - 車載用カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載される車載用カメラに関する。
車載用カメラは、従来より種々のものが提案されている。車載用カメラのカメラ本体は、ブラケットを利用して車体に取り付けされるのが一般的であり、例えば特許文献1に開示されたものがある。この車載用カメラは、撮影対象を画像信号として取り込むカメラ本体と、カメラ本体を支持するブラケットと、カメラ本体及びブラケットを収容し、フロントウインドウシールドに固定するケースと、ブラケットのカメラ本体への回転角度を調整できる角度調整手段とを備えている。カメラ本体は、車室内に配置され、車両前方の走行環境を撮影する。角度調整手段によってブラケットに対するカメラ本体の角度を変更でき、これによって撮影範囲を容易に調整することができる。
特開2003−48491号公報
しかしながら、前記従来の車載用カメラでは、ブラケットに対するカメラ本体の前後方向の取付け位置を調整することができない。例えば、車両の死角補完用のリアカメラとして利用する場合には、車種毎に最適なカメラ取付け位置及び取付け角度が異なる。そのため、従来例の車載用カメラでは、そのカメラ本体を共用しつつ最適な撮影範囲を実現するためには、車種毎に異なるブラケットを設計・製造する必要がある。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、車種等の変更に係わらず同じブラケットによってカメラ本体を最適なカメラ取付け位置及びカメラ取付け角度で取り付けできる車載用カメラを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、撮影対象を画像信号として取り込むカメラ本体と、車体側に固定され、前記カメラ本体を前後方向に変移できる方向に沿って設けられたブラケット側位置調整用ノッチ部を有するブラケットと、前記ブラケット側位置調整用ノッチ部に任意の位置で噛み合うスペーサ側位置調整用ノッチ部を有し、前記カメラ本体を前記ブラケットに所望の取付け位置と所望の取付け角度で取付けできる取付スペーサとを備えたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1記載の車載用カメラであって、前記カメラ本体には、前記カメラ本体の角度を変移できる方向に沿って設けられたカメラ側角度調整用ノッチ部を設け、前記取付スペーサには、前記カメラ側角度調整用ノッチ部に任意の回転位置で噛み合うスペーサ側角度調整用ノッチ部を設けたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載の車載用カメラであって、前記取付スペーサは左右一対であり、双方の前記取付スペーサとこれに対応する前記ブラケットの双方位置にそれぞれ前記スペーサ側位置調整用ノッチ部と前記ブラケット側位置調整用ノッチ部が設けられていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項又は請求項に記載の車載用カメラであって、前記取付スペーサは、前記スペーサ側角度調整用ノッチ部の回転角度が互いにシフトされたものを複数種類有し、前記複数種類の取付スペーサのいずれかを使用することを特徴とする。
請求項の発明は、請求項記載の車載用カメラであって、前記取付スペーサは左右一対であり、一方の前記取付スペーサは、前記スペーサ側角度調整用ノッチ部が設けられた位置・角度調整用取付スペーサであり、他方の前記取付スペーサは、前記スペーサ側角度調整用ノッチ部が設けられていないカメラ保持用取付スペーサであり、前記位置・角度調整用取付スペーサに対応する前記カメラ本体の一方位置には前記カメラ側角度調整用ノッチ部が設けられ、前記カメラ保持用取付スペーサに対応する前記カメラ本体の他方位置には前記カメラ側角度調整用ノッチ部が設けられていないことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1〜請求項のいずれかに記載の車載用カメラであって、前記ブラケットは、車体取付プレート部の表裏両面のいずれでも前記車体側に固定できることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1〜請求項のいずれかに記載の車載用カメラであって、前記ブラケットには、車体側の取付位置が異なる場合でも取り付けできるように取付孔が設けられていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1〜請求項のいずれかに記載の車載用カメラであって、前記カメラ本体には、前記ブラケットに対する取付け角度の目安となるマーカが設けられている。
請求項1の発明によれば、ブラケットに対するカメラ本体の取付け位置と取付け角度を取付スペーサによって所望の位置と角度で取り付けできる。従って、車種等の変更に係わらず同じブラケットによってカメラ本体を最適なカメラ取付け位置及びカメラ取付け角度を取り付けできる。
また、ブラケットと取付スペーサ間が双方のノッチ部で噛み合って取り付けされるため、ブラケットと取付スペーサ間が強固に取り付けされる。
請求項の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、カメラ本体と取付スペーサ間が双方のノッチ部で噛み合って取り付けされるため、カメラ本体と取付スペーサ間が強固に取り付けされる。
請求項の発明によれば、請求項の発明の効果に加え、ブラケットと一対の取付スペーサが左右の位置でそれぞれ強固に取り付けされる。
請求項の発明によれば、請求項の発明の効果に加え、取付スペーサの種類を変更することによってカメラ取付け角度をきめ細かく変更できる。
請求項の発明によれば、請求項の発明の効果に加え、位置・角度調整用取付スペーサの種類を変更してもカメラ保持用取付スペーサを変更する必要がないため、取付性が向上する。
請求項の発明によれば、請求項1〜請求項の発明の効果に加え、ブラケットの車体側への取付け向きを変えるだけでカメラ取付位置やカメラ取付角度を異ならせることができるため、カメラ取付位置やカメラ取付角度の調整範囲が広がる。
請求項の発明によれば、請求項1〜請求項の発明の効果に加え、車体側のボルト取付位置が異なる場合でも取り付けできるため、この点でもカメラ本体の取付性が向上する。
請求項の発明によれば、請求項1〜請求項の発明の効果に加え、カメラ本体の所望の取付け角度を容易に認識できるため、カメラ本体の取付性が向上する。
本発明の一実施形態を示し、車載用カメラが取り付けされた車両の一部斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、車載用カメラの斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、車載用カメラの分解斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)はカメラ本体の一方の回転孔付近を示す要部斜視図、(b)はカメラ本体の他方の回転孔付近を示す要部斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は位置・角度調整用取付スペーサの斜視図、(b)はカメラ保持用取付スペーサの斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、カメラ本体の取付け位置と取付け角度を変えた車載用カメラの斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、車体パネルへのブラケットの取付向きを変えた車載用カメラの斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、車体パネルへのブラケットの取付向きを変えた車載用カメラの斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例にかかるブラケットの斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図7は本発明の一実施形態を示し、図1は車載用カメラ10が取り付けされた車両1の一部斜視図、図2は車載用カメラ10の斜視図、図3は車載用カメラ10の分解斜視図、図4(a)はカメラ本体11の一方の回転孔13付近を示す要部斜視図、図4(b)はカメラ本体11の他方の回転孔14付近を示す要部斜視図、図5(a)は位置・角度調整用取付スペーサ30の斜視図、図5(b)はカメラ保持用取付スペーサ40の斜視図、図6はカメラ本体11の前後方向の取付け位置と取付け角度を変えた車載用カメラ10の斜視図、図7及び図8はそれぞれ車体パネル2へのブラケット20の取付向きを変えた車載用カメラ10の斜視図である。
図1に示すように、車載用カメラ10は、車両1の後面側の車体パネル2で、且つ、その車幅方向に対し中央より左寄りの位置に取り付けられている。車載用カメラ10は、車両1をバックさせる際にドライバーにとって最も死角となる車両後方左側のコーナ付近を撮影範囲とし、撮影範囲の一部にバンパー3が入るように設定されている。
車載用カメラ10は、図2及び図3に示すように、カメラ本体11と、車両1の車体パネル2に固定するブラケット20と、カメラ本体11をブラケット20に取り付ける一対の取付スペーサである位置・角度調整用取付スペーサ30及びカメラ保持用取付スペーサ40とを備えている。
カメラ本体11は、その前面に外光取入れ開口12を有する。カメラ本体11内には、外光取入れ開口12より取り入れた撮像光を画像信号に変換する光学・撮像部(図示せず)が収容されている。カメラ本体11は、撮影した画像信号をインストルメントパネル(図示せず)に設けたディスプレイ装置(図示せず)に送信する。ディスプレイ装置は、受信した画像信号に応じた画像を表示する。
カメラ本体11の両側面には、図4(a)、(b)に詳しく示すように、回転用孔13,14が開口されている。一方の回転用孔13は、その内部で一段小さな孔に縮径されている。この縮径によって形成されたリング状の段差面には、全域に亘ってノコギリ刃状のカメラ側角度調整用ノッチ部15が設けられている。カメラ側角度調整用ノッチ部15は、回転用孔13,14を中心とする回転方向(図2のA矢印方向)がカメラ本体11の取付け角度を変更する方向であるため、カメラ本体11の角度を変更できる方向に沿って設けられている。
カメラ側角度調整用ノッチ部15のピッチ角は、この実施形態では4度である。他方の回転用孔14も、その内部で一段小さな孔に縮径されているが、縮径によって形成された段差面はフラット面16に形成されている。つまり、カメラ側角度調整用ノッチ部が設けられていない。
カメラ本体11の両側の側面で、且つ、回転用孔13,14の周囲には、回転方向に間隔を置いて複数のマーカ17が設けられている。
ブラケット20は、図2及び図3に示すように、間隔を置いて平行配置された一対のカメラ取付プレート部21と、各カメラ取付プレート部21の後端より互いに外側に向かって直角方向に設けられた左右一対の車体取付プレート部22と、一対のカメラ取付プレート部21の間を連結する連結プレート部23とから構成されている。
各カメラ取付プレート部21には、その長手方向に沿ってスペーサ進入用長孔24がそれぞれ設けられている。各カメラ取付プレート部21のスペーサ進入用長孔24の両側には、スペーサ進入用長孔24に沿って全域に亘ってノコギリ刃状のブラケット側位置調整用ノッチ部25が設けられている。ブラケット側位置調整用ノッチ部25は、スペーサ進入用長孔24の長手方向がカメラ本体11を前後方向に変移させる方向(図2のB矢印方向)であるため、カメラ本体11の前後方向の位置を変更できる方向に沿って設けられている。
各車体取付プレート部22には、三箇所に取付孔26がそれぞれ設けられている。その内の二箇所の取付孔26は一部重なり、互いに連通している。この三箇所のいずれかを利用してボルト締めによってブラケット20が車体パネル2に取り付けられている。
また、ブラケット20は、車体パネル2への取付向きを変えて取り付けできる。一対の車体取付プレート部22は、一対のカメラ取付プレート部21に対して直角方向に配置されているため、車体取付プレート部22の一方面(表面)を車体パネル2に密着させて取り付けた場合には、図2に示すように、一対のカメラ取付プレート部21が車体パネル2の外面(前方)に突出する状態となり、車体取付プレート部22の他方面(裏面)を車体パネル2に密着させて取り付けた場合には、図7及び図8に示すように、一対のカメラ取付プレート部21が車体パネル2の内側(後方)に突出する状態となる。
位置・角度調整用取付スペーサ30は、図5(a)に詳しく示すように、中央が突出した基台部31とこれの中央位置に一体に設けられた円筒部32とから構成されている。基台部31と円筒部32には、ボルト挿通孔33が設けられている。基台部31の突出箇所がスペーサ進入用長孔24に回転不能状態で嵌り込んでいる。基台部31の両側部で、且つ、円筒部32が突出する面側には、ノコギリ刃状のスペーサ側位置調整用ノッチ部34がそれぞれ設けられている。この各スペーサ側位置調整用ノッチ部34がブラケット20のブラケット側位置調整用ノッチ部25の所定位置でそれぞれ噛み合っている。
円筒部32は、ブラケット20の一方のスペーサ進入用長孔24を通ってカメラ本体11の一方の回転用孔13に挿入されている。円筒部32の先端面には、その全周に亘ってノコギリ刃状のスペーサ側角度調整用ノッチ部35が設けられている。このスペーサ側角度調整用ノッチ部35がカメラ本体のカメラ側角度調整用ノッチ部15に噛み合っている。
また、位置・角度調整用取付スペーサ30は、図3にて仮想線で示すように、他に交換可能な三種類のものが用意されている。この三種類の位置・角度調整用取付スペーサ30A,30B,30Cは、位置・角度調整用取付スペーサ30とはスペーサ側角度調整用ノッチ部35の回転角度にしてそれぞれ1度ずつシフトしている。つまり、いずれかの角度調整用スペーサ30,30A〜30Cを使用することによってカメラ本体11を回転角度にして1度単位のピッチで取り付けできる。
カメラ保持用取付スペーサ40は、図5(b)に詳しく示すように、中央が突出した基台部41とこれの中央位置に一体に設けられた円筒部42とから構成されている。基台部41と円筒部42には、ボルト挿通孔43が設けられている。基台部41の突出箇所がスペーサ進入用長孔24に回転不能状態で嵌り込んでいる。基台部41の両側部で、且つ、円筒部42が突出する面側には、位置・角度調整用取付スペーサ30と同様に、ノコギリ刃状のスペーサ側位置調整用ノッチ部44がそれぞれ設けられている。この一対のスペーサ側位置調整用ノッチ部44がブラケット20のブラケット側位置調整用ノッチ部25の所定位置でそれぞれ噛み合っている。
円筒部42は、ブラケット20の他方のスペーサ進入用長孔24を通ってカメラ本体11の他方の回転用孔14に挿入されている。円筒部42の先端面には、位置・角度調整用取付スペーサ30とは異なり、スペーサ側角度調整用ノッチ部が設けられておらず、フラット面46に形成されている。
以上のような構成であるため、カメラ本体11は、その回転用孔13,14を中心とする回転方向(図2のA矢印方向)で、且つ、双方の角度調整用ノッチ部15,35が噛み合う取付け角度であれば、図2及び図6に示すように、所望の取付け角度で取り付けできる。又、カメラ本体11は、位置・角度調整用取付スペーサ30とカメラ保持用取付スペーサ40の各円筒部32,42がブラケット20のスペーサ進入用長孔24内を移動する方向(図2のB矢印方向)、換言すれば、カメラ本体11の前後方向で、且つ、双方の位置調整用ノッチ部25,34,44が噛み合う取付け位置であれば、図2及び図6に示すように、所望の前後方向の取付け位置で取り付けできる。
次に、車載用カメラ10の組み付け作業を説明する。先ず、ブラケット20の一対のカメラ取付プレート部21の間にカメラ本体11を配置し、カメラ本体11を前後方向の所望の取付け位置で、且つ、所定の取付け角度にセットする。ここで、カメラ本体11の所望の取付け位置及び取付け角度は、例えば車種によって相違するため、車種に基づいて所定の位置・角度にセットする。
次に、ブラケット20の一対のスペーサ進入用長孔24に位置・角度調整用取付スペーサ30及びカメラ保持用取付スペーサ40の各円筒部32,42を挿入し、挿入した各円筒部32,42をカメラ本体11の回転用孔13,14に挿入する。
ここで、位置・角度調整用取付スペーサ30及びカメラ保持用取付スペーサ40の各円筒部32,42をカメラ本体11の回転用孔13,14に浅く挿入した状態では、位置・角度調整用取付スペーサ30及びカメラ保持用取付スペーサ40の各円筒部32,42は、ブラケット20のスペーサ進入用長孔24内を自由に移動(図2のB矢印方向)でき、且つ、カメラ本体11が回転用孔13,14を中心として自由に回転(図2のA矢印方向)できるため、このようなスペーサ仮取付状態でカメラ本体11を前後方向の所望の取付け位置で、所定の取付け角度にセットするようにしても良い。
位置・角度調整用取付スペーサ30及びカメラ保持用取付スペーサ40の各円筒部32,42をカメラ本体11の回転用孔14の奥まで完全に挿入する。位置・角度調整用取付スペーサ30の円筒部32がカメラ本体11の回転用孔14に完全に挿入されると、位置・角度調整用取付スペーサ30のスペーサ側位置調整用ノッチ部34とブラケット20のブラケット側位置調整用ノッチ部25が噛み合い、且つ、位置・角度調整用取付スペーサ30のスペーサ側角度調整用ノッチ部35とカメラ本体11のカメラ側角度調整用ノッチ部15が噛み合う。カメラ保持用取付スペーサ40の円筒部42が回転用孔14に完全に挿入されると、カメラ保持用取付スペーサ40のスペーサ側位置調整用ノッチ部44とブラケット20のブラケット側位置調整用ノッチ部25が噛み合う。このように各ノッチ部15,25,34,35,44が噛み合うことによって、カメラ本体11がブラケット20に対して所望の前後方向の取付け位置及び所望の取付け角度で位置決めされる。
次に、位置・角度調整用取付スペーサ30のボルト挿通孔33、カメラ本体11の回転用孔13,14、カメラ保持用取付スペーサ40のボルト挿通孔43にボルト50を挿入し、挿入したボルト50をナット51で締結する。これで、カメラ本体11が位置・角度調整用取付スペーサ30及びカメラ保持用取付スペーサ40を介してブラケット20に所望の前後方向の取付け位置及び所望の取付け角度で取り付けされる。
最後に、カメラ本体11を固定したブラケット20を車体パネル2に取り付ければ完了する。
以上説明したように、車載用カメラ10は、カメラ本体11と、車体パネル2に固定するブラケット20と、カメラ本体11をブラケット20に所望の取付け位置と所望の取付け角度で取付けできる位置・角度調整用取付スペーサ30及びカメラ保持用取付スペーサ40とを備えている。従って、ブラケット20に対するカメラ本体11の取付け位置と取付け角度を所望の状態で取り付けできる。従って、車種等の変更に係わらず同じブラケット20によってカメラ本体11を最適なカメラ取付け位置及びカメラ取付け角度で取り付けできる。
また、カメラ本体11とブラケット20の他に位置・角度調整用取付スペーサ30とカメラ保持用取付スペーサ40が主な部品であるので、部品点数が少なくて済む。
ブラケット20には、カメラ本体11を前後方向に変移できる方向に沿って設けられたブラケット側位置調整用ノッチ部25が設られ、位置・角度調整用取付スペーサ30及びカメラ保持用取付スペーサ40には、ブラケット側位置調整用ノッチ部25に任意の位置で噛み合うスペーサ側位置調整用ノッチ部34,44が設けられている。従って、ブラケット20と位置・角度調整用取付スペーサ30及びカメラ保持用取付スペーサ40間が双方のノッチ部25,34,44で噛み合って取り付けされるため、ブラケット20と位置・角度調整用取付スペーサ30及びカメラ保持用取付スペーサ40とが強固に取り付けされる。また、ノッチ構造以外の構造によってカメラ本体11を所望の前後方向の取付け位置に取り付けできるにしても良いが、本実施形態のようにノッチ構造とすることによって簡単な構成によって所望の前後方向の取付け位置で取付できる。
カメラ本体11には、カメラ本体11の角度を変更できる方向に沿って設けられたカメラ側角度調整用ノッチ部15が設けられ、位置・角度調整用取付スペーサ30には、カメラ側角度調整用ノッチ部15に任意の回転位置で噛み合うスペーサ側角度調整用ノッチ部35が設けられている。従って、カメラ本体11と位置・角度調整用取付スペーサ30間が双方のノッチ部15,35で噛み合って取り付けされるため、カメラ本体11と位置・角度調整用取付スペーサ30が強固に取り付けされる。また、ノッチ構造以外の構造によってカメラ本体11を所望の取付け角度に取り付けできるにしても良いが、本実施形態のようにノッチ構造とすることによって簡単な構成によって所望の取付け角度で取できる。
取付スペーサは位置・角度調整用取付スペーサ30とカメラ保持用取付スペーサ40の一対であり、双方の取付スペーサとこれに対応するブラケット20の双方位置にそれぞれスペーサ側位置調整用ノッチ部34,44とブラケット側位置調整用ノッチ部25が設けられている。従って、ブラケット20と位置・角度調整用取付スペーサ30及びカメラ保持用取付スペーサ40が左右の位置でそれぞれ強固に取り付けされる。
位置・角度調整用取付スペーサ30,30A〜30Cは、スペーサ側角度調整用ノッチ部35の回転角度が互いにシフトされ、交換可能なものを複数種類有し、その内の一つを使用する。従って、位置・角度調整用取付スペーサ30,30A〜30Cの種類を変更することによってカメラ取付け角度をきめ細かく調整できる。
取付スペーサは左右一対であり、一方の取付スペーサは、スペーサ側角度調整用ノッチ部35が設けられた位置・角度調整用取付スペーサ30であり、他方の取付スペーサは、スペーサ側角度調整用ノッチ部が設けられていないカメラ保持用取付スペーサ40であり、位置・角度調整用取付スペーサ30に対応するカメラ本体11の一方位置にはカメラ側角度調整用ノッチ部15が設けられ、カメラ保持用取付スペーサ40に対応するカメラ本体11の他方位置にはカメラ側角度調整用ノッチ部が設けられていない。従って、位置・角度調整用取付スペーサ30,30A〜30Cの種類を変更してもカメラ保持用取付スペーサ40を変更する必要がないため、取付性が向上する。又、左右共に同じ種類の位置・角度調整用取付スペーサ30,30A〜30Cを用いても良いが、角度方向の設計誤差があると組み付け不良等を引き起こす恐れがあるため、この実施形態のように一方に位置・角度調整用取付スペーサ30を、他方にカメラ保持用取付スペーサ40を使用する方が好ましい。
ブラケット20は、車体取付プレート部22の表裏面のいずれ側でも車体パネル2に固定できるので、図2及び図6と図7及び図8に示すように、ブラケット20の車体パネル2への取付け向きを変えることにより、車体パネル2を基準とするカメラ本体11の前後方向の取付け位置や取付け角度を異ならせることができ、カメラ本体11の前後方向の取付け位置や取付け角度の調整範囲が広がる。
ブラケット20には、複数の箇所に取付孔26が設けられているので、車体パネル2のボルト取付位置が異なる場合でもブラケット20を取り付けできるため、この点でもカメラ本体11の取付性が向上する。
カメラ本体11には、ブラケット20に対する取付け角度の目安となるマーカ17が設けられているので、カメラ本体11の所望の取付け角度を容易に認識できるため、カメラ本体11の取付性が向上する。
図9は変形例のブラケット20Aの斜視図である。図9に示すように、この変形例のブラケット20Aと前記実施形態のものとを比較するに取付孔26Aの構造が相違する。つまり、変形例のブラケット20Aの一対の車体取付プレート部22には、L字状の取付孔26Aがそれぞれ形成されている。他の構成は、前記実施形態と同様であるため、同一構成箇所に同一符号を付して説明を省略する。
この変形例のブラケット20Aでは、車体側のボルト取付位置がL字状の取付孔26Aの範囲であれば、取り付けできる。つまり、前記実施形態のブラケット20より更に多数のボルト取付位置に対応できるため、カメラ本体11の取付性がより向上する。
尚、前記実施形態によれば、車載用カメラ10を車両の外側に取り付けたが、取付位置は車両1のどの位置であっても良く、従来例のように車内でも良いことはもちろんである。
1 車両
2 車体パネル(車体側)
10 車載用カメラ
11 カメラ本体
15 カメラ側角度調整ノッチ部
17 マーカ
20,20A ブラケット
25 ブラケット側位置調整用ノッチ部
26,26A 取付孔
30 位置・角度調整用取付スペーサ(取付スペーサ)
34 スペーサ側位置調整用ノッチ部
35 スペーサ側角度調整用ノッチ部
40 カメラ保持用取付スペーサ(取付スペーサ)
44 スペーサ側位置調整用ノッチ部

Claims (8)

  1. 撮影対象を画像信号として取り込むカメラ本体と、
    車体側に固定され、前記カメラ本体を前後方向に変移できる方向に沿って設けられたブラケット側位置調整用ノッチ部を有するブラケットと、
    前記ブラケット側位置調整用ノッチ部に任意の位置で噛み合うスペーサ側位置調整用ノッチ部を有し、前記カメラ本体を前記ブラケットに所望の取付け位置と所望の取付け角度で取付けできる取付スペーサとを備えたことを特徴とする車載用カメラ。
  2. 請求項1記載の車載用カメラであって、
    前記カメラ本体には、前記カメラ本体の角度を変更できる方向に沿って設けられたカメラ側角度調整用ノッチ部を設け、前記取付スペーサには、前記カメラ側角度調整用ノッチ部に任意の回転位置で噛み合うスペーサ側角度調整用ノッチ部を設けたことを特徴とする車載用カメラ。
  3. 請求項に記載の車載用カメラであって、
    前記取付スペーサは左右一対であり、双方の前記取付スペーサとこれに対応する前記ブラケットの双方位置にそれぞれ前記スペーサ側位置調整用ノッチ部と前記ブラケット側位置調整用ノッチ部が設けられていることを特徴とする車載用カメラ。
  4. 請求項又は請求項に記載の車載用カメラであって、
    前記取付スペーサは、前記スペーサ側角度調整用ノッチ部の回転角度が互いにシフトされたものを複数種類有し、前記複数種類の取付スペーサのいずれかを使用することを特徴とする車載用カメラ。
  5. 請求項記載の車載用カメラであって、
    前記取付スペーサは左右一対であり、一方の前記取付スペーサは、前記スペーサ側角度調整用ノッチ部が設けられた位置・角度調整用取付スペーサであり、他方の前記取付スペーサは、前記スペーサ側角度調整用ノッチ部が設けられていないカメラ保持用取付スペーサであり、前記位置・角度調整用取付スペーサに対応する前記カメラ本体の一方位置には前記カメラ側角度調整用ノッチ部が設けられ、前記カメラ保持用取付スペーサに対応する前記カメラ本体の他方位置には前記カメラ側角度調整用ノッチ部が設けられていないことを特徴とする車載用カメラ。
  6. 請求項1〜請求項のいずれかに記載の車載用カメラであって、
    前記ブラケットは、車体取付プレート部の表裏両面のいずれでも前記車体側に固定できることを特徴とする車載用カメラ。
  7. 請求項1〜請求項のいずれかに記載の車載用カメラであって、
    前記ブラケットには、車体側の取付位置が異なる場合でも取り付けできるように取付孔が設けられていることを特徴とする車載用カメラ。
  8. 請求項1〜請求項のいずれかに記載の車載用カメラであって、
    前記カメラ本体には、前記ブラケットに対する取付け角度の目安となるマーカが設けられていることを特徴とする車載用カメラ。
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