JP5529778B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機、特に、可動体を備えるパチンコ遊技機に関する。
従来より、パチンコ遊技機に搭載される可動体として、下記特許文献1に記載の可動体が知られている。下記特許文献1には、「ハンマー」を模した可動体と、「たたき台」を模した非可動の演出部材を備え、演出時、可動体が非可動の演出部材に当接し、あたかもハンマーが台を叩いたかのように見せる可動役物装置が記載されている。
特開2003−236088号公報
しかしながら、上記文献に記載の可動役物装置では、演出時に移動してきた可動体(ハンマー)の運動エネルギーにより、非可動の演出部材(たたき台)、及び可動体(ハンマー)が破損するおそれがあった。また、演出部材(たたき台)は変位するものではないため、演出のインパクトに欠けていた。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、可動体の破損のおそれが低く、演出のインパクトの強い遊技機を提供することを目的とする。
本発明のパチンコ遊技機は、第1の可動体と、前記第1の可動体を駆動する駆動手段と、第2の可動体とを備えるパチンコ遊技機において、前記第2の可動体は、被押圧部を有して、前記第1の可動体が前記駆動手段により駆動されて初期位置から演出位置まで変位する際、前記被押圧部が前記第1の可動体が有する押圧部に接触し押圧されて前記押圧部の接触直前の移動方向と略同じ方向に移動することにより、初期位置から演出位置まで変位するよう構成され、前記第1の可動体は、前記第1の可動体が初期位置から演出位置まで変位する間に自重による重力方向への移動を含む移動を行う部材を有して、前記部材の重力方向への移動に連動して前記押圧部が移動し、前記部材が重力方向への移動を完了する直前において前記押圧部が前記被押圧部に接触し前記被押圧部を押圧することを特徴とする。
本発明によれば、第1の可動体の変位による運動エネルギーを第2の可動体の変位に利用するため、第1の可動体の変位による衝撃を第2の可動体の変位により吸収できるとともに、第2の可動体は他の動力源を必要とすることなく動作できる。したがって、第2の可動体および第1の可動体の破損のおそれを低下でき、また、第1の可動体と連動して第2の可動体が変位するため、演出のインパクトを強めることができる。
本発明の第1実施形態のパチンコ遊技機の正面図である。 同実施形態のパチンコ遊技機が備える可動役物装置の正面図である。 同実施形態のパチンコ遊技機が備える可動役物装置の斜視図である。 可動役物装置を構成する第1演出部材装置の駆動源側の分解斜視図である。 可動役物装置を構成する第1演出部材装置の演出部材側の分解斜視図である。 可動役物装置を構成する第2演出部材装置の分解斜視図である。 第1演出部材装置の動作を示す正面図であり、(a)は初期位置を示し、(b)は第1中間位置を示す。 図7(b)に続く第1演出部材装置の動作を示す正面図であり、(a)は第2中間位置を示し、(b)は終端位置を示す。 第1演出部材装置の動作を示す斜視図であり、(a)は初期位置を示し、(b)は第1中間位置を示す。 図9(b)に続く第1演出部材装置の動作を示す斜視図であり、(a)は第2中間位置を示し、(b)は終端位置を示す。 第1演出部材装置の動作と第2演出部材装置の動作との関係を示す正面図であり、第2演出部材装置が備える第2演出部材が初期位置にある状態を示す。 図11に続く動作を示す正面図であり、第2演出部材が演出位置にある状態を示す。 第2演出部材を構成する上装飾部材および下装飾部材の動作を示す正面図であり、(a)は初期位置を示し、(b)は演出位置を示す。 演出位置にある上装飾部材および下装飾部材を示す斜視図である。 第2演出部材を構成する前方装飾部材の動作を示す正面図であり、(a)は初期位置を示し、(b)は演出位置を示す。 演出位置にある前方装飾部材を示す斜視図である。 同実施形態に係る遊技機の電気系統のブロック図である。 メイン側タイマ割込処理のフローチャートである。 サブ側タイマ割込処理のフローチャートである。 コマンド受信処理のフローチャートである。 演出選択処理のフローチャートである。 変動演出終了中処理のフローチャートである。 当たり演出選択処理のフローチャートである。 客待ちコマンド受信処理のフローチャートである。 演出ボタン処理のフローチャートである。 本発明の第2実施形態のパチンコ遊技機が備える可動役物装置を示す正面図である。
1.第1実施形態
(1)パチンコ遊技機の構造
本発明の第1実施形態に係るパチンコ遊技機について、図面に基づいて説明する。図1に示すように、第1実施形態のパチンコ遊技機1は、前面枠10の内側に取着された遊技盤2を備えている。遊技盤2には、ハンドル11の操作により発射された遊技球が流下する遊技領域3が、レール部材12で囲まれて形成されている。遊技領域3には、遊技球を誘導する案内釘(図示せず)が多数突設されている。前面枠10には、複数の枠ランプ17及びスピーカ18が配設されている。また、遊技盤2には、盤ランプ19が設けられている。
遊技領域3には、液晶表示装置である画像表示器4の表示部4aが配置されている。画像表示器4は、客待ち用のデモ表示、装飾図柄変動演出、大当たり遊技に並行して行われる大当たり演出などを表示部4aに表示する。装飾図柄変動演出は、数字等の装飾図柄と装飾図柄以外の演出画像とにより構成されて、変動表示を経て停止表示された装飾図柄により、大当たり抽選(即ち、大当たり乱数の取得とその大当たり乱数を用いた判定)の結果を報知する演出である。この装飾図柄変動演出は、特別図柄変動に並行して行われる。また、大当たり抽選は、遊技球の第1始動口51aまたは第2始動口51bへの入賞に対して行われる。
遊技領域3の中央部であって画像表示器4の前方には、センター役物装置30が配置されている。センター役物装置30は、遊技盤2に前面側から取り付けられる前飾り31と、遊技盤2に裏面側から取り付けられる液晶ベース32(図2参照)とを備えている。前飾り31の左部には、入口から遊技球を流入させ、出口から後述するステージ部37へ遊技球を流出するワープ部36が配設されている。前飾り31の下部には、上面を転動する遊技球を、第1始動口51aへと案内可能なステージ部37が形成されている。前飾り31の上部には、文字や図形等を表現した装飾部材38が配されている。なお、後述する液晶ベース32には、「銭」を模った第1演出部材42および「提灯」等を模った第2演出部材106が組み付けられており、前飾り31の右部からは、第1演出部材42が前方へ露出し、前飾り31の左部からは、第2演出部材106の一部が前方へ露出している。
遊技領域3の左右方向における中央下部には、始動入賞装置5が設けられている。始動入賞装置5は、遊技球の入球し易さが常時変わらない第1始動口51aと、電動チューリップ(以下、「電チュー」という。)52により開閉される第2始動口51bとを備えている。電チュー52は、電チューソレノイド53(図17参照)により駆動される。第2始動口51bは、電チュー52が開いているときのみ遊技球が入賞可能となる。
また、遊技領域3には、大入賞装置7が設けられている。大入賞装置7は、始動入賞装置5の右方に配置されており、大入賞口71と、大入賞口ソレノイド72(図17参照)により動作する開閉部材73とを備えている。大入賞口71は、開閉部材73により開閉される。
また、遊技領域3には、複数の普通入賞装置9及び遊技球が通過可能なゲート8が設けられている。各普通入賞装置9は、始動入賞装置5の左方に配置されている。各普通入賞装置9に入った遊技球は、その普通入賞装置9内の普通入賞口90に入賞する。ゲート8は、センター役物装置30の左方に配置されている。
遊技領域3の外側には、普通図柄表示器13、第1特別図柄表示器14a、及び、第2特別図柄表示器14bが設けられるとともに、普通図柄保留ランプ15、第1特別図柄保留ランプ16a、第2特別図柄保留ランプ16bがそれぞれ4つ設けられている。
第1特別図柄表示器14a、第2特別図柄表示器14bは、それぞれ、遊技球の第1始動口51a、第2始動口51bへの入賞を契機として行われる大当たり抽選の結果を、変動表示を経て停止表示された図柄(特別図柄)により報知する(これを「特別図柄変動」という)ものである。第1特別図柄表示器14a、第2特別図柄表示器14bに停止表示された図柄(特別図柄)が大当たり図柄又は小当たり図柄であれば、大入賞口71を所定回数開閉する当たり遊技が行われる。
特別図柄の変動表示中または当たり遊技中に、遊技球が第1始動口51aまたは第2始動口51bに入賞すると、メイン制御基板20(図17参照)は、その入賞に対して取得した大当たり乱数等の乱数を、第1始動口51aへの入賞であれば第1保留記憶部27a(図17参照)に、第2始動口51bへの入賞であれば第2保留記憶部27b(図17参照)に、保留記憶として記憶する。そして、特別図柄変動を実行可能になったときに、記憶しておいた保留記憶に基づいて大当たりか否かの判定を行い、特別図柄変動を実行する。
第1特別図柄保留ランプ16a、第2特別図柄保留ランプ16bは、それぞれ、第1保留記憶部27a、第2保留記憶部27bに記憶されている保留記憶の個数を表示するものである。なお、第1保留記憶部27a、第2保留記憶部27bに記憶される保留記憶の個数は、それぞれ4個が上限とされているため、第1保留記憶部27aに4個の保留記憶がある状態で遊技球が第1始動口51aに入賞したときや、第2保留記憶部27bに4個の保留記憶がある状態で遊技球が第2始動口51bに入賞したときは、その入賞に対して大当たり乱数等の乱数は取得されない。
普通図柄表示器13は、ゲート8への遊技球の通過を契機として行われる普通図柄抽選の結果を、変動表示を経て停止表示される普通図柄により報知するものである。停止表示された普通図柄が当たり図柄であれば、所定時間及び所定回数、電チュー52を開く補助遊技が行われる。
普通図柄の変動表示中または補助遊技中に、遊技球がゲート8を通過すると、メイン制御基板20(図17参照)は、その通過に対して取得した当たり乱数を記憶する。そして、普通図柄の変動表示を開始可能な状態になったときに、記憶しておいた当たり乱数を用いて当たりか否かの判定を行い、普通図柄の変動表示を開始して、その判定結果を示す普通図柄を停止表示する。普通図柄保留ランプ15は、このように記憶されている当たり乱数の個数を表示するものである。なお、記憶される当たり乱数は4個が上限とされているため、4個の当たり乱数が記憶されている状態で遊技球がゲート8を通過しても、その通過に対する当たり乱数の取得は行われない。
図2に示すように、センター役物装置30が備える液晶ベース32は、後方から画像表示器4を取り付けるもので、中央に形成された開口部32aから、画像表示器4の表示部4aをのぞませている。液晶ベース32の上枠部33および左枠部34における前面側には、可動役物装置40が取り付けられている。液晶ベース32は、可動役物装置40および画像表示器4が取り付けられた状態で、遊技盤2の裏面側に取り付けられ固定される。
可動役物装置40は、図2,3に示すように、「銭」を模した第1演出部材42と、「提灯」などを模した第2演出部材106とを備え、第1演出部材42の動きに連動して第2演出部材106を動作させることにより、あたかも遊技機のモチーフに登場するキャラクタが銭を投げ、投げた銭が標的に的中したかのように見せるものである。ここで、第1演出部材42およびその駆動機構を第1演出部材装置41といい、第2演出部材106およびその駆動機構を第2演出部材装置105というものとする。
図4,5は、第1演出部材装置41の分解斜視図である。図4に示すように、第1演出部材装置41は、動力源たる電動モータ43(駆動手段に相当する)を備える。電動モータ43には、入力パルスに応じたステップ数だけ回転されるステッピングモータが用いられている。電動モータ43は、取付台44に図示しないビスにより締結される。取付台44に設けられた円形状の開口部44aからは、前後方向に沿って延びる電動モータ43の出力軸43aが前方へ突出される。出力軸43aには、ピニオンギア45が取り付けられる。ピニオンギア45は、第1従動ギア46と噛み合っている。第1従動ギア46は、第2従動ギア47と噛み合っている。第2従動ギア47は、後述するラック部材48のラック歯48aと噛み合っている。
取付台44は、左右方向に延びるベース部材(第1ガイド部材)49に対して、後面側から図示しないビスにより取り付けられる。第1従動ギア46、及び第2従動ギア47は、ベース部材49に軸支される。取付台44とベース部材49の間には、ピニオンギア45、第1従動ギア46、及び第2従動ギア47が収納される。
ベース部材49の前面側には、後方に向かって凹む凹溝50が、左右方向に沿って形成されている。凹溝50には、左右方向に沿って延びる長尺薄板形状のラック部材(第1スライダー部材)48が、摺動可能に配される。ラック部材48の上端側には、第2従動ギア47と噛み合うラック歯48aが形成されている。また、ラック部材48の上端側には、上側摺動片56aを備える上側摺動部材56が、前面側から取り付けられる。上側摺動片56aは、ベース部材49とベース部材49に前面側から取り付けられる上側挟持板57との間に、摺動可能に挟持される。ラック部材48の下端側には、下側摺動片58aを備える下側摺動部材58が、後面側から取り付けられる。下側摺動片58aは、ベース部材49とベース部材49に前面側から取り付けられる下側挟持板60との間に、摺動可能に挟持される。また、下側摺動部材58は、ローラ59を有している。ローラ59は、下側挟持板60の上面に載置され、ラック部材48が凹溝50を摺動する際に、下側挟持板60の上面を転動する。なお、下側摺動部材58は、ラック部材48の下端側に所定の間隔をおいて3つ取り付けられる。
また、上側挟持板57は、左部に、下方に延設される連結パネル部61を有しており、連結パネル部61の下部には、下側挟持板60が図示しないビスにより取り付け固定される。
また、ベース部材49の右端部には、発光部と受光部を有するフォトセンサ62が取り付けられる。フォトセンサ62は、ラック部材48の原点位置(初期位置)を検出するためのものである。原点位置(初期位置)では、上側摺動部材56の右端に設けられた遮蔽板部63が、発光部と受光部の間に入って発光部からの発光を遮断する。
また、図4,5に示すように、ラック部材48には、前面側から、第2ガイド部材65が取り付けられる。第2ガイド部材65は、上部にラック部材48への取付部を有し、上下方向に沿って延設されている。第2ガイド部材65は、後述する第2スライダー部材67の上下動を案内するものである。第2ガイド部材65は、左側ガイド片65aと右側ガイド片65bとを備えている。第2スライダー部材67は、本体プレート68と本体プレート68に後方から取り付けられる左側挟持部材69および右側挟持部材70とを備える。左側ガイド片65aを、本体プレート68と左側挟持部材69とで挟持し、右側ガイド片65bを、本体プレート68と右側挟持部材70とで挟持することにより、第2スライダー部材67は、第2ガイド部材65に対して摺動可能に取り付けられる。
また、ベース部材49および上側挟持板57には、前面側から、ガイドプレート76が取り付けられる。ガイドプレート76は、左右方向に略沿って延びる薄板形状とされ、左右方向に沿って形成されたガイド溝77を有している。ガイド溝77は、右端が最も高い位置にあり、右から左に向かうにつれて徐々に下方に傾斜し、左端が最も低い位置にある。なお、ガイド溝77の傾斜は、下方が膨らむように湾曲している。
ガイド溝77は、ラック部材48がベース部材49の凹溝50に沿って左から右へ移動するのにともなって、第2スライダー部材67を第2ガイド部材65に沿って上から下へ移動させるためのものである。ガイド溝77には、略円形状の摺動部材82が、後方から摺動可能に係合される。摺動部材82の直径は、ガイド溝77の幅と略同じである。摺動部材82は、ガイドプレート76の前方に配置された第2スライダー部材67(の本体プレート68)の上端部に対して、軸83および軸受け84を利用して、軸支される。したがって、摺動部材82がガイド溝77に沿って右から左へ移動すると、摺動部材82に固定されている第2スライダー部材67は、第2ガイド部材65に沿って上から下へ移動することとなる。
また、第2ガイド部材65において、左右方向の中央は、後方へ向かって凹む凹部86とされている。凹部86は、上下方向に沿って延びており、凹部86を構成する左内側の壁部には、上下方向に沿ってラック歯(ラック部)87が形成されている。ラック歯87には、第1ギア92が噛み合い、第1ギア92には、二段歯車93の小径ギア93aが噛み合っている。ここで、二段歯車93とは、大径ギア93bと大径ギア93bより径の小さい小径ギア93aを同心上に有し一体成形された歯車である。二段歯車93において、大径ギア93bは前方に、小径ギア93aは後方に位置している。二段歯車93の大径ギア93bは、第2ギア94と噛み合っている。第1ギア92および二段歯車93は、第2スライダー部材67の本体プレート68に対して後面から軸支される。
第2ギア94は、前面側に円柱部94aを有している。円柱部94aは、第2スライダー部材67の本体プレート68の下部に設けられた円筒部95の挿通孔95aに挿通される。円柱部94aの前端は、第1演出部材42の後面側に取り付け固定される。
第1演出部材42は、「銭」を模したものであり、正面視略楕円形状とされている。第1演出部材42の後面側には、LED素子を実装したLED基板98と、LED素子が発した光を拡散させて第1演出部材42の前面が一様に光っているようにみせるための拡散板99と、が取り付けられる。LED基板98の後方には、LED基板98に接続されている配線(図示せず)を内部に収納する収納ケース100が配される。収納ケース100は、第2スライダー部材67の本体プレート68の前面に取り付けられる。収納ケース100は、正面視円形状とされ、中心には前後方向に貫通する円形貫通孔100aが形成されている。円形貫通孔100aには、第2スライダー部材67の円筒部95が挿通される。また、第2スライダー部材67の本体プレート68における円筒部95の上方には、中継基板101が取り付け固定される。LED基板98から延び収納ケース100に収納された配線は、この中継基板101に一旦接続され、中継基板101を介してランプ制御基板24(図17参照)に接続される。
第1実施形態のパチンコ遊技機1では、このような機構により、第1演出部材42の回転を実現する。すなわち、第2スライダー部材67が第2ガイド部材65に沿って上から下へ移動すると、ラック歯87と噛み合っている第1ギア92が回転する。第1ギア92が回転すると、二段歯車93を介して、第2ギア94が回転する。第2ギア94が回転すると、第2ギア94に固定されている第1演出部材42は、第1演出部材42に固定されている拡散板99およびLED基板98とともに、回転する。
また、ガイド溝77の右端部は、水平方向に沿って延びる水平溝78となっている。水平溝78は、第2スライダー部材67および第1演出部材42に働く重力によって、第2スライダー部材67が下方へ移動する、すなわち摺動部材82がガイド溝77に沿って移動するのを防止するためのものであり、鉛直方向に沿って働く自重が、摺動部材82を移動させる方向に働かないようにするためのものである。ガイド溝77において水平溝78に続く湾曲溝79では、第2スライダー部材67および第1演出部材42に働く自重は、ガイド溝77に沿う方向の成分をもつので、第2スライダー部材67および第1演出部材42に対して移動を促進させるように働く。
図6は、第2演出部材装置105の分解斜視図である。図6に示すように、第2演出部材装置105は、ベースプレート107を備える。ベースプレート107は、上下方向を長手方向とし左右方向を短手方向とし前後方向を薄肉とする薄板状の部材である。ベースプレート107には、上下方向に略沿って延びる揺動部材108が軸支される。揺動部材108の揺動軸109は、ベースプレート107の嵌挿部107aに固定される。ベースプレート107の嵌挿部107aの周りには、後方から捩りコイルばね110が配される。捩りコイルばね110の一端は、ベース部材49に係合し、捩りコイルばね110の他端は、ベースプレート107の後方側へ突出する揺動部材108の係合片108aに係合する。揺動部材108は、捩りコイルばね110により常時図11に示す状態に付勢されている。
また、ベースプレート107には、スライダー117が配される。スライダー117の裏面には、左右方向に延びる長溝111が形成されており、長溝111は、ベースプレート107の前面に形成された左右方向に延びるガイド突部112に係合される。スライダー117の前面左部には、前方へ突出する係合突部113が形成されている。係合突部113は、揺動部材108の下端部に形成された上下方向を長手方向とする長孔114に係合する。揺動部材108が揺動すると、係合突部113が長孔114内を摺動し、スライダー117は、ガイド突部112に沿って左右方向に摺動する。
また、スライダー117の右端側は、右上端部117aと右下端部117bとに分かれて構成されている。右上端部117aおよび右下端部117bには、それぞれ上下方向を長手方向とする長孔115,116が形成されている。右上端部117aに形成された長孔115には、後述する上装飾部材118の後面から後方へ延設された係合突部118aが係合し、右下端部117bに形成された長孔116には、後述する下装飾部材119の後面から後方へ延設された係合突部119aが係合する。
上装飾部材118および下装飾部材119は、後述する提灯を模した前方装飾部材132とともに、第2演出部材106を構成するものである。上装飾部材118は、下方から上方にかけて拡開する略扇形とされ、上端側の円弧部分は、ジグザグ状に加工されている。下装飾部材119は、上方から下方にかけて拡開する略扇形とされ、下端側の円弧部分は、ジグザグ状に加工されている。各装飾部材は、扇形の中心部に、前後方向に貫通する軸支孔118b,119bを備え、軸支孔118b,119bを前後方向で重ねるように配置されて、ベース部材49に対して軸支ピン121および軸受け122を利用して揺動可能に軸支される。なお、軸支ピン121の前端には、図示しないEリングが取り付けられ、各装飾部材118,119や軸受け122が軸支ピン121から抜けるのが防止される。また、各装飾部材118,119には、LEDを実装した基板123,124が、裏面に取り付けられる。
揺動部材108が揺動し、スライダー117がガイド突部112に沿って左右方向に摺動すると、各装飾部材118,119の係合突部118a,119aがスライダーの各長孔115,116内を摺動し、上装飾部材118は、図13(a)図示矢印aの方向に揺動し、下装飾部材119は、図13(a)図示矢印bの方向に揺動する。これにより、上装飾部材118および下装飾部材119は、図13(b)及び図14に示す状態に変位する。
また、第2演出部材装置105は、ベースプレート107に対して前方から取り付けられる前側ベース部材130を備える。前側ベース部材130は、上下方向を長手方向とし左右方向を短手方向とし前後方向を薄肉とする薄板状のプレート部130aを備えた側面視略コ字形状とされ、ベースプレート107との間に、上装飾部材118、下装飾部材119、および前方装飾部材132等を収容可能である。
前方装飾部材132は、上下方向に延びる装飾プレート133を備え、装飾プレート133の右端部に、上下方向に連なる4つの小さな提灯部材134と上下方向に連なる2つの大きな提灯部材135とが取り付けられたものである。装飾プレート133の上端部は、ジグザグ状に加工されている。前方装飾部材132の裏面側には、LEDを実装した基板136が取り付けられる。前方装飾部材132は、上下方向の略中央位置に、前後方向に貫通する軸支孔132aを備え、前側ベース部材130に対して軸支ピン137および軸受け138を利用して揺動可能に軸支される。なお、軸支ピン137の後端には、図示しないEリングが取り付けられ、前方装飾部材132や軸受け138が軸支ピン137から抜けるのが防止される。
また、前側ベース部材130の後面には、後方へ延びる取付軸130bが設けられている。取付軸130bには、捩りコイルばね139が取り付けられる。捩りコイルばね139の一端は、前側ベース部材130に係合され、捩りコイルばね139の他端は、前方装飾部材132に係合される。捩りコイルばね139により、前方装飾部材132は常時図11に示す状態に付勢される。
揺動部材108が揺動すると、揺動部材108に設けられた当接部140が、前方装飾部材132に設けられた被当接部141に当接して前方装飾部材132を押し出すため、前方装飾部材132は、図15(a)図示cの方向に揺動する。これにより、前方装飾部材132は、図15(b)及び図16に示す状態に変位する。したがって、第2演出部材装置105では、揺動部材108が揺動することによって、上装飾部材118、下装飾部材119、および前装飾部材が、図12に示す状態に変位することとなる。なお、前側ベース部材130の左上部には、揺動部材108が揺動したことを検出するためのフォトセンサ142が配設される。揺動部材108が揺動すると、揺動部材108に設けられた遮蔽板部143が、フォトセンサ142の発光部と受光部との間に入って発光部からの光を遮断する。
このように構成された第1演出部材装置41、および第2演出部材装置105は、図2に示すように液晶ベース32の前面側に組み付けられる。液晶ベース32に組み付けられた状態では、第2演出部材装置105が備える揺動部材108の上部は、第1演出部材装置41が備えるラック部材48の移動時に、ラック部材48の左端部48bと当接する位置に配置される。すなわち、実施形態の可動役物装置40では、ラック部材48が移動すると、移動における終端位置の近くで、ラック部材48の左端部48bが揺動部材108の上部から後方へ突出する係合部145(図3,6,11参照)に当接して、揺動部材108を左方へ押し、これにより揺動部材108が揺動することとなる。
次に、可動役物装置40の動作について図7から図16に基づいて詳述する。まず、図7から図10に基づいて第1演出部材装置41の動作について説明する。第1演出部材42は、図7(a)及び図9(a)→図7(b)及び図9(b)→図8(a)及び図10(a)→図8(b)及び図10(b)に示す順に変位する。
まず初期位置では、第1演出部材42は、図7(a)及び図9(a)に示す状態にある。電動モータ43が駆動されると、各ギア45,46,47が回転し、ラック部材48はベース部材49の凹溝50に沿って左方へ移動していく。このとき、上側摺動片56aは、上側挟持板57とベース部材49との間を摺動し、下側摺動片58aは、下側挟持板60とベース部材49との間を摺動する。また、下側摺動部材58のローラ59は、下側挟持板60の上面を転動する。
ラック部材48が左方へ移動するのに伴って、第2スライダー部材67は、ラック部材48に固定されラック部材48と共に左方へ移動する第2ガイド部材65に沿って、下方へ移動していく。これは、第2スライダー部材67の上端部に固定された摺動部材82が、左にいくにつれて徐々に下方へ傾斜したガイド溝77に係合しているため、第2スライダー部材67は、左方へいくにつれて下方へと誘導されることになるためである。
ここで、摺動部材82がガイド溝77における水平溝78を移動しているときは、第2スライダー部材67および第1演出部材42の自重が、第2スライダー部材67を移動させるように働くことはないが、摺動部材82がガイド溝77における湾曲溝79を移動するときには、第2スライダー部材67および第1演出部材42の自重が、第2スライダー部材67を移動させるように働く、すなわち、第2スライダー部材67の移動を促進させる作用を発揮する。
さらに、第2スライダー部材67が下方へ移動するのに伴って、第2ガイド部材65に形成されたラック歯87と噛み合っている第1ギア92、第1ギア92と噛み合っている二段歯車93、二段歯車93と噛み合っている第2ギア94が回転する。したがって、第2ギア94に固定されている第1演出部材42は、第2スライダー部材67が下方へ移動するのに伴って、正面視時計方向に回転することとなる。
このように第1演出部材装置41では、電動モータ43が駆動されると、第1演出部材42は、正面視時計方向に回転しながら、ラック部材48の移動方向(左方向)と、第2スライダー部材67の移動方向(下方向)とを合成した方向(左下方)へ移動する。すなわち、第1演出部材42は、図7(a)及び図9(a)に示す初期状態から、図7(b)及び図9(b)に示す状態、図8(a)及び図10(a)に示す状態を経て、図8(b)及び図10(b)に示す状態に至る。なお、電動モータ43を逆回転させることにより、第1演出部材42は、初期位置に復帰される。
次に、図11から図16に基づいて第2演出部材装置105の動作について説明する。第2演出部材106は、図11→図12に示す順に変位する。
電動モータ43が駆動され、ラック部材48が図8(b)および図10(b)に示す状態に至るまで移動するとき、この移動における終端位置の近くにおいて、ラック部材48の左端部48bは、図11に示すように揺動部材108の上部に設けられた係合部145に当接し、その後、ラック部材48は、係合部145を左へ押しながら、終端位置まで移動する(図12参照)。これにより、揺動部材108は、図11図示矢印dに示す方向に揺動する。
揺動部材108が揺動するのに伴って、揺動部材108の長孔114に係合突部113を係合させているスライダー117は、ベースプレート107に形成されたガイド突部112に沿って左方へ移動する。このとき、スライダー117の係合突部113は、揺動部材108の長孔114内を上から下へ移動する。
スライダー117が左方へ移動すると、スライダー117の右上端部117aに設けられた長孔115に係合突部118aを係合させている上装飾部材118は、揺動軸109を揺動中心として図13(a)図示矢印aの方向(時計方向)に揺動し、スライダー117の右下端部117bに設けられた長孔116に係合突部119aを係合させている下装飾部材119は、揺動軸109を揺動中心として図13(a)図示矢印bの方向(反時計方向)に揺動する。
このように第2演出部材装置105では、ラック部材48に押されて揺動部材108が揺動すると、上装飾部材118および下装飾部材119は、図13(a)に示す初期状態から、図13(b)および図14に示す状態に至る。なお、電動モータ43が逆回転されてラック部材48が初期位置へと移動すると、揺動部材108、および揺動部材108に対してスライダー117を介して係合している上装飾部材118および下装飾部材119は、捩りコイルばね110の復元力により、初期位置(図13(a)に示す位置)に復帰される。
また、第2演出部材装置105では、揺動部材108が揺動するのに伴って、揺動部材108の当接部140が前方装飾部材132の被当接部141に当接して前方装飾部材132を押すため、前方装飾部材132が、揺動軸109を揺動中心として図15(a)図示矢印cの方向(時計方向)に揺動する。
このように第2演出部材装置105では、ラック部材48に押されて揺動部材108が揺動し、上装飾部材118および下装飾部材119が変位するのにともなって、前方装飾部材132が、図15(a)に示す初期状態から、図15(b)および図16に示す状態に至る。なお、電動モータ43が逆回転されてラック部材48が初期位置へと移動すると、揺動部材108が捩りコイルばね110の復元力により初期位置(図13(a)に示す位置)に復帰されて前方装飾部材132に押圧力が働かなくなるため、前方装飾部材132は、捩りコイルばね139の復元力により初期位置(図15(a)に示す位置)に復帰される。
以上説明したように、実施形態の可動役物装置40では、第1演出部材装置41の電動モータ43が駆動されると、第1演出部材42は、正面視時計方向に回転しながら、ラック部材48の移動方向(左方向)と、第2スライダー部材67の移動方向(下方向)とを合成した方向(左下方)へ移動する。この第1演出部材42の移動には、電動モータ43の駆動力だけでなく、第1演出部材42および第2スライダー部材67に働く自重が推進力として作用する。そして、第1演出部材42が移動を完了する直前において、右から左へ移動してきたラック部材48は、揺動部材108に当接し揺動部材108を押圧する。これによって、揺動部材108が揺動し、第2演出部材106を構成する上装飾部材118、下装飾部材119、及び前方装飾部材132は、図11に示す状態から図12に示す状態へ変位する。言い換えれば、第2演出部材106は、第1演出部材42が変位してきた運動エネルギーを利用して、図11に示す状態から図12に示す状態へ変位する。第1実施形態のパチンコ遊技機1では、このように第1演出部材42が変位してきた運動エネルギーは第2演出部材106の変位に利用されることにより吸収されるので、第1演出部材42が移動を完了する際に生じる衝撃は緩和される。
(2)パチンコ遊技機の電気系統
次に、図17に基づいて実施形態のパチンコ遊技機1の電気系統について説明する。図17に示すように、実施形態のパチンコ遊技機1は、メイン制御基板20、払出制御基板21、サブ制御基板25を備え、サブ制御基板25は、演出制御基板22、画像制御基板23、及び、ランプ制御基板24を備えている。そして、払出制御基板21及び演出制御基板22はメイン制御基板20に接続され、画像制御基板23及びランプ制御基板24は演出制御基板22に接続されている。各制御基板は、CPU、ROM、RAM等を備えている。また、メイン制御基板20は、RAM内に、第1保留記憶部27a及び第2保留記憶部27bを有する保留記憶部27を備えている。
メイン制御基板20は、大当たりの抽選や遊技状態の移行など主に利益に関わる制御を行うものである。メイン制御基板20には、第1始動口51a内に設けられて第1始動口51aに入賞した遊技球を検出する第1始動口SW(スイッチ)54a、第2始動口51b内に設けられて第2始動口51bに入賞した遊技球を検出する第2始動口SW54b、電チュー52を駆動する電チューソレノイド53、ゲート8内に設けられてゲート8を通過した遊技球を検出するゲートSW81、大入賞口71内に設けられて大入賞口71に入賞した遊技球を検出する大入賞口SW74、開閉部材73を駆動する大入賞口ソレノイド72、各普通入賞口90内にそれぞれ設けられてその普通入賞口90に入賞した遊技球を検出する普通入賞口SW91、第1特別図柄保留ランプ16a、第2特別図柄保留ランプ16b、普通図柄保留ランプ15、第1特別図柄表示器14a、第2特別図柄表示器14b、普通図柄表示器13がそれぞれ接続され、図17に矢印で示すように、各スイッチからはメイン制御基板20に信号が入力され、各ソレノイドやランプ等にはメイン制御基板20から信号が出力される。
また、メイン制御基板20は、払出制御基板21に各種コマンドを送信するとともに、払い出し監視のために払出制御基板21から信号を受信する。払出制御基板21には、図示しない払出装置を駆動する払出駆動モータ26が接続され、払出制御基板21は、メイン制御基板20から受信したコマンドに従って払出駆動モータ26を動作させ、賞球の払出を行わせる。
さらに、メイン制御基板20は、演出制御基板22に対し各種コマンドを送信し、演出制御基板22は、画像制御基板23との間でコマンドや信号の送受信を行う。画像制御基板23には画像表示器4及びスピーカ17が接続され、画像制御基板23は、演出制御基板22から受信したコマンドに従って、画像表示器4の表示部4aに装飾図柄その他の画像を表示し、スピーカ17から音声を出力する。また、演出制御基板22は、ランプ制御基板24との間でコマンドや信号の送受信を行う。ランプ制御基板24には枠ランプ18、盤ランプ19、及び可動役物装置40の電動モータ43等が接続され、ランプ制御基板24は、演出制御基板22から受信したコマンドに従って、枠ランプ17や盤ランプ19を点灯・消灯し、電動モータ43を駆動させ可動役物装置40を動作させる。また、演出制御基板22には、演出ボタン28が押下操作されたことを検出する演出ボタン検出SW28aが接続されており、演出ボタン28(図1参照)が押下されると、演出ボタン検出SW28aから演出制御基板21に対して信号が出力される。
(3)パチンコ遊技機の動作
次に、図18に基づいてメイン制御基板20の動作について説明し、図19〜25に基づいて演出制御基板22の動作について説明する。まず、メイン制御基板20の動作について説明する。なお、後述する各カウンタは、RAMに設けられ、パチンコ遊技機1の電源投入時にゼロクリアされる。
[メイン側タイマ割込処理]メイン制御基板20は、図18に示すメイン側タイマ割込処理を例えば4msecといった短時間毎に繰り返す。まず、メイン制御基板20は、大当たり抽選に用いる大当たり乱数、大当たりの種類を決めるための大当たり図柄乱数、装飾図柄変動演出においてリーチ状態とするか否か決めるためのリーチ乱数、変動パターンを決めるための変動パターン乱数、普通図柄抽選に用いる当たり乱数等を更新する乱数更新処理を行う(ステップS101)。
次に、メイン制御基板20は、始動口SW処理(S102)、ゲートSW処理(S103)、大入賞口SW処理(S104)及び普通入賞口SW処理(S105)を行う。始動口SW処理(S102)は、第1始動口SW54a又は第2始動口SW54bがONしていれば、ONした始動口に対応する保留記憶が4個未満であることを条件に大当たり乱数等の乱数(大当たり乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数、変動パターン乱数)を取得するとともに、始動口カウンタの値に1を加算する処理である。ゲートSW処理(S103)は、ゲートSW81がONしていれば、すでに記憶されている当たり乱数が4個未満であることを条件に当り乱数を取得する処理である。大入賞口SW処理(S104)は、大入賞口SW74がONしていれば、大当たり遊技中又は小当たり遊技中か否かを判定して、大当たり遊技中又は小当たり遊技中であれば、入賞個数カウンタの値に1を加算するとともに、大入賞口カウンタの値に1を加算する処理である。普通入賞口SW処理(S105)は、普通入賞口SW91がONしていれば、普通入賞口カウンタの値に1を加算する処理である。
次に、メイン制御基板20は、特別図柄処理(S106)、普通図柄処理(S107)、大入賞口処理(S108)、及び、電チュー処理(S109)を行う。特別図柄処理(S106)は、始動口SW処理にて取得した大当たり乱数等の乱数を判定し、その判定結果を報知するための特別図柄変動の開始および停止をする処理である。普通図柄処理(S107)は、ゲートSW処理にて取得した当り乱数を判定し、その判定結果を報知するための普通図柄変動の開始および停止をする処理である。大入賞口処理(S108)は、特別図柄処理の結果、当り遊技に当選していた場合に、所定の開放パターン(ラウンド数、1ラウンド当りの開放時間、1ラウンド当りの規定入賞個数)に従って大入賞口71を開放させる処理である。電チュー処理(S109)は、普通図柄処理の結果、補助遊技に当選していた場合に、所定の開放パターン(開放回数、1回当りの開放時間)に従って電チュー52を開放させる処理である。
次に、メイン制御基板20は、始動入賞口カウンタの値に応じた数の賞球(実施形態では1カウントあたり3球)、大入賞口カウンタの値に応じた数の賞球(実施形態では1カウントあたり15球)、及び、普通入賞口カウンタの値に応じた数の賞球(実施形態では1カウントあたり10球)を払い出すためのコマンドをセットして、それらのカウンタをゼロクリアする賞球処理(S110)を行い、以上の各処理においてセットしたコマンドを払出制御基板21及び演出制御基板22に出力する出力処理(S111)を行う。
以上のメイン制御基板20における処理と並行して、演出制御基板22では図19〜図25に示す処理を行う。以下、演出制御基板22の動作について説明する。
[サブ側タイマ割込処理]演出制御基板22は、図19に示すようなサブ側タイマ割込処理を所定の短時間毎に繰り返す。サブ側タイマ割込処理では、後述するコマンド受信処理(S1101)及び演出ボタン処理(S1102)と、コマンド受信処理及び演出ボタン処理でセットしたコマンドを画像制御基板23やランプ制御基板24に送信するコマンド送信処理(S1103)とを行う。コマンド送信処理が実行されると、各種コマンドを受信した画像制御基板23やランプ制御基板24は、各種演出装置(画像表示器4,スピーカ17,枠ランプ18,盤ランプ19,可動役物装置40)を用いて各種演出(図柄変動演出や大当たり演出など)を実行する。
[コマンド受信処理]図20に示すように、コマンド受信処理では、演出制御基板22は、メイン制御基板20から変動開始コマンドを受信していれば後述する演出選択処理を行い(S1301,S1302)、変動停止コマンドを受信していれば後述する変動演出終了中処理を行う(S1303,1304)。そして、演出制御基板22は、オープニングコマンドを受信していれば、後述する当たり演出選択処理を行い(S1305,1306)、エンディングコマンドを受信していれば、エンディングコマンドを解析し、モードフラグを参照してエンディング演出パターンを選択し、エンディング演出開始コマンドをセットするエンディング演出選択処理を行う(S1307,1308)。続いて、演出制御基板22は、後述する客待ちコマンド受信処理を行って(S1309)、コマンド受信処理を終える。
[演出選択処理]図21に示すように、演出選択処理では、演出制御基板22は、メイン制御基板20から受信した変動開始コマンドを解析する(S1401)。変動開始コマンドには、現在の遊技状態を示す情報、大当たり抽選において当選した特別図柄の種類を示す情報、及び、装飾図柄変動演出の変動パターンを示す変動パターン情報が含まれている。次に、演出制御基板22は、演出モードを示すモードフラグを参照する(S1402)。続いて、解析した変動開始コマンドおよび参照したモードフラグに基づいて装飾図柄変動演出の変動パターンを選択する変動演出パターン選択処理を行う(S1403)。そして、演出制御基板22は、装飾図柄変動演出を開始するための変動演出開始コマンドをセットする(S1404)。ここで、演出モードとは、画像表示器4における演出の態様であり、演出モードが異なると、登場するキャラクタや背景が異なる等、画像表示器4に表示される動画が異なり、装飾図柄変動演出も演出モードに応じたものが選択される。ステップS1404でセットされた変動演出開始コマンドが、コマンド送信処理(図19のステップS1103参照)により画像制御基板23に送信されると、画像制御基板23は、画像表示器4の表示部4aにおいて図柄変動演出を開始する。
[変動演出終了中処理]図22に示すように、変動演出終了中処理では、演出制御基板22は、変動停止コマンドを解析し(S1501)、モードフラグを参照する(S1502)。次に、今終了しようとする装飾図柄変動演出が当たり(大当たりまたは小当たり)を報知するものか否かを判定して(S1503)、当たりを報知するものであればモードフラグ変更処理を行う(S1508)。モードフラグ変更処理では、その当たりの種類に応じた演出モードを示すものにモードフラグを変更するとともに、変更後の演出モードが通常モードでない場合には、その演出モードに対応するカウンタの値Mに上限回数をセットする。
一方、演出制御基板22は、今終了しようとする装飾図柄変動演出が当たりを報知するものでなければ(S1503でNO)、モードフラグが0か否かを判定し(S1504)、0であればステップS1509に進む。なお、モードフラグが0とは通常モードであることを示し、初期状態では(即ち、電源が投入されて最初の遊技が開始されるときは)モードフラグは0である。一方、モードフラグが0でなければ、現在の演出モード用のカウンタの値Mを1減少させて(S1505)、その値Mが0にならなければ(S1506でNO)、ステップS1509に進むが、0になれば(S1506でYES)、通常モードに戻すためにモードフラグを0として(S1507)、ステップS1509に進む。ステップS1509では、演出制御基板22は、装飾図柄変動演出を終了させるための変動演出終了コマンドをセットする。
[当たり演出選択処理]図23に示すように、当たり演出選択処理では、演出制御基板22は、オープニングコマンドを解析して(S1601)、解析したオープニングコマンドに基づいて、当たり演出のパターンを選択する当たり演出パターン選択処理を行う(S1602)。そして、演出制御基板22は、当たり演出を開始するためのオープニング演出開始コマンドをセットする(S1603)。なお、当たり演出とは、小当たり遊技又は大当たり遊技時に実行される演出をいう。
[客待ちコマンド受信処理]図24に示すように、客待ちコマンド受信処理では、演出制御基板22は、客待ちコマンドを受信したか否かを判定し(S1701)、受信していれば、客待ち演出を実行するまでの時間の計測を開始するとともに計測フラグをONして(S1702、S1703)、ステップS1705に進む。一方、受信していなければ、計測フラグがONされているか否か判定し(S1704)、オンされていなければ、客待ち演出実行までの時間の計測中ではないので処理を終え、オンされていればタイムアップか、すなわち、いま計測している時間が客待ち演出実行までの時間として設定した所定時間に達したか否か判定する(S1705)。そして、タイムアップでなければ、処理を終え、タイムアップであれば、計測フラグをOFFするとともに(S1706)、客待ち演出を開始するための客待ち演出開始コマンドをセットする(S1707)。
[演出ボタン処理]図25に示すように、演出ボタン処理では、演出制御基板22は、演出ボタン検出SW28aからの信号により、演出ボタン28が押下されたか(ONされたか)否かを判定し(S1801)、ONされていなければ処理を終え、ONされていれば装飾図柄変動演出中か否かを判定する(S1802)。そして、装飾図柄変動演出中でなければ処理を終え、装飾図柄変動演出中であれば、その装飾図柄変動演出において演出ボタン28を操作するよう指示がでているか否かを判定する(S1803)。そして、演出ボタン28の操作指示中でなければ処理を終え、演出ボタン28の操作指示中であれば、その装飾図柄変動演出が大当たりを報知するものであるか否かを判定する(S1804)。そして、大当たりを報知するものでなければ処理を終え、大当たりを報知するものであれば、可動役物装置40を動作させるための可動役物作動コマンドをセットして処理を終える(S1805)。
ステップS1805でセットされた可動役物作動コマンドが、コマンド送信処理(図19のステップS1103参照)によりランプ制御基板24に送信されると、ランプ制御基板24は、電動モータ43を駆動して、可動役物装置40を動作させる。すなわち、ランプ制御基板24は、第1演出部材42を初期位置(図7(a)及び図9(a)に示す位置)から演出位置(図8(b)および図10(b)に示す位置)へ移動させる。これに伴って、第2演出部材106は、初期位置(図11に示す位置)から演出位置(図12に示す位置)へ移動する。そして、所定時間経過後に、第1演出部材42を初期位置へ戻し、これに伴って、第2演出部材106も初期位置に戻る。
以上のように動作することにより、実施形態のパチンコ遊技機1では、遊技機のモチーフに登場するキャラクタを用いた画像演出において、あたかもモチーフに登場するキャラクタが投げた銭が標的に的中したかのような演出が実行される。すなわち、装飾図柄変動演出として、遊技機のモチーフのキャラクタを登場させる演出画像を表示部4aに表示するとともに、遊技者に演出ボタン28を押すよう指示する画像を表示部4aに表示し、演出ボタン28が押下された場合には、この装飾図柄変動演出が大当たりを報知するものであれば、可動役物装置40を作動させて第1演出部材42および第2演出部材106を初期位置から演出位置に変位させ、あたかも銭が標的に的中したかのような演出を実行する。言い換えれば、第1演出部材と第2演出部材とを関連して動作させることにより、あたかも銭が標的に的中したかのような演出を実行する。
(4)実施形態の効果
以上説明したように、第1実施形態のパチンコ遊技機1は、ラック部材48、第2ガイド部材65、第2スライダー部材67、および第1演出部材42により構成される第1の可動体X(図11,12参照)と、第1の可動体を駆動する電動モータ43(駆動手段)と、揺動部材108、スライダー117、および第2演出部材106により構成される第2の可動体Y(図11,12参照)とを備え、第2の可動体Yは、第1の可動体Xが電動モータ43により駆動されて初期位置から演出位置まで変位する際、第1の可動体Xに接触されることにより、初期位置から演出位置まで変位するよう構成されている。
第1実施形態のパチンコ遊技機1によれば、第1の可動体X(図11,12参照)の変位による運動エネルギーを第2の可動体Y(図11,12参照)の変位に利用するため、第1の可動体Xの変位による衝撃を第2の可動体Yの変位により吸収できるとともに、第2の可動体Yは他の動力源を必要とすることなく動作できる。したがって、第2の可動体Yおよび第1の可動体Xの破損のおそれを低下でき、また、第1の可動体Xと連動して第2の可動体Yが変位するため、演出のインパクトを強めることができる。
また、第1実施形態のパチンコ遊技機1によれば、第2の可動体Yの動力源が不要となる分、可動役物装置40を小型化でき、設置スペースを縮小できる。さらに、2つの可動体X,Yの連動動作を電気的に制御して同期させる必要がないので、可動体X,Yの動作に関するプログラムを簡素化でき、また2つの可動体X,Yの連動動作がずれるおそれがない。
2.第2実施形態
上述した第1実施形態のパチンコ遊技機では、電動モータ43により駆動されるラック部材48が第2演出部材装置105の揺動部材108に当接することにより、第1演出部材42の変位に連動して第2演出部材106が変位するように構成したが、図26に示す第2実施形態のパチンコ遊技機では、捩りコイルばね172の付勢力および自重によって変位した第1演出部材(第1の可動体に相当する)171が第2演出部材(第2の可動体に相当する)181に当接することにより、第2演出部材181が変位するように構成している。なお、第2実施形態の説明において、第1実施形態と同様の構成については、同様の符号を付して説明を省略する。
図26(a)に示すように、第2実施形態のパチンコ遊技機では、第1演出部材装置170は、「刀」を模した第1演出部材171を備える。第1演出部材171の下端部には、捩りコイルばね172が取り付けられ、第1演出部材171に対して矢印eで示す方向への付勢力を常時与えている。また、第1演出部材171の下端部には、クランク部材173が連結されている。クランク部材173は、カム当接部173aを有している。カム当接部173aは、カムギア174に固着されたカム175と当接している。カムギア174は、複数のギア178を介して電動モータ176の出力軸176aに固定された駆動ギア177と噛み合っている。
第2演出部材装置180は、「盾」を模した第2演出部材181を備える。第2演出部材181は、下端部にばね座182aを有する円柱部材182の上部に固定されている。円柱部材182は、円筒状のケース部材183に対して上下に摺動可能に収納されている。ばね座182aの下面には、捩りコイルばね184が取り付けられており、円柱部材182および第2演出部材181は、常時上方へ付勢されている。
第1演出部材装置170の電動モータ176が駆動されると、ギア列178、カムギア174を介して、カム175が回転し、クランク部材173のカム当接部173aは、カム面上を移動する。クランク部材173のカム当接部173aが、カム面上の所定位置に至ると、捩りコイルばね172によって第1演出部材171に加わっているモーメントと、保持力との釣り合いがくずれるため、捩りコイルばね172の弾性力により、第1演出部材171は、図26(b)に示す矢印eの方向へ回転し、瞬間的に振り下ろされる。
第1演出部材171が振り落とされると、第1演出部材171の先端部171aは、第2演出部材181に当接し、第2演出部材181および円柱部材182を下方へ押圧する。したがって、第2演出部材181および円柱部材182は、捩りコイルばね184の付勢力に抗して下方へ変位する。
以上説明した第2実施形態のパチンコ遊技機では、第1演出部材装置170および第2演出部材装置180を備える可動役物装置190は、第1演出部材171の変位に連動して、第1演出部材171に押されて第2演出部材181を変位させることにより、あたかも振り下ろされた刀を盾により受け止めたかのような演出を行う。
ここで、第1演出部材171が第2演出部材181に当接したとき、第1演出部材171が変位することにより生じる運動エネルギーは、第2演出部材181の変位に利用される。よって、第1演出部材171の変位に伴う衝撃は、第2演出部材装置180により緩和されるため、第1演出部材171の破損が抑制される。また、第2演出部材181は、第1演出部材171の変位による運動エネルギーを利用して変位するため、第2演出部材装置180は、ソレノイドやモータなどの駆動源を用いることなく構成することができる。
なお、第1演出部材171および第2演出部材181を初期状態(図26(a)に示す状態)に復帰させる場合には、電動モータ176の駆動によりさらにカム175を回転させ、クランク部材173のカム当接部173aをカム面に沿って移動させる。これにより、第1演出部材171は、捩りコイルばね172の弾性力に抗してゆっくりと振り上げられ、第2演出部材181は、捩りコイルばね184の付勢力により初期位置に復帰される。
3.変更例
以下、変更例について説明する。なお、変更例の説明において、実施形態のパチンコ遊技機1と同様の構成については、実施形態のパチンコ遊技機1と同様の符号を付して説明を省略する。
第1実施形態および第2実施形態のパチンコ遊技機では、第1演出部材42,171の変位の終端位置の近くで、第2演出部材106,181が変位を開始するよう構成したが、第1演出部材の変位の中間位置で、第2演出部材が変位を開始するよう構成してもよい。
また、第1実施形態のパチンコ遊技機では、第2の可動体Y(図11,12参照)は、付勢手段(捩りコイルばね110及び捩りコイルばね139)により初期位置に付勢されており、変位してきた第1の可動体X(図11,12参照)が押圧することにより、付勢手段の付勢力に抗して変位し、第1の可動体Xが初期位置に復帰するのに伴って、付勢手段の付勢力に従って初期位置に復帰されるように構成したが、第2の可動体は、変位してきた第1の可動体の運動エネルギーを受けて初期位置から演出位置へ変位するものであれば、付勢手段により付勢されていない構成としてもよい。この場合、初期位置への復帰は、例えばソレノイドなど他の駆動源を用いて行う。
また、第1実施形態のパチンコ遊技機では、第1の可動体X(図11,12参照)と第2の可動体Y(図11,12参照)とは、初期位置において左右に離れて配置されている、具体的には、第1演出部材42は液晶ベース42の右枠部側に、第2演出部材106は液晶ベース42の左枠部34側に配置されており、ラック部材48の左端部48bと揺動部材108の係合部145とは約16cm程度離れて配置されている構成であったが、第1の可動体と第2の可動体とが初期位置において接触しており、第1の可動体の変位に伴って、第1の可動体が一旦第2の可動体に対して非接触となり、その後第2の可動体と接触することで、第2の可動体が第1の可動体から運動エネルギーを受けて変位するよう構成してもよい。
1…パチンコ遊技機
42…第1演出部材(第1の可動体を構成する)
43…電動モータ(駆動手段)
48…ラック部材(第1の可動体を構成する)
65…第2ガイド部材(第1の可動体を構成する)
67…第2スライダー部材(第1の可動体を構成する)
106…第2演出部材(第2の可動体を構成する)
108…揺動部材(第2の可動体を構成する)
117…スライダー(第2の可動体を構成する)
118…上装飾部材(第2の可動体を構成する)
119…下装飾部材(第2の可動体を構成する)
132…前方装飾部材(第2の可動体を構成する)

Claims (1)

  1. 第1の可動体と、
    前記第1の可動体を駆動する駆動手段と、
    第2の可動体とを備えるパチンコ遊技機において、
    前記第2の可動体は、
    被押圧部を有して、前記第1の可動体が前記駆動手段により駆動されて初期位置から演出位置まで変位する際、前記被押圧部が前記第1の可動体が有する押圧部に接触し押圧されて前記押圧部の接触直前の移動方向と略同じ方向に移動することにより、初期位置から演出位置まで変位するよう構成され
    前記第1の可動体は、
    前記第1の可動体が初期位置から演出位置まで変位する間に自重による重力方向への移動を含む移動を行う部材を有して、前記部材の重力方向への移動に連動して前記押圧部が移動し、前記部材が重力方向への移動を完了する直前において前記押圧部が前記被押圧部に接触し前記被押圧部を押圧することを特徴とするパチンコ遊技機。
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