JP5528009B2 - O/w型日焼け止め化粧料 - Google Patents

O/w型日焼け止め化粧料 Download PDF

Info

Publication number
JP5528009B2
JP5528009B2 JP2009119446A JP2009119446A JP5528009B2 JP 5528009 B2 JP5528009 B2 JP 5528009B2 JP 2009119446 A JP2009119446 A JP 2009119446A JP 2009119446 A JP2009119446 A JP 2009119446A JP 5528009 B2 JP5528009 B2 JP 5528009B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
acid
type
formula
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009119446A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010215602A (ja
Inventor
愛 山本
直史 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2009119446A priority Critical patent/JP5528009B2/ja
Publication of JP2010215602A publication Critical patent/JP2010215602A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5528009B2 publication Critical patent/JP5528009B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Description

本発明は、日焼け止め化粧料に関し、更に詳しくは、使用感が良好で安定性に優れたO/W型日焼け止め化粧料に関する。
従来、日焼け止め化粧料としては、酸化亜鉛、酸化チタンなどの顔料、並びに油分を主成分とするW/O型日焼け止め化粧料が用いられてきた。W/O型日焼け止め化粧料は顔料分散性に優れ、高い日焼け止め効果を有する反面、顔料の白浮き、ヨレ、油分によるべたつき感を生じ、高使用感を得るのが困難であるという欠点を有していた。そこで高使用感を得ることを目的として、O/W系での処方が検討されてきたが、O/Wの系では顔料が経時で凝集・沈殿してしまったり、極端に増粘あるいは減粘してしまったりと保存安定性が悪いという欠点を有していた。このためアクリル酸系の高分子と酸化亜鉛を組み合わせる研究が行われている(例えば、特許文献1参照)。また、アクリル酸系高分子はべたつきを有し、使用性が悪いためシリコーンオイルと組み合わせたり、他の高分子増粘剤と組み合わせる研究も行われている(例えば、特許文献2、3参照)。しかしながら、保存安定性が良く、かつ高使用感のO/W型日焼け止め化粧料の開発がさらに望まれていた。
特開2005−272389号公報 特開2007−169184号公報 特開2003−300856号公報
上記事情において、さらに優れた日焼け止め化粧料が求められていた。即ち、本発明の目的は、保存安定性に優れ、使用感にも優れたO/W型日焼け止め化粧料を提供することにある。
上記事情に鑑み、本発明者は鋭意研究を重ねた結果、酸化亜鉛及び/又は酸化チタン、並びにシリコーンオイルを含有する油性成分を、(アクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリン)コポリマーを含有するジェル組成物で乳化し、更にグリチルリチン酸塩を含有させることで、安定性の高い、高使用感のO/W型日焼け止め化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、第1の本発明は、(A)(アクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリン)コポリマー、(B)酸化亜鉛及び/又は酸化チタン、(C)シリコーンオイル、及び(D)グリチルリチン酸、グリチルレチン酸又はそれらの塩を含有するO/W型日焼け止め化粧料にある。また、第2の本発明は、更に(E)キサンタンガム含有する前記のO/W型日焼け止め化粧料にある。
本発明により、O/W型日焼け止め化粧料において、優れた保存安定性を達成し、のび、肌なじみがよく、べたつき感を感じさせない良好な使用感を付与することが可能となる。
以下、本発明の構成について説明する。本発明で用いられる(A)成分である(アクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリン)コポリマーは、International Cosmetic Ingredient Dictionaryに「SODIUM ACRYLATE/ACRYLOYLDIMETHYL TAURATE COPOLYMER」と記載される、アクリル酸ナトリウムとアクリロイルジメチルタウリンナトリウムとの共重合体である。該ポリマーを含む市販品としては、(アクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリン)コポリマーを37.5質量%含み、他の成分としてイソヘキサデカン、ポリソルベート80及び水を含有するSIMULGEL EG(SEPPIC社製)があり、これを好適に使用することができる。
本発明における(A)成分の含有量は、O/W型日焼け止め化粧料の総量を基準として、0.03〜3.0質量%(以下、単に%と略す。)の範囲が好ましく、更に好ましくは0.1〜2.0%である。これらの範囲内であればより保存安定性に優れるとともに、使用感においてもより優れたものを得ることが可能である。
本発明において(B)成分として用いられる酸化亜鉛と酸化チタンについて説明する。酸化亜鉛は、通常化粧料原料として使用されているものであれば特に制限されず、平均粒子径、及び球状、棒状、紡錘状、針状、不定形状等の形状にも制限されるものではない。更にそれらに表面処理を施したものでも良い。表面処理の方法としては、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルポリシロキサン等によるシリコーン処理、トリエトキシシラン等によるシラン処理、パーフルオロアルキルリン酸エステル、パーフルオロアルコール等によるフッ素処理、N−アシルグルタミン酸等によるアミノ酸処理、レシチン処理、金属石鹸処理、脂肪酸処理、アルキルリン酸エステル処理等が挙げられ、これらを1種単独又は2種以上を組み合わせることができる。
酸化チタンは、通常化粧料原料として使用されているものであれば特に制限されず、平均粒子径、球状、棒状、紡錘状、針状、不定形状等の形状、アナターゼ型、ルチル型、ブルッカイト型等の結晶型にも制限されるものではない。更にそれらに表面処理を施したものでも良い。表面処理の方法としては、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルポリシロキサン等によるシリコーン処理、トリエトキシシラン等によるシラン処理、パーフルオロアルキルリン酸エステル、パーフルオロアルコール等によるフッ素処理、N−アシルグルタミン酸等によるアミノ酸処理、レシチン処理、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛等による金属石鹸処理、脂肪酸処理、アルキルリン酸エステル処理等が挙げられ、これらを1種単独又は2種以上を組み合わせることができる。
本発明における(B)成分の含有量は、O/W型日焼け止め化粧料の総量を基準として、0.1〜30%の範囲が好ましく、更に好ましくは1〜15%である。これらの範囲内であればより紫外線防御効果に優れるとともに、保存安定性においてもより好ましい結果が得られる。
本発明で用いられる(C)成分であるシリコーンオイルは、通常化粧料原料として使用されているものであれば特に制限されず、例えば、25℃で液状のジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンシクロテトラシロキサン等の鎖状又は環状のシリコーンオイルが挙げられる。これらのうちデカメチルシクロペンタシロキサンは、使用感に優れるため、特に好ましく用いられる。尚、本発明で液状とは25℃でB型粘度計で測定したときの粘度が1×10-22/s(10000cSt)以下のものを指す。
本発明における(C)成分の含有量は、O/W型日焼け止め化粧料の総量を基準として、0.1〜20%の範囲が好ましく、更に好ましくは1〜10%である。これらの範囲内であればよりべたつき感が抑えられた、さらっとした感触が得られ、さらに保存安定性においてもより好ましい結果が得られる。
また、(C)成分のシリコーンオイルを含めた油相全体の配合量を1とした時の水相全体の配合量を2以上とすると、O/W型製剤の特徴であるべたつき感の無いさらっとした高使用感が得られるため好ましい。
本発明で用いられる(D)成分は、グリチルリチン酸、グリチルレチン酸又はそれらの塩である。塩としてはジカリウム塩、アンモニウム塩等が挙げられる。本発明ではグリチルリチン酸ジカリウム塩、グリチルリチン酸アンモニウム塩が好ましく用いられる。本発明における(D)成分の含有量は、O/W型日焼け止め化粧料の総量を基準として、0.01〜1.0%の範囲が好ましく、更に好ましくは0.05〜0.3%である。これらの範囲内であれば、保存安定性と感触の面でより優れたものが得られる。
本発明のO/W型日焼け止め化粧料では、更に(E)成分としてキサンタンガムを配合することにより、使用感及び安定性が向上する。その含有量は、O/W型日焼け止め化粧料の総量を基準として、0.01〜5%が好ましく、更に好ましくは0.05〜1%である。
本発明のO/W型日焼止め化粧料には、上記必須成分に加え、有機系紫外線吸収剤を配合することにより、より高い紫外線防御効果を得ることができる。本発明で用いられる有機系紫外線吸収剤としては、例えば、パラメトキシケイ皮酸ベンジル、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、パラメトキシケイ皮酸2−エトキシエチル、ジパラメトキシケイ皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル・ジイソプロピルケイ皮酸エステル混合物等のケイ皮酸系紫外線吸収剤、ヒドロキメトキシベンゾフェノン、ヒドロキメトキシベンゾフェノンスルホン酸、ヒドロキメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム、ジヒドロキメトキシベンゾフェノン、ジヒドロキメトキシベンゾフェノンジスルホン酸ナトリウム、ジヒドロキシベンゾフェノン、テトラヒドロキシベンジフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エチル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸オクチル、4−[N,N−ジ(2−ヒドロキシプロピル)アミノ]安息香酸エチル等の安息香酸エステル系紫外線吸収剤、サリチル酸エチレングリコール、サリチル酸フェニル、サリチル酸オクチル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸p−tert−ブチルフェニル、サリチル酸ホモメンチル等のサリチル酸系紫外線吸収剤、2,4,6−トリアニリノ−p−(カルボ−2'−エチルヘキシル−1'−オキシ)−1,3,5−トリアジン等のトリアジン系紫外線吸収剤、4−tert−ブチル−4'−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン、アントラニル酸メンチル、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸2−エチルヘキシル、2−フェニルベンズイミダゾール−5−スルホン酸等が挙げられ、これらを1種単独又は2種以上を組み合わせて配合することができる。これら有機系紫外線吸収剤の好ましい含有量は、O/W型日焼け止め化粧料の総量を基準として、0.1〜10%である。
本発明のO/W型日焼け止め化粧料には上記成分の他に、目的に応じて本発明の効果を損なわない量的質的範囲内で、セタノール、ベヘニルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ラウリルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オクチルドデカノール等の高級アルコール類、ステアリン酸、ミリスチン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸等の脂肪酸類、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸セチル、ミリスチン酸ミリスチル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、ミリスチン酸イソプロピル、ジメチルオクタン酸へキシルデシル、モノステアリン酸グリセリン、トリオクタン酸グリセリン、フタル酸ジエチル、モノステアリン酸エチレングリコール、オキシステアリン酸オクチル等のエステル類、コレステロール、フィトステロール等のステロール類、分岐脂肪酸コレステロールエステル、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステロールエステル、ステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステロールエステル等のステロール脂肪酸エステル類、流動パラフィン、ワセリン、スクワラン等の炭化水素類、ミツロウ、モクロウ、カルナバロウ等のロウ類、米糠油、オリーブ油、大豆油、米胚芽油、ホホバ油、ヒマシ油、紅花油、ヒマワリ油、オリーブ油、マカデミアナッツ油等の油脂類、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール、マルチトール、ジグリセリン等の保湿剤、セチル硫酸ナトリウム、N−ステアロイル−L−グルタミン酸塩等の陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン多価アルコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、多価アルコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤、テトラアルキルアンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤、ベタイン型、スルホベタイン型、スルホアミノ酸型等の両性界面活性剤、レシチン、水素添加レシチン、リゾフォスファチジルコリン、セラミド、セレブロシド等の天然系界面活性剤、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン等のシリコーン系界面活性剤、カミツレ、センブリ、アロエ、モモ、カロット、スギナ、クワ、桃の葉、セージ、ビワ葉、キュウカンバー、セイヨウキズタ、ハイビスカス、ウコン、ローズマリー、オウゴン、チョウジ、フェンネル、プルーン、甘草等の植物エキス、ビタミンA類、B類、C類、E類等のビタミン類、酸化防止剤、防腐剤、消炎剤、香料等の通常化粧料に配合される他の成分を適宜配合することが可能である。
次に、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明は以下の実施例にのみ限定されるものではないことは言うまでもない。配合量は、全て質量%(以下、単に%と記す。)である。実施例に記載の試験方法は下記の通りである。
<安定性試験>
試料を0℃、30℃、45℃の恒温槽に保管し、下記基準により安定性を評価した。各温度での評価のうち最も悪い評価を総合評価とした。尚、分離の有無は目視により判定し、粘度変化についてはB型粘度計による測定で当初の粘度を基準として±20%以上の増減があった時点で変化ありと規定した。
(評価)
◎:分離又は粘度変化することなく安定であるのが、6ヶ月以上であった。
○:分離又は粘度変化することなく安定であるのが、1ヶ月以上、6ヶ月未満であった。
△:分離又は粘度変化することなく安定であるのが、2週間以上、1ヶ月未満であった。
×:分離又は粘度変化することなく安定であるのが、2週間未満であった。
<使用性評価試験>
試料について、女性パネラー20名により官能試験を行い、「のび」、「肌なじみ」、「べたつき感の無さ」の各項目について下記基準により評価点をつけ、その平均点にて判定した。
(評価点)
5点:非常に良好、4点:良好、3点:普通、2点:やや不良、1点:不良。
(判定)
◎:平均点4.5点以上、○:平均点3.5点以上4.5点未満、△:平均点2.5点以上3.5点未満、×:平均点2.5点未満。
実施例1〜3、比較例1〜4
表1に示す成分及び下記の製造方法により、O/W型日焼け止め化粧料を調製し、上記安定性試験及び使用性評価試験を行った。その結果を表1に併せて示す。
Figure 0005528009
<製造方法>
(1)成分4〜8を室温で高速ミキサー(T.K.ロボディスパー2.5型、プライミクス社製)にて回転数2000rpmで均一に混合する。(2)成分12(精製水)を50℃に加温し、成分9〜11を混合溶解させる。(1)を(2)に添加し、さらに成分1〜3を添加した後、前記高速ミキサーにて回転数6000rpmで均一に混合する。その後室温まで冷却する。
表1から明らかなように、本発明に係る実施例のO/W型日焼け止め化粧料は、比較例のO/W型日焼け止め化粧料と比較して、安定性及び使用感において優れたものであった。
実施例4
下記に示す配合成分からなるO/W型日焼け止め乳液を常法に従って調製した。該O/W型日焼け止め乳液は、安定性及び使用感に優れたものであった。
成分名 配合量(%)
パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 7.5
4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン 1.0
ミリスチン酸イソセチル 3.0
シリコーン処理酸化亜鉛 5.0
シラン処理酸化チタン 3.0
スクワラン 5.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 3.0
ジメチルポリシロキサン(100cs) 2.0
SIMULGEL EG(注1) 3.5
グリチルリチン酸アンモニウム 0.3
エタノール 15.0
エデト酸二ナトリウム 0.01
キサンタンガム 0.1
ニコチン酸アミド 0.01
香料 0.2
精製水 残 量
実施例4で使用した香料の組成を表2に示す。
Figure 0005528009
実施例5
下記に示す配合成分からなるO/W型日焼け止め乳液を常法にて調製した。該O/W型日焼け止め乳液は、安定性及び使用感に優れたものであった。
成分名 配合量(%)
パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 5.0
4−tert−ブチル−4'− メトキシジベンゾイルメタン 1.0
球状シリコン粉体(注5) 3.0
ミリスチン酸イソセチル 3.0
シリコーン処理酸化亜鉛 5.0
シラン処理酸化チタン 3.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 2.0
イソドデカン 3.0
ジメチルポリシロキサン(30000cs) 0.5
SIMULGEL EG(注1) 3.5
エタノール 15.0
エデト酸二ナトリウム 0.01
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.1
キサンタンガム 0.02
グリチルリチン酸二カリウム 0.1
ポリオキシエチレン(20)ヤシ油脂肪酸ソルビタン 0.5
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.3
精製水 残 量
(注5)トスパール(商品名:モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)
尚、いずれの実施例の組成物を使用した場合にも、皮膚に炎症、その他副作用と考えられる症状は発現せず、本発明に係るO/W型日焼け止め化粧料は安全性にも優れることが明らかであった。
本発明により、保存安定性に優れ、のび、肌なじみがよく、べたつき感を感じさせないという良好な使用感を有するO/W型日焼け止め化粧料を提供することができる。

Claims (2)

  1. (A)(アクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリン)コポリマー、(B)酸化亜鉛及び/又は酸化チタン、(C)25℃で液状のジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン及びテトラメチルテトラハイドロジェンシクロテトラシロキサンからなる群から選ばれるシリコーンオイル、並びに(D)グリチルリチン酸、グリチルレチン酸又はそれらの塩を含有するO/W型日焼け止め化粧料(但し、下記式(I)で表されるポリエーテル変性シリコーンを含有する場合を除く)。
    Figure 0005528009
    〔式中、A 1 、A 2 および、n個のA 3 は、同一でも異なってもよく、メチル基、フェニル基、または、
    一般式 −C 3 6 O(C 2 4 O) a (C 3 6 O) b R'
    (式中、R'は、水素原子、アシル基、または、炭素原子数1〜4のアルキル基であり、aとbは、同一でも異なってもよい、5〜50の整数である)
    で表されるポリオキシアルキレン基であり、かつ、ポリエーテル変性シリコーン(I)1分子中、A 1 、A 2 および、n個のA 3 のうち、少なくとも1個は、このポリオキシアルキレン基であり、
    Rは、メチル基、または、フェニル基であり、mは、200〜600の整数、nは、1〜40の整数である〕
  2. 更に(E)キサンタンガムを含有する、請求項1に記載のO/W型日焼け止め化粧料。
JP2009119446A 2009-02-23 2009-05-18 O/w型日焼け止め化粧料 Active JP5528009B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009119446A JP5528009B2 (ja) 2009-02-23 2009-05-18 O/w型日焼け止め化粧料

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009038832 2009-02-23
JP2009038832 2009-02-23
JP2009119446A JP5528009B2 (ja) 2009-02-23 2009-05-18 O/w型日焼け止め化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010215602A JP2010215602A (ja) 2010-09-30
JP5528009B2 true JP5528009B2 (ja) 2014-06-25

Family

ID=42974837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009119446A Active JP5528009B2 (ja) 2009-02-23 2009-05-18 O/w型日焼け止め化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5528009B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012144466A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Mikimoto Pharmaceut Co Ltd エマルジョン
CN103974687B (zh) 2011-11-30 2016-08-24 花王株式会社 水包油型乳化化妆品
JP6039354B2 (ja) * 2012-10-12 2016-12-07 株式会社コーセー 水中油型乳化化粧料
JP6037899B2 (ja) * 2013-03-08 2016-12-07 花王株式会社 水中油型乳化化粧料
JP6600455B2 (ja) * 2014-12-10 2019-10-30 花王株式会社 水中油型乳化化粧料
JP6616994B2 (ja) * 2015-10-06 2019-12-04 ピアス株式会社 化粧料
JP7043803B2 (ja) * 2017-11-20 2022-03-30 花王株式会社 水中油型乳化化粧料
KR102022229B1 (ko) * 2017-11-23 2019-09-18 코스맥스 주식회사 내수성을 갖는 수중유형 자외선 차단용 화장료 조성물
JP2019142793A (ja) * 2018-02-19 2019-08-29 ロレアル Ampsポリマーを含む組成物
JP6741836B2 (ja) * 2019-08-13 2020-08-19 花王株式会社 水中油型乳化化粧料

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004006871A1 (ja) * 2002-07-16 2004-01-22 Shiseido Company, Ltd. 粉末含有水中油型乳化組成物
JP2005272389A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Kose Corp 水中油型乳化化粧料

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010215602A (ja) 2010-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5528009B2 (ja) O/w型日焼け止め化粧料
JP6010418B2 (ja) 乳化組成物
JP4709320B2 (ja) O/w乳化組成物の製造方法
US7763237B2 (en) Ultraviolet protective preparation and cosmetics containing the same
JP6506695B2 (ja) 化粧品組成物
WO2011027812A1 (ja) 高粘度o/wクリームの製造方法
JP5244989B2 (ja) O/w乳化組成物の製造方法
JP2012140334A (ja) 水中油型化粧料
JP5416511B2 (ja) O/w型日焼け止め化粧料
JP6359295B2 (ja) 油中水型乳化化粧料及びその製造方法
JP6205297B2 (ja) 油中水型乳化化粧料
JP5833810B2 (ja) 水中油型乳化化粧料
JP2010150172A (ja) 日焼け止め化粧料
JP6133618B2 (ja) 油中水型乳化組成物
WO2018221606A1 (ja) 化粧料
JP7348767B2 (ja) 水中油型乳化化粧料及びその製造方法
JP4245831B2 (ja) 日焼け止め化粧料
WO2020066895A1 (ja) 皮膚化粧料用組成物
JP4995473B2 (ja) 水中油型日焼け止め料
JP2010270067A (ja) 乳化組成物
JP5662750B2 (ja) 油中水型乳化組成物
JP2010030933A (ja) 皮膚外用剤
JP4250501B2 (ja) ジェル状油性化粧料
JP2007269668A (ja) 水中油型美白化粧料
WO2022054823A1 (ja) 水中油型乳化組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120321

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130726

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140210

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140408

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140415

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5528009

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250