JP5527198B2 - 空気調和装置の室外機 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の空気調和装置の室外機10の外観図である。室外機10は、屋外において天井から吊り下げられるようにして設置されており、室内の天井等に設置されている室内機(図示せず)と冷媒配管L1a及び冷媒配管L1bを介して接続されている。この空気調和装置は、室内の冷房運転や暖房運転などを行うことができる。ここで、冷媒配管L1aは、ガス冷媒を搬送する冷媒配管であって、冷媒配管L1bは、液冷媒を搬送する冷媒配管である。いずれの冷媒配管L1a,L1bには、図3〜図5に示すように、防露筒L11a,L11bが該配管L1a,L1bを取り巻くように取り付けられている。より具体的には、冷媒配管L1a,L1bには、上述する閉鎖弁30a,30bとの接続部分(つまり、冷媒配管L1a,L1bの先端部)である一部分を除き、防露筒L11a,L11bが巻かれている。
本体ケーシング11は、図1に示すように略直方体の形状を有しており、板金及び樹脂によって形成されている。本体ケーシング11の内部は、図2及び図3に示すように、略鉛直に延びる仕切板12によって機械室S1と送風室S2とに分割されている。機械室S1には、冷媒を圧縮する圧縮機13やアキュムレータ14、空気調和装置を構成する各種機器の制御基板等を含む電装品ユニット15等が設置されている。送風室S2には、上面視において略L字形状となっている室外熱交換器16、プロペラファンである室外ファン17、及び室外ファン17の駆動源である室外ファンモータ17aが設置されている。なお、室外ファンモータ17aは、図3に示すように、本体ケーシング11内のファンモータ台17bに設置されている。
ガス閉鎖弁30a及び液閉鎖弁30bは、図2〜5に示すように、本体ケーシング11の右側面11dにおいて、該右側面11dから本体ケーシング11の外方に突出した状態で設けられている。そして、本実施形態に係るガス閉鎖弁30a及び液閉鎖弁30bは、本体ケーシング11の右側面11dのうち、結露水導入孔20cの上方に位置している(特に、図5参照)。ガス閉鎖弁30aには、ガス冷媒用の冷媒配管L1aが接続され、液閉鎖弁30bには、液冷媒用の冷媒配管L1bが接続される。
閉鎖弁カバー40は、ガス閉鎖弁30a及び液閉鎖弁30b、導入水結露孔20c、及び各冷媒配管L1a,L1bの一部分を本体ケーシング11の外部から覆うようにして、本体ケーシング11の右側面11dに装着される。この閉鎖弁カバー40は、例えば不燃性樹脂等によって形成されている。そして、図5,6等にて示すように、閉鎖弁カバー40の覆う対象である各閉鎖弁30a,30bが本体ケーシング11の右側面11dから該ケーシング11の外方へと突出しているため、閉鎖弁カバー40は、本体ケーシング11に装着された際に右側面11d側から該ケーシング11の外方に向かって凸形の形状となっている。
突出部60は、図4及び図5に示すように、本体ケーシング11の右側面11dにおける結露水導入孔20c付近において、当該右側面11dから閉鎖弁カバー40側(つまり、本体ケーシング11の外方)に突出した、板状の部材である。突出部60は、本体ケーシング11と同様、板金や樹脂で形成されており、閉鎖弁カバー40が本体ケーシング11の右側面11dに装着された際、結露水案内部50の下部に位置している。特に、本実施形態に係る突出部60は、図4に示すように、結露水案内部50と同様に略水平方向に対し所定角度傾斜しており、閉鎖弁カバー40が本体ケーシング11の右側面11dに装着された際には、結露水案内部50の下部において結露水案内部50に接触するようにして位置することとなる。つまり、突出部60は、結露水案内部50となる閉鎖弁カバー40の板状部41の下部において、結露水導入孔20c側から閉鎖弁カバー40側(つまり、本体ケーシング11の外方側)へと突出するに連れて徐々に高くなるように傾斜しており、その傾斜角度は、板状部41とほぼ同じである。
上述した構成を有する室外機10の設置方法について、説明する。
(3−1)
本実施形態に係る室外機10では、閉鎖弁カバー40が装着される本体ケーシング11の装着部分である右側面11dのうち、閉鎖弁カバー40によって覆われる範囲内r1には、各閉鎖弁30a,30bに付着している結露水を本体ケーシング11の内部に導入するための結露水導入孔20cが形成されている。閉鎖弁カバー40の本体ケーシング11への装着時、ガス閉鎖弁30a及び液閉鎖弁30bから下向きに延びる冷媒配管L1a,L1bの一部分を、本体ケーシング11の右側面11dと閉鎖弁カバー40とが挟み込むことにより、結露水を結露水導入孔20cに案内する結露水案内部50が形成される。これにより、ガス閉鎖弁30a及び液閉鎖弁30bに接続された各冷媒配管L1a,L1bは、閉鎖弁30a,30bから下向きに延びつつ、かつ閉鎖弁30a,30bに付着している結露水は、閉鎖弁カバー40の本体ケーシング11への装着時に形成された結露水案内部50によって、結露水導入孔20cを介して本体ケーシング11の内部へと戻される。従って、結露水が室外機10の外部かつ下方に漏れるのを防ぎつつ、各冷媒配管L1a,L1bを様々な方向に自由に取り回すことができる。
また、本実施形態に係る室外機10には、本体ケーシング11の右側面11dにおける結露水導入孔20c付近において、右側面11dから閉鎖弁カバー40側に突出している突出部60を更に備えている。この突出部60は、閉鎖弁カバー40の本体ケーシング11への装着時、結露水案内部50の下部に位置している。これにより、結露水は、閉鎖弁カバー40と本体ケーシング11との隙間から下方に漏れたとしても、突出部60によりせき止められる。従って、結露水は、より室外機10の外部かつ下方に漏れにくくなる。
また、本実施形態に係る室外機10の閉鎖弁カバー40のうち、結露水案内部50の少なくとも一部となる閉鎖弁カバー40の部分には、切欠41a,41bが形成されている。切欠41a,41bは、閉鎖弁カバー40の本体ケーシング11への装着時に、各冷媒配管L1a,L1bを固定するための固定部を構成する。これにより、閉鎖弁カバー40の本体ケーシング11への装着時、各冷媒配管L1a,L1bはそれぞれ切欠41a,41bに嵌め込まれ、固定されるようになる。特に、切欠41a,41bが冷媒配管L1a,L1bの外形に合致して形成されていれば、冷媒配管L1a,L1bと切欠41a,41bとの隙間から結露水が漏れるのを防ぐことができる。
また、本実施形態に係る室外機10の結露水案内部50は、結露水を本体ケーシング11内部に導くように、略水平方向に対し所定角度傾斜している。これにより、結露水は本体ケーシング11内に導入され易くなる。
(4−1)変形例A
上記実施形態では、閉鎖弁カバー40の板状部41に切欠41a,41bが形成されている場合について説明した。しかし、板状部41には、切欠41a,41bに代えて、孔が形成されていてもよい。この場合、孔は、防露筒L11a,L11bの巻かれた各冷媒配管L1a,L1bの外形に沿って形成されている。
上記実施形態では、ガス閉鎖弁30a及び液閉鎖弁30bが本体ケーシング11の右側面11dから外方に突出した状態で設けられている場合について説明した。しかし、ガス閉鎖弁30a及び液閉鎖弁30bが設けられる位置は、右側面11dに限定されず、本体ケーシング11の左側面11bや正面11a、背面11c、本体ケーシング11の上面であってもよい。
上記実施形態では、閉鎖弁カバー40が、ガス閉鎖弁30a及び液閉鎖弁30b、結露水導入孔20c、及び冷媒配管L1a,L1bの一部を覆うようにして本体ケーシング11に装着された場合について説明した。しかし、閉鎖弁カバー40は、更に電装品ユニットから延びる配線が繋がれた端子台(図示せず)も覆うようにして本体ケーシング11に装着されてもよい。
上記実施形態では、閉鎖弁カバー40の板状部41のみで結露水案内部50が形成される場合について説明した。しかし、本発明に係る結露水案内部は、閉鎖弁カバー40の本体ケーシング11への装着時、防露筒L11a,L11bが巻かれ下向きに延びる各冷媒配管L1a,L1bの一部分を本体ケーシング11と閉鎖弁カバー40とで挟み込むことによって形成されればよいのであって、上記構成に限定されずともよい。従って、結露水案内部は、例えば閉鎖弁カバーの板状部41と突出部60とが突き合わせられることによって構成されてもよい。
上記実施形態では、突出部60の傾斜角度が、結露水案内部50となる閉鎖弁カバー40の板状部41の傾斜角度とほぼ同じである場合について説明した。しかし、突出部60の傾斜角度は、結露水案内部50の傾斜角度と異なっていても良い。また、突出部60は、傾斜しておらず略水平であってもよい。
上記実施形態では、図5に示すように、結露水導入孔20cが各閉鎖弁30a,30bの下方に位置している場合について説明した。しかし、本発明では、各閉鎖弁30a,30b付近において発生する結露水が結露水案内部50により結露水導入孔20cを介して本体ケーシング11の内部に案内されればよいため、結露水導入孔20cの位置は、例えば閉鎖弁30a,30bの横であってもよい。
上記実施形態では、突出部60が本体ケーシング11とは別部材で構成されている場合について説明した。しかし、突出部60は、本体ケーシング11の右側面11dの一部分が切欠きかつ折り曲げられることで、本体ケーシング11と一体成形されていてもよい。
上記実施形態では、結露水導入孔20cが略長方形の形状を有している場合について説明した。しかし、結露水導入孔20cの形状は、略長方形に限定されず、どのような形状であってもよい。
11 本体ケーシング
11a 正面
11b 左側面
11c 背面
11d 右側面
20a 吸い込み口
20b 吹き出し口
20c 結露水導入孔
30a ガス閉鎖弁
30b 液閉鎖弁
40 閉鎖弁カバー
41a,41b 切欠
50 結露水案内部
60 突出部
L1a ガス冷媒用の冷媒配管
L1b 液冷媒用の冷媒配管
L11a,L11b 防露筒
Claims (4)
- 本体ケーシング(11)と、
前記本体ケーシングから外方に突出した状態で設けられており、冷媒配管(L1a,L1b)が下向きに接続される閉鎖弁(30a,30b)と、
前記閉鎖弁を前記本体ケーシングの外部から覆うようにして前記本体ケーシングに装着される閉鎖弁カバー(40)と、
を備え、
前記閉鎖弁カバーが装着される前記本体ケーシングの装着部分(11d)のうち前記閉鎖弁カバーによって覆われる範囲(r1)内には、前記閉鎖弁に付着している結露水を前記本体ケーシングの内部に導入するための結露水導入孔(20c)が形成されており、
前記閉鎖弁カバーの前記本体ケーシングへの装着時、前記閉鎖弁から下向きに延びる前記冷媒配管の一部分を前記装着部分(11d)と前記閉鎖弁カバーとが挟み込むことにより、結露水を前記結露水導入孔に案内する結露水案内部(50)が形成される、
空気調和装置の室外機(10)。 - 前記本体ケーシングの前記装着部分における前記結露水導入孔付近において、前記装着部分から前記閉鎖弁カバー側に突出している突出部(60)、
を更に備え、
前記突出部は、前記閉鎖弁カバーの前記本体ケーシングへの装着時、前記結露水案内部の下部に位置している、
請求項1に記載の空気調和装置の室外機(10)。 - 前記結露水案内部の少なくとも一部となる前記閉鎖弁カバーの部分(41)には、前記閉鎖弁カバーの前記本体ケーシングへの装着時に前記冷媒配管を固定するための固定部を構成する切欠(41a,41b)、が形成されている、
請求項1または2のいずれかに記載の空気調和装置の室外機(10)。 - 前記結露水案内部(50)は、結露水を前記本体ケーシング内部に導くように略水平方向に対し所定角度傾斜している、
請求項1から3のいずれか1項に記載の空気調和装置の室外機(10)。
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