JP5526625B2 - 中継装置、中継方法、及び中継プログラム - Google Patents

中継装置、中継方法、及び中継プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5526625B2
JP5526625B2 JP2009155991A JP2009155991A JP5526625B2 JP 5526625 B2 JP5526625 B2 JP 5526625B2 JP 2009155991 A JP2009155991 A JP 2009155991A JP 2009155991 A JP2009155991 A JP 2009155991A JP 5526625 B2 JP5526625 B2 JP 5526625B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data frame
failure
relay device
relay
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009155991A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011015062A (ja
Inventor
裕幸 辰川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2009155991A priority Critical patent/JP5526625B2/ja
Publication of JP2011015062A publication Critical patent/JP2011015062A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5526625B2 publication Critical patent/JP5526625B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

本発明は、RPR(resilient packet ring)ネットワークにおける中継装置等に関する。
SONET/SDH(Synchronous Optical NETwork/Synchronous Digital Hierarchy)の信頼性、品質、管理機能とパケットネットワークの効率的な通信機能とを併せ持ったRPRがIEEE802.17として標準化されており、次世代ネットワークのバックボーンの構築技術として注目されている。
RPRネットワークは、障害発生時において二重リングの構成を利用して、データフレームの通信が途絶えることを防止する「Steer」という標準化されたプロテクション機能を有している。障害が発生した際には、エッジとなる中継装置が制御フレームをブロードキャスト送信し、各中継装置にトポロジデータベースの変更を促す。制御フレームを受信した各中継装置は、トポロジデータベースを更新し、データフレームの送信方向を障害が発生していないリングレットを利用した送信方向に切り替える。
RPRネットワークにおいて障害が発生した場合の復旧に関する障害回復方法等の技術が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
国際公開第2006/104285号
しかしながら、「Steer」機能の場合、全ての中継装置のトポロジデータベースが安定するまでは、リングレットの切り替えを行わないため、その間は、信号断、信号劣化の状態が続いてしまい、復旧までに時間が掛かってしまうという課題を有する。
また、開示されている障害回復方法等の技術では、トポロジデータベースが安定するまでの時間の信号断、信号劣化を防止することはできないという課題を有する。
そこで、トポロジデータベースが安定するまでの時間の信号断、信号劣化を防止して、通信復旧までの時間を短縮する中継装置等を提供する。
本願に開示する中継装置は、二重リングで接続されたリング型ネットワークであるRPRネットワークにおけるデータフレームの通信を中継する中継装置である。ネットワークで障害が発生した場合に、障害発生箇所を経由するデータフレームを判別する。障害発生箇所を経由するデータフレームについて、その送信方法をマルチキャスト送信に設定する。
このように、障害発生箇所を経由するデータフレームについては、送信方法をマルチキャスト送信にすることで、トポロジデータベースが安定するまでの時間を削減し、通信復旧までの時間を短縮することができるという効果を奏する。
RPRリングネットワークの構成図である。 中継装置の機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る中継装置におけるデータフォーマットを示す図である。 トポロジデータベースのテーブル構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る中継装置のハードウェア構成図である。 第1の実施形態に係る中継装置の機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る中継装置におけるRPR MACの動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る中継装置における優先制御の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を説明する。本発明は多くの異なる形態で実施可能である。従って、本実施形態の記載内容のみで本発明を解釈すべきではない。また、本実施形態の全体を通して同じ要素には同じ符号を付けている。
以下の実施の形態では、主に装置について説明するが、所謂当業者であれば明らかな通り、本発明は方法、及び、コンピュータを動作させるためのプログラムとしても実施できる。また、本発明はハードウェア、ソフトウェア、または、ハードウェア及びソフトウェアの実施形態で実施可能である。プログラムは、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM、光記憶装置、または、磁気記憶装置等の任意のコンピュータ可読媒体に記録できる。さらに、プログラムはネットワークを介した他のコンピュータに記録することができる。
(本発明の第1の実施形態)
本実施形態に係る中継装置について、図1ないし図8を用いて説明する。まず、RPRが標準的に有する「Steer」機能について説明する。図1は、RPRリングネットワークの構成図である。RPRネットワーク100は、最大255の中継装置110(110−1〜110−n:n≦255)を二重リングで接続したリング型ネットワークである。図1において、時計回り方向はリングレット0、反時計回り方向はリングレット1である。通常時におけるデータフレームの通信では、中継する中継装置110の数が少ないルートのリングレットが選択されて送出される。図1の場合、中継装置110−1に接続される端末Aと中継装置110−3に接続される端末Cとの通信には、中継する中継装置110の数が少ない時計回りのリングレット0が選択される。中継装置110−1に接続される端末Aと中継装置110−5に接続される端末Bとの通信には、中継する中継装置110の数が少ない反時計回りのリングレット1が選択される。
なお、一方のリングレットが選択されるのは、データフレームがユニキャスト設定(単一の相手を指定してデータフレームを送信する設定)の場合である。マルチキャスト設定(複数の相手を指定してデータフレームを送信する設定)の場合は、リングレット0、及びリングレット1の双方向が選択されて、データフレームが双方向に送出される。
次に、中継装置110の構成について説明する。図2は、中継装置の機能ブロック図である。PHY(Physical layer)201、MAC(Media Access Control)202は、端末側(以下、イーサネット側とする)より入力されたデータフレームのそれぞれのレイヤを終端する。
ここで、データフレームのフォーマットについて説明する。図3は、本実施形態に係る中継装置におけるデータフォーマットを示す図である。図3(A)がPHY201、MAC202によりレイヤが終端された場合のデータフレームのフォーマットである。DA(Destination Address:宛先アドレス)、SA(Source Address:送信元アドレス)、pay load(送信データ)、FCS(frame check sequence)を有する。
図2に戻って、RPR Enhance Bridge210は、学習MACアドレステーブル211を備え、各中継装置110に接続されている端末のMACアドレスを学習している。この学習MACアドレステーブル211は、リング上の各中継装置110のRPR MACアドレスと、各中継装置110に接続されている端末のMACアドレスの情報とを有し、どの中継装置110にどの端末が接続されているかを学習している。
第1のRPRヘッダ付加/削除部212は、イーサネット側から入力されたデータフレームのDAを学習MACアドレステーブル211より検索する。そして、RPR MAC DA(宛先中継装置アドレス)をデータフレームのDAに割付け付加する。また、ユニキャスト送信かマルチキャスト送信かを設定するflooding indication(2ビットの情報であり、以下、fiとする)を付加する。ここで付加されたヘッダは、データフレームがイーサネット側に出力されるときに削除される。
このときのデータフォーマットを、図3(B)に示す。図3(A)から新たに、ttl base(ttl(Time To Live)の初期値)、expanded control(1バイトの情報であり、fiが含まれるフィールド)、HEC(header error check)が追加されている。
図2に戻って、RPR MAC220は、第2のRPRヘッダ付加/削除部221と優先制御部230と取込判定部222とマルチキャスト機能部223とを備える。
第2のRPRヘッダ付加/削除部221は、イーサネット側から入力されたデータフレームに、トポロジデータベース(詳細を後述する)の情報とRPR MAC DAとに基づく、リングレット、ttl値(最大ホップ数であり、中継装置を通過するごとに1減算される)を決定して付加する。また、クラスA、クラスB、又はクラスCのいずれかのサービスクラスを付加する。サービスクラスは、後述する優先制御部230の処理で利用され、クラスA>クラスB>クラスCの優先順位となる。イーサネット側から入力されたデータフレームは、他中継装置110から入力されたデータフレームよりも低い優先順位で送出するために、データフレームがメモリ2に格納される。ここで付加されたヘッダは、データフレームがイーサネット側に出力されるときに削除される。
ここで、トポロジデータベースについて説明する。図4は、トポロジデータベースのテーブル構成の一例を示す図である。トポロジデータベースとは、各中継装置がリングのトポロジ情報を共有するために構築するデータベースである。構築される情報については、IEEE802.17で定義されている。
上段のテーブルには、リング上の中継装置110の数、リングの状態、自中継装置110のMACアドレス等の情報が構築される。また、自中継装置110に隣接する他中継装置110に関する情報(プロテクション、エッジ、MACアドレス等の情報)、それらのチェックサムに関する情報等が構築される。下段のテーブルには、リング上の各中継装置110ごとに、その中継装置110に関する情報等が構築される。
トポロジデータベースの構築は、制御フレームの送受信により行われる。各中継装置110は、双方向のリングレットに制御フレームをブロードキャスト送信する。制御フレームは、送信元の中継装置110の情報を有しており、制御フレームを受信した各中継装置110は、送信元の中継装置110に関するトポロジデータベースの内容を更新する。
また、各中継装置110は、隣接する中継装置110間で制御フレームの送受信を行い、トポロジデータベースの情報に基づいて計算したチェックサムが、隣接する中継装置110で計算されたチェックサムと一致するかを判定する。チェックサムが異なれば、隣接する中継装置110がリング上から削除されたと判断し、トポロジデータベースを更新する。第2のRPRヘッダ付加/削除部221では、このようにして構築されたトポロジデータベースの情報とRPR MAC DAとに基づいて、リングレット、ttl値が決定される。
第2のRPRヘッダ付加/削除部221による処理後のデータフォーマットを図3(C)に示す。図3(B)から新たに、ttlとbase control(1バイトの情報であり、サービスクラス(2ビット)が含まれるフィールド)が追加されている。
図2に戻って、優先制御部230は、データフレームの送出の優先制御を行う。スケジューラによりメモリ1、及びメモリ2内のサービスクラスごとのキューにデータフレームを振り分けるようにライトコントロールされる。また、優先順位が高いキューから送出権を与えるようにリードコントロールされる。ここでは、メモリ1に格納されたデータフレームの送出の優先順位が高く、メモリ2に格納されたデータフレームの送出の優先順位が低く設定されている。
取込判定部222は、他の中継装置110から送信されたデータフレームのRPR MAC DAと自中継装置110のRPR MACアドレスとを比較する。アドレスが一致した場合は、イーサネット側にデータフレームを出力するために、第2のRPRヘッダ付加/削除部221にデータフレームが出力され、ヘッダ部が削除される。アドレスが一致しない場合は、イーサネット側から入力されたデータフレームよりも高い優先順位で他中継装置110へ送出するために、データフレームをメモリ1に格納する。
マルチキャスト機能部223は、extended controlのfiを参照し、マルチキャスト設定であるデータフレームにマルチキャスト送信処理を行い、ユニキャスト設定であるデータフレームについては何もしないでスルーし、ユニキャスト送信処理を行う。
GFPフレーマ240は、データフレームをGFP(generic framing procedure)カプセリングする。このときのデータフォーマットを図3(E)に示す。GFP header(GFPのヘッダ)とFCSが新たに追加されている。
なお、図3(D)のデータフォーマット(特に、マルチキャスト識別子)については、詳細を後述する。
SONETフレーマ250は、データフレームをSONETフレームにマッピングする。このときのデータフォーマットを図3(F)に示す。データフレームが、SONETフレームにマッピングされ、over head(SONETのオーバヘッド)が付加される。
OPT260は、光モジュールであり、電気信号と光信号とを相互に変換する。
制御用CPU280は、トポロジデータベースの構築、制御フレームの送受信等の処理を行う。
次に、データフレームの流れを説明する。図2において、イーサネット側から入力されたデータフレームは、PHY201、MAC202でそれぞれのレイヤが終端され(図3(A))、RPR Enhance Bridge210に入力される。第1のRPRヘッダ付加/削除部212、及び第2のRPRヘッダ付加/削除部221でRPRヘッダが付加され(図3(B)、(C))、優先制御部230のメモリ2に入力される。
優先制御部230は、優先順位制御手段の一例であり、優先制御が行われる。ここでは、取込判定部222から入力され他中継装置110へ中継するデータフレーム(メモリ1に格納済み)の優先順位を高くし、イーサネット側から入力されるデータフレーム(メモリ2に格納済み)の優先順位を低くするリードコントロールが行われる。優先順位が高いキューに格納されたデータフレームからマルチキャスト機能部223に出力される。
マルチキャスト設定であるデータフレームはマルチキャスト送信(双方のリングレットに送信)され、ユニキャスト設定であるデータフレームはスルーされ、一方のリングレットにのみ送信される。マルチキャスト機能部223から出力されたデータフレームは、GFPフレーマ240でGFPカプセリングされ(図3(E))、SONETフレーマ250でSONETフレーマにマッピングされた形式(図3(F))で、RPRネットワークに出力される。
RPRネットワーク側から入力されたデータフレームは、SONETフレーマ250、GFPフレーマ240でそれぞれのヘッダが削除され、取込判定部222に入力される。他中継装置110宛のデータフレームは、メモリ1に格納される。その後は、メモリ1から上記と同様の処理によりRPRネットワークに出力される。自中継装置110宛のデータフレームは、それぞれの処理部でヘッダが削除され、イーサネット側の端末に出力される。
RPRネットワーク100上で障害等の異常が発生した場合は、エッジとなる中継装置110が自リングの警報等により最初に異常を検知する。異常を検知したエッジとなる中継装置110は、制御フレームをブロードキャスト送信し、各中継装置110にトポロジデータベースの更新を促す。
トポロジデータベースが安定するためには、各中継装置110が制御フレームを受信し、トポロジデータベースのプロテクション状態が更新される必要がある。また、隣接する中継装置110間のチェックサムが、自中継装置110が保持するトポロジデータベースのチェックサムと同じであることを確認する必要がある。
チェックサムの確認は、全隣接中継装置110間で行われ、全中継装置110で同じチェックサムを共有することで、トポロジデータベースが安定する。隣接中継装置110間でのやり取りは、一般的に50ms程度の時間を要する。最大255の中継装置110が接続されている場合は、50ms×255=12s程度の信号断、信号劣化が発生する。
トポロジデータベースが安定すると、障害発生箇所を経由するリングレットから、障害発生箇所を経由しないリングレットにデータフレームの送信経路が切り替えられる。このプロテクション動作が「Steer」機能である。
この「Steer」機能では、障害発生から、リング上の全ての中継装置110におけるトポロジデータベースが安定するまでは、現状の状態が保持され、障害発生箇所を経由するリングレットにデータフレームを送信し続ける。そのため、上述したような信号断、信号劣化が続くことになる。
そこで、本実施形態に係る中継装置においては、このような信号断、信号劣化の時間を短縮するために、障害の発生を認識した時点でデータフレームの送信方法をユニキャスト送信からマルチキャスト送信に変更する仕組みを実装する。
また、データフレームをマルチキャスト送信する場合に、障害が発生していない方の正常なリングレットの回線負荷が大きくなってしまう可能性がある。そこで、本実施形態に係る中継装置においては、障害発生箇所を経由するデータフレームについては、通信の優先順位を低く設定する制御を行う。
図5は、本実施形態に係る中継装置のハードウェア構成図である。中継装置110は、CPU510、RAM520、ROM530、ハードディスク(HDとする)540、通信I/F550、及び入出力I/F560を備える。ROM530やHD540には、各種プログラム(例えば、中継プログラム等)が格納されており、必要に応じてRAM520に読み出され、CPU510によりプログラムが実行される。通信I/F550は、通信を行うためのインタフェースである。入出力I/F560は、入力機器からの入力を受け付けたり、データを出力するためのインタフェースである。この入出力I/F560は、必要に応じて、光磁気ディスク、フロッピーディスク(登録商標)、CD−R、DVD−R等のリムーバブルディスクに対応したドライブを接続することができる。
図6は、本実施形態に係る中継装置の機能ブロック図である。図2に示した中継装置の機能ブロック図と異なるのは、RPR MAC220にデータフレーム制御部270を備えることである。また、優先制御部230に第1のマルチキャストフレーム識別子判別部231と第2のマルチキャストフレーム識別子判別部232とを備え、メモリ3を新たに増設している。
データフレーム制御部270は、障害経由判別手段の一例としての障害経由判別部271と、送信方法設定手段の一例としての送信方法設定部272とを備える。また、識別子付加手段の一例としてのマルチキャスト識別子付加部273と、識別子削除手段の一例としてのマルチキャスト識別子削除部274とを備える。
データフレーム制御部270は、SONETフレーマ250、及び制御用CPU280から障害情報を受信して保有する。障害発生時にエッジとなる中継装置110については、SONETフレーマ250からLOS(Loss Of Signal)、又はSF(Signal Failure)を検出し、その障害情報がデータフレーム制御部270に送信される。障害発生時にエッジではない中継装置110については、制御用CPU280が障害を検出した中継装置110から送信される制御フレームによって障害情報を認識し、その障害情報がデータフレーム制御部270に送信される。送信された障害情報は、データフレーム制御部270で保有される。
障害経由判別部271は、保有された障害情報、トポロジデータベースの情報、RPRヘッダにおけるextended controlのfi、及びRPR MAC DAの情報から、障害発生箇所を経由してユニキャスト送信されるデータフレームを判別する。
送信方法設定部272は、障害経由判別部271で障害箇所を経由してユニキャスト送信されるデータフレーム(障害経由データフレームとする)であると判別されたデータフレームについて、fiをマルチキャスト設定に置き換える。
マルチキャスト識別子付加部273は、RPRヘッダに、マルチキャスト識別ビット(1ビット)とリザーブ(7ビット)を有するマルチキャスト識別子(1バイト)を付加する。障害経由データフレームについては、マルチキャスト識別ビット=「1」として付加する。障害経由データフレーム以外のデータフレーム(元々マルチキャスト設定されているデータフレームと障害発生箇所を経由しないユニキャスト設定されているデータフレームであり、正常データフレームとする)については、マルチキャスト識別ビット=「0」として付加する。
マルチキャスト識別子付加部273の処理によりRPRヘッダにマルチキャスト識別子が付加された場合のデータフレームのフォーマットを図3(D)に示す。図3(C)から新たにマルチキャスト識別子(1バイト)が追加されている。上述したように、マルチキャスト識別子は、マルチキャスト識別ビット(1ビット)とリザーブ(7ビット)を有する。リザーブについては、後に機能拡張等を行うときのための予備の領域であり、特に設ける必要はない。
マルチキャスト識別子削除部274は、データフレームをイーサネット(登録商標)側に出力する際に、マルチキャスト識別子を削除する。
第1のマルチキャストフレーム識別子判別部231は、取込判定部222から入力したデータフレームのマルチキャスト識別子を参照する。マルチキャスト識別ビットが「1」の場合は、新たに増設したメモリ3にデータフレームを出力する。マルチキャスト識別ビットが「0」の場合は、メモリ1にデータフレームを出力する。
第2のマルチキャストフレーム識別子判別部232は、データフレーム制御部270から入力したデータフレームのマルチキャスト識別子を参照する。マルチキャスト識別ビットが「1」の場合は、新たに増設したメモリ3にデータフレームを出力する。マルチキャスト識別ビットが「0」の場合は、メモリ2にデータフレームを出力する。
優先制御部230では、スケジューラがメモリ1>メモリ2>メモリ3の優先順位で、各メモリに格納されたデータフレームのリードコントロールを行う。つまり、障害経由データフレームの送出の優先順位が最低優先に制御される。
次に、本実施形態に係る中継装置におけるデータフレームの流れを説明する。イーサネット側から入力されたデータフレームは、第2のRPRヘッダ付加/削除部221まで図2の場合と同様の処理が行われる。第2のRPRヘッダ付加/削除部221でRPRヘッダが付加されて、データフレーム制御部270に入力される。
障害経由データフレームについては、fiがマルチキャスト設定に置き換えられ、マルチキャスト識別ビット=「1」としてマルチキャスト識別子が付加される。正常データフレームについては、マルチキャスト識別ビット=「0」としてマルチキャスト識別子が付加される。
付加されたマルチキャスト識別子に基づいて優先順位が制御される。取込判定部222から入力したデータフレームについても同様に優先順位の制御が行われる。優先順位を制御する処理については、詳細を後述する。
優先順位が制御されると、データフレームがマルチキャスト機能部223に出力され、fiに設定された送信方法に応じて、データフレームがRPRネットワークに出力される。
次に、RPR MAC220の動作について説明する。図7は、本実施形態に係る中継装置におけるRPR MACの動作を示すフローチャートである。まず、第2のRPRヘッダ付加/削除部221が、イーサネット側から受信したデータフレームにRPRヘッダを付加し、データフレーム制御部270に出力する(ステップS71)。障害経由判別部271が、障害箇所を経由する障害経由データフレームであるか否かを判別する(ステップS72)。障害経由データフレームではない場合は、マルチキャスト識別子付加部273が、マルチキャスト識別子をマルチキャスト識別ビット=「0」として付加する(ステップS76)。
障害経由データフレームである場合は、障害経由判別部271が、fiを参照し、ユニキャスト設定であるか否かを判定する(ステップS73)。ユニキャスト設定ではない場合は、マルチキャスト識別子付加部273が、マルチキャスト識別子をマルチキャスト識別ビット=「0」として付加する(ステップS76)。
ユニキャスト設定である場合は、送信方法設定部272が、fiをマルチキャスト設定に置き換え(ステップS74)、マルチキャスト識別子付加部273が、マルチキャスト識別子をマルチキャスト識別ビット=「1」として付加する(ステップS75)。マルチキャスト識別子が付加されると、優先制御部230が優先制御を行う(ステップS77)。
ここで、優先制御処理について詳細に説明する。図8は、本実施形態に係る中継装置における優先制御の処理を示すフローチャートである。ここでは、サービスクラスがクラスA、クラスB、クラスCに区分されており、送出する優先順位がクラスA>クラスB>クラスCであるとする。また、イーサネット側から入力されたデータフレームとRPRネットワーク側から入力されたデータフレームとに分けて優先制御処理を説明する。
イーサネット側から入力されたデータフレームについては、まず、第2のマルチキャストフレーム識別子判別部232が、マルチキャスト識別ビットを判別する(ステップS801)。マルチキャスト識別ビットが「1」である場合は、ステップS802でサービスクラスを判別する。サービスクラスがクラスAである場合は、データフレームが、メモリ3のクラスA+マルチキャスト識別子キューに格納される(ステップS805)。サービスクラスがクラスBである場合は、データフレームが、メモリ3のクラスB+マルチキャスト識別子キューに格納される(ステップS804)。サービスクラスがクラスCである場合は、データフレームが、メモリ3のクラスC+マルチキャスト識別子キューに格納される(ステップS803)。
ステップS801で、マルチキャスト識別ビットが「0」である場合は、ステップS806でサービスクラスを判別する。サービスクラスがクラスAである場合は、データフレームが、メモリ2のクラスAキューに格納される(ステップS809)。サービスクラスがクラスBである場合は、データフレームが、メモリ2のクラスBキューに格納される(ステップS808)。サービスクラスがクラスCである場合は、データフレームが、メモリ2のクラスCキューに格納される(ステップS807)。
RPRネットワーク側から入力されたデータフレームについては、まず、第1のマルチキャストフレーム識別子判別部231が、マルチキャスト識別ビットを判別する(ステップS810)。マルチキャスト識別ビットが「1」である場合は、イーサネット側から入力されたデータフレームと同様に、ステップS802でサービスクラスが判別され、データフレームがメモリ3の各キューに格納される。
ステップS810で、マルチキャスト識別ビットが「0」である場合は、ステップS811でサービスクラスを判別する。サービスクラスがクラスAである場合は、データフレームが、メモリ1のクラスAキューに格納される(ステップS814)。サービスクラスがクラスBである場合は、データフレームが、メモリ1のクラスBキューに格納される(ステップS813)。サービスクラスがクラスCである場合は、データフレームが、メモリ1のクラスCキューに格納される(ステップS812)。
このように障害経由データフレームと正常データフレームとを区別して格納することで、優先順位を制御することができる。
図7に戻って、ステップS77で優先制御が行われると、マルチキャスト機能部223が、fiがマルチキャスト設定であるか否かを判定する(ステップ78)。マルチキャスト設定である場合は、データフレームがマルチキャスト送信処理され(ステップS79)、ユニキャストである場合は、データフレームがユニキャスト送信処理されて(ステップ80)、処理を終了する。
なお、優先制御部230の各メモリは、図6に示すように、それぞれが独立したデバイスでもよいし、一のメモリを仮想的に分割し、それぞれを図6におけるメモリ1〜メモリ3として処理してもよい。
また、マルチキャスト識別子付加部273、マルチキャスト識別子削除部274、第1のマルチキャストフレーム識別子判別部231、第2のマルチキャストフレーム識別子判別部232、及びメモリ3を備えないようにしてもよい。その場合は、障害経由データフレームの優先順位を最低順位にする処理は行わないようにしてもよい。
このように、障害経由データフレームについては、送信方法をマルチキャスト送信にすることで、トポロジデータベースが安定するまでの時間を削減し、通信復旧までの時間を短縮することができるという効果を奏する。
また、正常データフレームの優先順位より障害経由データフレームの優先順位を低く設定することで、障害発生により増加する通信量が原因となって起こる回線過負荷状態を防止することができるという効果を奏する。
さらに、自中継装置を通過するデータフレームと自中継装置の端末から送出されるデータフレームと障害経由データフレームのメモリが区分されることで、優先制御を効率よく、正確に行うことができるという効果を奏する。
さらにまた、障害経由データフレームであるか否かを判別する識別子を付加、削除することで、データフレームの種別を容易に判別して、処理を効率よく行うことができるという効果を奏する。
以上の前記各実施形態により中継装置を説明したが、本願に開示する中継装置の技術的範囲は実施形態に記載の範囲には限定されず、これら各実施形態に多様な変更又は改良を加えることが可能である。そして、かような変更又は改良を加えた実施の形態も本願の技術的範囲に含まれる。このことは、特許請求の範囲及び課題を解決する手段からも明らかなことである。
(付記1)複数の中継装置が二重の経路で接続される二重のリング型ネットワークであるRPR(resilient packet ring)ネットワークにて接続され、データフレームの通信を中継する前記中継装置において、前記ネットワークの障害発生を認識すると、前記発生した障害に関する障害情報に基づいて当該障害発生箇所を経由する前記データフレームに当該データフレームをマルチキャスト送信するための識別に用いるフレーム識別子を付加するフレーム識別子付加手段と、前記フレーム識別子が付加されたデータフレームを当該フレーム識別子に基づいて送出される優先順位を区分して格納する格納手段と、前記格納手段に格納されたデータフレームの前記ネットワークへの送出を優先順位の高い区分に格納されたデータフレームから順に送出する優先制御手段と、前記優先制御手段から出力された前記データフレームに付加されたフレーム識別子がマルチキャスト送信を示す当該データフレームを前記二重の経路の両方向の経路に送信するマルチキャスト送信手段と、を備える中継装置。
(付記2)前記二重の経路から受信したデータフレームに付加されているフレーム識別子がマルチキャスト送信を示すフレーム識別子であるか否かを判別するフレーム識別子判断手段と、前記フレーム識別子判断手段で前記フレーム識別子がマルチキャスト送信を示さないと判別されたデータフレームを、マルチキャスト送信を示すと判別されたデータフレームよりも前記送出順位の高い前記格納手段の区分に格納する前記優先制御手段と、をさらに備えたことを特徴とする付記1に記載の中継装置。
100 RPRネットワーク
110 中継装置
201 PHY
202 MAC
210 RPR Enhance bridge
211 学習MACアドレステーブル
212 第1のRPRヘッダ付加/削除部
220 RPR MAC
221 第2のRPRヘッダ付加/削除部
222 取込判定部
223 マルチキャスト機能部
230 優先制御部
231 第1のマルチキャストフレーム識別子判別部
232 第2のマルチキャストフレーム識別子判別部
240 GFPフレーマ
250 SONETフレーマ
260 OPTモジュール
270 データフレーム制御部
271 障害経由判別部
272 送信方法設定部
273 マルチキャスト識別子付加部
274 マルチキャスト識別子削除部
280 制御用CPU
510 CPU
520 RAM
530 ROM
540 HD
550 通信I/F
560 入出力I/F

Claims (7)

  1. 自中継装置及び他中継装置からなる複数の中継装置が二重の経路で接続される二重のリング型ネットワークであるRPR(resilient packet ring)ネットワークにて接続され、データフレームの通信を中継する前記中継装置において、
    前記ネットワークの障害発生を認識すると、当該発生した障害に関する障害情報に基づいて、前記ネットワークに送出されるデータフレームが前記障害が発生した障害発生箇所を経由するデータフレームであるか否かを判別する障害経由判別手段と、
    当該障害経由判別手段が前記障害発生箇所を経由するデータフレームであると判別した障害経由データフレームについて、当該障害経由データフレームの送信方法をマルチキャスト送信に設定する送信方法設定手段とを備える中継装置。
  2. 請求項1に記載の中継装置において、
    前記ネットワークに送出されるデータフレームについて、送出される優先順位を制御する優先順位制御手段を備え、
    当該優先順位制御手段が、障害箇所を経由しない正常データフレームの優先順位より前記障害経由データフレームの優先順位を低く設定する中継装置。
  3. 請求項2に記載の中継装置において、
    前記データフレームを格納する格納手段を備え、
    前記格納手段が、前記自中継装置を経由して前記他中継装置に接続する端末宛ての正常データフレームを格納する第1のブロック、前記自中継装置に接続する端末から前記他中継装置に接続する端末宛ての正常データフレームを格納する第2のブロック、及び前記障害経由データフレームを格納する第3のブロックに区分されている中継装置。
  4. 請求項3に記載の中継装置において、
    前記優先順位設定手段が、前記第1のブロックに格納された正常データフレーム、前記第2のブロックに格納された正常データフレーム、前記第3のブロックに格納された障害経由データフレームの順に優先順位を高く設定する中継装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の中継装置において、
    前記データフレームが障害経由データフレームであるか否かを判別する識別子を付加する識別子付加手段と、
    当該識別子付加手段が付加した識別子を削除する識別子削除手段とを備え、
    前記自中継装置から前記ネットワークにデータフレームが送出されるときに、前記識別子付加手段が識別子を付加し、前記自中継装置から当該自中継装置に接続する端末にデータフレームが送出されるときに、前記識別子削除手段が前記識別子を削除する中継装置。
  6. 二重リングで接続されたリング型ネットワークであるRPR(resilient packet ring)ネットワークにおけるデータフレームの通信を中継する中継方法において、
    前記ネットワークで障害が発生した場合に、当該発生した障害に関する障害情報に基づいて、前記ネットワークに送出されるデータフレームが前記障害が発生した障害発生箇所を経由するデータフレームであるか否かを判別する障害経由判別ステップと、
    当該障害経由判別ステップが前記障害発生箇所を経由するデータフレームであると判別した障害経由データフレームについて、当該障害経由データフレームの送信方法をマルチキャスト送信に設定する送信方法設定ステップとを含む中継方法。
  7. 二重リングで接続されたリング型ネットワークであるRPR(resilient packet ring)ネットワークにおけるデータフレームの通信を中継するようにコンピュータを機能させる中継プログラムにおいて、
    前記ネットワークで障害が発生した場合に、当該発生した障害に関する障害情報に基づいて、前記ネットワークに送出されるデータフレームが前記障害が発生した障害発生箇所を経由するデータフレームであるか否かを判別する障害経由判別手段、
    当該障害経由判別手段が前記障害発生箇所を経由するデータフレームであると判別した障害経由データフレームについて、当該障害経由データフレームの送信方法をマルチキャスト送信に設定する送信方法設定手段としてコンピュータを機能させる中継プログラム。
JP2009155991A 2009-06-30 2009-06-30 中継装置、中継方法、及び中継プログラム Expired - Fee Related JP5526625B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009155991A JP5526625B2 (ja) 2009-06-30 2009-06-30 中継装置、中継方法、及び中継プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009155991A JP5526625B2 (ja) 2009-06-30 2009-06-30 中継装置、中継方法、及び中継プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011015062A JP2011015062A (ja) 2011-01-20
JP5526625B2 true JP5526625B2 (ja) 2014-06-18

Family

ID=43593549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009155991A Expired - Fee Related JP5526625B2 (ja) 2009-06-30 2009-06-30 中継装置、中継方法、及び中継プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5526625B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5655696B2 (ja) * 2011-05-11 2015-01-21 富士通株式会社 ネットワーク及びその障害救済方法
JP6359914B2 (ja) * 2014-08-13 2018-07-18 APRESIA Systems株式会社 中継システムおよび中継装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011015062A (ja) 2011-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4687176B2 (ja) パケット中継装置
JP4743201B2 (ja) パケットリングネットワークシステム、パケットリング間の接続方法、およびリング間接続ノード
US7898942B2 (en) Ring network system, failure recovery method, failure detection method, node and program for node
US6532088B1 (en) System and method for packet level distributed routing in fiber optic rings
JP5152642B2 (ja) パケットリングネットワークシステム、パケット転送方法、およびノード
JP5434318B2 (ja) 通信装置および通信パス提供方法
WO2014199670A1 (ja) 通信システム、通信装置およびプロテクション方法
US20110305168A1 (en) Communication system, and method of creating topology information
US20020110136A1 (en) Packet routing apparatus and a method of communicating a packet
JP4603494B2 (ja) 伝送装置および学習情報保全方法
US20080130490A1 (en) Method For Implementing on-Ring Process, Off-Ring Process and Data Forwarding in Resilience Packet Data Ringnet and a Network Device Thereof
JPWO2007077998A1 (ja) 通信システム、通信方法、ノード、およびノード用プログラム
JP2009005053A (ja) パケットリングネットワークシステム、パケット転送方法
US20110063971A1 (en) Data relay apparatus, and ring-type communication system
JP2007251817A (ja) リングノード装置及びリングノード冗長方法
WO2016197950A1 (zh) 一种路径检测的方法、路由设备及***
JP2015119227A (ja) 通信システム、通信装置、及びパス切り替え方法
JP5029612B2 (ja) パケットリングネットワークシステム、パケット転送方法およびインタリンクノード
JP3837696B2 (ja) 伝送装置及びデータ伝送方法
JP5526625B2 (ja) 中継装置、中継方法、及び中継プログラム
JP2001156821A (ja) 波長多重リングネットワークシステムとそのノード装置及び障害回復方法
EP1730865B1 (en) Automatic update of squelch tables for optical network applications
JP2005175591A (ja) スイッチングハブ
JP2006311416A (ja) データ伝送システム
US20080298231A1 (en) Ring node and redundancy method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130709

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140318

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140331

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5526625

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees