JP5526176B2 - イヤカバー及びイヤホン - Google Patents

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Description

本発明は、イヤカバー及びイヤホンに関し、より詳しくは、貫通孔を有するイヤカバー及びイヤホンに関する。
現在のイヤホンはユーザーの異なる使用ニーズに符合させるため、比較的小型の耳栓式イヤホンやフック式のイヤホン以外にも、ヘッドバンド式のイヤホンも普及している。一般的には、耳栓式のイヤホンは軽やかで便利なモバイル性をより重視する場合に多く用いられる。ユーザーが便利に携帯できるようにその体積と重量はどれも比較的小さいが、その設計はより精密簡素にするため、その表現する音質は連動して比較的理想的ではない。
ヘッドバンド式のイヤホンはモバイル使用のニーズを共に考慮する下、さらに音響品質を重視するため、その部材や電気回路の設計はどれも比較的複雑であり、比較的完全なスピーカーや本体などの電気回路設計によって音響効果を高め、これによりその体積と重量はどれも比較的大きくなる。
従来のヘッドバンド式イヤホンの大部分はイヤカバー構造の設計がなされ、関連する部材はその中に収納されている。従来の技術においては、音を発するスピーカーや本体がメインである。外部音の遮断及び関連する保護機能の目的上、イヤカバーの構造設計の多くは密閉被覆の方法を採用しており、構造上、イヤカバーは上述の関連部材をその中に含むだけでなく、使用時にイヤカバーはより大きな部分でユーザーの耳を覆う。
台湾特許第I347137号 台湾実用新案登録第M414043号
しかしながら、前述した従来の技術では、イヤホンはユーザーの耳を密閉して覆うため、イヤホンを長く装着することにより、ユーザーの耳に不快性が引き起こされる。例えば、通気しない等の不適切な現象により、ユーザーの使用状況に影響を与え、ユーザーが長時間イヤホンを使用することが出来ないといった現象が引き起こされる。その他、通気性の問題により、イヤホンの使用時間が長くなりすぎることによって、ユーザーの汗やイヤホンの作動温度が熱くなりすぎるといったことが引き起こされ、イヤホン機能が損傷を受ける、使用寿命が短くなるなどの問題があった。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものである。上記課題解決のため、本発明のイヤカバーは、従来のイヤホン構造が音響品質及び使用の心地よさを共に考慮する上で直面する困難及び不便さなどの問題を解決することを主目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るイヤカバーはイヤホン本体に適用されるイヤカバーであって、第一貫通孔が開設される第一ケースと、前記第一ケースと対応し結合されると共に、その内部に収納空間を形成し、前記イヤホン本体がその中に電気的に設置され、且つ第二貫通孔が開設される第二ケースとを含む。空気は前記第一貫通孔と前記第二貫通孔とを経由し、前記第一ケースと前記第二ケースとの間を流動する。
本発明に係るイヤカバーは軸孔を有する前記第一ケースと前記第二ケースとの間に設置され、ピボットを有する遮蔽部材を更に含み、前記遮蔽部材は前記ピボットにより前記軸孔内に埋設され、前記遮蔽部材は前記第一ケース及び前記第二ケースに対して選択的に完全密閉位置、半密閉位置、或いは開放位置に回転することを特徴とする。
本発明に係るイヤホンは、少なくとも二つのイヤホン本体と、二つのイヤカバーと、前記二つのイヤカバーにそれぞれ連結されるヘッドバンドとを含み、前記二つのイヤカバーはさらに第一貫通孔が開設される第一ケースと、第二貫通孔が開設されて前記第一ケースと対応し結合されると共に、内部に収納空間を形成し少なくとも一つのイヤホン本体が内部に電気的に設置される第二ケースとを含む。空気は第一貫通孔と第二貫通孔とを経由し、前記第一ケースと前記第二ケースとの間を流動する。
本発明に係るイヤホンは軸孔を有する前記第一ケースと前記第二ケースの間とに設置されてピボットを有する遮蔽部材を更に含む。遮蔽部材はピボットにより軸孔内に埋設され、遮蔽部材は第一ケース及び第二ケースに対して選択的に完全密閉の位置、半密閉の位置、或いは開放の位置に回転される。
本発明によると、ユーザーに対するイヤホンの音響品質を考慮するだけでなく、比較的完全な機能を持つイヤホンを使用できる。イヤカバー上には貫通孔が設けられることによって使用時に空気が順調に流動し、熱対流の放熱効果が形成され、従来のイヤホンの密閉構造がもたらす不適切な問題を効果的に解決する。この貫通孔の設計は本体が設けられる位置を適合させるより、本体が生じさせる遮音によりその他外界の音を遮断できる原理であり、これにより同時に通気と音質の使用ニーズとを同時に考慮する。
本発明は更に遮蔽部材の設計を提供し、ユーザーが貫通孔をオンにするかを自ら決定でき、ユーザーは貫通孔の通気直径を自由に調整でき、ユーザーが使用する上でより便利にする。
本発明の第一実施形態に係るイヤカバーの立体概略図である。 本発明の第一実施形態に係るイヤカバーの分解概略図である。 本発明の第二実施形態に係るイヤカバーの断面概略図である。 本発明の第三実施形態に係るイヤカバーの断面概略図である。 本発明の第四実施形態に係るイヤカバーの断面概略図である。 本発明の第五実施形態に係るイヤカバーの断面概略図である。 本発明の第六実施形態に係るイヤカバーの断面概略図である。 本発明の第七実施形態に係るイヤカバーの断面概略図である。 本発明の第八実施形態に係るイヤカバーの立体概略図である。 本発明の第八実施形態に係るイヤカバーの分解概略図である。 本発明の第八実施形態に係るイヤカバーが完全密閉の位置に回転されていることを示す概略図である。 本発明の第八実施形態に係るイヤカバーが半密閉の位置に回転されていることを示す概略図である。 本発明の第八実施形態に係るイヤカバーが開放の位置に回転されていることを示す概略図である。 本発明の第一実施形態に係るイヤホンの立体概略図である。 本発明の第二実施形態に係るイヤホンの立体概略図である。
以下に図面を参照して、本発明を実施するための形態について、詳細に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
まず、本発明のイヤカバーの第1実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1及び図2は、本発明で開示される第一実施形態に係るイヤカバーの立体概略図と分解概略図をそれぞれ示す。本発明の第一実施形態にて開示されているイヤカバー10はイヤホン本体101に適用され、本実施形態のイヤカバー10は第一ケース110と第二ケース120とを含む。第一ケース110には第一貫通孔111が開設され、第二ケース120には第二貫通孔121が開設され、第二ケース120と第一ケース110とは対応して結合される。二つのケース110及び120の内部には収納空間が形成され、イヤホン本体101は収納空間に収納され、電気的に接続される。ここで、第一貫通孔111と第二貫通孔121とは対流と放熱のために用いられる。詳しく言えば、空気は第一貫通孔111と第二貫通孔121とを経由して、第一ケース110と第二ケース120との間を流動し、より好ましい放熱及び通気効果が達成される。
ユーザーがイヤホンを装着する時、耳がイヤカバー10によって覆われていたとしても、第一貫通孔111と第二貫通孔121との通気効果によって、熱対流の放熱効果があり、体温によって発生される熱気や湿気は排出され、ユーザーが長時間本発明のイヤホンを使用する状況下でも、やはり通気、爽快な心地よい状況を保持でき、ユーザーの耳がイヤホンを長く装着することにより発生する不快性を効果的に解消でき、ユーザーの汗やイヤホンの作動温度が熱くなりすぎることにより、イヤホン機能が損傷を受ける、使用寿命が短くなるなどの問題を解決する。
ちなみに、本発明の第一貫通孔111と第二貫通孔121とが設置される数は一個または複数個である。本発明の第一貫通孔111と第二貫通孔121の設置数は、本発明の実施方式の開示に限られない。
第一貫通孔111と第二貫通孔121の設置数は単一であり、空気流動の通気及び放熱効果を発揮する。より好ましい実施形態は四個の開孔部であり、空気が第一貫通孔111と第二貫通孔121とを経由して第一ケース110と第二ケース120との間の流動することをより順調にする以外に、熱気の排出及び冷気の流入をし、さらに多くのパイプによって空気の流動効率を高める。
次に、本発明のイヤカバーの第2実施形態について説明する。
(第2実施形態)
図3Aは本発明で開示される第二実施形態に係るイヤカバーの断面概略図である。本実施形態のイヤカバーの構造と前述の実施形態は似ており、異なる点は、第一貫通孔121と第二貫通孔121は対応して設置され、且つ、第一貫通孔111と第二貫通孔121の設置数は対応し単数個である点である。
次は、本発明のイヤホンの第3実施形態について説明する。
(第3実施形態)
図3Bは本発明で開示される第三実施形態に係るイヤカバーの断面概略図である。本実施形態と前述の実施形態とのイヤカバーの構造は似ているが、第一貫通孔111の直径は第二貫通孔121の直径に対して小さい点において異なる。本発明で開示される第一貫通孔111と第二貫通孔121との直径は本発明の各実施形態に開示されるものに限られないが、第一貫通孔111と第二貫通孔121の直径サイズが小さすぎる場合、空気流動と放熱との効果は必然的に低くなる。第一貫通孔111と第二貫通孔121との直径が大きすぎる場合、外部の雑音の干渉が容易に起こり、音声信号を受け取る品質に影響が出る。従って、本発明で開示される第一貫通孔111の直径は第二貫通孔121の直径に対して小さく、直径の大きさの差異設計により、耳の近くの第二貫通孔121が比較的大きい直径を保持するだけでなく、良好な放熱、通気の心地よい効果を維持し、比較的小さい直径の第一貫通孔111に対して外部雑音の遮断と放熱、通気の機能を共に考慮して発揮する。
ここで、本発明のより好ましい実施形態は第一貫通孔111と第二貫通孔121の直径を5ミリメートル(mm)から10ミリメートル(mm)の間に設けることである。このようにすることで、本発明のイヤカバー及びイヤホンは良好な放熱、通気といった心地よい効果を保有するだけでなく、同時に効果的に外部雑音の干渉を遮断し、良好な音声信号の受け取り品質を維持させる。
次に、本発明のイヤカバーの第4実施形態について説明する。
(第4実施形態)
図3Cは本発明で開示される第四実施形態に係るイヤカバーの断面概略図である。本実施形態のイヤカバーの構造と前述の実施形態は似ているが、第一貫通孔111と第二貫通孔121とは対応して設置され、第一貫通孔111と第二貫通孔121の設置数は対応して複数個である点で異なる。
次に、本発明のイヤカバーの第5実施形態について説明する。
(第5実施形態)
図3Dは本発明で開示される第五実施形態に係るイヤカバーの断面概略図である。本実施形態のイヤカバーの構造と前述の実施形態は似ているが、第一貫通孔111の直径はやはり第二貫通孔121の直径に対して小さい点で異なる。
ちなみに、本発明の第一貫通孔111の直径は第二貫通孔121の直径と相同である、或いは、本発明の第一貫通孔111の直径は第二貫通孔121の直径より小さくてもよい。理解できることは、本発明の第一貫通孔111の直径は第二貫通孔121の直径より大きくない。
次は、本発明のイヤホンの第6実施形態について説明する。
(第6実施形態)
図4は本発明で開示される第六実施形態に係るイヤカバーの断面概略図である。本実施形態のイヤカバーの構造と前述の実施形態は似ているが、第一貫通孔111と第二貫通孔121は互い違いで設けられる点で異なる。
ちなみに、本発明の貫通孔111と第二貫通孔121の設置関係は対応して設けられる。前述の実施形態の第一貫通孔111と第二貫通孔121と同じく、数が同じであるだけでなく、設置位置も対応する。或いは、本発明の第一貫通孔111と第二貫通孔121の設置関係は互い違いに設けられ、第一貫通孔111と第二貫通孔121は設置数が相同であったとしても、設置位置は対応していない。或いは、本実施形態で開示される形態のように、第一貫通孔111と第二貫通孔121の設置数は異なるため、設置位置も対応しない。
上述から分かるように、本発明の第一貫通孔111と第二貫通孔121との設置位置の対応関係は、本発明で開示される各実施形態に限られない。
本発明の第一貫通孔111の直径は第二貫通孔121の直径と相同である、或いは、本発明の第一貫通孔111の直径は第二貫通孔121の直径より小さくてもよい。理解できることは、本発明の第一貫通孔111の直径は第二貫通孔121の直径より大きくないが、これに限られない。
次は、本発明のイヤホンの第7実施形態について説明する。
(第7実施形態)
図5は本発明の第七実施形態に係るイヤカバーの断面概略図である。本実施形態のイヤカバーの構造と前述の実施形態は似ており、異なる点は、第二貫通孔121の設置位置はイヤホン本体101の設置位置に対応する点である。
本発明のイヤホン本体101の設置数は一個または複数個である。理解できることは、本発明のイヤホン本体101の設置数は、本発明の実施形態で開示されるものに限られない。
これ以外に、本発明で開示されるイヤカバー10はさらに外観部材(図示せず)を設けることができ、外観部材は第一ケース110の外部に装着される。外観部材の設置はイヤカバーの全体外観美観を高めるだけでなく、同時に放熱通気効果を妨げない前提の下、効果的に外からの異物が本発明のイヤカバー内に落ちることを防ぎ、イヤカバー内部に汚れや破損が生じることを防ぐ。これ以外に、外観部材の設計は網状か、蜂の巣状の構造でもよく、これに限られない。
上述の説明から分かるように、本発明の効果によると、ユーザーはイヤホンの音響品質を高める前提の下、機能が比較的完全なイヤホンを使用できるだけでなく、使用時にイヤカバー上の貫通孔が設けられることにより、空気は順調に流動し、これにより効果的に従来のイヤホンの密閉構造がもたらす不適切な問題を解決する。外部雑音の干渉を阻止するために、貫通孔は内外のケース上直径の差異の設計により、本体が設けられる位置をより適合させ、内外のケースの直径差異によって発生する雑音遮断効果を貫通孔に持たせ、さらに本体が生じさせる遮音によりその他外界の音を遮断できる原理であり、これにより通気と音質の使用ニーズを共に考慮する。
次に、本発明のイヤホンの第8実施形態について説明する。
(第8実施形態)
図6及び図7は、本発明の第8実施形態に係るイヤカバーの立体概略図と分解概略図である。本実施形態のイヤカバーの構造と前述の実施形態は似ているが、本実施形態のイヤカバーはさらに遮蔽部材130を含み、第一ケース110と第二ケース120との間に設けられる点において異なる。
本実施形態の遮蔽部材130はさらにピボット131を有し、第一ケース110はさらに軸孔112を有し、遮蔽部材130はピボット131によって軸孔112内に埋設され、遮蔽部材130は第一ケース110及び第二ケース120に対し選択的に回転させられる。
図8Aから図8Cは、本発明で開示される第八実施形態に係るイヤカバーの応用を示す概略図である。図8Aが示すように、遮蔽部材130が第一ケース110及び第二ケース120に対して選択的に完全密閉の位置に回転させられる時、遮蔽部材130は完全に第一ケース110の第一貫通孔111を遮蔽し、最も効果的に外部の雑音を遮断し、ユーザーの最も良い音声信号品質のニーズを満足させる。
図8Bが示すように、遮蔽部材130が第一ケース110及び第二ケース120に対して選択的に半密閉の位置に回転させられる時、遮蔽部材130は第一ケース110の第一貫通孔111を部分的に遮蔽し、この時ユーザーの外部雑音の遮断及び通気放熱のニーズを共に考慮する。
図8Cが示すように、遮蔽部材130が第一ケース110及び第二ケース120に対して選択的に開放の位置に回転させられる時、遮蔽部材130は完全に第一ケース110の第一貫通孔111を遮蔽せず、最も効果的にユーザーの放熱のニーズを満足させる。
本発明の第一貫通孔111と第二貫通孔121の設置数は一個または複数個である。本発明の第一貫通孔111と第二貫通孔121の設置数は、本発明の実施方式の開示に限られない。
本発明の貫通孔111と第二貫通孔121の設置関係は対応して設けられる。前述の実施形態の第一貫通孔111と第二貫通孔121と同じく、数が相同であるだけでなく、設置位置も相互に対応する。或いは、本発明の第一貫通孔111と第二貫通孔121の設置関係は互い違いに設けられ、第一貫通孔111と第二貫通孔121は設置数が相同であったとしても、設置位置は対応していない。
或いは、本実施形態で開示される形態のように、第一貫通孔111と第二貫通孔121の設置数は異なるため、設置位置も対応しない。理解できることは、本発明の第一貫通孔111と第二貫通孔121の設置対応関係は、実施形態の開示に限られない。
本実施形態の第一貫通孔111の直径は第二貫通孔121の直径と相同である、或いは、本実施形態の第一貫通孔111の直径は第二貫通孔121の直径より小さくてもよい。これからわかることは、本実施形態の第一貫通孔111の直径は第二貫通孔121の直径より大きくないが、これに限られない。
上述の説明から分かるように、本発明は遮蔽部材の設計を提供し、ユーザーは貫通孔をオンにし、通気放熱を行う、或いは通気口を遮蔽するかを決定する。自由に貫通孔の通気直径をユーザーが調整することにより、ユーザーは心地よさと音響品質の両方のニーズを自由に弾力的に選択して調整できる。
図9は本発明で開示される第一実施形態に係るイヤホンの立体概略図である。本実施形態のイヤホンは少なくとも二つのイヤホン本体101と、二つのイヤカバー100と、ヘッドバンド140とを含む。それぞれのイヤカバー100は第一ケース110と第二ケース120とを含む。第一ケース110には第一貫通孔111が開設され、第二ケース120には第二貫通孔121が開設される。第二ケース120と第一ケース110とは対応して結合され、内部には収納空間が形成され、少なくとも一つのイヤホン本体101はその中に設けられて電気的に接続される。ヘッドバンド140はそれぞれ二つのイヤカバーに接続され、ユーザーにイヤホン装着をしやすくさせる。ここでは、空気は第一貫通孔111と第二貫通孔121とを経由して第一ケース110と第二ケース120との間を流動する。
本実施形態の第一貫通孔111と第二貫通孔121の設置数は一個または複数個である。本実施形態の第一貫通孔111と第二貫通孔121の設置数は、実施方式の開示に限られない。
図10は本発明で開示される第二実施形態に係るイヤホンである。本実施形態のイヤホン構造と前述の実施形態とは似ているが、本発明のイヤホンはさらに遮蔽部材130を含み、第一ケース110と第二ケース120の間に設けられる点で異なる。
図8A、図8B、図8Cに示される通り、遮蔽部材130はさらにピボット131を有し、第一ケース110はさらに軸孔112を有する。遮蔽部材130はピボット131によって軸孔112内に埋設され、遮蔽部材130は第一ケース及び第二ケースに対して選択的に完全密閉の位置、半密閉の位置、或いは、開放の位置に回転される。
上述に基づき、本発明で開示されるイヤカバー及びイヤホンの効果は、ユーザーはイヤホンの音響品質を高める前提の下、機能が比較的完全なイヤホンを使用できるだけでなく、使用時にイヤカバー上の貫通孔が設けられることにより、空気は順調に流動し、良好な放熱及び通気効果が形成され、効果的に従来のイヤホンの密閉構造がもたらす不適切な問題を解決させる。
これ以外に、外部雑音の干渉を阻止するために、貫通孔は内外のケース上直径の差異の設計により、本体が設けられる位置をより適合させ、内外のケースの直径差異によって発生する雑音遮断効果を貫通孔に持たせ、さらに本体が生じさせる遮音により外部音を遮断できる原理であり、これにより通気と音質の使用ニーズを共に考慮する。
本発明はさらに遮蔽部材の設計を提供し、ユーザーは貫通孔をオンにし、通気放熱を行うか、或いは、通気口を完全か部分的に遮蔽するかを決定する。自由に貫通孔の通気直径を調整することにより、ユーザーは用いる上でより便利になり、心地よさと音響品質の両方のニーズを自由に選択・調整できる。
上述の実施形態は本発明の技術思想及び特徴を説明するためのものにすぎず、当該技術分野を熟知する者に本発明の内容を理解させると共にこれをもって実施させることを目的とし、本発明の特許請求の範囲を限定するものではない。従って、本発明の精神を逸脱せずに行う各種の同様の効果をもつ改良又は変更は、後述の請求項に含まれるものとする。
10、100 … イヤカバー
101 … イヤホン本体
110 … 第一ケース
120 … 第二ケース
111 … 第一貫通孔
121 … 第二貫通孔
130 … 遮蔽部材
131 … ピボット
112 … 軸孔
140 … ヘッドバンド

Claims (5)

  1. イヤホン本体に適用されるイヤカバーであって、
    第一貫通孔が開設される第一ケースと、
    前記第一ケースと対応して結合されると共に、その内部に収納空間を形成し、前記イヤホン本体がその中に設置され電気的に接続され、且つ第二貫通孔が開設される第二ケースと、
    前記第一ケースと前記第二ケースとの間に設置され、ピボットを有する遮蔽部材と、を含み、
    前記遮蔽部材は前記ピボットにより前記第一貫通孔及び前記第二貫通孔内に埋設され、前記遮蔽部材は前記第一ケース及び前記第二ケースに対して選択的に完全密閉の位置、半密閉の位置、或いは、開放の位置に回転させられ、空気が前記第一貫通孔と前記第二貫通孔との間を経由して前記第一ケースと前記第二ケースとの間を流動することを特徴とするイヤカバー。
  2. 前記第一貫通孔と前記第二貫通孔とは対向して設置されることを特徴とする、請求項1に記載のイヤカバー。
  3. 前記第一貫通孔の大きさは第二貫通孔の大きさに対して小さいことを特徴とする、請求項2に記載のイヤカバー。
  4. 前記第二貫通孔の設置位置はイヤホン本体の設置位置に対応されることを特徴とする、請求項1に記載のイヤカバー。
  5. イヤホンであって、
    少なくとも二つのイヤホン本体と、
    二つのイヤカバーと、
    前記二つのイヤカバーに連結されるヘッドバンドと、を含み、
    前記二つのイヤカバーはさらに
    第一貫通孔が開設される第一ケースと、
    第二貫通孔が開設され、前記第一ケースと対応し結合されると共に、その内部に収納空間を形成し、前記少なくとも一つのイヤホン本体がその中に電気的に設置される第二ケースと、
    前記第一ケースと前記第二ケースとの間に設置され、ピボットを有する遮蔽部材と、を含み、
    前記遮蔽部材は前記ピボットにより前記第一貫通孔及び前記第二貫通孔内に埋設され、前記遮蔽部材は前記第一ケース及び前記第二ケースに対して選択的に完全密閉の位置、半密閉の位置、或いは、開放の位置に回転させられ、空気が前記第一貫通孔と前記第二貫通孔を経由し、前記第一ケースと前記第二ケースとの間を流動することを特徴とするイヤホン。
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