JP5525906B2 - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数台の室外ユニットと複数台の室内ユニットとを並列接続して成る冷暖同時運転が可能な冷凍サイクル装置に関する。
複数台の室外ユニットと複数台の室内ユニットとを高圧ガス配管と低圧ガス配管および液配管を用いて並列に接続して冷凍サイクルを構成し、複数台の各室内ユニットにおいて冷暖同時運転が可能な冷凍装置が知られており、例えば特許文献1がある。
この冷凍装置は、複数台の室外ユニット,複数台の室内ユニット,メイン液ライン,メイン高圧ガスライン,メイン低圧ガスライン、及び、配管ユニットを備えている。
室外ユニットは、圧縮機と、一端が圧縮機の吐出側と吸込側とに切換可能に接続され且つ他端に液ラインが接続された熱源側熱交換器と、液ラインに設けられた熱源側減圧手段とを有している。そして、圧縮機から吐出方向に冷媒流通を許容する高圧通路と圧縮機の吸込方向に冷媒流通を許容する低圧通路とに分岐されたガスラインの基端が圧縮機の吐出側と吸込側とに切換可能に接続されている。
メイン液ライン,メイン高圧ガスライン及びメイン低圧ガスラインは、各熱源ユニットが並列に接続されるように、各室外ユニットの液ライン,高圧通路,低圧通路に接続されている。
室内ユニットは、メイン液ラインに一端が接続された利用側熱交換器と、利用側熱交換器とメイン液ラインとの間に設けられた利用側減圧手段とを有している。そして、利用側熱交換器の他端がメイン高圧ガスライン及びメイン低圧ガスラインに切換可能に接続されている。
配管ユニットは、室外ユニットからメイン高圧ガスラインに向う冷媒流通を許容する逆止弁と、メイン低圧ガスラインから室外ユニットに向う冷媒流通を許容する逆止弁とで構成される。
上記複数台の室内ユニットの一部が冷房運転を行い、他の少なくとも1台が暖房運転を行う冷暖同時運転の場合、一部の室外ユニットは圧縮機の吐出側が熱源側熱交換器に、圧縮機の吸込側が低圧通路に連通する冷房サイクルとなり、他の室外ユニットは、圧縮機の吐出側が高圧通路に、圧縮機の吸込側が熱源側熱交換器に連通する暖房サイクルとなるように運転モードが制御される。
特許第3289366号公報
しかし、上記特許文献のものでは、室内ユニットが全て冷房運転の場合(運転中の室内ユニットが冷房運転し、その他の室内ユニットが停止している場合を含む)はメイン低圧ガスラインだけでガス冷媒を流し、室内ユニットが全て暖房運転の場合(運転中の室内ユニットが暖房運転し、その他の室内ユニットが停止している場合を含む)はメイン高圧ガスラインだけでガス冷媒を流す。このため、冷房運転の場合はメイン低圧ガスライン、暖房運転の場合はメイン高圧ガスラインでの圧力損失が増大し、冷凍サイクル装置の性能が低下しやすいという課題がある。
本発明の目的は、運転中の室内ユニットの全てが冷房運転を行う場合に、ガス接続管での圧力損失を低減することができる冷凍サイクル装置を提供することにある。
また、他の目的は、運転中の室内ユニットの全てが暖房運転を行う場合に、ガス接続管での圧力損失を低減することができる冷凍サイクル装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、圧縮機,四方弁,室外熱交換器,室外減圧装置,液阻止弁,ガス阻止弁を有する複数台の室外ユニットと、室内減圧装置,室内熱交換器を有する複数台の室内ユニットと、前記複数台の室外ユニットと前記複数台の室内ユニットとを並列に接続するガス接続管及び液接続管とを備え、前記複数台の室内ユニットが冷暖同時運転することが可能な冷凍サイクル装置において、前記ガス接続管は、前記室外ユニットと前記室内ユニットとの間を接続する第1メインガス接続管および第2メインガス接続管と、前記第1メインガス接続管と前記室内ユニットとの間に流路を開閉可能な室内第1開閉弁と、前記第2メインガス接続管と前記室内ユニットとの間に流路を開閉可能な室内第2開閉弁と、前記ガス阻止弁に接続されると共に分岐し、分岐した一方が前記第1メインガス接続管に接続され、分岐した他方が前記第2メインガス接続管に接続される分岐接続管と、該分岐接続管の分岐した一方に設けられ流路を開閉可能な室外第1開閉弁と、前記分岐接続管の分岐した他方に設けられ前記第2メインガス接続管から前記室外ユニットへの流れのみを許容する室外流路逆止弁とを備え、前記複数台の室内ユニットのうち起動している室内ユニットが全て冷房運転の場合、起動している前記室内ユニット下流の前記室内第1開閉弁と前記室内第2開閉弁とを開き、前記複数台の室外ユニットのうち圧縮機が起動している前記室外ユニット上流の前記室外第1開閉弁を開き、前記室内ユニットから出た冷媒が分岐して前記第1メインガス接続管と前記第2メインガス接続管とを流れ、前記分岐接続管で合流した後に前記室外ユニットに入ることを特徴とする。
また、圧縮機,四方弁,室外熱交換器,室外減圧装置,液阻止弁,ガス阻止弁を有する複数台の室外ユニットと、室内減圧装置,室内熱交換器を有する複数台の室内ユニットと、前記複数台の室外ユニットと前記複数台の室内ユニットとを並列に接続するガス接続管及び液接続管とを備え、前記複数台の室内ユニットが冷暖同時運転することが可能な冷凍サイクル装置において、前記ガス接続管は、前記室外ユニットと前記室内ユニットとの間を接続する第1メインガス接続管および第2メインガス接続管と、前記第1メインガス接続管と前記室内ユニットとの間に流路を開閉可能な室内第1開閉弁と、前記第2メインガス接続管と前記室内ユニットとの間に流路を開閉可能な室内第2開閉弁と、前記ガス阻止弁に接続されると共に分岐し、分岐した一方が前記第1メインガス接続管に接続され、分岐した他方が前記第2メインガス接続管に接続される分岐接続管と、該分岐接続管の分岐した一方に設けられ流路を開閉可能な室外第1開閉弁と、前記分岐接続管の分岐した他方に設けられ流路を開閉可能な室外第2開閉弁とを備え、前記複数台の室内ユニットのうち起動している室内ユニットが全て暖房運転の場合、起動している前記室内ユニット上流の前記室内第1開閉弁と前記室内第2開閉弁とを開き、前記複数台の室外ユニットのうち圧縮機が起動している前記室外ユニット下流の前記室外第1開閉弁と前記室外第2開閉弁とを開き、前記室外ユニットから出た冷媒が分岐して前記第1メインガス接続管と前記第2メインガス接続管とを流れ、前記分岐接続管で合流した後に前記室内ユニットに入ることを特徴とする。
本発明によれば、運転中の室内ユニットの全てが冷房運転を行う場合に、ガス接続管での圧力損失を低減することができる。
また、運転中の室内ユニットの全てが暖房運転を行う場合に、ガス接続管での圧力損失を低減することができる。
本発明の第1の実施形態における冷凍サイクル装置の構成を表す全室内ユニット冷房運転時の冷媒回路図である。 本発明の第1の実施形態における冷凍サイクル装置の構成を表す全室内ユニット冷房運転時の各弁の動作を表したタイムチャート図である。 本発明の第1の実施形態における冷凍サイクル装置の構成を表す全室内ユニット暖房運転時の冷媒回路図である。 本発明の第1の実施形態における冷凍サイクル装置の構成を表す全室内ユニット暖房運転時の各弁の動作を表したタイムチャート図である。 本発明の第1の実施形態における冷凍サイクル装置の構成を表す冷暖同時運転時の冷媒回路図である。 本発明の第1の実施形態における冷凍サイクル装置の構成を表す冷暖同時運転時の各弁の動作を表したタイムチャート図である。 本発明の第2の実施形態における冷凍サイクル装置の構成を表す全室内ユニット暖房運転時の冷媒回路図である。 本発明の第2の実施形態における冷凍サイクル装置の構成を表す全室内ユニット暖房運転時の各弁の動作を表したタイムチャート図である。
以下、本発明の実施例を図1ないし図8を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態における冷凍サイクル装置の構成を表す全室内ユニットが冷房運転を行っている場合の冷媒回路図である。本実施例の冷凍サイクル装置は、2台の室外ユニット1a,1bと3台の室内ユニット(1号機〜3号機)3a〜3cを、メイン液接続管7,第1メインガス接続管5,第2メインガス接続管6の3本の接続管を用いて、並列に接続することで冷凍サイクルが構成される。
各室内ユニット(1号機〜3号機)3a〜3cは、室内熱交換器31a〜31cと室内膨張弁32a〜32cにより構成され、室内熱交換器31a〜31cの一端と室内液接続管33a〜33cが室内膨張弁32a〜32cを介して接続されると共に、室内熱交換器31a〜31cの他端と室内ガス接続管34a〜34cが接続される。室内ガス接続管34a〜34cは、室内切替ユニット4a〜4cを介して第1メインガス接続管5と第2メインガス接続管6に接続される。
室内切替ユニット4a〜4cは、室内ガス接続管34a〜34cと接続される配管が2系統に分岐され、一方の配管系統が室内第1開閉弁41a〜41cを介して第1メインガス接続管5と接続され、他方の配管系統が室内第2開閉弁42a〜42を介して第2メインガス接続管6と接続される。
各室外ユニット1a,1bは、圧縮機10a,10b,四方弁12a,12b,室外熱交換器13a,13b,室外膨張弁14a,14b,液阻止弁15a,15b,ガス阻止弁16a,16b,アキュムレータ17a,17bを備え、順次配管で接続される。圧縮機10a,10bの吐出側と四方弁12a,12bとを接続する配管の途中に、圧縮機10a,10b吐出側への冷媒進入防止のために逆流防止弁11a,11bが設けられている。各室外ユニット1a,1bは、室外液接続管18a,18bと室外ガス接続管19a,19bの2本の配管と接続される。室外液接続管18a,18bの一端は、液阻止弁15a,15bと接続され、他端はメイン液接続管7に合流するように接続される。また、室外ガス接続管19a,19bの一端は、ガス阻止弁16a,16bに接続され、他端は室外切替ユニット2a,2bを介して第1メインガス接続管5と第2メインガス接続管6に接続される。
室外切替ユニット2a,2bは、室外ガス接続管19a,19bと接続される配管が2系統に分岐され、一方の配管系統が室外第1開閉弁21a,21bを介して第1メインガス接続管5と接続され、他方の配管系統が第2メインガス接続管6から室外ガス接続管19a,19b側にのみ流通を可能とする室外流路逆止弁22a,22bを介して第2メインガス接続管6と接続される。室外切替ユニット2a,2bは、各室外ユニット1a,1bにそれぞれ個別に接続され、全て同一のものである。
<全室冷房運転>
次に、本実施例において、接続される室内ユニットが全て冷房運転を行う場合の動作について図1又は図2を用いて説明する。尚、本実施例では、室内ユニット1台の容量は、室外ユニット1台の容量の半分と設定し、2台の室外ユニットは同容量のものであるとして説明する。
なお、室内熱交換器が蒸発器として機能する場合の室内ユニットを冷房運転とし、凝縮器となる場合の室内ユニットを暖房運転とする。以下同様とする。
図2は、本発明の第1の実施形態における冷凍サイクル装置の構成を表す全室内ユニット冷房運転時の各弁の動作を表したタイムチャート図である。図において、室外ユニット及び室外切替ユニットの動作として、実線が室外ユニット1号機1aを表し、破線が室外ユニット2号機1bを表している。また、室内ユニット及び室内切替ユニットの動作として、実線が室内ユニット1号機3a,破線が室内ユニット2号機3b,一点鎖線が室内ユニット3号機3cを表している。
実使用時を考慮すると、複数の室内ユニットが集中管理されていて、一斉に運転開始及び停止する場合もあれば、各部屋に居住者が入り次第、順次運転開始され適宜運転停止する場合もある。図2では室内ユニットが個別に運転開始及び停止する例を示す。以下のタイムチャート図においても同様とする。
まず、室外ユニット1a,1b及び室内ユニット3a〜3cに電源を供給した直後は、四方弁12a,12bは冷房モード(室外熱交換器を凝縮器として作用するために圧縮機の吐出側と室外熱交換器とが連通するように接続)、室外第1開閉弁21a,21b,室内第1開閉弁41a〜41c,室内第2開閉弁42a〜42cは全て閉状態となる。
次に、室内ユニット1号機3aが冷房運転を開始すると、室外ユニットの起動優先順位として室外ユニット1号機1aが優先的に起動するように設定(ローテーション制御により室外ユニット2号機1bが優先的に起動する場合もある)されているため、室外ユニット1号機1aの圧縮機10aが室内ユニット1号機3aを冷房運転するのに必要な周波数に調整され運転される。この時、室外切替ユニット2aの室外第1開閉弁21a,室内切替ユニット4aの室内第1開閉弁41a及び室内第2開閉弁42aは、圧縮機10aの運転開始と同時もしくは運転開始前に開く。
次に、室内ユニット2号機3bが冷房運転を開始すると、室内切替ユニット4bの室内第1開閉弁41b及び室内第2開閉弁42bが開き、室外ユニット1号機1aの圧縮機10aの運転周波数が増加する。室内ユニット1号機3aと室内ユニット2号機3bの合計運転容量は室外ユニット1号機1aの容量以下であるため、室外ユニット1号機1aの圧縮機10aの上限周波数以下で運転が可能となり、室外ユニット1号機1aのみの運転となる。
次に、室内ユニット3号機3cが冷房運転を開始すると、室内切替ユニット4cの室内第1開閉弁41c及び室内第2開閉弁42cが開く。全ての室内ユニット3a〜3cの合計運転容量は、室外ユニット1号機1aの容量以上となるため、室外ユニット2号機1bの運転が開始され、室外切替ユニット2bの室外第1開閉弁21bが開く。そして、各室外ユニット1a,1bの圧縮機10a,10bは、それぞれ室内ユニット1.5台分の冷房運転の容量を発生するために必要な周波数に調整される。
次に、室内ユニット3号機3cが冷房運転を停止すると、室内ユニット3号機3c内への液冷媒貯留防止と冷暖同時運転の準備のために、室内切替ユニット4cの室内第1開閉弁41cを閉めて、室内第2開閉弁42cを開けたままとする。室内ユニット1号機3a及び室内ユニット2号機3bの冷房運転容量は、室外ユニット1号機1aと室外ユニット2号機1bの合計容量の半分であるから、各室外ユニット共、定格容量の半分の容量を発生するために必要な周波数まで調整される。
次に、室内ユニット1号機3aが冷房運転を停止すると、室内ユニット1号機3a内への液冷媒貯留防止と冷暖同時運転の準備のために、室内切替ユニット4aの室内第1開閉弁41aを閉めて、室内第2開閉弁42aを開けたままとする。室内ユニット2号機3bの冷房運転容量は、室外ユニット1号機1aと室外ユニット2号機1bの合計容量に対して1/4となり、室外ユニット2台では運転効率が低下するため、室外ユニットにおける運転時間の平準化も考慮され、先に運転を開始した室外ユニット1号機1aの運転を停止させ、室外ユニット2号機1bのみで運転が継続され、室外ユニット2号機1bの圧縮機10bは、室内ユニット2号機3bの冷房運転容量を発生するために必要な周波数に調整される。この時、室外切替ユニット2aの室外第1開閉弁21aは、待機電力低減及び停止室外ユニットへの冷媒進入防止の観点から閉じられる。
次に、室内ユニット2号機3bが冷房運転を停止すると、室内ユニット2号機3b内への液冷媒貯留防止と冷暖同時運転の準備のために、室内切替ユニット4bの室内第1開閉弁41bを閉めて、室内第2開閉弁42bを開けたままとする。そして、全ての室内ユニットが停止状態となるため、室外ユニット2号機1bも停止し、室外切替ユニット2bの室外第1開閉弁21bも、待機電力低減及び停止室外ユニットへの冷媒進入防止の観点から閉じられる。
上記動作において、全室内ユニットが冷房運転を行っている場合、図1に示す冷凍サイクル装置では実線矢印の如く冷媒が流れる。2台の室外ユニット1a,1bでは、圧縮機10a,10bで高温・高圧となったガス冷媒が圧縮機10a,10bの吐出側の配管を通り四方弁12a,12bに流入する。四方弁12a,12bは、圧縮機10a,10bの吐出側と室外熱交換器13a,13bとが連通するように動作するため、四方弁12a,12bを通過したガス冷媒は室外熱交換器13a,13bに流入する。ここで、室外熱交換器13a,13bでは、流入する空気と熱交換することで室外熱交換器13a,13bを凝縮器として作用させることで放熱サイクルが形成される。そして凝縮した液冷媒は、液阻止弁15a,15bを介して室外液接続管18a,18bに供給される。室外液接続管18a,18bに供給された液冷媒は、合流してメイン液接続管7を通り、各室内ユニット3a〜3cと接続される室内液接続管33a〜33cに分流され、各室内ユニット3a〜3cに流入する。各室内ユニット3a〜3cでは、室内膨張弁32a〜32cで減圧され低温・低圧となり室内熱交換器31a〜31cに流れ込み、室内熱交換器31a〜31cに流入する空気と熱交換することで室内熱交換器31a〜31cを蒸発器として作用し、空気から熱を奪うことで室内側を冷房することができる。室内熱交換器31a〜31cで蒸発した冷媒は、室内ガス接続管34a〜34cを通り、室内切替ユニット4a〜4cに流入する。運転を継続している全ての室内ユニットが冷房運転を行っている場合は、室内切替ユニット4a〜4cに付設する室内第1開閉弁41a〜41cと室内第2開閉弁42a〜42cは開状態となっているため、第1メインガス接続管5と第2メインガス接続管6の両方に蒸発した冷媒が流れ、室外切替ユニット2a,2bに流入する。室外切替ユニット2a,2bでは、付設する室外第1開閉弁21a,21bは開状態となっており、また室外流路逆止弁22a,22bは、第2メインガス接続管6から室外ガス接続管19a,19bに向かって冷媒が流れるように設置されている。このため、第1メインガス接続管5及び第2メインガス接続管6を流れてきた冷媒は、室外第1開閉弁21a,21b及び室外流路逆止弁22a,22bを通り、合流して室外ガス接続管19a,19bに流れ、ガス阻止弁16a,16b,四方弁12a,12bを介してアキュムレータ17a,17bに流入し、圧縮機10a,10bの吸入側に冷媒が導かれ再び圧縮されることで冷凍サイクルが形成される。
<全室暖房運転>
次に、本実施例において、接続される室内ユニットが全て暖房運転を行う場合の動作について図3又は図4を用いて説明する。図3は本発明の第1の実施形態における冷凍サイクル装置の構成を表す全室内ユニット暖房運転時の冷媒回路図を示し、図4は本発明の第1の実施形態における冷凍サイクル装置の構成を表す全室内ユニット暖房運転時の各弁の動作を表したタイムチャート図である。図3又は図4において、図1又は図2と同符号及び同線種のものは同一のものを示す。
まず、室外ユニット1a,1b及び室内ユニット3a〜3cに電源を供給した直後は、全室冷房運転の場合と同じ状態となる。
次に、室内ユニット1号機3aが暖房運転を開始すると、室外ユニットの起動優先順位として室外ユニット1号機1aが優先的に起動するように設定(ローテーション制御により室外ユニット2号機1bが優先的に起動する場合もある)されているため、室外ユニット1号機1aの圧縮機10aが室内ユニット1号機3aを暖房運転するのに必要な周波数に調整され運転される。この時、室外切替ユニット2aの室外第1開閉弁21a,室内切替ユニット4aの室内第1開閉弁41aが、圧縮機10aの運転開始と同時もしくは運転開始前に開く。そして、室外ユニット1号機1aの四方弁12aが暖房モード(圧縮機の吐出側とガス阻止弁とが連通するように接続)に切替られる。
次に、室内ユニット2号機3bが暖房運転を開始すると、室内切替ユニット4bの室内第1開閉弁41bが開き、室外ユニット1号機1aの圧縮機10aの運転周波数が増加する。室内ユニット1号機3aと室内ユニット2号機3bの合計運転容量は室外ユニット1号機1aの容量以下であるため、室外ユニット1号機1aの圧縮機10aの上限周波数以下で運転が可能となり、室外ユニット1号機1aのみの運転となる。
次に、室内ユニット3号機3cが暖房運転を開始すると、室内切替ユニット4cの室内第1開閉弁41cが開く。全ての室内ユニット3a〜3cの合計運転容量は、室外ユニット1号機1aの容量以上となるため、室外ユニット2号機1bの運転が開始され、室外切替ユニット2bの室外第1開閉弁21bが開く。そして、室外ユニット2号機1bの四方弁12bが暖房モード(圧縮機の吐出側とガス阻止弁とが連通するように接続)に切替られ、各室外ユニット1a,1bの圧縮機10a,10bは、それぞれ室内ユニット1.5台分の暖房運転に必要な容量を発生するために周波数が調整される。
次に、室内ユニット3号機3cが暖房運転を停止すると、室内ユニット3号機3c内への液冷媒貯留防止のために、室内切替ユニット4cの室内第1開閉弁41cを閉める。室内ユニット1号機3a及び室内ユニット2号機3bの暖房運転容量は、室外ユニット1号機1aと室外ユニット2号機1bの合計容量の半分であるから、各室外ユニット共、定格容量の半分の容量を発生するために必要な周波数に調整される。
次に、室内ユニット1号機3aが暖房運転を停止すると、室内ユニット1号機3a内への液冷媒貯留防止のために、室内切替ユニット4aの室内第1開閉弁41aを閉める。室内ユニット2号機3bの暖房運転容量は、室外ユニット1号機1aと室外ユニット2号機1bの合計容量に対して1/4となり、室外ユニット2台では運転効率が低下するため、室外ユニットにおける運転時間の平準化も考慮され、先に運転を開始した室外ユニット1号機1aの運転を停止させ、室外ユニット2号機1bのみで室内ユニット2号機3bの暖房運転容量を発生するために必要な周波数に調整され運転が継続される。この時、室外ユニット1号機1aの四方弁12a、及び室外切替ユニット2aの室外第1開閉弁21aは、暖房運転継続待機と高圧側への冷媒封止抑制の観点から開状態が保持される。
次に、室内ユニット2号機3bが暖房運転を停止すると、室内ユニット2号機3b内への液冷媒貯留防止のために、室内切替ユニット4bの室内第1開閉弁41bを閉める。そして、全ての室内ユニットが停止状態となるため、室外ユニット2号機1bも停止し、室外ユニット2号機1bの四方弁12b、及び室外切替ユニット2bの室外第1開閉弁21bも、暖房運転継続待機と高圧側への冷媒封止抑制の観点から開状態で保持される。
上記動作において、全室内ユニットが暖房運転を行っている場合、図3に示す冷凍サイクル装置では破線矢印の如く冷媒が流れる。2台の室外ユニット1a,1bでは、圧縮機10a,10bで高温・高圧となったガス冷媒が圧縮機10a,10bの吐出側の配管を通り四方弁12a,12bに流入する。四方弁12a,12bは、圧縮機10a,10bの吐出側とガス阻止弁16a,16bとが連通するように動作するため、四方弁12a,12bを通過したガス冷媒は、ガス阻止弁16a,16b,室外ガス接続管19a,19bを通り室外切替ユニット2a,2bに流入する。室外切替ユニット2a,2bに付設する室外第1開閉弁21a,21bは開状態となっており、また室外流路逆止弁22a,22bは、第2メインガス接続管6から室外ガス接続管19a,19bに向かって冷媒が流れるように設置されているため、第1メインガス接続管5のみに高温・高圧のガス冷媒が供給される。第1メインガス接続管5に供給されたガス冷媒は、分流され各室内切替ユニット4a〜4cに流入する。各室内切替ユニット4a〜4cでは、室内第1開閉弁41a〜41cのみが開状態であるため、第1メインガス接続管5を流れたガス冷媒が、室内第1開閉弁41a〜41cを通り各室内ガス接続管34a〜34cに流れ、各室内ユニット3a〜3cに流入する。各室内ユニット3a〜3cに流入したガス冷媒は、室内熱交換器31a〜31cに流れ込み、室内熱交換器31a〜31cに流入する空気と熱交換することで室内熱交換器31a〜31cを凝縮器として作用し、空気に対して熱を放出することで室内側を暖房することができる。室内熱交換器31a〜31cで凝縮した液冷媒は、室内膨張弁32a〜32cを通り、各室内液接続管33a〜33cに流入し、合流してメイン液接続管7に供給される。メイン液接続管7に供給された液冷媒は、分流して各室外ユニット1a,1bの室外液接続管18a,18bを通り、各室外ユニット1a,1bに供給される。各室外ユニット1a,1bに供給された液冷媒は、液阻止弁15a,15bを通り室外膨張弁14a,14bで減圧され低温・低圧となり室外熱交換器13a,13bに流れ込む。室外熱交換器13a,13bでは、流入する空気と熱交換することで室外熱交換器13a,13bを蒸発器として作用させることで吸熱サイクルが形成される。そして、蒸発した冷媒は、四方弁12a,12bを介してアキュムレータ17a,17bに流入し、圧縮機10a,10bの吸入側に冷媒が導かれ再び圧縮されることで冷凍サイクルが形成される。
<冷暖同時運転>
次に、本実施例において、接続される室内ユニットが冷暖同時運転を行う場合の動作について図5又は図6を用いて説明する。図5は本発明の第1の実施形態における冷凍サイクル装置の構成を表す冷暖同時運転時の冷媒回路図を示し、図6は本発明の第1の実施形態における冷凍サイクル装置の構成を表す冷暖同時運転時の各弁の動作を表したタイムチャート図である。図5又は図6において、図1又は図4と同符号及び同線種のものは同一のものを示す。
まず、室外ユニット及び室内ユニットに電源を供給した直後は、全室内ユニット冷房運転や全室内ユニット暖房運転の場合と同じ状態となる。
次に、室内ユニット1号機3aが冷房運転を開始すると、室外ユニットの起動優先順位として室外ユニット1号機1aが優先的に起動するように設定(ローテーション制御により室外ユニット2号機1bが優先的に起動する場合もある)されているため、室外ユニット1号機1aの圧縮機10aが室内ユニット1号機3aを冷房運転するのに必要な周波数に調整され運転される。この時、室外切替ユニット2aの室外第1開閉弁21a,室内切替ユニット4aの室内第1開閉弁41a及び室内第2開閉弁42aが、圧縮機10aの運転開始と同時もしくは運転開始前に開く。すなわち、全室冷房運転と同じ運転を行う。
次に、室内ユニット2号機3bが暖房運転を開始すると、室内切替ユニット4bの室内第1開閉弁41bが開く。室外ユニット1号機1aは、室内ユニット1号機3aの冷房運転のために放熱サイクルを形成し運転されているため、室内ユニット2号機3b側に高温・高圧のガス冷媒を送ることができない。そこで、室外ユニット2号機1bを吸熱サイクルとして運転することで、室内ユニット2号機3bに対して高温・高圧のガス冷媒を供給するように動作する。すなわち、室外ユニット2号機1bの圧縮機10bが室内ユニット2号機3bを暖房運転するのに必要な周波数に調整され運転される。所定の運転周波数で運転し、室外ユニット2号機1bの四方弁12bが暖房モード(圧縮機の吐出側とガス阻止弁とが連通するように接続)に切替られる。この時、室外ユニット1号機1aの室外ガス接続管19aは低圧状態となっているため、室外ユニット2号機1bから吐出されるガス冷媒が室外ユニット1号機1aに流入し、室内ユニット2号機3bに対して高温・高圧のガス冷媒が供給できなくなるのを防止するために、室外ユニット2号機1bの運転が開始されるのと同時もしくは運転開始前に、室外ユニット1号機1aと接続する室外切替ユニット2aの室外第1開閉弁21aを閉じる。そして、冷房運転を継続している室内ユニット1号機3aに高温・高圧のガス冷媒が進入しないように、室内切替ユニット4aの室内第1開閉弁41aを閉じる。
次に、室内ユニット3号機3cが冷房運転を開始すると、室内切替ユニット4cの室内第2開閉弁42cが開く。冷房運転を行っている室内ユニット1号機3aと室内ユニット3号機3cの合計運転容量は、放熱サイクルを形成する室外ユニット1号機1aの容量以下となるため、室外ユニット1号機1aの圧縮機10aの運転周波数は、室内ユニット1号機3aと室内ユニット3号機3cを冷房運転するために必要な値まで増加する。
次に、室内ユニット3号機3cが冷房運転を停止すると、室内ユニット3号機3c内への液冷媒貯留防止のために、室内切替ユニット4cの室内第2開閉弁42cを開けたままとし、室外ユニット1号機1aの圧縮機10aの運転周波数が室内ユニット1号機3aを冷房運転するために必要な値まで低下する。
次に、室内ユニット1号機3aが冷房運転を停止すると、室内ユニット1号機3a内への液冷媒貯留防止のために、室内切替ユニット4aの室内第2開閉弁42aを開けたままとする。この時、室内ユニット側の冷房運転は全て停止したことになるため、室内ユニットが冷房運転を行うために必要であった室外ユニット1号機1aの放熱サイクルは必要なくなる。このため、室外ユニット1号機1aの圧縮機10aの運転周波数は0となり、室外ユニット1号機1aの運転は停止される。この時、室外ユニット2号機1bは、室内ユニット2号機3bが暖房運転を継続するために、吸熱サイクルを形成したままの状態で運転が継続される。
次に、室内ユニット2号機3bが暖房運転を停止すると、室内ユニット2号機3b内への液冷媒貯留防止のために、室内切替ユニット4bの室内第1開閉弁41bを閉める。そして、全ての室内ユニットが停止状態となるため、室外ユニット2号機1bの圧縮機10bの運転周波数が0となり、室外ユニット2号機1bも停止する。この時、室外ユニット2号機1bの四方弁12b及び室外切替ユニット2bの室外第1開閉弁21bは、暖房運転継続待機と高圧側への冷媒封止抑制の観点から開状態で保持される。
上記動作において、室内ユニット1号機3aと室内ユニット3号機3cが冷房運転を行い、室内ユニット2号機3bが暖房運転を行う冷暖同時運転の場合、図5に示す冷凍サイクル装置では、冷房作用が実線矢印の如く、暖房作用が破線矢印の如く冷媒が流れる。室外ユニット1号機1aでは、圧縮機10aで高温・高圧となったガス冷媒が圧縮機10aの吐出側の配管を通り四方弁12aに流入する。四方弁12aは、圧縮機10aの吐出側と室外熱交換器13aとが連通するように動作するため、四方弁12aを通過したガス冷媒は室外熱交換器13aに流入する。ここで、室外熱交換器13aでは、流入する空気と熱交換することで室外熱交換器13aを凝縮器として作用させることで放熱サイクルが形成される。そして凝縮した液冷媒は、室外膨張弁14a,液阻止弁15aを介して室外液接続管18aを通りメイン液接続管7に供給される。
一方、室外ユニット2号機1bでは、圧縮機10bで高温・高圧となったガス冷媒が圧縮機10bの吐出側の配管を通り四方弁12bに流入する。四方弁12bは、圧縮機10bの吐出側とガス阻止弁16bとが連通するように動作するため、四方弁12bを通過したガス冷媒は、ガス阻止弁16b,室外ガス接続管19bを通り室外切替ユニット2bに流入する。室外切替ユニット2bに付設する室外第1開閉弁21bは開状態となっており、また室外流路逆止弁22bは、第2メインガス接続管6から室外ガス接続管19bに向かって冷媒が流れるように設置されているため、第1メインガス接続管5のみに高温・高圧のガス冷媒が供給される。第1メインガス接続管5に供給されたガス冷媒は、分流され各室内切替ユニット4a〜4cに流入する。ここで、暖房運転を行う室内ユニット2号機3bに接続する室内切替ユニット4bの室内第1開閉弁41bのみが開状態であるため、室内ユニット2号機3bに接続する室内ガス接続管34bにのみ高温・高圧のガス冷媒が供給され、室内ユニット2号機3bに流入する。室内ユニット2号機3bに流入した高温・高圧のガス冷媒は、室内熱交換器31bに流れ込み、室内熱交換器31bに流入する空気と熱交換することで室内熱交換器31bを凝縮器として作用し、空気に対して熱を放出することで室内側を暖房することができる。室内熱交換器31bで凝縮した液冷媒は、室内膨張弁32bを通り、室内液接続管33bに流入し、メイン液接続管7に合流する。
室外ユニット1号機1aからメイン液接続管7に供給された液冷媒と、暖房運転を行っている室内ユニット2号機3bからメイン液接続管7に供給された液冷媒は、冷房運転を行っている室内ユニット1号機3a及び室内ユニット3号機3cと室外ユニット2号機1bの室外液接続管18bにそれぞれ分流される。室内ユニット1号機3a及び室内ユニット3号機3cに分流された液冷媒は、それぞれの室内液接続管33a,33cを通り室内膨張弁32a,32cで減圧され低温・低圧となり室内熱交換器31a,31cに流れ込み、室内熱交換器31a,31cに流入する空気と熱交換することで室内熱交換器31a,31cを蒸発器として作用し、空気から熱を奪うことで室内側を冷房することができる。室内熱交換器31a,31cで蒸発した冷媒は、室内ガス接続管34a,34cを通り、室内切替ユニット4a,4cに流入する。室内ユニット1号機3aと室内ユニット3号機3cに接続される室内切替ユニット4a,4cは、室内第1開閉弁41a,41cが閉状態で室内第2開閉弁42a,42cが開状態となっているため、第2メインガス接続管6のみに蒸発した冷媒が流れ、室外ユニット1号機1aと室外ユニット2号機1bのそれぞれに接続される室外切替ユニット2a,2bに分流される。室外ユニット2号機1b側の室外切替ユニット2bに分流された冷媒は、室外ユニット2号機1bが吸熱サイクルを形成しているため、室外ガス接続管19b部の圧力は高圧であり、室外流路逆止弁22bが室外ガス接続管19b部の圧力に押されて閉状態となるため室外ユニット2号機1b側に対して流れが遮断される。また、室外ユニット1号機1a側の室外切替ユニット2aに分流された冷媒は、室外ユニット1号機1aが放熱サイクルを形成しているため、室外ガス接続管19a部の圧力は低圧であるため室外流路逆止弁22aが開状態となり、室外ガス接続管19aを通り室外ユニット1号機1aに流入する。室外ユニット1号機1aに流入した冷媒は、ガス阻止弁16a,四方弁12aを介してアキュムレータ17aに流入し、圧縮機10aの吸入側に冷媒が導かれ再び圧縮されることで冷凍サイクルが形成される。一方、室外ユニット2号機1bの室外液接続管18bに分流された液冷媒は、液阻止弁15bを通り室外膨張弁14bで減圧され低温・低圧となり室外熱交換器13bに流れ込む。室外熱交換器13bでは、流入する空気と熱交換することで室外熱交換器13bを蒸発器として作用させることで吸熱サイクルが形成される。そして、蒸発した冷媒は、四方弁12bを介してアキュムレータ17bに流入し、圧縮機10bの吸入側に冷媒が導かれ再び圧縮されることで冷凍サイクルが形成される。
以上、説明したように、全ての室内ユニットが冷房運転を行っている場合は、室内熱交換器で蒸発が完了した低圧冷媒が第1メインガス接続管及び第2メインガス接続管の両方を通るため、低圧側の圧力損失が半分に軽減され、接続配管が長くなる場合に発生する冷房能力の低下度合いを従来の冷凍サイクルと比較して半分にすることが可能となる。すなわち、冷房運転時における冷凍サイクルの運転効率の向上を図ることができる。本実施例では、1台ずつ室内ユニットを起動したが、一斉に全室内ユニットを起動してもよい。また、一部の室内ユニットだけ冷房運転させて、起動しない室内ユニットがある場合でも、大型の冷凍サイクル装置であり接続配管が長くなる場合には低圧側の圧力損失が半分に軽減され、冷房運転時における冷凍サイクルの運転効率の向上を図ることができる。
また、室外ユニットの接続台数によらない共通の小形配管ユニットを各室外ユニットのガス接続管に設け,冷房と暖房を切換え可能に構成され、且つ液接続管とガス接続管の2管で接続される簡易な室外ユニットを複数台用いることで、冷暖同時運転が可能な冷凍サイクル装置を提供することができる。各室外ユニットのガス側冷媒配管とメイン高圧ガスライン及び低圧ガスラインとを接続するために必要な配管ユニットのように、接続される室外ユニットの台数に応じた専用のものを用いなくてもよい。そのため、何種類かの配管ユニットを製作する必要がなく、製造原価を抑えることができる。更に、接続される室外ユニットの台数が増加しても、配管ユニットのように収納される部品点数が増加することで配管ユニットの容積が増大し、設置面積が増大することもない。
図7は、本発明の第2の実施形態における冷凍サイクル装置の構成を表す全室内ユニットが暖房運転を行っている場合の冷媒回路図である。図において、図1と同符号及び同線種のものは同一のものを示す。本実施例の冷凍サイクル装置では、室外ユニット1a,1bに接続される室外切替ユニット2a,2bに設けられている室外流路逆止弁22a,22bの代わりに、室外第2開閉弁23a,23bを設けた構成となっている。
次に、本実施例の冷凍サイクル装置の動作について説明する。図8は、本発明の第2の実施形態における冷凍サイクル装置の構成を表す全室内ユニット暖房運転時の各弁の動作を表したタイムチャート図である。
まず、室外ユニット及び室内ユニットに電源を供給した直後は、本実施例の第1の実施形態と同じ状態となる。
次に、室内ユニット1号機3aが暖房運転を開始すると、室外ユニットの起動優先順位として室外ユニット1号機1aが優先的に起動するように設定(ローテーション制御により室外ユニット2号機1bが優先的に起動する場合もある)されているため、室外ユニット1号機1aの圧縮機10aが室内ユニット1号機3aを暖房運転するのに必要な周波数に調整され運転される。この時、室外切替ユニット2aの室外第1開閉弁21a,室外第2開閉弁23a,室内切替ユニット4aの室内第1開閉弁41a,室内第2開閉弁42aが、圧縮機10aの運転開始と同時もしくは運転開始前に開く。そして、室外ユニット1号機1aの四方弁12aが暖房モード(圧縮機の吐出側とガス阻止弁とが連通するように接続)に切替られる。
次に、室内ユニット2号機3bが暖房運転を開始すると、室内切替ユニット4bの室内第1開閉弁41b及び室内第2開閉弁42bが開き、室外ユニット1号機1aの圧縮機10aの運転周波数が増加する。室内ユニット1号機3aと室内ユニット2号機3bの合計運転容量は室外ユニット1号機1aの容量以下であるため、室外ユニット1号機1aの圧縮機10aの上限周波数以下で運転が可能となるため、室外ユニット1号機1aのみの運転となる。
次に、室内ユニット3号機3cが暖房運転を開始すると、室内切替ユニット4cの室内第1開閉弁41c及び室内第2開閉弁42cが開く。全ての室内ユニット3a〜3cの合計運転容量は、室外ユニット1号機1aの容量以上となるため、室外ユニット2号機1bの運転が開始され、室外切替ユニット2bの室外第1開閉弁21b及び室外第2開閉弁23bが開く。そして、室外ユニット2号機1bの四方弁12bが暖房モード(圧縮機の吐出側とガス阻止弁とが連通するように接続)に切替られ、各室外ユニット1a,1bの圧縮機10a,10bは、それぞれ室内ユニット1.5台分の暖房運転に必要な容量を発生するために周波数が調整される。
次に、室内ユニット3号機3cが暖房運転を停止すると、室内ユニット3号機3c内への液冷媒貯留防止のために、室内切替ユニット4cの室内第1開閉弁41c及び室内第2開閉弁42cを閉める。室内ユニット1号機3a及び室内ユニット2号機3bの暖房運転容量は、室外ユニット1号機1aと室外ユニット2号機1bの合計容量の半分であるから、各室外ユニット共、定格容量の半分の容量を発生するために必要な周波数に調整される。
次に、室内ユニット1号機3aが暖房運転を停止すると、室内ユニット1号機3a内への液冷媒貯留防止のために、室内切替ユニット4aの室内第1開閉弁41a及び室内第2開閉弁42aを閉める。室内ユニット2号機3bの暖房運転容量は、室外ユニット1号機1aと室外ユニット2号機1bの合計容量に対して1/4となり、室外ユニット2台では運転効率が低下するため、室外ユニットにおける運転時間の平準化も考慮され、先に運転を開始した室外ユニット1号機1aの運転を停止させ、室外ユニット2号機1bのみで室内ユニット2号機3bの暖房運転容量を発生するために必要な周波数に調整され運転が継続される。この時、室外ユニット1号機1aの四方弁12a、及び室外切替ユニット2aの室外第1開閉弁21a及び室外第2開閉弁23aは、暖房運転継続待機と高圧側への冷媒封止防止の観点から開状態が保持される。
次に、室内ユニット2号機3bが暖房運転を停止すると、室内ユニット2号機3b内への液冷媒貯留防止のために、室内切替ユニット4bの室内第1開閉弁41b及び室内第2開閉弁42bを閉める。そして、全ての室内ユニットが停止状態となるため、室外ユニット2号機1bも停止し、室外ユニット2号機1bの四方弁12b、及び室外切替ユニット2bの室外第1開閉弁21b及び室外第2開閉弁23bも、暖房運転継続待機と高圧側への冷媒封止抑制の観点から開状態が保持される。
上記動作において、全室内ユニットが暖房運転を行っている場合、図7に示す冷凍サイクル装置では破線矢印の如く冷媒が流れる。2台の室外ユニット1a,1bでは、圧縮機10a,10bで高温・高圧となったガス冷媒が圧縮機10a,10bの吐出側の配管を通り四方弁12a,12bに流入する。四方弁12a,12bは、圧縮機10a,10bの吐出側とガス阻止弁16a,16bとが連通するように動作するため、四方弁12a,12bを通過したガス冷媒は、ガス阻止弁16a,16b,室外ガス接続管19a,19bを通り室外切替ユニット2a,2bに流入する。室外切替ユニット2a,2bに付設する室外第1開閉弁21a,21b及び室外第2開閉弁23a,23bは共に開状態となっているため、第1メインガス接続管5及び第2メインガス接続管6の両方に高温・高圧のガス冷媒が供給される。第1メインガス接続管5及び第2メインガス接続管6に供給されたガス冷媒は、分流され各室内切替ユニット4a〜4cに流入する。各室内切替ユニット4a〜4cでは、室内第1開閉弁41a〜41c及び室内第2開閉弁42a〜42cの両方が開状態であるため、第1メインガス接続管5を流れてきたガス冷媒は室内第1開閉弁41a〜41cを通り、第2メインガス接続管6を流れてきたガス冷媒は室内第2開閉弁42a〜42cを通り、各室内ガス接続管34a〜34cに合流し各室内ユニット3a〜3cに流入する。各室内ユニット3a〜3cに流入したガス冷媒は、室内熱交換器31a〜31cに流れ込み、室内熱交換器31a〜31cに流入する空気と熱交換することで室内熱交換器31a〜31cを凝縮器として作用し、空気に対して熱を放出することで室内側を暖房することができる。室内熱交換器31a〜31cで凝縮した液冷媒は、室内膨張弁32a〜32cを通り、各室内液接続管33a〜33cに流入し、合流してメイン液接続管7に供給される。メイン液接続管7に供給された液冷媒は、分流して各室外ユニット1a,1bの室外液接続管18a,18bを通り、各室外ユニット1a,1bに供給される。各室外ユニット1a,1bに供給された液冷媒は、液阻止弁15a,15bを通り室外膨張弁14a,14bで減圧され低温・低圧となり室外熱交換器13a,13bに流れ込む。室外熱交換器13a,13bでは、流入する空気と熱交換することで室外熱交換器13a,13bを蒸発器として作用させることで吸熱サイクルが形成される。そして、蒸発した冷媒は、四方弁12a,12bを介してアキュムレータ17a,17bに流入し、圧縮機10a,10bの吸入側に冷媒が導かれ再び圧縮されることで冷凍サイクルが形成される。
以上、説明したように、室外切替ユニットの室外流路逆止弁を開閉弁に置き換え、且つ室内切替ユニットの室内第2開閉弁の制御を変更することにより、全ての室内ユニットが暖房運転を行っている場合でも、圧縮機から吐出される高圧冷媒が第1メインガス接続管及び第2メインガス接続管の両方を通るため、室内ユニットに至るまでの圧力損失が半分に軽減され、接続配管が長くなる場合に発生する暖房能力の低下度合いを従来の冷凍サイクルと比較して半分にすることが可能となる。本実施例では、1台ずつ室内ユニットを起動したが、一斉に全室内ユニットを起動してもよい。また、一部の室内ユニットだけ暖房運転させて、起動しない室内ユニットがある場合でも、大型の冷凍サイクル装置であり接続配管が長くなる場合には高圧側の圧力損失が半分に軽減され、暖房運転時における冷凍サイクルの運転効率の向上を図ることができる。また、運転中の室内ユニットが冷房運転を行う場合に関しても、実施例1で前述した動作と同様のことを行うことで、同様の効果を発揮することができる。
1a 室外ユニット1号機
1b 室外ユニット2号機
2a,2b 室外切替ユニット
3a 室内ユニット1号機
3b 室内ユニット2号機
3c 室内ユニット3号機
4a〜4c 室内切替ユニット
5 第1メインガス接続管(ガス接続管)
6 第2メインガス接続管(ガス接続管)
7 メイン液接続管(液接続管)
10a,10b 圧縮機
11a,11b 逆流防止弁
12a,12b 四方弁
13a,13b 室外熱交換器
14a,14b 室外膨張弁
15a,15b 液阻止弁
16a,16b ガス阻止弁
17a,17b アキュムレータ
18a,18b 室外液接続管(液接続管)
19a,19b 室外ガス接続管(ガス接続管)
21a,21b 室外第1開閉弁
22a,22b 室外流路逆止弁
23a,23b 室外第2開閉弁
31a〜31c 室内熱交換器
32a〜32c 室内膨張弁
33a〜33c 室内液接続管(液接続管)
34a〜34c 室内ガス接続管(ガス接続管)
41a〜41c 室内第1開閉弁
42a〜42c 室内第2開閉弁

Claims (5)

  1. 圧縮機,四方弁,室外熱交換器,室外減圧装置,液阻止弁,ガス阻止弁を有する複数台の室外ユニットと、室内減圧装置,室内熱交換器を有する複数台の室内ユニットと、前記複数台の室外ユニットと前記複数台の室内ユニットとを並列に接続するガス接続管及び液接続管とを備え、前記複数台の室内ユニットが冷暖同時運転することが可能な冷凍サイクル装置において、
    前記ガス接続管は、前記室外ユニットと前記室内ユニットとの間を接続する第1メインガス接続管および第2メインガス接続管と、前記第1メインガス接続管と前記室内ユニットとの間に流路を開閉可能な室内第1開閉弁と、前記第2メインガス接続管と前記室内ユニットとの間に流路を開閉可能な室内第2開閉弁と、
    前記ガス阻止弁に接続されると共に分岐し、分岐した一方が前記第1メインガス接続管に接続され、分岐した他方が前記第2メインガス接続管に接続される分岐接続管と、該分岐接続管の分岐した一方に設けられ流路を開閉可能な室外第1開閉弁と、前記分岐接続管の分岐した他方に設けられ前記第2メインガス接続管から前記室外ユニットへの流れのみを許容する室外流路逆止弁とを備え、
    前記複数台の室内ユニットのうち起動している室内ユニットが全て冷房運転の場合、起動している前記室内ユニット下流の前記室内第1開閉弁と前記室内第2開閉弁とを開き、前記複数台の室外ユニットのうち圧縮機が起動している前記室外ユニット上流の前記室外第1開閉弁を開き、前記室内ユニットから出た冷媒が分岐して前記第1メインガス接続管と前記第2メインガス接続管とを流れ、前記分岐接続管で合流した後に前記室外ユニットに入ることを特徴とする冷凍サイクル装置。
  2. 請求項1において、前記室外流路逆止弁の替わりに流路を開閉可能な室外第2開閉弁を備え、
    前記複数台の室外ユニットのうち圧縮機が起動している前記室外ユニット上流の前記室外第1開閉弁と前記室外第2開閉弁とを開き、前記室内ユニットから出た冷媒が分岐して前記第1メインガス接続管と前記第2メインガス接続管とを流れ、合流した後に前記室外ユニットに入ることを特徴とする冷凍サイクル装置。
  3. 請求項1又は2において、冷房運転中の前記室内ユニットのうち、運転停止させた室内ユニットに備えられた前記室内第1開閉弁を閉じることを特徴とする冷凍サイクル装置。
  4. 圧縮機,四方弁,室外熱交換器,室外減圧装置,液阻止弁,ガス阻止弁を有する複数台の室外ユニットと、室内減圧装置,室内熱交換器を有する複数台の室内ユニットと、前記複数台の室外ユニットと前記複数台の室内ユニットとを並列に接続するガス接続管及び液接続管とを備え、前記複数台の室内ユニットが冷暖同時運転することが可能な冷凍サイクル装置において、
    前記ガス接続管は、前記室外ユニットと前記室内ユニットとの間を接続する第1メインガス接続管および第2メインガス接続管と、前記第1メインガス接続管と前記室内ユニットとの間に流路を開閉可能な室内第1開閉弁と、前記第2メインガス接続管と前記室内ユニットとの間に流路を開閉可能な室内第2開閉弁と、
    前記ガス阻止弁に接続されると共に分岐し、分岐した一方が前記第1メインガス接続管に接続され、分岐した他方が前記第2メインガス接続管に接続される分岐接続管と、該分岐接続管の分岐した一方に設けられ流路を開閉可能な室外第1開閉弁と、前記分岐接続管の分岐した他方に設けられ流路を開閉可能な室外第2開閉弁とを備え、
    前記複数台の室内ユニットのうち起動している室内ユニットが全て暖房運転の場合、起動している前記室内ユニット上流の前記室内第1開閉弁と前記室内第2開閉弁とを開き、前記複数台の室外ユニットのうち圧縮機が起動している前記室外ユニット下流の前記室外第1開閉弁と前記室外第2開閉弁とを開き、前記室外ユニットから出た冷媒が分岐して前記第1メインガス接続管と前記第2メインガス接続管とを流れ、前記分岐接続管で合流した後に前記室内ユニットに入ることを特徴とする冷凍サイクル装置。
  5. 請求項4において、暖房運転中の前記室内ユニットのうち、運転停止させた室内ユニットに備えられた前記室内第1開閉弁と前記室内第2開閉弁とを閉じることを特徴とする冷凍サイクル装置。
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