JP5525429B2 - 二重反転式軸流送風機 - Google Patents

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Description

本発明は、前段インペラと後段インペラとが逆方向に回転する二重反転式軸流送風機に関するものである。
図1及び図2には、特許第4128194号(特許文献1)に記載の従来の二重反転式軸流送風機の構造が示されている。図1(A)、(B)、(C)及び(D)は、従来の二重反転式軸流送風機の吸い込み側から見た斜視図、吐き出し側から見た斜視図、吸い込み側から見た正面図、吐き出し側から見た背面図、図2は図1の二重反転式軸流送風機の縦断面図である。従来の二重反転式軸流送風機は、第1の単体軸流送風機1と第2の単体軸流送風機3とが結合構造を介して組み合わされて構成されている。第1の単体軸流送風機1は、第1のケース5と、該第1のケース5内にそれぞれ配置される第1のインペラ(前段インペラ)7と、第1のモータ25と、周方向に120°の間隔をあけて並ぶ3本のウエブ21とを有している。第1のケース5は、軸線Aが延びる方向(軸線方向)の一方側に環状の吸い込み側フランジ9を有し、軸線方向の他方側に環状の吐き出し側フランジ11を有している。また第1のケース5は、両フランジ9,11の間に筒部13を有している。フランジ9とフランジ11と筒部13の内部空間により、風洞が構成されている。吐き出し側フランジ11は内部に円形の吐き出し側開口部17を有している。3本のウエブ21は、第2の単体軸流送風機3の後述する3本のウエブ45とそれぞれ組み合わされて、3枚の静止翼61が構成されている。第1のモータ25は、第1のケース5内で第1のインペラ7を図1(C)に示した状態で反時計回り方向(図示の矢印R1の方向即ち一方の方向)に回転させる。第1のモータ25は、後述する第2のインペラ35(後段インペラ)の回転速度よりも速い速度で第1のインペラ7を回転させる。第1のインペラ7は、第1のモータ25の図示しない回転軸に固定される図示しないロータのカップ状部材に嵌合される環状部材(ハブ)27と、この環状部材27の環状の周壁27aの外周面に一体に設けられたN枚(5枚)の前方ブレード28(前段翼)とを有している。
第2の単体軸流送風機3は、第2のケース33とこの第2のケース33内に配置される図2に示す第2のインペラ(後段インペラ)35と、第2のモータ49と、3本のウエブ45とを有している。第2のケース33は、図1に示すように、軸線Aが延びる方向(軸線方向)の一方側に吸い込み側フランジ37を有し、軸線方向Aの他方側に吐き出し側フランジ39を有している。また第2のケース33は、両フランジ37,39の間に筒部41を有している。そしてフランジ37とフランジ39と筒部41の内部空間により、風洞が構成されている。また第1のケース5と第2のケース33とによりケーシングが構成されている。吸い込み側フランジ37は、内部に円形の吸い込み側開口部42を有している。第2のモータ49は、第2のケース33内で第2のインペラ35を図1(B)及び(D)に示した状態で反時計回り方向[図示の矢印R2の方向、即ち、第1のインペラ7の回転方向(矢印R1)と逆方向(他方の方向)]に第2のインペラ35を回転させる。前述したように、第2のインペラ35は、第1のインペラ7の回転速度よりも遅い速度で回転させられる。第2のインペラ35は、第2のモータ49の図示しない回転軸に固定される図示しないロータのカップ状部材に嵌合される環状部材50と、この環状部材(ハブ)50の環状の周壁50aの外周面に一体に設けられたP枚(4枚)の後方ブレード51(後段翼)とを有している。
なお前方ブレード28(前段翼)は、横断面形状が一方の方向R1に向かって凹部が開口する湾曲形状を有している。また後方ブレード(後段翼)51は、横断面形状が他方の方向R2に向かって凹部が開口する湾曲形状を有している。そして静止翼即ち静止翼(支持部材)61は、横断面形状が他方の方向R2と後方ブレード51が位置する方向とに向かって凹部が開口する湾曲形状を有している。
従来の二重反転式軸流送風機では、N枚の前方ブレード28の枚数と、M枚の静止翼61の枚数と、P枚の後方ブレード51の枚数との関係は、N,M及びPが、それぞれ正の整数であってN>P>Mの関係となっている。そして従来の二重反転式軸流送風機では、図2に示すように、第1の単体軸流送風機1のN枚の前方ブレード28のそれぞれの軸線A方向に沿って測った長さ寸法(前段翼の最大軸方向コード長)L1が、第2の単体軸流送風機3のP枚の後方ブレード51の軸線A方向に沿って測った長さ寸法L2(後段翼の最大軸方向コード長)よりも長く設定されている。具体的には、2つの長さ寸法L1,L2の比L1/L2を、1.3〜2.5の値になるように長さ寸法L1及びL2を定めることにより、風量と静圧の特性を向上させている。
特許第4128194号 図1及び図2
従来の二重反転式軸流送風機でも、風量と静圧の特性を向上させることはできるが、更なる特性の向上と騒音の低減が望まれている。
本発明の目的は、従来よりも、特性が向上し且つ騒音を低減できる二重反転式軸流送風機を提供することにある。
本発明の二重反転式軸流送風機は、軸線方向の一方側に吸込口を有し軸線方向の他方側に吐出口を有する風洞を備えたケーシングと、風洞内で回転する複数枚の前段翼を備えた前段インペラと、風洞内で前段インペラとは逆方向に回転する複数枚の後段翼を備えた後段インペラと、風洞内の前段インペラと後段インペラとの間に位置し、静止状態で配置された複数枚の静止翼または複数個のストラッド(静止翼としての機能を有しない支持部材)からなる支持部材とを有する。
前段翼の枚数をN、支持部材の個数をM、後段翼の枚数をP(但し、N,M及びPは全て正の整数)とし、前段翼の最大軸方向コード長(前段翼を軸線方向に沿って平行に測った最大長さ寸法)をLf、後段翼の最大軸方向コード長(後段翼を軸線方向に沿って平行に測った最大長さ寸法)をLr、前段翼の外径寸法(前段翼を含む前段インペラを軸線方向と直交する径方向に測った最大直径寸法)をRf、後段翼の外径寸法(後段翼を含む後段インペラを軸線方向と直交する径方向に測った最大直径寸法)をRr(但し、Lf,Lr,Rf及びRrは正の数)と定めたときに、本発明の二重反転式軸流送風機では、N≧P>Mの関係と、Lf/(Rf×π/N)≧1.25の関係及びLr/(Rr×π/P)≧0.83の関係の少なくとも一方の関係が共に満たされている。
上記関係は、二重反転式軸流送風機の特性の向上と騒音の低減を実現する関係を発明者が研究した結果として見出されたものである。上記関係を満たす二重反転式軸流送風機は、過去に存在しない。そして少なくとも上記関係を満たす二重反転式軸流送風機は、既存の二重反転式軸流送風機と比べて、損出が少なくなって、特性が向上し且つ騒音を低減できることが確認された。本発明はこの確認に基づいて把握された。
本発明では、後段翼における損失を減らして、後段翼が旋回回復分(整流)の仕事を行う(排気と一緒に静止翼の仕事も同時に行う)という作用効果を得るために上記の関係を定めた。上記の関係は、特に、後段翼に前述の作用効果を発生させるための最低条件である。前述の前段翼が満たす条件は、後段翼を変更せずに、前段翼の構造を変更して、後段翼に前述の作用効果をできるだけ発生させる条件であり、前述の後段翼が満たす条件は、前段翼を変更せずに、後段翼の構造を変更して、後段翼に前述の作用効果をできるだけ発生させる条件である。
上記関係だけでも効果は得られるが、上記関係に加えて、前段インペラの回転速度をSf、後段インペラの回転速度をSrと定めたときに、Sf>Srの関係が成立しているのが好ましい。この関係は、前段インペラが増速作用を果たし、後段インペラが静止翼と同様の整流作用を助けるための一つの条件である。
そして上記関係に加えて、5≦N≦7、4≦P≦7及び3≦M≦5の関係、1>Lr/Lf>0.45の関係及びLf/(Rf×π/N)>Lr/(Rr×π/P)の関係を更に満たすと、更に作用効果が増進される。またLf/(Rf×π/N)≧1.59の関係またはLr/(Rr×π/P)≧1.00の関係を満たすと、更に作用効果が増進される。
また前段インペラ及び後段インペラは、ハブの外周部に複数枚の後段翼が固定されている。特に後段インペラについては、ハブとして、当該ハブの径方向寸法が吐出口に向かうに従って短くなる切頭円錐面形状のテーパ面を備えているものを用いるのが好ましい。このようにすると静圧レベルを大きくすることができて、静圧特性を改善できる。この場合、後段インペラのハブの外面に設けるテーパ面の傾斜角度は、60度よりも小さいことが好ましい。傾斜角度が60度以上になると、静圧レベルの上昇を得ることができなくなる。
また後段インペラのハブは、ハブの吐出側端部に後段翼の端部が接している。すなわち後段翼がハブの吐出側端部まで延びている。このような構造にすると、後段翼による整流効果を高めることができる。
また後段インペラの後段翼の吐出側端面は、ケーシングの吐出側端面から突出しないように吐出側端面よりも内側に配置されているのが望ましい。このような構造にしても、静圧を高めることができる。
(A)、(B)、(C)及び(D)は、従来の二重反転式軸流送風機の吸い込み側から見た斜視図、吐き出し側から見た斜視図、吸い込み側から見た正面図、吐き出し側から見た背面図である。 図1の二重反転式軸流送風機の縦断面図である。 本発明の二重反転式軸流送風機の構成の概略を説明するための図である。 後段インペラの一部を拡大して示す図である。 本実施の形態の効果を確認するために使用した送風機の構成要件を示す図である。 (A)及び(B)は、図5の実施例E1と実施例E2と、比較例C0について、測定した静圧−風量特性と騒音−風量特性を示すグラフである。 (A)及び(B)は、図5のE1と比較例C0′について、測定した静圧−風量特性と騒音−風量特性を示すグラフである。 (A)及び(B)は、図5のE3と比較例C0とについて、測定した静圧−風量特性と騒音−風量特性を示すグラフである。 前段翼の枚数、後段翼の枚数、静止翼の枚数を変えた場合と、翼の形状を変えた場合の、静圧ヘッドの変化量の感度のシミュレーション結果を示す図である。
以下図面を参照して本発明の二重反転式軸流送風機の実施の形態について説明する。図3は、本発明の二重反転式軸流送風機の構成の概略を説明するための図である。具体的な二重反転式軸流送風機の実施例は、図1及び図2に示した従来の二重反転式軸流送風機と、前段インペラ7′の形状、後段インペラ35′の形状及び静止翼61′の形状が異なる点を除いて、基本的には同様である。したがって本実施の形態において、図1及び図2の従来の二重反転式軸流送風機を構成する部分と同じ部分には、図1及び図2に付した符号と同じ符号を図3に付し、異なる部分には図1及び図2に付した符号に′を付した符号を図3に付して詳細な説明を省略する。
本実施の形態では、第1のインペラ即ち前段インペラ7′は、第1のモータ25の図示しない回転軸に固定される図示しないロータのカップ状部材に嵌合される環状部材即ちハブ27′と、このハブ27′の環状の周壁27′aの外周面に一体に設けられたN枚(5枚)の前方ブレード即ち前段翼28′とを有している。前段翼28′の吐出口側端面28′aは、ハブ27′の周壁27′aの吐出口側端面27′aaと一致している。そして前段翼28′の最大軸方向コード長(前段翼28′を軸線方向に沿って測った最大長さ寸法)Lfは、図1及び図2の従来の例と比べて短い。第2のインペラ即ち後段インペラ35′は、第2のモータ49の図示しない回転軸に固定される図示しないロータのカップ状部材に嵌合される環状部材即ちハブ50′と、このハブ50′の環状の周壁50′aの外周面に一体に設けられたP枚(4枚)の後方ブレード即ち後段翼51′とを有している。後段インペラ35′は、前段インペラ7′の回転速度Sfよりも遅い回転速度Srで回転させられる。
なお本実施の形態では、図3及び図4(A)に示すように、後段インペラ35′のハブ50′は、当該ハブ50′の径方向寸法Roが吐出口57に向かうに従って短くなる切頭円錐面形状のテーパ面51′cを備えている。図4(A)に示すように、ハブ50′のテーパ面51′cに設ける傾斜角度θは、60度よりも小さいことが好ましい。図4(B)に示すθによる静圧感度の向上率の傾向に見られるように、傾斜角度が60°以上になると、静圧効果が低くなる。また後段インペラ35′のハブ50′は、ハブの吐出側端部50′aaに後段翼51′の端部51′aが接している(連続している)。すなわち後段翼51′がハブ50′の吐出側端部50′aaまで延びている。このような構造にすると、後段翼51′による整流効果を高めることができる。また後段インペラ35′の後段翼51′の吐出側の端部51′aの端面は、第2のケース(ケーシングの一部)33の吐出口57側の端面33aから突出しないように吐出側の端面33aよりも内側に距離Dだけ離れるように配置されている。なおこの距離Dは、後段翼51′の直径Rrの0.1倍〜0.5倍の範囲内にあればよい。このようにすると、騒音の低減効果が高くなる。
第1の単体軸流送風機1′の3本のウエブ21′と第2の単体軸流送風機3′の3本のウエブ45′とがそれぞれ組み合わされて構成される3枚の静止翼61′は、すべて同じ形状で且つ周方向に等しい間隔(120°間隔)をあけて配置されている。本実施の形態で用いる静止翼61′は、理想的には翼の中心線が実質的に直線になるか、または翼負荷を実質的に持たない形状が好ましい。即ち、静止翼61′は、空気の流れに対して実質的に抵抗とならない形状を有しているのが好ましい。このような形状にすると、静止翼61′は、一般的な静止翼のように整流作用を果たすことがなくなる。
本発明の二重反転式軸流送風機は、前段翼の枚数をN、静止翼(支持部材)の個数をM、後段翼の枚数をP(但し、N,M及びPは全て正の整数)とし、前段翼の最大軸方向コード長(前段翼を軸線方向に沿って測った最大長さ寸法)をLf、後段翼の最大軸方向コード長(後段翼を軸線方向に沿って測った最大長さ寸法)をLr、前段翼の外径寸法(前段翼を含む前段インペラを軸線方向と直交する径方向に測った最大直径寸法)をRf、後段翼の外径寸法(後段翼を含む後段インペラを軸線方向と直交する径方向に測った最大直径寸法)をRr(但し、Lf,Lr,Rf及びRrは正の数)と定めたときに、下記の関係を満たしている。なお以下の説明では、下記の関係2の数値をソリディティと言う。
関係1:N≧P>M
関係2:Lf/(Rf×π/N)≧1.25
及び/または
Lr/(Rr×π/P)≧0.83
従来の二重反転式軸流送風機では、積極的に減速機能(整流機能)を果たす静止翼を搭載している。すなわち前段翼の流れをスムーズに後段へ導くための静止翼を備えている。そして後段翼は、前段翼の影響を少なくすることに着目して設計されてきた。このような従来の設計思想に対して、本実施の形態では、静止翼における損出をできるだけ小さくする静止翼とする設計思想を採用することとした。その上で、後段翼51′における損失を減らして、後段翼51′が旋回回復分の仕事を行う(後段翼51′が送風と一緒に静止翼の仕事も同時に行う)という作用効果を得るために上記の関係1及び2を定めた。上記の関係1及び/または2は、特に、後段翼51′に前述の作用効果を発生させるための最低条件である。特に関係2は、前段翼28′または後段翼51′の構造を決定するものである。前述の前段翼が満たす条件は、後段翼51′を変更せずに、前段翼28′の構造を変更して、後段翼51′に前述の作用効果をできるだけ発生させる条件であり、前述の後段翼51′が満たす条件は、前段翼28′を変更せずに、後段翼51′の構造を変更して、後段翼51′に前述の作用効果をできるだけ発生させる条件である。
上記関係1及び2だけでも効果は得られるが、上記関係1及び2に加えて、前段インペラ7′の回転速度をSf、後段インペラ35′の回転速度をSrと定めたときに、Sf>Srの関係を満たすようにするのが好ましい。この関係は、前段インペラ7′が増速作用を果たし、後段インペラ35′が一般的な静止翼と同様の整流作用(旋回回復作用)を助けるための一つの条件である。
そして上記関係に加えて、5≦N≦7、4≦P≦7及び3≦M≦5の関係、1>Lr/Lf>0.45の関係及びLf/(Rf×π/N)>Lr/(Rr×π/P)の関係を更に満たすと、更に上記作用効果を増進することができる。またLf/(Rf×π/N)≧1.59の関係またはLr/(Rr×π/P)≧1.00の関係を満たすと、より高い効果を確保できる。なおこれらの関係は、試験により確認されたものである。
本実施の形態の効果を確認するために使用した送風機の構成要件を図5に示す。図5において、実施例E1乃至E3は、図3に示した実施の形態と基本構造を同じにして動翼の枚数、静止翼の枚数、動翼の最大軸方向コード長、動翼の外径寸法を変えたものであり、比較例C0は、図3に示した実施の形態と基本構造を同じにして動翼の枚数、静止翼の枚数、動翼の最大軸方向コード長、動翼の外径寸法を比較用に変えたものであり、比較例C0′は比較例C0と動翼の枚数、静止翼の枚数及び動翼の最大軸方向コード長は同じであるが、動翼のそり形状を比較例C0の動翼のそりよりも大きくしたものである。また比較C0′は比較例C0よりもソリディティに影響の無い範囲でそり具合を大きくしたものです。
比較例C1乃至C5は、現在市場で現在販売されている5種類の二重反転式軸流送風機である。図5において、「コード長」とは、翼の縁部に沿って測定した翼の長さである。以下の試験では、これらの送風機を選択して試験を行った。図5の最下欄の「ソリディティ」は、コード長を分子とする一般的なソリディティ値である。
図6(A)及び(B)は、図5の実施例E1と実施例E2と、比較例C0について、測定した静圧−風量特性と騒音−風量特性を示すグラフである。これらのグラフから判るように、前段翼の前述の関係2のソリディティを固定して、後段翼の前述の関係2のソリディティを、0.560、0.839及び1.246とした二重反転式送風機を比べると、後段翼のソリディティが0.839であると、動作点における静圧−風量特性に大幅な変化が無い状態で、騒音を低減できることが判る。なお図6には示していないが、後段翼のソリディティが0.83以上あれば効果が有ることは、シミュレーションによって確認されている。後段翼のソリディティの上限値は、実際商品を製造する条件の下では、自ずと定まることになり、無限の値になることはない。
図7(A)及び(B)は、図5の実施例E1と比較例C0′について、測定した静圧−風量特性と騒音−風量特性を示すグラフである。これらのグラフから判るように、後段翼の前述の関係2のソリディティを固定して、前段翼の前述の関係2のソリディティを、0.955及び1.336とした二重反転式送風機を比べると、前段翼のソリディティが1.336であると、動作点における静圧−風量特性に大幅な変化が無い状態で、騒音を低減できることが判る。なお図7には示していないが、前段翼のソリディティが1.25以上あれば効果が有ることは、シミュレーションによって確認されている。前段翼のソリディティの上限値は、実際商品を製造する条件の下では、自ずと定まることになり、無限の値になることはない。
図6及び図7は、前段翼及び後段翼の一方のソリディティを固定して、他方のソリディティを変えているが、前段翼及び後段翼の両者のソリディティを変えた場合であっても、上記関係2を満たす範囲において、効果が得られることはシミュレーションによって確認されている。
図8(A)及び(B)は、図5の実施例E3と比較例C0とについて、測定した静圧−風量特性と騒音−風量特性を示すグラフである。図9は、前段翼の枚数、後段翼の枚数、静止翼の枚数を変えた場合と、翼の形状を変えた場合の、静圧ヘッドの変化量の感度のシミュレーション結果(直交表を用いた感度解析)を示している。図8のグラフから判るように、前段翼の枚数と後段翼の枚数を変えると、動作点における静圧−風量特性に大幅な変化が無い状態で、騒音が増加することが判る。また図9に示す通り、シミュレーションによると、前段翼の枚数Nと後段翼の枚数Pと、静止翼の枚数Mとの間には、5≦N≦7、4≦P≦7及び3≦M≦5の関係が成立していることが好ましいことが判った。
なお図9は、各条件可変における感度解析の結果である。図9の感度解析結果は、前段翼の枚数3水準(5、6、7枚)と翼形状3水準(A、B、C)、静止翼の枚数3水準(3、4、5枚)と翼形状3水準(A′、B′、C′)、後段翼の枚数4水準(4、5、6、7枚)と翼形状3水準(A′′、B′′、C′′)、以上を直交表L18に当てはめて分析した要因効果図である。直交表L18とは、因子(前段翼、静止翼、後段翼の3因子)と各水準が18ケースの中に全て同じ回数ずつ現れるように作られた表であり、18回のシミュレーションだけで全組み合わせ(3×3×3×3×4×3=972ケース)の優位性、効果、組合せを判断するために作られた統計学的判断のための一般的な表である。
図9の「静圧ヘッド」の値の求め方は、次の方法で求めている。「前段枚数」「7」を例にとると、直交表L18のシミュレーション結果18回の中の、「前段枚数」「7」となっている組み合わせは、(「前段枚数」は3水準であるため)6回である。この6回の「静圧ヘッド」の値について平均化したものが図9の「前段枚数」「7」の、「静圧ヘッド」の値である。直交表L18でのシミュレーション結果は記載していないが、「前段枚数」「7」では、(0.211+0.203+0.310+0.201+0.250+0.277)/6=0.242である。他の各因子、各水準についても同様の計算により求めて図示したものが図9である。直交表L18では、各因子、各水準が18ケースの中に全て同じ回数ずつ現れるため、因子における水準を特定して平均したものは、その因子における水準範囲内での大小傾向の指標として置き換えて考えることができる。以上から、図9は、因子(前段動翼、静止翼、後段動翼)の各水準の中で最も優れた水準を選定するための感度解析結果として用いることができる。
前段翼の形状(前段形状)「A」は、図5の比較例C0の前段翼の形状であり、形状「B」は、図5の実施例E3の翼形状であり、形状「C」は、図5の比較例C0′の翼形状である。
ちなみに図9において、従来形状(比較例)C0の構成は、「前段枚数」「5」、「前段形状」「A」、「静翼枚数」「3」、「静翼形状」「A′」、「後段枚数」「4」、「後段形状」「A′′」である。また図9から判るように、「前段枚数」は「5」枚と「7」枚がほぼ同等の性能で良い傾向にあり、「前段形状」は「B」の方が性能が良くなる傾向にある。同様に「静翼枚数」「4」、「静翼形状」「A′」と「B′」、「後段枚数」「6」と「7」、「後段形状」「A′′」が良いことが判断できる。
図9の結果において、最も良い傾向にある組み合わせ、およびその近傍で同等の結果となった組み合わせについて、シミュレーションにより全体静圧ヘッドを求めた結果、「前段枚数」「7」枚、「前段形状」「B」、「静翼枚数」「4」、「静翼形状」「B′」、「後段枚数」「6」、「後段形状」「A′′」の組み合わせ(図5の実施例E1)において全体静圧ヘッド0.31のシミュレーション結果が得られた。従来の二重反転式軸流送風機(図5のC0)のシミュレーションによる全体静圧ヘッドが0.26であるのに対し、図5の実施例E1の二重反転式軸流送風機の全体静圧ヘッドは0.31と大きいので、効果が得られていることが確認された。
なお図9において、矢印で示した組合せが図5の実施例E1であり、最適な組合せである。
本発明の二重反転式軸流送風機によれば、既存の二重反転式軸流送風機と比べて、損出が少なくなって、特性が向上し且つ騒音を低減できるので、産業上の利用可能性がある。
1′ 第1の単体軸流送風機
3′ 第2の単体軸流送風機
7′ 前段インペラ
21′,45′ ウエブ
27′ ハブ
28′ 前段翼
35′ 後段インペラ
50′ ハブ
51′ 後段翼
61′ 静止翼

Claims (10)

  1. 軸線方向の一方側に吸込口を有し前記軸線方向の他方側に吐出口を有する風洞を備えたケーシングと、
    前記風洞内で回転する複数枚の前段翼を備えた前段インペラと、
    前記風洞内で前記前段インペラとは逆方向に回転する複数枚の後段翼を備えた後段インペラと、
    前記風洞内の前記前段インペラと前記後段インペラとの間の位置に、静止状態で配置された複数枚の静止翼または複数個のストラッドからなる支持部材とを有する二重反転式軸流送風機であって、
    前記前段翼の枚数をN、前記支持部材の個数をM、前記後段翼の枚数をP(但し、N,M及びPは全て正の整数)とし、前記前段翼の最大軸方向コード長をLf、前記後段翼の最大軸方向コード長をLr、前記前段翼の外径寸法をRf、前記後段翼の外径寸法をRr(但し、Lf,Lr,Rf及びRrは正の数)と定めたときに、
    N≧P>Mの関係と、
    Lf/(Rf×π/N)≧1.25の関係及びLr/(Rr×π/P)≧0.83の関係の少なくとも一方の関係が共に満たされていることを特徴とする二重反転式軸流送風機。
  2. 前記前段インペラの回転速度をSf、前記後段インペラの回転速度をSrと定めたときに、
    Sf>Srの関係が成立していることを特徴とする請求項1に記載の二重反転式軸流送風機。
  3. 5≦N≦7、4≦P≦7及び3≦M≦5の関係、
    1>Lr/Lf>0.45の関係、
    Lf/(Rf×π/N)>Lr/(Rr×π/P)の関係が更に成立している請求項2に記載の二重反転式軸流送風機。
  4. Lf/(Rf×π/N)≧1.59の関係が成立していることを特徴とする請求項1または3に記載の二重反転式軸流送風機。
  5. Lr/(Rr×π/P)≧1.00の関係が成立していることを特徴とする請求項1または3に記載の二重反転式軸流送風機。
  6. 前記前段インペラ及び前記後段インペラは、ハブの外周部に複数枚の翼が固定された構造を有しており、
    前記後段インペラの前記ハブは、当該ハブの径方向寸法が吐出口に向かうに従って短くなる切頭円錐面形状のテーパ面を備えていることを特徴とする請求項1,2または3に記載の二重反転式軸流送風機。
  7. 前記後段インペラの前記ハブの前記テーパ面の傾斜角度は、60度よりも小さいことを特徴とする請求項6に記載の二重反転式軸流送風機。
  8. 前記後段インペラの前記ハブは、当該ハブの吐出側端部に前記後段翼の端部が接していることを特徴とする請求項6に記載の二重反転式軸流送風機。
  9. 前記後段インペラの前記後段翼の吐出側端面は、前記ケーシングの吐出側端面から突出しないように前記吐出側端面よりも内側に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の二重反転式軸流送風機。
  10. 前記後段インペラの前記後段翼の前記吐出側端面は、前記ケーシングの前記吐出側端面よりも前記後段翼の直径寸法×0.1〜0.5の距離だけ内側に配置されていることを特徴とする請求項9に記載の二重反転式軸流送風機。
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