JP5523536B2 - 広告配信装置および広告配信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、広告配信装置および広告配信方法に関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及に伴い、インターネットを介した広告配信が盛んに行われている。例えば、広告配信として、コンテンツ(例えば、ウェブページ)の所定の位置に、例えば企業や商品等を示すテキスト広告を表示し、かかるテキスト広告がクリックされた場合に広告主のウェブページへ遷移するものがある。
このように、コンテンツに表示される広告を選択する手法として、コンテンツの内容に応じた広告を表示するいわゆるコンテンツマッチ広告が知られている。例えば、コンテンツマッチ広告では、広告の内容とコンテンツの内容とを比較して、広告とコンテンツとが関連する度合いを示す関連度を算出し、算出された関連度が予め設定された関連度に関する値以上であれば、その広告がコンテンツと関連性のある広告であるものとして、コンテンツに表示させる。なお、上記した予め設定された関連度に関する値は、広告を配信する広告配信装置側で設定される値である。
特開2007−286833号公報
しかしながら、上記したコンテンツマッチ広告の技術では、広告配信装置で関連度に関する値が設定されるので、広告主側で関連度に関する値を選択することができず、広告主側からみると意図しないコンテンツに広告が表示されてしまう場合があるため、適切に広告効果を得られないという課題があり、コンテンツを閲覧するユーザ側からみるとあまりマッチしていない広告が配信されているという印象を与えるといった課題があった。
つまり、一般的な広告配信のユースケースとして、配信できる広告の候補を広く取得して配信する広告がなくなるような機会損失をしないで売り上げを確保するように関連度に関する値を設定している。したがって、コンテンツマッチ広告とは、コンテンツの内容に関連した広告を表示する手法であるが、実際どのくらい関連しているかというのは広告主側でコントロールできず、広告配信装置側で決められた一定の値以上の関連度の広告が配信されるというものであった。そのために、例えば、広告主にとっては思いもよらないページ(例えば、上位概念では関連していたとしても広告主にとって関連していないと思われるページ)に出たり、コンテンツを閲覧するユーザ側からみてあまりマッチしていない広告が配信されたり、という場合がある結果、長期的に見てネット広告の価値向上・普及に寄与できないなどの問題があった。
また、例えば、広告配信装置側で関連度に関する値を高く設定することも考えられるが、関連度に関する値が高ければ配信できる広告が減少してしまい、かたや関連度がそれほど高くなくても広めに広告を出してほしいという広告主のニーズに応えることができなくなるという問題があった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、広告主が、広告とコンテンツとの関連度に関する値を指定できるようにすることで、広告効果を適切に得ることを目的とする。
本願に係る広告配信装置は、広告情報の配信を許可するコンテンツとの関連度に関する値を記憶する記憶手段と、コンテンツに配信する広告情報の配信要求を受け付けると、該コンテンツと広告情報との関連度を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された関連度が、前記記憶手段によって記憶された広告情報に対応する値で定まる範囲内であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって関連度が前記範囲内であると判定された場合には、該広告情報を前記コンテンツに配信する広告情報として配信する配信手段と、を備えることを特徴とする。
本願に係る広告配信装置および広告配信方法は、広告主が、広告とコンテンツとの関連度に関する値を指定できるようにすることで、広告効果を適切に得ることができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に係る広告配信システムの構成を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態に係る広告配信装置の構成を示すブロック図である。 図3は、広告テーブルの一例を示す図である。 図4は、入札テーブルの一例を示す図である。 図5は、広告主テーブルの一例を示す図である。 図6は、入札時における関連度指定画面の一例を示す図である。 図7は、関連度に応じた入札の一例を説明する図である。 図8は、特徴語を抽出する処理の一例を説明する図である。 図9は、関連度の算出処理および判定処理を説明する図である。 図10は、広告が挿入されたコンテンツの表示画面例を示す図である。 図11は、第1の実施形態に係る広告配信装置による入札受付処理を示すフローチャートである。 図12は、第1の実施形態に係る広告配信装置による広告配信処理を示すシーケンス図である。 図13は、入札価格の自動振分処理を説明する図である。 図14は、入札時における関連度指定画面の一例を示す図である。
以下に、本願に係る広告配信装置および広告配信方法を実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る広告配信装置および広告配信方法が限定されるものではない。
[第一の実施の形態]
図1〜図12を用いて、本願に係る広告配信装置および広告配信方法の第1の実施形態について説明する。
〔広告配信システムの構成〕
まず、図1を用いて、第1の実施形態に係る広告配信装置10を含む広告配信システムの構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係る広告配信システムの構成を示すブロック図である。
図1に例示するように、第1の実施形態に係る広告配信システムには、広告配信装置としての広告配信装置10と、コンテンツ提供装置20と、複数の広告主端末30A、30Bと、複数のユーザ端末40A、40Bとが含まれる。広告配信装置10と、コンテンツ提供装置20と、複数の広告主端末30A、30Bと、複数のユーザ端末40A、40Bとは、ネットワーク50を介して、無線通信又は有線通信を行う。なお、広告主端末30A、30B、および、ユーザ端末40A、40Bについて、特に区別無く説明する場合には、広告主端末30、ユーザ端末40と記載する。
広告配信装置10は、複数の広告主端末30A、30Bから入札および広告の入稿を受け付けるとともに、広告が配信されてもよいコンテンツとの関連度に関する値を受け付ける。そして、広告配信装置10は、コンテンツ提供装置20からコンテンツに載せる広告を配信する旨の要求を受信すると、広告主端末30から指定された関連度に基づいて、コンテンツに載せる広告を取得し、取得した広告をコンテンツ提供装置20に配信する。
コンテンツ提供装置20は、ユーザ端末40からのコンテンツ取得要求に応じてコンテンツを提供しており、例えば、ウェブページ閲覧サービスなどを提供している。例えば、コンテンツ提供装置20は、ユーザ端末40からウェブページの閲覧要求を受け付けた場合には、該ウェブページの内容に関連する広告情報を広告配信装置10から取得し、取得した広告情報をウェブページのHTMLデータに付加した後、そのウェブページのHTMLデータをユーザ端末40A、40Bに送信する。なお、ユーザ端末40からコンテンツ提供装置20へのコンテンツ取得要求時に、広告配信装置10にリダイレクトされて、ユーザ端末40に表示されているコンテンツの広告枠に広告配信装置10から広告を直接配信するようにしてもよい。
複数の広告主端末30A、30Bは、広告配信装置10によって配信される広告を設定する広告主の端末である。具体的には、広告主端末30A、30Bは、広告主の操作により、入札金額の設定、広告の入稿、および、広告が配信されてもよいコンテンツとの関連度の設定等を広告配信装置10に対して通知する。
複数のユーザ端末40A、40Bは、ユーザの操作によりコンテンツ提供装置20にアクセスし、ウェブページのHTML(Hyper Text Markup Language)データなどを取得して、ウェブページをディスプレイに出力する端末である。
[広告配信装置の構成]
次に、図2を用いて、広告配信装置10の構成について説明する。図2は、第1の実施形態に係る広告配信装置の構成を示すブロック図である。広告配信装置10は、通信制御部11と、制御部12と、記憶部13とを有する。
通信制御部11は、ネットワーク50を介してコンテンツ提供装置20、複数の広告主端末30A、30Bおよび複数のユーザ端末40A、40Bとの間で各種データを送受信する。通信制御部11は、例えば、NIC(network card)等に該当する。
記憶部13は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置である。記憶部13は、広告テーブル13a、入札テーブル13bおよび広告主テーブル13cを記憶する。
広告テーブル13aは、広告に関する情報を記憶する。例えば、広告テーブル13aは、図3に例示するように、広告を識別する識別子である「広告ID」と、広告を入稿した広告主を識別する識別子である「広告主ID」と、広告に係る文章として表示される「タイトル」および「ディスクリプション」と、表示された広告に設定されるリンク先のURLである「リンク先」と、広告のカテゴリを示す「カテゴリ」と、広告に関連するキーワードである「広告関連キーワード」と、広告が配信されてもよいコンテンツを決めるための関連度に関する値である「関連度」とを対応付けて記憶する。なお、以下では、広告ごとに関連度に関する値を記憶する場合を説明するが、これに限定されるものではなく、例えば、広告主単位で関連度に関する値を記憶してもよいし、広告のキャンペーン単位で関連度に関する値を記憶してもよい。
図3の具体例を挙げて説明すると、広告テーブル13aは、広告ID「1」と、広告主ID「U001」と、タイトル「新車発売」と、ディスクリプション「新車をお探しの方はこちら・・・」と、リンク先「www.aaa.com」と、カテゴリ「自動車」と、広告関連キーワード「新車、販売・・・」と、関連度「High」とを対応付けて記憶する。なお、「広告ID」、「広告主ID」、「タイトル」、「ディスクリプション」、「リンク先」、「カテゴリ」、「広告関連キーワード」および「関連度」は、広告主端末30から広告の入稿を受け付けるたびに、新たに登録される情報である。
入札テーブル13bは、広告を表示する条件に関する情報を記憶する。例えば、入札テーブル13bは、図4に例示するように、入札を識別する識別子である「入札ID」と、入札対象の広告を識別する識別子である「広告ID」と、ワンクリックごとに課金される金額の基準となる入札金額を示す「入札価格」と、広告を表示した回数である「表示回数(Imps:インプレッション数)」と、広告バナーへのクリック回数である「クリック数」と、広告を表示した回数に対して何割がクリックされたかを示す「CTR(クリック数/Imps)」と、コンバージョン(商品購入や資料請求などの、コンテンツ上から獲得できる最終成果)に至った回数を示す「コンバージョン数」と、広告を配信した回数に対して何割がコンバージョンに至るかの割合を示す「CVR(Conversion Rate)」とを対応付けて記憶する。なお、広告テーブル13aと入札テーブル13bを一つのテーブルにしてもよい。
図4の具体例を挙げて説明すると、入札テーブル13bは、入札ID「1」と、広告主ID「U001」と、入札単価「60円」と、表示回数「50」と、クリック数「10」と、CTR「20%」と、コンバージョン数「5」と、CVR「10%」とを対応付けて記憶する。なお、「入札ID」、「広告主ID」および「入札単価」については、広告主端末30から広告の入札の要求を受け付けるたびに、新たに登録される情報であり、「表示回数」、「クリック数」、「CTR」、「コンバージョン数」および「CVR」については、広告の配信を行うたびに値が更新される。
広告主テーブル13cは、広告主に関する情報を記憶する。例えば、広告主テーブル13cは、図5に例示するように、「広告主ID」と、広告を入稿した会社の名称を示す「会社名」と、該会社の所在地を示す「会社の住所」とを対応付けて記憶する。図5の具体例を挙げて説明すると、広告主テーブル13cは、広告主ID「U001」と、会社名「××株式会社」と、会社の住所「東京都○○区」とを対応付けて記憶する。なお、「広告主ID」、「会社名」および「会社の住所」は、広告主が初めて広告の入札の要求を行う際に、新たに登録される情報である。
制御部12は、受付部12a、抽出部12b、算出部12c、判定部12dおよび配信部12eを備えている。制御部12は、CPUやMPU等が記憶装置に予め記憶されているコンピュータプログラムに従って動作することにより実現される。
受付部12aは、入札金額の設定、広告の入稿、および、広告が配信されてもよいコンテンツとの関連度の設定等を広告主端末30から受け付ける。
具体的には、受付部12aは、広告主端末30から広告の入札の要求を受け付けると、まず初期設定として、広告主基本情報の入力を受け付け、広告主テーブル13cに格納する。広告主基本情報とは、例えば、会社名や会社の住所などの形式的な情報である。なお、広告主基本情報について、過去に入力が行われて登録されている場合には、広告主基本情報の入力を省略してもよい。
続いて、受付部12aは、広告に対する入札単価として、広告バナーへの一クリックごとに支払う金額である入札価格の金額を広告主端末30から受け付け、入札テーブル13bに格納する。
例えば、広告主は、予算総額を¥10000と設定し、クリック料金として、¥100を入札した場合には、広告一クリックごとに、¥100をシステム運営側に支払うこととなり、広告が100回クリックされて支払い金額が予算金額の¥10000に達した時点で、広告の配信が停止する。
続いて、受付部12aは、広告の入稿として、広告として表示されるタイトルおよびディスクリプションと、広告のカテゴリを示すカテゴリと、広告に関連するキーワードである広告関連キーワードと、コンテンツに表示される広告に設定されるリンク先のURLを受け付け、広告テーブル13aに格納する。例えば、広告主は、広告のタイトルとして、キャッチフレーズなどを入力し、ディスクリプションとして、商品やサービスの説明を入力する。また、広告主は、リンク先として、表示された広告がクリックされた場合に遷移させるウェブサイトのURLを入力する。なお、広告主が配信を希望する広告は、審査され、審査を通った場合にのみ、広告の配信が開始される。
その後、受付部12aは、広告主端末30から関連度の入力を受け付ける。例えば、受付部12aは、広告主端末30から関連度の入力を受け付けるために、広告主端末30に対して図6に例示するような画面において、「広告が配信されてもよいページとの関連度を指定してください」というメッセージを表示するとともに、画面に表示された関連度「High」、「Mid」、「Low」のなかから一つを選択させる。
そして、受付部12aは、関連度の選択を受け付けると、広告情報に対応付けて、関連度を広告テーブル13aに格納する。ここで、関連度として、例えば、「High」が「90%」であり、「Mid」が「70%」であり、「Low」が「50%」であるものとする。なお、「High」、「Mid」、「Low」それぞれに対応する関連度は、任意に変更することが可能である。
例えば、広告主は、広告とコンテンツとが密接に関連している場合にのみ、そのコンテンツに広告を配信したいと考える場合には、関連度が高い「High」を選択し、広告とコンテンツとが密接に関連していなくてもよく、様々なコンテンツに広告を配信したいと考える場合には、関連度が低い「Low」を選択することができる。なお、関連度を設定するタイミングは、広告の入稿時に限定されるものではない。
このように、広告の入稿時に広告主が、その広告が配信されてもよいページとの関連度を指定することができる結果、広告主が自らの宣伝戦略に基づいて、多様な入稿方式をとることができる。例えば、宣伝戦略の一例として、Highに高い入札価格を設定してコンバージョンを取りに行き、Lowには低い入札価格を設定して広めに広告が配信されることを期待するなど、自由な入稿を行うことができる。
ここで、図7を用いて、従来と本発明との入札の違いについて説明する。図7は、関連度に応じた入札の一例を説明する図である。図7の(1)では、広告主によって関連度が選択できない従来の入札方式の一例を示し、図7の(2)では、広告主によって関連度が選択できる広告配信装置10による入札方式の一例を示している。
例えば、図7の(1)の従来の入札方式の例では、広告配信装置側で関連度が設定されており、広告主により広告ごとに関連度を設定できず、また、広告について一定の入札価格(図7の(1)の例では、入札価格「30円」)が設定されている。このため、広告配信装置側で設定された関連度を超えていれば、広告主にとって広告との関連度が低いと考えるウェブページであって、広告主にとって配信を望まないウェブページであっても、広告が配信されてしまう場合がある。
一方、例えば、図7の(2)の広告配信装置10による入札方式の入札方式の例では、広告「新車をお探しの方はこちら」について、関連度が高い場合に配信を許可する「High」に高い入札価格「50円」を設定してコンバージョンを取りに行き、関連度が低くても配信を許可する「Low」には低い入札価格「10円」を設定した場合には、関連度が高いウェブページに予算を集中して、関連度が高いウェブページには広告を高い確率で配信できるようにし、広告効果を最大限に得るという宣伝戦略をとることができる。
抽出部12bは、コンテンツ提供装置20からコンテンツに対する広告配信の要求を受け付けると、該コンテンツに含まれるテキスト情報(例えば、HTMLデータ)から特徴語を抽出する。具体的には、抽出部12bは、コンテンツ提供装置20から広告の掲載を希望するウェブページのHTMLデータを受信すると、該HTMLデータからtf−idfなどの既知の特徴抽出アルゴリズムにより、特徴語を抽出する。
以下に、特徴語の抽出処理の一例について詳しく説明する。例えば、抽出部12bは、HTMLデータに含まれる単語を抜き出し、その単語毎に重み値を算出する。重み値は、ウェブコンテンツとその単語との関連度合いを示す値であり、関連度合い算出の基となる要素、例えば、ウェブコンテンツ内の単語の出現頻度、出現箇所、文字属性(書体データ)などに基づいて算出される。そのウェブコンテンツ内で出現頻度の高い単語は、直接的にそのウェブコンテンツを特徴付ける意味を持つし、ウェブコンテンツ内のタイトルを示す箇所や文書前半等に位置する単語は、要約的にそのウェブコンテンツを特徴付ける意味を持つ。また。文字属性(フォントサイズ、太文字、下線文字、色文字等)に着目すれば、ウェブコンテンツ作成者が何らかの意図を持ってその単語にフォントを付しているので、同様にそのウェブコンテンツを特徴付ける意味を持つと考えられるからである。
また、重み値として、世間一般でその単語がどの程度使用されているかを考慮することもできる。単純にその単語を検索エンジンで検索した結果のヒット数に応じて重み値を大きくしてもよいし、一般名詞(普通名詞)より固有名詞の方が商品名等に関連性が高いといったように何かしら意味があるものとして同様に重み値を大きくしてもよい。
このような重み付けに関し一例として、文章中の特徴的な単語を抽出するためのアルゴリズム(自然言語処理)であるTF‐IDFなどが知られている。コンテンツから得られる単語の出現頻度を表すTF値と、コーパスを検索した結果得られる出現頻度であるDF値(又は逆出現頻度であるIDF値)とからTF‐IDF値を求め、TF‐IDF値がある閾値以上のもののみを特徴語とすることにより特徴語の抽出を行う。なお、コーパスとは、多数の単語が含まれているデータベースのようなもので、各単語とその出現頻度(DF値)が格納されているものとする。多くのドキュメントに出現する一般的な単語は重要度を下げて、特定のドキュメントにしか出現しない単語の重要度を上げる役割がある。特徴語の抽出条件は、例えば、「TF‐IDF値がある閾値以上である単語すべて」、「TF‐IDF値がある閾値以上である単語のうち上位N件の単語」などとする。このように、どのような単語を特徴語として抽出するかは、弾力的に決定することが可能である。
ここで、図8の具体例を用いて、特徴語を抽出する処理について説明する。図8は、特徴語を抽出する処理の一例を説明する図である。例えば、図8に示すように、ウェブコンテンツの例として、タイトル「新車発売のニュース」、および、本文「平成24年10月1日にA社から新車発売の発表が〜」を含む場合に、該ウェブコンテンツのHTMLデータに含まれる単語を抜き出し、その単語毎にTF‐IDF値を算出する。そして、TF‐IDF値が高い上位5件の単語として、「自動車」、「新車」、「販売」、「セダン」、「ハイブリッド」を特徴語として抽出する。
算出部12cは、抽出部12bにより抽出された特徴語と各広告の広告関連キーワードとをそれぞれ比較し、コンテンツに対する各広告情報の関連度を算出する。例えば、算出部12cは、抽出部12bにより抽出された特徴語と広告情報の広告関連キーワードとを比較し、特徴語の総数に対して、特徴語と広告関連キーワードが一致する数の割合を関連度として算出する。この関連度を算出する処理を、各広告情報に対して行って、コンテンツに対する各広告情報の関連度をそれぞれ求める。
ここで、図9を用いて、関連度の算出処理の一例を説明する。例えば、図9に例示するように、5つの特徴語である「自動車」、「新車」、「販売」、「セダン」、「ハイブリッド」と、5つの広告関連キーワードである「新車」、「販売」、「自動車」、「ハイブリッド」、「低燃費」とを比較する。この結果、特徴語の総数「5」に対して、4つの特徴語「自動車」、「新車」、「販売」、「ハイブリッド」が広告関連キーワードと一致しているので、関連度が「80%」となる。
判定部12dは、算出部12cによって算出された各広告情報の関連度が、広告テーブル13aに記憶された各広告情報に対応する関連度よりも大きいかそれぞれ判定する。例えば、上記の図9の例を用いて説明すると、判定部12dは、算出された関連度が「80%」であって、且つ、広告テーブル13aに記憶された関連度が「High」すなわち、関連度が「90%」である場合には、算出された関連度「80%」が広告テーブル13aに記憶された関連度「90%」よりも低いと判定し、その広告を広告配信候補から除外する。また、判定部12dは、算出された関連度が「80%」であって、且つ、広告テーブル13aに記憶された関連度「Mid」すなわち、広告テーブル13aに記憶された関連度「70%」である場合には、算出された関連度「80%」が広告テーブル13aに記憶された関連度「70%」よりも高いと判定し、その広告の情報を広告配信候補として取得する。
配信部12eは、算出された関連度が広告テーブル13aに記憶された関連度よりも大きいと判定された広告情報のうち、いずれかの広告情報を取得し、該広告情報をコンテンツ提供装置20に配信する。例えば、配信部12eは、算出された関連度が広告テーブル13aに記憶された関連度よりも大きいと判定された広告情報が複数ある場合には、各広告情報の入札額×クリック率(CTR(Click Through Rate))の値を比較し、入札額×クリック率の値が大きい広告情報を選択し、該広告情報をコンテンツ提供装置20に配信する。
このように、広告の入稿時に広告主が、その広告が配信されてもよいページとの関連度を指定することができるようにしたので、広告主が関連度を高く設定することで、広告主にとって関連していないと思われるページに広告が掲載されることを防止することができる。一方、広告主が関連度を低く設定することで、関連度を高く設定することで、広く広告を配信したいというニーズにも応えることが可能である。
例えば、図10に例示するように、広告ID「1」については、関連度が「High」に設定されているため(図3参照)、関連度が高い「新車販売ニュース」に対してのみ広告配信されるが、関連度が低い「自動車の株価のニュース」には、広告配信対象から除外される。また、広告ID「3」については、関連度が「Low」に設定されているため(図3参照)、関連度が高い「新車販売ニュース」だけでなく、関連度が低い「自動車の株価のニュース」についても、広告配信の対象となる。なお、「新車販売ニュース」については、広告ID「1」の広告情報、広告「3」の広告情報の両方が、広告配信の候補となるが、ここでは、入札価格が高く設定されている広告ID「1」の広告情報が配信されることとなる。
[広告配信装置による処理]
次に、図11および図12を用いて、第1の実施形態に係る広告配信装置10による処理を説明する。図11は、第1の実施形態に係る広告配信装置による入札受付処理を示すフローチャートである。図12は、第1の実施形態に係る広告配信装置による広告配信処理を示すシーケンス図である。
図11に示すように、広告配信装置10の受付部12aは、広告主端末30から広告の入札の要求を受け付けると(ステップS101肯定)、広告主端末30から入札を受け付ける(ステップS102)。具体的には、受付部12aは、広告に対する入札単価として、広告バナーへの一クリックごとに支払う金額であるクリック料金の金額を広告主端末30から受け付け、入札テーブル13bに格納する。
例えば、広告主は、予算総額を¥10000と設定し、クリック料金として、¥100を入札した場合には、広告一クリックごとに、¥100をシステム運営側に支払うこととなり、広告が100回クリックされて支払い金額が予算金額の¥10000に達した時点で、広告の配信が停止する。
続いて、受付部12aは、広告主端末30から広告の入稿を受け付ける(ステップS103)。具体的には、受付部12aは、広告の入稿として、広告として表示されるタイトルおよびディスクリプションと、表示された広告に設定されるリンク先のURLを受け付け、広告テーブル13aに格納する。例えば、広告主は、広告のタイトルとして、キャッチフレーズなどを入力し、ディスクリプションとして、商品やサービスの説明を入力する。また、広告主は、リンク先として、表示された広告がクリックされた場合に遷移させるウェブサイトのURLを入力する。
その後、受付部12aは、広告主端末30から関連度の入力を受け付ける(ステップS104)。例えば、受付部12aは、広告主端末30から関連度の入力を受け付けるために、広告主端末30に対して図6に例示するような画面において、「広告が配信されてもよいページとの関連度を指定してください」というメッセージを表示するとともに、画面に表示された関連度「High」、「Mid」、「Low」のなかから一つを選択させる。そして、受付部12aは、関連度の選択を受け付けると、広告情報に対応付けて、関連度を広告テーブル13aに格納する。
次に、図12を用いて、広告配信装置10による広告配信処理を説明する。図12に示すように、ユーザ端末40は、ユーザの操作によりコンテンツ提供装置20が提供するコンテンツにアクセスする(ステップS201)。続いて、コンテンツ提供装置20は、ユーザからのコンテンツに対するアクセスを受け付けると、該コンテンツに関連する広告を広告配信装置10に要求するとともに、ウェブページのHTMLデータを広告配信装置10に送信する(ステップS202)。
そして、広告配信装置10の抽出部12bは、コンテンツ提供装置20から広告の掲載を希望するウェブページのHTMLデータを受信すると(ステップS203)、該HTMLデータからtf−idfなどの既知の特徴抽出アルゴリズムにより、特徴語を抽出する(ステップS204)。
そして、広告配信装置10の算出部12cは、抽出部12bにより抽出された特徴語と各広告情報の広告関連キーワードとをそれぞれ比較し、コンテンツに対する各広告情報の関連度を算出する(ステップS205)。例えば、算出部12cは、抽出部12bにより抽出された特徴語と広告情報の広告関連キーワードとを比較し、特徴語の総数に対して、特徴語と広告関連キーワードが一致する数の割合を関連度として算出する。この関連度を算出する処理を、各広告情報に対して行って、コンテンツに対する各広告情報の関連度をそれぞれ求める。
続いて、広告配信装置10の判定部12dは、算出部12cによって算出された各広告情報の関連度が、広告テーブル13aに記憶された各広告情報に対応する関連度よりも大きいかそれぞれ判定し、算出された関連度が広告テーブル13aに記憶された関連度よりも大きいと判定された広告を広告配信候補として取得する(ステップS206)。
その後、広告配信装置10の配信部12eは、算出された関連度が広告テーブル13aに記憶された関連度よりも大きいと判定された広告のうち、入札額およびクリック率に基づいて広告を選択する(ステップS207)。具体的には、配信部12eは、算出された関連度が広告テーブル13aに記憶された関連度よりも大きいと判定された広告情報が複数ある場合には、各広告情報の入札額×クリック率(CTR(Click Through Rate))の値を比較し、入札額×クリック率の値が最も大きい広告を選択する。そして、配信部12eは、選択した広告の情報をコンテンツ提供装置20に配信する(ステップS208)。
そして、コンテンツ提供装置20は、広告配信装置10から広告の情報を受信すると、取得した広告情報をウェブページのHTMLデータに付加した後(ステップS209)、そのウェブページのHTMLデータをユーザ端末40A、40Bに送信する(ステップS210)。その後、ユーザ端末40は、ウェブページのHTMLデータなどを取得して、ウェブページをディスプレイに表示する(ステップS211)。
[第一の実施の形態の効果]
上述してきたように、広告配信装置10は、広告情報ごとに、該広告情報の配信を許可するコンテンツとの関連度を記憶する。そして、広告配信装置10は、コンテンツに付加する広告情報の配信要求を受け付けると、該コンテンツと広告情報との関連度を算出し、算出された関連度が、記憶された広告情報に対応する関連度よりも大きいか判定し、算出された関連度が記憶された広告情報に対応する関連度よりも大きいと判定された場合には、該広告情報をコンテンツに付加する広告情報として配信する。このように、広告配信装置10では、広告主から広告とコンテンツとの関連度の指定を受け付け、広告主によって指定された関連度を記憶し、記憶した関連度を用いて配信する広告情報を選択する結果、広告主の宣伝戦略に基づいて、多様な入稿方式をとることができ、広告効果を適切に得ることが可能である。
また、広告配信装置10は、広告情報が付加されるコンテンツに含まれるテキスト情報から特徴語を抽出し、抽出された特徴語と記憶された広告情報に対応する広告関連キーワードとを比較して、関連度を算出する。このため、広告配信装置10では、適切に関連度を算出し、広告主によって指定された関連度を用いて配信する広告情報を適切に選択することが可能である。
[第二の実施の形態]
さて、これまで本発明の第一の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では第二の実施の形態として本発明に含まれる他の実施の形態を説明する。
(1)入札価格の自動設定
上記の第一の実施の形態では、入札価格を広告主が設定する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、最も効果の出ている関連度に対応するCPA(Cost Per Action)を基準として、入札価格を広告配信装置側で自動的に設定するようにしてもよい。ここで、CPAとは、広告による成果を得るために掛かった費用のことをいう。
例えば、図13の例を用いて、入札価格を広告配信装置側で自動的に設定する処理について説明する。図13の(1)の例では、同一の広告について各関連度「High」、「Mid」、「Low」に設定し、それぞれ「入札単価」および「CPC(Cost Per Click)」を「60円」にした場合に、広告を配信した回数に対して何割がコンバージョンに至るかの割合を示す「CVR」と成果一件あたりの支払額を示す「CPA」が登録されている。なお、ここでは、「入札単価」とは、広告主が設定した入札価格であり、「CPC」とは、広告配信装置側で自動的に設定した入札価格である。なお、図13の(1)の例では、入札価格を広告配信装置側で自動的に設定する前の状態であるため、全ての関連度で「60円」となっている。
例えば、図13の(1)に例示するように、関連度「High」の場合には、CVRが「10%」であり、CPAが「600円」である。つまり、広告が10回クリックされた場合に、1件成果を得ることができたことを意味し、1件成果を得るために1200円のコストがかかったことを意味する。また、図13の(1)に例示するように、関連度「Mid」の場合には、CVRが「5%」であり、CPAが「1200円」である。また、図13の(1)に例示するように、関連度「Low」の場合には、CVRが「1%」であり、CPAが「6000円」である。
ここで、広告配信装置は、各関連度に対応するCPAのうち、最も効果の出ているCPA、すなわち、最も値が低いCPAを基準とするCPAとして選択する。図13の(1)の例では、関連度「High」のCPA「600円」が最も低いため、関連度「High」のCPA「600円」を基準として選択する。そして、他の関連度「Mid」および「Low」について、CPA「600円」となるように、CPCを算出し、自動的に設定する。
例えば、基準となるCPAとCVRとを乗算してCPCを算出する。図13の(2)の例では、関連度「Mid」のCPCとして「600円×5%=30円」を算出し、CPCに「30円」を設定し、関連度「Low」のCPCとして、「600円×1%=6円」を算出し、CPCに「6円」を設定する。
このように、広告配信装置では、関連度がそれぞれ異なる広告情報のうち、広告による成果を得るために掛かった費用が少ない関連度に対応する広告情報の入札価格に基づいて、他の関連度に対応する広告情報の入札価格を設定するので、自動的に適切な入札価格を設定することが可能である。
(2)他の広告の関連度の傾向を提示
また、本発明は、広告主端末によって入稿された広告と同一のカテゴリである他の広告に対応する関連度の傾向を提示するようにしてもよい。例えば、広告主が、広告を入稿しようとした場合に、該広告と同一のカテゴリである他の広告に対応する関連度を取得し、取得した関連度のうち「High」、「Mid」、「Low」のいずれの関連度が多いかの統計を行う。そして、広告主が、関連度を指定する際に、最も多かった関連度を、他の広告に対応する関連度の傾向として提示するようにしてもよい。また、他の広告に対応する関連度を平均し、平均した値を、他の広告に対応する関連度の傾向として提示するようにしてもよい。
このように、広告配信装置では、広告主端末によって入稿された広告と同一のカテゴリである他の広告に対応する関連度を集計し、他の広告に対応する関連度の傾向を広告主端末に提示する。このため、広告主は、同一のカテゴリである他の広告に対応する関連度の傾向を参考に、関連度を決めることが可能である。
(3)スライドバーで設定
上記の第一の実施の形態では、関連度のうち「High」、「Mid」、「Low」のいずれかを広告主に選択させる場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、任意の関連度の値を入力するようにしたり、スライドバーで任意の関連度の値を選択できるようにしてもよい。
例えば、図14に例示するように、広告配信装置は、広告主端末に対して「広告が配信されてもよいページとの関連度を指定してください」というメッセージを表示させるとともに、スライドバーを表示させ、広告主がスライドバーを用いて希望する関連度の値を選択させ、関連度の値を受け付ける。
このように、広告主端末で表示されたスライドバーにより関連度の値の指定を受け付ける。このため、広告主がスライドバーを用いて、関連度の値を細かく設定することが可能である。
(4)判定処理
上記の第一の実施形態では、広告を配信するか否かを決定する判定処理として、算出された各広告情報の関連度が、記憶部に記憶された各広告情報に対応する関連度よりも大きいか判定する場合を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、広告情報に対応する関連度として、所定の範囲(例えば、50〜70)を記憶部に記憶し、算出された各広告情報の関連度が、記憶部に記憶された各広告情報に対応する関連度で定まる範囲内であるか否かを判定するようにしてもよい。その他、各広告情報に対応する関連度の逆数が関連度の値以下であるか否かを判定するようにしてもよい。
(5)その他
また、上述した広告配信装置10は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「手段」は、「部(section、module、unit)」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、抽出手段は、抽出部や抽出回路に読み替えることができる。
10 広告配信装置
11 通信制御部
12 制御部
12a 受付部
12b 抽出部
12c 算出部
12d 判定部
12e 配信部
13 記憶部
13a 広告テーブル
13b 入札テーブル
13c 広告主テーブル

Claims (8)

  1. 広告情報の配信を許可するコンテンツとの関連度に関する値であって広告主から受け付けた関連度に関する値の範囲を記憶する記憶手段と、
    コンテンツに配信する広告情報の配信要求を受け付けると、該コンテンツと広告情報との関連度を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された関連度が、前記記憶手段によって記憶された広告情報に対応する前記関連度に関する値の範囲内であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって関連度が前記範囲内であると判定された場合には、該広告情報を前記コンテンツに配信する広告情報として配信する配信手段と、
    を備えることを特徴とする広告配信装置。
  2. 前記記憶手段は、前記関連度に関する値とともに、広告情報に関連する単語である関連語をさらに記憶し、
    前記広告情報が配信されるコンテンツに含まれるテキスト情報から特徴語を抽出する抽出手段をさらに備え、
    前記算出手段は、前記抽出手段によって抽出された特徴語と、前記記憶手段によって記憶された広告情報に対応する関連語とを比較して、前記関連度を算出することを特徴とする請求項1に記載の広告配信装置。
  3. 関連度に関する値がそれぞれ異なる広告情報のうち、広告による成果を得るために掛かった費用が少ない関連度に関する値に対応する広告情報の入札価格に基づいて、他の関連度に関する値に対応する広告情報の入札価格を設定する設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の広告配信装置。
  4. 広告主端末によって入稿された広告と同一のカテゴリである他の広告に対応する関連度に関する値を集計し、他の広告に対応する関連度に関する値の傾向を前記広告主端末に提示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の広告配信装置。
  5. 広告主端末で表示されたスライドバーにより前記関連度に関する値の指定を受け付ける受付部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の広告配信装置。
  6. 広告配信装置で実行される応答生成方法であって、
    前記広告配信装置は、該広告情報の配信を許可するコンテンツとの関連度に関する値であって広告主から受け付けた関連度に関する値の範囲を記憶する記憶手段を備え、
    コンテンツに配信する広告情報の配信要求を受け付けると、該コンテンツと広告情報との関連度を算出する算出工程と、
    前記算出工程によって算出された関連度が、前記記憶手段によって記憶された広告情報に対応する前記関連度に関する値の範囲内であるか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程によって関連度が前記範囲内であると判定された場合には、該広告情報を前記コンテンツに配信する広告情報として配信する配信工程と、
    を含んだことを特徴とする広告配信方法。
  7. 広告情報の配信を許可するコンテンツとの関連度に関する値であって広告主から受け付けた値を記憶する記憶手段と、
    コンテンツに配信する広告情報の配信要求を受け付けると、該コンテンツと広告情報との関連度を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された関連度が、前記記憶手段によって記憶された広告情報に対応する値で定まる範囲内であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって関連度が前記範囲内であると判定された場合には、該広告情報を前記コンテンツに配信する広告情報として配信する配信手段と、
    関連度に関する値がそれぞれ異なる同一の広告情報のうち、広告による成果を得るために掛かった費用が少ない関連度に関する値に対応する広告情報の入札価格に基づいて、他の関連度に関する値に対応する広告情報の入札価格を設定する設定手段と、
    を備えることを特徴とする広告配信装置。
  8. 広告主端末によって入稿された広告情報と同一のカテゴリである他の広告情報の配信を許可するコンテンツとの関連度に関する値を集計し、他の広告情報に対応する関連度に関する値の傾向を前記広告主端末に提示する提示手段と、
    広告主端末によって入稿された広告情報の配信を許可するコンテンツとの関連度に関する値であって広告主から受け付けた値を記憶する記憶手段と、
    コンテンツに配信する広告情報の配信要求を受け付けると、該コンテンツと広告情報との関連度を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された関連度が、前記記憶手段によって記憶された広告情報に対応する値で定まる範囲内であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって関連度が前記範囲内であると判定された場合には、該広告情報を前記コンテンツに配信する広告情報として配信する配信手段と、
    を備えることを特徴とする広告配信装置。
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