JP5523183B2 - ランプユニットおよび映像投写装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ランプ光源の光軸位置を調整できるランプユニットおよび、当該ランプユニットを備える映像投写装置に関するものでる。
従来より、映像表示装置の一つとしてDMD(Digital Micromirror Device)プロジェクタ等の映像投写装置が幅広く普及している。この種の映像投写装置は、周知のように、光源ランプを備えたランプユニットが、セット本体内に搭載されている。そして、当該光源ランプからの光束をDMD素子に照射し、DMD素子を映像信号により変調することで、当該映像表示装置は、映像光を出射し、当該出射した光をレンズを介してスクリーンなどに拡大照射する。
ところが、上記構成の映像投写装置では、光源ランプ光軸と映像投写装置光学系光軸が精度良く合わないと、投写画像の照度分布ムラや、照度低下が生じる。このため、光源ランプの取り付けには、高精度の光軸調整作業が必要となる。ランプ光軸調整機構に関する先行文献として、特許文献1が存在する。
当該特許文献1に係る技術では、ランプユニットが、ランプ保持部とベース部とに分割されている。ランプ保持部には、光軸調整用回転軸穴、固定用円弧状長穴、および光軸調整用の切り欠きが設けられている。また、ベース部には、光軸調整用回転軸穴に嵌合する光軸調整用回転軸が設けられている。そして、ランプユニット取付部には、光軸調整用窓、およびランプ保持部固定ネジ用ドライバー挿入孔が設けられている。
特開2002−244204号公報(第1図)
しかしながら、特許文献1に係る構成では、光軸調整中は、ランプ保持部のランプ保持部固定ネジは緩んだ状態となる。このため、ランプ保持部は、ベース部に載置しているだけとなるので、光軸調整を行うためにランプ保持部に外力を加えると、ランプ保持部とベース部との間に、容易に隙間が生じてしまう。
当該隙間が生じた状態で光軸を所望の位置に調整しても、ランプ保持部固定ネジを締め付けると、前述の隙間分のズレが生じてしまい、光軸を正確に調整できないという問題を、特許文献1に係る技術は有していた。
さらに、ランプ保持部固定ネジを締め付けるまでの間は、容易にランプ保持部が動いてしまう。このため、光軸調整後もランプ保持部固定ネジを締め付けるまでの間は、ランプ保持部を意図しない方向に動かないように常時保持し続けなければならず、作業が煩雑になるという問題も、特許文献1に係る技術は有していた。
そこで、本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、簡単な機構で、光軸位置を容易且つ確実に調整することができる、ランプユニットを提供することを目的とする。さらに、本発明は、当該ランプユニットを備えた映像投写装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るランプユニットでは、光源ランプと、前記光源ランプを保持するランプ保持部材と、前記ランプ保持部材を、前記光源ランプの光軸の方向と垂直な方向である第一の方向に移動可能に保持する位置調整部材と、前記位置調整部材を、前記光軸の方向と垂直な方向であり、かつ前記第一の方向と垂直をなす第二の方向に移動可能に保持する第一のランプケースと、前記ランプ保持部材と前記位置調整部材とを、前記第一のランプケースに向けて付勢する付勢部材とを、備える。
本発明に係るランプユニットでは、ランプ保持部材と位置調整部材とを、第一のランプケースに付勢する付勢部材を備えている。
したがって、ランプ保持部材と位置調整部材とが付勢部材により第一のランプケースに付勢されているため、光軸調整の際においても、ランプ保持部材、位置調整部材および第一のランプケースの各部材間には、隙間が発生しない。よって、光軸調整後においても、光軸のずれが生じない。よって、簡単の機構にて、精度の高い確実な光軸調整が可能となる。
また、ランプ保持部材と位置調整部材と第一のランプケースとの間には、付勢部材の付勢により摩擦力が発生している。したがって、光軸調整中にランプ保持部材と位置調整部材が不用意に意図しない方向にズレることを防止できる。よって、治具などによる保持が必要なく、光軸調整が容易となる。
実施の形態1における、光軸調整機能を有するランプユニットの構成を示す分解斜視図である。 光源ランプ1およびランプ保持部材2部分の構成を示す拡大分解斜視図である。 位置調整部材3および前側ランプケース4部分の構成を示す拡大分解斜視図である。 後側ランプケース5および押さえ金具6部分の構成を示す拡大分解斜視図である。 実施の形態2における後側ランプケースに設けられた、穴および突起ガイド部の形状を示す断面図である。 光源ランプ1の構成を示す断面図である。 実施の形態3における、ランプ保持部材2により保持される整流フィンの構成を示す分解斜視図である。 実施の形態4における、位置基準穴2g,3f,4fの構成を示す分解斜視図である。
DMDプロジェクタ等の映像投写装置は、映像をスクリーン等上に表示するための光を放射する光源ランプを備える。具体的に、映像投写装置は、当該光源ランプを備えたランプユニットが、セット本体内に搭載されている。当該ランプユニットは、光源ランプを収納し、ランプ交換の際に交換単位となる。
当該映像表示装置では、光源ランプからの光束をDMD素子に照射し、DMD素子を映像信号により変調することで、映像光を出射し、当該出射した光をレンズを介してスクリーンなどに拡大照射する。
以下、光源ランプの光軸調整機構を有する上記ランプユニットを、図面に基づいて具体的に説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明に係るランプユニットの一実施例を示す分解斜視図である。また、図2は、図1の光源ランプ1およびランプ保持部材2の部分の拡大分解斜視図である。また、図3は、図1の位置調整部材3および前側ランプケース4の部分の拡大分解斜視図である。さらに、図4は、図1の後側ランプケース5および押さえ金具6の部分の拡大分解斜視図である。
以下、図1〜4に示す各分解斜視図を用いて、本発明に係るランプユニットの構成を説明する。なお、図1〜4には、X方向、Y方向およびZ方向も図示している。ここで、Z方向は、光源ランプ1の光軸方向であり、X方向およびY方向は各々、当該Z方向と垂直な方向である。また、X方向とY方向とは、垂直をなす。Z軸方向は、光源ランプ1の光軸方向に平行な方向である。
光源ランプ1は、押さえ金具6とランプ保持部材2との間に配置される。押さえ金具6の穴6aとランプ保持部材2のネジ穴2dとに、ネジ10をねじ込む。これにより、光源ランプ1は、押さえ金具6によってランプ保持部材2に位置決めされ、当該光源ランプ1は、ランプ保持部材2に保持・固定される。
ランプ保持部材2には、図中のX方向に長いスライド穴2aが設けられている。当該スライド穴2aは、位置調整部材3に設けられた円形ガイドピン3bと勘合する。スライド穴2aと円形ガイドピン3bとの勘合により、ランプ保持部材2は、位置調整部材3に保持された状態で、当該位置調整部材3に対してX方向(第一の方向と把握できる)に移動可能となる。ここで、当該ランプ保持部材2の当該移動可能の範囲は、スライド穴2aのX方向の穿設長さの範囲となる。
さらに、ランプ保持部材2の側面付近には、スリット2cが設けられており、位置調整部材3の側面付近には、ネジ穴3cが設けられている。一方、位置調整ネジ(第一の位置調整機構と把握できる)8Aは、側面にスリット部8aが形成されている。当該構成において、ランプ保持部材2のスリット2cが、位置調整ネジ8Aのスリット部8aと勘合し、さらに位置調整ネジ8Aは、位置調整部材3のネジ穴3cと螺合する。したがって、位置調整ネジ8Aを回転させることで、位置調整部材3に対するランプ保持部材2のX方向の相対位置を、自在に調整することが可能である。
また、ランプ保持部材2をX方向に移動可能に保持している当該位置調整部材3には、図中のY方向に長いスライド穴3aが設けられている。当該スライド穴3aは、前側ランプケース(第一のランプケースと把握できる)4に設けられた円形ガイドピン4bと勘合する。スライド穴3aと円形ガイドピン4bとの勘合により、位置調整部材3は、前側ランプケース4に保持された状態で、当該前側ランプケース4に対してY方向(第二の方向と把握できる)に移動可能となる。ここで、当該位置調整部材3の当該移動可能の範囲は、スライド穴3aのY方向の穿設長さの範囲となる。
さらに、前面ランプケース4の天面付近には、スリット4cが設けられており、位置調整部材3の天面付近には、ネジ穴3dが設けられている。一方、位置調整ネジ(第二の位置調整機構と把握できる)8Bは、側面にスリット部8bが形成されている。当該構成において、前面ランプケース4のスリット4cが、位置調整ネジ8Bのスリット部8bと勘合し、さらに位置調整ネジ8Bは、位置調整部材3のネジ穴3dと螺合する。したがって、位置調整ネジ8Bを回転させることで、前側ランプケース4に対する位置調整部材3のY方向の相対位置を、自在に調整することが可能である。
なお、前側ランプケース4に保持されている位置調整部材3は、円形ガイドピン3bとスライド穴2aとの勘合を通じて、ランプ保持部材2を保持している。したがって、位置調整部材3のY方向の移動に伴い、ランプ保持部材2も当該Y方向に移動する。なお、ランプ保持部材2は光源ランプ1を保持しているので、当然、位置調整部材3のY方向の移動に伴い、当該光源ランプ1もY方向に移動する。
さらに、ランプ保持部材2と位置調整部材3と前側ランプケース4とは、クリップ状のバネ(付勢部材と把握できる)7によって挟まれる。当該バネ7による挟み込みにより、ランプ保持部材2と位置調整部材3とは、前側ランプケース4に向けて付勢される。
なお、バネ7には、穴7aが設けられており、前側ランプケース4には、当該穴7aと勘合する円形突起部4dが設けられている。当該穴7aと円形突起部4dとが勘合することにより、バネ7が保持される。また、穴3e穿設付近の位置調整部材3の上限端部領域および、穴2b穿設付近のランプ保持部材2の上下端部領域が、バネ7により挟み込まれる領域となる。
また、ランプ保持部材2の4隅の部分には、穴2bが設けられており、位置調整部材3の4隅の部分には、穴3eが設けられており、前側ランプケース4の4隅の部分には、ネジ穴4eが設けられている。穴2b及び穴3e及びネジ穴4eに固定ネジ(固定機構と把握できる)9をねじ込むことによって、ランプ保持部材2と位置調整部材3とは、前面ランプケース4に固定される。
後側ランプケース(第二のランプケースと把握できる)5は、光源ランプ1を覆うような箱状の形状であり、穴5aが前端の天面と底面に設けられている。他方、前面ランプケース4の天面と底面にもネジ穴4aが設けられている。穴5aとネジ穴4aに、ネジ11をねじ込むことにより、後側ランプケース5と前側ランプケース4とが、組み合わさった状態で固定される。
また、後側ランプケース5には、前述の位置調整ネジ8Aに対応した位置に、調整用窓5b1が設けられており、前述の位置調整ネジ8Bに対応した位置に、調整用窓5b2が設けられている。光源ランプ1、ランプ保持部材2、位置調整部材3、前面ランプケース4および後面ランプケース5が組み合わさった状態で、当該調整用窓5b1,5b2からは、位置調整ネジ8A,8Bが露出する。
さらに、後側ランプケース5の後面には、前述の固定ネジ9に対応した位置に、ドライバー用穴5cが設けられている。光源ランプ1、ランプ保持部材2、位置調整部材3、前面ランプケース4および後面ランプケース5が組み合わさった状態で、ドライバー用穴5cからは、固定ネジ9が露出する。
上記構成(光源ランプ1、ランプ保持部材2、位置調整部材3、前面ランプケース4および後面ランプケース5が組み合わさった状態)において、ランプ光軸調整をする際は、後側ランプケース5のドライバー用穴5cよりドライバーを挿入し、固定ネジ9を緩める。固定ネジ9は、予め緩めた状態であってもよい。次に、調整用窓5b1から位置調整ネジ8Aを回転させて、ランプ光軸のX方向の調整を行い、調整用窓5b2から位置調整ネジ8Bを回転させて、ランプ光軸のY方向の調整を行いう。
このとき、固定ネジ9でランプ保持部材2と位置調整部材3とを同時に固定する構成であるので、固定ネジ9を緩めた状態では、X方向とY方向を交互に調整、あるいは同時に調整することもできる。
ランプ光軸の調整が終了したなら、後側ランプケース5のドライバー用穴5cよりドライバーを挿入し、固定ネジ9を締め付ける。
以上のように、本実施の形態に係るランプユニットでは、ランプ保持部材2と位置調整部材3とを、前側ランプケース4に向けて付勢する、クリップ状のバネ7を、備えている。
したがって、ランプ保持部材2と位置調整部材3とが当該バネ7により前面ランプケース4に向けて付勢されているため、固定ネジ9を緩めた状態でも、ランプ保持部材2、位置調整部材3および前側ランプケース4の各部材間には、隙間が発生しない。よって、光軸調整時と固定ネジ9を締めた時に光軸のずれが生じない。よって、本実施の形態に係るランプユニットでは、簡単の機構にて、精度の高い確実な光軸調整が可能となる。
また、ランプ保持部材2と位置調整部材3と前側ランプケース4との間には、バネ7の付勢により摩擦力が発生している。したがって、光軸調整中にランプ保持部材2と位置調整部材3が不用意に意図しない方向にズレることを防止できる。よって、本実施の形態に係るランプユニットでは、治具などによる保持が必要なく、光軸調整が容易となる。
また、本実施の形態に係るランプユニットを映像投写装置が備えることにより、ランプユニットのランプ光軸位置を容易且つ確実に調整することができる。したがって、当該映像投写装置では、投写画像の照度分布ムラや照度低下などを防止することができる。
<実施の形態2>
図5は、本実施の形態に係る後側ランプケース5の構成を示す側断面図である。
実施の形態1で説明したように、後側ランプケース5の後面には、固定ネジ9に対応した位置に、ドライバー用穴5cが設けられている(図1,4,5参照)。さらに、本実施の形態に係る後側ランプケース5では、図5に示すように、ドライバー用穴5cに連接されて、突起ガイド部5dが設けられている。
当該突起ガイド部5dは、光源ランプ1、ランプ保持部材2、位置調整部材3、前面ランプケース4および後面ランプケース5が組み合わさった状態において、固定ネジ9が存する方向に延設され、中空の形状(たとえば円筒形状)を有する。
固定ネジ9を緩める際および固定ネジ9を締める(以下、締緩処理と称する)際には、ドライバーを、ドライバー用穴5cおよび突起ガイド部5dに挿通する。
なお、当該突起ガイド部5d以外の本実施の形態に係るランプユニットの構成は、実施の形態1に係るランプユニットの構成と同じである。
以上のように、本実施の形態に係る後側ランプケース5に、ドライバー用穴5cのみならず、突起ガイド部5dをも設けることで、固定ネジ9に対する締緩処理の際にドライバーの軸が、精度よく保持される。よって、固定ネジ9とドライバー先端とが容易に勘合できるため、ドライバーを用いた固定ネジ9の締緩処理が容易になる。
なお、突起ガイド部5dの形状は、中空であれば円筒形状に限定されない。たとえば、ドライバーの軸を精度良く保持できる形状であれば、多角形やU字形状、さらにリブを組み合わせた形状などでも良い。
<実施の形態3>
図6は、光源ランプ1の構造を示す断面図である。
光源ランプ1は、発光管球体部1a、発光管先端部1bおよび発光管ネック部1cを有する。発光管球体部1aの上部では、温度が1000℃以下、発光管球体部1aの下部では温度が950℃±20℃、発光管先端部1bでは、温度が400℃以下、発光管ネック部1cでは、温度が420℃以下となるように、当該光源ランプ1には冷却条件が設定されている。
映像投写装置内では、これらの冷却条件を満たすように温度管理がなされている。これら発光部1a,1b,1cは非常に高温となるため、冷却をする手段が必要である。例えば、光源ランプ1近傍に冷却用のファンを置き、冷却風をランプ発光部に送り込むことで冷却をおこなっている。
しかしながら、実施の形態1で説明した光軸調整構造を設けると、光源冷却用ファンと発熱体であるランプ発光管部分との距離が可変となる。このため、冷却風が発光管にうまく当らなくなり、温度管理が困難になる。
そこで、本実施の形態では、図7に示すように、光源ランプ1を保持しているランプ保持部材2に保持されるように、整流フィン12を設けている。具体的に、ランプ保持部材2の通気穴2eに、光源ランプ1の発光管を冷却する空気を整流するための整流フィン12を設ける。
当該整流フィン12には、穴12aが設けられており、ランプ保持部材2には、通気穴2eの両側面にネジ穴2fが設けられている。当該穴12aとネジ穴2fとに、ネジ13をねじ込むことによって、ランプ保持部材2の上部に設けられた通気穴2eに、整流フィンは固定される。
以上のように、本実施の形態では、ランプ保持部材2において保持される、光源ランプ1を冷却する空気を整流する整流フィン12を、さらに備えている。これにより、光軸調整を行ったとしても、光源ランプ1の発光管と整流フィン12との位置関係は、常に一定となる。したがって、光源ランプ1に対する冷却風の流れは、常に一定となり、安定した冷却効果が得られる。
<実施の形態4>
実施の形態1で説明した光軸調整構造による光軸調整を行う場合、ランプ保持部材2と位置調整部材3とを適当な位置においた状態から光軸調整をスタートすると、調整量が多くなり作業が煩雑となる。
そこで、本実施の形態では、図8に示すように、ランプ保持部材2に、初期基準位置を決めるための設計上の基準となる位置に位置基準穴2gを設ける。また、位置調整部材3に、初期基準位置を決めるための設計上の基準となる位置に位置基準穴3fを設ける。同様に、前側ランプケース4に、初期基準位置を決めるための設計上の基準となる位置に位置基準穴4fを設ける。
各位置基準穴2g,3f,4fに、ピン(図示無し)を連通させる。これにより、光軸を、図中X,Y軸方向とも両方同時に、設計基準位置に容易に合わせることが出来る。
以上のように、本実施の形態では、ランプ保持部材2、位置調整部材3および前側ランプケース4の各々に、位置基準穴2g,3f,4fを設けることにより、設計基準位置への設定が容易となる。なお、当該設計基準位置から光軸調整をスタートすることができるので、光軸調整は、光源ランプ1の光軸のバラツキ分のみの調整で済み、調整量が減り、効率よく光軸調整作業ができる。
図8の例では、位置基準穴2g,3f,4fは、ランプ保持部材3と位置調整部材3と前面ランプケース4のそれぞれに、1つとした。しかし、例えば光軸位置の異なる光学系ユニットを備えた映像投写装置にも同じランプユニットで対応できるように、ランプ保持部材2と位置調整部材3と前側ランプケース4のそれぞれに、複数の位置基準穴2g,3f,4fを設けても良い。
1 光源ランプ、1a 発光管球体部、1b 発光管先端部、1c 発光管ネック部、2 ランプ保持部材、2a スライド穴、2b 穴、2c スリット、2d ネジ穴、2e 通気穴、2f ネジ穴、2g 位置基準穴、3 位置調整部材、3a スライド穴、3b 円形ガイドピン、3c ネジ穴、3d ネジ穴、3e 穴、3f 位置基準穴、4 前側ランプケ−ス、4a ネジ穴、4b 円形ガイドピン、4c スリット、4d 円形突起部、4e ネジ穴、4f 位置基準穴、5 後側ランプケース、5a 穴、5b1,5b2 調整用窓、5c ドライバー用穴、5d 突起ガイド部、6 押さえ金具、6a 穴、7 バネ、7a 穴、8A,8B 位置調整ネジ、8a,8b スリット、9 固定ネジ、10,11,13 ネジ、12 整流フィン、12a 穴。

Claims (6)

  1. 光源ランプと、
    前記光源ランプを保持するランプ保持部材と、
    前記ランプ保持部材を、前記光源ランプの光軸の方向と垂直な方向である第一の方向に移動可能に保持する位置調整部材と、
    前記位置調整部材を、前記光軸の方向と垂直な方向であり、かつ前記第一の方向と垂直をなす第二の方向に移動可能に保持する第一のランプケースと、
    前記ランプ保持部材と前記位置調整部材とを、前記第一のランプケースに向けて付勢する付勢部材とを、備える、
    ことを特徴とするランプユニット。
  2. 前記ランプ保持部材の前記第一の方向の移動を調整する、第一の位置調整機構と、
    前記位置調整部材の前記第二の方向の移動を調整する、第二の位置調整機構と、
    前記ランプ保持部材と前記位置調整部材とを、前記第一のランプケースへ固定する、固定機構とを、さらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のランプユニット。
  3. 前記第一のランプケースと組み合わさり、前記光源ランプを覆う、第二のランプケースを、さらに備えており、
    前記第二のランプケースにおける前記固定機構に対応した位置には、
    穴と、
    前記穴に連接しており、前記固定機構が存する方向に延設された、中空のガイド部とが、
    設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のランプユニット。
  4. 前記ランプ保持部材において保持される、前記光源ランプを冷却する空気を整流するフィンを、さらに備えている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のランプユニット。
  5. 前記ランプ保持部材、前記位置調整部材、および前記第一のランプケースのそれぞれに、
    基準位置を規定する位置基準穴が、設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のランプユニット。
  6. 映像をスクリーン上に表示するための光を放射する光源装置を備えた映像投写装置であって、
    前記光源装置として、請求項1乃至5のいずれかに記載のランプユニットを備える、
    ことを特徴とする映像投写装置。
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