JP5522306B1 - 遠心ファン - Google Patents

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Abstract

【課題】ディフューザリングによって気流の運動エネルギーを圧力へ変換するディフューザ効果を向上させることが可能な遠心ファンを提供する。
【解決手段】遠心ファン23は、ハブ15と、複数の羽根21と、シュラウド19とを備えている。各羽根21は、シュラウド19における内方へ張り出している部分とつながる接続端部21cが遠心ファン23の回転方向に移動したときに気流が当たる側21c1へ傾斜するように湾曲した湾曲部21dを有する。ハブ15は、羽根21の外周側に突出するハブ側ディフューザリング27を有する。シュラウド19は、羽根21の外周側に突出するシュラウド側ディフューザリング26を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、遠心ファンに関するものである。
従来、建物内部の大規模な空調を行うためのエアハンドリングユニットその他の空調装置などでは、高圧で空気を供給するために、ターボファンなどの遠心ファンが用いられている。ターボファンは、後ろ向き羽根を有するファンであり、半径方向外側に気流を吹き出す構造であるので、シロッコファンのようなスクロールケーシングを必要としないため構造が簡略になるメリットがある。しかし、羽根から出た気流は直後に羽根周囲の物体と干渉し流れが乱れるために騒音の増大や効率の低下を招くという課題がある。
そこで、従来、特許文献1および2に記載されているターボファンのように、ハブと、当該ハブの円周方向に並んで配置された複数の羽根と、当該羽根に対してハブの反対側に配置されたシュラウドとを備えた構成において、羽根の外周側にディフューザリングが設けられている。これらの特許文献1および2に記載されているターボファンでは、シュラウドおよびハブの外径が羽根の外径より大きくなっており、羽根の外側に位置するシュラウド及びハブによりそれぞれディフューザリングが形成されている。
これにより、羽根を出た気流はディフューザリング間を通過する間に減速し、当該気流の運動エネルギーを効果的に圧力へ変換する効果、いわゆるディフューザ効果を発揮し、ファンの効率を向上させることが可能である。
このようなターボファンにおける羽根は、通常、当該ターボファンの回転軸の軸方向に沿って変位するにつれて当該軸方向に直交する断面が一様な断面を有する2次元羽根であり、シュラウドにおける内方へ張り出している部分に対して鋭角につながっている。
特開平11−108403公報 米国特許公報2006/0228212号公報
上記の特許文献1および2に記載されているようなディフューザリングを有するターボファンの構成では、図13に示されるように、ターボファンの軸方向の断面(例えば、図3に示される遠心ファン23のIV−IV線断面に対応する位置における断面)を見た場合、2次元羽根からなる羽根121がシュラウド119とハブ115との間に配置され、羽根121とシュラウド119とが鋭角につながっている部分129において、気流が乱れやすい領域129が発生する。その気流の乱れによって、図14に示されるように、シュラウド119側では、空気流入口119aからターボファン内部に流入した気流F10の流速が部分的に低下する。これによって、気流F10が羽根121に沿って空気流入口119aから吹出口128へ向かうにつれて、当該気流F10がシュラウド119の内面から剥離する剥離域130が発生するおそれがある。そのため、ハブ115およびシュラウド119の外周に設けられたディフューザリング126、127によるディフューザ効果の向上が難しくなる。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、ディフューザリングによって気流の運動エネルギーを圧力へ変換するディフューザ効果を向上させることが可能な遠心ファンを提供することを目的とする。
本発明の遠心ファン(23)は、ハブ(15)と、前記ハブ(15)の円周方向に並んで配置された複数の羽根(21)と、前記羽根(21)に対して前記ハブ(15)の反対側に配置されたシュラウド(19)とを備え、前記羽根(21)は、前記シュラウド(19)における内方へ張り出している部分とつながる接続端部(21c)が、前記遠心ファン(23)の回転方向に移動したときに気流が当たる側(21c1)側へ傾斜するように湾曲した湾曲部(21d)を有し、前記ハブ(15)は、前記羽根(21)の外周側に突出するハブ側ディフューザリング(27)を有し、前記シュラウド(19)は、前記羽根(21)の外周側に突出するシュラウド側ディフューザリング(26)を有することを特徴とする。
かかる構成によれば、羽根(21)は、シュラウド(19)における内方へ張り出している部分とつながる接続端部(21c)が遠心ファン(23)の回転方向に移動したときに気流が当たる側(21c1)側へ傾斜するように湾曲した湾曲部(21d)を有しているため、シュラウド(19)と羽根(21)とが鋭角につながっている部分が解消される。その結果、羽根(21)とシュラウド(19)とがつながる部分では気流が円滑に流れることが可能になり、その部分において気流が乱れやすい領域を減少させることが可能になる。これにより、シュラウド(19)側では、気流の乱れによる気流の流速の低下を抑え、気流がシュラウド(19)の内面から剥離する剥離域が発生することを抑えることが可能になる。その結果、ハブ(15)側およびシュラウド側ディフューザリング(26)における気流の運動エネルギーを圧力に変換するディフューザ効果、特にシュラウド側ディフューザリング(26)においてディフューザ効果が向上する。
また、前記羽根(21)の後縁(21b)におけるハブ側端部(21e)は、当該後縁(21b)のシュラウド側端部(21f)よりも前記遠心ファン(23)の回転方向において前側に位置しているのが好ましい。
かかる構成によれば、羽根(21)の後縁(21b)では、ハブ側端部(21e)がシュラウド側端部(21f)よりも回転方向において前側に位置しているので、遠心ファン(23)の軸方向に対する羽根(21)の傾きによりシュラウド(19)側に気流が流れやすくなり、当該シュラウド(19)側における気流の剥離をさらに抑えることが可能になる。また、これによって、気流が遠心ファン(23)の軸方向において均一になるので、ハブ(15)側およびシュラウド側ディフューザリング(26)における気流の運動エネルギーを圧力に変換するディフューザ効果、特にシュラウド側ディフューザリング(26)においてディフューザ効果が向上する。
また、前記ハブ側ディフューザリング(27)の外径および前記シュラウド側ディフューザリング(26)の外径は、それぞれ前記複数の羽根(21)の外接円の直径の1.1倍以上であるのが好ましい。
かかる構成によれば、ハブ側ディフューザリング(27)およびシュラウド側ディフューザリング(26)における気流の運動エネルギーを圧力に変換するディフューザ効果が確実に得られる。
前記シュラウド側ディフューザリング(26)は、前記シュラウド(19)の縁に連続して前記遠心ファン(23)の半径方向へ直線状に延びる部分(26a)をさらに有するのが好ましい。
かかる構成によれば、シュラウド(19)の内壁に沿って流れる気流は、シュラウド側ディフューザリング(26)に到達したときに、直線状に延びる部分(26a)に沿って円滑に流れることが可能である。そのため、シュラウド側ディフューザリング(26)における気流の剥離を抑制することが可能である。
また、前記シュラウド側ディフューザリング(26)は前記ハブ側ディフューザリング(27)から離れるように前記遠心ファン(23)の軸方向へ曲がる部分を有し、前記ハブ側ディフューザリング(27)は前記遠心ファン(23)の半径方向に延びているのが好ましい。
かかる構成によれば、シュラウド側ディフューザリング(26)を遠心ファン(23)の軸方向に広げる形状にしているので、ハブ側ディフューザリング(27)とシュラウド側ディフューザリング(26)との間の気流の通過をより円滑に行うことが可能である。しかも、ハブ側ディフューザリング(27)は軸方向に広がらずに半径方向へ延びることによりハブ(15)の当該ハブ側ディフューザリング(27)よりも内側の部分と同一平面を構成することが可能になり、ハブ(15)の加工コストの増加を抑えることが可能である。また、シュラウド(19)は従来から曲面加工を行なうのでシュラウド側ディフューザリング(26)を軸方向に広げる形状にしても加工コストの増加を抑えることが可能である。したがって、遠心ファン(23)全体の加工コストの増加を抑えることが可能になる。
以上のように、本発明によれば、ハブ側ディフューザリングおよびシュラウド側ディフューザリングによって気流の運動エネルギーを圧力へ変換するディフューザ効果を向上させることができる。
本発明の実施形態にかかる遠心ファンを備えた空気調和機の室内機の内部を示す縦断面図である。 図1の遠心ファンの斜視図である。 図1の遠心ファンを空気吸込口側から見た図である。 図3のIV―IV線断面図である。 図1の遠心ファンの内部における空気の流れを模式的に示す説明図である。 図1の羽根の後縁付近の部分の拡大図である。 図1の遠心ファンのハブ側ディフューザリングおよびシュラウド側ディフューザリングのそれぞれの寸法を示す説明図である。 シュラウド側ディフューザリングおよびハブ側ディフューザリングを両方備えた本発明の実施形態にかかる遠心ファンの静圧効率と、いずれか一方または両方のディフューザリングを備えていない遠心ファンの静圧効率とを並べて示したグラフである。 本発明の実施形態における3次元羽根を有する遠心ファンにおけるディフューザリングによる最大静圧効率の向上の効果と、本発明の比較例における2次元羽根を有する遠心ファンにおけるディフューザリングによる最大静圧効率の向上の効果とを比較したグラフである。 遠心ファンの吹出口付近の風速分布を示した図であり、(a)は本発明の実施形態における3次元羽根およびディフューザリングを有する遠心ファンの吹出口付近の風速分布を示した図、(b)は本発明の比較例における2次元羽根およびディフューザリングを有する遠心ファンの吹出口付近の風速分布を示した図である。 本発明の変形例にかかる遠心ファンにおいてハブ側ディフューザリングがハブと同一平面を構成する例を示す断面説明図である。 本発明のさらに変形例にかかる遠心ファンにおいてシュラウド側ディフューザリングが直線状に延びる部分を有する例を示す断面説明図である。 従来の遠心ファンにおける羽根およびその周辺部の断面図である。 従来の遠心ファンの内部における空気の流れを模式的に示す説明図である。
以下、本発明の実施形態にかかる空気調和機の室内機について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示される室内機31は、天井埋込型のカセット室内機である。この室内機31は、天井Cに設けられた開口に埋め込まれる略直方体の筐体33と、筐体33の下部に取り付けられた化粧パネル47とを備えている。化粧パネル47は、平面視の形状が筐体33よりも一回り大きく、天井Cの開口を覆った状態で室内に露出している。化粧パネル47は、その中央部に設けられた矩形状の吸込グリル39と、この吸込グリル39の各辺に沿って設けられた細長い矩形状の複数(例えば4つ)の吹出口37とを有している。
室内機31は、遠心ファン23を備えた送風機51と、遠心ファン23を回転駆動するファンモータ11と、遠心ファン23の外側を取り囲む熱交換器43と、ドレンパン45と、エアフィルタ41とを備えている。
送風機51は、ターボファンである遠心ファン23と、ベルマウス25とを備えている。
遠心ファン23は、図1〜3に示されるように、ハブ15と、ハブ15の円周方向に並んで配置された複数(図2〜3では7枚)の羽根21と、羽根21に対してハブ15の反対側に配置されたシュラウド19とを備えている。図2および図5に示されるように、遠心ファン23において気流が吹き出す吹出口28は、ハブ15、シュラウド19および2枚の羽根21により囲まれた空間によってそれぞれ形成されている。
ハブ15は、筐体33の天板に固定されたファンモータ11の回転軸13に固定されている。
ハブ15は、羽根21の外周側に突出するハブ側ディフューザリング27を有する。具体的には、ハブ側ディフューザリング27は、リング状を有しており、各羽根21の後縁21bよりも外側に形成されている。
シュラウド19は、ハブ15に対して回転軸13の軸方向Aの前面側F(図1参照)に対向配置されている。シュラウド19は、回転軸13を中心として円形に開口する空気吸込口19aを有している。シュラウド19の外径は、背面側R(図1参照)に向かうにつれて大きくなっている。いいかえれば、図4〜5に示されるように、シュラウド19は、空気吸込口19aから吹出口28にかけて遠心ファン23の内方へ湾曲して張り出している部分19bを有する。
シュラウド19は、羽根21の外周側に突出するシュラウド側ディフューザリング26を有する。シュラウド側ディフューザリング26は、各羽根21の後縁21bよりも外側に形成され、ハブ側ディフューザリング27に対向するように配置されている。
ハブ側ディフューザリング27およびシュラウド側ディフューザリング26の互いに対向する面は、それぞれハブ15およびシュラウド19の互いに対向する面に滑らかに連続している。
しかも、当該ディフューザリング27、26間の間隔は、図5に示されるように、遠心ファン23の外周に向かうにしたがい、徐々に拡大するように設定されている。
複数の羽根21は、ハブ15とシュラウド19との間に空気吸込口19aの周方向に沿って所定の間隔をあけて配列されている。各羽根21の前面側F(図1参照)の端部は、シュラウド19の内面に接合されている。各羽根21の背面側R(図1参照)の端部はハブ15に接合されている。図3に示すように、各羽根21は、ハブ15の半径方向に対して回転方向Bの反対向き(後ろ向き)に向かうにつれて半径方向外側へ向かうように傾斜した(すなわち、図3に示される羽根21の後縁21bが前縁21aよりも半径方向外側に配置された)後ろ向き羽根である。
また、図2〜6に示される各羽根21は、モータ11の回転軸13の軸方向Aに沿って変位するにつれて当該軸方向Aに直交する断面形状が変化する形状を有する羽根、いわゆる3次元形状羽根によって構成されている。いいかえれば、このような3次元羽根からなる羽根21では、図2に示されるように、当該羽根21の前縁21aと後縁21bとがねじれの位置関係を有し、かつ、当該羽根21の前面側Fの端部と背面側Rの端部とがねじれの関係を有する。
各羽根21は、図3〜5に示されるように、ハブ15に接合された主部21hと、当該主部21hのシュラウド19側の端部に連続する湾曲部21dと、当該湾曲部21dのシュラウド側19の端部に連続する接続端部21cとを有する。なお、図4における回転方向Bは、図4の紙面に対して手前側に垂直に延びる方向である。
接続端部21cは、シュラウド19における内方へ張り出している部分19bとつながっている。シュラウド19における内方へ張り出している部分19bは、具体的には、図4に示されるように、湾曲して遠心ファン23の内側に張り出している部分であって半径方向内側に向かって直線的に延びている部分を除いた部分である。
湾曲部21dは、接続端部21cが前記遠心ファン23の回転方向Bに移動したときに気流が当たる側21c1へ傾斜するように湾曲している。
具体的には、湾曲部21dは、羽根21においてシュラウド19に近い側の部分を回転方向Bに移動したときに気流が当たる側21d1とは反対側へ主部21hに対して張り出させることにより形成されている。接続端部21cは、シュラウド19の内方に張り出す部分19bに対して、当該部分19bの内面の接線C(図4参照)と略直交するように接続されている。湾曲部21dは、図5に示されるように、羽根21の前縁21aから後縁21bにかけて連続して形成されている。
これにより、図4〜5に示されるように、羽根21の接続端部21cにおいて当該接続端部21cが回転方向Bに移動したときに気流が当たる側21c1には、羽根21とシュラウド19とが鋭角につながる部分が解消され、その代わりに当該気流が当たる側21c1とは反対方向へ凹んで拡大された領域(すなわち、拡張凹部)29が、羽根21aの前縁21aから後縁21bにかけて形成される。この拡張凹部29によって十分な広さの空気通路が確保される。その結果、接続端部21c付近において、気流F0の流速の低下を抑えることが可能である。
また、図6に示されるように、羽根21の後縁21bにおけるハブ側端部21eは、当該後縁21bのシュラウド側端部21fよりも遠心ファン23の回転方向Bにおいて前側に位置している。
このように、羽根21の後縁21bにおいて上記のようにハブ側端部21eを回転方向Bの前側に位置することにより、図6の矢印F1のように気流が羽根21の傾斜した前面21g(すなわち、回転方向B側の面)に沿って流れることによりシュラウド19側に流れやすくなる。これにより、図5に示されるように、遠心ファン23内部を通過する気流F0が遠心ファン23の軸方向Aにおいて均一になり、これによって、一対のディフューザリング26、27におけるディフューザ効果、すなわち、気流F1の運動エネルギーを静圧に変換する効果、とくにシュラウド19側におけるディフューザ効果を向上することが可能である。
また、図7に示されるように、ハブ側ディフューザリング27の外径D2およびシュラウド側ディフューザリング26の外径D3は、それぞれ、上記のディフューザ効果を確保するために、複数の羽根21の外接円の直径D1の1.1倍以上に設定されている。なお、図7では、ハブ側ディフューザリング27の外径D2およびシュラウド側ディフューザリング26の外径D3は、同一に設定されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの外径D2およびD3は、必ずしも同一にしなくてもよい。
さらに、図7に示されるように、一対のディフューザリング26、27の出口側(すなわち、半径方向外側)の間隔H2は、羽根21の出口側(すなわち後縁21b)の高さH1よりも大きくなるように設定されている。具体的には、シュラウド側ディフューザリング26およびハブ側ディフューザリング27は、それぞれの先端へ向かうにしたがって互いに離れる方向へ傾斜するように配置されている。これにより、気流F0は一対のディフューザリング26、27間をより円滑に通過することが可能である。
上記のように構成された遠心ファン23は、シュラウド側ディフューザリング26およびハブ側ディフューザリング27を備えているので、これらを有しない遠心ファンと比較して静圧効率を大幅に向上することが可能である。
例えば、図8のグラフに示されるように、横軸に流量係数φ、縦軸に静圧効率ηとした場合、本実施形態の遠心ファン23のようにシュラウド側ディフューザリング26およびハブ側ディフューザリング27を両方備えている場合の静圧効率ηは、曲線IVのように流量計数φの全域にわたって、これらのディフューザリングを備えていない場合の静圧効率η(曲線I)よりも向上することがわかる。
また、ハブ側ディフューザリングのみを備えた場合の静圧効率ηは、曲線IIに示されるように、流量係数φがφ<約0.23の領域では向上しているが、流量係数φがφ>約0.23の領域では向上しない傾向にある。一方、シュラウド側ディフューザリングのみを備えた場合の静圧効率ηは、曲線IIIに示されるように、流量係数φがφ>約0.15の領域では向上しているが、流量係数φがφ<約0.15の領域では向上しない傾向にある。
これら曲線II、IIIの場合と比較して、曲線IVのように、シュラウド側ディフューザリングおよびハブ側ディフューザリングを両方備えている場合には、静圧効率ηは、
流量計数φの全域にわたって静圧効率ηが向上することが図8のグラフからわかる。
また、図9には、本実施形態の遠心ファン23の最大静圧効率(%)(棒グラフI)と、本発明の比較例としての2次元羽根を有する遠心ファンの最大静圧効率(%)(棒グラフII)とが示されている。なお、ここでいう2次元羽根とは、遠心ファンの回転軸の軸方向に沿って変位するにつれて当該軸方向に直交する断面が一様な断面を有する羽根(例えば、図13〜14に示される羽根121)をいう。
本実施形態の遠心ファン23は、上記のように、3次元形状の羽根21(いわゆる3次元羽根)を有し、かつ、一対のディフューザリング26、27を有している。この3次元羽根21では、シュラウド19側の接続端部21cが湾曲部21d(図4〜5参照)を有する。しかも、羽根21の後縁21bにおけるハブ側端部21e(図6参照)は、当該後縁21bのシュラウド側端部21fよりも遠心ファン23の回転方向Bにおいて前側に位置している。
図9の棒グラフIIからわかるように、本発明の比較例である2次元羽根を有する遠心ファンにおいて、シュラウド側およびハブ側の両方にディフューザリングが設けられている場合の最大静圧効率(棒グラフIIのb1参照)は、当該ディフューザリングを設けていない場合の最大静圧効率(棒グラフIIのb2参照)と比較して1.9%向上している。
一方、図9の棒グラフIで示されているように、本実施形態のように3次元羽根21を有する遠心ファン23において、シュラウド側およびハブ側の両方にディフューザリング26、27が設けられた場合の最大静圧効率(棒グラフIのa1参照)は、当該ディフューザリング26、27が設けられていない場合の最大静圧効率(棒グラフIのa2参照)と比較して3.3%向上している。
以上の結果から、遠心ファンにおいて、本実施形態のように3次元羽根21とディフューザリング26、27とを組み合わせた構成では、比較例のように2次元羽根とディフューザリングとを組み合わせた構成よりも、ディフューザリングを設けたことによる最大静圧効率(%)の向上の効果が大きいことが理解される。
このような効果の相違は、図10(a)、(b)に示されるように、本実施形態および比較例におけるそれぞれの遠心ファンから吹き出す気流の風速分布を比較すれば明らかである。ここで、図10(a)、(b)において、吹出口28、128の出口付近の陰影が薄い部分ほど気流の速度(風速)が早い領域を示す。
図10(a)には、本実施形態における上記の3次元羽根(図4〜6の羽根21参照)で、かつ一対のディフューザリング26、27を有する遠心ファン23の吹出口28付近の風速分布が示されている。図10(b)には比較例として2次元羽根121で、かつ、一対のディフューザリング126、127を有する遠心ファン123の吹出口128付近の風速分布が示されている。
図10(b)に示される風速分布では、比較例の遠心ファン123の吹出口128から吹き出した気流がシュラウド119から剥離してシュラウド119側からハブ115側へ偏って流れるので、吹出口128における風速分布は、図10(a)に示される本実施形態における遠心ファン23の吹出口28における風速分布と比較して不均一になっている。そのため、比較例の遠心ファン123におけるディフューザリング126、127の役目である動圧を回収する機能(動圧を静圧に変換する機能、すなわち、気流の運動エネルギーを圧力のエネルギーに変換する機能)がうまく働いていないことを示す。したがって、気流の運動エネルギーのうち圧力のエネルギーに変換されない分が大きくなるので、遠心ファン123の静圧効率の向上が抑制される。
一方、図10(a)に示される本実施形態の遠心ファン23の風速分布では、3次元形状の羽根21によって、吹出口28から吹き出した気流がハブ15側に偏らないようにシュラウド側19のディフューザリング26の近傍を流れる気流も確保されているので、吹出口28における風速分布はほぼ均一になる。
具体的には、羽根21の湾曲部21dによって形成される拡張凹部29(図4〜5参照)を通して気流がシュラウド19側が流れるので、シュラウド19からの気流の剥離が生じにくくなっている。しかも、羽根21の後縁21bにおけるハブ側端部21eは、当該後縁21bのシュラウド側端部21fよりも遠心ファン23の回転方向Bにおいて前側に位置しているので、図6の矢印F1のように気流が羽根21の傾斜した前面21g(すなわち、回転方向B側の面)に沿って流れることによりシュラウド19側に流れやすくなる。
そのため、吹出口28における風速分布は、ほぼ均一になる。すなわち、吹出口28から吹き出す気流は、ハブ側15側のディフューザリング27の近傍を流れるだけでなく、シュラウド19側のディフューザリング26の近傍も流れる。したがって、吹出口28における風速分布が均一であるため、動圧の回収を良好に行うことができ、気流の運動エネルギーのうち圧力のエネルギーに変換されない分が小さくなるので、遠心ファ123の静圧効率を向上することが可能になる。
以上の図9〜10に示される実験結果を見れば、本実施形態の遠心ファン23では、3次元形状の羽根21を有し、かつ、一対のディフューザリング26、27を有することにより、2次元羽根および一対のディフューザリングを有する従来の遠心ファンと比較して、静圧効率が向上していることがわかる。
室内機31のその他の構成は、従来の天井埋込型のカセット室内機の構成と同じである。具体的には、以下の通りである。
図1に示されるように、送風機51のベルマウス25は、シュラウド19に対して軸方向Aの前面側Fに対向配置されている。ベルマウス25は、その外径が背面側Rに向かうにつれて小さくなる湾曲形状を有している。
また、図1に示されるように、熱交換器43は、厚みの小さな扁平な形状を有している。熱交換器43は、その下端部に沿って延設された皿状のドレンパン45から上方に起立した状態で遠心ファン23の周囲を囲むように配置されている。熱交換器43は、例えば、多数枚のフィンと、当該フィンを貫通する複数の配管とを備え、各配管内部を通る冷媒とフィンの周囲の空気との間で熱交換される構造を有する。ドレンパン45は、熱交換器43において生じる水滴を収容する。収容された水は図略の排水経路を通じて排出される。エアフィルタ41は、ベルマウス25の入口を覆う大きさを有し、ベルマウス25と吸込グリル39との間に吸込グリル39に沿って設けられている。エアフィルタ41は、吸込グリル39から筐体33内に吸い込まれた空気に含まれる塵埃を捕捉する。
上記のように構成された室内機31では、ファンモータ11の駆動によって送風機51の遠心ファン23が回転することにより、室内機31の内部において、図1に示される気流F0を発生させることが可能である。すなわち、吸込グリル39から吸い込まれた室内空気は、送風機51のベルマウス25の内部を通って遠心ファン23へ向かう。遠心ファン23に到達した空気は、遠心ファン23の半径方向外側へ吹き出し、遠心ファン23の外側に配置された熱交換器43を通過する際に冷媒と熱交換することにより、冷却または加熱される。その後、熱交換された空気は、吹出口37を通して室内へ供給される。
上記のように室内機31が動作している間、図4〜5に示されるように、回転する遠心ファン23の内部における羽根21とシュラウド19とがつながる部分では、羽根21の接続端部21cの回転方向Bへの移動時に気流に当たる側21c1に形成された拡張凹部29を通して気流F0が円滑に流れることが可能になり、羽根21とシュラウド19とがつながる部分において気流F0が乱れやすい領域を減少させることが可能になる。これにより、シュラウド19側では、気流の乱れによる気流の流速の低下を抑え、気流がシュラウド19の内面から剥離する剥離域が発生することを抑えることが可能になり、その結果、ディフューザ効果が向上する。
(特徴)
(1)
本実施形態の室内機31では、ディフューザリングを有する遠心ファン23を含む送風機51を備えた構成において、羽根21は、図4〜5に示されるように、シュラウド19における内方へ張り出している部分とつながる接続端部21cが遠心ファン23の回転方向Bに移動したときに気流が当たる側21c1側へ傾斜するように湾曲した湾曲部21dを有している。そのため、シュラウド19と羽根21とが鋭角につながっている部分が解消されている。その結果、羽根21とシュラウド19とがつながる部分(とくに、接続端部21cの回転方向Bへの移動時に気流に当たる側21c1に形成された拡張凹部29)では気流F0が円滑に流れることが可能になり、その部分において気流F0が乱れやすい領域を減少させることが可能になる。これにより、シュラウド19側では、気流F0の乱れによる気流F0の流速の低下を抑え、気流F0がシュラウド19の内面から剥離する剥離域が発生することを抑えることが可能になる。その結果、シュラウド側ディフューザリング26およびハブ側ディフューザリング27における気流F0の運動エネルギーを圧力に変換するディフューザ効果、特にシュラウド側ディフューザリング26においてディフューザ効果が向上する。
(2)
また、本実施形態の室内機31では、図6に示されるように、羽根21の後縁21bでは、ハブ側端部21eがシュラウド側端部21fよりも回転方向Bにおいて前側に位置しているので、遠心ファン23の軸方向に対する羽根21の傾きによりシュラウド19側に気流が流れやすくなり、シュラウド19側における気流の剥離をさらに抑えることが可能になる。また、これによって、気流が遠心ファン23の軸方向Aにおいて均一になるので、ハブ15側およびシュラウド側ディフューザリング26における気流の運動エネルギーを圧力に変換するディフューザ効果、特にシュラウド側ディフューザリング26においてディフューザ効果が向上する。
(3)
本実施形態の室内機31では、図7に示されるように、ハブ側ディフューザリング27の外径D2およびシュラウド側ディフューザリング26の外径D3は、それぞれ複数の羽根21の外接円の直径D1の1.1倍以上であるので、ハブ15側およびシュラウド側ディフューザリング26における気流の運動エネルギーを圧力に変換するディフューザ効果が確実に得られる。
(変形例)
(A)
なお、上記実施形態では、シュラウド側ディフューザリング26およびハブ側ディフューザリング27が、それぞれの先端へ向かうにしたがって互いに離れる方向へ傾斜するように配置されているが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明の変形例として、図11に示されるように、シュラウド側ディフューザリング26はハブ側ディフューザリング27から離れるように遠心ファン23の軸方向Aへ曲がる部分を有し、ハブ側ディフューザリング27は遠心ファン23の半径方向Rに延びているようにしてもよい。この構成では、シュラウド側ディフューザリング26はハブ側ディフューザリング27から離れるように、シュラウド19の半径方向外側端部から遠心ファン23の軸方向Aへ曲がり、ハブ側ディフューザリング27は遠心ファン23の半径方向Rに延びている。すなわち、シュラウド側ディフューザリング26を遠心ファン23の軸方向Aに広げる形状にしているので、ハブ側ディフューザリング27とシュラウド側ディフューザリング26との間の気流の通過をより円滑に行うことが可能である。しかも、ハブ側ディフューザリング27は軸方向に広がらずに半径方向へ延びることによりハブ15の当該ハブ側ディフューザリング27よりも内側の部分と同一平面を構成することが可能になり、ハブ15の加工コストの増加を抑えることが可能である。また、シュラウド19は従来から曲面加工を行なうのでシュラウド側ディフューザリング26を軸方向Aに広げる形状にしても加工コストの増加を抑えることが可能である。したがって、遠心ファン23全体の加工コストの増加を抑えることが可能になる。
なお、上記のような平板状のハブ15は、当該ハブ15とは別部品であるボス30によって、モータ11の回転軸13に固定される。ボス30は、ハブ15に対して固着されていてもよいし、固着されていなくてもよい。
(B)
シュラウド側ディフューザリング26の形状については、本発明ではとくに限定されない。例えば、本実施形態の他の変形例として、図12に示されるように、シュラウド側ディフューザリング26は、曲がっている部分26bに加えて、直線状に延びる部分26aをさらに備えた構成であってもよい。具体的には、このシュラウド側ディフューザリング26は、シュラウド19の縁に連続して直線状に延びる部分26aと、当該直線状に延びる部分26aから半径方向外側に円弧状に延びる部分26bとを有してもよい。
直線状に延びる部分26aは、シュラウド19の半径方向外側の縁に連続し、半径方向へ向けて直線的に延びている。円弧状に延びる部分26bは、直線状に延びる部分26aの半径方向外側の縁に連続し、半径方向へ向かうにつれてハブ側ディフューザリング27から離れる方向へ円弧状に曲がっている。
図12に示される変形例では、シュラウド側ディフューザリング26が直線状に延びる部分26aを有しているので、シュラウド19の内壁に沿って流れる気流F0は、シュラウド側ディフューザリング26に到達したときに、直線状に延びる部分26aに沿って円滑に流れることが可能である。そのため、シュラウド側ディフューザリング26における気流F0の剥離を抑制することが可能である。しかも、直線状に延びる部分26aによって、シュラウド19とシュラウド側ディフューザリング26とが滑らかに連続するので、シュラウド19およびシュラウド側ディフューザリング26を樹脂成形しやすい。
なお、図12に示されるシュラウド側ディフューザリング26は、円弧状に延びる部分26bを有しているが、本発明はこれに限定されるものではない。シュラウド側ディフューザリング26は、円弧状に延びる部分26bの代わりに、半径方向へ向かうにつれてハブ側ディフューザリング27から離れる方向へ直線状に曲がっている部分を有してもよい。
また、シュラウド側ディフューザリング26は、直線状に延びる部分26aのみ、または円弧状に曲がっている部分26bのみで構成されていてもよい。
(C)
上記実施形態では、羽根21の接続端部21cは、シュラウド19の内方に張り出す部分19bの内面の接線Cに対して直交しているが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明では、接続端部21cは、シュラウド19の内方に張り出す部分19bと鋭角につながらない程度の角度、例えば、当該部分19bの内面の接線Cに対して直交または90度以上の角度を向くように配置してもよい。
15 ハブ
19 シュラウド
19b 内方に張り出した部分
21 羽根
21b 後縁
21c 接続端部
21d 湾曲部
21e ハブ側端部
21f シュラウド側端部
23 遠心ファン
26 シュラウド側ディフューザリング
27 ハブ側ディフューザリング
31 室内機
51 送風機

Claims (5)

  1. ハブ(15)と、
    前記ハブ(15)の円周方向に並んで配置された複数の羽根(21)と、
    前記羽根(21)に対して前記ハブ(15)の反対側に配置されたシュラウド(19)とを備え、
    前記羽根(21)は、前記シュラウド(19)における内方へ張り出している部分とつながる接続端部(21c)が、前記遠心ファン(23)の回転方向に移動したときに気流が当たる側(21c1)側へ傾斜するように湾曲した湾曲部(21d)を有し、
    前記ハブ(15)は、前記羽根(21)の外周側に突出するハブ側ディフューザリング(27)を有し、
    前記シュラウド(19)は、前記羽根(21)の外周側に突出するシュラウド側ディフューザリング(26)を有する
    ことを特徴とする遠心ファン(23)。
  2. 前記羽根(21)の後縁(21b)におけるハブ側端部(21e)は、当該後縁(21b)のシュラウド側端部(21f)よりも前記遠心ファン(23)の回転方向において前側に位置している、
    請求項1に記載の遠心ファン(23)。
  3. 前記ハブ側ディフューザリング(27)の外径および前記シュラウド側ディフューザリング(26)の外径は、それぞれ前記複数の羽根(21)の外接円の直径の1.1倍以上である、請求項1または2に記載の遠心ファン(23)。
  4. 前記シュラウド側ディフューザリング(26)は、前記シュラウド(19)の縁に連続して前記遠心ファン(23)の半径方向へ直線状に延びる部分(26a)を有する請求項1から3のいずれか1項に記載の遠心ファン(23)。
  5. 前記シュラウド側ディフューザリング(26)は前記ハブ側ディフューザリング(27)から離れるように前記遠心ファン(23)の軸方向へ曲がる部分を有し、前記ハブ側ディフューザリング(27)は前記遠心ファン(23)の半径方向に延びている、請求項1から4のいずれか1項に記載の遠心ファン(23)。
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