JP5522166B2 - 情報処理装置、通信制御方法および通信制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、通信制御方法および通信制御プログラム Download PDF

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Description

本件は情報処理装置、通信制御方法および通信制御プログラムに関する。
現在、ネットワークに接続された情報処理装置を利用して、他の情報処理装置から各種データを取得することが可能となっている。クライアント装置としての情報処理装置は、ネットワーク経由で、サーバ装置としての情報処理装置にアクセスし、サーバ装置が管理するデータを取得することができる。クライアント・サーバ型の分散データ管理システムの例として、HTTP(HyperText Transfer Protocol)に従ってデータの送受信を行うWWW(World Wide Web)が挙げられる。
ここで、クライアント装置からアクセス可能なサーバ装置は、多数存在し得る。また、多くの種類のデータを管理しているサーバ装置も存在し得る。例えば、電子商取引で利用されるサーバ装置は、多数の商品のデータを管理している場合がある。従って、ユーザは所望のデータの検索および取得を容易にするための手段を利用できることが好ましい。
商品データの検索に関しては、使用頻度の高いキーワードをユーザに提示し、ユーザが選択したキーワードを用いて商品情報を検索するデータベースサーバがある(例えば、特許文献1参照)。また、ユーザの購入履歴を保存しておき、過去の購入商品と互換性のある後継商品をユーザに提示する電子商取引サーバがある(例えば、特許文献2参照)。
なお、いわゆるウェブサイトの検索に関して、携帯端末装置がダウンロードした楽曲データからプロパティ情報を抽出し、プロパティ情報に関連したウェブサイトを検索するシステムがある(例えば、特許文献3参照)。また、検索クエリーの作成に関して、ユーザが同時期に参照した複数の文書を特定し、これら文書群から検索クエリーを自動生成する装置がある(例えば、特許文献4(段落[0033])参照)。
国際公開第2002/025491号 特開2004−326502号公報 特開2007−299336号公報 特開2008−33687号公報
前述のように、ユーザは、サーバ装置が管理するデータの中から所望のデータを迅速に取得できることが好ましい。しかし、特許文献1に記載の方法では、ユーザが検索の操作を明示的に行うため、所望のデータに到達するまでに時間を要するという問題がある。また、特許文献2に記載の方法では、サーバ装置側の履歴情報を使用するため、利用実績の少ないユーザに対しては適切なデータの提示が困難であるという問題がある。
本件はこのような点に鑑みてなされたものであり、ユーザの所望のデータをサーバ装置から容易に取得することが可能な情報処理装置、通信制御方法および通信制御プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、記憶部と通信部と制御部とを有する情報処理装置が提供される。記憶部は、実行された情報処理に応じたキーワードを記憶する。通信部は、ネットワーク経由で、宛先のサーバ装置を指定したメッセージを送信し、メッセージに応じたデータをサーバ装置から受信する。制御部は、通信部が送信するメッセージのうち、所定のサーバ装置宛てのメッセージに、記憶部に記憶されたキーワードの少なくとも1つを付加する。
また、上記課題を解決するために、ネットワークに接続された情報処理装置の通信制御方法が提供される。この通信制御方法では、実行された情報処理を検出し、情報処理に応じたキーワードを抽出して情報処理装置の記憶部に記憶する。ネットワーク経由で送信するメッセージのうち、所定のサーバ装置宛てのメッセージに、記憶部に記憶されたキーワードの少なくとも1つを付加する。メッセージに付加したキーワードに応じたデータを、ネットワーク経由で所定のサーバ装置から受信する。
また、上記課題を解決するために、ネットワークに接続されたコンピュータに実行させる通信制御プログラムが提供される。この通信制御プログラムによればコンピュータは、実行された情報処理を検出し、情報処理に応じたキーワードを抽出してコンピュータの記憶部に記憶する。ネットワーク経由で送信するメッセージのうち、所定のサーバ装置宛てのメッセージに、記憶部に記憶されたキーワードの少なくとも1つを付加する。メッセージに付加したキーワードに応じたデータを、ネットワーク経由で所定のサーバ装置から受信する。
上記情報処理装置、通信制御方法および通信制御プログラムによれば、ユーザの所望のデータをサーバ装置から容易に取得することが可能となる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
本実施の形態に係る情報処理装置の例を示す図である。 電子商取引システムの全体構成を示す図である。 クライアント装置のハードウェアを示すブロック図である。 クライアント装置の機能を示すブロック図である。 サーバ装置のハードウェアを示すブロック図である。 サーバ装置の機能を示すブロック図である。 キーワード情報テーブルのデータ構造を示す図である。 要求メッセージのデータ構造を示す図である。 商品情報テーブルのデータ構造を示す図である。 クライアント装置の制御を示すフローチャートである。 キーワードの抽出例を示す図である。 サーバ装置の制御を示すフローチャートである。 表示画面例を示す図である。
以下、本実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る情報処理装置の例を示す図である。情報処理装置1は、ネットワーク4に接続されており、サーバ装置2,3とネットワーク4を介して通信可能である。情報処理装置1は、記憶部1a、通信部1bおよび制御部1cを有する。
記憶部1aは、実行された情報処理(例えば、ユーザの操作を受けて情報処理装置1が実行した情報処理)に応じたキーワードを記憶する。キーワードは、例えば、制御部1cによって抽出され記憶部1aに逐次格納される。記憶部1aは、複数のキーワードを記憶してもよい。また、キーワードの選択のために、キーワードに対応付けて、情報処理の種類や取得された日時を更に記憶してもよい。
なお、情報処理には、ウェブサイトを提供するサーバ装置とのデータ通信、音楽データまたは映像データの再生、その他アプリケーションソフトウェアの実行などが含まれる。例えば、データ通信の場合、送信した検索ワードや受信したテキスト文書からキーワードを抽出できる。音楽データまたは映像データの再生の場合、再生対象データの属性情報からキーワードを抽出できる。アプリケーションソフトウェアの実行の場合、ソフトウェアの名称からキーワードを抽出できる。
通信部1bは、ネットワーク4経由で、宛先のサーバ装置を指定したメッセージ5,6を送信する。メッセージ5,6として、例えば、HTTPリクエストを使用できる。宛先のサーバ装置は、例えば、ホスト名やIP(Internet Protocol)アドレスを用いて指定できる。また、通信部1bは、ネットワーク4経由で、メッセージ5,6に応じたデータをサーバ装置2,3から受信する。受信するデータには、例えば、テキストデータや画像データが含まれる。
制御部1cは、通信部1bが送信するメッセージ5,6のうち、所定のサーバ装置2宛てのメッセージ5に、記憶部1aに記憶されたキーワード(例えば、キーワード5a)を付加する。その結果、所定のサーバ装置2が管理するデータのうち、付加したキーワードに応じて選択されるデータを取得することが可能となる。なお、キーワードは、1つだけ付加してもよいし、複数付加してもよい。また、記憶部1aに記憶されたキーワードの全てを付加してもよいし、一部のキーワードに絞り込んで付加してもよい。
このような情報処理装置1では、記憶部1aに、実行された情報処理に応じたキーワードが記憶される。通信部1bにより、ネットワーク4経由で、宛先のサーバ装置を指定したメッセージ5,6が送信され、メッセージ5,6に応じたデータがサーバ装置2,3から受信される。制御部1cにより、通信部1bで送信されるメッセージ5,6のうち、所定のサーバ装置2宛てのメッセージ5に、記憶部1aに記憶されたキーワードの少なくとも1つが付加される。
これにより、情報処理装置1は、所定のサーバ装置2へのアクセス時に、ユーザの興味を反映したキーワードを自動的に送信できる。その結果、ユーザの所望のデータをサーバ装置2から容易に取得でき、ユーザのデータ検索操作の負担が軽減される。なお、かかる通信制御方法は、そのユーザのアクセス実績がないサーバ装置に対しても有効である。
ここで、サーバ装置2が、電子商取引サイトを提供するウェブサーバ装置である場合を考える。情報処理装置1は、所定のアドレス(例えば、電子商取引サイトのルートアドレス)を含むメッセージを送信すると、サーバ装置2が管理する商品データを検索するための画面データ(例えば、商品分類リスト)を受信する。このとき、メッセージに付加したキーワードに応じた商品データも、サーバ装置2から受信する。すなわち、ユーザは検索操作を行う前でも、ユーザの興味が高いと考えられる商品の提示を受けることができる。
以下、上記の通信制御方法を、電子商取引システムに適用した例について、更に詳細に説明する。ただし、この通信制御方法は、電子商取引以外にも、様々な用途に用いることが可能である。
図2は、電子商取引システムの全体構成を示す図である。本実施の形態に係る電子商取引システムは、クライアント装置100、サーバ装置200,200a,200bおよび放送局300を有する。クライアント装置100およびサーバ装置200,200a,200bは、ネットワーク21に接続されている。また、クライアント装置100は、アンテナ31に接続されている。
クライアント装置100は、ユーザが操作可能な情報端末装置である。クライアント装置100としては、デスクトップ型コンピュータ、ノートブック型コンピュータ、携帯端末装置などが考えられる。クライアント装置100は、ネットワーク21経由で、サーバ装置200,200a,200bと通信を行う。また、アンテナ31を介して、放送局300からのテレビジョン信号を受信する。その他、ユーザの操作を受けて、各種アプリケーションソフトウェアを実行可能である。
サーバ装置200,200a,200bは、クライアント装置100からのアクセスに応じて、データ処理およびデータ送信を行う情報処理装置である。サーバ装置200は、電子商取引サイトを提供する。サーバ装置200aは、検索サイトを提供する。サーバ装置200bは、サーバ装置200と異なる電子商取引サイトを提供する。なお、各サーバ装置が処理するデータは、装置内の記憶装置に格納しておいてもよいし、図示しない外部の記憶装置(例えば、データベースサーバ装置)に格納しておいてもよい。
放送局300は、テレビジョン信号を送信する無線送信装置である。放送局300は、テレビジョン放送番組の映像データを符号化および変調して無線出力する。放送局300が出力したテレビジョン信号は、アンテナ31によって受信され、クライアント装置100に入力される。なお、クライアント装置100は、テレビジョン放送に代えて、有線テレビジョン放送を利用してもよい。
以下では、本実施の形態に係る電子商取引システムを、WWWの技術を用いて実現する場合を考える。すなわち、サーバ装置200,200a,200bを、ウェブサーバ装置として実装する。また、クライアント装置100を、ウェブブラウザを実行するウェブクライアント装置として実装する。ただし、WWW以外の通信技術を採用して、図2に示すような電子商取引システムを実現することも可能である。
図3は、クライアント装置のハードウェアを示すブロック図である。クライアント装置100は、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)101、メモリ102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disc Drive)103、グラフィック処理部104、入力インタフェース105、ディスクドライブ106、通信部107およびTVチューナ108を有する。上記各ユニットはバス109に接続されている。
CPU101は、クライアント装置100全体を制御する。CPU101は、HDD103に格納されているプログラムを読み出し、メモリ102に展開して実行する。具体的には、クライアント装置100の起動時に、OS(Operating System)プログラムの実行を開始し、その後のユーザの操作に応じて、アプリケーションプログラムを実行する。なお、クライアント装置100に複数のCPUを搭載して分散処理を行ってもよい。
メモリ102は、CPU101で実行されるプログラムおよび処理に用いられるデータの少なくとも一部を一時的に記憶する。メモリ102としては、例えば、RAM(Random Access Memory)を用いる。CPU101により適宜、メモリ102に対してプログラムやデータの読み書きが行われる。
HDD103は、CPU101で実行されるプログラムや処理に用いられるデータを格納する。HDD103に格納されるプログラムには、OSプログラムと、ウェブブラウザのプログラムやテレビジョン放送視聴用のプログラムなどのアプリケーションプログラムとが含まれる。なお、HDD103に代えて(または、HDD103と併せて)、SSD(Solid State Drive)などの不揮発性メモリ装置を用いてもよい。
グラフィック処理部104は、ディスプレイ11に接続されている。グラフィック処理部104は、CPU101の制御に従って、表示画面の画像信号を生成し、ディスプレイ11に出力する。表示画面には、実行中のアプリケーションプログラムに応じたウィンドウが含まれる。
入力インタフェース105は、入力デバイス12に接続されている。入力デバイス12としては、例えば、キーボード、マウス、タッチパッド、タッチパネルなどを用いることができる。入力インタフェース105は、入力デバイス12に対するユーザの操作(例えば、キーの押下)を検知して、入力信号をCPU101に出力する。
ディスクドライブ106は、可搬記録媒体であるディスク媒体13からデータを読み取る駆動装置である。ディスク媒体13としては、例えば、フレキシブルディスク(FD)などの磁気ディスク、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスク、光磁気ディスク(MO:Magneto-Optical disk)を用いることができる。ディスク媒体13には、例えば、音楽データや映像データが記録されている。
通信部107は、ネットワーク21に接続されている。通信部107は、CPU101の制御に従って、サーバ装置200,200a,200bと通信を行う。すなわち、送信データを符号化および変調し、サーバ装置200,200a,200b宛てに出力する。また、サーバ装置200,200a,200bからの受信データを復調および復号する。なお、通信部107は、無線アクセスネットワークを介してネットワーク21に接続するようにしてもよい。
TVチューナ108は、アンテナ31に接続されている。TVチューナ108は、アンテナ31からテレビジョン信号を取得し、視聴対象のチャンネルに対応する周波数帯の信号を抽出する。そして、復調および復号を行い、テレビジョン放送番組の映像データを得る。視聴対象のチャンネルは、CPU101から指定される。
図4は、クライアント装置の機能を示すブロック図である。クライアント装置100では、アドレス記憶部110、キーワード記憶部120、ブラウザ130、TV番組再生部140、音楽映像再生部150、キーワード抽出送信部160、キーワード抽出部170および設定部180が実装される。これらモジュールの機能は、CPU101がプログラムを実行することで実現される。ただし、これらモジュールの一部または全部を、専用のハードウェア回路で実現してもよい。
アドレス記憶部110は、所定の処理を実行する対象のウェブサイトのアドレスを記憶する。具体的には、キーワードの抽出処理の対象を示すアドレスと、キーワードの自動付加の対象を示すアドレスとを記憶する。アドレスは、例えば、URL(Uniform Resource Locator)形式で記述される。アドレス記憶部110が記憶するアドレスには、予め固定で定義されているものと、設定部180によって設定されるものとが含まれる。
キーワード記憶部120は、クライアント装置100のユーザの興味を特徴付けるキーワードを記憶する。キーワードは、複数記憶することができる。キーワード記憶部120が記憶するキーワードには、キーワード抽出送信部160で抽出されるもの、キーワード抽出部170で抽出されるもの、設定部180によって設定されるものが含まれる。
ブラウザ130は、サーバ装置200,200a,200bが管理するデータを取得し閲覧するためのユーザインタフェースを提供する。具体的には、ユーザの操作に応じて、サーバ装置200,200a,200b宛てのHTTPリクエストを送信する。そして、HTTPリクエストに対する応答としてHTTPレスポンスを受信し、HTTPレスポンスに含まれるデータ(例えば、テキストデータや画像データ)を表示する。
TV番組再生部140は、テレビジョン放送番組を視聴するためのユーザインタフェースを提供する。具体的には、ユーザの選局操作に応じてTVチューナ108に視聴対象のチャンネルを指定し、指定したチャンネルの映像データを取得して表示する。また、TV番組再生部140は、テレビジョン放送番組の概要を示す番組情報を取得して表示する。番組情報は、例えば、放送局300が映像データに多重して送信しているものを取得する。または、番組情報を提供するウェブサイトからネットワーク21経由で取得する。
音楽映像再生部150は、ユーザの操作に応じて、音楽データや映像データなどのコンテンツデータを再生する。例えば、HDD103やディスク媒体13に記録されているデータを再生する。その際、音楽映像再生部150は、コンテンツデータに付加されている属性情報を取得して表示する。属性情報には、例えば、タイトル、ジャンル、アーティスト名、出演者名などが含まれる。
キーワード抽出送信部160は、ブラウザ130の入出力メッセージを監視し、アドレス記憶部110に記憶されたアドレスを含むメッセージに対して、キーワードの抽出処理や付加処理を行う。具体的には、抽出処理の対象のアドレスを含むHTTPリクエストまたはHTTPレスポンスを検出し、キーワードを抽出してキーワード記憶部120に格納する。また、付加処理の対象のアドレスを含むHTTPリクエストを検出し、キーワード記憶部120に記憶されたキーワードを付加する。
なお、HTTPリクエストおよびHTTPレスポンスの検出は、ブラウザ130の実行プロセスを監視することで実現してもよいし、通信部107のデータ送受信を監視することで実現してもよい。また、キーワードの付加処理は、送信先のサーバ装置からの要求を待って行うようにしてもよい。
キーワード抽出部170は、TV番組再生部140、音楽映像再生部150、その他のアプリケーションソフトウェアの実行プロセスを監視し、キーワードを抽出してキーワード記憶部120に格納する。監視対象の実行プロセスは、キーワード抽出部170に予め登録しておくことが考えられる。
例えば、キーワード抽出部170は、テレビジョン放送番組の視聴を検出し、視聴されたテレビジョン放送番組についての番組情報からキーワードを抽出する。番組情報は、TV番組再生部140から取得してもよいし、ネットワーク21経由でウェブサイトから取得してもよい。なお、テレビジョン放送番組の視聴の検出は、TVチューナ108の動作を監視することによっても実現できる。
また、キーワード抽出部170は、コンテンツデータの再生を検出し、コンテンツデータの属性情報からキーワードを検出する。属性情報は、音楽映像再生部150から取得してもよいし、コンテンツデータから直接取得してもよい。その他、キーワード抽出部170は、ゲームソフトウェア、画像編集ソフトウェアなどの各種アプリケーションソフトウェアの実行を監視することもできる。その場合、例えば、実行されたソフトウェアの名称をキーワードとして抽出することが考えられる。
設定部180は、アドレスおよびキーワードを設定するためのユーザインタフェースを提供する。設定部180は、抽出処理や付加処理の対象を示すアドレスをユーザが入力すると、入力されたアドレスをアドレス記憶部110に格納する。また、キーワードをユーザが入力すると、入力されたキーワードをキーワード記憶部120に格納する。
なお、アドレスおよびキーワードは、HDD103上のファイルに保存しておくことができる。ブラウザ130、TV番組再生部140および音楽映像再生部150は、それぞれ別個のアプリケーションソフトウェアとして実現できる。キーワード抽出部170は、OS起動後に自動的に起動する常駐ソフトウェアとして実現できる。キーワード抽出送信部160は、ブラウザ130に組み込むソフトウェア(アドイン)として実現できる。
図5は、サーバ装置のハードウェアを示すブロック図である。サーバ装置200は、CPU201、メモリ202、HDD203および通信部204を有する。上記各ユニットはバス205に接続されている。なお、サーバ装置200a,200bも、サーバ装置200と同様のハードウェア構成によって実現できる。
CPU201は、サーバ装置200全体を制御する。CPU201は、HDD203に格納されているプログラムを読み出し、メモリ202に展開して実行する。具体的には、サーバ装置200の起動時に、OSプログラムの実行を開始し、その後、クライアント装置100からのアクセスを処理するウェブサーバのプログラムの実行を開始する。なお、サーバ装置200に複数のCPUを搭載して分散処理を行ってもよい。
メモリ202は、CPU201で実行されるプログラムおよび処理に用いられるデータの少なくとも一部を一時的に記憶する。メモリ202としては、例えば、RAMを用いることができる。CPU201により適宜、メモリ202に対してプログラムやデータの読み書きが行われる。
HDD203は、CPU201で実行されるプログラムや処理に用いられるデータを格納する。HDD203に格納されるプログラムには、OSプログラムと、ウェブサーバのプログラムやデータ検索のプログラムなどのアプリケーションプログラムとが含まれる。
なお、HDD203に代えて(または、HDD203と併せて)、SSDなどの不揮発性メモリ装置を用いてもよい。
通信部204は、ネットワーク21に接続されている。通信部204は、CPU201の制御に従って、クライアント装置100との通信を行う。すなわち、クライアント装置100からの受信データを復調および復号する。また、送信データを符号化および変調して、クライアント装置100宛てに出力する。
図6は、サーバ装置の機能を示すブロック図である。サーバ装置200では、商品情報記憶部210、テンプレート記憶部220、要求受付部230および検索部240が実装される。これらモジュールの機能は、CPU201がプログラムを実行することで実現される。ただし、これらモジュールの一部または全部を、専用のハードウェア回路で実現してもよい。
商品情報記憶部210は、サーバ装置200が電子商取引で扱う商品のデータを記憶する。商品データには、商品の説明を示すテキストデータや商品の外観を示す画像データが含まれる。また、商品情報記憶部210は、各商品に関連するキーワードなど、商品の検索に用いられるデータを記憶する。なお、商品情報記憶部210には、関係テーブルやXML(eXtensible Markup Language)など様々な形式でデータを格納することができる。
テンプレート記憶部220は、クライアント装置100に送信するHTMLデータの雛形、すなわち、HTMLテンプレートを記憶する。HTMLテンプレートは、商品データの表示方法を定義する。HTMLテンプレートにテキストデータを埋め込むことで、HTMLデータを生成できる。
要求受付部230は、HTTPリクエストおよびHTTPレスポンスを処理する。すなわち、要求受付部230は、クライアント装置100からHTTPリクエストを受信すると、HTTPリクエストで指定されたアドレスに応じた処理を検索部240に要求する。HTTPリクエストにキーワードが付加されている場合は、キーワードを抽出して検索部240に渡す。その後、検索部240から処理結果のデータを取得すると、HTTPレスポンスを生成してクライアント装置100に送信する。
検索部240は、要求受付部230から要求を受けて、商品情報記憶部210から商品データを取得する。要求受付部230からキーワードを受け付けた場合は、キーワードを用いて検索を行い、取得する商品データを絞り込む。そして、検索部240は、商品データであるテキストデータとテンプレート記憶部220に記憶されたHTMLテンプレートとからHTMLデータを生成し、要求受付部230に渡す。また、商品データである画像データを要求受付部230に渡す。
なお、商品データおよびHTMLテンプレートは、HDD203上のファイルに保存しておくことができる。要求受付部230は、常駐ソフトウェアとして実現できる。検索部240は、要求受付部230からの要求を受けて起動してもよいし、常時起動していてもよい。後者の場合、要求毎にその要求を処理するスレッドを生成してもよい。
サーバ装置200が出力するHTMLデータには、個々の商品の詳細を示すデータと、ユーザが所望の商品を探すためのデータ(商品分類リストなど)とがある。前者は、例えば、各商品に対応するアドレスを指定したHTTPリクエストを受信したとき出力する。後者は、例えば、電子商取引サイトのルートアドレス(トップページアドレスなど)を指定したHTTPリクエストを受信したとき出力する。
ただし、HTTPリクエストにキーワードが付加されている場合は、キーワードに応じた商品データも含めたHTMLデータを出力することができる。キーワードに応じた商品データを自動的に出力する処理は、ルートアドレスを指定したHTTPリクエストに対してのみ行ってもよいし、電子商取引サイト内の任意のアドレスを指定したHTTPリクエストに対して行ってもよい。
図7は、キーワード情報テーブルのデータ構造を示す図である。キーワード情報テーブル121は、クライアント装置100のキーワード記憶部120に記憶されている。キーワード情報テーブル121には、キーワード抽出送信部160、キーワード抽出部170および設定部180によって、データが適宜追加される。
キーワード情報テーブル121は、種別、日時およびキーワードの項目を含む。種別の項目には、キーワードの取得原因である情報処理の種類が設定される。日時の項目には、キーワードが取得された日時が設定される。キーワードの項目には、取得された1またはそれ以上のキーワードが設定される。複数のキーワードを設定する場合は、例えば、キーワード間をカンマで区切る。
例えば、クライアント装置100は、検索サイトを提供するサーバ装置200aに対し検索ワードを送信した場合、種別を「検索サイト」とし、検索ワードをキーワードとして登録する。電子商取引サイトを提供するサーバ装置200bから商品データを受信した場合、種別を「ショッピングサイト」とし、商品名などを登録する。テレビジョン放送番組を再生した場合、種別を「TV番組」とし、番組名や出演者名などを登録する。
また、音楽データを再生した場合、種別を「音楽」とし、音楽のタイトルやアーティスト名などを登録する。DVDに記録された映像データを再生した場合、種別を「DVD」とし、映像のタイトルや出演者名などを登録する。アプリケーションソフトウェアを実行した場合、種別を「ソフトウェア」とし、ソフトウェア名を登録する。
図8は、要求メッセージのデータ構造を示す図である。要求メッセージ141は、クライアント装置100からサーバ装置200に対して送信されるメッセージである。本実施の形態では、要求メッセージ141は、HTTPリクエストとして実装できる。
要求メッセージ141は、メソッド名、ホスト名、パス名およびキーワードを含む。メソッド名は、「GET」や「POST」など、通信に使用するHTTPメソッドの名前を示す。ホスト名は、宛先のサーバ装置に割り当てられた名前を示し、ドメイン名を含んでもよい。パス名は、アクセス対象のファイルまたはデータをサーバ装置内で識別するための名前を示し、ディレクトリ階層を含んでもよい。ホスト名およびパス名は、アドレスの一部を構成する。例えば、「http://」+ホスト名+パス名がURLに相当する。
一方、キーワードは、様々な方法で要求メッセージ141に付加することができる。図8の例では、キーワードをクッキー(Cookie)のデータとして送信している。この他に、パス名にキーワードを含めて送信する方法や、POSTメソッドの送信データとしてキーワードを送信する方法も考えられる。要求メッセージ141には、複数のキーワードを付加することもできる。複数のキーワードは、重要度に応じて順序付けされていてもよい。
図9は、商品情報テーブルのデータ構造を示す図である。商品情報テーブル211は、サーバ装置200の商品情報記憶部210に記憶されている。商品情報テーブル211には、例えば、サーバ装置200の管理者の操作に応じてデータが登録される。
商品情報テーブル211は、商品IDおよび関連ワードの項目を含む。商品IDの項目には、電子商取引で取り扱われる商品または商品の種類を識別するための識別子が設定される。関連ワードの項目には、商品IDが示す商品に関連する1またはそれ以上のキーワードが設定される。複数のキーワードを設定する場合は、例えば、キーワード間をカンマで区切る。
図10は、クライアント装置の制御を示すフローチャートである。この処理は、クライアント装置100において、ウェブブラウザのプロセス(すなわち、ブラウザ130)が起動中のときに実行される。以下、図10に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS11]キーワード抽出送信部160は、ブラウザ130の監視を始める。特に、キーワード抽出送信部160は、ブラウザ130によるHTTPリクエストの送信およびHTTPレスポンスの受信を監視する。
[ステップS12]キーワード抽出送信部160は、ブラウザ130が、所定の検索サイトを提供するサーバ装置(例えば、サーバ装置200a)宛てのHTTPリクエストを送信したか判断する。監視対象の検索サイトのアドレスは、アドレス記憶部110に記憶されている。該当するHTTPリクエストが検出された場合、処理をステップS13に進める。検出されていない場合、処理をステップS14に進める。
[ステップS13]キーワード抽出送信部160は、ステップS12で検出されたHTTPリクエストから検索ワードを抽出する。そして、抽出した検索ワードを、種別「検索サイト」および現在日時と共に、キーワード記憶部120に記憶されたキーワード情報テーブル121に登録する。
[ステップS14]キーワード抽出送信部160は、ブラウザ130が、所定の電子商取引サイトを提供するサーバ装置(例えば、サーバ装置200b)からHTTPレスポンスを受信したか判断する。監視対象の電子商取引サイトのアドレスは、アドレス記憶部110に記憶されている。該当するHTTPレスポンスが検出された場合、処理をステップS15に進める。検出されていない場合、処理をステップS16に進める。
[ステップS15]キーワード抽出送信部160は、ステップS14で検出されたHTTPレスポンスから商品に関するキーワードを抽出する。キーワードは、例えば、HTMLデータのヘッダ部から抽出することが考えられる。そして、抽出したキーワードを、種別「ショッピングサイト」および現在日時と共に、キーワード記憶部120に記憶されたキーワード情報テーブル121に登録する。
[ステップS16]キーワード抽出送信部160は、ブラウザ130が、所定のアドレスを指定したHTTPリクエストを送信したか判断する。本実施の形態では、サーバ装置200が提供する電子商取引サイトのアドレスが、監視対象のアドレスとして、アドレス記憶部110に記憶されている。該当するHTTPリクエストが検出された場合、処理をステップS17に進める。検出されていない場合、処理をステップS20に進める。
[ステップS17]キーワード抽出送信部160は、キーワード情報テーブル121に登録されているキーワードを、種別に基づいて優先付ける。種別の優先度は、予めユーザに指定させてもよいし、各種別のアプリケーションソフトウェアの実行頻度から判定してもよい。例えば、実行頻度の高い種別ほど高優先度に設定する。実行頻度は、キーワード情報テーブル121に登録されたデータから判定することもできるし、クライアント装置100のプロセスを別途監視して判定することもできる。
[ステップS18]キーワード抽出送信部160は、同一種別内のキーワードを、更に日時に基づいて優先付ける。例えば、日時の新しいキーワードほど高優先度に設定する。なお、登録から所定期間(例えば、1週間)以上経過したキーワードを、送信候補から除外してもよい。また、そのような所定期間以上経過したキーワードを、キーワード情報テーブル121から消去してもよい。
また、ステップS17とステップS18の処理を逆順にし、日時を優先して、キーワードの優先付けを行ってもよい。例えば、登録からの経過期間を複数の範囲(例えば、1日未満、1日以上3日未満、3日以上など)に区分して優先付けし、同一区分に属するキーワードを更に種別で優先付けることもできる。
[ステップS19]キーワード抽出送信部160は、ステップS17,S18で優先付けたキーワードの一部または全部を、ステップS16で検出されたHTTPリクエストに付加する。例えば、優先度の高い方から所定数(例えば、5つ)のキーワードを選択して付加する。その際、各キーワードの優先度の情報も併せて付加することができる。
[ステップS20]キーワード抽出送信部160は、ブラウザ130の動作が終了したか(ウェブブラウザのプロセスが終了したか)判断する。動作が終了した場合、ブラウザ130の監視を終える。動作が終了していない場合、処理をステップS11に進める。
このようにして、クライアント装置100は、検索サイトや電子商取引サイトの利用時の送受信データからキーワードを抽出する。これにより、ユーザの興味を特徴付けるキーワードを収集できる。また、クライアント装置100は、サーバ装置200へのアクセス時に、蓄積されたキーワードの一部または全部を自動的に送信する。これにより、サーバ装置200は、ユーザの興味を知ることができる。
なお、クライアント装置100は、電子商取引サイト内の任意のアドレスを指定したHTTPリクエストにキーワードを付加してもよいし、電子商取引サイト内の特定のアドレス(例えば、ルートアドレス)を指定したHTTPリクエストにのみキーワード付加してもよい。また、同一の電子商取引サイトに複数回連続してアクセスする場合、すなわち、その電子商取引サイト内のアドレスを指定したHTTPリクエストを複数回連続して送信する場合、最初のHTTPリクエストにのみキーワードを付加してもよい。
上記ステップS11〜S15の抽出処理とステップS16〜S19の送信処理とは、別個のプロセスが並列に実行するようにしてもよい。また、キーワードの抽出処理は、上記のキーワード抽出送信部160による処理と並行して、キーワード抽出部170によっても実行され得る。ただし、上記ステップS16〜S19の送信処理の実行中、または、送信対象の電子商取引サイトへのアクセス中は、キーワードの抽出処理を停止してもよい。
図11は、キーワードの抽出例を示す図である。図11は、(1)検索サイト利用時の抽出例、(2)電子商取引サイト利用時の抽出例、(3)テレビジョン放送番組視聴時の抽出例および(4)音楽データ再生時の抽出例を示している。なお、図11に示した方法以外の方法でキーワードを抽出することも可能である。
(1)検索サイト利用時
ユーザが検索ワード「AAA」を入力して送信ボタンを押下した場合、キーワード抽出送信部160は、検索ワード「AAA」を取得する。これにより、種別「検索サイト」、キーワード「AAA」が、キーワード情報テーブル121に登録される。
(2)電子商取引サイト利用時
ユーザが商品紹介のウェブページを閲覧した場合、キーワード抽出送信部160は、ウェブページのタイトル「BBB1」とHTMLデータのメタタグ内のキーワード「BBB2」とを取得する。また、商品画像に与えられた説明「BBB3」を取得する。これにより、種別「ショッピングサイト」、キーワード「BBB1,BBB2,BBB3」が、キーワード情報テーブル121に登録される。
(3)テレビジョン放送番組視聴時
ユーザがテレビジョン放送番組を視聴した場合、キーワード抽出部170は、番組タイトル「CCC1」と出演者名「CCC2」とを取得する。これにより、種別「TV番組」、キーワード「CCC1,CCC2」が、キーワード情報テーブル121に登録される。
(4)音楽データ再生時
ユーザがHDD103に格納された音楽データを再生させた場合、キーワード抽出部170は、音楽のタイトル「DDD1」とアーティスト名「DDD2」とを取得する。これにより、種別「音楽」、キーワード「DDD1,DDD2」が、キーワード情報テーブル121に登録される。
なお、キーワード抽出送信部160およびキーワード抽出部170は、文や句などからキーワードを抽出することもできる。例えば、文章に対して形態素解析や構文解析を行って、キーワードを抽出することもできる。また、ユーザの興味を特徴付けるものでない一般的用語をNGワードとして設定しておき、NGワードを抽出しないようにしてもよい。
図12は、サーバ装置の制御を示すフローチャートである。この処理は、サーバ装置200において、クライアント装置100からのHTTPリクエストを受けて実行される。以下、図12に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS21]要求受付部230は、クライアント装置100が送信したHTTPリクエストを、ネットワーク21経由で受信する。
[ステップS22]要求受付部230は、ステップS21で受信したHTTPリクエストに、所定のアドレス(例えば、電子商取引サイトのルートアドレス)が含まれるか判断する。この判断は、例えば、パス名に基づいて判断することができる。所定のアドレスが含まれている場合、処理をステップS23に進める。含まれていない場合、処理をステップS26に進める。
[ステップS23]要求受付部230は、ステップS21で受信したHTTPリクエストからキーワードを抽出する。そして、抽出したキーワードを検索部240に渡す。
[ステップS24]検索部240は、要求受付部230から取得したキーワードと商品情報記憶部210に記憶された商品情報テーブル211の関連ワードとを照合して、取得したキーワードに適合する商品を選択する。選択する商品は所定数以下に絞ってもよい。
商品の選択方法には、様々な方法が考えられる。例えば、キーワードに完全一致または部分一致する関連ワードを有する商品を選択する方法が考えられる。複数のキーワードを取得した場合、全てのキーワードに対応する関連ワードを有することを条件としてもよいし、少なくとも1つに対応する関連ワードを有することを条件としてもよい。また、対応する関連ワードの存在する割合が所定の閾値を超えることを条件としてもよい。キーワードに優先度が付与されている場合、優先度に応じて重み付けしてもよい。
[ステップS25]検索部240は、ステップS24で選択した商品のデータを、商品情報記憶部210から取得する。また、HTTPリクエストに含まれるアドレスに対応するHTMLテンプレートを、テンプレート記憶部220から取得する。そして、商品データであるテキストデータをHTMLテンプレートに埋め込んでHTMLデータを生成し、要求受付部230に出力する。その後、処理をステップS27に進める。
[ステップS26]要求受付部230および検索部240は、HTTPリクエストに含まれるアドレスに応じた通常の処理を行う。例えば、検索部240は、商品分類に対応するアドレスの場合、商品分類リストを示すHTMLデータを生成して要求受付部230に出力する。一方、個々の商品に対応するアドレスの場合、商品の詳細を示すHTMLデータを生成して要求受付部230に出力する。
[ステップS27]要求受付部230は、検索部240から取得したデータにHTTPヘッダを付加してHTTPレスポンスを生成し、クライアント装置100に送信する。
このようにして、サーバ装置200は、クライアント装置100からキーワードを含むHTTPリクエストを受信すると、キーワードに適合する商品を検索する。そして、HTTPリクエストで明示に要求されたデータに加えて、キーワードに適合する商品のデータも、クライアント装置100に送信する。これにより、サーバ装置200は、ユーザの興味が高いと考えられる商品を提示できる。
図13は、表示画面例を示す図である。表示画面131は、ブラウザ130がサーバ装置200にアクセスした後にディスプレイ11に表示される画面の例である。電子商取引サイトのルートアドレス「http://www.shoppingsite.com/top.cgi」を指定してアクセスすると、図13に示すように、商品分類の領域とおすすめ商品の領域とを含むウェブページが表示される。
商品分類の領域には、「Desktop PC」や「Notebook PC」のような商品分類項目が表示される。各商品分類項目には、ハイパーリンクが付与されている。ユーザは、商品分類リストからハイパーリンクを辿ることで、所望の商品を探すことができる。一方、おすすめ商品の領域には、クライアント装置100からサーバ装置200に自動的に送信されたキーワードに対応する商品のデータが表示される。ユーザは、おすすめ商品が自己の興味の高い商品であった場合、所望の商品を探す操作を省略して、その商品を購入する手続きに進むことができる。
本実施の形態に係る電子商取引システムによれば、クライアント装置100において、情報処理の実行状況に応じたキーワード、すなわち、ユーザの興味を特徴付けるキーワードを収集できる。そして、電子商取引サイトを利用する際、収集したキーワードを自動的に送信できる。その結果、ユーザの興味が高いと考えられる商品の提示をいち早く受けることができる。特に、電子商取引サイトのトップページにアクセスした際など、ユーザが商品を探す操作を行う前の段階で、そのような商品の提示を受けることが可能となる。
従って、ユーザは快適に電子商取引サイトを利用することができる。また、電子商取引サイトの運営者側にも、ユーザの購買意欲を促進させることができるという利点がある。特に、本実施の形態の方法では、その電子商取引サイトの利用実績の少ないユーザに対しても、適切な商品を提示することが可能となる。そこで、電子商取引サイトの運営者が、上記処理を実現するプログラムをユーザに配布して利用してもらうことも考えられる。例えば、そのようなプログラムを、サーバ装置200がクライアント装置100に送信するようにしてもよい。
前述の通り、クライアント装置100およびサーバ装置200の処理機能は、汎用的なコンピュータによって実現できる。その場合、その処理機能の内容を記述したプログラムが提供される。処理機能の内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。記録媒体としては、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク(MO)、半導体メモリを使用できる。磁気ディスクとしては、HDD、FD、磁気テープ(MT:Magnetic Tape)が考えられる。光ディスクとしては、CD、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)、DVD、DVD−R/RWが考えられる。
プログラムを流通させる場合、例えば、そのプログラムが記録された可搬型記録媒体が提供される。または、プログラムを他のコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワーク経由で、プログラムを実行するコンピュータに転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムまたは他のコンピュータから受信したプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、記憶装置からプログラムを読み取り実行する。ただし、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り実行することもできる。また、他のコンピュータからプログラムを受信する毎に、逐次、プログラムを実行することもできる。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
1 情報処理装置
1a 記憶部
1b 通信部
1c 制御部
2,3 サーバ装置
4 ネットワーク
5,6 メッセージ
5a キーワード

Claims (7)

  1. ユーザの操作を受けて実行された情報処理に応じたキーワードを記憶する記憶部と、
    ネットワーク経由で、宛先のサーバ装置を指定したメッセージを送信し、前記メッセージに応じたデータを前記サーバ装置から受信する通信部と、
    前記通信部が送信する前記メッセージのうち、所定のサーバ装置宛てのメッセージに、前記記憶部に記憶された前記キーワードの少なくとも1つを付加する制御部と、
    を有し、
    前記情報処理は、データ通信、コンテンツ再生、ソフトウェアプログラムの実行の少なくとも1つを含み、
    前記記憶部は、前記キーワードに対応付けて、操作目的の異なる情報処理を区別するための前記情報処理の種類を示す情報を記憶し、
    前記制御部は、前記情報処理の種類に基づいて、前記メッセージに付加するキーワードを選択する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理には、前記所定のサーバ装置と異なる他のサーバ装置との通信が含まれ、
    前記制御部は、前記他のサーバ装置宛てのメッセージまたは前記他のサーバ装置から受信したデータから、前記キーワードを抽出して前記記憶部に格納する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理には、音楽データまたは映像データの再生が含まれ、
    前記制御部は、再生された前記音楽データまたは前記映像データの属性情報から、前記キーワードを抽出して前記記憶部に格納する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記通信部は、前記所定のサーバ装置が管理するデータのうち、前記メッセージに付加された前記キーワードに応じて選択されるデータを、前記所定のサーバ装置から受信する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記通信部は、所定のアドレスを含むメッセージを送信すると、前記所定のサーバ装置が管理するデータに対する検索の操作に用いられる画面データを更に受信し、
    前記制御部は、前記所定のアドレスを含むメッセージに対する応答を受けて、前記検索の操作のための第1の領域と前記キーワードに応じて選択されたデータを示す第2の領域とを含む画面を表示する
    ことを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. ネットワークに接続された情報処理装置の通信制御方法であって、
    ユーザの操作を受けて実行された情報処理を検出し、前記情報処理に応じたキーワードを抽出して前記情報処理装置の記憶部に記憶し、前記キーワードに対応付けて、操作目的の異なる情報処理を区別するための前記情報処理の種類を示す情報を前記記憶部に記憶し、前記情報処理は、データ通信、コンテンツ再生、ソフトウェアプログラムの実行の少なくとも1つを含み、
    前記ネットワーク経由で送信するメッセージのうち、所定のサーバ装置宛てのメッセージに、前記記憶部に記憶された前記キーワードの中から前記情報処理の種類に基づいて、前記メッセージに付加するキーワードを少なくとも1つ選択し、選択したキーワードを付加し、
    前記メッセージに付加した前記キーワードに応じたデータを、前記ネットワーク経由で前記所定のサーバ装置から受信する
    ことを特徴とする通信制御方法。
  7. ネットワークに接続されたコンピュータに、
    ユーザの操作を受けて実行された情報処理を検出し、前記情報処理に応じたキーワードを抽出して前記コンピュータの記憶部に記憶し、前記キーワードに対応付けて、操作目的の異なる情報処理を区別するための前記情報処理の種類を示す情報を前記記憶部に記憶し、前記情報処理は、データ通信、コンテンツ再生、ソフトウェアプログラムの実行の少なくとも1つを含み、
    前記ネットワーク経由で送信するメッセージのうち、所定のサーバ装置宛てのメッセージに、前記記憶部に記憶された前記キーワードの中から前記情報処理の種類に基づいて、前記メッセージに付加するキーワードを少なくとも1つ選択し、選択したキーワードを付加し、
    前記メッセージに付加した前記キーワードに応じたデータを、前記ネットワーク経由で前記所定のサーバ装置から受信する
    処理を実行させる
    ことを特徴とする通信制御プログラム。

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