JP5520675B2 - 通報装置 - Google Patents
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Description
この種の通報装置は、利用者の自発的な操作に基づくために非常事態を誤って通報することが少ない反面、強盗などの非常事態が発生したときに当該強盗により非常ボタンの操作が規制されたり、利用者の気が動転して非常ボタンの操作を失念してしまうことがあり、通報の確実性に欠けるという問題があった。
この特許文献1には、予め非常事態が発生したときに発音が予測される語句と当該語句の危険度合いに応じた音圧レベルとを対応付けて記憶しておき、店舗などにおいてマイクに入力される音声中の語句と音圧とを監視して、語句と音圧の組み合わせから非常事態が発生したか否かを判定する通報装置が開示されている。
これに対し、特許文献1の通報装置は、監視対象の音声を常時集音して不審者の存在や非常事態の発生を判定する構成であるために、不審者が現れる可能性が低い繁忙時間帯などであっても継続的に監視を行うこととなる。
これにより、営業所内の人が少なくなって不審者が現れる可能性の高い非営業中の場合に限って不審者検出処理を実行するので、この不審者検出処理により正当な者を不審者と誤判定することを低減できる。
これにより、営業所が営業状態でない場合に生じる営業区域が無人状態であるという状況を監視モードの設定によって検出でき、精度よく営業状態でないことを判定できる。
本実施形態では、金融機関や商店などの営業所を監視対象とし、この監視対象を分割する監視区域としての店舗エリアと事務所エリアとが併設されている区域を監視する場合を例示するが、本発明の範囲はこれに限定されるものではない。
図1は、外部との出入口を有する店舗エリア2a及び事務所エリア2bからなる監視対象2と、監視対象2に設置される監視カメラ3と、熱線センサや開閉センサなどの警備センサ7と、この監視カメラ3及び警備センサ7が接続される通報装置4との関係を模式的に平面図上に示している。
次に、図2を用いて通報装置4の構成について説明する。図2は、通報装置4の構成を示すブロック図である。
通報装置4は、監視カメラ3、警備センサ7、及び監視センタ5と通信可能に監視対象2内(本実施形態では事務所エリア2b)に設置されている。
通信部42は、通信回線網6を介してセンタ装置51と接続されて監視センタ5との間で通信を行う。通信部42は、制御部45にて監視対象2内に不審者が存在すると判定されると、自己のアドレス情報を含む不審者検出信号および監視カメラ3が撮像する画像データを監視センタ5に送信する。また、通信部42は、制御部45にて警備セットモードに設定されているエリア(店舗エリア2a、事務所エリア2b)に侵入者が存在すると判定されると自己のアドレス情報を含む侵入検出信号を監視センタ5に送信する。
操作部43は、警備モードの設定操作など設定情報が入力可能なスイッチである。
また、モード情報は、エリア(店舗エリア2a、事務所エリア2b)ごとに現在設定されている警備モード(警備セットモード又は警備解除モード)を記憶している。警備モードは利用者による操作部43への操作入力に基づき制御部45にて設定される。
さらに、区域情報は、監視対象2を構成する店舗エリア2aと事務所エリア2bそれぞれに対応する監視カメラ3及び画像データに設定される各種領域の情報や、各エリアに設置された警備センサ7の情報が予め設定された情報である。
また、営業状態情報は、監視対象2の営業区画となる店舗エリア2aが営業状態か否かを示す情報である。本実施形態において営業状態とは、監視対象の利用者となる店員以外の、外部からの来訪者となる客が店舗エリア2a内に入場できる状態を云い、営業状態でない(非営業状態)とは、外部からの来訪者となる客が店舗エリア2a内に入場できない状態を云う。営業状態情報は、制御部45にて設定され記憶部44に記憶される。
これにより、店舗エリア2aに外部から客などが自由に出入りできる場合に不審者検出処理を実行することが禁止され、大勢の往来による雑踏により正当な人物が不審者であると誤判定してしまうことを抑制し、また、非営業状態となり監視対象2内の人が少なくなった不審者の出現可能性が高い期間にのみ検出処理を行うことで検出精度を向上させている。この不審者検出処理は、店舗エリア2aと事務所エリア2bの双方が警備セットモードに設定されたとき、すなわち監視対象2が無人となったと判定できる場合には実行を禁止してよい。
例えば、人物の存在位置に基づき不審者であるかを判定してよく、この場合は画像データ中に重要監視領域を設定し、当該重要監視領域に存在する人物を不審者と判定する。また、人物の移動軌跡に基づき不審者であるかを判定してよく、この場合例えば、ラベリングされた変動領域のトラッキング処理により検出される人物(移動物体)の移動軌跡が画像データ中に設定された出入口領域からレジや金庫など重要監視領域に直線的となる場合に当該人物を不審者と判定してよい。また、人物の滞留時間に基づき不審者であるかを判定してよく、この場合は画像データ中に設定された重要監視領域に所定時間に渡り存在する人物を不審者と判定する。この他、既に知られる種々の方法により不審パターンに合致する人物を抽出可能である。
また、通信制御部455は、侵入検出部452により監視対象2内の警備セットモードに設定されているエリアに侵入者が存在すると判定されると、監視センタ5に侵入検出信号を送信する。
以上のように構成された通報システム1について、図面を参照してその動作を説明する。ここでは、主として通報装置4に関する動作について説明する。図3は通報装置4にて繰り返し実行される監視プログラムの動作を示すフローチャートであり、図4は通報装置4にて実行される営業状態検出プログラムの動作を示すフローチャートである。
最初に、通報装置4の制御部45は、営業状態検出部453に営業状態検出処理を実行させる(ステップST1)。本実施形態における営業状態検出処理の詳細な動作は後述する。営業状態検出処理の結果、監視対象2が営業状態でないと判定された場合(ステップST2−No)、記憶部44のモード情報を参照し、全てのエリア(店舗エリア2a及び事務所エリア2b)が警備セットモードであるか否かを判定する(ステップST3)。全てのエリアが警備セットモードでない場合、すなわち、何れかのエリアが警備解除モードに設定されていれば(ステップST3−No)、不審者検出部454に不審者検出処理を実行させる(ステップST4)。
不審者検出処理を所定のエリアを除外して実行する場合には以下のようにすればよい。まず、記憶部44の区域情報に、不審者検出処理を実行するエリアを不審者監視区域の情報として記憶しておく。そして、図3のステップST4において不審者検出処理を実行する際に、記憶している不審者監視区域について不審者検出処理を実行するようにすればよい。
なお、不審者検出処理を所定のエリアを除外して実行するか、全てのエリアについて実行するかは、エリアの重要度(重要物が置いてあるか、監視対象2の外部から入場されやすい場所か、など)を考慮して、適宜監視対象2の監視の重要性やポリシーによって任意に選択できる事項である。
まず、営業状態検出部453は、記憶部44の区域情報を参照し、特定の監視区域としての店舗エリア2aの警備モードはどのモードになっているかを判定する(ステップST21)。そして、店舗エリア2aが警備解除モードとなっていると、監視対象2は営業状態と判定し(ステップST22)、処理を終了する。他方、店舗エリア2aが警備セットモードとなっていると、監視対象2は営業状態でないと判定し(ステップST23)、処理を終了する。営業状態検出部453によるこれらの判定結果は記憶部44の営業状態情報に記憶される。
更に、前述の監視プログラムにおいて説明したように、営業状態であると判定された場合には不審者検出処理の実行を禁止し、営業状態でないと判定された場合には不審者検出処理を実行する。
これにより、監視対象2が営業中である間における不審者検出処理による誤検出を防止できる。
また、例えば、店舗エリア2aでの営業を終了しているが、事務所エリア2bには従業員がまだ残って作業をしているような状態を営業状態でないと検出できるので、強盗などの不審者が現れる可能性が高い時間帯に不審者検出処理を実行できる。
この場合、監視情報取得部41はマイクにて集音された音声データを取得する音声取得部としても機能し、不審者検出部454は不審者検出処理として、音声データを音声認識処理して音声データに含まれる文字列に基づき監視対象に不審者が存在しているか否かを判定する。具体的には、不審者検出部454は、音声データから音声特徴量を抽出しパターンマッチングにより音声を切り出して符号の文字列に置き換え、この文字列が予め記憶部に記憶した非常事態が発生したときに発音が予測される危険語句(例えば「助けて」「金を出せ」など)と一致した場合に不審者が存在していると判定する。この場合、危険語句と判定音圧とを対応付けておき、監視対象2の音声データに危険語句が含まれ更にこの語句の音圧が判定音圧以上であるときに不審者の存在を判定することが好適である。
2 監視対象
2a 店舗エリア
2b 事務所エリア
3 監視カメラ
4 通報装置
41 監視情報取得部
42 通信部
43 操作部
44 記憶部
45 制御部
451モード設定部
452侵入検出部
453営業状態検出部
454不審者検出部
455通信制御部
5 監視センタ
51 センタ装置
52 ディスプレイ
6 通信回線網
7 警備センサ
Claims (2)
- 営業所を監視対象として少なくとも該監視対象が有人であるときに不審者の存在を検出し遠隔に通報する通報装置であって、
前記監視対象を区分する複数の監視区域の情報、並びに、当該複数の監視区域のうち営業区域となる監視区域の情報及び非営業区域となる監視区域の情報を記憶する記憶部と、
無人状態において設定する監視モード又は有人状態において設定する非監視モードを利用者が設定操作する操作部と、
前記操作部にて設定操作された前記監視モード又は非監視モードを前記複数の監視区域ごとに設定するモード設定部と、
前記監視モードが設定されている監視区域における侵入者を検出する侵入者検出部と、
前記複数の監視区域のうち前記営業区域となる監視区域が、前記非監視モードに設定されると前記監視対象が営業状態であることを検出し、前記監視モードに設定されると前記監視対象が営業状態でないことを検出する営業状態検出部と、
有人状態の前記監視対象に存在する不審者を検出する不審者検出処理を実行する不審者検出部と、
前記不審者が検出された場合及び前記侵入者が検出された場合に通報する通報部と、
前記不審者検出部は、前記営業状態検出部にて前記営業状態であることが検出されると前記不審者検出処理の実行を禁止し、前記営業状態検出部にて前記営業状態でないことが検出されると前記非営業区域となる監視区域において前記不審者検出処理を実行することを特徴とした通報装置。
- 前記監視区域内の移動物体の監視情報を取得する監視情報取得部と、
前記不審者検出部は、前記不審者検出処理として、前記監視情報から移動物体を抽出し該抽出した移動物体の外観又は行動が予め設定した不審パターンに合致すると不審者と判定する請求項1に記載の通報装置。
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